JP2016117161A - 液体を吐出する装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体吐出に伴って生じるミストが媒体収容手段に侵入して媒体や媒体収容手段が汚れて画像品質が低下する。
【解決手段】用紙8に対して液体を吐出するヘッド1と、用紙8を収容する給紙カセット40と、装置本体100内の空気を吸引する吸引ファン50とを備え、給紙カセット40の底部には用紙8を収容した状態で吸気可能な吸気口45が設けられ、吸引ファン50によって装置本体100内の空気を吸引するときに給紙カセット40の吸気口45から吸気されて、給紙カセット40の給紙開口部49から吸引ファン50に向かって流れる気流が発生する。
【選択図】図3

Description

本発明は液体を吐出する装置に関する。
液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)などの液体吐出手段を使用する装置にあっては、液体吐出に伴って発生するミストが媒体に付着すると印刷品質が低下することになる。
そこで、従来、気流を発生させてミストが装置本体内に拡散しないようしたもの(特許文献1)、ミストを電界で誘導するようにしたもの(特許文献2)などが知られている。
特開2006−240139号公報 特開2011−025709号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2に開示の構成にあっても、媒体収容手段に収容されている媒体にミストが付着することまで低減できないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、媒体収容手段に収容されている媒体へのミストの付着を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体を吐出する装置は、
媒体に対して液体を吐出する液体吐出手段と、
前記媒体を収容する媒体収容手段と、
装置本体内の空気を吸引する吸気手段と、を備え、
前記媒体収容手段には、前記媒体を収容した状態で吸気可能な吸気口が設けられ、
前記吸気手段で前記装置本体内の空気を吸引するときに前記媒体収容手段の吸気口から吸気される
構成とした。
本発明によれば、媒体収容手段に収容されている媒体へのミストの付着を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る装置の概略平面説明図である。 同じく概略正面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 同装置のヘッドの一例を示す断面説明図である。 同装置の給紙カセットの平面説明図である。 図5のA−A線に沿う断面説明図である。 同装置の給紙カセット周りのシール部材の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態における給紙カセットの平面説明図である。 図8のB−B線に沿う断面説明図である。 本発明の第3実施形態に係る装置の概略平面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 本発明の第4実施形態に係る装置の概略側面説明図である。 本発明の第5実施形態に係る装置の概略平面説明図である。 同じく概略正面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 本発明の第6実施形態に係る装置の概略側面説明図である。 同装置のシール部材の配置の説明に供する説明図である。 本発明の第7実施形態に係る装置の概略側面説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態について図1ないし図7を参照して説明する。図1は同実施形態に係る液体を吐出する装置(以下、単に「装置」という。)の概略平面説明図、図2は同じく概略正面説明図、図3は同じく概略側面説明図である。図4は同装置のヘッドの一例を示す断面説明図、図5は同装置の給紙カセットの平面説明図、図6は図5のA−A線に沿う断面説明図、図7は給紙カセット周りのシール部材の説明に供する説明図である。
この液体を吐出する装置は、液体としてインクを吐出して媒体としての用紙8に画像を形成するインクジェット記録装置である。
装置本体100内の本体フレーム30には左右の側板123L、123Rが立てて設けられている。側板123L、123Rに架け渡されたガイド部材であるガイドロッド122と、本体フレーム30に配置された後フレーム128に取付けられたガイドレール124とで、キャリッジ120を主走査方向(ガイドロッド長手方向)に移動可能に保持している。そして、キャリッジ120はモータとタイミングベルトなどの走査機構によってガイドロッド122の長手方向(主走査方向)に移動走査される。
このキャリッジ120には、例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の液体を吐出する1又は複数の液体吐出手段としての液体吐出ヘッド1(以下、「ヘッド1」という。)が搭載されている。ヘッド1は、複数の吐出口(ノズル)を主走査方向と交叉する方向に配列し、液体吐出方向を下方に向けて装着している。
ここで、ヘッド1は、図4に示すように、発熱体基板2と液室形成部材3から構成され、発熱体基板2に形成された供給路を介して共通流路7及び液室(個別流路)6に順次供給される液体を吐出する。このヘッド1は、発熱体4の駆動による液体の膜沸騰により吐出圧を得るサーマル方式のものであり、液室6内の吐出エネルギー作用部(発熱体部)への液体の流れ方向とノズル5の開口中心軸とを直角となしたサイドシュータ方式の構成のものである。
