JP2016120489A - 中空糸脱気モジュール及びインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力損失の急激な上昇を抑制できる中空糸脱気モジュール及びインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】複数本の中空糸膜2が円筒状に束ねられた中空糸膜束3と、中空糸膜束3が収容されて軸線方向Lに延びる筒体5と、を備え、中空糸膜束3の中空部3bから中空糸膜2間の隙間に液体を供給するとともに中空糸膜2の内側を減圧することで、液体を脱気する中空糸脱気モジュール1であって、中空糸膜束3の内周面3aに当接される支持体10を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、液体を脱気する中空糸脱気モジュール及び当該中空糸脱気モジュールを備えたインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタは、微滴化したインクを被印字媒体に対して直接吹き付ける方式を用いた印刷機である。このようなインクジェットプリンタでは、印字中に、インク貯留部内部の圧力変動によりインク内の溶存気体がガス化し、ノズル詰まりを発生する可能性がある。その結果、著しく印刷品質を低下させるリスクがある。これは、長期使用時及び高速運転時に顕著に見られる。このような問題を解決するために、インクから溶存気体及び気泡を除去する脱気を行うことが有効である。インクを効果的に脱気する方法として、特許文献1には、インク貯留部からインクジェットヘッドに至るインク流路に中空糸膜を用いた中空糸脱気モジュールを取り付け、連続的にインクを脱気することが開示されている。特許文献1に記載された中空糸脱気モジュールは、外部灌流型の中空糸脱気モジュールであり、複数本の中空糸膜を束ねた中空糸膜束が筒体に収納されている。そして、中空糸膜の外側にインクを供給するとともに中空糸膜の内側を減圧することでインクを脱気し、筒体の側壁に形成された排出口から、脱気されたインクを排出する。
また、インクジェットプリンタの多くは、インクの自重によりインク貯留部からインクジェットヘッドにインクを供給している。このため、中空糸脱気モジュールにおいては、インクの圧力損失を更に抑えることが求められている。ところが、一般的な中空糸脱気モジュールは、中空糸膜束の半径方向内側に、筒体を貫通するインク分配管が配置されている。このインク分配管は、インクを中空糸膜束全体に均等に分配するために、所定箇所に複数の穴が形成されている。しかしながら、インク分配管を通してインクを中空糸膜束に供給すると、インクの圧力損失が高くなる。そこで、特許文献2では、インクの圧力損失を低減するために、インク分配管を設けない中空糸脱気モジュールの製造方法が提案されている。
国際公開第2007/063720号 特許第4730483号
近年、インクジェットプリンタに用いるインクとして、有機溶媒にセラミック粉末を分散させたセラミックインクが用いられるようになってきた。ところが、特許文献2に記載された中空糸脱気モジュールを用いてセラミックインクを脱気すると、数日でインクが送液不良になるケースが発生した。そこで、本発明者らは、かかる原因を検討した結果、インクの脱気に伴い中空糸脱気モジュールの圧力損失が急激に上昇し、これによりインクの送液不良が発生していることが分かった。
そこで、本発明は、圧力損失の急激な上昇を抑制できる中空糸脱気モジュール及びインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために、中空糸脱気モジュールの圧力損失が急激に上昇する原因を検討した。その結果、中空糸脱気モジュールにインクを流すと、中空糸膜がインクで膨潤することによりインクの流路を狭め又は閉塞することにより、中空糸脱気モジュールの圧力損失を急激に上昇させるとの知見を見出した。具体的に説明すると、中空糸膜束の両端部は筒体に固定されているため、中空糸膜が膨潤すると、中空糸膜が捩れて扁平する。そして、中空糸膜束の半径方向内側に、インクの流路となる中空部が形成されているため、膨潤した中空糸膜は、この中空部に入り込むことで、中空部を狭め又は閉塞する。また、中空糸膜間の隙間もインクの流路となるが、膨潤した中空糸膜は、この中空糸膜間の隙間も狭め又は閉塞する。本発明は、このような知見に基づき完成するに至った。
すなわち、本発明に係る中空糸脱気モジュールは、複数本の中空糸膜が円筒状に束ねられた中空糸膜束と、中空糸膜束が収容されて軸線方向に延びる筒体と、を備え、中空糸膜束の中空部から中空糸膜間の隙間に液体を供給するとともに中空糸膜の内側を減圧することで、液体を脱気する中空糸脱気モジュールであって、中空糸膜束の内周面に当接される支持体を備える。
