JP2016123495A - ボディタオル - Google Patents

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Abstract

【課題】握力の弱い方や腕の可動域が狭い方等にとっての使い易さを更に向上させたボディタオルを提供する。
【解決手段】ボディタオルTは、身体胴部が挿通可能な大形輪部(胴部挿通部)2とそれよりも小さな小形輪部(手部挿入部)3とが備えられている。より好ましくは、大形輪部2がタオル長さ方向の一端部に備えられ、小形輪部3がタオル長さ方向の他端部に備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、身体の洗浄に用いられるボディタオルに関する。
この種のボディタオルは、洗浄用の泡を保持させた状態で身体の洗浄対象部位を擦り洗いするものであり、タオル地を細長い長方形状に成形したものが一般的である。このようなボディタオルは、例えば、身体胴部の背中側を洗浄する場合、以下のようにして使用される。
タオル長さ方向の各端部を左右の手掌部の各々で強く掴持し、その掴持した左右の手掌部を引き離してタオル地全体を伸ばした洗浄用の伸張姿勢にし、その伸張姿勢を保ちながらタオル長さ方向中間部を身体胴部の背中側に当て付ける。そして、左右の手掌部でタオル長さ方向両端部を動かすことで、身体胴部の背中側でタオル長さ方向中間部をタオル長さ方向やタオル幅方向に動かす。
しかしながら、このようなボディタオルでは、洗浄用の伸張姿勢にするのに左右の各手掌部でタオル長さ方向両端部の各々を強く掴持する必要があるため、高齢者等の握力の弱い方や腕の可動域の狭い方、片手が不自由な方には使い難い不都合があった。
そこで、特許文献1〜3に示すように、タオル地全体をループ状に連ねて構成したループ状のボディタオルが提案されている。
このループ状のボディタオルは、図8に示すように、タオル地6全体からなる輪部7の内部に左右の手掌部を挿入し、両手掌部で当該輪部7を内側から外側に押し広げることで、洗浄用の伸張姿勢にすることができる。そのため、タオル長さ方向両端部を握力で強く掴持する必要がなく、握力の弱い方にも使い易い。
また、タオル地6全体からなる輪部7に身体胴部を挿入し、たすき掛け等の状態でタオル地6を身体に保持させ、その状態で左右の片方の手掌部でタオル地6の一部分を掴持して当該一部分をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体胴部の腹側や背中側を擦り洗いすることができる。そのため、身体胴部の腹側や背中側の洗浄を片手で行うことができる使い易さがある。
実開昭62−164898号公報 実開平5−34994号公報 特開2014−79540号公報
上記従来のループ状のボディタオルは、タオル地6全体からなる輪部7を両手の手掌部で内側から外側に押し広げることでタオル地6全体を伸張姿勢にするが、左右の手掌部の間に亘る長い範囲において二本のタオル地部分に分かれているため、輪部7に対する押し広げ力の程度や輪部7への身体の挿通範囲(例えば、手掌部から腕部にかけての範囲等)等の要因によって、伸張姿勢における二本のタオル地部分が上下に大きく離れる虞がある。
そして、このように二本のタオル地6部分が上下に大きく離れると、タオル地6を洗浄対象部位にしっかりと当て付けるのが困難となり、洗浄対象部位の洗浄作業が非効率化する問題がある。
また、従来のループ状のボディタオルは、身体胴部だけは片手で洗浄できるものの、身体胴部以外の部位に対する片手使用の面での更なる改善も望まれている。
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであって、その主たる課題は、握力の弱い方や腕の可動域が狭い方等にとっての使い易さを更に向上させたボディタオルを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、ボディタオルであって、身体胴部が挿通可能な大形輪部とそれよりも小さな小形輪部とが備えられている点にある。
上記構成によれば、まずは、第1の片手使用方法として、大形輪部に身体胴部を挿入し、たすき掛け等の状態で身体に保持させ、その状態で左右の片方の手掌部でタオル一部分を掴持して当該一部分をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体胴部の腹側や背中側を擦り洗いすることができる。
また、第2の片手使用方法として、身体手掌部や身体脚部や身体首部等の身体の所望部位を前記小形輪部に挿入し、その状態で左右の片方の手掌部でタオル一部分を掴持して当該一部分をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体の所望部位を擦り洗いすることもできる。
さらに、第3の片手使用方法として、大形輪部を片方の手掌部で掴み、当該手掌部側に大形輪部を集めた状態で小形輪部を当該手掌部で掴むことで、片方の手掌部側にタオル全体を保持させることができる。そして、その状態で当該片方の手掌部を動かすことで、身体の所望部位を擦り洗いすることができる。
そしてまた、両手使用方法として、大形輪部と小計輪部の各々の内部に左右の各手掌部を挿入し、左右の手掌部でタオル長さ方向の両外側に押し広げることで、握力で強く掴持することなしに洗浄用の伸張姿勢にすることができる。そして、その伸張姿勢を保ちながらタオル長さ方向中間部を身体胴部の背中側に当て付け、その状態で左右の手掌部を動かすことで、タオル長さ方向中間部をタオル長さ方向やタオル幅方向に動かして、身体胴部の背中側を擦り洗いすることができる。
しかも、この両手使用方法において、大形輪部と小計輪部とがタオル長さ方向の各端部側に分かれて位置する状態に左右の手掌部で押し広げることで、大形輪部における小形輪部側の端部(大形側の二本のタオル地部分の分岐箇所)をタオル長さ方向の中央側に寄せた状態の伸張姿勢にすることができる。
よって、身体胴部の背中側を洗浄する際に大形輪部側の二本のタオル地部分が上下に大きく離れるのを抑制することができ、身体胴部の背中側の洗浄作業を効率的に行うことができる。
したがって、握力の弱い方や腕の可動域が狭い方等にとっての使い易さを更に向上させることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記大形輪部がタオル長さ方向の一端部に備えられ、前記小形輪部がタオル長さ方向の他端部に備えられている点にある。
上記構成によれば、前述した第3の片手使用方法において、大形輪部におけるタオル長さ方向の一端側の端部(外側端部)を片方の手掌部で掴み、タオル長さ方向の中間部を当該手掌部側にぐるぐると順次に巻き付けた後、当該手掌部で小形輪部と当該手掌部で掴むことで、片方の手掌部側にタオル全体を簡単且つ安定的に保持させることができる。よって、この第3の片手使用方法による身体の擦り洗いを効率的に行うことができる。
また、前述した両手使用方法において、タオル長さ方向の一端部の大形輪部とタオル長さ方向の他端部の小形輪部の各々の内部に左右の各手掌部を挿入し、そのままタオル長さ方向の両外側に押し広げるだけで、大形輪部における小形輪部側の端部(大形側の二本のタオル地部分の分岐箇所)をタオル長さ方向の中央側に寄せた状態の前述の伸張姿勢にすることができる。よって、身体胴部の背中側の洗浄作業を一層効率的に行うことができる。
本発明の第3特徴構成は、ループ状に連なるタオル地の周方向で離れた二箇所を重合接続することで、当該重合接続部位を境として前記大形輪部と前記小形輪部とが分かれて形成されている点にある。
上記構成によれば、環状に連なるタオル地の周方向で離れた二箇所を重合接続するシンプルな構造で大形輪部と小形輪部とが形成されているので、例えば、長方形状のタオル地の複数毎(例えば、各輪部で2枚の計4枚)を接続する複雑な構造で大形輪部と小形輪部とを形成するのに比べ、製作作業の簡素化と製作コストの低廉化を図ることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記ループ状に連なるタオル地が、丸編みで構成された筒状編地を筒軸心方向に沿って折り返して重ね、その重ねた部分の端縁部を縫着して構成されている点にある。
上記構成によれば、ループ状に連なるタオル地が、筒状形態や複数毎重合形態等の泡持ちの良い形態においてタオル長さ方向で継ぎ目のない状態で構成されるので、泡持ち性能と意匠性とを高い次元で兼ね備えたものとすることができる。
