JP2016118943A - 車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】車両利用時に実際に消費した燃料量に相当する精確な燃料料金を算出することができるようにする。
【解決手段】車両の利用中に使用された燃料料金の算出を行う車両の燃料料金計算システムにおいて、上記車両のエンジンが起動したか否かを監視する監視手段と、上記監視手段において上記エンジンの起動が確認されると、上記車両に搭載された燃料噴射装置が噴射する燃料量を一定時間ごとに取得するものであって、上記監視手段において上記エンジンの停止が確認されるまで、上記燃料噴射装置の燃料量の取得を繰り返す燃料噴射量検出手段と、上記燃料噴射量検出手段により取得された上記燃料量を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された上記燃料量の総量より燃料料金を算出する料金算出手段とを有するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関し、さらに詳細には、車両使用時に実際に消費した燃料量に相当する精確な金額を算出する車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体に関する。
従来より、複数の利用者が車両を共用する利用形態の一例として、一台の自動車を複数の会員が共同で利用する、所謂、カーシェアリングが知られている。
ここで、カーシェアリングとは、利用者は自ら自動車を所有せず、カーシェアリング事業者(以下、単に「事業者」と適宜に称する。)の会員となり、必要に応じてその事業者から提供された自動車を借りるというものである。
また、カーシェアリングは、ある地域に限定したコミュニティーの中で会員同士で自動車を共有し、インターネットなどを通じで車両の利用状態の確認や利用予約を行うようにしているため、貸出手続に時間を必要としないことや、貸出・返却場所は、居住しているマンションの駐車場や通勤駅付近などの会員が利用するにあたって便利な場所に設定されていること、短時間の利用が可能な点などから、近年注目されている。
こうしたカーシェアリングにより、利用者は、自身で自動車を所有する場合に比べて自動車取得費用、維持経費ならびに駐車料金などの費用を削減することができるようになる。
さらに、カーシェアリングが広く普及されることにより、自動車の総台数の低減が見込まれ、都市部における交通渋滞の緩和やエネルギー消費量の低減により、二酸化炭素による地球温暖化を抑止する効果が期待されている。
なお、本明細書においては、「自動車」を「車両」と適宜に称することとする。
ところで、上記したような従来のカーシェアリングにおいては、例えば、図1に示すようなシステムを構築し、このシステムにより車両の予約や運行の管理が行われている。
即ち、従来の技術によるカーシェアリングシステム100は、カーシェアリングシステム100を管理する管理団体のパーソナルコンピューター102と接続されるとともに当該管理団体の会員となった利用者のパーソナルコンピューター104や当該利用者の携帯端末106とネットワークを介して接続されるサーバー108と、車両110内に設けられ、かつ、携帯電話網でサーバー108と接続される車載器112と、車両110内に設けられるとともに車載器112と接続されるカードリーダー114と、車両110内に設けられるとともに車載器112に接続されるキーボックス116とを有して構成されている。
以上の構成において、カーシェアリングシステム100を利用して車両110の予約や利用を行うには、まず、利用者が管理団体に会員登録を行う。これにより、各利用者に対して利用者固有の登録コードが作成されるとともに、当該登録コードを認証用コードとして記憶したICカードが配布される。
そして、利用者が予約を行う場合には、利用者が利用者のパーソナルコンピューター104あるいは利用者の携帯端末106を利用してサーバー108に設けられた予約サイトにアクセスし、車両110の予約状況を確認し、利用者の要望にあった車両の予約を行う。こうして予約された各種の情報たる予約情報は、サーバー108にて管理される。
その後、予約した利用開始時間になると、携帯電話網を利用して、予約情報がサーバー108から車載器112に送られ、カードリーダー114が起動される。
一方、利用者は、予約した利用開始時間に車両110が駐車された駐車場まで行き、カードリーダー114に会員登録時に取得したICカードを読み取らせて認証を受けることにより、ドアのロックが解除されるとともに、キーボックス116からキーが取り出せる状態となり、車両110の利用が可能となる。
そして、利用者は予約した利用終了時間まで車両110を利用するものであるが、予約した利用終了時間までに車両110を、利用開始時に駐車していた駐車場に駐車させて、キーをキーボックス116に返却するとともにすべてのドアを閉める。
その後、再度、ICカードをカードリーダー114に読み取らせて認証を受けることにより、ドアのロックがなされるとともに、キーボックス116からキーが取り出せない状態となる。
こうして、車両110が駐車場に返却されると、車載器112において走行距離、利用時間ならびに車両110の状態などが確認され、確認された利用時間に応じた時間料金に、走行距離に応じた燃料料金を加算して、車両110の利用により生じた料金を算出し、算出した料金を利用者のパーソナルコンピューター104もしくは携帯端末106に通知する。
