JP2015150672A - 切削方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】延性材を含む被加工物を切削する場合にも加工品質を維持できる切削方法を提供する。
【解決手段】砥粒をボンド材で結合した切削ブレード(44)で延性材を含む被加工物(11)を切削する切削方法であって、回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませるとともに被加工物を切削ブレードに対して相対移動させることで切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップを備え、少なくとも切削ステップの実施中に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材(76)を接触させ、切削ブレードをコーティング材でコーティングすることで被加工物の切削ブレードに対する付着を防止する構成とした。
【選択図】図3
【解決手段】砥粒をボンド材で結合した切削ブレード(44)で延性材を含む被加工物(11)を切削する切削方法であって、回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませるとともに被加工物を切削ブレードに対して相対移動させることで切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップを備え、少なくとも切削ステップの実施中に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材(76)を接触させ、切削ブレードをコーティング材でコーティングすることで被加工物の切削ブレードに対する付着を防止する構成とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、金属等の延性材を含む被加工物を切削する切削方法に関する。
表面にデバイスが設けられた半導体ウェーハに代表される板状の被加工物は、例えば、円環状の切削ブレードを備える切削装置で切削されて複数のチップへと分割される。通常、この切削ブレードは、金属や樹脂等のボンド材(結合材)に、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒を混合して形成される(例えば、特許文献1参照)。
高速に回転する切削ブレードを被加工物と接触させると、切削ブレードの先端に露出した砥粒との摩擦で被加工物は脆性破壊される。そのため、回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませた状態で切削ブレードと被加工物とを相対移動させることで、移動経路に沿って被加工物を切削できる。
ところで、金属等の延性材を含む被加工物を上述のような切削ブレードで切削すると、目詰まりによって切削ブレードの切削能力が低下し、加工品質の悪化を招きやすい。そこで、砥粒をボンド材で結合した切削ブレードに代えて、円環状の切削バイト工具で被加工物を切削する切削方法も検討されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上述した切削バイト工具では、砥粒をボンド材で結合した切削ブレードと異なり、古い砥粒が摩擦で脱落して新たな砥粒が表出するいわゆる自生発刃が起こらない。そのため、切削バイト工具の刃先が加工に伴い磨耗すると、切削能力は低下して被加工物の加工品質を維持できなくなってしまう。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、延性材を含む被加工物を切削する場合にも加工品質を維持できる切削方法を提供することである。
本発明によれば、砥粒をボンド材で結合した切削ブレードで延性材を含む被加工物を切削する切削方法であって、回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませるとともに被加工物を該切削ブレードに対して相対移動させることで該切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップを備え、少なくとも該切削ステップの実施中に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材を接触させ、該切削ブレードを該コーティング材でコーティングすることで被加工物の該切削ブレードに対する付着を防止することを特徴とする切削方法が提供される。
本発明において、該切削ステップの実施中に加えて、該切削ステップを実施する前に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材を接触させ、該切削ブレードを該コーティング材でコーティングすることが好ましい。
また、本発明において、前記コーティング材は、パラフィン、ワセリン、炭酸カルシウム、蝋のいずれかを含むことが好ましい。
本発明の切削方法では、回転する切削ブレードにコーティング材を接触させて切削ブレードをコーティングするので、延性材を含む被加工物を切削する場合にも切削ブレードへの延性材の付着を防ぐことができる。これにより、切削ブレードの目詰まりによる切削能力の低下を防いで加工品質を維持できる。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。はじめに、本実施の形態に係る切削方法で使用される切削装置の構成を説明する。図1は、切削装置の構成を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、切削装置2は、各構成を支持する基台4を備えている。
