JP6714630B2 - 車体下部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体下部構造に関する。
従来の車体下部構造としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の車体下部構造は、車両前後方向に延びるサイドシルと、このサイドシルの車幅方向内側を車幅方向に配置するように連結されたフロアクロスメンバとを備えている。サイドシルは、サイドシルインナとサイドシルアウタレインとにより構成されており、車両前後方向に延びる閉断面を形成している。フロアクロスメンバが取り付けられた位置のサイドシルにおける閉断面空間には、バルクヘッドが配置されている。バルクヘッドは、前方隔壁と、この前方隔壁から車両後方に所定間隔を隔てて配置される後方隔壁と、前方隔壁と後方隔壁との車幅方向外側を車両前後方向に連結する連結面とを有している。前方隔壁及び後方隔壁には、サイドシルインナの内面に取り付けられるフランジがそれぞれ設けられている。
特開2015−113059号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、車両の側面への衝突時には、車両外側からサイドシルに荷重が入力される。車両外側からの入力荷重は、サイドシルアウタレインからバルクヘッドの連結面、前方隔壁と後方隔壁、フランジ及びサイドシルインナを介してフロアクロスメンバへ伝達される。この場合には、車両外側からの入力荷重を前方隔壁及び後方隔壁の面で受けることになる。このような構造では、バルクヘッドの座屈荷重が小さいため、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバへ十分に伝達することが困難である。車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバへ十分に伝達するために、例えばバルクヘッドの板厚を大きくすると、車体の重量増加につながる。その結果、コストアップ及び車両の燃費低下が問題となる。
本発明の目的は、車体の重量を増加させることなく、車両外側からの入力荷重をクロスメンバへ十分に伝達することができる車体下部構造を提供することである。
本発明の一態様に係る車体下部構造は、車体前後方向に延在するサイドシルと、サイドシルの車幅方向内側に配置され、車幅方向に延在するクロスメンバとを備え、サイドシルは、サイドシルアウタと、サイドシルアウタの車幅方向内側に配置され、サイドシルアウタと協働して閉断面空間を形成するサイドシルインナとを有し、閉断面空間には、クロスメンバに対応した形状を有するバルクがサイドシルインナを挟んでクロスメンバと対向するように配置されており、バルクは、前壁部と、前壁部の後方に配置された後壁部と、前壁部と後壁部とを繋ぐように設けられ、前壁部及び後壁部とそれぞれ協働して車幅方向に延在する2つの稜線を形成する接続壁部とを有することを特徴とする。
このような車体下部構造においては、車両の側面への衝突時に発生する車両外側からの入力荷重は、サイドシルアウタからバルクの各稜線及びサイドシルインナを介してクロスメンバへと伝達される。このように車両外側からの入力荷重は、前壁部及び後壁部と接続壁部との接続部である稜線で受けることになる。このため、バルクの座屈荷重が大きくなる。これにより、車体の重量を増加させることなく、車両外側からの入力荷重をクロスメンバへ十分に伝達することができる。
接続壁部は、前壁部の上端と後壁部の上端とを繋ぐように設けられた上壁部であってもよい。車両の側面への衝突時には、サイドシルが車体の斜め上方に押されるため、バルクの上部に荷重が入力されやすい。そこで、前壁部の上端と後壁部の上端とを繋ぐ上壁部をバルクに設けることにより、車両外側からの入力荷重が前壁部及び後壁部と上壁部との接続部である稜線を介してクロスメンバへ伝達される。従って、車両外側からの入力荷重をクロスメンバへ効率的に伝達することができる。
前壁部及び後壁部には、車幅方向外側の下端部から車幅方向内側の上端部まで斜めに延在するビードがそれぞれ設けられていてもよい。サイドシルが車体の斜め上方に押されると、バルクも車体の斜め上方に押されるため、バルクへの荷重の入力方向がビードの延在方向に近くなる。従って、ビードによってバルクの崩壊が抑制され、サイドシルの断面崩れが抑制される。これにより、車両外側からの入力荷重をクロスメンバへより十分に伝達することができる。
バルクは、前壁部及び後壁部がクロスメンバと交差するような形状を有していてもよい。このような構成では、前壁部及び後壁部の位置がクロスメンバに対して車体前後方向または車体上下方向に多少ずれていても、バルクからクロスメンバへ荷重が確実に伝達される。