ところで、上記したように、従来のカーシェアリングシステム100においては、車両使用時に消費した燃料の燃料料金について、車載器112より取得される走行距離をもとに算出されていた。
しかしながら、車両走行中に実際に消費される燃料量は、走行方法、車両に同乗する者の数、車両に積載する荷物などの積載量や走行する道路の環境に左右される。
例えば、山道を走行する場合と平坦路を一定の速度で走行する場合とを比較すると、一般に山道を走行する場合の方が燃料消費量が多くなるものである。
そのため、高速道路を利用して長距離の運転を行った場合などは、一定速度で安定した走行が可能であるため、走行距離をもとに算出された燃料料金よりも実際の燃料消費量から算出された燃料料金の方が安価である場合があるにも関わらず、走行距離で算出された燃料料金を請求されることがあるため、利用者の負担が実際よりも大きくなる可能性があるという問題点があった。
また、優れた運転技術を有する利用者が燃料消費量を抑える走行をしたとしても、燃料消費量を抑えることを考慮せずに走行した利用者と同一の距離を走行するものであれば、燃料料金も同一となり、運転技術が優れているにもかかわらず料金に反映されないという問題点があった。
また、貸自動車として、所謂、レンタカーが知られている。レンタカー事業者から車両を借りた場合、一般に、利用者は返却時に使用量に相当する燃料を補充して返却するか、走行距離より逆算される燃料料金を支払うものである。
そのため、こうしたレンタカーにおいても、上記したカーシェアリングの場合と同様に、利用者の負担が実際よりも大きくなる可能性があるという問題点があった。
上記のことから、精確な燃料料金の計算方法が要望されていた。
なお、本願出願人が特許出願のときに知っている先行技術は、文献公知発明に係る発明ではないため、本願明細書に記載すべき先行技術文献情報はない。
本発明は、従来の技術の有する上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両利用時に実際に消費した燃料量に相当する精確な燃料料金を算出することが可能な車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、車両の燃料噴射量を測定し、燃料噴射量の合計から燃料料金を算出するようにしたものである。
即ち、本発明は、車両の利用中に使用された燃料料金の算出を行う車両の燃料料金計算システムにおいて、上記車両のエンジンが起動したか否かを監視する監視手段と、上記監視手段において上記エンジンの起動が確認されると、上記車両に搭載された燃料噴射装置が噴射する燃料量を一定時間ごとに取得するものであって、上記監視手段において上記エンジンの停止が確認されるまで、上記燃料噴射装置の燃料量の取得を繰り返す燃料噴射量検出手段と、上記燃料噴射量検出手段により取得された上記燃料量を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶された上記燃料量の総量より燃料料金を算出する料金算出手段とを有するようにしたものである。
また、本発明は、車両の利用中に使用された燃料料金の算出を行う車両の燃料料金計算方法において、上記車両のエンジンが起動したか否かを監視する監視工程と、上記監視工程において上記エンジンの起動が確認されると、上記車両に搭載された燃料噴射装置が噴射する燃料量を一定時間ごとに取得するものであって、上記監視工程において上記エンジンの停止が確認されるまで、上記燃料噴射装置の燃料量の取得を繰り返す燃料噴射量検出工程と、上記燃料噴射量検出工程により取得された上記燃料量を記憶する記憶工程と、上記記憶工程で記憶された上記燃料量の総量より燃料料金を算出する料金算出工程とを有するようにしたものである。
また、本発明は、上記した発明に記載の車両の燃料料金計算システムとしてコンピューターを機能させるためのプログラムである。
また、本発明は、上記した発明に記載の車両の燃料料金計算方法をコンピューターに実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、上記した発明に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、車両利用時に実際に消費した燃料量から、精確な燃料料金を算出することが可能になるという優れた効果を奏する。
図1は、従来の技術によるカーシェアリングシステムの概要を示すブロック構成説明図である。 図2は、本発明による燃料料金計算システムを備えたカーシェアリングシステムの概要を示すブロック構成説明図である。 図3は、本発明によるカーシェアリングシステムの利用手順を示すフローチャートである。 図4は、本発明によるカーシェアリングシステムにおける車両利用前の認証処理を示すフローチャートである。 図5は、本発明によるカーシェアリングシステムにおける燃料噴射量取得処理を示すフローチャートである。 図6は、本発明によるカーシェアリングシステムにおける車両利用後の認証処理を示すフローチャートである。 図7は、本発明によるカーシェアリングシステムにおける精算処理を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による車両の燃料料金計算システム、燃料料金計算方法、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体の実施の形態の一例について詳細に説明するものとする。
