JP2016100324A - コネクタ組立体 - Google Patents

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中村 恵介
Keisuke Nakamura
恵介 中村
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Abstract

【課題】プロテクタと第1端子とを備える第1コネクタと、第2端子を備える第2コネクタとからなるコネクタ組立体であって、第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合する際に、第1端子と第2端子とを互いに位置決め可能なコネクタ組立体を提供すること。
【解決手段】コネクタ組立体10は、第1コネクタ20と、第2コネクタ60とを備えている。第1コネクタ20は、第1端子300と、プロテクタ400とを備えている。プロテクタ400は、2以上の第1位置決め部414を有している。第2コネクタ60は、第2端子700と、ハウジング800とを備えている。ハウジング800は、2以上の第2位置決め部814を有している。第2コネクタ60が第1コネクタ20と嵌合する際、第2端子700は、第2位置決め部814が第1位置決め部414と夫々係合することにより第1端子300に対して位置決めされる。
【選択図】図17

Description

本発明は、互いに嵌合可能な第1コネクタと第2コネクタとを備えるコネクタ組立体であって、第1コネクタに端子の先端を保護するためのプロテクタを設けたコネクタ組立体に関する。
例えば、特許文献1には、この種のコネクタ組立体が開示されている。
図30を参照すると、特許文献1の雄コネクタ部910(第1コネクタ)は、雌コネクタ部950(第2コネクタ)と嵌合可能である。雄コネクタ部910は、ハウジング912と、板状ロケータ914(プロテクタ)と、押圧部材916と、雄コンタクト918(端子)とを備えている。押圧部材916は、ハウジング912に支持されており、板状ロケータ914を移動可能に支持している。雄コネクタ部910と雌コネクタ部950とが嵌合していないとき、板状ロケータ914の先端は、ハウジング912の開口920内に位置している。雌コネクタ部950は、雌ブロック部952と、雌コンタクト954とを備えている。雌コネクタ部950が雄コネクタ部910と嵌合する際、雌ブロック部952は、開口920内に挿入される。開口920内に挿入された雌ブロック部952が板状ロケータ914を押すと、板状ロケータ914は、ハウジング912内部に移動し雄コンタクト918の先端を露出させる。これにより、雌コンタクト954は、雄コンタクト918と接続する。
特開平10―41019号公報
雌ブロック部952のサイズや開口920のサイズが公差によってばらつくことを考慮すると、開口920の幅(W1)は、雌ブロック部952の幅(W2)よりも大きく設定する必要がある。このため、雌ブロック部952は、幅方向(図30の左右方向)において板状ロケータ914に対して多少ずれた状態で開口920内に挿入される。この結果、幅方向において、雌コンタクト954の位置も、雄コンタクト918の位置からずれる。これにより、雄コンタクト918が雌コンタクト954と適切に接続できなかったり、雄コンタクト918が予期しない力を受けて破損したりといった問題が生ずる恐れがある。
そこで、本発明は、プロテクタと第1端子とを備える第1コネクタと、第2端子を備える第2コネクタとからなるコネクタ組立体であって、第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合する際に、第1端子と第2端子とを互いに位置決め可能なコネクタ組立体を提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタ組立体として、
第1コネクタと、第2コネクタとを備えるコネクタ組立体であって、
前記第2コネクタは、嵌合方向に沿って前記第1コネクタと嵌合可能であり、
前記第1コネクタは、第1端子と、プロテクタとを備えており、
前記プロテクタは、2以上の第1位置決め部を有しており、
前記第1位置決め部の夫々は、前記嵌合方向の反対方向に突出した第1挿入部であるか、又は、凹んだ第1受容部であり、
前記第2コネクタは、第2端子と、ハウジングとを備えており、
前記ハウジングは、前記第2端子を保持しており、
前記ハウジングは、前記第1位置決め部と夫々対応する2以上の第2位置決め部を有しており、
前記第1挿入部と対応する前記第2位置決め部は、凹んだ第2受容部であり、前記第1受容部と対応する前記第2位置決め部は、前記嵌合方向に突出した第2挿入部であり、
前記プロテクタは、前記第1端子の先端を保護する保護位置から、前記第1端子の前記先端が前記プロテクタから開放される開放位置まで移動可能であり、
前記第2コネクタが前記第1コネクタと嵌合する際、前記第2端子は、前記第2位置決め部が前記第1位置決め部と夫々係合することにより前記第1端子に対して位置決めされ、且つ、前記プロテクタは、前記保護位置から前記開放位置まで移動する
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第2のコネクタ組立体として、第1のコネクタ組立体であって、
前記第1コネクタは、2以上の前記第1端子を備えており、
前記第1端子は、前記嵌合方向と直交するピッチ方向に並んで第1端子列を構成している
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第3のコネクタ組立体として、第2のコネクタ組立体であって、