本発明によれば、車体の重量を増加させることなく、車両外側からの入力荷重をクロスメンバへ十分に伝達することができる。
本発明の一実施形態に係る車体下部構造を備えた車体の側部を示す概略断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1及び図2に示されたバルクの側面図である。 図1及び図2に示されたバルクの斜視図である。 車両の側面への衝突時にサイドシルが変形する様子を示す概略断面図である。 比較例として、従来のバルクの一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車体下部構造を備えた車体の側部を示す概略断面図である。図2は、図1のII−II線断面図である。図1及び図2において、車体1は、車両に搭載されている。なお、図中の矢印FRは、車体1の前後方向(以下、車体前後方向)における前側を示し、図中の矢印UPRは、車体1の上下方向(以下、車体上下方向)における上側を示し、図中の矢印OUTは、車体1の幅方向(以下、車幅方向)における外側を示している。
車体1は、車体上下方向に延在するセンターピラー2と、このセンターピラー2の下端部に固定され、車体前後方向に延在するサイドシル3と、センターピラー2の上端部に固定され、車体前後方向に延在するルーフサイドレール4と、サイドシル3の車幅方向内側に配置され、車幅方向に延在するフロアクロスメンバ5とを備えている。
センターピラー2は、ピラーアウタパネル6と、このピラーアウタパネル6の車幅方向内側に配置されたピラーインナパネル7とを有している。ピラーアウタパネル6及びピラーインナパネル7は、鋼板で形成されている。なお、図2では、ピラーアウタパネル6は省略されている。
サイドシル3は、サイドシルアウタ8と、このサイドシルアウタ8の車幅方向内側に配置されたサイドシルインナ9とを有している。サイドシルアウタ8及びサイドシルインナ9は、鋼板で形成されている。
サイドシルアウタ8及びサイドシルインナ9は、断面略U字状を有している。サイドシルアウタ8の上端部及び下端部には、張出部8aがそれぞれ設けられている。サイドシルインナ9の上端部及び下端部には、張出部9aがそれぞれ設けられている。張出部8a,9a同士は、溶接により接合されている。これにより、サイドシルアウタ8及びサイドシルインナ9は、協働して閉断面空間Sを形成している。
フロアクロスメンバ5は、例えばセンターピラー2に対応する位置に配置されている。フロアクロスメンバ5は、フロアパネル(図示せず)を補強する。フロアクロスメンバ5は、鋼板で形成されている。フロアクロスメンバ5は、図3に示されるように、断面略U字状を有している。
フロアクロスメンバ5は、前壁部10と、後壁部11と、上壁部12と、張出部13,14とを有している。後壁部11は、前壁部10の後方に配置されている。上壁部12は、前壁部10の上端と後壁部11の上端とを繋ぐように設けられている。張出部13は、前壁部10の下端と繋がっている。張出部14は、後壁部11の下端と繋がっている。張出部13,14は、フロアパネル(図示せず)に固定されている。
前壁部10及び後壁部11と上壁部12との接続部は、車幅方向に延在する稜線15となっている。つまり、上壁部12は、前壁部10及び後壁部11と協働して2つの稜線15を形成している。
サイドシル3の閉断面空間Sには、バルク16がサイドシルインナ9を挟んでフロアクロスメンバ5と対向するように配置されている。バルク16は、図3に示されるように、断面略U字状を有している。つまり、バルク16は、フロアクロスメンバ5に対応した形状を有している。バルク16は、薄鋼板で形成されている。
バルク16は、図3及び図4に示されるように、前壁部17と、後壁部18と、上壁部19と、張出部20,21とを有している。後壁部18は、前壁部17の後方に配置されている。上壁部19は、前壁部17の上端と後壁部18の上端とを繋ぐように設けられた接続壁部である。張出部20は、前壁部17の下端及び外側端と繋がっている。張出部21は、後壁部18の下端及び外側端と繋がっている。張出部20には、固定部分20a,20bが設けられている。張出部21には、固定部分21a,21bが設けられている。固定部分20a,20b,21a,21bは、サイドシルアウタ8に溶接により接合されている。
前壁部17及び後壁部18と上壁部19との接続部は、車幅方向に延在する稜線22となっている。つまり、上壁部19は、前壁部17及び後壁部18と協働して2つの稜線22を形成している。
