JP2016132280A - アシストグリップの加飾構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】アシストグリップのキャップの装着領域を、より高い自由度で加飾できるようにすること。
【解決手段】アシストグリップ10の加飾構造Pであって、アシストグリップ10が取り付けられるベゼル20と、アシストグリップ10の上記ベゼル20に取り付けられる各取付け部を外側から覆う各キャップ13と、を有する。各キャップ13は、ベゼル20に対して外観が接触した状態に設けられる接触部(加飾部14A)を有する。各キャップ13とベゼル20とは、それぞれ、加飾部14A,24Aの設定により、互いに色調の異なる複数種類の表面意匠を備え、互いの接触部(加飾部14A,24A)において部分的に互いの特定の表面意匠(加飾部14A,24A)同士が互いに一体感のある色調を成す形に合わされる構成とされている。
【選択図】図6

Description

本発明は、アシストグリップの加飾構造に関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックの背裏部にアシストグリップが取り付けられたものが知られている(特許文献1)。上記アシストグリップは、その両端部が、シートバックの背裏部にボルト締結されて取り付けられた状態とされている。上記アシストグリップの両端部には、上述したボルト締結箇所を見栄え良く被覆するためのキャップが取り付けられている。上記キャップは、その表面に加飾が施されて、見栄え良く形成された構成となっている。
特開2009−46001号公報
しかし、上記従来技術では、加飾をキャップにのみ施す構成であるため、意匠を狭隘にしか表現することができない。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、アシストグリップのキャップの装着領域を、より高い自由度で加飾できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のアシストグリップの加飾構造は次の手段をとる。
第1の発明は、アシストグリップの加飾構造であって、アシストグリップが取り付けられるベースと、アシストグリップの上記ベースに取り付けられる取付け部を外側から覆うキャップと、を有する。キャップは、ベースに対して外観が接触した状態に設けられる接触部を有する。ベースとキャップとは、それぞれ、互いに色調の異なる複数種類の表面意匠を備え、接触部において部分的に互いの特定の表面意匠同士が互いに一体感のある色調を成す形に合わされる構成とされている。
この第1の発明によれば、ベースとこれに一部が接触した状態となって組み付けられるキャップとの接触領域に跨って、互いに一体感のある色調を成す特定の表面意匠を形成することで、アシストグリップのキャップの装着領域に、キャップの形状内に制限されない自由度の高い加飾を施すことができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。キャップとベースとは、互いによってアシストグリップの取付け部から立ち上がる立上り部を取り付け方向の表裏両側から環状に挟み込む形で覆う環状覆い部を形成する構成とされている。上述した特定の表面意匠が、上記環状覆い部におけるアシストグリップの立上り部が露出する縁側部位に環状に形成されている。
この第2の発明によれば、特定の表面意匠によって、キャップとベースとがアシストグリップの立上り部を環状に覆い始める縁側部位に、差込口を形作るような見栄えの良い環状の縁取りを形成することができる。
第3の発明は、上述した第2の発明において、次の構成とされているものである。キャップとベースとに形成される特定の表面意匠が、それぞれ、キャップに別体として組み付けられるキャップ側加飾部品とベースに別体として組み付けられるベース側加飾部品とによって構成されている。ベース側加飾部品は、アシストグリップの立上り部におけるベースに対向する側の面部にあてがわれるようになっている。キャップ側加飾部品は、ベース側加飾部品を両外側から挟み込むように内部に受け入れる形でベースに接触した状態に組み付けられる構成とされている。