前記第1位置決め部の全てが、前記ピッチ方向において前記第1端子列の両端にある2つの前記第1端子の間に位置している
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第4のコネクタ組立体として、第2又は第3のコネクタ組立体であって、
前記第1位置決め部のいずれも、前記ピッチ方向において前記第1端子のいずれとも異なる位置にある
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第5のコネクタ組立体として、第4のコネクタ組立体であって、
隣り合う2つの前記第1端子のいずれも、前記ピッチ方向において前記第1位置決め部を挟んでいる
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第6のコネクタ組立体として、第2乃至第5のいずれかのコネクタ組立体であって、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、1以上の上側挿入部と、1以上の下側挿入部とを含んでおり、
前記第2端子が前記第1端子に対して位置決めされるとき、前記上側挿入部は、前記嵌合方向及び前記ピッチ方向の双方と直交する上下方向において、前記下側挿入部の上方に位置する
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第7のコネクタ組立体として、第6のコネクタ組立体であって、
前記上側挿入部のいずれも、前記ピッチ方向において前記下側挿入部のいずれとも異なる位置にある
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第8のコネクタ組立体として、第7のコネクタ組立体であって、
前記第2端子が前記第1端子に対して位置決めされるとき、前記上側挿入部と前記下側挿入部とは、前記ピッチ方向において交互に位置する
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第9のコネクタ組立体として、第1乃至第8のいずれかのコネクタ組立体であって、
前記第1位置決め部の全てが前記第1挿入部であるか、又は、前記第2位置決め部の全てが前記第2挿入部である
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第10のコネクタ組立体として、第1乃至第9のいずれかのコネクタ組立体であって、
前記第1挿入部及び前記第2挿入部の夫々は、先端に向かってテーパした端部を有している
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第11のコネクタ組立体として、第1乃至第10のいずれかのコネクタ組立体であって、
前記第1コネクタは、仮止め部を備えており、
前記仮止め部は、前記プロテクタを前記保護位置に仮止めし、
前記プロテクタは、前記保護位置から前記開放位置に向かって移動する際、前記仮止め部を乗り越えて移動する
コネクタ組立体を提供する。
また、本発明は、第12のコネクタ組立体として、第11のコネクタ組立体であって、
前記第1コネクタは、前記第1端子及び前記プロテクタのいずれとも別体の所定部材を備えており、
前記仮止め部は、前記所定部材に設けられている
コネクタ組立体を提供する。
本発明によれば、第2コネクタが第1コネクタと嵌合する際、第2コネクタの第2端子は、ハウジングの第2位置決め部がプロテクタの第1位置決め部と夫々係合することにより第1コネクタの第1端子に対して位置決めされる。換言すれば、本発明によるコネクタ組立体は、第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合する際に、第1端子と第2端子とを互いに位置決め可能である。
本発明の実施の形態によるコネクタ組立体を示す斜視図である。コネクタ組立体の第1コネクタと第2コネクタとは、互いから離れた分離状態にある。ここで、第1コネクタが搭載される第1回路基板の上面の一部を実線で描画し、第2コネクタが搭載される第2回路基板の下面の一部を1点鎖線で描画している。 図1のコネクタ組立体を示す上面図である。 図1のコネクタ組立体を示す側面図である。ここで、第1回路基板の一部及び第2回路基板の一部を描画している。 図2のコネクタ組立体をIV−IV線に沿って示す断面図である。 図2のコネクタ組立体をV−V線に沿って示す断面図である。 図2のコネクタ組立体をVI−VI線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す正面図である。 図1のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す背面図である。 図1のコネクタ組立体を示す斜視図である。第1コネクタと第2コネクタとは、未嵌合状態にある。 図9のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す上面図である。 図9のコネクタ組立体を示す側面図である。 図10のコネクタ組立体をXII−XII線に沿って示す断面図である。 図10のコネクタ組立体をXIII−XIII線に沿って示す断面図である。 図10のコネクタ組立体をXIV−XIV線に沿って示す断面図である。 図9のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す底面図である。 図1のコネクタ組立体を示す斜視図である。第1コネクタと第2コネクタとは、嵌合状態にある。 図16のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す上面図である。 