本発明に係る中空糸脱気モジュールでは、中空糸膜の外側に液体を供給するとともに中空糸膜の内側を減圧することで液体を脱気する外部灌流型である。このため、液体の圧力損失を低く抑えることができる。そして、中空糸膜束の内周面に当接される支持体を備えるため、中空糸膜束の半径方向中心側から各中空糸膜が支持体により支持される。このため、中空糸膜が液体により膨潤しても、中空糸膜が捩れるのを抑制することができる。つまり、膨潤した中空糸膜が、液体の流路となる中空糸膜束の中空部に入り込んで、当該中空部を狭め又は閉塞するのを抑制することができる。また、膨潤した中空糸膜が、中空糸膜間の隙間を狭め又は閉塞するのを抑制することができる。このように、中空糸膜が膨潤しても、液体の流路が狭められ又は閉塞されるのを抑制することができるため、中空糸脱気モジュールの圧力損失が急激に上昇するのを抑制することができる。
支持体は、円筒状であってもよい。このように、支持体が円筒状であるため、中空糸膜束の内周面を全体的に支持することができる。
支持体は、網状であってもよい。この中空糸脱気モジュールでは、支持体が網状であるため、液体が支持体を通過する際の圧力損失が上昇するのを抑制することができる。これにより、中空糸脱気モジュールの初期圧が上昇するのを抑制することができる。
支持体は、中空糸膜の中心軸線方向において、中空糸膜束の一方側端面と他方側端面との間に配置されていてもよい。この中空糸脱気モジュールでは、支持体が中空糸膜束の一方側端面と他方側端面との間に配置されているため、支持体を筒体内に収容することができる。これにより、中空糸脱気モジュールが作製しやすくなるため、中空糸脱気モジュールの製造コストを抑制することができる。
本発明に係るインクジェットプリンタは、インク貯留部に貯留されたインクがインク流路を通ってインクジェットヘッドに供給されるインクジェットプリンタであって、上記の何れかの中空糸脱気モジュールがインク流路に取り付けられている。
本発明に係るインクジェットプリンタでは、上記中空糸脱気モジュールがインク流路に取り付けられているため、インク流路における圧力損失の急激な上昇を抑えることができるとともに、長期にわたってインクを脱気することができる。
本発明によれば、圧力損失の急激な上昇を抑制できる。
本発明に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 本発明に係る中空糸脱気モジュールの概略断面図である。 図2に示す中空糸膜束の一部拡大図である。 図2に示すIV−IV線における断面図である。 支持体の斜視図である。 支持体の斜視図である。 試験回路の概略構成図である。 実施例1の実験結果をグラフ化した図である。 実施例2の実験結果をグラフ化した図である。 実施例3の実験結果をグラフ化した図である。 比較例1の実験結果をグラフ化した図である。
以下、図面を参照して、実施形態の中空糸脱気モジュール及びインクジェットプリンタについて詳細に説明する。本実施形態の中空糸脱気モジュールは、本発明の中空糸脱気モジュールを、インクを脱気する中空糸脱気モジュールに適用したものである。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。図1に示すように、本発明に係るインクジェットプリンタ11は、主に、インクを貯留するインクタンク等のインク貯留部12と、微滴化したインクを被印字媒体に対して直接吹き付けるインクジェットヘッド13と、インク貯留部12からインクが供給される第一インク供給管14と、インクジェットヘッド13にインクを供給する第二インク供給管15と、第一インク供給管14及び第二インク供給管15に取り付けられてインクを脱気する本発明に係る中空糸脱気モジュール1と、真空吸引する吸引ポンプ16と、吸引ポンプ16及び中空糸脱気モジュール1を接続する吸気管17と、を備える。なお、第一インク供給管14及び第二インク供給管15は、インク貯留部12からインクジェットヘッド13に至るインク流路である。インクジェットプリンタ11で用いられるインクとしては、特に限定されるものではなく、例えば、水性インク、UVインク、溶媒インク及びセラミックインクが挙げられる。
図2は、本発明に係る中空糸脱気モジュールの概略断面図である。図3は、図2に示す中空糸膜束の一部拡大図である。図4は、図2に示すIV−IV線における断面図である。図1〜図4に示すように、中空糸脱気モジュール1は、複数本の中空糸膜2が円筒状に束ねられた中空糸膜束3と、中空糸膜束3の内周面3aに当接される支持体10と、中空糸膜束3を収容するハウジング4と、を備えている。中空糸脱気モジュール1は、中空糸膜束3の中空部3bから中空糸膜2間の隙間にインクを供給するとともに中空糸膜2の内側を減圧することで、インクを脱気する。中空部3bは、円筒状に形成された中空糸膜束3の半径方向内側に位置する中空の部分である。なお、図4において、各中空糸膜2は、概略的に記載しており、実際の形状と異なる。
