JP2016111173A - 切削装置 - Google Patents

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喜洋 大室
洋行 平賀
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洋行 平賀
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Abstract

【課題】デュアルスピンドルタイプの切削装置において、切削加工に使用される加工液を効率的に供給して、無駄に消費されることのない切削装置を提供する。【解決手段】第1の切削ブレード50が装着された第1の切削手段40と、第2の切削ブレード50Aが装着された第2の切削手段40Aと、各切削ブレードに加工液を供給する加工液供給手段と、各手段の動きを制御する制御手段66とを備えた切削装置であって、加工液供給手段は、第1の切削ブレードに加工液を搬送する第1の加工液搬送経路と、第1の加工液搬送経路に配設された第1の電磁弁64と、第2の切削ブレードに加工液を搬送する第2の加工液搬送経路と、第2の加工液搬送経路に配設された第2の電磁弁64Aとを含み、制御手段は、一方が切削を行っていない場合には、第1の電磁弁又は第2の電磁弁を閉じることにより切削を、行っていない切削ブレードへの加工液の供給を停止する。【選択図】図3

Description

本発明は、対向配置された2つの切削ブレードによってウエーハ等の被加工物を切削するフェイシングデュアルスピンドルタイプの切削装置に関する。
半導体ウエーハ等の被加工物をチップ状に分割する切削加工では、高速回転する切削ブレードによって被加工物を切断する切削装置が使用される。この切削装置としては、1つの切削ブレードを具備しているものだけではなく、対向配置された2つの切削ブレードを有するフェイシングデュアルスピンドルタイプの切削装置が知られている(例えば、特開平11−26402号公報参照)。
このタイプの切削装置においては、軸心が同一の直線上に位置する2つのスピンドルに、第1及び第2の切削ブレードがそれぞれ装着されており、双方の切削ブレードを被加工物に対して同時に作用させることができる。これにより、被加工物の2本の切削予定ラインを同時に切削加工できるため、切削効率を向上させることができる。
このタイプの切削装置では、第1の切削ブレードが装着された第1の切削手段と、第2の切削ブレードが装着された第2の切削手段とを、被加工物の中央部から両端部に向けて、或いは被加工物の両端部から中央部に向けて切削予定ラインの間隔毎に割り出し送りして、被加工物の同一方向に伸長する複数の切削予定ラインを2本ずつ同時に切削することができる。
第1の切削ブレードと第2の切削ブレードの近傍には、加工液を供給するための複数の加工液噴射ノズルが配設されており、加工液噴射ノズルから切削ブレードと被加工物に向けて加工液がそれぞれ供給される。
2つの切削ブレードが対向配置された所謂フェイシングデュアルスピンドルタイプの切削装置では、第1の切削ブレードと第2の切削ブレードがスピンドルの軸方向に最も接近できる間隔が、切削予定ライン間隔より大きくなってしまう場合がある。
特に、被加工物を分割して得られるチップの大きさが小さい場合には、複数本の切削予定ラインが第1の切削ブレードと第2の切削ブレードとが最も接近できる間隔よりも狭い領域内に含まれてしまうことがある。このように最も接近させた2つの切削ブレードの間に含まれてしまう切削予定ラインについては、何れか一方の切削ブレードのみを使用して切削加工を実施している。
また、1つの被加工物上に切削予定ラインが奇数本ある場合には、双方の切削ブレードで2本ずつ同時に切削予定ラインを切削していっても、最後の1本の切削予定ラインは何れか一方の切削ブレードで切削することになる。
特開平11−26402号公報
従来の切削装置では、何れか一方の切削ブレードのみで切削加工する場合においても、第1の切削ブレード及び第2の切削ブレードの近傍に配設された加工液噴射ノズルからは被加工物の加工中には常に加工液が噴射されている。
例えば、第1の切削手段に装着された第1の切削ブレードのみで加工が行われている場合には、第1の切削ブレードの近傍に配設された加工液噴射ノズルから噴射されている加工液のみが加工に寄与しており、第2の切削ブレードの近傍に配設された加工液噴射ノズルから噴射されている加工液は無駄に消費されている状態になっている。
このように使用していない切削ブレードの近傍に配設された加工液噴射ノズルから常に加工液を噴射しているのは、いざ切削を実施しようとする場合に、同一の条件で切削加工を実施できること及び使用していない切削ブレードも高速で回転されているため、加工液を切削ブレードに噴射して切削ブレードの温度上昇を防止するためであった。
然し、切削加工を実施していない切削ブレードへの加工液の供給を停止しても、実際には切削ブレードの温度上昇は非常にわずかであり、更に切削を開始するタイミングに合わせて加工液噴射ノズルから加工液の噴射を開始する場合にも、良好な加工条件を維持できることが実験により判明した。
また、1つの切削ブレードの近傍には、切削ブレードの冷却用、洗浄用、加工時に発生した端材の除去用等の複数の加工液噴射ノズルが配設されている場合があり、従来装置では加工中その全てから同時に加工液が噴射されている。