この第3の発明によれば、キャップとベースとに形成される特定の表面意匠がそれぞれこれらとは別体の部品によって形成されることにより、それぞれを簡単かつ自由度の高い形に形成することができる。なおかつ、キャップ側加飾部品がベースに接触する位置まで連続的に延びて、アシストグリップの立上り部によって外観的に隠されやすい領域にベース側加飾部品との合わせの境界ラインが形成される構成となるため、これらの組み付け位置の誤差が外部に露出しにくくなる。したがって、別部品であっても見栄えのよい表面意匠を形成することができる。
実施例1のアシストグリップの加飾構造の概略構成を表した斜視図である。 図1の要部を分解して表した斜視図である。 図2をシート前方側から見た斜視図である。 各加飾部品がキャップとベゼルとに装着された状態を表した拡大斜視図である。 アシストグリップをシートバックの背裏部に取り付けた状態を表した斜視図である。 キャップ装着後の加飾構造を拡大して表した斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のアシストグリップ10の加飾構造Pについて、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のアシストグリップ10の加飾構造P(以下、「加飾構造P」とする。)は、図1に示すように、自動車のシート1のシートバック2の背面部に設けられたアシストグリップ10に適用されている。ここで、上記シート1は、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭凭れとなるヘッドレスト4と、を備えた構成となっている。上記アシストグリップ10は、上記シートバック2の背面部の上部領域に後ろ側から取り付けられて設けられている。
具体的には、上記アシストグリップ10は、その握りとなるグリップ本体11が、シート幅方向の中央から左右両側に向かって前側に湾曲した弓状の形に形成されている。そして、上記アシストグリップ10は、そのグリップ本体11の左右両側の各端部(取付け部12)が、それぞれ、シートバック2の背面部にボルト締結されて一体的に取り付けられた状態とされている。そして、上記グリップ本体11の取り付けられた各取付け部12には、それぞれ、これらを外部に対して見栄え良く覆うキャップ13が装着されている。
上述したアシストグリップ10は、詳しくは、シートバック2の背面部に対して、樹脂製のベゼル20を間に介して取り付けられた状態とされている。上述したベゼル20は、縦断面が弓状に湾曲した横長状の板材により形成されている。詳しくは、上記ベゼル20は、上述したアシストグリップ10のグリップ本体11と同じように、全体が左右両側に向かって前側に湾曲した弓状の形に形成されている。上記ベゼル20は、その左右両側の各端部領域上に、上述したグリップ本体11の左右両側の各取付け部12が後ろ側からあてがわれた状態となって、グリップ本体11の各取付け部12と共にシートバック2の背面部に一体的に取り付けられた状態とされている。
上記の組み付けにより、アシストグリップ10は、そのシートバック2の背面部に取り付けられた左右両側の各取付け部12の周囲が、横長状の1つのベゼル20によって、アシストグリップ10の設置領域全体が一つの領域として包まれるように、見栄え良く囲われた形に設けられた状態とされている。そして、上述したアシストグリップ10の各取付け部12を覆う各側のキャップ13とベゼル20との間には、これらの間に跨って、互いに一体感のある色調を成す環状の表面意匠を形成する加飾構造Pが設けられている。
上記の加飾構造Pは、具体的には、図4及び図6に示すように、各側のキャップ13の縁に沿って形成された、クロムメッキされた略U字形状の加飾部14Aと、ベゼル20上に形成されて上記各加飾部14Aと合わされることで一続きの環状の表面意匠を形作る、クロムメッキされた略I字形状の加飾部24Aと、によって構成されている。これらの加飾構造Pによって、各側のキャップ13とベゼル20との間には、これらの間から延びるアシストグリップ10のシート幅方向の中央に向かって斜めに立ち上がる各立上り部11Aの途中箇所を、それぞれ、周囲を環状に囲うように見栄え良く装飾する表面意匠が形成されている。ここで、上述した各キャップ13に形成された各加飾部14Aが、本発明の「特定の表面意匠」及び「接触部」に相当する。