中空糸膜2は、気体は透過するが液体は透過しない中空糸状の膜である。中空糸膜2は、インクにより膨潤する性質を有する。中空糸膜2の素材、膜形状、膜形態等は、特に制限されない。中空糸膜2の素材としては、例えば、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)などのポリオレフィン系樹脂、ポリジメチルシロキサンその共重合体などのシリコン系樹脂、PTFE、フッ化ビニリデンなどのフッ素系樹脂、が挙げられる。中空糸膜2の膜形状(側壁の形状)としては、例えば、多孔質膜、微多孔膜、多孔質を有さない均質膜(非多孔膜)、が挙げられる。中空糸膜2の膜形態としては、例えば、膜全体の化学的あるいは物理的構造が均質な対称膜(均質膜)、膜の化学的あるいは物理的構造が膜の部分によって異なる非対称膜(不均質膜)、が挙げられる。非対称膜(不均質膜)は、非多孔質の緻密層と多孔質とを有する膜である。この場合、緻密層は、膜の表層部分又は多孔質膜内部等、膜中のどこに形成されていてもよい。不均質膜には、化学構造の異なる複合膜、3層構造のような多層構造膜も含まれる。特にポリ(4−メチルペンテン−1)樹脂を用いた不均質膜は、液体を遮断する緻密層を有するため、水以外の液体、例えばインクの脱気に特に好ましい。また、外部灌流型に用いる中空糸の場合は、緻密層が中空糸外表面に形成されていることが好ましい。
中空糸膜束3は、例えば、複数の中空糸膜2が簾状に織られた中空糸膜シート(不図示)により形成することができる。この場合、例えば、1インチ当たり30本〜90本の中空糸膜2で構成される中空糸膜シートにより中空糸膜束3を形成することができる。中空糸膜束3の半径方向内側には、インクの流路となる中空部3bが形成されている。中空部3bは、中空糸膜束3の内周面3aにより画成される。
図5及び図6は、支持体の斜視図である。図2〜図6に示すように、支持体10は、中空糸膜束3の内周面3aに当接して、中空糸膜2を中空糸膜束3の半径方向内側から支持する部材である。支持体10は、円筒状(パイプ状)に形成されている。支持体10の外径は、中空糸膜束3の内径と略同じ寸法となっている。支持体10の厚みは、例えば、支持体10の半径方向内側を通るインクの圧力損失が高くならない範囲で適宜設定することができる。また、支持体10の厚みは、例えば、膨潤した中空糸膜2を支持できる範囲で適宜設定することができる。
支持体10は、網状に形成されている。網状とは、異なる方向に延びる複数の線状部101が接続されるとともに、複数の線状部101により網目102が形成された形状をいう。このため、支持体10は、従来の給水パイプのようにインクを中空糸膜束3全体に均等に分配する機能を備えない。網目102の形状としては、例えば、正方形、矩形、五角形、六角形、円形、楕円形等が挙げられる。支持体10の開孔率は、例えば、10%以上の範囲とすることができ、20%以上80%以下の範囲とすることが好ましく、30%以上60%以下の範囲とすることが更に好ましい。なお、支持体10の開孔率とは、網目102を含む支持体10の外周面の面積に対する網目102の割合をいう。
図5に示す支持体10は、支持体10の軸線方向と平行な方向に延びて円状に配列される複数の第一線状部101aと、支持体10の軸線を中心とした円状に延びて各第一線状部101aと接続された複数の第二線状部101bと、により構成されている。図5に示す支持体10の網目102の形状は、正方形となっている。図6に示す支持体10は、支持体10の軸線方向に対して所定角度だけ傾斜した方向に延びる複数の第一線状部101aと、支持体10の軸線方向に対して第一線状部101aとは反対方向に所定角度だけ傾斜した方向に延びて各第一線状部101aと接続された複数の第二線状部101bと、により構成されている。図6に示す支持体10の網目102の形状は、菱形となっている。
線状部101の断面形状としては、例えば、多角形断面、円形断面等とすることができる。また、線状部101の線径は、例えば、膨潤した中空糸膜2を支持できる程度に適宜設定することができる。支持体10は、例えば、製造容易性の観点から樹脂製であることが好ましい。支持体10に用いられる樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、好ましくは超高分子量ポリエチレン、高密度ポリエチレンが挙げられる。