例えば、端材が発生しない切削加工の場合にも、端材の除去用ノズルから加工液が常に噴射されており、無駄に加工液を消費している状態となっている。このように加工液が無駄に消費されることにより、コストアップの要因となっているという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、デュアルスピンドルタイプの切削装置において切削加工に使用される加工液を効率的に供給して無駄に消費されることのない切削装置を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を切削する第1の切削ブレードが装着された第1のスピンドルを有する第1の切削手段と、該保持手段に保持された被加工物を切削する第2の切削ブレードが装着された第2のスピンドルを有する第2の切削手段と、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードに加工液を供給する加工液供給手段と、前記各手段の動きを制御する制御手段と、を備えた切削装置であって、該加工液供給手段は、該第1の切削ブレードに加工液を搬送する第1の加工液搬送経路と、該第1の加工液搬送経路に配設された第1の電磁弁と、該第2の切削ブレードに加工液を搬送する第2の加工液搬送経路と、該第2の加工液搬送経路に配設された第2の電磁弁と、を含み、該制御手段は、該第1の電磁弁及び該第2の電磁弁を開閉することにより、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードへの加工液の供給を制御し、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの双方が被加工物の切削を行っている場合には、該第1の電磁弁及び第2の電磁弁を開いて該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードに加工液を供給し、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの内何れか一方が切削を行っていない場合には、該第1の電磁弁又は該第2の電磁弁を閉じることにより切削を行っていない切削ブレードへの加工液の供給を停止することを特徴とする切削装置が提供される。
好ましくは、該第1の切削手段及び該第2の切削手段は、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの近傍にそれぞれ複数の加工液噴射ノズルを有し、該第1及び該第2の加工液搬送経路は、該第1の電磁弁及び該第2の電磁弁と該複数の加工液噴射ノズルとの間でそれぞれ該加工液噴射ノズルに対応して分岐し、分岐点と該加工液噴射ノズルとの間にはノズル電磁弁がそれぞれ配設されており、該制御手段は、該ノズル電磁弁を開閉することにより、被加工物の切削を行う際に使用する該加工液噴射ノズルを選択する。
本発明の切削装置によると、切削加工を行っていない切削ブレードへの加工液の供給を停止するため、加工液の無駄な消費を防止することができる。また、1つの切削ブレードの近傍に用途の異なる複数の加工液噴射ノズルが配設されている場合には、用途に応じて使用する必要のない加工液噴射ノズルからの加工液の噴射を停止するため、加工液の無駄な消費を防止することができる。
本発明実施形態に係る切削装置の斜視図である。 第1切削ユニット及び加工液供給手段を示す斜視図である。 使用中の第1切削ユニットへの加工液の供給及び非使用の第2切削ユニットへの加工液供給の停止を説明する模式図である。 複数の加工液噴射ノズルへの加工液の供給の仕方を説明する説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るフェイシングデュアルスピンドルタイプの切削装置2の斜視図が示されている。
図1に示すように、切削装置2は、各構成を支持する基台4を備えている。基台4において、前端の一方側の角部には矩形状の開口4aが形成されており、この開口4a内には、カセット載置台6が昇降可能に設置されている。カセット載置台6の上面には、複数の被加工物11を収容する直方体状のカセット8が載置される。なお、図1では、説明の便宜上、カセット8の輪郭のみを示している。
被加工物11は、例えば、円盤状の半導体ウエーハであり、その表面(上面)側は、中央のデバイス領域と、デバイス領域を囲む外周余剰領域とに分けられている。デバイス領域は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)でさらに複数の領域に区画されており、各領域にはIC等のデバイス13が形成されている。
被加工物11の裏面(下面)側には、被加工物11より大径のダイシングテープTが貼着されている。ダイシングテープTの外周部分は、環状のフレームFに固定されている。すなわち、被加工物11はダイシングテープTを介してフレームFに支持されている。
カセット載置台6と近接する位置には、前後方向(X軸方向、加工送り方向)に長い矩形状の開口4bが形成されている。この開口4b内には、移動テーブル10、移動テーブル10を前後方向に移動させるテーブル移動機構(不図示)、及びテーブル移動機構を覆う防塵・防滴カバー(蛇腹)12が設けられている。
