JP2016112673A - 工具駆動装置、工具駆動装置用のアタッチメント及び被穿孔品の製造方法 - Google Patents

工具駆動装置、工具駆動装置用のアタッチメント及び被穿孔品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】手持ち式の工具駆動装置を用いて金属や複合材等の機械加工を行う場合に、切粉詰まりを良好に防止できるようにすることである。【解決手段】実施形態に係る工具駆動装置用のアタッチメントは、手持ち式の工具駆動装置で保持された所定の直径を有する工具に取付けられるアタッチメントであって、前記工具を挿入するための貫通孔と供給孔とを有する。供給孔は、切粉の排出用の流体を前記貫通孔内に供給することによって、前記工具の内部に前記工具の先端に向かって形成され、かつ前記貫通孔内において入口が開口する前記流体の流路に前記流体を導く。前記流体の一部が前記工具と前記アタッチメントとの間に形成される間隙から噴出するように前記貫通孔の直径を前記工具の所定の直径よりも大きくした。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、工具駆動装置、工具駆動装置用のアタッチメント及び被穿孔品の製造方法に関する。
従来、ハンドツールの1つとして、エア式のドリル駆動装置が知られている。手持ち式のドリル駆動装置で穿孔を行う場合には、切粉の排出が課題となる。コンクリートの穿孔用のドリル駆動装置としては、エアの供給孔を設けた専用のコンクリート用ドリルにエアを供給することによって特殊な構造を有するコンクリート用ドリルの先端からエアを排出し、エアとともに切粉を排出できるようにしたものが考案されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特開平1−206005号公報 特開2005−231156号公報
しかしながら、建築用のドリルとは異なり、金属等を穿孔対象とする段差のない単純な構造を有する機械加工用の汎用ドリルとしては、工具軸方向にエアを供給するための貫通孔を設けたドリルのみが市販されている。従って、機械加工においては、主軸にエアを供給するエア供給機構を備えた大規模な工作機械等の装置を使用して穿孔する場合に限り、穿孔中にドリルのシャンク側の端面からエアを供給して切粉を排出することが可能である。
このため、主軸にエアを供給するエア供給機構を備えていない簡易な手持ち式の工具駆動装置を用いて機械加工を行う場合には、穿孔中に切粉の排出用のエアを供給することが出来ない。
特に、近年では、金属の他、炭素繊維強化プラスチック(CFRP: Carbon Fiber Reinforced Plastics)やガラス繊維強化プラスチック(GFRP: Glass fiber reinforced plastics)等の複合材が被削材となる場合がある。複合材を穿孔する場合には、樹脂や繊維の粉塵を如何に除去するかが課題となる。このため、穿孔中において切粉詰まりを防止することが一層重要である。
そこで、本発明は、手持ち式の工具駆動装置を用いて金属や複合材等の機械加工を行う場合に、切粉詰まりを良好に防止できるようにすることを目的とする。
本発明の実施形態に係る工具駆動装置用のアタッチメントは、手持ち式の工具駆動装置で保持された所定の直径を有する工具に取付けられるアタッチメントであって、前記工具を挿入するための貫通孔と供給孔とを有する。供給孔は、切粉の排出用の流体を前記貫通孔内に供給することによって、前記工具の内部に前記工具の先端に向かって形成され、かつ前記貫通孔内において入口が開口する前記流体の流路に前記流体を導く。前記流体の一部が前記工具と前記アタッチメントとの間に形成される間隙から噴出するように前記貫通孔の直径を前記工具の所定の直径よりも大きくした。
また、本発明の実施形態に係る工具駆動装置は、前記アタッチメントと手持ち式の工具回転装置とを有する。工具回転装置は、前記工具を保持して回転させる。