図16のコネクタ組立体を示す側面図である。 図17のコネクタ組立体をXIX−XIX線に沿って示す断面図である。 図17のコネクタ組立体をXX−XX線に沿って示す断面図である。 図17のコネクタ組立体をXXI−XXI線に沿って示す断面図である。 図16のコネクタ組立体の両側部の一方を拡大して示す底面図である。 図1の第1コネクタの両側部の一方を拡大して示す斜視図である。 図1の第1コネクタの両側部の一方を拡大して示す他の斜視図である。 図1の第1コネクタの第1端子とガイド部材とを示す斜視図である。ここで、第1回路基板の上面の一部を描画している。また、第1端子のうちの一つを拡大して描画している。 図25のガイド部材を示す斜視図である。 図1の第2コネクタのハウジングの両側部の一方を拡大して示す斜視図である。ここで、第2端子の輪郭を破線で描画している。 図1のハウジングの両側部の一方を拡大して示す他の斜視図である。 図1の第2コネクタの第2端子を示す斜視図である。ここで、第2回路基板の下面の一部を破線で描画している。また、第2端子のうちの一つを拡大して描画している。 特許文献1の雌コネクタ部と雄コネクタ部とを部分的に切り欠いて示す側面図である。
図1を参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ組立体10は、第1コネクタ20と、第2コネクタ60とを備えている。図9及び図16を参照すると、第2コネクタ60は、嵌合方向(+X方向)に沿って第1コネクタ20と嵌合可能であり、抜去方向(−X方向)に沿って第1コネクタ20から抜去可能である。
図1及び図3を参照すると、第1コネクタ20は、第1回路基板290の上面290Uに搭載されて使用される基板コネクタである。同様に、第2コネクタ60は、第2回路基板690の下面690Lに搭載されて使用される基板コネクタである。換言すれば、本実施の形態による第1コネクタ20及び第2コネクタ60の夫々は、基板対基板コネクタである。但し、本発明は、基板対基板コネクタ以外のコネクタにも適用可能である。
図1、図9及び図16を参照すると、本実施の形態によるコネクタ組立体10は、第1コネクタ20と第2コネクタ60とが互いから離れている分離状態(図1の状態)、第1コネクタ20と第2コネクタ60とが互いに嵌合可能に組み合わされているものの嵌合していない未嵌合状態(図9の状態)、及び、第1コネクタ20と第2コネクタ60とが互いに嵌合している嵌合状態(図16の状態)の3つの状態をとり得る。但し、本発明において、コネクタ組立体10は、未嵌合状態から嵌合状態に遷移できればよい。
第2コネクタ60は、第2回路基板690の下面690Lに搭載された状態で、第1回路基板290の上面290Uに搭載された第1コネクタ20と、+X方向に沿って嵌合する。但し、以下の説明では、特に必要な場合を除き、第1回路基板290及び第2回路基板690については言及しない。
図1乃至図3に示されるように、本実施の形態による第2コネクタ60は、上下方向(Z方向)に薄く、且つ、ピッチ方向(Y方向)に長く延びる平板形状を有している。第2コネクタ60は、導電体からなる複数の(即ち、2以上の)第2端子700と、絶縁体からなるハウジング800とを備えている。ハウジング800は、第2端子700を保持している。
図29に示されるように、第2端子700は、Y方向に並んで第2端子列700Rを構成している。第2端子700の夫々は、前後方向(X方向)に延びており、2つの接続部710と、被固定部790とを有している。接続部710は、Z方向において対向しており、下側の接続部710は、XZ平面内において弾性変形可能である。被固定部790は、第2コネクタ60の使用時に第2回路基板690の下面690Lに半田付け等により固定され、第2回路基板690の導体パターン(図示せず)に接続される。
図1、図27及び図28を参照すると、ハウジング800は、本体部810と、2つの突出部820とを有している。本体部810は、Y方向に長く延びている。突出部820は、ハウジング800のY方向における両側に夫々位置している。突出部820の夫々は、本体部810から、Y方向外側に突出している。また、突出部820の下側(−Z側)の部位は、Y方向外側に更に突出している。
図27及び図28に示されるように、本体部810には、複数の保持溝812と、複数の第2位置決め部814とが形成されている。換言すれば、ハウジング800は、2以上の保持溝812と、2以上の第2位置決め部814とを有している。図4を併せて参照すると、保持溝812は、第2端子700を夫々保持している。保持溝812と第2位置決め部814とは、Y方向において交互に並んでいる。また、第2位置決め部814の全てが、Y方向において本体部810の両端に設けられた2つの保持溝812の間に位置している。
図27及び図28を参照すると、第2位置決め部814は、複数の上側挿入部(第2挿入部)814Uと、複数の下側挿入部(第2挿入部)814Lとを含んでいる。上側挿入部814Uと下側挿入部814Lとは、Y方向において交互に並んでいる。上側挿入部814Uは、本体部810の上側(+Z側)に位置しており、後方に(即ち、嵌合方向に)突出している。下側挿入部814Lは、本体部810の下側に位置しており、後方に突出している。
図27に示されるように、上側挿入部814U及び下側挿入部814Lの夫々は、端部816を有している。端部816は、後方に向かって徐々に細くなっている。詳しくは、端部816のY方向における両側面は、Y方向内側に傾斜しつつ後方に延びている。また、上側挿入部814Uの端部816の下面は、上方に傾斜しつつ後方に延びており、下側挿入部814Lの端部816の上面は、下方に傾斜しつつ後方に延びている。