そして、支持体10は、中空糸膜束3の中心軸線L1方向において、中空糸膜束3の一方側端面3cと他方側端面3dとの間に配置されている。つまり、支持体10は、中空糸膜束3の一方側端面3c及び他方側端面3dから突出することなく、中空糸膜束3内に収まっている。この場合、支持体10は、中心軸線L1方向において、中空糸膜束3と同じ長さであることが好ましいが、中空糸膜束3よりも短くてもよい。なお、図2では、支持体10と中空糸膜束3とが同じ長さとなっており、中空糸膜束3の一方側端面3c及び他方側端面3dに支持体10の両端面が位置する場合を示している。
ハウジング4は、筒体5と、第一蓋部6と、第二蓋部7と、を備えている。
筒体5は、中空糸膜束3が収容される部位である。筒体5は、軸線方向Lに延びる円筒状に形成されており、筒体5の両端部は、開口している。筒体5の一方側の開口端部である一方側開口端部5aに、第一蓋部6が取り付けられており、筒体5の他方側の開口端部である他方側開口端部5bに、第二蓋部7が取り付けられている。筒体5に対する第一蓋部6及び第二蓋部7の取り付けは、例えば、螺合、嵌合、接着等により行うことができる。
第一蓋部6は、筒体5から離れるに従い小径化するテーパ状に形成されている。第一蓋部6の先端部には、インクを第一蓋部6内に供給するための供給口6aが形成されている。供給口6aは、円形の開口であって、筒体5の中心軸線L2上に形成されている。供給口6aからは、第一インク供給管14を脱着可能に接続するための接続部6bが、軸線方向Lに沿って延びている。接続部6bは、円筒状に形成されており、接続部6bの内周面には、第一インク供給管14がねじ込まれる雌ネジ6cが形成されている。なお、接続部6bと第一インク供給管14との接続は、螺合に限定されるものではなく、例えば、嵌合により行ってもよい。
第二蓋部7は、筒体5から離れるに従い小径化するテーパ状に形成されている。第二蓋部7の先端部には、ハウジング4内から気体を吸引するための吸気口7aが形成されている。吸気口7aは、円形の開口であって、筒体5の中心軸線L2上に形成されている。吸気口7aからは、吸気管17を脱着可能に接続するための接続部7bが、軸線方向Lに沿って延びている。接続部7bは、円筒状に形成されており、接続部7bの内周面には、吸気管17がねじ込まれる雌ネジ7cが形成されている。なお、接続部7bと吸気管17との接続は、螺合に限定されるものではなく、例えば、嵌合により行ってもよい。
筒体5の側壁5cには、ハウジング4内からインクを排出する排出口5dが形成されている。排出口5dは、円形の開口である。排出口5dは、筒体5の軸線方向Lにおける中央よりも他方側開口端部5b側に形成されている。排出口5dからは、第二インク供給管15を脱着可能に接続するための接続部5eが、軸線方向Lと直交する方向に沿って延びている。接続部5eは、円筒状に形成されており、接続部5eの内周面には、第二インク供給管15がねじ込まれる雌ネジ5fが形成されている。なお、排出口5dと第二インク供給管15との連結は、螺合に限定されるものではなく、例えば、嵌合により行ってもよい。
筒体5、第一蓋部6及び第二蓋部7は、製造容易性の観点から、樹脂製であることが好ましい。この場合、筒体5、第一蓋部6及び第二蓋部7を、射出成型により製造することができる。また、筒体5、第一蓋部6及び第二蓋部7は、インクとしてUVインクを使用する場合を考慮して、紫外線を透過しない色、例えば黒色であることが好ましい。
そして、中空糸膜束3の一方側膜束端部3eが、封止部8により筒体5の一方側開口端部5aに固定されており、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fが、封止部9により筒体5の他方側開口端部5bに固定されている。
封止部8は、樹脂により形成されている。封止部8に用いる樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、紫外線硬化型樹脂、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂が挙げられる。封止部8は、筒体5の軸線方向Lと垂直な断面において、中空部3b以外の全域に充填されている。つまり、封止部8は、中空糸膜2間と、中空糸膜2の内側と、中空糸膜束3と筒体5の内壁との間と、にのみ封止部8が充填されている(図3(a)参照)。そして、封止部8には、中空部3bと筒体5外部とを連通する連通口8aが形成されている。このため、供給口6aから第一蓋部6内に供給されたインクは、連通口8aからのみ筒体5内に供給され、筒体5内において、中空糸膜2の外側に供給される。