また、本発明の実施形態に係る被穿孔品の製造方法は、前記工具駆動装置と、前記工具とを用いて被穿孔品を製造するものである。
本発明の実施形態に係る工具駆動装置、工具駆動装置用のアタッチメント及び被穿孔品の製造方法によれば、切粉詰まりを良好に防止することができる。
本発明の実施形態に係る工具駆動装置の構成図。 図1に示すドリル及びアタッチメントの詳細構造を示す縦断面図。 図2に示すアタッチメントの詳細構造を示す上面図。 図3に示すアタッチメントの右側面図。 図2に示すドリルにストッパを取付けた状態におけるドリルの横断面及びストッパの左側面を示す図。 図1及び図2に示すドリルの変形例を示す図。
本発明の実施形態に係る工具駆動装置、工具駆動装置用のアタッチメント及び被穿孔品の製造方法について添付図面を参照して説明する。
(構成及び機能)
図1は本発明の実施形態に係る工具駆動装置の構成図、図2は図1に示すドリル及びアタッチメントの詳細構造を示す縦断面図、図3は図2に示すアタッチメントの詳細構造を示す上面図、図4は図3に示すアタッチメントの右側面図、図5は図2に示すドリルにストッパを取付けた状態におけるドリルの横断面及びストッパの左側面を示す図である。
工具駆動装置1は、ドリル、エンドミル又はリーマ等の所定の直径φdを有する穿孔用の工具Tを保持して回転させる手持ち式の装置である。工具駆動装置1は、工具Tを保持して回転させる手持ち式の工具回転装置2にアタッチメント3を設けて構成される。
工具回転装置2は、工具駆動装置1の本体であり、アタッチメント3は、工具駆動装置1のアタッチメント3と称することもできる。尚、手持ち式であれば、工具回転装置2に工具Tを保持して回転させるための回転機構4に加え、工具Tに工具軸Tx方向における送り動作を与える進退機構等の他の機構を設けても良い。回転機構4は公知の任意の機構を用いて構成することができる。工具Tに送り動作を与える進退機構はシリンダ機構等の公知の任意の機構によって構成することができる。汎用性のある簡易な工具回転装置2としては、汎用のエア式ドリル駆動装置が挙げられる。但し、被削材であるワークの加工環境によっては工具回転装置2として油圧式のドリル駆動装置など、所望の構造を有する装置を用いることができる。
図1には、エアモータの駆動によって工具Tを回転させるエア式の工具回転装置2が例示されている。従って、工具回転装置2は、工具Tを保持して回転させる回転機構4にエアの供給口5及びグリップ6を設けて構成される。グリップ6には、スイッチ7が設けられる。スイッチ7は、工具回転装置2内に形成されるエアの流路を開閉する開閉弁8を切換えるように構成されている。このため、スイッチ7を押すと開閉弁8が開き、外部に設置されたエアの供給源9から供給口5を介して供給されるエアが回転機構4内に取り込まれ、エアモータを駆動させることによって工具Tを回転させることができる。
工具回転装置2によって保持される工具Tの内部には、工具Tの先端に向かって形成され、かつ工具軸Tx方向に貫通しない切粉の排出用の流体の流路Tpが形成される。従って、工具Tの内部に形成される流体の流路Tpの入口は、工具Tの先端とシャンク側の端面との間に形成される側面において開口する。すなわち、工具軸Txに直交するシャンク側の端面以外の箇所に、流体の流路Tpの入口が形成される。
図1及び図2には、工具Tの先端側で開口する一方、工具Tのシャンク側において閉口する、工具軸Txに平行な2つの非貫通孔を流体の流路Tpとして設けた工具Tが例示されている。また、工具軸Txに平行な流体の流路Tpは、工具軸Txと交差する方向に設けられた貫通孔と連結されている。この結果、工具軸Txと交差する方向に設けられた貫通孔の入口が、流体の入口となる。図1及び図2に示す例では、工具Tの直径方向に貫通孔が設けられているが、工具軸Txに対して垂直な貫通孔に限らず、工具軸Txに対して任意の角度で傾斜する貫通孔を設けてもよい。また、工具T内への流体の入口を形成するために、貫通孔ではなく非貫通孔を設けてもよい。