移動テーブル10上には、被加工物11を吸引保持するチャックテーブル14が設置されている。チャックテーブル14の周囲には、被加工物11を支持する環状のフレームFを四方から挟持固定する4個のクランプ16が設置されている。
チャックテーブル14は、モータ等の回転駆動源(不図示)と連結されており、鉛直方向(Z軸方向)に延びる回転軸の周りに回転する。また、チャックテーブル14は、上述のテーブル移動機構によって移動テーブル10とともにX軸方向に移動する。
チャックテーブル14の上面は、被加工物11を吸引保持する保持面14aとなっている。この保持面14aは、チャックテーブル14の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)と接続されており、被加工物11は、保持面14aに作用する吸引源の負圧でチャックテーブル14に吸引保持される。
開口4bの前部上方には、被加工物11を仮置きするための仮置き機構18が設けられている。仮置き機構18は、相互に離間接近可能な一対のガイドレール18a,18bを含んでいる。ガイドレール18a,18bの断面形状は、被加工物11のガイドに適したL字型である。
基台4の上方には、門型の第1支持構造20が開口4bを跨ぐように配置されている。第1支持構造20の前面には、左右方向(Y軸方向)に伸びる第1レール22が固定されており、この第1レール22には、第1移動機構24を介して第1保持機構(搬出手段)26が連結されている。第1保持機構26は、第1移動機構24によって昇降し、第1レール22に沿って左右方向に移動する。
第1保持機構26の開口4a側には、被加工物11を保持したフレームFを把持する把持機構28が設けられている。把持機構28でフレームFを把持して第1保持機構26とともに左右方向に移動させれば、カセット8に収容されている被加工物11を仮置き機構18のガイドレール18a,18bに引き出し、又は、ガイドレール18a,18bに載置されている被加工物11をカセット8に挿入できる。
また、第1支持構造20の前面には、左右方向(Y軸方向)に伸びる第2レール30が第1レール22の上方に固定されており、この第2レール30には、第2移動機構32を介して第2保持機構34が連結されている。第2保持機構34は、第2移動機構32によって昇降し、第2レール30に沿って左右方向に移動する。
第1支持構造20の後方には、門型の第2支持構造36が配設されている。第2支持構造36の前面には、2組の移動機構38を介して、第1切削ユニット(第1切削手段)40及び第2切削ユニット(第2切削手段)40Aが設けられている。第1及び第2切削ユニット40,40Aは、移動機構38によってY軸方向及びZ軸方向に移動される。
図3に最も良く示されるように、第1切削ユニット40は、スピンドルハウジング46と、スピンドルハウジング46中に回転可能に収容されたスピンドル48と、スピンドル48の先端部に装着された第1の切削ブレード50を含んでいる。スピンドル48の他端側にはスピンドルを回転駆動するモータが連結されている。第1の切削ブレード50の略上半分はブレードカバー52により覆われている。
第2切削ユニット40Aは、スピンドルハウジング46A中に回転可能に収容されたスピンドル48Aと、スピンドル48Aの先端部に装着された第2の切削ブレード52Aを含んでいる。スピンドル48Aの他端部にはスピンドル48Aを回転駆動するモータが連結されている。第2の切削ブレード52Aの略上半分はブレードカバー52Aにより覆われている。
再び図1を参照すると、開口4bに対して開口4aと反対側の位置には、スピンナ洗浄ユニット42が配設されている。スピンナ洗浄ユニット42は、スピンナテーブル44を備えており、切削加工後の被加工物11をスピンナテーブル44で吸引保持し、被加工物11をスピン洗浄及びスピン乾燥する。
図2に示すように、ブレードカバー52には、第1の切削ブレード50を挟むように、一対の(1本のみ図示)加工液噴射ノズル54が水平方向に配設されており、加工液噴射ノズル54は接続パイプ56及び第1の加工液搬送経路58を介して加工液供給源60に接続されている。第1の加工液搬送経路58中には第1の電磁弁62が配設されている。
加工液噴射ノズル54、第1の加工液搬送経路58、加工液供給源60及び第1の電磁弁62により加工液供給手段を構成する。第2切削ユニット40Aも、特に図示しないが同様な加工液供給手段を備えている。
次に、図3を参照して、第1切削ユニット40で被加工物11を切削し、第2切削ユニット40Aは切削加工していない時の、本実施形態に係る切削装置2の加工液の供給方法について説明する。
この場合には、制御手段66が第1の電磁弁62のソレノイド64に信号を送ってソレノイド64を作動し、第1の電磁弁62を開位置に切り替える。一方、第2の電磁弁62Aのソレノイド64Aは作動せずに、第2の電磁弁62Aを閉位置に維持する。
これにより、被加工物11を切削加工中の第1の切削ブレード50及び加工点近傍の被加工物11には加工液噴射ノズル54から加工液が噴射される。一方、第2の電磁弁62Aは閉位置に維持されているため、第2の切削ブレード52Aを挟むように配設された一対の加工液噴射ノズル54Aからは加工液が噴射されることはない。