なお、以下の説明においては、図1を参照しながら説明した従来のカーシェアリングシステム100と同一または相当する構成については、上記において用いた符号と同一の符号を用いて示すことにより、この詳細な構成ならびに作用の説明は適宜に省略することとする。
ここで、図2には、本発明による車両の燃料料金計算システムを備えたカーシェアリングシステムの概要を示すブロック構成説明図が示されている。
この図2に示す本発明によるカーシェアリングシステム10は、カーシェアリングシステム10を管理する管理団体のパーソナルコンピューター102と接続されるとともに管理団体の会員となった利用者のパーソナルコンピューター104や当該利用者の携帯端末106とネットワークなどを介して接続されるサーバー108と、車両110に設けられるとともにサーバー108と携帯電話網を利用して接続される車載器12と、車両110に設けられるとともに車載器12と接続されるカードリーダー114と、車両110に設けられるとともに車載器12と接続されるキーボックス116とを有して構成されている。
より詳細には、車載器12は、車両110に備えられた装置や機能に対する監視や当該監視に基づく制御を行うものであり、GPS衛星14と通信するGPSモジュール12aと、携帯電話網と接続する通信モジュール12bと、GPSモジュール12a、通信モジュール12b、監視部12e(後述する。)およびカードリーダー114からの各種情報を処理するとともに、カードリーダー114、キーボックス116ならびに車載器12の全体の動きを制御するメインコントローラー12cと、メインコントローラー12cからの情報により車両110に設けられたエンジンスタータ110aおよびドアロックアンロックシステム110bを操作する操作部12dと、車両110に設けられたドアスイッチ110c、イグニッション110d、バッテリ電圧検出器110e、燃料噴射量検出器110fおよび時計110gを監視する監視部12eと、メインコントローラー12cからの情報によりキーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)から音声ガイダンスなどを出力させる音声モジュール12fとを有して構成されている。
また、GPSモジュール12aは、GPS衛星14からGPS信号を受信するために必要なアンテナ12aaを備えており、また、通信モジュール12bは、車載器12が各種情報を携帯電話網を介して送受信するためのアンテナ12baを備えている。
さらに、音声モジュール12fは、キーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)に接続されている。
また、カードリーダー114は、車両110内に配置されるとともに、車両110の外から利用者がICカードを翳すことにより、当該ICカードに記憶された認証用コードを読み取ることが可能な位置に配置されている。
次に、カーシェアリングシステム10を利用して車両110の予約や利用を行う場合について説明するが、はじめに各構成要素の機能について説明する。
まず、メインコントローラー12cは、サーバー108、カードリーダー114、監視部12eおよびGPS衛星14からの各種情報の入力を行い、入力した情報を記憶するとともに、サーバー108に対して各種情報を出力する。
さらに、このメインコントローラー12cは、操作部12d、監視部12e、音声モジュール12f、カードリーダー114およびキーボックス116といった構成要素に対してそれらを制御する出力を行う。
また、操作部12dは、監視部12eにおけるイグニッション110dの監視結果などに基づいて、認証処理なしにドアを開けてエンジンをかけようとしてキーが使用されたと判断された場合に、メインコントローラー12cの制御により、エンジンスタータ110aを起動しないように制御することでエンジンがかからないようにする。
さらに、操作部12dは、メインコントローラー12cから認証処理による認証が完了したとの情報を入力すると、ドアロックアンロックシステム110bを制御して車両110のドアのロックならびにロックの解除を行う。
また、監視部12eは、ドアスイッチ110cから開閉信号を取得することによりドアの開閉状態の監視を行い、イグニッション110dからIG信号を取得することによりエンジンが起動されたか否かの監視を行い、バッテリー電圧検出部110eから電位を取得することにより車両110が動作状態であるか否かの監視を行い、燃料噴射量検出器110fから燃料噴射信号を取得することにより車両110の燃料噴射装置から噴射された燃料の噴射量の監視を行い、時計110gから日付および時間を取得することにより所定の処理を行った日付や時間を取得することにより所定の処理を行った日付や時間の管理を行い、キーボックス116から所定の情報を取得することによりキーボックス116内におけるキーの有無などの監視を行うものであるとともに、こうした監視結果をメインコントローラー12cに出力するものである。