工具軸Txの先端に向かう流体の流路Tpの数は図示された例では2つであるが、流路Tpの数は任意である。工具Tは穿孔用の工具であれば、ドリルに限らず、エンドミルやリーマ等の他の工具であってもよい。特にドリルやエンドミルの場合には、2枚刃、3枚刃、4枚刃、直刃、ねじれ刃、段付刃、ソリッドタイプ、チップ式のように、刃数や切れ刃の形状に様々なタイプのものがあるため、ドリルの構造に応じて流路Tpの数や流路Tpへの入口及び出口の形成方法を任意に決定することができる。従って、ドリルの先端側において、工具軸Txに対して平行でない流路を形成してもよいし、流路全体を工具軸Txと非平行にしてもよい。
このような構造を有する工具Tは、専用の工具として製作してもよいが、市販の汎用工具を利用して簡易に製作することもできる。例えば、オイルホール付きドリルが市販されている。そこで、オイルホール付きドリルを改造して工具Tを製作する方法について説明する。
図6は、図1及び図2に示すドリルの変形例を示す図である。
市販されるオイルホール付きドリルには、切削油等を流すためのホイルホールが工具軸Txに平行な貫通孔として設けられている。すなわち、市販されるオイルホール付きドリルの内部に形成される流路の入口は、シャンク側の端面に形成される。
そこで、図6に示すように、オイルホール付きドリルのシャンク側における流路を閉塞する一方、シャンク側の端面以外の箇所に、流体の流路の入口を形成することによって簡易に工具Tを製作することができる。同様に、工具軸Tx方向に貫通する切粉の排出用の流体の流路Tpを有する所望の工具のシャンク側における流路を閉塞し、他の部位に流路の入口を設けることによって簡易に、工具駆動装置1用の工具Tを製作することができる。
図6に示す例では、シャンク側における流路の既存の入口に棒状の栓Tsが挿入されることによって流路Tpのシャンク側が閉塞されている。但し、流路Tpのシャンク側を閉塞することが可能であれば、棒状の栓Tsを挿入する方法に限らず、はんだ付け、ろう付け又は熔接によって栓Tsを形成する方法や板状の閉塞板をはんだ付け、ろう付け又は熔接によって工具Tのシャンク側における底面に取付ける方法など、任意の閉塞方法を採用することができる。
もちろん、工具軸Tx方向に貫通する元の流路Tpのシャンク側を閉塞することによって工具Tを製作する場合においても、工具軸Txに垂直な又は工具軸Txに対して傾斜する貫通孔又は非貫通孔を設けることによって流路の入口を形成することができる。
このような工具Tを用いると、工具Tのシャンク側から切削油を供給する機能が工具回転装置2にない場合であっても、工具回転装置2の外部において開口する流体の流路の入口から工具Tの内部に切粉の排出用の流体を注入することが可能となる。従って、工具Tの先端から流体を噴出させながら穿孔を行うことができる。このため、穿孔中にワークの加工部において生じる切粉を流体によって排出させながら連続加工を行うことが可能となる。すなわち、穿孔中における切粉による目詰まりを防止することができる。
工具駆動装置1用のアタッチメント3は、工具Tの円周方向を形成する側面から工具Tの内部に切粉の排出用の流体を注入するための器具である。すなわち、アタッチメント3は、工具回転装置2の外部において開口する工具T内への流体の流路Tpの入口に、切粉の排出用の流体を注入するための器具である。従って、アタッチメント3は、工具駆動装置1で保持された工具Tに取付けられる。
このため、アタッチメント3は、工具Tを挿入するための貫通孔3Aと、切粉の排出用の流体を貫通孔3A内に供給する供給孔3Bとを有する。図示された例では、アタッチメント3は、両端が開口する円筒状の部材に、中心軸に垂直な方向を中心とし、かつ円筒状の部材の外部と内部とを連結する孔を設けた構造を有している。そして、工具Tを、貫通孔3A内において工具T内への流体の流路Tpの入口が開口するようにセットすることができる。
