JP2016125473A - 排気流路用弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の少ない排気流路用弁装置を提供する。
【解決手段】排気流路用弁装置は、仕切板と、下流管と、弁体と、ケースと、付勢部材と、を備える。仕切板は、排ガスが流れる排気流路を上流側と下流側とに区画し、上流側と下流側とを連通する連通部を形成する。下流管は、連通部から流入した排ガスが案内される下流流路を形成する。弁体は、下流流路へ流れる排ガスの流量を調整する。ケースは、連通部を覆うように仕切板に固定され、下流流路と連通しかつ弁体を収容する収容空間を形成する。付勢部材は、下流流路へ流れる排ガスの流量が最小になる方向へ弁体を付勢する。具体的には、ケースには、収容空間へ排ガスを流入させる流入孔が形成される。弁体は、収容空間の内側から流入孔を閉塞又は開放する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気流路用弁装置に関する。
内燃機関の排気系において、排気流路を開閉することにより流路形態を切り替える排気流路用弁装置が知られている。例えば特許文献1には、内燃機関用マフラの内部でテールパイプに連通する連通流路(アウトレットパイプの上流端に形成された流路)を開閉する排気流路用弁装置が開示されている。具体的には、この排気流路用弁装置では、テールパイプに連通する連通流路の流入部にケース(バルブハウジング)が設けられ、ケースには排ガスの流入孔が形成されている。ケースの内部には、流入孔を閉塞又は開放する弁体が設けられ、弁体は、流入孔を閉塞する方向へ付勢部材により付勢されている。このため、上流側の排ガスの圧力が低い状態では、流入孔が弁体により閉塞された閉弁状態となり、排気音が低減される。特に、この構成では、テールパイプに連通する連通流路が閉塞されるため、低周波成分を低減する効果が高い。一方、上流側の排ガスの圧力が高くなると、弁体が排ガスの圧力で動かされ、流入孔が開放された開弁状態となり、圧力損失が低減される。
特許第4156785号公報
ところで、前述したテールパイプに連通する連通流路を開閉する排気流路用弁装置は、ケースの内部に弁体を収容する構成であるため、部品点数が多くなってしまうという問題があった。
本発明は、部品点数の少ない排気流路用弁装置を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、排気流路用弁装置であって、仕切板と、下流管と、弁体と、ケースと、付勢部材と、を備える。仕切板は、排ガスが流れる排気流路を上流側と下流側とに区画し、上流側と下流側とを連通する連通部を形成する。下流管は、連通部から流入した排ガスが案内される下流流路を形成する。弁体は、下流流路へ流れる排ガスの流量を調整する。ケースは、連通部を覆うように仕切板に固定され、下流流路と連通しかつ弁体を収容する収容空間を形成する。付勢部材は、下流流路へ流れる排ガスの流量が最小になる方向へ弁体を付勢する。具体的には、ケースには、収容空間へ排ガスを流入させる流入孔が形成される。弁体は、収容空間の内側から流入孔を閉塞又は開放する。
このような構成によれば、仕切板に形成された連通部を覆うように仕切板に固定されたケースが、下流流路と連通しかつ弁体を収容する収容空間を形成する。そして、弁体は、このように形成された収容空間の内側から流入孔を閉塞する。つまり、ケースが弁体を収容するとともに弁体により閉塞される部材(いわゆるステー)として機能するため、排気流路用弁装置を構成するための部品点数を少なくすることが可能となる。
上記構成において、ケースは、前記仕切板との間に収容空間を形成してもよい。このような構成によれば、排気流路を区画するための仕切板が、ケースとともに弁体の収容空間を形成する壁として機能するため、ケースを構成するための部品点数を少なくすることができる。
上記構成において、ケースは、連通部を上流側から覆うように仕切板に固定され、仕切板には、流入孔を開放する方向に弁体が移動するための空間を確保する凹部が形成されていてもよい。このような構成によれば、凹部が仕切板の一部として形成されているため、弁体が移動するための空間を確保するための別部品を新たに設ける必要がない。したがって、より少ない部品点数で排気流路用弁装置を構成することが可能となる。