以下、上述した加飾構造Pの具体的な構成について、アシストグリップ10やベゼル20の具体的な構成と併せて詳しく説明していく。先ず、アシストグリップ10の構成について説明する。図2〜図3に示すように、アシストグリップ10は、握りとなるグリップ本体11と、グリップ本体11の両端部に設けられた金属製の取付け部12と、各取付け部12に後ろ側から装着される樹脂製のキャップ13と、各キャップ13に一体的に結合されて設けられた樹脂製の加飾部品14と、を有する。ここで、各加飾部品14が本発明の「キャップ側加飾部品」に相当する。
上述したグリップ本体11は、図示しない芯材に合成皮革製の表皮材が巻かれた構成となっており、シート幅方向の中央から左右両側に向かって腕が前側に湾曲した弓状の形に形成されている。各取付け部12は、上述したグリップ本体11の図示しない芯材を構成する金属板が、グリップ本体11の左右両側の端部からシート幅方向の外側に張り出して前側に面を張り出させるようにクランク状に折り曲げられた形となって形成されている。上記各取付け部12は、それらの板厚方向が前後方向を向く形に形成されており、各板部の中央部分には、丸孔形状に貫通した締結孔12Aが形成された構成となっている。これら締結孔12Aには、各取付け部12を後述するベゼル20を間に介在させてシートバック2の背面部にボルト締結するための締結ボルト12Bが、それぞれ、後ろ側から差し込まれるようになっている。
また、各取付け部12のシート幅方向の外側に張り出した先の端部には、前側に向かって略直角な形に折り曲げられた差込み片12Cが形成されている。これら差込み片12Cは、それぞれ、各取付け部12を後述するベゼル20の各グリップ取付部21に後ろ側からあてがえた状態に組み付ける際に、各グリップ取付部21に形成されたガイド孔21B内に後ろ側から差し込まれて、各取付け部12のベゼル20に対する組み付け位置を位置決めする部位として機能するものとなっている。
各キャップ13は、それぞれ、ポリプロピレン樹脂により形成されている。各キャップ13は、上述したベゼル20に対して後ろ側からあてがわれた状態に組み付けられるグリップ本体11の各取付け部12を、それぞれ、ベゼル20に対する後ろ側からの嵌め込みによって、ベゼル20との間に挟み込んだ状態に覆い被せる、シート幅方向の内側と前側とに開口したシェル型の形に形成されている。詳しくは、上述した各キャップ13は、それらの外観形状が、上述したベゼル20に組み付けられたグリップ本体11の各取付け部12を、グリップ本体11の弓状に湾曲した形状に沿った湾曲形状で後ろ側から覆い隠すシェル型形状に形成されている。
具体的には、上記各キャップ13は、上述したグリップ本体11の各取付け部12を後ろ側と上側と下側とシート幅方向の外側とから覆う縦断面略U字状のシェル型形状に形成されている。詳しくは、上記各キャップ13は、上述したグリップ本体11の各取付け部12からシート幅方向の中央に向かって斜めに立ち上がる各立上り部11Aの途中箇所から、各取付け部12のシート幅方向の外側までの領域を、グリップ本体11の湾曲形状に沿った湾曲形状で覆うように、それらの縦断面略U字状の膨らみ形状が、シート幅方向の内側から外側に向かって湾曲状に小さくなっていく形に形成されている。上述した各キャップ13は、上述したベゼル20に組み付けられることにより、それらの前側の縁部全てがベゼル20の後ろ側の面部上に接触した状態に組み付けられるようになっている。
上述した各キャップ13の前方側に面を向けるU字の内周面部上には、それぞれ、それらのシート幅方向の内端寄りの箇所に、前方側に向かって円筒状に突出するビス締め突起13Aと、ビス締め突起13Aの上下2箇所の領域上から前方側に突出する位置決め突起13Bと、が形成されている。前者のビス締め突起13Aは、後述する各加飾部品14を各キャップ13の内周面部上に一体的に結合した状態に取り付けるために、各加飾部品14に貫通して空けられた丸孔状のビス締め孔14B内に差し込まれた後、前側からのビス締めにより各加飾部品14に押し付けられるようにかしめられる部位として機能するようになっている。