図1乃至図3に示されるように、本実施の形態による第1コネクタ20は、Z方向に薄く、且つ、Y方向に長く延びる平板形状を有している。第1コネクタ20は、導電体からなる複数の(即ち、2以上の)第1端子300と、絶縁体からなるプロテクタ400と、金属性の2つのガイド部材500とを備えている。
図25に示されるように、第1端子300は、Y方向に並んで第1端子列300Rを構成している。第1端子300の夫々は、X方向に延びており、接続部310と、被固定部390とを有している。接続部310は、先端320を有している。先端320は、接続部310の前端(−X側の端)に位置している。被固定部390は、第1コネクタ20の使用時に第1回路基板290の上面290Uに半田付け等により固定され、第1回路基板290の導体パターン(図示せず)に接続される。
図25及び図26を参照すると、2つのガイド部材500は、Y方向において第1端子300を挟むように並べられている。ガイド部材500は、XZ平面に対して、互いに鏡対称な形状を有している。ガイド部材500の夫々は、ガイド部510と、2つの被固定部590とを有している。
ガイド部510は、Z方向と直交する平板形状を有しており、X方向に長く延びている。被固定部590は、ガイド部材500のX方向における両端に夫々位置している。2つの被固定部590は、第1コネクタ20の使用時に第1回路基板290の上面290Uに半田付け等により固定される。このため、ガイド部材500は、第1コネクタ20の使用時に、上面290Uに強固に固定される。
図26に示されるように、ガイド部510の夫々には、仮止め部520と、規制部530とが形成されている。換言すれば、第1コネクタ20は、2つの仮止め部520と、2つの規制部530とを備えている。仮止め部520及び規制部530は、X方向に並んでおり、仮止め部520は、規制部530の後方に位置している。仮止め部520及び規制部530の夫々は、Z方向に突出している。特に、本実施の形態による仮止め部520は、XZ平面において、下方(−Z方向)に突出した円弧形状を有している。一方、本実施の形態による規制部530は、X方向と直交する端面である。
図1、図23及び図24を参照すると、プロテクタ400は、保護部410と、2つの側部420とを有している。保護部410は、Y方向に長く延びている。側部420は、プロテクタ400のY方向における両側に夫々位置している。
図23及び図24に示されるように、保護部410には、複数の保護溝412と、複数の第1位置決め部414とが形成されている。換言すれば、プロテクタ400は、2以上の保護溝412と、2以上の第1位置決め部414とを有している。図4を併せて参照すると、保護溝412は、第1端子300を夫々受容している。保護溝412と第1位置決め部414とは、Y方向において交互に並んでいる。また、第1位置決め部414の全てが、Y方向において保護部410の両端に設けられた2つの保護溝412の間に位置している。
図23及び図24を参照すると、第1位置決め部414は、複数の上側受容部(第1受容部)414Uと、複数の下側受容部(第1受容部)414Lとを含んでいる。上側受容部414Uと下側受容部414Lとは、Y方向において交互に並んでいる。上側受容部414Uは、保護部410の上面に形成された溝(凹み)である。上側受容部414Uは、保護部410の前端から後方に延びている。下側受容部414Lは、保護部410の下面に形成された溝(凹み)である。下側受容部414Lは、保護部410の前端から後方に延びている。
図17及び図22を参照すると、第1位置決め部414は、第2位置決め部814と夫々対応して設けられている。より具体的には、第1位置決め部414のピッチは、第2位置決め部814のピッチに等しい。第1位置決め部414の幅(Y方向におけるサイズ)は、対応する第2位置決め部814の幅と略等しい。また、第1位置決め部414に含まれる上側受容部414U及び下側受容部414Lの配置は、第2位置決め部814に含まれる上側挿入部814U及び下側挿入部814Lの配置に対応している。
図2、図23及び図24に示されるように、側部420の夫々は、Y方向外側の部位(外側部)において、保護部410の前端を越えて前方に延びている。側部420の夫々は、突出部426を有している。突出部426は、側部420の外側部の前端から、Y方向内側に突出している。これにより、プロテクタ400には、側部420によって三方を囲まれた凹部420Rが形成されている。図10に示されるように、凹部420Rは、XY平面においてハウジング800の突出部820に対応した形状であって突出部820よりも少し大きな形状を有している。
図15及び図22乃至図24を参照すると、側部420の外側部は、上方に凹んでいる。これにより、側部420には、ガイド溝440が形成されている。ガイド溝440は、側部420の下方をX方向に沿って延びており、前方及び後方に開口している。
図23を参照すると、側部420の夫々は、弾性アーム430と、被規制部432とを有している。弾性アーム430は、側部420の外側部の下端(−Z側の端)から、上方に傾斜しつつ前方に延びている。被規制部432は、弾性アーム430の前端に位置している。弾性アーム430は、XZ平面内において弾性変形可能であり、これにより、被規制部432は、Z方向に移動可能である。
図1、図15及び図22乃至図24から理解されるように、ガイド部材500のガイド部510は、プロテクタ400のガイド溝440に夫々挿入されている。これにより、ガイド部510は、Y方向の移動及びZ方向の移動を規制しつつ、プロテクタ400のX方向の移動を許容している。以下に説明するように、プロテクタ400は、図11に示される保護位置と、図18に示される開放位置との間を、ガイド部材500に対して相対的に移動可能である。