また、GPSモジュール12aは、GPS衛星14からのGPS信号を取得し、当該GPS信号をメインコントローラー12cに出力するものであり、メインコントローラー12cにおいては、取得したGPS信号に基づいて車両110の位置情報を取得する。
また、通信モジュール12bは、メインコントローラー12cにおける各種情報を携帯電話網を利用してサーバー108に出力するとともに、サーバー108から携帯電話網を利用して出力された各種情報をメインコントローラー12cに入力する。
また、音声モジュール12fは、キーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)から音声ガイダンスを流すものである。
そして、カードリーダー114は、メインコントローラー12cによりその起動が制御されるとともに、読み取り部(図示せず。)にICカードが翳されると、ICカードから認証用コードを読み取り、読み取った認証用コードをメインコントローラー12cに出力する。
さらに、カードリーダー114には、LEDランプ(図示せず。)が設けられており、メインコントローラー12cの制御により、このLEDランプ(図示せず。)を点滅させて、利用者に対してカードリーダー114にICカードを翳すように促す。
また、キーボックス116は、認証処理が完了した後に、メインコントローラー12cによって、キーの取り出しを可能または不可能な状態に制御されるとともに、音声モジュール12fからの音声ガイダンスを、設けられたスピーカー(図示せず。)から流すものである。
次に、図3乃至図7を参照しながら、カーシェアリングシステム10の動作について説明する。
図3には、本発明によるカーシェアリングシステム10の利用手順を示すフローチャートが示されている。
まず、カーシェアリングシステム10を利用するに際しては、利用者が管理団体に対して会員登録を申請すると、管理団体は、利用者固有の登録コードを作成し、当該登録コードを利用者に配布するとともに、サーバー108内に設けられた記憶手段(図示せず。)に記憶させる。
さらに、上記した登録コードと同じ認証用コードが記憶されたICカードと、利用者がサーバー108に設けられた予約サイトにアクセスする際に必要となるIDおよびパスワードとが利用者に対して配布される。
そして、管理団体への会員登録を完了した利用者は、当該管理団体が管理する車両110を利用しようとする場合には、カーシェアリングシステム10において、パーソナルコンピューター104または携帯端末106を利用してサーバー108に設けられた予約サイトにアクセスして会員登録時に取得したIDおよびパスワードを入力して予約サイトにログインし、ログインした予約サイトにおいて車両110の状態や車両110の予約状況といった情報を閲覧し、利用者の要望にあった車両110の予約を行う(ステップS302)。
こうした車両110の予約においては、具体的には、予約の際に携帯端末106などに表示される予約画面(図示せず。)において利用する車両110を選択するとともに、車両110の利用開始日時および利用終了日時を設定する。
このとき、利用する車両110の選択ならびに車両110の利用開始日時および利用終了日時の設定については、利用者が利用しようとする時間に、他の利用者による利用のない車両110を選択するとともに、選択した車両110を利用する利用開始日、利用開始時間および利用終了日および利用終了時間を設定する。
利用者による車両110の予約が完了し、予約した利用開始日時になると、ステップS302の処理において予約した予約情報がサーバー108から携帯電話網を利用して、通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cに出力される。
そして、利用者は予約した利用開始日時に車両110が駐車されている駐車場まで行き(ステップS304)、車両110に設けられたカードリーダー114に会員登録時に取得したICカードを翳すことにより認証処理を行う(ステップS306)。
ここで、図4のフローチャートには、このステップS306における車両利用前の認証処理の詳細な処理内容が示されており、この車両利用前の認証処理においては、まず、予約した利用開始日時になると、予約した車両110に対して、予約情報がサーバー108から携帯電話網を利用し、通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cに出力される。
予約情報がメインコントローラー12cに出力されると、メインコントローラー12cの制御により、カードリーダー114を起動するとともにカードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させて利用者にカードリーダー114の起動を知らせる。
このように、予約した利用開始日時になるとカードリーダー114が起動されるので、予約した利用開始日時に予約した車両110が駐車している駐車場に来た利用者は、カードリーダー114に対して会員登録時に取得したICカードを翳し、カードリーダー114に当該ICカードを読み取らせる(ステップS402)。
即ち、利用者がカードリーダー114にICカードを翳すことにより、カードリーダー114ではICカードの認証用コードを読み取ることとなる。