上記構成において、ケースには、流入孔が弁体により閉塞されている状態において、収容空間へ排ガスを流入させるバイパス孔が形成されていてもよい。このような構成によれば、例えば、仕切板に別途形成された貫通孔と弁体よりも下流側の流路とを連通するバイパス流路をパイプで形成する場合と比較して、より少ない部品点数で排気流路用弁装置を構成することが可能となる。
実施形態のマフラの断面図である。 実施形態の排気流路用弁装置の斜視図である。 実施形態の排気流路用弁装置の構成要素を示す分解図である。 実施形態の排気流路用弁装置の断面図である。 比較例のマフラの断面図である。 比較例の排気流路用弁装置の構成要素を示す分解図である。 変形例の排気流路用弁装置の斜視図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.構成]
図1に示すマフラ100は、車両に搭載された内燃機関(図示せず)から排出される排ガスの排気流路の一部を構成するものであり、筒状のシェル部材11の両端開口部が前端板12と後端板13とにより閉塞された筐体14を備える。筐体14の内部は、仕切板101により上流室14a及び下流室14bに区画されている。上流室14aは、前端板12と仕切板101との間に形成され、下流室14bは、後端板13と仕切板101との間に形成される。
また、マフラ100は、内燃機関からの排ガスが導入されるインレットパイプ15を備える。インレットパイプ15は、前端板12に形成された貫通孔12a及び仕切板101に形成された貫通孔101aに挿通されている。つまり、インレットパイプ15の下流側端部は、下流室14bに開口する。ただし、上流室14aにおけるインレットパイプ15の外周面には、インレットパイプ15の内部空間と上流室14aとを連通する複数の貫通孔15aが形成されている。
また、マフラ100は、図示しないテールパイプに接続されて排ガスを排出するアウトレットパイプ16を備える。アウトレットパイプ16は、後端板13に形成された貫通孔13aに挿通され、仕切板101に形成された貫通孔101bに接続されている。つまり、アウトレットパイプ16の上流側端部は、上流室14aに開口し、アウトレットパイプ16は、上流室14aから流入した排ガスが案内される下流流路を形成する。ただし、上流室14aには、アウトレットパイプ16により形成される下流流路を開閉するための排気流路用弁装置(以下、単に「弁装置」という。)10が取り付けられている。なお、本実施形態では、仕切板101は、弁装置10の構成要素である。
図2、図3及び図4に示すように、弁装置10は、仕切板101と、ケース102と、弁体103と、弁体メッシュ104と、シャフト105と、スプリング106と、シャフトメッシュ107と、を備える。なお、図4では、弁体103を断面図ではなく側面図で示している。
仕切板101は、前述したように、筐体14の内部において、排ガスが流れる排気流路を上流側(上流室14a)と下流側(下流室14b)とに区画する。また、仕切板101には、前述したように、インレットパイプ15が貫通する貫通孔101aと、アウトレットパイプ16の上流側端部が接続される貫通孔101bと、が形成されている。貫通孔101bは、上流室14aとアウトレットパイプ16とを連通する連通部として機能する。仕切板101における貫通孔101bを形成する部分は、アウトレットパイプ16の中心軸方向に沿って下流側へ突出しており、上流側から見てくぼんだ凹部101cが形成されている。凹部101cは、上流側へ広くなるように形成されている。
ケース102は、概略円筒状の側面を有し、貫通孔101bを上流側から覆うように仕切板101に固定される。仕切板101とケース102との間には、下流流路と連通しかつ弁体103を収容する収容空間102aが形成される。ケース102の上流側端面には、収容空間102aへ排ガスを流入させる流入孔102bが形成されている。ケース102における流入孔102bを形成する部分は上流側へ突出しており、上流側へ徐々に径が小さくなる弁座部102cが形成されている。また、ケース102の側面には、互いに平行な一対の平面102fが形成され、平面102fには、シャフト105を挿入するためのシャフト孔102dが形成されている。また、ケース102には、流入孔102bが弁体103により閉塞されている状態においても、上流室14aから収容空間102aへ排ガスを流入させるバイパス孔102eが形成されている。