封止部9は、封止部8と同様の樹脂により形成されている。封止部9は、筒体5の軸線方向Lと垂直な断面において、中空糸膜2の内側以外の全域に充填されている。つまり、封止部9は、中空糸膜2の内側には充填されておらず、中空糸膜2間、中空糸膜束3と筒体5の内壁との間、中空部3b、にのみ充填されている(図3(b)参照)。なお、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fにも支持体10が配置されている場合は、中空糸膜束3と支持体10との間、支持体10の網目102、にも封止部9が充填されている。このため、筒体5に供給されたインクは、封止部9を超えて第二蓋部7側に流れ込むのが阻止される。また、中空糸膜2の内側と第二蓋部7の内側とが連通されているため、吸引ポンプ16により吸気口7aから吸気することで、中空糸膜2の内側が減圧される。
封止部8は、例えば、中空糸膜束3の一方側膜束端部3eの中心軸線L1と筒体5の中心軸線L2とが同じ位置となるように、中空糸膜束3の一方側膜束端部3eを筒体5に固定している。また、封止部9は、例えば、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fの中心軸線L1と筒体5の中心軸線L2とが同じ位置となるように、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fを筒体5に固定している。なお、封止部9は、例えば、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fの中心軸線L1が筒体5の中心軸線L2に対して排出口5dの反対側に偏芯した位置となるように、中空糸膜束3の他方側膜束端部3fを筒体5に固定してもよい。
なお、筒体5の内径Dと、中空糸膜束3の軸線方向Lにおける長さとの比は、1:1〜1:6であることが好ましい。
次に、中空糸脱気モジュール1によるインクの脱気方法について説明する。
インク貯留部12から第一インク供給管14に供給されたインクは、供給口6aから第一蓋部6内に供給される。第一蓋部6内に供給されたインクは、連通口8aを通って中空部3bに供給される。中空部3bに供給されたインクは、支持体10の網目102を通って、中空糸膜2間の隙間に供給され、更に、当該隙間を通って筒体5の半径方向外側に流れていく。つまり、中空部3bに供給されたインクは、筒体5内において、中空糸膜2の外側に供給される。このとき、吸引ポンプ16を作動させて吸気口7aからハウジング4内を吸気することで、中空糸膜2の内側が減圧される。すると、インクが中空糸膜2間を通過する際に、インクから溶存気体及び気泡が中空糸膜2の内側に引き込まれる。これにより、インクの脱気が行われる。そして、脱気されたインクは、排出口5dから第二インク供給管15に流れ込み、第二インク供給管15からインクジェットヘッド13に供給される。
このとき、中空糸膜2は、経時的にインクにより膨潤していく。なお、中空糸膜2が膨潤する速度及び程度は、中空糸膜2の素材、膜形状、膜形態等によって変わり、また、インクの種類によっても変わる。例えば、中空糸膜2の素材として、ポリオレフィン系樹脂を用い、インクとして、セラミック粉末が溶媒に分散されたセラミックインクを用いた場合は、特に中空糸膜2の膨潤速度及び膨潤程度が大きくなる。そして、膨潤した中空糸膜2は、捩れて扁平しようとするとともに、中空部3bに入り込もうとする。
ここで、セラミックインクに用いられる溶媒としては、本発明の効果を損ねるものでなければ特に限定されることなく、公知のものであってよいが、具体的に例示するならば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等のグリコール類、3−メトキシ−3−メチルブタノール、3−メトキシブタノール等のグリコールモノアルキルエーテル類、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルブチルエーテル、トリエチレングリコールメチルブチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル等のグリコールジアルキルエーテル類、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールモノアセテート類、グリコールジアセテート類、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、2−ブタノール、2−メチル−1−プロパノール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−アミルケトン、メチルイソアミルケトン、ジエチルケトン、エチル−n−プロピルケトン、エチルイソプロピルケトン、エチル−n−ブチルケトン、エチルイソブチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸ヘキシル、酢酸オクチル、酢酸−2−メチルプロピル、酢酸−3−メチルブチル等の酢酸エステル類、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル等の乳酸エステル類、n−ヘキサン、イソヘキサン、n−ノナン、イソノナン、ドデカン、イソドデカン等の飽和炭化水素類、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン等の不飽和炭化水素類、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロデカン、デカリン等の環状飽和炭化水素類、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、1,1,3,5,7−シクロオクタテトラエン、シクロドデセン等の環状不飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、テルペン類、エーテル類、環状イミド、3−メチル−2−オキサゾリジノン、3−エチル−2−オキサゾリジノン等の3−アルキル−2−オキサゾリジノン、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン等のN−アルキルピロリドン、γ−ブチロラクトン、ε−カプロラクトン等のラクトン、β−アルコキシプロピオンアミド等の含窒素溶剤が挙げられる。
しかしながら、中空部3bを画成する中空糸膜束3の内周面3aには、支持体10が当接されているため、膨潤した中空糸膜2は、捩れて扁平するのが抑制されるとともに、中空部3bに入り込むのが抑制される。その結果、中空糸脱気モジュール1では、中空糸膜2が膨潤しても、インクの流路が狭められ又は閉塞されるのを抑制できるため、インクの圧力損失が急激に上昇するのを抑制することができる。
このように、本実施形態に係る中空糸脱気モジュール1では、中空糸膜2の外側にインクを供給するとともに中空糸膜2の内側を減圧することでインクを脱気する外部灌流型である。このため、インクの圧力損失を低く抑えることができる。これにより、例えば、インクの自重によりインク貯留部12からインクジェットヘッド13にインクを供給するインクジェットプリンタ11に中空糸脱気モジュール1を搭載しても、適切にインクジェットヘッド13にインクを供給することができる。
そして、支持体10が円筒状であるため、中空糸膜束3の内周面3aを全体的に支持することができる。
また、支持体10が網状であるため、インクが支持体10を通過する際の圧力損失が上昇するのを抑制することができる。これにより、中空糸脱気モジュールの初期圧が上昇するのを抑制することができる。
また、支持体10の開孔率を10%以上とすることで、中空糸脱気モジュールの初期圧が上昇するのを適切に抑制することができ、支持体10の開孔率を80%以下とすることで、支持体10による中空糸膜2の支持力が低下しすぎるのを抑制することができる。
また、支持体10が中空糸膜束3の一方側端面3cと他方側端面3dとの間に配置されているため、支持体10を筒体5内に収容することができる。これにより、中空糸脱気モジュール1が作製しやすくなるため、中空糸脱気モジュール1の製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態に係るインクジェットプリンタ11では、第一インク供給管14及び第二インク供給管15を備えるインク流路に中空糸脱気モジュール1が取り付けられているため、インク流路における圧力損失の急激な上昇を抑えることができるとともに、長期にわたってインクを脱気することができる。これにより、例えば、インクの自重によりインク貯留部12からインクジェットヘッド13にインクを供給するインクジェットプリンタ11であっても、適切にインクジェットヘッド13にインクを供給することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、支持体が円筒状であるものとして説明したが、中空糸膜を支持して中空糸膜が中空部に入り込むのを抑制することができれば、支持体は如何なる形状であってもよい。また、上記実施形態では、支持体が網状であるものとして説明したが、中空糸膜を支持して中空糸膜が中空部に入り込むのを抑制することができれば、支持体は網状でなくてもよい。また、上記実施形態では、脱気する液体としてインクを例示して説明したが、脱気する液体はインク以外の液体であってもよい。また、上記実施形態では、供給口6aからハウジング4内にインクを供給し、排出口5dからハウジング4内のインクを排出するものとして説明したが、インクの入口と出口とを反転させてもよい。つまり、排出口5dからハウジング4内にインクを供給し、供給口6aからハウジング4内のインクを排出するものとしてもよい。