後者の各位置決め突起13Bは、それぞれ、上述したビス締め突起13Aがビス締め孔14B内に差し込まれる際に、併せて、各加飾部品14に形成された位置決め孔14C内に差し込まれて、各加飾部品14の各キャップ13に対する組み付け位置の位置決めや回り止めをする部位として機能するようになっている。また、上記各キャップ13の内周面部上には、更に、それらのシート幅方向の内側縁部寄りの上縁部箇所と下縁部箇所、それにシート幅方向の外側の縁部箇所に、それぞれ、ベゼル20の各キャップ取付部22に貫通して空けられた係止孔22A内に差し込まれて弾性的に係止された状態に嵌合する係止爪13Cが突出して形成されている。
各加飾部品14は、ポリプロピレン樹脂により形成されている。各加飾部品14は、それらの表面全体にクロムメッキ処理が施されており、上述した各キャップ13やベゼル20とは異なる表面意匠に仕上げられた構成となっている。上述した各加飾部品14は、上述した各キャップ13の内周面部にあてがわれて一体的に結合されることにより、それらのシート幅方向の内側の縁部箇所に形成された、外周側にフランジ状に張り出す形の各加飾部14Aが、各キャップ13の外周面と面一状の外周面を成す縦断面略U字状の形に張り出した状態に組み付けられる構成となっている(図4参照)。
具体的には、上述した各加飾部品14は、それらの本体部が、上述した各キャップ13の内周面部に合致した状態に組み付けられる湾曲した板形状に形成されており、それらの板部分に、丸孔状に貫通する1つのビス締め孔14Bと2つの位置決め孔14Cとが形成されている。前者のビス締め孔14Bは、前述した各キャップ13の内周面部に前方側に突出して形成されたビス締め突起13Aを通す孔として機能するものであり、後者の位置決め孔14Cは、同じく各キャップ13の内周面部に前方側に突出して形成された各位置決め突起13Bを通す孔として機能するものとなっている。
上述した各加飾部品14は、上述した各ビス締め孔14Bと位置決め孔14Cとに各キャップ13の内周面部に突出する各ビス締め突起13Aと位置決め突起13Bとを通した後、各ビス締め突起13Aに前側からビス締めをして各ビス締め突起13Aを各加飾部品14の前側の面部に押し付けるようにかしめることにより、各キャップ13の内周面部に押し付けられて一体的に組み付けられた状態とされている。上記の組み付けにより、各加飾部品14は、それらの加飾部14Aが、各キャップ13のシート幅方向の内側の縁部に各キャップ13の外周面部と面一状の外周面を成す形に張り出した状態に組み付けられた状態となる。これにより、各キャップ13のシート幅方向の内側の縁部には、上述したクロムメッキされた加飾部14Aの表面意匠が、各キャップ13の縁部に沿った縁取りを形成する形に付設された状態となる。
上記各加飾部品14は、上記のように各キャップ13に組み付けられていることにより、図1及び図5に示すように、グリップ本体11がベゼル20に組み付けられた後、各キャップ13がベゼル20の各キャップ取付部22に装着されることで、グリップ本体11の各取付け部12からシート幅方向の中央に向かって斜めに立ち上がる各立上り部11Aの途中箇所に後ろ側からあてがわれて、各立上り部11Aの上側と下側と後ろ側の湾曲した外周面の形に隙間なく密着した状態に組み付けられるようになっている。
次に、ベゼル20の構成について説明する。図1に示すように、ベゼル20は、ポリプロピレン樹脂によりアシストグリップ10よりも高さ幅や横幅の広い横長な板形状に形成されている。上記ベゼル20は、図2〜図3に示すように、その左右両側の各端部領域上に、上述したグリップ本体11の各取付け部12が取り付けられるグリップ取付部21と、各キャップ13が取り付けられるキャップ取付部22と、上述した各キャップ13に取り付けられた各加飾部品14の加飾部14Aと互いに一体感のある色調を成す形に合わされる加飾部品24と、各加飾部品24が取り付けられる加飾品取付部23と、を有する構成となっている。ここで、各加飾部品24が本発明の「ベース側加飾部品」に相当する。各加飾部品24は、ベゼル20に組み付けられることによって、ベゼル20と一体を成す部品として構成されるようになっている。