こうして読み取った認証用コードはメインコントローラー12cに出力され、メインコントローラー12cから通信モジュール12bを介し、携帯電話網を利用してサーバー108に出力される(ステップS404)。
認証用コードをサーバー108に入力すると、サーバー108では、当該認証用コードとサーバー108に予め記憶されている利用者の登録コードとが一致するか否かの判断を行う(ステップS406)。
ステップS406の判断処理において、認証用コードと利用者の登録コードとが一致しないと判断された場合には、サーバー108から認証用コードと登録コードとが一致しないという判断結果を、携帯電話網を利用し通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cに出力する。そして、メインコントローラー12cの制御によりカードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅することで、利用者に対して再びICカードをカードリーダー114に翳すように警告し(ステップ408)、再度ステップS402の処理に戻り、ステップS402の処理以降の処理を行う。
一方、ステップS406の判断処理において、認証用コードと利用者の登録コードとが一致すると判断された場合には、サーバー108から認証用コードと登録コードとが一致するという判断結果を、携帯電話網を利用し通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cに出力する。そして、メインコントローラー12cの制御によりカードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅することで、利用者に対して認証された旨を知らせるとともに、車両110のセキュリティを解除した状態、具体的には、車両110のドアロックを解除するとともに、キーボックス116からキーを取り出すことができる状態とし(ステップS410)、ステップS308の処理(後述する。)に進む。
なお、カードリーダー114にICカードが翳されて認証処理が開始され、認証用コードと登録コードとが一致するか否かの判断処理による判断がなされるまで(つまり、認証処理中のことである。)は、メインコントローラー12cの制御によりカードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させる。
上記の説明において、カードリーダー114が起動したとき、認証処理中、認証用コードと登録コードとが一致しないと判断されたとき、認証用コードと登録コードとが一致したと判断されたときにおいて、メインコントローラー12cの制御によりカードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させるものであるが、こうしたLEDランプの点滅はそれぞれ点滅パターンが異なっている。従って、利用者はこの点滅パターンの違いによって、どのような状態であるかを知ることができる。
上記のようにして、ステップS306の車両利用前の認証処理により認証が完了すると、利用者は車両の利用が可能となる(ステップS308)。
そして、車両110の利用中には、同時に燃料噴射量取得処理が行われる。
ここで、ステップS308に示す車両の利用の一例について以下に説明すると、上記ステップS306における認証処理が完了すると、メインコントローラー12cによってカードリーダー114の電源が切られ、利用者は車両110に乗車して、キーボックス116からキーを取り出し、取り出したキーを利用してエンジンを起動する。
そして、利用者により車両110のエンジンが起動されると、図5に示す燃料噴射量取得処理が開始される。
この燃料噴射量取得処理は、利用者による車両110の利用中において、車両110に搭載された燃料噴射装置(図示せず。)が車両110のエンジンへ噴射して供給する燃料量を一定時間ごとに取得する処理である。
そして、燃料噴射量取得処理により取得した燃料量は、後述する精算処理において、その総量が算出され、燃料量の総量を使用燃料量として燃料料金を精算するものである。
ここで、図5を参照しながら燃料噴射量取得処理についてより詳細に説明すると、はじめに、監視部12eにおいて燃料噴射量検出器110fより噴射した燃料量を一定時間ごとに取得する処理が行われる(ステップS502)。
より詳細には、燃料噴射量検出器110fから燃料噴射信号を取得することで車両110の燃料噴射装置から噴射された燃料の噴射量の監視を行うものである。
ここで、上記した一定時間は自由に設定してよいものであるが、より精度の高い値を算出するためには短時間ごとに噴射量を得ることが望ましく、例えば、10ミリ秒ごとに取得することが望ましい。
次に、ステップS502において取得した燃料量をメインコントローラー12cの記憶部に記憶する処理が行われる(ステップS504)。
そして、メインコントローラー12cから、記憶した燃料量を車載器12が検出した燃料噴射量情報としてサーバーに出力し、管理団体に通知する処理が行われる(ステップS506)。
次に、エンジンは停止したか否かの判断処理が行われる(ステップS508)。
ここで、ステップS508の判断処理において、エンジンは停止していないと判断された場合、ステップ502の処理に戻り、上記ステップS502の処理以降の処理が行われる。