図11を参照すると、保護位置にあるプロテクタ400を−X方向に沿って移動させようとすると、被規制部432が規制部530と突き当たり、プロテクタ400の移動が停止する。また、プロテクタ400が保護位置にあるとき、仮止め部520は、被規制部432の後方に位置している。このため、プロテクタ400は、後方に向かう所定の大きさ以上の力(所定の力)を受けない限り、保護位置に維持される。換言すれば、仮止め部520は、プロテクタ400を保護位置に仮止めしている。
図12及び図24を参照すると、プロテクタ400が保護位置にあるとき、第1端子300の先端320は、保護溝412の内部に収容されて保護されている。詳しくは、第1端子300の接続部310は、Y方向において保護溝412の2つの側壁に挟まれている。また、接続部310の下面は、保護溝412の底壁に接触又は近接している。これにより、先端320の近傍が折れ曲がる等の第1端子300の破損が防止されている。換言すれば、保護部410は、先端320を三方から覆って保護している。
図11及び図18を参照すると、保護位置にあるプロテクタ400は、所定の力を加えることで、+X方向に沿って移動する。図12及び図19を参照すると、プロテクタ400を+X方向に沿って移動すると、プロテクタ400は、開放位置に到達して停止する。図19を参照すると、プロテクタ400が開放位置にあるとき、先端320は、保護溝412から露出されて前方に突出している。プロテクタ400が開放位置にあるとき、接続部310は、第2コネクタ60の第2端子700と接続可能である。
以上の説明から理解されるように、プロテクタ400は、保護部410が第1端子300の先端320を保護する保護位置から、先端320が保護部410(プロテクタ400)から開放される開放位置まで、+X方向に沿って移動可能である。また、プロテクタ400は、開放位置から保護位置まで、−X方向に沿って移動可能である。
以下、コネクタ組立体10の嵌合動作及び抜去動作について説明する。
図1乃至図3を参照すると、分離状態(図1乃至図8の状態)において、第1コネクタ20のプロテクタ400は、保護位置に位置している。また、第2コネクタ60は、第1コネクタ20から離れて第1コネクタ20の上方に配置されている。詳しくは、ハウジング800の2つの突出部820は、プロテクタ400の凹部420Rの真上に夫々位置している。
図9乃至図15を参照すると、分離状態にある第2コネクタ60を下方に移動すると、ハウジング800の突出部820は、凹部420Rに上方から夫々受容され、コネクタ組立体10は、未嵌合状態(図9乃至図15の状態)に遷移する。突出部820が凹部420Rに受容されることにより、ハウジング800は、プロテクタ400に対してXY平面内において粗く位置決めされる。
上述したように、本実施の形態によるコネクタ組立体10は、第1コネクタ20の上に配置された第2コネクタ60を真下に(−Z方向に沿って)移動させることで、分離状態から未嵌合状態に遷移する。但し、本発明はこれに限られない。例えば、コネクタ組立体は、第1コネクタの斜め上に配置された第2コネクタを斜め下に(−Z方向及び+X方向に沿って)移動させることで、分離状態から未嵌合状態に遷移してもよい。
図10から理解されるように、コネクタ組立体10が未嵌合状態にあるとき、第2コネクタ60を+X方向に沿って移動すると、プロテクタ400が保護位置(図10の位置)に維持された状態で、ハウジング800が+X方向に移動する。図15及び図22から理解されるように、ハウジング800が+X方向に移動しているとき、ハウジング800の突出部820は、部分的にガイド部510の下に位置する。これにより、ハウジング800のY方向の移動及びZ方向の移動が規制される。このため、第2コネクタ60を+X方向に沿って移動しているとき、ハウジング800は、プロテクタ400に対してYZ平面内において粗く位置決めされている。
図10及び図13乃至図15を参照すると、プロテクタ400の第1位置決め部414は、ハウジング800の第2位置決め部814と位置的に夫々対応している。より具体的には、プロテクタ400とハウジング800とがYZ平面内において粗く位置決めされた状態において、上側受容部414Uは、対応する上側挿入部814UとX方向において対向しており、下側受容部414Lは、対応する下側挿入部814LとX方向において対向している。このため、図13、図14、図20及び図21から理解されるように、第2コネクタ60を+X方向に移動すると、第2位置決め部814の端部816は、対応する第1位置決め部414に受容される。
図27に示されるように、本実施の形態によれば、端部816は、先端に向かってテーパしている。このため、端部816は、対応する第1位置決め部414(図13及び図14参照)にスムーズに受容される。但し、端部816は、必ずしもテーパしていなくてもよい。
図10、図13乃至図15、図17及び図20乃至図22を参照すると、端部816が第1位置決め部414に受容された後、第2コネクタ60を、+X方向に沿って移動し続けると、第2位置決め部814は、第1位置決め部414に沿って移動しつつ第1位置決め部414と係合する。これにより、第2端子700は、YZ平面内において第1端子300に対して位置決めされる。
以下に説明するように、本実施の形態による第1位置決め部414及び第2位置決め部814は、第2端子700を第1端子300に対して位置決めする際の位置決め精度を向上するための様々な構造を有している。以下、この構造について詳しく説明する。