なお、液体吐出ヘッドとしては、圧電素子を用いて振動板を変形させ、また、静電力で振動板を変形させて吐出圧を得るものなど様々な方式があり、いずれの方式のものも本発明に係る装置に適用することができる。
キャリッジ120の下方では画像が形成される用紙8が主走査方向と直交する副走査方向に搬送される。この用紙8は、搬送ローラ125と押えコロ126で挟まれてヘッド1による画像形成領域に向けて送り出され、搬送ガイド部材129で案内されてヘッド1に対向して搬送される。
そして、主走査方向へのキャリッジ120の走査とヘッド1からの液体の吐出とを画像データに基づいて適切なタイミングで同調させ、用紙8に1バンド分(走査幅分)の画像を形成する。1バンド分の画像形成が完了した後、副走査方向に用紙8を所定量送り、前述と同様の記録動作を行う。
これらの動作を繰り返し行い、1ページ分の画像形成を行なう。
一方、ヘッド1の上部には吐出する液体を一時的に貯留するための液体収容室が形成されたヘッドタンク101が一体的に接続される。ここで、「一体的」とは、ヘッド1とヘッドタンク101がチューブ、管等で接続されることも含んでおり、どちらも一緒にキャリッジ120に搭載されているという意味である。
装置本体100には、液体カートリッジ76が着脱自在に装着される。液体カートリッジ76に貯留されている液体は、送液ポンプによってチューブ16を介してヘッドタンク101に送液される。
また、主走査方向で画像形成領域の範囲外には、ヘッド1のメンテナンスや印刷待機中などに動作する維持回復装置31が配置されている。
維持回復装置31は、ヘッド1のノズルから液体を吸引したり、待機中などにノズル面を覆ってノズルを保湿、保護するキャップ32を備えている。キャップ32には、吸引ポンプ、廃液チューブが接続されており、ヘッド1から液体を吸引してノズルの目詰まりを回復できるようになっている。また、このノズルから吸引を行った後、ノズル面に付着した液体を払拭してノズルにメニスカスを形成するワイパ部材も備えられる。
装置本体100の底部には媒体である用紙8を収容する媒体収容手段である給紙カセット40が着脱可能に装着される。
給紙カセット40は、図5及び図6に示すように、カセット本体40a内に、用紙8を積載収容する加圧板42と、用紙8の側面をガイドする側面ガイド部材であるサイドフェンス43及び用紙8の後端を規制するエンドフェンス44を備えている。また、給紙カセット40の上部には収容された用紙8を覆う用紙カバー41を備えている。給紙カセット40の用紙8を送り出す開口部分を給紙開口部49とする。
この給紙カセット40を装置本体100に装着することで、加圧板42の先端部が持ち上げられて給紙開口部49から露出する最上部の用紙8の先端部が適切な加圧力で給紙ローラ119に押し当てられる。
そして、給紙カセット40の加圧板42に積載された用紙8は、給紙ローラ119と、これに対向する後述の分離パッド48によって、1枚ずつ分離されて搬送ガイド117に送り出される。そして、搬送ガイド117で案内されて、搬送ガイド部材129上に搬送され、前述したように画像が形成される。
この画像が形成された用紙8は排紙コロ127で支持され、排紙ガイド118で案内されて排出口である排紙口115から装置本体100の外部に排出され、伸縮自在の排紙トレー116に積載される。
また、装置本体100の内部上部、ここでは、給紙カセット40の装着方向に対向する壁面の上部には、装置本体100の内部の空気を吸引する吸引手段である吸引ファン50が取付けられている。この吸引ファン50を回転駆動することにより、装置本体100の内部の空気を外部に排出する向きに気流が発生する。
吸引ファン50の空気取り込み口側にはフィルタ部材51が設けられている。ヘッド1からの液体吐出によって生じるミストは、気流によってフィルタ部材51に誘導されて捕集され、装置本体100内部での拡散が低減される。
一方、給紙カセット40のカセット本体40aには、図5に示すように、装着方向前側の底部に、媒体である用紙8を収容した状態で吸気可能な吸気口45a、45b(両者を合わせて「吸気口45」という。)が装着方向と直交する方向に複数(1つでも良い。)設けられている。
ここで、吸気口45aはサイドフェンス43よりも外側に少なくとも一部が配置される領域に形成し、最大サイズの用紙8が積載され、加圧板42がカセット本体40aの内底面に接触しているときでも吸気可能としている。
この給紙カセット40の吸気口45は、ダクト46を介して装置本体100の外部に通じている。
また、給紙カセット40を装着する装置本体100のカセット収容部114の内壁面には、図7にも示すように、給紙カセット40が装着されたときに、用紙カバー41を含む給紙カセット40の外周面との間をシールする弾性部材としてのシール部材53が設けられている。
ここで、シール部材53は、給紙カセット40の装着方向前方側であって、用紙カバー41の先端部側に対応する位置に配置している。なお、シール部材53としては、ウレタンスポンジ等の弾性率が大きく変形しやすい材料が好適である。
このように構成したので、吸引ファン50が駆動されると、ダクト46を介して吸気口45から給紙カセット40の内部に吸気されて、給紙カセット40の装着方向前端側(先端部側)の給紙開口部49を通じて、底部から吸引された空気が吸引ファン50に向かって流れる気流が形成される。
このとき、サイドフェンス43の外側に位置する吸気口45からは装置本体100の外部の空気が吸気されて、吸気口45を介して、吸引ファン50側へ向かう気流が、装置本体100の内部に発生する。