基台4の上面には、金属等の延性材を含む被加工物11(図3参照)を保持するチャックテーブル6が設けられている。チャックテーブル6の上方には、被加工物11を切削するブレードユニット8が配置されている。
チャックテーブル6の下方には、チャックテーブル6を加工送り方向(X軸方向)に移動させるX軸移動機構(加工送り機構)10が設けられている。X軸移動機構10は、基台4の上面に固定されX軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール12を備える。
X軸ガイドレール12には、X軸移動テーブル14がスライド可能に設置されている。X軸移動テーブル14の裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が固定されており、このナット部には、X軸ガイドレール12と平行なX軸ボールネジ16が螺合されている。
X軸ボールネジ16の一端部には、X軸パルスモータ18が連結されている。X軸パルスモータ18でX軸ボールネジ16を回転させれば、X軸移動テーブル14は、X軸ガイドレール12に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動テーブル14の表面側(上面側)には、支持台20が設けられている。支持台20の中央には、チャックテーブル6が配置されている。チャックテーブル6の周囲には、被加工物11を保持する環状のフレーム(不図示)を四方から挟持固定する4個のクランプ22が設けられている。
チャックテーブル6は、支持台20の下方に設けられた回転機構(不図示)と連結されており、Z軸と平行な回転軸(鉛直軸)の周りに回転する。チャックテーブル6の表面は、被加工物11を吸引保持する保持面6aとなっている。この保持面6aには、チャックテーブル6の内部に形成された流路(不図示)を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、被加工物11を吸引する吸引力が発生する。
X軸移動機構10に隣接して、ブレードユニット8を割り出し送り方向(Y軸方向)に移動させるY軸移動機構(割り出し送り機構)24が設けられている。Y軸移動機構24は、基台4の上面に固定されY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール26を備える。
Y軸ガイドレール26には、Y軸移動テーブル28がスライド可能に設置されている。Y軸移動テーブル28は、Y軸ガイドレール26に接する基部28aと、基部28aに対して立設された壁部28bとを備えている。
Y軸移動テーブル28の基部28aの裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が固定されており、このナット部には、Y軸ガイドレール26と平行なY軸ボールネジ30が螺合されている。
Y軸ボールネジ30の一端部には、Y軸パルスモータ32が連結されている。Y軸パルスモータ32でY軸ボールネジ30を回転させれば、Y軸移動テーブル28は、Y軸ガイドレール26に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動テーブル28の壁部28bには、ブレードユニット8を鉛直方向(Z軸方向)に移動させるZ軸移動機構34が設けられている。Z軸移動機構34は、壁部28bの側面に固定されZ軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール36を備える。
Z軸ガイドレール36には、Z軸移動テーブル38がスライド可能に設置されている。Z軸移動テーブル38の裏面側(壁部28b側)には、ナット部(不図示)が固定されており、このナット部には、Z軸ガイドレール36と平行なZ軸ボールネジ(不図示)が螺合されている。
Z軸ボールネジの一端部には、Z軸パルスモータ40が連結されている。Z軸パルスモータ40でZ軸ボールネジを回転させれば、Z軸移動テーブル38は、Z軸ガイドレール36に沿ってZ軸方向に移動する。このZ軸移動テーブル38には、被加工物11を切削するブレードユニット8のスピンドルハウジング42が支持されている。
スピンドルハウジング42の内部には、Y軸の周りに回転するスピンドル(不図示)が収容されている。スピンドルの一端側には、被加工物11を切削する円環状の切削ブレード44が装着されている。スピンドルの他端側にはモータ(不図示)が連結されており、スピンドルに装着された切削ブレード44を回転させる。
このように構成されたブレードユニット8には、切削ブレード44を収容するブレードカバー46が取り付けられている。切削ブレード44の外周は、下部を除いてブレードカバー46に覆われている。
図2は、切削ブレード44の周辺構造を模式的に示す図である。なお、図2では、構成の一部を省略、又は簡略化して示している。本実施の形態の切削ブレード44は、金属や樹脂等のボンド材(結合材)に、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒を混合して円環状(円板状、円盤状)に形成された切り刃44aを含む。
切削ブレード44を収容するブレードカバー46の一方側(切削進行方向Dの後方側)には、切削ブレード44の下部を挟む一対のブレードクーラーノズル48が固定されている。ブレードクーラーノズル48は、略L字状に形成されており、ブレードカバー46の一方側上部に設けられた連結部50、連結部50と接続された配管52、配管52の上流側に設けられた電磁弁54等を介して、切削水供給源56と接続されている。