本発明の第5特徴構成は、ボディタオルであって、身体胴部が挿通可能な胴部挿通部と身体手掌部又は身体手指部が挿入可能な手部挿入部とが備えられている点にある。
上記構成によれば、前述した第1の片手使用方法と同様に、胴部挿通部に身体胴部を挿入し、たすき掛け等の状態で身体に保持させ、その状態で左右の片方の手掌部でタオル一部分を掴持して当該一部分をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体胴部の腹側や背中側を擦り洗いすることができる。
また、前述した第3の片手使用方法と同様に、胴部挿通部を片方の手掌部で掴み、当該手掌部側に胴部挿通部を集めた状態で手部挿入部を当該手掌部で掴むことで、片方の手掌部側にタオル全体を保持させることができる。そして、その状態で当該片方の手掌部を動かすことで、身体の所望部位を擦り洗いすることができる。
さらに、前述した両手使用方法と同様に、胴部挿通部と手部挿入部の各々の内部に左右の各手掌部を挿入し、左右の手掌部でタオル長さ方向の両外側に押し広げることで、握力で強く掴持することなしに洗浄用の伸張姿勢にすることができる。そして、その伸張姿勢を保ちながらタオル長さ方向中間部を身体胴部の背中側に当て付け、その状態で左右の手掌部を動かすことで、タオル長さ方向中間部をタオル長さ方向やタオル幅方向に動かして、身体胴部の背中側を擦り洗いすることができる。
しかも、この両手使用方法において、胴部挿通部と手部挿入部とがタオル長さ方向の各端部側に分かれて位置する状態に左右の手掌部で押し広げることで、胴部挿通部における手部挿入部側の端部(胴部挿通部側の二本のタオル地部分の分岐箇所)をタオル長さ方向の中央側に寄せた状態の伸張姿勢にすることができる。
よって、身体胴部の背中側を洗浄する際に胴部挿通部側の二本のタオル地部分が上下に大きく離れるのを抑制することができ、身体胴部の背中側の洗浄作業を効率的に行うことができる。
ボディタオルの斜視図 (a)図1のa−a線断面図、(b)図1のb−b線断面図 ボディタオルの使用例を示す説明図 ボディタオルの使用例を示す説明図 ボディタオルの使用例を示す説明図 ボディタオルの製作方法を示す説明図 ボディタオルの別実施形態を示す斜視図 従来のボディタオルの使用例を示す説明図
図1、図2は、浴槽等で身体を洗浄するのに用いられるボディタオルTを示し、このボディタオルTは、天然繊維や合成繊維等からなる泡持ちや水切れの良いメッシュ状のタオル地1からなり、大きさの異なる複数の輪部の一例である大形輪部2と小形輪部3とが備えられている。
当該タオル地1は、外側生地部分1Aと内側生地部分1Bのタオル幅方向(図中上下方向)の中間部どうしが離間移動可能なように、外側生地部分1Aと内側生地部分1Bのタオル幅方向の両端縁どうしを連続させた筒状形態でループ状に延びるループ状タオル地として構成されている。
なお、図示は省略するが、このタオル地1のグランド部分は、ナイロン繊維を粗く編むことで、泡持ちや水切れが一層良好な粗い網目に構成されている。
そのため、このボディタオルTは、石鹸等の洗浄剤を塗り付けた状態で外側生地部分1Aと内側生地部分1Bとを摺り動かすことで、たっぷりの泡を簡単に立てることができる。さらに、そのたっぷりの泡が各生地部分1A、1Bのグランド部分の粗い網目、及び、外側生地部分1Aと内側生地部分1Bとの間の空隙に保持されるので、泡持ちが特に良好なものとなっている。
このボディタオルTのタオル幅方向の一端縁には、外側生地部分1Aと内側生地部分1Bの一端縁どうしをロック縫い等で縫合して構成されたウェーブ状に連なる縫合接続部1C(接続部の一例)が形成されている。
当該縫合接続部1Cは、縫合によってタオル地1の他の部分よりも少し硬くなり、しかも、ウェーブ状に連なっているので、身体の洗浄対象部位の擦り洗いの際に洗浄対象部位に強めの刺激を与えることができる。
前記大形輪部2はタオル長さ方向の一端部に備えられているとともに、前記小形輪部3はタオル長さ方向の他端部に備えられている。これらの大形輪部2と小形輪部3は、タオル幅方向の両外方に開口する筒状に構成され、タオル長さ方向の中間部でタオル幅方向に沿って形成された縫着部1D(重合接続部位の一例)を境にしてタオル長さ方向で隣り合う状態で備えられている。
なお、この縫着部1Dは、タオル幅方向の全体又は略全体に範囲に設けられているが、タオル幅方向の一部の範囲に設けられていてもよい。