上述した各グリップ取付部21は、それぞれ、ベゼル20のシート高さ方向の中央部に丸孔状に貫通して形成された通し孔21Aと、通し孔21Aのシート外側の位置に貫通して形成されたガイド孔21Bと、から構成されている。上述した各通し孔21A内には、それぞれ、金属製円筒状のブッシュ21A1が圧入されて設けられている。上述した各グリップ取付部21は、上述した各ガイド孔21B内にグリップ本体11の各取付け部12の差込み片12Cを差し込むことにより、それらの通し孔21A(ブッシュ21A1の円筒孔)に各取付け部12の締結孔12Aが位置合わせされた状態にセットされるようになっている。
上記ベゼル20は、次のように、各グリップ取付部21がグリップ本体11の各取付け部12と共にシートバック2の背面部に取り付けられている。先ず、ベゼル20をシートバック2の背面部にあてがえた状態にセットする。具体的には、上記ベゼル20は、その下側の縁部が、シートバック2の背面部に取り付けられる図示しないバックボードの上縁部に取り付けられている。そのため、上記ベゼル20は、上記不図示のバックボードがシートバック2の骨格を成す逆U字状に組まれたバックフレーム2Aに後ろ側から取り付けられることにより、バックフレーム2Aの両肩口に接合された各ブラケット2Bに溶着されている各固定ナット2Cの螺子孔に後ろ側から位置合わせされた状態にセットされるようになっている。
次に、上記バックフレーム2Aの背面部にセットされたベゼル20の各グリップ取付部21にグリップ本体11の各取付け部12を組み付けた状態にセットする。具体的には、グリップ本体11の各取付け部12の差込み片12Cを、ベゼル20の各グリップ取付部21のガイド孔21B内に差し込むことで、各取付け部12の締結孔12Aが各グリップ取付部21の通し孔21Aの後ろ側に位置合わせされた状態となるようにセットする。次に、グリップ本体11の各取付け部12の締結孔12A内に締結ボルト12Bをそれぞれ後ろ側から差し込んで、各締結ボルト12Bをベゼル20の各グリップ取付部21の通し孔21A内に通して、それらの先にあるバックフレーム2Aの各固定ナット2Cに螺合させて締結する。これにより、上記ベゼル20がグリップ本体11と一体的となってバックフレーム2Aの背面部に一体的に取り付けられた状態となる。
各キャップ取付部22は、ベゼル20の上縁部箇所と下縁部箇所、それにシート幅方向の外側の縁部箇所にそれぞれスリット状に貫通して空けられた係止孔22Aによって形成されている。上述した各キャップ取付部22は、上述した各係止孔22A内に上述した各キャップ13に形成された対応する各係止爪13Cを差し込むことにより、各係止爪13Cが、各係止孔22Aの内周面形状によって差込み方向とは垂直な方向に弾性的に押し撓まされた後に、各係止孔22Aの奥側の面に弾性的に復元して引掛けられるようになっている。これにより、各キャップ13が、ベゼル20の各キャップ取付部22に対して、シート高さ方向にも幅方向にもガタ付かない状態に組み付けられた状態となる。
各加飾品取付部23は、ベゼル20のシート高さ方向の中央部に丸孔状に貫通して空けられたビス締め孔23Aと、ビス締め孔23Aの上側の箇所と下側の箇所とに丸孔状に貫通して空けられた位置決め孔23Bと、から構成されている。前者のビス締め孔23Aは、後述する各加飾部品24の前側の面部に突出して形成されたビス締め突起24Bを通す孔として機能するものであり、後者の位置決め孔23Bは、同じく各加飾部品24の前側の面部に突出して形成された各位置決め突起24Cを通す孔として機能するものとなっている。