即ち、エンジンが停止するまでの間、燃料噴射装置より噴射された燃料量を一定時間ごとに取得する処理が繰り返される。
一方、ステップS508の判断処理において、エンジンは停止したと判断された場合、燃料噴射量取得処理は終了する。
即ち、エンジンの停止とともに燃料量の取得および燃料量の出力を終了する。
なお、上記の燃料噴射量取得処理は、エンジンの起動をきっかけに開始され、エンジンの停止とともに終了するため、車両110の利用中にいったんエンジンが停止されたとしても再びエンジンが起動されれば燃料噴射量取得処理が再開される。そのため、利用途中でエンジンを停止したとしても利用者が車両110を返却する操作を行うまでは繰り返し処理を行うものである。
次に、車両110の利用を終了するための処理を説明するが、まず、利用者は返却のための操作を行う。
返却のための操作として、利用者は、予約した利用終了日時までに車両110を駐車場に駐車し、キーを操作して車両110のエンジンを停止する。このとき、メインコントローラー12cにおいては、GPSモジュール12aを介してGPS衛星14からGPS信号を取得し、取得したGPS信号に基づいて車両110の位置情報を取得する。
つまり、ここでは、メインコントローラー12cにおいて、監視部12eのイグニッション110dなどの監視結果を受けて、車両110のエンジンが止められたと判断するとGPS衛星14からGPS信号を入力して車両110の位置情報を取得することとなる。
なお、こうして取得した位置情報は、通信モジュール12bを介し、携帯電話網を利用してサーバー108に出力される。
そして、利用者は、車両110のキーをキーボックス116に返却し、車両110から降車して車両110のすべてのドアを閉める。
そして、利用者は再度ICカードを車両110に設けられたカードリーダー114に翳し、車両110に設けられたカードリーダー114にICカードを読み取らせて認証を受ける(ステップS310)。
ここで、図6のフローチャートには、このステップS310における車両利用後の認証処理の詳細な処理内容が示されており、この車両利用後の認証処理においては、まず、監視部12eにおけるイグニッション110d、キーボックス116ならびにドアスイッチ110cの監視結果に基づいて、メインコントローラー12cにより車両110のエンジンが停止され、キーボックス116にキーが返却され、かつ、車両110のすべてのドアが閉められているか否かの判断を行う(ステップS602)。
ステップS602の判断処理において、「車両110のエンジンの停止」、「キーボックス116へのキーの返却」、「車両110の全てのドアが閉じられていること」の3つのうちの1つでも行われていないと判断された場合には、継続して車両110を使用するものと判断され、認証処理を行わずに処理を終了する。
一方、ステップS602の判断処理において、車両110のエンジンが停止され、キーボックス116にキーが返却され、かつ、車両110の全てのドアが閉められていると判断された場合には、メインコントローラー12cの制御により、カードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させて利用者にカードリーダー114の起動を知らせるとともに、音声モジュール12fを介して利用者に対してカードリーダー114にICカードを翳すように促す旨の音声ガイダンスをキーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)から流し、車両110に設けられたカードリーダー114を起動させる。
そして、利用者がICカードをカードリーダー114に翳してカードリーダー114にICカードを読み取らせる(ステップS604)。
即ち、利用者がICカードをカードリーダー114に翳すことにより、カードリーダー114ではICカードの認証用コードを読み取り、読み取った認証用コードをメインコントローラー12cに出力し、メインコントローラー12cから通信モジュール12bを介し、携帯電話網を利用してサーバー108に入力する(ステップS606)。
認証用コードがサーバー108に入力されると、サーバー108においては、当該認証用コードと予めサーバー108に記憶された利用者の登録コードとが一致するか否かの判断を行う(ステップS608)。
このステップS608の判断処理において、認証用コードと利用者の登録コードとが一致しないと判断された場合には、サーバー108から、認証用コードと登録コードとが一致しないという判断結果を、携帯電話網を利用し通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cへ出力し、メインコントローラー12cの制御により、カードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させることで、利用者に対して再びカードリーダー114にICカードを翳すように警告し(ステップS610)、再度、ステップS604の処理に戻る。
一方、ステップS608の判断処理において、認証用コードと利用者の登録コードとが一致すると判断された場合には、サーバー108において、サーバー108で管理されている予約情報から認証用コードと一致する登録コードの利用者の予約状況を確認し(ステップS612)、当該利用者が利用している車両110が存在するか否かの判断を行う(ステップS614)。