電磁弁54は、制御装置58と電気的に接続されており、制御装置58の指示に基づき開閉する。ブレードクーラーノズル48の先端側には、切削ブレード44と対向するように複数の噴射スリット(不図示)が形成されている。複数の噴射スリットを通じて噴射される切削水によって、切削ブレード44の加工点近傍は冷却される。
ブレードカバー46の他方側(切削進行方向Dの前方側)には、切削ブレード46に切削水を供給するためのシャワーノズル60が設けられている。このシャワーノズル60は、ブレードカバー46の他方側上部に設けられた連結部62、連結部62に接続された配管64、配管64の上流側に設けられた電磁弁54等を介して、切削水供給源56と接続されている。すなわち、配管52と配管64とは、上流側において接続されている。
シャワーノズル60の先端部には、切削ブレード44に切削水を噴射する噴射口が形成されている。シャワーノズル60を通じて噴射口から噴射される切削水によって、切削ブレード44が冷却されるとともに、被加工物11を良好に切削できようになる。
また、ブレードカバー46の中央上部には、電動アクチュエータ66が設けられている。電動アクチュエータ66は、パルスモータ68と、パルスモータ68の回転力を変換するギアボックス70と、ギアボックス70に連結されたロッド72とを備える。
パルスモータ68は、制御装置58と電気的に接続されており、制御装置58の指示に基づいて所定の回転力を発生させる。パルスモータ68で発生した回転力は、ギアボックス70においてロッド72を昇降する鉛直方向(Z軸方向)の力に変換される。
ロッド72の下端部には、保持具74が固定されている。保持具74には、切削ブレード44をコーティングするためのコーティング材76が装着されている。コーティング材76は、例えば、パラフィン、ワセリン、炭酸カルシウム、蝋等の材料を用いて略直方体状に形成されている。
なお、コーティング材76の下面には、切削ブレード44の切り刃44aに対応する溝(不図示)が形成されていても良い。回転する切り刃44aをこの溝に係合させて、切り刃44aとコーティング材76とを接触させることで、切り刃44aをコーティング材で容易にコーティングできる。ただし、コーティング材76の形状等はこれに限定されない。
ブレードカバー46の中央上部には、ブレードカバー46を上下に貫通する開口46aが形成されている。この開口46a内には、上述したロッド72、保持具74、及びコーティング材76が挿通されている。コーティング材76の下面は、切り刃44aの外周と対面する位置に位置付けられている。
上述のように、パルスモータ68の回転力は、ギアボックス70においてロッド72を昇降する鉛直方向の力に変換される。これにより、保持具74を介してロッド72に装着されたコーティング材76は、切り刃44aから上方に離れた退避位置と、切り刃44aの外周に接触する接触位置とに位置付けられる。
次に、上述した切削装置2を使用する切削方法について説明する。本実施の形態の切削方法では、まず、環状のフレームに張られたダイシングテープ(不図示)を被加工物11の裏面11b側に貼着し、この被加工物11の裏面11b側をチャックテーブル6に吸引保持させる(図3参照)。
その後、被加工物11を切削する切削ステップを実施する。図3は、切削ステップを模式的に示す図である。切削ステップでは、まず、X軸移動機構10及びY軸移動機構24でチャックテーブル6と切削ブレード44とを相対移動させて、被加工物11のストリート(切削予定ライン)(不図示)を含む直線上に切削ブレード44を位置付ける。
次に、回転させた切削ブレード44(切り刃44a)の下端を被加工物11の表面11aより低い位置に位置付けて、X軸移動機構10でチャックテーブル6をX軸方向に移動(加工送り)させる。
また、図3に示すように、電磁弁54を開いて、ブレードクーラーノズル48及びシャワーノズル60から切削ブレード44に切削水を供給する。この切削ステップにより、被加工物11はストリートに沿って切削される。
ところで、金属等の延性材を含む被加工物11を切削ブレード44で切削すると、切り刃44aに延性材の切り屑が付着して切削ブレード44の切削能力は低下する。切削ブレード44の切削能力が低下すると、被加工物11の加工品質を良好な状態に維持できなくなる。
そこで、本実施の形態の切削方法では、切削ステップ中の任意のタイミングで、回転する切削ブレード44の切り刃44aにコーティング材76を接触させて、切削ブレード44の切り刃44aをコーティング材でコーティングする。具体的には、退避位置に位置付けられたコーティング材76を電動アクチュエータ66で下降させて、回転する切削ブレード44の切り刃44aと接触する接触位置に位置付ける。
このように、回転する切削ブレード44の切り刃44aにコーティング材76を接触させることで、切削ブレード44の切り刃44aをコーティング材でコーティングできる。このコーティング材は、切削ブレード44(切り刃44a)への延性材の付着を防ぐと共に、切削ブレード44の自生発刃作用を阻害しないパラフィン、ワセリン、炭酸カルシウム、蝋等の材料で構成されている。
よって、切削ブレード44の切り刃44aを上述したコーティング材でコーティングすることで、金属等の延性材を含む被加工物11を切削する場合にも切削能力の低下を防ぐことができる。
