JP2016128306A - 車体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車体構造20は、アウタR/F24と、ピラーインナ26と、インナR/F28と、発泡材32とを有している。アウタR/F24は、縦壁部24Bと縦壁部24Bから張り出されたフランジ24Dとで稜線Aが形成されている。ピラーインナ26は、フランジ24Dに結合されている。インナR/F28は、縦壁部24Bに結合された突出部28Eと、突出部28Eから稜線A側へ延びアウタR/F24及びピラーインナ26に対して間隔をあけて配置された延出部28Gと、を備えている。発泡材32は、縦壁部24B、ピラーインナ26、及び延出部28Gの三部材に跨って設けられている。
【選択図】図2
Description
図1に示すように、センタピラー14は、車両上下方向下端部がロッカ19に溶接で結合され、ロッカ19の車両前後方向中央部から車両上下方向上側へ向かって延在されている。センタピラー14の上端部には、ルーフサイドレール18の車両前後方向中央部が溶接で結合されている。
図2に示すように、サイメンアウタ22は、車両前後方向に沿った板状の基部22Aを有している。基部22Aの車両前後方向両端部には、車両幅方向に沿って延在された一対の縦壁部22B、22Cが形成されている。即ち、サイメンアウタ22は、車両上下方向に見た断面形状が車両幅方向内側に開口したハット状に形成されている。また、縦壁部22B、22Cの車両幅方向内側端部には、車両前後方向前側、後側に張り出されたフランジ22D、22Eが形成されている。なお、サイメンアウタ22を車両上下方向に見て、縦壁部22Bとフランジ22Dとの境界部分を稜線Cと称し、縦壁部22Cとフランジ22Eとの境界部分を稜線Dと称する。
図2に示すように、アウタR/F24は、車両前後方向に沿った板状の基部24Aを有している。基部24Aの車両前後方向両端部には、車両幅方向に沿って延在された一対の縦壁部24B、24Cが形成されている。即ち、アウタR/F24は、車両上下方向に見た断面形状が車両幅方向内側に開口したハット状に形成されている。縦壁部24B及び縦壁部24Cは、本体部の一例である。また、アウタR/F24の基部24A及び縦壁部24B、24Cは、サイメンアウタ22の基部22A及び縦壁部22B、22Cの内側で、且つ後述する閉断面空間31内に配置されている。
図2に示すように、ピラーインナ26は、車両上下方向に見て、車両幅方向を厚さ方向とする板状に形成されており、センタピラー14の車両幅方向内側を構成している。ピラーインナ26の車両前後方向の前端から後端までの長さは、アウタR/F24のフランジ24Dの前端からフランジ24Eの後端までの長さとほぼ同じ長さとされている。そして、ピラーインナ26は、車両幅方向内側からフランジ24D及びフランジ24Eに重ねられている。フランジ22D、24D、及びピラーインナ26の前端部を重ねてスポット溶接し、フランジ22E、24E、及びピラーインナ26の後端部を重ねてスポット溶接することで、サイメンアウタ22とピラーインナ26との間に閉断面空間31が形成されている。
図2に示すように、インナR/F28は、車両上下方向に見て、アウタR/F24の基部24A及び縦壁部24B、24Cの内側で、且つ閉断面空間31内に配置されている。インナR/F28の板厚は、一例として、アウタR/F24の板厚よりも厚くなっている。また、インナR/F28は、車両前後方向に沿った板状の基部28Aを有している。基部28Aの車両前後方向中央部には、基部24Aに向けて車両幅方向外側に突出した突出部28Bが形成されている。突出部28Bは、基部24Aにスポット溶接により結合されている。
図2に示す発泡材32は、熱硬化性の材料で構成され、一例として、発泡ウレタンフォームを含んで構成されている。また、発泡材32は、略直方体状に形成され車両上下方向に延在されている。具体的には、発泡材32は、車両上下方向に見て、車両前後方向の前側の前側面32Aと、後側の後側面32Bと、車両幅方向の内側の内側面32Cと、外側の外側面32Dとを有している。
次に、第1実施形態の車体構造20の作用並びに効果について説明する。
図2に示す発泡材32と発泡材34は、センタピラー14の車両前後方向中央を中心として、車両前後方向で対称配置されている。このため、車体構造20の組み付けについて、発泡材32側について説明し、発泡材34側の説明を省略する。