このステップS614の判断処理において、利用者が利用している車両110が存在しないと判断された場合には、サーバー108から、利用者が利用している車両110が存在しないとの判断結果を、携帯電話網を利用し通信モジュール12bを介してメインコントローラー12cへ出力し、メインコントローラー12cにより、カードリーダー114を起動した状態で、車両110のセキュリティを起動させずに処理を終了する。
即ち、ステップS614の判断処理において、利用者が利用している車両110が存在しないと判断された場合には、当該利用者による車両110の返却は不可能であると判断され、車両110が返却されていない状態、つまり、利用者が車両110を使用している状態となる。
一方、ステップS614の判断処理において、利用者が利用している車両110が存在すると判断された場合には、サーバー108から、利用者が利用している車両110が存在するとの判断結果を、携帯電話網を利用し通信モジュール12bを介してメインコントローラー12へ出力し、メインコントローラー12cの制御により、カードリーダー114に設けられたLEDランプ(図示せず。)を点滅させて車両110の返却処理の完了を知らせるとともに、車両110のセキュリティが起動した状態、具体的には、車両110のドアロックを行うとともに、キーボックス116からキーを取り出すことができない状態とする(ステップS616)。
そして、上記したステップS310による車両利用後の認証処理による認証が完了すると、次に精算処理が行われる(ステップS312)。
即ち、メインコントローラー12cによりカードリーダー114の電源が切られ、車両110の利用が終了すると図7に示す精算処理が行われる。
ここで、図7には、このステップS312における精算処理の詳細な処理内容が示されており、はじめに、管理団体のパーソナルコンピューター102において、車載器12検出の燃料噴射量の総量を算出する処理が行われる(ステップS702)。
ここでは、サーバー108より通知された燃料噴射量情報から、燃料噴射量の総量が算出される。
そして、次に、上記ステップS702において算出した車載器検出の燃料噴射量の総量を実際に使用された燃料量として、燃料料金を精算する処理が行われる(ステップS704)。
こうした燃料料金の精算処理としては、例えば、10ミリ秒ごとに取得した燃料噴射量の総量が6000cc(6リットル)で、1リットルあたりの燃料料金を150円であった場合、燃料料金=6(リットル)×150(円/リットル)=900円となる。
次に、ステップS706において、燃料料金にかかる料金以外の利用料金を精算する処理が行われる(ステップS706)。
こうした利用料金は、例えば、車両110の利用時間や車両の状態などから算出されるものであり、ステップS704において精算された燃料料金以外の料金に関するものである。
こうした利用料金の精算処理としては、例えば、監視部12eにより走行時間、車両110の状態などが監視され、この監視情報をメインコントローラー12cに出力し、さらに、メインコントローラー12cにおいて当該監視情報を車両110を特定する車両情報と関連付け、車両情報と関連付けられた監視情報をメインコントローラー12cから通信モジュール12bを介し、携帯電話網を利用してサーバー108に出力する。
こうしてサーバー108に出力された監視情報や車両110の利用時間などに基づいて、管理団体がパーソナルコンピューター102からサーバー108の管理システムにアクセスして、車両110の利用により生じた料金を算出するものである。
次に、ステップS704で精算した燃料料金と、ステップS706で精算した利用料金とを請求する処理が行われる(ステップS708)。
こうしたステップS708の処理においては、上記燃料料金および利用料金とを利用者のパーソナルコンピューター104や携帯端末106に通知する。
以上において説明したように、本発明によれば、メインコントローラー12により、利用者が車両110を利用する際にエンジンをかけたときからエンジンを停止するときまでの間、常に、監視部12eにより燃料噴射量検出器110fを監視しており、得られた燃料噴射量の総量より燃料料金を計算するものであるため、実際の走行に使用した燃料料金のみを支払うことが可能になる。
このため、従来のカーシェアリングシステムにおいては、燃料料金は走行距離から計算されて請求されていたので、燃料消費量を抑える運転をしたとしても料金に反映されることがなかったが、本発明によれば、燃料消費量を抑える運転をすれば、燃料料金を抑えることが可能になる。
また、本発明によれば、燃料噴射量検出器110fによって燃料噴射装置より噴射された燃料量、即ち、利用者が利用中にどれだけの燃料を使用したかを管理しているため、例えば、燃料タンクより燃料を抜き取るなどの不正が行われた場合、燃料噴射量の推移を確認することで不正の有無を判断することが可能になる。
さらにまた、本発明によれば、利用者が使用した燃料量を確認することができるため、燃料消費量を抑えた走行を行うことによってエネルギー消費量の低減につながることを利用者に意識することを促すきっかけとなり、二酸化炭素の排出量を削減できる可能性があるものである。