また、加圧板42の先端部側が持ち上げられていることで、用紙8と給紙カセット40の底面との間に生じる隙間が生じている場合には、サイドフェンス43の内側に位置する吸気口45(用紙8と対向する位置にある吸気口45)からも外部の空気が吸気され、装置本体100の外部の空気が吸気されて、吸気口45を介して、吸引ファン50側へ向かう気流が、装置本体100の内部に発生する。
これにより、ヘッド1から液体が吐出されることで生じるミストが、給紙ローラ119や給紙カセット40内に回り込むことを低減できる。したがって、ミストによって、給紙カセット40に収容されている用紙8や給紙カセット40の内部が汚れることを低減ないし防止できる。
特に、給紙カセット40に吸気口45が設けられていることで、給紙カセット40の内部から外部に流れる気流を発生させることができて、給紙カセット40内部へのミストの侵入を低減できる。
この場合、この装置では、画像が形成された用紙8を排出する排紙口115が備えられているので、吸引ファン50の駆動によって空気が排紙口115からも取り込まれる。
したがって、排紙口115の開口面積よりも給紙カセット40の吸気口45の開口面積を大きくすることで、吸気口45から取り込む空気の量を増やすことができ、給紙カセット40の汚れ防止を効率良く行うことができる。
また、用紙カバー41を含む給紙カセット40の周囲とカセット収容部114の内壁面との間には、隙間を埋めてシールするシール部材53を配置しているので、吸引ファン50を駆動したときの空気の取り込みを給紙開口部49に集中させることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。図8は同実施形態における給紙カセットの平面説明図、図9は図8のB−B線に沿う断面説明図である。
本実施形態では、給紙カセット40のサイドフェンス43とカセット内壁40Aとの間に、伸縮可能なスペーサ部材47を配置している。
このように、サイドフェンス43の外側にスペーサ部材47を備えることで、小さなサイズの用紙8を収容する場合、給紙カセット40の吸気口45付近とエンドフェンス44側とを分離して余分な空間をなくすことができる。
このとき、カセット内壁40A側に位置する吸気口45aは、その周囲をカセット内壁40Aとサイドフェンス43とスペーサ部材47とで囲まれる。
これにより、給紙カセット40内に不必要な気流が形成されて、ミストが給紙カセット40の内部に入り込むことを防止することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図10及び図11を参照して説明する。図10は同実施形態に係る装置の概略平面説明図、図11は同じく概略側面説明図である。
本実施形態では、給紙カセット40及び用紙カバー41の装着方向後端部に、装置本体100の外周面に当たって接するフランジ部40f、41fを設けている。フランジ部40f、41fは、装着方向に垂直な方向に備えられている。
このように、フランジ部40f、41fを設けることで、給紙カセット40を装着したときに、フランジ部40f、41fが装置本体100の外面と突き当たって隙間がなくなる。
これにより、カセット収容部114と給紙カセット40及び用紙カバー41との間で生じる隙間のうち、装着方向に沿う方向で装置本体100側に通じる部分が覆われる。
したがって、カセット収容部114と給紙カセット40及び用紙カバー41との間の隙間からの空気の流れを簡単に少なくすることができる。これにより、吸引ファン50を回転駆動したときの空気の取り込みを給紙開口部49に集中させることができて、効果的に用紙8の汚れを防止することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。図12は同実施形態に係る装置の概略側面説明図である。
本実施形態では、前記第3実施形態の構成において、フランジ部40f、41fが装置本体100の外面に当たる部分に弾性部材としてのシール部材53、53を設けている。
これによって、カセット収容部114と給紙カセット40及び用紙カバー41との間の隙間に対するシール性を更に向上させることができる。
なお、この場合のシール部材53は前記第1実施形態の構成と異なり、摺って動く部分ではないので、シール材料の選択性が広くなり、例えばシリコーンゴム等のゴムも使用することができる。
次に、本発明の第5実施形態について図13ないし図15を参照して説明する。図13は同実施形態に係る装置の概略平面説明図、図14は同じく概略正面説明図、図15は同じく概略側面説明図である。
本実施形態では、キャリッジ120の主走査方向の両側面に吸引口部であるミスト吸引ダクト56を備えている。2つの吸引ダクト56は、流路接続部材57に接続され、ミスト吸引チューブ55、ファンダクト54を介してフィルタ部材51を通じて吸引ファン50に通じている。
このように構成したので、吸引ファン50を回転駆動することによってキャリッジ120のヘッド1の近傍で発生するミストはミスト吸引ダクト56を通じて吸引されるので、効率的にミストを回収することができる。これにより、装置本体100内部へのミストの拡散を防止できる。
次に、本発明の第6実施形態について図16及び図17を参照して説明する。図16は同実施形態に係る装置の概略側面説明図、図17はシール部材の配置の説明に供する説明図である。
本実施形態では、装置本体100は、カセット収容部の底部を開口させて、給紙カセット40の底部側が直接外部に臨む構成としている。この場合、装置本体100の底部には脚部200などを設けて、設置面と給紙カセット40との間に隙間が形成されるようにしている。
このように構成すれば、ダクト46などが不要になり、構成が簡単になる。