各加飾部品24は、上述した各キャップ13に装着される各加飾部品14と同様に、ポリプロピレン樹脂により形成されており、それらの表面全体にクロムメッキ処理が施された構成となっている。これにより、各加飾部品24は、上述した各加飾部品14と同様に、各キャップ13やベゼル20とは異なる表面意匠に仕上げられた構成となっている。上述した各加飾部品24は、図4及び図6に示すように、上述したベゼル20の各加飾品取付部23に後ろ側からあてがわれて一体的に結合されることにより、各キャップ13がベゼル20に組み付けられた際に、各キャップ13に装着された各加飾部品24と環状に繋がるクロムメッキの表面意匠を形作る状態に設けられるようになっている(図5参照)。
具体的には、各加飾部品24は、図4に示すように、ベゼル20の後ろ側の凹状に湾曲した面部と合致する形に湾曲した縦長な棒状の形に形成されている。上記各加飾部品24は、それらがベゼル20に取り付けられた状態では、ベゼル20から後ろ側に張り出す加飾部24Aが、ベゼル20の湾曲形状に沿って後ろ側に湾曲する形に突出した状態に設けられるようになっている。ここで、各加飾部24Aが本発明の「特定の表面意匠」に相当する。
各加飾部24Aは、図4及び図6に示すように、それらの上下側の各縁部が、上述した各キャップ13をベゼル20に装着した際に、各キャップ13に装着された各加飾部品14の加飾部14Aの縦断面略U字状の開口の内周面部と略面当接した状態に合わされる形に湾曲した形状とされている。詳しくは、各加飾部24Aの上下側の各縁部は、上記装着された各キャップ13の加飾部14AのU字の開口の端部形状と内外に合わされることで、各加飾部14AのU字の各端部と一体感のある連続した内周面の湾曲形状を形成できるように、それらの後ろ側の面部が急激的に立ち上がる湾曲形状とされて、それらの立ち上がった先の端部が各加飾部14AのU字の内周面と緩やかな曲率で繋がれる形状とされている。
上述した各加飾部品24は、それらのベゼル20に取り付けられる前側の面部上に、高さ方向の中央部から前側に向かって円筒状に突出するビス締め突起24Bと、ビス締め突起24Bの上下2箇所の領域上から前側に突出する位置決め突起24Cと、が形成されている。前者のビス締め突起24Bは、上述したベゼル20の各加飾品取付部23に貫通して空けられたビス締め孔23A内に差し込まれた後、前側からビス24D(図2〜図3参照)で締められることにより、ベゼル20に一体的に固定されるようになっている。後者の位置決め突起24Cは、それぞれ、上述したビス締め突起24Bがビス締め孔23A内に差し込まれる際に、併せて、上述したベゼル20の各加飾品取付部23に貫通して空けられた位置決め孔23B内に差し込まれて、各加飾部品24のベゼル20に対する組み付け位置の位置決めや回り止めをする部位として機能するようになっている。
上述した各加飾部品24は、それらの前側の面部に突出する各ビス締め突起24Bと位置決め突起24Cとを上述したベゼル20の各ビス締め孔23Aと位置決め突起24Cとに通した後、各ビス締め突起24Bに前側からビス24Dで締結することにより、ベゼル20の後ろ側の湾曲した面部上に面当接した状態に一体的に組み付けられた状態とされている。上記各加飾部品24は、上記のように設けられていることにより、グリップ本体11の各取付け部12がベゼル20の各グリップ取付部21に組み付けられることにより、グリップ本体11の各取付け部12からシート幅方向の中央に向かって斜めに立ち上がる各立上り部11Aの途中箇所に前側からあてがわれて、各立上り部11Aの前側と上側と下側の湾曲した外周面の形に隙間なく密着した状態にセットされるようになっている。
そして、各加飾部品24は、図4〜図5に示すように、上記グリップ本体11の組み付けの後、各キャップ13がベゼル20の各キャップ取付部22に装着されることにより、それらの加飾部24Aが、各キャップ13の加飾部14Aの略U字の開口内に嵌め込まれる形にセットされて、各キャップ13の加飾部14Aと互いに環状に繋がった一体感のあるクロムメッキの表面意匠を形作った状態とされるようになっている(図6参照)。これにより、各加飾部品24の加飾部24Aは、各キャップ13の加飾部14Aと共に、上述したグリップ本体11の各立上り部11Aの各キャップ13内に入り込んでいく差込口となる箇所を、それぞれ、クロムメッキの表面意匠で縁取りするように環状に取り巻いた見栄えの良い表面意匠を形成するようになっている。