弁体103は、収容空間102aに収容され、収容空間102aにおいてケース102によりシャフト105を介して回転移動可能に支持され、収容空間102aの内側から流入孔102bを閉塞又は開放し、下流流路へ流れる排ガスの流量を調整する。弁体103は、流入孔102bを閉塞する凸部103aと、シャフト105を挿入するためのシャフト孔103cが形成された軸挿入部103bと、を備える。凸部103aは、弁体103の回転移動に伴い、弁体メッシュ104を介して弁座部102cの下流側の面に当接することにより、流入孔102bを閉塞する。弁体メッシュ104は、金属製(例えばステンレス製)のメッシュ部材(ワイヤメッシュ)がリング状に成形された部材である。仕切板101の凹部101cは、収容空間102aを下流側へ拡張するように機能する。つまり、凹部101cにより、流入孔102bを開放する方向に弁体103が移動するための空間が確保される。
スプリング(付勢部材)106は、シャフト105の周囲に(シャフト105が挿入された状態で)設けられ、一端がケース102に当接し、他端が弁体103に当接しており、流入孔102bを閉塞する方向へ弁体103を付勢する。
シャフトメッシュ107は、金属製(例えばステンレス製)のメッシュ部材(ワイヤメッシュ)が円筒状に成形された部材である。シャフトメッシュ107は、ケース102の内面と弁体103の外面との間に挟まれるように配置されている。
[2.作用]
次に、弁装置10の作用について説明する。内燃機関から筐体14に流入した排ガスは、図1において矢印で示すように、複数の貫通孔15aを介して上流室14aに導入され、仕切板101に取り付けられている弁装置10を介してアウトレットパイプ16に流入し、図示しないテールパイプを介して外部に排出される。
内燃機関の回転数が低い状態においては、排ガスの圧力が低い。この状態で上流室14aの排ガスの圧力が弁体103に及ぼす力は、スプリング106による荷重が閉弁時の弁体103に及ぼす力よりも小さい。したがって、アウトレットパイプ16の流入孔102bが弁体103により閉塞される。具体的には、弁体103に設けられた凸部103a及びケース102に設けられた弁座部102cが、弁体メッシュ104を介して当接し、流入孔102bが閉塞される。このため、上流室14aの排ガスは、ケース102に設けられたバイパス孔102eを介してアウトレットパイプ16へ流入し、外部へ排出される。
一方、内燃機関の回転数が上昇して排ガスの圧力が高くなると、上流室14aの排ガスの圧力が弁体103に及ぼす力は、スプリング106による荷重が閉弁時の弁体103に及ぼす力よりも大きくなる。この結果、弁体103がシャフト105を中心に回転移動して流入孔102bが開放され、上流室14aとアウトレットパイプ16とが流入孔102bを介して連通される。
[3.効果]
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)本実施形態の弁装置10では、仕切板101に形成された貫通孔101bを覆うように仕切板101に固定されたケース102が、下流流路と連通しかつ弁体103を収容する収容空間102aを形成する。そして、弁体103は、このように形成された収容空間102aの内側から流入孔102bを閉塞する。つまり、ケース102は、弁体103を収容するとともに、弁体103の弁座部102cを形成する。したがって、本実施形態によれば、弁装置10を構成するための部品点数を少なくすることが可能となる。
(1b)ケース102は、仕切板101との間に収容空間102aを形成する。このような構成によれば、排気流路を区画するための仕切板101が、ケース102とともに弁体103の収容空間を形成する壁として機能するため、ケース102を構成するための部品点数を少なくすることができる。
(1c)仕切板101には、流入孔102bを開放する方向に弁体103が移動するための空間を確保する凹部101cが形成されている。このような構成によれば、凹部101cが仕切板101の一部として形成されているため、弁体103が移動するための空間を確保するための別部品を新たに設ける必要がない。したがって、本実施形態によれば、弁体103が移動するための空間を確保するための部品を設ける構成と比較して、少ない部品点数で排気流路用弁装置10を構成することが可能となる。
(1d)ケース102には、流入孔102bが弁体103により閉塞されている状態において、収容空間へ排ガスを流入させるバイパス孔102eが形成されている。このような構成によれば、例えば、仕切板101に別途形成された貫通孔と弁体103よりも下流側の流路とを連通するバイパス流路をパイプで形成する場合と比較して、より少ない部品点数で排気流路用弁装置10を構成することが可能となる。
[4.比較例との対比]