図17及び図22乃至図24を参照すると、仮にハウジング800が第2位置決め部814(即ち、突起)を1つのみ有している場合、第2位置決め部814の後端がプロテクタ400に接触したとき、ハウジング800がこの後端を中心にして回転するおそれがある。一方、本実施の形態によれば、ハウジング800に2以上の第2位置決め部814が設けられており、プロテクタ400に2以上の第1位置決め部414が設けられている。このため、第1コネクタ20及び第2コネクタ60は、位置決めの際、互いに平行な位置関係を維持できる。
本実施の形態によれば、第1位置決め部414の全てが、Y方向において第1端子列300R(図25参照)の両端にある2つの第1端子300の間に位置しており、第2位置決め部814の全ても、Y方向において第2端子列700R(図29参照)の両端にある2つの第2端子700の間に位置している。これにより、プロテクタ400の幅(Y方向におけるサイズ)やハウジング800の幅を小さくできると共に、Y方向における位置決め精度を向上できる。特に、本実施の形態によれば、Y方向において隣り合う2つの第1端子300のいずれも、Y方向において第1位置決め部414を挟んでおり、Y方向において隣り合う2つの第2端子700のいずれも、Y方向において第2位置決め部814を挟んでいる。これにより、第1端子300や第2端子700のY方向における位置が公差によりばらついていたとしても、第2端子700の夫々を、対応する第1端子300に対して確実に位置決めできる。
図19乃至図21を参照すると、本実施の形態によれば、第2端子700が第1端子300に対して位置決めされるとき、上側挿入部814Uは、Z方向において、下側挿入部814Lの上方に位置する。これにより、Z方向における位置決め精度を向上できる。また、第2コネクタ60が第1コネクタ20と嵌合した後にZ方向において位置ずれすることを防止できる。特に、本実施の形態によれば、上側挿入部814Uと下側挿入部814Lとは、Y方向において、第2端子700を間に挟みつつ交互に位置している。これにより、第1端子300や第2端子700のZ方向における位置が公差によりばらついていたとしても、第2端子700の夫々を、対応する第1端子300に対して確実に位置決めできる。
但し、本実施の形態と異なる構造によっても、Z方向における位置決め精度の向上や位置ずれ防止が可能である。例えば、ハウジング800が−Z方向に位置ずれするおそれがない場合、第1位置決め部414は、上側受容部414Uのみを含んでいればよい。この場合、第2位置決め部814は、上側挿入部814Uのみを含んでいればよい。また、第1位置決め部414の夫々が保護部410のZ方向における中間部に形成された凹部であり、第2位置決め部814の夫々が、本体部810のZ方向における中間部に形成された突起であってもよい。詳しくは、第1位置決め部414は、保護部410の前端面から+X方向に凹んだ凹部であってもよく、第2位置決め部814は、この凹部に挿入可能に+X方向に突出した突起であってもよい。
図17、図22乃至図24、図27及び図28を参照すると、本実施の形態によれば、第1位置決め部414のいずれも、Y方向において第1端子300のいずれとも異なる位置にあり、第2位置決め部814のいずれも、Y方向において第2端子700のいずれとも異なる位置にある。この構造により、プロテクタ400の厚さ(Z方向におけるサイズ)やハウジング800の厚さを小さくしたまま、第2端子700を第1端子300に対して位置決めできる。更に、本実施の形態によれば、上側受容部414Uのいずれも、Y方向において下側受容部414Lのいずれとも異なる位置にあり、上側挿入部814Uのいずれも、Y方向において下側挿入部814Lのいずれとも異なる位置にある。この構造によっても、プロテクタ400の厚さやハウジング800の厚さを小さくできる。
但し、プロテクタ400やハウジング800の厚さが大きくてもよい場合には、本実施の形態と異なる構造を採用してもよい。例えば、第2位置決め部814と第2端子700とを、Y方向において同じ位置に設けてもよい。更に、上側挿入部814Uと下側挿入部814Lとを、Y方向において同じ位置に設けてもよい。
図10、図13乃至図15、図17及び図20乃至図22を参照すると、第1端子300と第2端子700とが互いに位置決めされた後、第2コネクタ60を、+X方向に沿って移動し続けると、ハウジング800がプロテクタ400と突き当たる。第2コネクタ60を、+X方向に沿って更に移動すると、ハウジング800は、プロテクタ400に+X方向の所定の力を加える。プロテクタ400は、これにより開放位置(図17に示される位置)に向かって移動する。
図11及び図18から理解されるように、プロテクタ400は、保護位置(図11に示される位置)から開放位置(図18に示される位置)に向かって移動する際、仮止め部520を乗り越えて移動する。詳しくは、プロテクタ400が保護位置から開放位置に移動する際、まず、被規制部432が仮止め部520を乗り越える。このとき、プロテクタ400を移動するためには比較的大きな力(所定の力)が必要である。一方、第2端子700を第1端子300に対して位置決めする際にプロテクタ400が受ける力は、この所定の力よりも小さい。このため、第2位置決め部814を、第2位置決め部814に対して静止している第1位置決め部414と確実に係合できる。更に、被規制部432が仮止め部520を乗り越えたときには、クリック感が生じる。これにより、操作者は、第2端子700が第1端子300に対して位置決めされたことを知ることができる。