上記各加飾部14A,24Aは、グリップ本体11の各立上り部11Aの合成皮革で巻かれた表面部に対して、僅かに干渉気味に当てられた状態に組み付けられるようになっており、各立上り部11Aの表面部を僅かに環状に押し凹ませた形に装着されるようになっている。
以上をまとめると、本実施例の加飾構造Pは、次のような構成となっている。すなわち、加飾構造Pは、アシストグリップ10が取り付けられるベゼル20(ベース)と、アシストグリップ10の上記ベゼル20に取り付けられる各取付け部12を外側から覆う各キャップ13と、を有する。各キャップ13は、ベゼル20に対して外観が接触した状態に設けられる接触部(加飾部14A)を有する。各キャップ13とベゼル20とは、それぞれ、加飾部14A,24Aの設定により、互いに色調の異なる複数種類の表面意匠を備え、互いの接触部(加飾部14A,24A)において部分的に互いの特定の表面意匠(加飾部14A,24A)同士が互いに一体感のある色調を成す形に合わされる構成とされている。
上記のように、ベゼル20とこれに一部が接触した状態となって組み付けられる各キャップ13との接触領域に跨って、互いに一体感のある色調を成す特定の表面意匠(加飾部14A,24A)を形成することで、アシストグリップ10の各キャップ13が装着される領域に、各キャップ13の形状内に制限されない自由度の高い加飾を施すことができる。
また、各キャップ13とベゼル20とは、互いによってアシストグリップ10の各取付け部12から立ち上がる立上り部11Aを取り付け方向の表裏両側から環状に挟み込む形で覆う環状覆い部Rを形成する構成とされている。上述した各加飾部14A,24A(特定の表面意匠)が、上記環状覆い部Rにおけるアシストグリップ10の立上り部11Aが露出する縁側部位に互いによって環状を成す形に形成されている。
このような構成となっていることにより、各加飾部14A,24A(特定の表面意匠)によって、各キャップ13とベゼル20とがアシストグリップ10の立上り部11Aを環状に覆い始める縁側部位に、差込口を形作るような見栄えの良い環状の縁取りを形成することができる。
また、各キャップ13とベゼル20とに形成される各加飾部14A,24A(特定の表面意匠)が、それぞれ、各キャップ13に別体として組み付けられる各加飾部品14(キャップ側加飾部品)とベゼル20に別体として組み付けられる各加飾部品24(ベース側加飾部品)とによって構成されている。ベゼル20側に組み付けられる各加飾部品24は、アシストグリップ10の立上り部11Aにおけるベゼル20に対向する側の面部にあてがわれるようになっている。各キャップ13側に組み付けられる各加飾部品14は、ベゼル20側に組み付けられる各加飾部品24を高さ方向の両外側から挟み込むように内部に受け入れる形でベゼル20に接触した状態に組み付けられる構成とされている。
このように、各キャップ13とベゼル20とに形成される各加飾部14A,24A(特定の表面意匠)が、それぞれ、これらとは別体の部品によって形成されることにより、それぞれを簡単かつ自由度の高い形に形成することができる。なおかつ、各キャップ13側に形成される加飾部品14が、ベゼル20に接触する位置まで連続的に延びて、アシストグリップ10の各立上り部11Aによって外観的に隠されやすい領域にベゼル20側の各加飾部品24との合わせの境界ラインが形成される構成となるため、これらの組み付け位置の誤差が外部に露出しにくくなる。したがって、別部品であっても見栄えのよい表面意匠を形成することができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「アシストグリップの加飾構造」は、鉄道等の自動車以外の車両に搭載されるシートに適用されていても良く、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートに適用されるものであってもよい。また、本発明の「アシストグリップの加飾構造」は、自動車のルーフサイドパネル等、シート以外の箇所に取り付けられるアシストグリップに適用されるものであってもよい。