次に、本発明の第7実施形態について図18を参照して説明する。図18は同実施形態に係る装置の概略側面説明図である。
本実施形態では、ヘッド1による画像形成領域から吸引ファン50に気流を案内するダクト211と、給紙開口部49から吸引ファン50に気流を案内するダクト212を備えている。なお、ダクト211と212の枝分かれ形状としている。
本願において、「液体を吐出する装置」とは、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置である。
この「液体を吐出する装置」には、液体を吐出する部分だけでなく、液体が付着するもの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置と称される装置などを含むことができる。
また、「液体を吐出する装置」には、従前の記録装置、印刷装置、画像形成装置、液滴吐出装置、液体吐出装置、処理液塗布装置、立体造形装置などと称される装置そのものが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものに付着した液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、3次元像を造形するものも含まれる。
なお、上記「液体が付着するもの」とは液体が一時的にでも付着可能なものを意味する。そして、「液体が付着するもの」の用語に代えて、用紙、媒体、用紙、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙、粉体層(粉末層)などの代替用語を使用するとき、当該代替用語は、特に限定しない限り、すべての液体が付着するものを含む意味であるものとする。
また、「液体が付着するもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤なども含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、特に限定しない限り、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置のいずれも含まれる。
また、「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、上記実施形態で説明した圧電アクチュエータ以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。
また、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 液体吐出ヘッド
8 用紙
40 給紙カセット
41 用紙カバー
42 加圧板
43 サイドフェンス
45 吸気口
47 スペーサ部材
49 給紙開口部
50 吸引ファン
51 フィルタ部材
53 シール部材
100 装置本体
114 カセット収容部
115 排紙口
120 キャリッジ
125 搬送ローラ
127 排紙コロ
129 搬送ガイド部材

Claims (9)

  1. 媒体に対して液体を吐出する液体吐出手段と、
    前記媒体を収容する媒体収容手段と、
    装置本体内の空気を吸引する吸気手段と、を備え、
    前記媒体収容手段には、前記媒体を収容した状態で吸気可能な吸気口が設けられ、
    前記吸気手段で前記装置本体内の空気を吸引するときに前記媒体収容手段の吸気口から吸気される
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記媒体収容手段は、前記装置本体に着脱可能に装着される給紙カセットである
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 前記媒体収容手段を前記装置本体に装着したときに、前記媒体収容手段と前記装置本体との間をシールするシール部材を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の液体を吐出する装置。
  4. 前記シール部材は、前記媒体収容手段の前記装置本体への装着方向に垂直な方向に備えられたフランジ部である
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体を吐出する装置。
  5. 前記フランジ部には弾性部材を備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の液体を吐出する装置。
  6. 前記装置本体は、前記媒体を排出する排出口を有し、
    前記排出口の開口面積よりも前記吸気口の開口面積が大きい
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  7. 前記液体吐出手段には、前記吸気手段に接続された吸引口部を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  8. 前記媒体収容手段には、前記媒体の送り出し方向と直交する方向の側面を案内する側面ガイド部材を有し、
    前記側面ガイド部材と前記媒体収容手段の内壁面との間には、前記側面ガイド部材の位置に応じて伸縮可能なスペーサ部材が備えられている
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  9. 前記側面ガイド部材と前記媒体収容手段の内壁面と前記スペーサ部材とに周囲を囲まれる前記吸気口を有している
    ことを特徴とする請求項8に記載の液体を吐出する装置。
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