これにより、工具Tの内部に工具Tの先端に向かって形成され、かつアタッチメント3の貫通孔3A内において入口が開口する流体の流路Tpに、アタッチメント3の供給孔3Bから流体を導くことができる。すなわち、アタッチメント3の供給孔3Bからアタッチメント3の貫通孔3A内に導かれた流体を、貫通孔3A内において開口する工具T内への流体の流路Tpの入口に供給することができる。
従って、工具Tが、工具軸Tx方向に貫通しない切粉の排出用の流体の流路Tpを有する工具に入口を設けることによって製作される場合であれば、アタッチメント3に形成される貫通孔3A内において開口させることができる位置に流体の流路Tpの入口が設けられる。同様に、工具Tが、工具軸Tx方向に貫通する切粉の排出用の流路Tpの流路を有する工具のシャンク側における流路Tpを閉塞し、入口を設けることによって製作される場合においても、アタッチメント3に形成される貫通孔3A内において開口させることができる位置に流体の流路Tpの入口が設けられる。
貫通孔3Aを形成するアタッチメント3の内面には、図示されるように、貫通孔3A内において流体を工具Tの周囲(円周方向)に導くための溝3Cを設けることが好適である。これにより、アタッチメント3内における流体の流路の広さを十分に確保するとともに、工具Tの回転によって工具T内への流体の流路Tpの入口がどの位置に移動しても、流体を入口に供給することが可能となる。図示された例では、構造の簡易化の観点からリング状の溝3Cが貫通孔3Aの内面に設けられているが、断続的な円弧状の溝3Cを貫通孔3Aの内面に設けてもよい。
更に、アタッチメント3に形成される貫通孔3Aの直径φDは、供給孔3Bから供給された切粉の排出用の流体の一部が工具Tとアタッチメント3の内面との間に形成される間隙(クリアランス)Cから噴出するように工具Tの直径φdよりも大きい長さに決定される。すなわち、アタッチメント3と工具Tとの間に間隙Cが形成され、アタッチメント3と工具Tとの間に形成された間隙Cから意図的に流体が排出される。これにより、アタッチメント3の貫通孔3Aには、流体軸受(流体ベアリング)が形成される。流体軸受は、薄い液体又は気体等の流体の膜によって軸を支持する軸受である。
従って、工具Tが回転してもアタッチメント3は連れ回りしない。このため、アタッチメント3の供給孔3Bにカプラ等を連結して圧縮エア等の流体を安全に供給することが可能となる。工具Tを回転させた場合にアタッチメント3の過剰な回転を抑止しつつ、アタッチメント3の振動も低減するためには、貫通孔3Aの直径φDを、工具Tの所定の直径φdに対してすき間ばめに対応するはめあい公差を有する直径とすることが適切である。
すき間ばめは、穴と軸とを組合わせたときに、常にすきまができる嵌め合いである。すなわち、穴の最小寸法が軸の最大寸法よりも大きくなるような嵌め合いである。軸側となる工具Tのシャンクの公差がh7又はh8であると仮定すると、貫通孔3Aの直径φDの公差をF7又はF8に対応する公差とすれば、流体軸受の形成とアタッチメント3の振動防止を良好に両立させることができる。
この場合、工具Tの直径φdによっても変わるが、呼び直径φdが30mm以下の工具Tを使用する場合であれば、工具Tの呼び直径φdに対して+0.006mmから+0.053mmの範囲となる長さだけ、貫通孔3Aの直径φDを長くすれば良い。呼び直径φdが30mm以下の工具Tのh7又はh8に対応する公差は、0から−0.033mmである。従って、この場合のアタッチメント3に形成される貫通孔3Aの直径φDと工具Tの直径φdとの差は、0.006mmから0.086mmとなる。
実際に、+0.013mmから+0.035mmの公差を有する直径φDがφ10mmの貫通孔3Aを有するアタッチメント3を直径φd=φ10mmの工具T用に製作したところ、流体軸受の形成と、振動の防止を両立できることが確認できた。