なお、上記した各実施の形態は、以下の(1)乃至(5)に示すように変形することができるものである。
(1)上記した実施の形態においては、燃料噴射量検出器において、燃料噴射量信号を監視部へ送り、メインコントローラーおよび管理団体のパーソナルコンピューターにおいて管理するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、燃料噴射量検出器において燃料噴射量の総量を積算可能であるような機能を持たせてもよいものである。
(2)上記した実施の形態においては、車両利用中の利用者に対してリアルタイムで使用燃料量を通知する処理を行っていないが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、サーバー108に確認サイトを設けることで利用者が携帯端末106を介して確認可能であるようにしてもよいものである。
(3)上記した実施の形態においては、ステップS408の処理において、LEDランプを点滅することで、利用者に対して再びカードリーダー114にICカードを翳すように警告するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
つまり、LEDランプの点滅に換えて、キーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)から、利用者に対して再びカードリーダー114にICカードを翳すように促す旨の音声ガイダンスを流すようにしてもよい。
さらに、LEDランプの点滅に加えて、キーボックス116に設けられたスピーカー(図示せず。)から、利用者に対して再びカードリーダー114にICカードを翳すように促す旨の音声ガイダンスを流すようにしてもよい。
(4)上記した実施の形態においては、本発明について、カーシェアリングシステムにおける車両の燃料料金計算システムとして説明したが、これに限られるものではないことは勿論であり、上記車両の燃料料金計算システムは、所謂、レンタカー事業をはじめとする燃料料金の精算が必要なものにおいて利用してもよいものである。
(5)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(4)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、車両を利用した利用者に対して燃料料金を計算することが必要となる事業者が用いて好適なシステムである。
10、100 カーシェアリングシステム
12、112 車載器
12a GPSモジュール
12aa、12ba アンテナ
12b 通信モジュール
12c メインコントローラー
12d 操作部
12e 監視部
12f 音声モジュール
14 GPS衛星
102 管理団体のパーソナルコンピューター
104 利用者のパーソナルコンピューター
106 携帯端末
108 サーバー
110 車両
110a エンジンスタータ
110b ドアロックアンロックシステム
110c ドアスイッチ
110d イグニッション
110e バッテリ電圧検出器
110f 燃料噴射量検出器
110g 時計
114 カードリーダー
116 キーボックス

Claims (5)

  1. 車両の利用中に使用された燃料料金の算出を行う車両の燃料料金計算システムにおいて、
    前記車両のエンジンが起動したか否かを監視する監視手段と、
    前記監視手段において前記エンジンの起動が確認されると、前記車両に搭載された燃料噴射装置が噴射する燃料量を一定時間ごとに取得するものであって、前記監視手段において前記エンジンの停止が確認されるまで、前記燃料噴射装置の燃料量の取得を繰り返す燃料噴射量検出手段と、
    前記燃料噴射量検出手段により取得された前記燃料量を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記燃料量の総量より燃料料金を算出する料金算出手段と
    を有することを特徴とする車両の燃料料金計算システム。
  2. 車両の利用中に使用された燃料料金の算出を行う車両の燃料料金計算方法において、
    前記車両のエンジンが起動したか否かを監視する監視工程と、
    前記監視工程において前記エンジンの起動が確認されると、前記車両に搭載された燃料噴射装置が噴射する燃料量を一定時間ごとに取得するものであって、前記監視工程において前記エンジンの停止が確認されるまで、前記燃料噴射装置の燃料量の取得を繰り返す燃料噴射量検出工程と、
    前記燃料噴射量検出工程により取得された前記燃料量を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程で記憶された前記燃料量の総量より燃料料金を算出する料金算出工程と
    を有することを特徴とする車両の燃料料金計算方法。
  3. 請求項1に記載の車両の燃料料金計算システムとしてコンピューターを機能させるためのプログラム。
  4. 請求項2に記載の車両の燃料料金計算方法をコンピューターに実行させるためのプログラム。
  5. 請求項3または4のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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