更に、従来のコネクタ(図30参照)のように弾性部材によって支持されたプロテクタを保護位置から開放位置まで移動する場合、プロテクタが開放位置に近づくにつれて、プロテクタの移動に必要な力(移動力)が増大する。一方、本実施の形態によれば、プロテクタ400が開放位置に向かって移動開始した際には大きな移動力(所定の力)が必要である一方、その後は僅かな移動力によってプロテクタ400を容易に移動できる。但し、プロテクタ400は、従来のコネクタと同様に、弾性部材によって支持してもよい。
図16乃至図22を参照すると、プロテクタ400が開放位置に達したとき、コネクタ組立体10は、嵌合状態(図16乃至図22の状態)に遷移する。図19に示されるように、嵌合状態において、第2端子700は、第1端子300と接続する。詳しくは、第1端子300の第1接続部310は、第2端子700の2つの第2接続部710によって上下に挟み込まれ、これにより、第1コネクタ20と第2コネクタ60とは、電気的に互いに接続される。
以上の説明から理解されるように、第2コネクタ60が第1コネクタ20と嵌合する際、第2端子700は、第2位置決め部814が第1位置決め部414と夫々係合することにより第1端子300に対して位置決めされる。また、このとき、プロテクタ400は、保護位置から開放位置まで移動して第1端子300の先端320を露出させる。これにより、第1端子300は、第2端子700と適切に接続する。本実施の形態によれば、まず位置決めが行われ、次に第1端子300の先端320が露出する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、位置決めと露出とを同時に行ってもよい。
図16及び図17を参照すると、コネクタ組立体10が嵌合状態にあるとき、第2コネクタ60を、−X方向に沿って移動すると、ハウジング800の突出部820は、プロテクタ400の突出部426に−X方向の力を加える。図12を参照すると、プロテクタ400は、この力により保護位置(図12に示される位置)まで移動する。プロテクタ400が保護位置に戻ったとき、コネクタ組立体10は、未嵌合状態に戻り、第2端子700は、第1端子300から接続解除される。
本実施の形態によるコネクタ組立体10は、既に述べた変形例に加えて、以下に説明するように様々に変形可能である。
図23、図24、図27及び図28を参照すると、本実施の形態において、第1位置決め部414の全てが第1受容部(第1受容部414U又は第1受容部414L)であり、第2位置決め部814の全てが第2挿入部(第2挿入部814U又は第2挿入部814L)である。換言すれば、第1位置決め部414の全てが凹部であり、第2位置決め部814の全てが突起である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1位置決め部414の全てが突起であり、第2位置決め部814の全てが凹部であってもよい。即ち、第1位置決め部414の全てが突起(第1挿入部)であるか、又は、第2位置決め部814の全てが突起(第2挿入部)であってもよい。
更に、第1位置決め部414が第2位置決め部814と夫々係合可能である限り、第1位置決め部414には、突起(第1挿入部)と凹部(第1受容部)とが混在していてもよい。従って、第2位置決め部814にも、突起(第2挿入部)と凹部(第2受容部)とが混在していてもよい。換言すれば、第1位置決め部414の夫々は、−X方向に突出した第1挿入部であるか、又は、凹んだ第1受容部であればよい。このとき、第1挿入部と対応する第2位置決め部814は、凹んだ第2受容部であり、第1受容部と対応する第2位置決め部814は、+X方向に突出した第2挿入部であればよい。
更に、第1位置決め部414は、YZ平面内においてプロテクタ400のどの位置に形成されていてもよい。同様に、第2位置決め部814は、ハウジング800において対応する第1位置決め部414と係合可能な位置に形成されていればよい。また、第2位置決め部814は、+X方向以外の方向に沿って第1位置決め部414と係合してもよい。例えば、第1位置決め部414は、プロテクタ400の上面から下方に凹んだ凹部であってもよい。この場合、第2位置決め部814は、−Z方向に沿って第1位置決め部414と係合するように設ければよい。換言すれば、第1位置決め部414と第2位置決め部814との係合方向は、Z方向であってもよい。
以上のような様々な構造を考慮すると、Z方向における位置決めの精度を向上するという観点からは、第1位置決め部414の第1挿入部及び第2位置決め部814の第2挿入部が、1以上の上側挿入部と、1以上の下側挿入部とを含んでいればよい。この場合、第2端子700が第1端子300に対して位置決めされるとき、上側挿入部が、Z方向において、下側挿入部の上方に位置することで、Z方向における位置決めの精度を向上できる。また、第2端子700が第1端子300に対して位置決めされるとき、上側挿入部と下側挿入部とが、Y方向において交互に位置することで、Y方向における位置決めの精度も向上できる。
図23を参照すると、本実施の形態による第1コネクタ20は、第1端子300を保護するプロテクタ400を備えているものの、第1端子300を保持するハウジングを備えていない。但し、第1コネクタ20は、プロテクタ400に加えて、ハウジングを備えていてもよい。この場合、仮止め部520は、第1コネクタ20のハウジングに設けられていてもよい。更に、第1コネクタ20は、ハウジングに限らず、第1端子300及びプロテクタ400のいずれとも別体の所定部材を備えていてもよい。この場合、仮止め部520は、この所定部材に設けられていてもよい。また、仮止め部520は、所定の力を受けたプロテクタ400が乗り越えられる限り、どのような形状を有していてもよい。更に、プロテクタ400を保護位置に維持する必要がない場合、仮止め部520を設けなくてもよい。