アタッチメント3は、工具Tを保持するための流体軸受を形成する貫通孔3A及び貫通孔3Aに流体を供給する供給孔3Bを有する構造物であれば、図示されるような円筒形状に限らず、任意の形状とすることができる。例えば、ブロック状の素材に貫通孔3A及び供給孔3Bを設けてアタッチメント3を製作してもよい。アタッチメント3の材質としては、工具Tの回転によって損傷や摩耗が発生し難い材質が好ましい。このため、S45C(機械構造用炭素鋼)等の十分な耐摩耗性、強度及びじん性を有する材料を用いてアタッチメント3を製作することができる。
アタッチメント3は、流体軸受の形成によって工具Tの回転方向への移動が抑止されるが、工具軸Tx方向への移動も抑制できるようにすることが望ましい。そこで、アタッチメント3を工具回転装置2の非回転部に固定するようにしてもよい。但し、図示されるように、アタッチメント3の工具軸Tx方向における移動を抑止するためのストッパ10を工具Tに取付けることによって工具駆動装置1の構造を簡易にすることができる。
ストッパ10を工具Tに取付ける場合には、ストッパ10も工具Tとともに回転することになる。アタッチメント3の工具軸Tx方向における移動を抑止するためには、図示されるように、アタッチメント3の両側にストッパ10を設けることが重要である。但し、工具回転装置2の回転部である工具ホルダの先端をストッパとして利用することもできる。その場合には、工具Tのシャンク側におけるストッパ10を省略してもよい。工具ホルダの先端をストッパとして利用できない場合には、2つのストッパ10の間にアタッチメント3を配置することが現実的である。
ストッパ10を工具Tに取付ける場合には、図6に例示されるように、C字状のスナップリングをストッパ10として用いれば、工具Tへのストッパ10の着脱が容易となる。この場合、工具T側にも、ストッパ10を差し込むための溝を設けることが実用的である。図示された例では、工具Tに、ストッパ10を差し込むためのリング状の溝が設けられている。尚、別の方法として、リング状またはU字状のストッパ10を工具Tに嵌合させてもよい。その場合には、必ずしも工具Tに溝を設ける必要はない。
アタッチメント3と工具Tとの間隙Cからは、切粉の排出用の流体の一部が噴出する。従って、ストッパ10とアタッチメント3との間にも、切粉の排出用の流体の一部を噴出するための間隙CAXを設けることが必要である。このため、アタッチメント3は、ストッパ10とアタッチメント3との間に形成される間隙CAXの距離の範囲内では移動可能となる。換言すれば、ストッパ10によって、工具軸Tx方向における間隙CAXの距離に応じた所定の距離を超えるアタッチメント3の移動が抑止される。
従って、工具Tにストッパ10を取付けるための溝を形成する場合には、ストッパ10とアタッチメント3との間に工具軸Tx方向における間隙CAXが切粉の排出用の流体の一部の噴出用に生じるように工具Tに溝が形成される。これにより、ストッパ10を溝に沿って工具Tに取付ければ、確実にストッパ10とアタッチメント3との間に工具軸Tx方向における所定の間隙CAXを形成することが可能となる。
ストッパ10とアタッチメント3との間の工具軸Tx方向における間隙CAXの距離が短すぎると、流体を十分に排出することが困難となる。逆に、ストッパ10とアタッチメント3との間の工具軸Tx方向における間隙CAXの距離が長すぎると、アタッチメント3の工具軸Tx方向における可動範囲が長くなり、振動の発生に繋がる。ストッパ10とアタッチメント3との間における工具軸Tx方向における間隙CAXの適切な距離は、0.01mmから3mmの範囲である。
尚、アタッチメント3を工具回転装置2の非回転部に固定する場合には、アタッチメント3を工具回転装置2の非回転部に固定するための金具等の部材がアタッチメント3の工具軸Tx方向における移動を抑止するためのストッパとして機能する。その場合、アタッチメント3のストッパは、工具Tととともに回転しないストッパとなる。また、ストッパが流体の流路を遮る位置に配置されなければ、アタッチメント3とストッパとの間に流体を排出するための間隙CAXを設けることは不要である。