次に、本発明の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1〜3の中空糸脱気モジュールと、比較例1及び2の中空糸脱気モジュールと、を作製し、図7に示す試験回路において、インクを循環させることによる圧力損失の上昇について計測した。
(試験回路)
図7に示すように、試験回路は、インクが貯留されているインクタンク21に挿入された第一インク供給管22を、中空糸脱気モジュールの供給口に接続し、第一インク供給管22に、第一インク供給管22内のインクを中空糸脱気モジュール側に送液するポンプ23と、第一インク供給管22内のインクの圧力を計測する入口圧力計24と、を取り付けた。また、試験回路は、インクタンク21に挿入された第二インク供給管25を、中空糸脱気モジュールの排出口に接続し、第二インク供給管25に、第二インク供給管25内のインクの圧力を計測する出口圧力計26を取り付けた。
(実施例1)
実施例1の中空糸脱気モジュールは、次の通り作製した。
実施例1では、ベースモジュールとして、DIC株式会社製のSEPAREL EF−G5の中空糸脱気モジュールを用いた。そして、このベースモジュールにおいて、中空糸膜束の内周面に、大日本プラスチック株式会社製のダイプラネトロンシート(網目の大きさ(3mm×3mm)、厚み(1.4mm))を、パイプ径φが14mmとなるように円筒状に巻いた支持体を当接させたものを、実施例1の中空糸膜モジュールとした。具体的に説明すると、ポリ−4メチルペンテン−1を素材とした不均質構造の側壁(膜)を有する内径100μm、外径180μmの中空糸膜を作製した。次に、1インチ当たりに中空糸膜が61本となるように、同列に並ぶ多数の中空糸膜を経糸により簾状に織り、所定長さの中空糸膜シートを作製した。次に、円筒状の支持体に中空糸膜シートを巻き付けて、円筒状の中空糸膜束を作製した。次に、中空糸膜束をハウジングの筒体に挿入し、中空糸膜束の一方側膜束端部を、封止部により筒体の一方側開口端部に固定するとともに、中空糸膜束の他方側膜束端部を、封止部により筒体の他方側開口端部に固定した。そして、筒体の一方側開口端部に第一蓋部を取り付けるとともに、筒体の他方側開口端部に第二蓋部を取り付けることで、実施例1の中空糸脱気モジュールを作製した。実施例1の中空糸脱気モジュールの主な条件を表1に示す。
(実施例2)
支持体として、森六ケミカルズ株式会社製のネトロンパイプ(PX−225−2000、BK、外径(14.6mm)、内径(13.6mm)、ピッチ(押出10mm、幅 参考値 0.8mm)、パイプ径φ(14mm))を用いた。その他の条件は、実施例1と同様にして、実施例2の中空糸脱気モジュールを作製した。実施例2の中空糸脱気モジュールの主な条件を表1に示す。
(実施例3)
支持体として、森六ケミカルズ株式会社製のネトロンパイプ(PX−225−2000、BK、外径(14.6mm)、内径(13.6mm)、ピッチ(押出(10mm)、幅 参考値(0.8mm))、パイプ径φ(10mm)を用いた。その他の条件は、実施例1と同様にして、実施例3の中空糸脱気モジュールを作製した。実施例3の中空糸脱気モジュールの主な条件を表1に示す。
(比較例1)
封止部の樹脂が硬化した後に中空糸膜束から支持体を抜いた他は、実施例2と同様にして、比較例1の中空糸脱気モジュールを作製した。つまり、比較例1の中空糸脱気モジュールとして、DIC株式会社製のSEPAREL EF−G5の中空糸脱気モジュールを用いた。比較例1の中空糸脱気モジュールの主な条件を表1に示す。
Figure 2016120489
(実験)
実験では、炭化水素溶媒(エクソンモービル株式会社製「Exxsol(登録商標) D130」(Hydrocarbones, C14−C18, n−alkanes, iso−alkanes, cyclics, aromatics等))を含有するセラミックインクを使用し、インクの設定温度を45℃とした。
そして、(1)インクの設定流量を200g/minにしてインクを循環させ、入口圧力計24で計測した入口圧力と出口圧力計26で計測した出口圧力との差を圧力損失として算出するとともに、図示しない流量計によりインクの流量を計測した。次に、(2)インクの設定流量を1000g/minにしてインクを循環させ、入口圧力計24で計測した入口圧力と出口圧力計26で計測した出口圧力との差を圧力損失として算出するとともに、図示しない流量計によりインクの流量を計測した。なお、(1)及び(2)で算出した圧力損失を初期値とした。