特に図示しないが、第1の切削ブレード50及び第2の切削ブレード50Aの双方が被加工物11の切削を行っている場合には、制御手段60により第1の電磁弁62及び第2の電磁弁62Aを開いて、第1の切削ブレード50及び第2の切削ブレード50Aに加工液噴射ノズル54,54Aから加工液を供給する。
このように本実施形態の切削装置2では、第1の切削ユニット40に装着された第1の切削ブレード50のみで加工が行われている場合には、第1の切削ユニット50に配設された加工液噴射ノズル54のみから加工液を噴射し、加工を実施していない第2の切削ユニット40Aに装着された第2の切削ブレード50Aには加工液を供給しないように制御するので、加工液を無駄に消費することを抑制することができる。
次に、図4を参照して、第1切削ユニット40のブレードカバー52が冷却用の加工液噴射ノズル54及び端材除去用の加工液噴射ノズル68を備えている場合の、各噴射ノズルへの加工液の供給方法について説明する。
ここで、第1の切削ブレード50による被加工物11の切削加工では、端材が発生しないものとして各ノズル54,68への切削液の供給方法について説明する。第1の加工液搬送経路58は分岐点59で第1の分岐経路58aと第2の分岐経路58bに分岐される。
第1の分岐経路58aは第1のノズル電磁弁70を介して冷却用の加工液噴射ノズル54に接続されており、第2の分岐経路58bは第2のノズル電磁弁74を介して端材除去用の加工液噴射ノズル68に接続されている。
制御手段66により第1の電磁弁62のソレノイド64を作動して第1の電磁弁62を開くと共に、第1のノズル電磁弁70のソレノイド72を作動して第1のノズル電磁弁70を開く。これにより、冷却用の加工液噴射ノズル54から加工液が第1の切削ブレード50及び被加工物11に向かって噴射される。
一方、この切削加工では端材が発生しないため、制御手段66は第2のノズル電磁弁74のソレノイド76には信号を送らずに、第2のノズル電磁弁74を閉位置に維持する。従って、端材除去用の加工液噴射ノズル68から加工液が噴射されることはなく、加工液を無駄に消費することが防止される。
このように制御手段66は、ノズル電磁弁70,74を開閉することにより、複数の加工液噴射ノズル54,68の中から使用する加工液噴射ノズル54を選択するように制御する。
2 切削装置
14 チャックテーブル
40 第1の切削ユニット(第1の切削手段)
40A 第2の切削ユニット(第2の切削手段)
50 第1の切削ブレード
50A 第2の切削ブレード
54,54A 冷却用の加工液噴射ノズル
62 第1の電磁弁
62A 第2の電磁弁
68 端材除去用の加工液噴射ノズル
70 第1のノズル電磁弁
74 第2のノズル電磁弁

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、該保持手段に保持された被加工物を切削する第1の切削ブレードが装着された第1のスピンドルを有する第1の切削手段と、該保持手段に保持された被加工物を切削する第2の切削ブレードが装着された第2のスピンドルを有する第2の切削手段と、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードに加工液を供給する加工液供給手段と、前記各手段の動きを制御する制御手段と、を備えた切削装置であって、
    該加工液供給手段は、該第1の切削ブレードに加工液を搬送する第1の加工液搬送経路と、該第1の加工液搬送経路に配設された第1の電磁弁と、該第2の切削ブレードに加工液を搬送する第2の加工液搬送経路と、該第2の加工液搬送経路に配設された第2の電磁弁と、を含み、
    該制御手段は、該第1の電磁弁及び該第2の電磁弁を開閉することにより、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードへの加工液の供給を制御し、
    該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの双方が被加工物の切削を行っている場合には、該第1の電磁弁及び第2の電磁弁を開いて該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードに加工液を供給し、
    該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの内何れか一方が切削を行っていない場合には、該第1の電磁弁又は該第2の電磁弁を閉じることにより切削を行っていない切削ブレードへの加工液の供給を停止することを特徴とする切削装置。
  2. 該第1の切削手段及び該第2の切削手段は、該第1の切削ブレード及び該第2の切削ブレードの近傍にそれぞれ複数の加工液噴射ノズルを有し、
    該第1及び該第2の加工液搬送経路は、該第1の電磁弁及び該第2の電磁弁と該複数の加工液噴射ノズルとの間でそれぞれ該加工液噴射ノズルに対応して分岐し、分岐点と該加工液噴射ノズルとの間にはノズル電磁弁がそれぞれ配設されており、
    該制御手段は、該ノズル電磁弁を開閉することにより、被加工物の切削を行う際に使用する該加工液噴射ノズルを選択することを特徴とする請求項1記載の切削装置。
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