図1に示す車両10の走行時において、車体12及び車体構造20には振動入力や慣性力が作用する。
次に、第2実施形態に係る車体構造50について説明する。
図5に示すように、サイメンアウタ52は、車両上下方向に見て、ほぼ車両前後方向に沿った板状の基部52Aを有している。基部52Aの車両前後方向前端部には、車両幅方向に沿って延在された縦壁部52Bが形成されている。縦壁部52Bは、本体部の一例である。基部52Aの後端部には、車両前後方向の前側に向けて車両幅方向の内側へ傾斜した傾斜壁52Cが形成されている。
図5に示すように、アウタパネル54は、車両前後方向に沿った板状の基部54Aを有している。基部54Aの車両前後方向両端部には、車両幅方向に沿って延在された一対の縦壁部54B、54Cが形成されている。即ち、アウタパネル54は、車両上下方向に見た断面形状が車両幅方向内側に開口したハット状に形成されている。また、アウタパネル54は、サイメンアウタ52の基部52A、縦壁部52B、及び傾斜壁52Cの内側で、且つ後述する閉断面空間55内に配置されている。
図5に示すように、インナパネル56は、リヤピラー16の車両幅方向内側を構成している。また、インナパネル56は、車両前後方向に沿って延在された壁部56Aと、壁部56Aの後端部から車両幅方向の内側へ延在された縦壁部56Bと、縦壁部56Bの車両幅方向内側端部から車両前後方向の後側に張り出されたフランジ56Cとを有している。
図5に示す発泡材58は、熱硬化性の材料で構成され、一例として、発泡ウレタンフォームを含んで構成されている。また、発泡材58は、車両上下方向に延在されている。具体的には、発泡材58は、車両上下方向に見て、車両前後方向の前側の前側面58Aと、後側の後側面58Bと、車両幅方向の内側の内側面58Cと、外側の外側面58Dとを有している。前側面58Aは、縦壁部52Bのクランク状の部位と接触するように、一部が前側へ突出している。
次に、第2実施形態の車体構造50の作用並びに効果について説明する。
図5に示すように、アウタパネル54のフランジ54Eとインナパネル56がスポット溶接される。このとき、フランジ54Dとインナパネル56は、車両幅方向に間隔をあけて配置される。そして、発泡材58の溝58Eにフランジ54Dが挿入される。続いて、サイメンアウタ52に対してインナパネル56が車両幅方向内側から重ねられる。そして、フランジ52Dとインナパネル56の前端部、及びフランジ52Fとフランジ56Cが、重ね合わされた状態でスポット溶接され、閉断面空間55が形成される。
図1に示す車両10の走行時において、車体12及び車体構造50には振動入力や慣性力が作用する。
20 車体構造
24 アウタR/F(第1部材の一例)
24B 縦壁部(本体部の一例)
24C 縦壁部(本体部の一例)
24D フランジ(フランジ部の一例)
24E フランジ(フランジ部の一例)
26 ピラーインナ(第2部材の一例)
28 インナR/F(第3部材の一例)
28E 突出部(結合部の一例)
28F 突出部(結合部の一例)
28G 延出部
28H 延出部
32 発泡材
32E 溝
34 発泡材
34E 溝
50 車体構造
52 サイメンアウタ(第1部材の一例)
52B 縦壁部(本体部の一例)
52D フランジ(フランジ部の一例)
54 アウタパネル(第3部材の一例)
54D フランジ(延出部の一例)
54E フランジ(結合部の一例)
56 インナパネル(第2部材の一例)
58 発泡材
58E 溝
A 稜線
B 稜線
E 稜線
Claims (3)
- 本体部と該本体部から張り出されたフランジ部とで稜線が形成された第1部材と、
前記フランジ部に結合された第2部材と、
前記本体部又は前記第2部材に結合された結合部と、該結合部から前記稜線側へ延び前記第1部材及び前記第2部材に対して間隔をあけて配置された延出部と、を備えた第3部材と、
前記本体部、前記第2部材、及び前記延出部の三部材に跨って設けられた発泡材と、
を有する車体構造。 - 前記発泡材には、前記延出部が挿入された溝が形成されている請求項1に記載の車体構造。
- 前記第1部材には、前記フランジ部が前記本体部の一方側と他方側とに形成され、
前記第3部材には、前記延出部が前記一方側と前記他方側とに形成され、
前記発泡材は、前記一方側と前記他方側とに設けられている請求項1又は請求項2に記載の車体構造。
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