次に、(3)インクの設定流量を1000g/minにして任意の時間放置した。その後、(4)インクの設定流量を200g/minにしてインクを循環させ、入口圧力計24で計測した入口圧力と出口圧力計26で計測した出口圧力との差を圧力損失として算出するとともに、図示しない流量計によりインクの流量を計測した。次に、(5)インクの設定流量を1000g/minにしてインクを循環させ、入口圧力計24で計測した入口圧力と出口圧力計26で計測した出口圧力との差を圧力損失として算出するとともに、図示しない流量計によりインクの流量を計測した。なお、(3)の放置時間としては、実施例1では23時間とし、実施例2では24時間及び47時間の二種類とし、実施例3では23時間及び47時間の二種類とした。
そして、(4)及び(5)で算出した圧力損失に対する(1)及び(2)で算出した圧力損失の割合を、圧力損失の上昇率として算出した。実施例1〜3及び比較例1の実験結果を表2に示す。また、実施例1の実験結果をグラフ化したものを図8に示し、実施例2の実験結果をグラフ化したものを図9に示し、実施例3の実験結果をグラフ化したものを図10に示し、比較例1の実験結果をグラフ化したものを図11に示す。
Figure 2016120489
(評価1)
表2及び図8〜図10に示すように、実施例1〜3の何れも、圧力損失の急激な上昇は見られなかった。この結果から、支持体を備えることで、圧力損失の急激な上昇を抑制する効果が得られることが分かった。また、支持体の厚みが1mm程度あれば中空糸膜を支持できることも分かった。また、支持体のパイプ径φは10mmでも14mmでも大きく変わらないことが分かった。また、実施例1〜3の何れも、1日程度インク循環させた後は、圧力損失が大きく変動しないことも分かった。
(評価2)
表2、図9及び図11に示すように、実施例2と比較例1とを比較した結果、実施例2では、圧力損失の急激な上昇は見られなかったのに対し、比較例1では、1日も経過しないうちに、圧力損失が急激に上昇したことが分かった。特に、インクの設定流量を1000g/minにした際の圧力損失の上昇率が顕著に見られた。この結果から、支持体を備えない場合比べて、支持体を備えることで、圧力損失の急激な上昇を抑制する効果が得られることが分かった。なお、比較例1においても、1日程度インクを循環させた後は、圧力損失が大きく変動しないことも分かった。
1…中空糸脱気モジュール、2…中空糸膜、3…中空糸膜束、3a…内周面、3b…中空部、3c…一方側端面、3d…他方側端面、3e…一方側膜束端部、3f…他方側膜束端部、4…ハウジング、5…筒体、5a…一方側開口端部、5b…他方側開口端部、5c…側壁、5d…排出口、5e…接続部、5f…雌ネジ、6…第一蓋部、6a…供給口、6b…接続部、6c…雌ネジ、7…第二蓋部、7a…吸気口、7b…接続部、7c…雌ネジ、8…封止部、8a…連通口、9…封止部、10…支持体、101…線状部、101a…第一線状部、101b…第二線状部、102…網目、11…インクジェットプリンタ、12…インク貯留部、13…インクジェットヘッド、14…第一インク供給管、15…第二インク供給管、16…吸引ポンプ、17…吸気管、21…インクタンク、22…第一インク供給管、23…ポンプ、24…入口圧力計、25…第二インク供給管、26…出口圧力計、L…軸線方向、L1…中空糸膜束の中心軸線、L2…筒体の中心軸線。

Claims (5)

  1. 複数本の中空糸膜が円筒状に束ねられた中空糸膜束と、前記中空糸膜束が収容されて軸線方向に延びる筒体と、を備え、前記中空糸膜束の中空部から前記中空糸膜間の隙間に液体を供給するとともに前記中空糸膜の内側を減圧することで、前記液体を脱気する中空糸脱気モジュールであって、
    前記中空糸膜束の内周面に当接される支持体を備える、
    中空糸脱気モジュール。
  2. 前記支持体は、円筒状である、
    請求項1に記載の中空糸脱気モジュール。
  3. 前記支持体は、網状である、
    請求項1又は2に記載の中空糸脱気モジュール。
  4. 前記支持体は、前記中空糸膜の中心軸線方向において、前記中空糸膜束の一方側端面と他方側端面との間に配置されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の中空糸脱気モジュール。
  5. インク貯留部に貯留されたインクがインク流路を通ってインクジェットヘッドに供給されるインクジェットプリンタであって、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の中空糸脱気モジュールが前記インク流路に取り付けられている、
    インクジェットプリンタ。
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