切粉の排出用の流体としては、エア等の気体の他、油性又は水溶性の切削油等の液体を用いることもできる。但し、工具回転装置2がエア式である場合には、圧縮エアを切粉の排出用の流体として用いることが効率的である。このため、図1に示す例では、工具回転装置2を駆動させるための圧縮エアの一部が切粉の排出用の流体としても用いられている。もちろん、工具回転装置2を駆動させるための圧縮エアとは独立して切粉の排出用の流体を工具Tに供給するようにしてもよい。
具体的には、工具回転装置2内において圧縮エアの流路を分岐させ、一方を回転機構4に導き、他方をアタッチメント3の供給孔3Bと連結することができる。すなわち、回転機構4の駆動用の圧縮エアをモータに供給するための配管を分岐させ、分岐させた配管を工具回転装置2の任意の位置に設けられた圧縮エアの出口に連結することができる。更に、工具回転装置2からの圧縮エアの出口と、アタッチメント3の供給孔3Bとをホース及びカプラ等で連結することによって、工具回転装置2の駆動用の圧縮エアの一部を、切粉の排出用の圧縮エアとして用いることができる。
このように、工具回転装置2の駆動用の流体の一部を切粉の排出用の流体として用いる場合には、工具回転装置2の駆動と切粉の排出用の流体の供給とを簡易な構造で連動させることができる。すなわち、スイッチ7を押下して開閉弁8を開くと、圧縮エア等の流体の供給源9から供給される流体を分岐させて工具回転装置2及びアタッチメント3の双方に供給することができる。これにより、流体の供給によって駆動する工具回転装置2の回転と、アタッチメント3への切粉の排出用の流体の供給とをスイッチ7の切換によって連動させることができる。つまり、工具回転装置2の駆動による工具Tの回転開始及び停止と、工具Tの先端からの流体の排出及び停止とを同期させることができる。
(動作及び作用)
次に図1に示す工具駆動装置1及び工具Tを用いて被穿孔品を製造する被穿孔品の製造方法について説明する。ここでは、工具回転装置2の駆動用及び切粉の排出用の流体が図1等に例示されるようにエアである場合を例に説明する。
工具駆動装置1を用いて被穿孔品を製造する場合には、予め、図2又は図6に例示されるような工具Tが製作される。すなわち、切粉の排出用のエアの入口を切れ刃側とシャンク側との間に形成される側面に有し、先端にエアの出口を有する工具Tが製作される。つまり、工具軸Tx方向に貫通しない単一又は複数の流路Tpを内部に形成した工具Tが製作される。また、必要に応じて工具Tには、アタッチメント3の軸方向における移動を抑止するための溝が加工される。
工具Tが完成すると、工具回転装置2の回転ホルダに工具Tが取付けられる。但し、工具T内へのエアの入口が工具回転装置2の回転ホルダから外部に突出し、かつ図示されるような構造を有するアタッチメント3を工具Tに取付けた場合に工具T内へのエアの入口がアタッチメント3に形成された貫通孔3A内、望ましくは、貫通孔3A内の溝3Cに向かって開口するように、工具Tが取付けられる。
工具Tが工具回転装置2の回転ホルダに取付けられると、工具Tにアタッチメント3が取付けられる。すなわち、工具Tがアタッチメント3の貫通孔3Aに差し込まれる。工具T内へのエアの入口がアタッチメント3に形成された貫通孔3A、望ましくは、貫通孔3A内の溝3Cに向かって開口する位置となるまで、工具Tがアタッチメント3の貫通孔3Aに差し込まれると、アタッチメント3の両側にストッパ10が取付けられる。すなわち、工具Tの溝に沿ってストッパ10が取付けられる。尚、工具回転装置2の回転ホルダ側におけるストッパ10は、アタッチメント3の工具Tへの取付けに先だって、工具Tに取付けても良い。
次に、アタッチメント3に設けられたエアの供給孔3Bが工具回転装置2に設けられたエアの出口と連結される。更に、工具回転装置2が圧縮エアの供給源9と連結される。具体的には、アタッチメント3内へのエアの供給孔3Bと工具回転装置2に設けられたエアの出口との間がエアの配管及びカプラ等によって連結される。また、圧縮エアの供給源9と、工具回転装置2側における圧縮エアの供給口5との間も、エアの配管及びカプラ等によって連結される。これにより、圧縮エアを動力とするワークの穿孔が可能となる。