10 コネクタ組立体
20 第1コネクタ
290 第1回路基板
290U 上面
300 第1端子
300R 第1端子列
310 接続部
320 先端
390 被固定部
400 プロテクタ
410 保護部
412 保護溝
414 第1位置決め部
414U 上側受容部(第1受容部)
414L 下側受容部(第1受容部)
420 側部
420R 凹部
426 突出部
430 弾性アーム
432 被規制部
440 ガイド溝
500 ガイド部材
510 ガイド部
520 仮止め部
530 規制部
590 被固定部
60 第2コネクタ
690 第2回路基板
690L 下面
700 第2端子
700R 第2端子列
710 接続部
790 被固定部
800 ハウジング
810 本体部
812 保持溝
814 第2位置決め部
814U 上側挿入部(第2挿入部)
814L 下側挿入部(第2挿入部)
816 端部
820 突出部

Claims (12)

  1. 第1コネクタと、第2コネクタとを備えるコネクタ組立体であって、
    前記第2コネクタは、嵌合方向に沿って前記第1コネクタと嵌合可能であり、
    前記第1コネクタは、第1端子と、プロテクタとを備えており、
    前記プロテクタは、2以上の第1位置決め部を有しており、
    前記第1位置決め部の夫々は、前記嵌合方向の反対方向に突出した第1挿入部であるか、又は、凹んだ第1受容部であり、
    前記第2コネクタは、第2端子と、ハウジングとを備えており、
    前記ハウジングは、前記第2端子を保持しており、
    前記ハウジングは、前記第1位置決め部と夫々対応する2以上の第2位置決め部を有しており、
    前記第1挿入部と対応する前記第2位置決め部は、凹んだ第2受容部であり、前記第1受容部と対応する前記第2位置決め部は、前記嵌合方向に突出した第2挿入部であり、
    前記プロテクタは、前記第1端子の先端を保護する保護位置から、前記第1端子の前記先端が前記プロテクタから開放される開放位置まで移動可能であり、
    前記第2コネクタが前記第1コネクタと嵌合する際、前記第2端子は、前記第2位置決め部が前記第1位置決め部と夫々係合することにより前記第1端子に対して位置決めされ、且つ、前記プロテクタは、前記保護位置から前記開放位置まで移動する
    コネクタ組立体。
  2. 請求項1記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1コネクタは、2以上の前記第1端子を備えており、
    前記第1端子は、前記嵌合方向と直交するピッチ方向に並んで第1端子列を構成している
    コネクタ組立体。
  3. 請求項2記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1位置決め部の全てが、前記ピッチ方向において前記第1端子列の両端にある2つの前記第1端子の間に位置している
    コネクタ組立体。
  4. 請求項2又は請求項3記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1位置決め部のいずれも、前記ピッチ方向において前記第1端子のいずれとも異なる位置にある
    コネクタ組立体。
  5. 請求項4記載のコネクタ組立体であって、
    隣り合う2つの前記第1端子のいずれも、前記ピッチ方向において前記第1位置決め部を挟んでいる
    コネクタ組立体。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1挿入部及び前記第2挿入部は、1以上の上側挿入部と、1以上の下側挿入部とを含んでおり、
    前記第2端子が前記第1端子に対して位置決めされるとき、前記上側挿入部は、前記嵌合方向及び前記ピッチ方向の双方と直交する上下方向において、前記下側挿入部の上方に位置する
    コネクタ組立体。
  7. 請求項6記載のコネクタ組立体であって、
    前記上側挿入部のいずれも、前記ピッチ方向において前記下側挿入部のいずれとも異なる位置にある
    コネクタ組立体。
  8. 請求項7記載のコネクタ組立体であって、
    前記第2端子が前記第1端子に対して位置決めされるとき、前記上側挿入部と前記下側挿入部とは、前記ピッチ方向において交互に位置する
    コネクタ組立体。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1位置決め部の全てが前記第1挿入部であるか、又は、前記第2位置決め部の全てが前記第2挿入部である
    コネクタ組立体。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1挿入部及び前記第2挿入部の夫々は、先端に向かってテーパした端部を有している
    コネクタ組立体。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1コネクタは、仮止め部を備えており、
    前記仮止め部は、前記プロテクタを前記保護位置に仮止めし、
    前記プロテクタは、前記保護位置から前記開放位置に向かって移動する際、前記仮止め部を乗り越えて移動する
    コネクタ組立体。
  12. 請求項11記載のコネクタ組立体であって、
    前記第1コネクタは、前記第1端子及び前記プロテクタのいずれとも別体の所定部材を備えており、
    前記仮止め部は、前記所定部材に設けられている
    コネクタ組立体。
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