また、上記実施例では、ベースとキャップとに形成される互いに一体感のある色調を成す特定の表面意匠として、互いに合わされることで環状に繋がって形成されるクロムメッキされた加飾部を例示したが、上記特定の表面意匠は、上記形態以外のものから構成されていてもよい。具体的には、めっきや塗料を用いて皮膜を付与する処理の他、シボ加工や切削加工などにより表面意匠を付与する処理などによって形成されるものが挙げられる。
また、上記実施例では、加飾部がキャップやベースとは別体の部品によって構成されたものを例示したが、キャップやベースに対して直接、加飾部が形成されていてもよい。また、加飾部に施される表面意匠は、互いに環状を成す形に合わされるもの以外にも、互いに一体感のある色調を成す形に合わされるものであればよく、特定の表面意匠に限定されるものではない。
また、アシストグリップの取付け部を外側から覆うキャップは、複数のピースが環状に組み合わされるなどして取付け部を覆う、複数のピースから成る構成であってもよい。また、上記キャップは、その少なくとも一部がベースに対して外観が接触した状態に設けられる構成となっていればよい。
1 シート
2 シートバック
2A バックフレーム
2B ブラケット
2C 固定ナット
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
10 アシストグリップ
11 グリップ本体
11A 立上り部
12 取付け部
12A 締結孔
12B 締結ボルト
12C 差込み片
13 キャップ
13A ビス締め突起
13B 位置決め突起
13C 係止爪
14 加飾部品(キャップ側加飾部品)
14A 加飾部(特定の表面意匠、接触部)
14B ビス締め孔
14C 位置決め孔
20 ベゼル(ベース)
21 グリップ取付部
21A 通し孔
21A1 ブッシュ
21B ガイド孔
22 キャップ取付部
22A 係止孔
23 加飾品取付部
23A ビス締め孔
23B 位置決め孔
24 加飾部品(ベース側加飾部品)
24A 加飾部(特定の表面意匠)
24B ビス締め突起
24C 位置決め突起
24D ビス
P 加飾構造
R 環状覆い部

Claims (3)

  1. アシストグリップの加飾構造であって、
    前記アシストグリップが取り付けられるベースと、
    前記アシストグリップの前記ベースに取り付けられる取付け部を外側から覆うキャップと、を有し、
    前記キャップは、前記ベースに対して外観が接触した状態に設けられる接触部を有し、
    前記ベースと前記キャップとは、それぞれ、互いに色調の異なる複数種類の表面意匠を備え、前記接触部において部分的に互いの特定の表面意匠同士が互いに一体感のある色調を成す形に合わされる構成とされているアシストグリップの加飾構造。
  2. 請求項1に記載のアシストグリップの加飾構造であって、
    前記キャップと前記ベースとは、互いによって前記アシストグリップの前記取付け部から立ち上がる立上り部を取り付け方向の表裏両側から環状に挟み込む形で覆う環状覆い部を形成する構成とされ、
    前記特定の表面意匠が、前記環状覆い部における前記アシストグリップの前記立上り部が露出する縁側部位に環状に形成されているアシストグリップの加飾構造。
  3. 請求項2に記載のアシストグリップの加飾構造であって、
    前記キャップと前記ベースとに形成される前記特定の表面意匠が、それぞれ、前記キャップに別体として組み付けられるキャップ側加飾部品と前記ベースに別体として組み付けられるベース側加飾部品とによって構成されており、
    前記ベース側加飾部品が、前記アシストグリップの前記立上り部における前記ベースに対向する側の面部にあてがわれ、前記キャップ側加飾部品が、前記ベース側加飾部品を両外側から挟み込むように内部に受け入れる形で前記ベースに接触した状態に組み付けられる構成とされているアシストグリップの加飾構造。
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