ワークの穿孔を開始する場合には、工具回転装置2のスイッチ7が押下され、ON状態に切換えられる。この結果、開閉弁8が開き、エアの供給源9から供給口5を介して工具回転装置2の内部にエアが取込まれる。取込まれたエアは工具回転装置2内において分岐し、一方は回転機構4側に供給される。これにより、回転機構4に回転動作を付与するエアモータが駆動し、回転ホルダとともに工具Tが回転する。
他方、工具回転装置2内において分岐したエアは、工具回転装置2とアタッチメント3との間における配管内を経由して、アタッチメント3の供給口5に導かれる。このため、エアは、アタッチメント3の供給口5からアタッチメント3の貫通孔3A内に流入する。
アタッチメント3の貫通孔3A内に流入したエアの一部は、アタッチメント3と工具Tとの間に形成される間隙C及びアタッチメント3とストッパ10との間に形成される間隙CAXを通ってアタッチメント3の外部、すなわち大気中に放出される。このため、アタッチメント3と工具Tとの間にはエアの薄い膜によって流体軸受が形成される。
従って、工具Tが回転しても、アタッチメント3は概ね静止した状態となる。すなわち、流体軸受の形成によって、工具Tの回転方向におけるアタッチメント3の移動が抑止される。一方、ストッパ10によって、工具軸Tx方向におけるアタッチメント3の移動が抑止される。このため、アタッチメント3には圧縮エアの供給源9から工具回転装置2を通じて安全かつ連続的にエアを供給することができる。
アタッチメント3の貫通孔3A内に流入したエアの残りの一部は、貫通孔3A内の溝3Cに沿って工具Tの回転方向に移動する。そして、工具T内へのエアの入口にエアが流入する。工具T内に流入したエアは、工具T内の流路Tpを通って工具Tの先端における出口から噴出される。すなわち、切粉の排出用のエアを工具Tの先端から噴出することができる。
スイッチ7を操作すると、上述したように、工具Tの回転、流体軸受の形成及び切粉の排出用のエアの噴出が連動して開始する。このため、ワークの穿孔を開始することができる。ワークの穿孔が開始されると、ワークには座ぐり(止まり孔)が形成される。このため、座ぐりの内部にワークの切粉が溜まるが、工具Tの先端から噴出されるエアによって切粉が座ぐりの外部に排出される。その結果、ワークの連続加工が可能となる。そして、所定の深さの孔を機械加工することによって被穿孔品を製造することができる。
つまり以上のような工具駆動装置1及び工具駆動装置1用のアタッチメント3は、側面から内部に切粉の排出用の流体を供給し、供給した流体を先端から噴出させることが可能な工具Tを用いてワークの穿孔を行えるようにしたものである。
(効果)
このため、工具駆動装置1及び工具駆動装置1用のアタッチメント3によれば、エア等の流体を工具軸Txと異なる方向から工具T内に供給することによって穿孔中に切粉の排出を行うことが可能となる。このため、金属や複合材等の機械加工を行う場合に、切粉詰まりを良好に防止することができる。特に、CFRP等の複合材に深孔を穿孔する場合には、切粉詰まりによって穿孔が中断されることが問題となっていたが、穿孔中における切粉の排出によって連続加工が可能となる。
また、切粉が排出された状態でワークの穿孔を行うことが可能となるため、切削条件を適切に設定することによって、良好な仕上がり面を有する被穿孔品を製造することができる。
また、アタッチメント3を汎用の手持ち式の工具駆動装置に取付けることによって、汎用の工具駆動装置を用いた穿孔において流体による切粉の排出機能を用いることが可能となる。
また、アタッチメント3内における流体の流路を密閉せずに、意図的に外部に流体を漏らすことによって流体軸受を形成することができる。その結果、工具Tの回転よる摩擦熱の発生を防止し、工具Tの高速回転が可能となる。このため、複合材や金属等の切削に適切な条件で穿孔を行うことが可能となる。加えて、アタッチメント3と工具Tとの間隙Cから流体が噴出するため、アタッチメント3と工具Tとの間に切粉やゴミが侵入することも防止できる。