前壁部17及び後壁部18の外壁面には、車幅方向外側の下端部から車幅方向内側の上端部まで斜めに延在する凸状のビード23がそれぞれ設けられている。ビード23は、前壁部17及び後壁部18を補強する機能を有している。
バルク16は、図3に示されるように、前壁部17がフロアクロスメンバ5の前壁部10と交差すると共に後壁部18がフロアクロスメンバ5の後壁部11と交差するような形状を有している。
以上において、図5に示されるように、車両の側面への衝突(側突)が起こると、センターピラー2が車幅方向内側に押されて変形することで、サイドシル3が車体1の斜め上方に引っ張り上げられるように車幅方向内側に押され、車両外側からサイドシル3に荷重が入力される。なお、図5では、側突バリア24が車両に側突する様子が示されている。側突バリア24は、側突試験用の台車である。このとき、車両外側からの入力荷重は、サイドシルアウタ8からバルク16の各稜線22及びサイドシルインナ9を介してフロアクロスメンバ5へと伝達される。
図6は、比較例として、従来のバルクの一例を示す斜視図である。図6において、本比較例のバルク50は、前壁部51と、後壁部52と、側壁部53と、張出部54,55とを有している。側壁部53は、前壁部51の内側端と後壁部52の内側端とを繋ぐように設けられている。張出部54は、前壁部51の下端及び外側端と繋がっている。張出部55は、後壁部52の下端及び外側端と繋がっている。
このような比較例においては、車両の側面への衝突時に発生する車両外側からの入力荷重は、サイドシルアウタ8からバルク50の前壁部51と後壁部52、側壁部53及びサイドシルインナ9を介してフロアクロスメンバ5へと伝達される。従って、本変形例では、車両外側からの入力荷重を前壁部51及び後壁部52の面で受ける構造となっている。
ここで、フロアクロスメンバ5は、2つの稜線15を有している。このため、バルク50は、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5の各稜線15に伝達する必要がある。しかし、車両外側からの入力荷重を前壁部51及び後壁部52の面で受ける構造では、バルク50の座屈荷重が小さく、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へ十分に伝達することが困難である。車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へ十分に伝達するためには、バルク50の板厚を大きくするか、或いはフロアクロスメンバ5の各稜線15に対応した位置に配置された2つのバルク50を使用し、フロアクロスメンバ5の各稜線15に入力荷重をそれぞれ伝達する必要がある。バルク50の板厚を大きくすると、バルク50の質量が大きくなり、コストアップ及び車体の重量増加につながる。2つのバルク50を使用すると、部品点数及び溶接工数が多くなるため、コストアップ及び車体の重量増加につながる。
このような課題に対し、本実施形態では、車両の側面への衝突時に発生する車両外側からの入力荷重は、サイドシルアウタ8からバルク16の各稜線22及びサイドシルインナ9を介してフロアクロスメンバ5へと伝達される。このように車両外側からの入力荷重は、前壁部17及び後壁部18と上壁部19との接続部である稜線22で受けることになる。このため、バルク16の座屈荷重が大きくなる。これにより、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へ十分に伝達することができる。その結果、バルク16の板厚を大きくしなくて済むため、バルク16の質量を低減し、車体1の重量を低減することができる。また、使用するバルク16は1つで済むため、車体1の重量を低減することができると共に、部品点数及び溶接工数を削減することができる。以上により、コスト削減を図ることが可能となる。さらに、車体1の重量が低減されるため、車両の燃費を向上させることが可能となる。
また、車両の側面への衝突時には、図5に示されるように、サイドシル3が車体1の斜め上方に押されるため、バルク16の上部に荷重が入力されやすい。本実施形態では、前壁部17の上端と後壁部18の上端とを繋ぐ上壁部19をバルク16に設けることにより、上述したように車両外側からの入力荷重が前壁部17及び後壁部18と上壁部19との接続部である稜線22を介してフロアクロスメンバ5へ伝達される。従って、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へ効率的に伝達することができる。