前記大形輪部2は、使用者の身体胴部が挿通可能な程度の大きさの輪っか形状に構成されている。前記小形輪部3は、前記大形輪部よりも小さな輪っか形状で、使用者の腕部よりも大きくて使用者の手掌部がちょうど挿通可能な程度の大きさの輪っか形状に構成されている。
具体的には、図6に示すように、このボディタオルTは、各輪部2、3を平坦状に重合させた姿勢において、全長Lが約70cm、全幅Wが約10cm、大形輪部2の長さ寸法L2が約55cm、小形輪部3の長さ寸法L3が約15cmに構成されている。
なお、大形輪部2は身体胴部が挿通可能な胴部挿通部を構成し、小形輪部3は身体手掌部又は身体手指部が挿入可能な手部挿入部を構成する。
このように構成されたボディタオルTは、握力の弱い方や腕の可動域が狭い方等にとって非常に使い易く、主な使用方法について以下に詳述する。
(イ)使用例1(片手使用例)
図4に示すように、このボディタオルTは、大形輪部2に使用者の身体胴部を挿通させ、この状態において使用者の左右の一方の身体手掌部で大形輪部2等のボディタオルTの一部を掴み、当該部位をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体胴部の擦り洗いを片手で行うことができる。
(ロ)使用例2(片手使用例)
また、図示は省略するが、このボディタオルTは、小形輪部3に使用者の身体腕部や身体手掌部を挿入し、この状態において使用者の左右の一方の身体手掌部で小形輪部3等のボディタオルTの一部を掴み、当該部位をタオル長さ方向やタオル幅方向に沿って動かすことで、身体腕部や身体手掌部の擦り洗いも片手で行うことができる。
この小形輪部3の大きさは、この片手使用での洗浄対象部位の大きさに応じて適宜に変更することができ、例えば、身体首部を洗浄対象部位とする場合は、身体首部への通り道となる身体頭部が挿通可能な程度の大きさにすればよく、また、身体脚部を対象とする場合は、身体脚部への通り道となる身体足部が挿通可能な程度の大きさにすればよい。
(ハ)使用例3(片手使用例)
図3に示すように、このボディタオルTは、大形輪部2におけるタオル長さ方向の一端部(外側端部)を片方の手掌部で掴み、タオル長さ方向中間部を当該手掌部側にぐるぐると順次に巻き付けた後、当該手掌部で小形輪部3を掴むことで、この片方の手掌部側にタオル地1全体を簡単且つ安定的に保持させることができる。
そして、その状態でタオル地1全体を身体の所望部位に沿って動かすことで、身体の所望部位の擦り洗いを効率的に行うことができる。
(ニ)使用例4(両手使用例)
図5に示すように、このボディタオルTは、大形輪部2と小形輪部3の各々の内部に左右の各手掌部を挿入してタオル長さ方向の両外方側に押し広げることで、握力で強く掴持することなくタオル地1全体を伸ばした洗浄用の伸張姿勢にすることができる。
そして、この状態で左右の手掌部を動かすことで、タオル長さ方向の中間部をタオル長さ方向やタオル幅方向に動かして、身体胴部の背中側を擦り洗いすることができる。
しかも、この両手使用方法では、洗浄用の伸張姿勢が、大形輪2部における小形輪部3側の端部(大形側の二本のタオル地部分の分岐箇所)をタオル長さ方向の中央側に寄せた状態の伸張姿勢となるので、身体胴部の背中側を洗浄する際に大形輪部側の二本のタオル地部分が上下に大きく離れるのを抑制することができ、身体胴部の背中側の洗浄作業を効率的に行うことができる。
次に、このボディタオルの製作方法について説明する。
まず、図6(a)に示すように、丸編み等でタオル全長Lに対応した大きさの筒状に編成された編地素材Jを用意し、それの端縁部からタオル全幅Wの2倍程度離れた切断ラインK1で切断し、タオル全幅Wの2倍程度の幅寸法の筒状編地4を形成する。
次に、図6(b)に示すように、この筒状編地4を筒軸心Y方向の中央位置の折り返しラインK2を境に筒軸心Y方向に沿って折り返して、図6(c)に示すように、二重に重ねる。ここで、二重に重ねた部分のうちで外側に位置する生地部分が前記外側生地部分1Aを構成し、それの内側に位置する生地部分が前記内側生地部分1Bを構成する。
そして、図6(d)に示すように、二重に重ねた部分の端縁部(具体的には、相対向する外側生地部分1Aと内側生地部分1Bの端縁部どうし)をロック編み等で縫合して前記縫合接続部1Cを形成し、タオル地1を泡持ちの良い筒状形態において継ぎ目のない状態でループ状に延びるループ状タオル地として構成する。