なお、上述したコーティングのタイミングは特に限定されない。例えば、切削ステップ中において所定の時間間隔でコーティングを実施することができる。また、所定本数のストリートを切削した後にコーティングを実施しても良い。もちろん、被加工物11に切削ブレード44を切り込ませるタイミングで常にコーティングを実施するようにしても良い。
また、上述のコーティングは、切削ステップの前に実施することもできる。この場合、コーティング材でコーティングされた状態の切削ブレード44(切り刃44a)を用いて被加工物11を切削できるので、延性材の付着による切削ブレード44の目詰まりをより確実に防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態に係る切削方法では、回転する切削ブレード44にコーティング材76を接触させて切削ブレード44をコーティングするので、延性材を含む被加工物11を切削する場合にも切削ブレード44への延性材の付着を防ぐことができる。これにより、切削ブレード44の目詰まりに起因する切削能力の低下を防いで加工品質を維持できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、パラフィン、ワセリン、炭酸カルシウム、蝋等の材料を含むコーティング材76を用いているが、本発明のコーティング材は、その他の材料で構成されていても良い。少なくとも、切削ブレード44への延性材の付着を防ぐことができると共に、切削ブレード44の自生発刃作用を阻害しない材料であれば、コーティング材76に用いることができる。
また、上記実施の形態では、コーティング材76を昇降させる昇降機構として電動アクチュエータ66を用いているが、エアシリンダ、油圧シリンダ等の他の昇降機構を用いても良い。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 切削装置
4 基台
6 チャックテーブル
6a 保持面
8 ブレードユニット
10 X軸移動機構(加工送り機構)
12 X軸ガイドレール
14 X軸移動テーブル
16 X軸ボールネジ
18 X軸パルスモータ
20 支持台
22 クランプ
24 Y軸移動機構(割り出し送り機構)
26 Y軸ガイドレール
28 Y軸移動テーブル
28a 基部
28b 壁部
30 Y軸ボールネジ
32 Y軸パルスモータ
34 Z軸移動機構
36 Z軸ガイドレール
38 Z軸移動テーブル
40 Z軸パルスモータ
42 スピンドルハウジング
44 切削ブレード
46 ブレードカバー
46a 開口
48 ブレードクーラーノズル
50 連結部
52 配管
54 電磁弁
56 切削水供給源
58 制御装置
60 シャワーノズル
62 連結部
64 配管
66 電動アクチュエータ
68 パルスモータ
70 ギアボックス
72 ロッド
74 保持具
76 コーティング材
11 被加工物
11a 表面
11b 裏面
D 切削進行方向
4 基台
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11 被加工物
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11b 裏面
D 切削進行方向
Claims (3)
- 砥粒をボンド材で結合した切削ブレードで延性材を含む被加工物を切削する切削方法であって、
回転する切削ブレードを被加工物に切り込ませるとともに被加工物を該切削ブレードに対して相対移動させることで該切削ブレードで被加工物を切削する切削ステップを備え、
少なくとも該切削ステップの実施中に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材を接触させ、該切削ブレードを該コーティング材でコーティングすることで被加工物の該切削ブレードに対する付着を防止することを特徴とする切削方法。 - 該切削ステップの実施中に加えて、該切削ステップを実施する前に、回転する該切削ブレードに対してコーティング材を接触させ、該切削ブレードを該コーティング材でコーティングすることを特徴とする請求項1に記載の切削方法。
- 前記コーティング材は、パラフィン、ワセリン、炭酸カルシウム、蝋のいずれかを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の切削方法。
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JP (1) | JP2015150672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113843679A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-12-28 | 董智娟 | 基于底座旋转式阀门本体生产打磨机构及其打磨方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126362U (ja) * | 1980-02-25 | 1981-09-25 | ||
JP2013084811A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | ダイシング装置のブレード潤滑機構及びブレード潤滑方法 |
-
2014
- 2014-02-19 JP JP2014029272A patent/JP2015150672A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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