以上、特定の実施形態について記載したが、記載された実施形態は一例に過ぎず、発明の範囲を限定するものではない。ここに記載された新規な方法及び装置は、様々な他の様式で具現化することができる。また、ここに記載された方法及び装置の様式において、発明の要旨から逸脱しない範囲で、種々の省略、置換及び変更を行うことができる。添付された請求の範囲及びその均等物は、発明の範囲及び要旨に包含されているものとして、そのような種々の様式及び変形例を含んでいる。
1 工具駆動装置
2 工具回転装置
3 アタッチメント
3A 貫通孔
3B 供給孔
3C 溝
4 回転機構
5 供給口
6 グリップ
7 スイッチ
8 開閉弁
9 供給源
10 ストッパ
T 工具
Tx 工具軸
Tp 流路
Ts 栓

Claims (10)

  1. 手持ち式の工具駆動装置で保持された所定の直径を有する工具に取付けられるアタッチメントであって、
    前記工具を挿入するための貫通孔と、
    切粉の排出用の流体を前記貫通孔内に供給することによって、前記工具の内部に前記工具の先端に向かって形成され、かつ前記貫通孔内において入口が開口する前記流体の流路に前記流体を導くための供給孔とを有し、
    前記流体の一部が前記工具と前記アタッチメントとの間に形成される間隙から噴出するように前記貫通孔の直径を前記工具の所定の直径よりも大きくした工具駆動装置用のアタッチメント。
  2. 前記貫通孔の直径を、前記工具の所定の直径に対してすき間ばめに対応するはめあい公差を有する直径とした請求項1記載の工具駆動装置用のアタッチメント。
  3. 前記貫通孔内において前記流体を前記工具の円周方向に導くための溝を前記貫通孔の内面に設けた請求項1又は2記載の工具駆動装置用のアタッチメント。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアタッチメントと、
    前記工具を保持して回転させる手持ち式の工具回転装置と、
    を有する工具駆動装置。
  5. 工具軸方向における所定の距離を超える前記アタッチメントの移動を抑止するためのストッパを更に有し、前記ストッパと前記アタッチメントとの間に前記流体の一部を噴出するための間隙を設けた請求項4記載の工具駆動装置。
  6. 供給源から供給される流体を分岐させて前記工具回転装置及び前記アタッチメントに供給するスイッチを更に有し、前記流体の供給によって駆動する前記工具回転装置の回転と、前記アタッチメントへの前記切粉の排出用の流体の供給とが前記スイッチの切換によって連動するようにした請求項4又は5記載の工具駆動装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の工具駆動装置と、前記工具とを用いて被穿孔品を製造する被穿孔品の製造方法。
  8. 前記工具として、工具軸方向に貫通する前記切粉の排出用の流体の流路を有する工具のシャンク側における前記流路を閉塞し、かつ前記アタッチメントに形成される前記貫通孔内において開口させることができる位置に前記入口を設けることによって製作される工具を用いる請求項7記載の被穿孔品の製造方法。
  9. 前記工具として、工具軸方向に貫通しない前記切粉の排出用の流体の流路を有する工具に、前記アタッチメントに形成される前記貫通孔内において開口させることができる位置に前記入口を設けることによって製作される工具を用いる請求項7記載の被穿孔品の製造方法。
  10. 工具軸方向における所定の距離を超える前記アタッチメントの移動を抑止するためのストッパを取付けるための溝を、前記ストッパと前記アタッチメントとの間に前記工具軸方向における間隙が前記流体の一部の噴出用に生じるように前記工具に形成し、前記ストッパを前記溝に沿って取付けて前記被穿孔品を製造する請求項7乃至9のいずれか1項に記載の被穿孔品の製造方法。
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