以上のような効果について、図5に示す比較例のマフラ200と対比しつつ説明する。比較例のマフラ200は、筐体24と、複数の貫通孔25aが形成されたインレットパイプ25と、アウトレットパイプ26と、弁装置20と、バイパス用パイプ27と、を備える。筐体24、インレットパイプ25、アウトレットパイプ26及び弁装置20は、実施形態の筐体14、インレットパイプ15、アウトレットパイプ16及び弁装置10と同様の機能を有する。
弁装置20は、図6に示すように、仕切板201と、弁体203と、弁体メッシュ204と、シャフト205と、スプリング206と、シャフトメッシュ207と、バルブケース208と、前端板209と、ステー210と、を備える。仕切板201、弁体203、弁体メッシュ204、シャフト205、スプリング206及びシャフトメッシュ207は、実施形態の仕切板101、弁体103、弁体メッシュ104、シャフト105、スプリング106及びシャフトメッシュ107と同様の機能を有する。つまり、比較例の弁装置20は、ケース102の代わりにバルブケース208、前端板209及びステー210を備える点で、実施形態の弁装置10と相違する。
バルブケース208は、下流側へ狭くなる概略筒状の部材であり、貫通孔201bを上流側から覆うように仕切板201に固定される。
前端板209は、バルブケース208の上流側開口を塞ぐようにバルブケース208に固定され、バルブケース208とともに、弁体203及びステー210を収容する収容空間208aを形成する。前端板209には、収容空間208aへ排ガスを流入させる流入孔209aが形成されている。
ステー210は、前端板209に固定される。ステー210には、前端板209の流入孔209aと連通する連通孔210aが形成されている。ステー210における連通孔210aを形成する部分は上流側へ突出しており、上流側へ徐々に径が小さくなる弁座部210bが形成されている。また、ステー210には、互いに平行な一対の平面210cが形成され、平面210cには、シャフト205を挿入するためのシャフト孔210dが形成されている。つまり、比較例の弁装置20では、弁体203はステー210によりシャフト205を介して回転移動可能に支持される。そして、弁体203の凸部203aは、弁体203の回転移動に伴い、弁体メッシュ204を介して弁座部210bの下流側の面に当接することにより、連通孔210a(ひいては流入孔209a)を閉塞する。なお、比較例の弁装置20では、連通孔210aを開放する方向に弁体203を移動させるための空間が、バルブケース208により確保される。
比較例のマフラ200において筐体24の内部は、仕切板201により上流室24a及び下流室24bに区画されている。また、仕切板201には、インレットパイプ25が貫通する貫通孔201a及びアウトレットパイプ26の上流側端部が接続される貫通孔201bに加え、バイパス用パイプ27が貫通する貫通孔201cが形成されている。バイパス用パイプ27は、上流側端部が仕切板201の貫通孔201cに挿通され、上流室24aに開口する。バイパス用パイプ27の下流側端部は、アウトレットパイプ26に連通接続されている。バイパス用パイプ27は、前端板209の流入孔209aが弁体203によって閉塞された状態にて、上流室24aとアウトレットパイプ26とを連通する連通流路として機能する。
このように、比較例の弁装置20は、仕切板201と、弁体203と、弁体メッシュ204と、シャフト205と、スプリング206と、シャフトメッシュ207と、バルブケース208と、前端板209と、ステー210と、を備える。これに対し、実施形態の弁装置10では、ケース102が、前端板209及びステー210の機能を有し、仕切板101が、バルブケース208の機能を有する。したがって、実施形態の弁装置10によれば、部品点数を少なくすることが可能となる。加えて、弁装置10では、バイパス孔102eが、バイパス用パイプ27として機能する。したがって、実施形態のマフラ100によれば、バイパス用パイプ27を不要とすることで部品点数を低減することができる。
[5.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態では、ケース102が、比較例の弁装置20の前端板209及びステー210の機能を有し、仕切板101が、比較例の弁装置20のバルブケース208の機能を有する構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、比較例の弁装置20と同様、ケース102に代えてバルブケース208及び前端板209を有し、バルブケース208及び前端板209のうち少なくとも一方にステー210の機能を持たせてもよい。つまり、仕切板に凹部を形成しない構成としてもよい。