また、本実施形態では、バルク16の前壁部17及び後壁部18には、車幅方向外側の下端部から車幅方向内側の上端部まで斜めに延在するビード23がそれぞれ設けられている。図5に示されるように、サイドシル3が車体1の斜め上方に押されると、バルク16も車体1の斜め上方に押されるため、バルク16への荷重の入力方向がビード23の延在方向に近くなる。従って、ビード23によってバルク16の崩壊が抑制され、サイドシル3の断面崩れが抑制される。これにより、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へより十分に伝達することができる。
また、本実施形態では、バルク16は、前壁部17及び後壁部18がフロアクロスメンバ5と交差するような形状を有している。従って、前壁部17及び後壁部18の位置がそれぞれフロアクロスメンバ5の前壁部10及び後壁部11に対して車体前後方向または車体上下方向に多少ずれていても、バルク16からフロアクロスメンバ5へ荷重が確実に伝達される。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態では、バルク16は、前壁部17の上端と後壁部18の上端とを繋ぐように設けられた上壁部19を有しているが、バルク16の構造としては、特にそのような形態には限定されない。例えばフロアクロスメンバ5が略H字状を有している場合には、バルク16についても、フロアクロスメンバ5に合わせて略H字状を有するような構造とする。この場合、バルク16は、前壁部17における上端と下端との間の部分と後壁部18における上端と下端との間の部分とを繋ぐように設けられた接続壁部を有する。
また、上記実施形態では、バルク16は、前壁部17がフロアクロスメンバ5の前壁部10と交差すると共に後壁部18がフロアクロスメンバ5の後壁部11と交差するような形状を有しているが、バルク16の形状としては、特にそのような形態には限定されない。バルク16の前壁部17及び後壁部18の形状をそれぞれフロアクロスメンバ5の前壁部10及び後壁部11と完全に対応した形状とすることで、前壁部17及び後壁部18がそれぞれ前壁部10及び後壁部11と交差しないようにしてもよい。
また、上記実施形態では、バルク16は、車両外側からの入力荷重をフロアクロスメンバ5へ伝達しているが、本発明は、特にフロアクロスメンバ5には限られず、フロントクロスメンバ及びリアクロスメンバにも適用可能である。具体的には、バルク16は、車両外側からの入力荷重をフロントクロスメンバへ伝達してもよいし、リアクロスメンバに伝達してもよい。
1…車体、3…サイドシル、5…フロアクロスメンバ(クロスメンバ)、8…サイドシルアウタ、9…サイドシルインナ、16…バルク、17…前壁部、18…後壁部、19…上壁部(接続壁部)、22…稜線、23…ビード、S…閉断面空間。

Claims (3)

  1. 車体前後方向に延在するサイドシルと、
    前記サイドシルの車幅方向内側に配置され、車幅方向に延在するクロスメンバとを備え、
    前記サイドシルは、サイドシルアウタと、前記サイドシルアウタの車幅方向内側に配置され、前記サイドシルアウタと協働して閉断面空間を形成するサイドシルインナとを有し、
    前記閉断面空間には、前記クロスメンバに対応した形状を有するバルクが前記サイドシルインナを挟んで前記クロスメンバと対向するように配置されており、
    前記バルクは、前壁部と、前記前壁部の後方に配置された後壁部と、前記前壁部と前記後壁部とを繋ぐように設けられ、前記前壁部及び前記後壁部とそれぞれ協働して車幅方向に延在する2つの稜線を形成する接続壁部とを有し、
    前記接続壁部は、前記前壁部の上端と前記後壁部の上端とを繋ぐように設けられた上壁部であり、
    前記前壁部及び前記後壁部には、車幅方向外側の下端部から車幅方向内側の上端部まで斜めに延在するビードがそれぞれ設けられており、
    前記ビードは、前記車幅方向外側の下端部から前記車幅方向内側の上端部に向かうに従って幅狭となるような形状を有していることを特徴とする車体下部構造。
  2. 前記上壁部には、前記車幅方向外側から前記車幅方向内側に向かうに従って幅狭となるような形状を有する他のビードが設けられていることを特徴とする請求項1記載の車体下部構造。
  3. 前記バルクは、前記前壁部及び前記後壁部が前記クロスメンバと交差するような形状を有していることを特徴とする請求項1または2記載の車体下部構造。
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