また、ループ状に連なるタオル地1の周方向で離れた二箇所の4枚の生地部分を縫着部1Dで共縫いして当該二箇所を重合接続し、当該重合接続部位を境として大形輪部2と小形輪部3とを形成する。以上の工程を経てボディタオルTの製作を完了する。
〔別実施形態〕
(1)前述の実施形態で説明したループ状のタオル地及びそれの製作方法、すなわち、丸編みで構成された筒状編地Jを筒軸心Y方向に沿って折り返して重ね、その重ねた部分の端縁部等の一部を縫着(接合の一例)して構成されたループ状のタオル地及びそれの製作方法は、複数の輪部を備えたボディタオルTに限らず、全体で1つの輪部を構成するループ状のボディタオルや他の構成のボディタオル等の各種のタオルの構造及び製作方法として好適に適用することができる。なお、前述の実施形態では、筒状編地Jを筒軸心Y方向に沿って折り返して二重に重ねる場合を例に示したが、場合によっては三重以上に重ねるようにしてもよい。
(2)前述の実施形態では、身体手掌部又は身体手指部が挿入可能な手部挿入部が、小形輪部3から構成されている場合を例に示したが、例えば、図7に示すように、タオル幅方向の一端縁の開口を縫着部1Eで閉塞した有底筒状のポケット部5から構成されていてもよい。
(3)前述の実施形態では、大形輪部2と小形輪部3とを形成する接続部が、縫着部1Dから着脱操作不能に構成されている場合を例に示したが、例えば、係合自在な一対の面ファスナー等の係合接続部材や緊縛自在な紐状部材等の緊縛接続部材から着脱操作自在に構成されていてもよい。この場合、これらの係合接続部材や緊縛接続部材をタオル長さ方向の複数箇所に設けることで、大形輪部2と小形輪部3とを選択的に変更自在に構成することもできる。
(4)前述の実施形態では、大形輪部2(胴部挿通部)と小形輪部3(手部挿入部)とが隣り合う状態で備えられている場合を例に示したが、例えば、大形輪部2(胴部挿通部)の内部に小形輪部3(手部挿入部)が位置する状態で備えられていたり、大形輪部2のタオル長さ方向の両外脇に小形輪部3が備えられていたりしてもよく、大形輪部2(胴部挿通部)や小形輪部3(手部挿入部)の個数や配置は、種々の事情に応じて適宜に変更することができる。
(5)前述の実施形態では、大形輪部2の長さ寸法L2や小形輪部3の長さ寸法L3は、タオル地1の伸縮能力や洗浄対象部位の大きさ等の種々の事情に応じて適宜に変更することができる。例えば、前述の実施形態では、小形輪部3(手部挿入部)が身体手掌部を挿入可能な程度の大きさに構成されている場合を例に示したがが、例えば、長さ寸法L3が約5cm等の身体手指部が挿入可能な程度の大きさ(例えば、長さ寸法L3が約5cm等)に構成されていてもよい。
(6)前述の実施形態では、ボディタオルTのタオル幅方向の一端縁を接続する接続部の一例として、ウェーブ状に連なる縫合接続部1Cを例に示したが、直線状等に連なる縫合接続部や縫合以外の方法で接続する接続部であってもよく、場合によっては接続部がなくてもよい。
(7)タオル地1の素材や形状、大きさ等の具体的構成は、使用の対象とする使用者や環境等に応じて適宜に変更することができる。
T ボディタオル
1 タオル地
2 大形輪部
3 小形輪部
4 筒状編地

Claims (5)

  1. 身体胴部が挿通可能な大形輪部とそれよりも小さな小形輪部とが備えられているボディタオル。
  2. 前記大形輪部がタオル長さ方向の一端部に備えられ、前記小形輪部がタオル長さ方向の他端部に備えられている請求項1記載のボディタオル。
  3. ループ状に連なるタオル地の周方向で離れた二箇所を重合接続することで、当該重合接続部位を境として前記大形輪部と前記小形輪部とが分かれて形成されている請求項1又は2記載のボディタオル。
  4. 前記ループ状に連なるタオル地が、丸編みで構成された筒状編地を筒軸心方向に沿って折り返して重ね、その重ねた部分の端縁部を縫着して構成されている請求項3記載のボディタオル。
  5. 身体胴部が挿通可能な胴部挿通部と身体手掌部又は身体手指部が挿入可能な手部挿入部とが備えられているボディタオル。

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