(2b)上記実施形態では、マフラ100の内部においてアウトレットパイプ16の上流側端部の流入孔102bを開閉する弁装置10を例示したが、弁装置10の取付位置はこれに限定されるものではない。
(2c)上記実施形態では、シャフト105を介して、弁体103がケース102によりシャフト105を介して回転移動可能に支持された構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、弁体がケースに直接回転移動可能に支持された構成としてもよい。
(2d)上記実施形態では、円形状のバイパス孔102eが、ケース102の側面に形成されている構成を例示したが、バイパス孔102eの数、位置及び形状についてはこれに限定されるものではない。例えば、ケース102の正面にバイパス孔102eが形成されてもよい。また例えば、図7に示す変形例の排気流路用弁装置30のように、円状のバイパス孔102eに代えて、四角状のバイパス孔302eが形成されてもよい。
(2e)上記実施形態では、流入孔102bが上流室14aに直接開口している構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、上流室14a内の排ガスを流入孔102bへ導く上流管が、流入孔102bを上流側から覆うように設けられていてもよい。
(2f)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
10,20,30…排気流路用弁装置、11…シェル部材、12,209…前端板、12a…貫通孔、13…後端板、13a…貫通孔、14,24…筐体、14a,24a…上流室、14b,24b…下流室、15,25…インレットパイプ、15a,25a…貫通孔、16,26…アウトレットパイプ、27…バイパス用パイプ、100,200…マフラ、101,201…仕切板、101a,101b,201a,201b,201c…貫通孔、101c…凹部、102…ケース、102a…収容空間、102b…流入孔、102c…弁座部、102d…シャフト孔、102e,302e…バイパス孔、102f…平面、103,203…弁体、103a,203a…凸部、103b…軸挿入部、103c…シャフト孔、104,204…弁体メッシュ、105,205…シャフト、106,206…スプリング、107,207…シャフトメッシュ、208…バルブケース、208a…収容空間、209a…流入孔、210…ステー、210a…連通孔、210b…弁座部、210c…平面、210d…シャフト孔。

Claims (4)

  1. 排ガスが流れる排気流路を上流側と下流側とに区画し、前記上流側と前記下流側とを連通する連通部が形成された仕切板と、
    前記連通部から流入した排ガスが案内される下流流路を形成する下流管と、
    前記下流流路へ流れる排ガスの流量を調整するための弁体と、
    前記連通部を覆うように前記仕切板に固定され、前記下流流路と連通しかつ前記弁体を収容する収容空間を形成するケースと、
    前記下流流路へ流れる排ガスの流量が最小になる方向へ前記弁体を付勢する付勢部材と、
    を備え、
    前記ケースには、前記収容空間へ排ガスを流入させる流入孔が形成され、
    前記弁体は、前記収容空間の内側から前記流入孔を閉塞又は開放する、排気流路用弁装置。
  2. 請求項1に記載の排気流路用弁装置であって、
    前記ケースは、前記仕切板との間に収容空間を形成する、排気流路用弁装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の排気流路用弁装置であって、
    前記ケースは、前記連通部を前記上流側から覆うように前記仕切板に固定され、
    前記仕切板には、前記流入孔を開放する方向に前記弁体が移動するための空間を確保する凹部が形成されている、排気流路用弁装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の排気流路用弁装置であって、
    前記ケースには、前記流入孔が前記弁体により閉塞されている状態において、前記収容空間へ排ガスを流入させるバイパス孔が形成されている、排気流路用弁装置。
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