JP2016099589A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着分離性能を向上させる。
【解決手段】制御部50は、印刷指示が受け付けられると、ジョブの画像データを取得する(S100)。取得した画像データに基づいて、用紙の表面の先端に画像が形成され、かつ後端に画像が形成されないと判定した場合(S110.S120)、用紙の後端が定着分離に有利となるので、画像データを180度回転させて用紙の先端に画像が形成されないようにする(S130)。また、用紙の表面の先端および後端の両方に画像が形成され(S110,S120)、かつ右端および左端の少なくとも一方に画像が形成されない場合(S140)、用紙および画像データを回転させて用紙の先端に画像が形成されないようにする(S150)。このような制御により、定着分離不良の発生を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像を用紙に形成する画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式を採用したプリンタ、複写機等の画像形成装置が広く利用されている。画像形成装置では、画像形成部により用紙に画像を転写し、その後、定着部により用紙に画像を定着する、という一連のプロセスを通じて用紙に画像を形成している。定着部では、用紙の表面に転写されたトナーをヒーターにより加熱して溶融させているが、トナーの付着量が多くなると、トナー溶融時の粘度が上昇して用紙が定着ベルト等から剥がれない定着分離不良が発生してしまう場合がある。
図9は、定着分離不良の発生を説明するための図である。図9に示すように、例えば、用紙Pの先端に所定幅で複数層のトナーからなる画像が形成される場合、画像のトナー付着量が多くなる。そのため、定着処理時には、このトナー状態にて用紙Pの先端から定着部440を通過することになるので、定着部440での加熱処理により溶融したトナーが定着部440のベルトに付着しやすくなる。
定着分離機能を向上させるために、画像形成処理の前に用紙をプレ定着処理することで用紙の剛度を高めたり、用紙の先端部にエアを吹き付けたり、用紙の画像余白領域を増加させたりする等、様々な方法が開発されている。
特許文献1には、画像形成時に、プレ定着により転写材の水分量を減ずることで転写材の剛性を強める画像形成装置が記載されている。特許文献2には、記録紙の坪量の値に基づいて記録紙の搬送方向先端側の画像部分に対する定着温度等を制御する画像形成装置が記載されている。特許文献3には、紙目検出部による判断結果を定着装置の紙分離制御等に反映させる画像形成装置が記載されている。特許文献4には、シート厚が薄い場合には弾性体パッドによるニップ部を短くし、シート厚が厚い場合にはニップ部を長くする画像形成装置が記載されている。
特開2006−195347号公報 特開2014−81473号公報 特開2011−170281号公報 特開2010−20129号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4には以下のような問題がある。すなわち、特許文献1では、プレ定着を行う時間だけ通常の画像形成処理の時間が長くなってしまうため、生産性が低下してしまうという問題がある。特許文献2では、定着温度等の定着条件を制御するので、最適な定着処理を行うことができないという問題がある。特許文献3および4等では、用紙に形成される画像の位置等を考慮していないので、用紙の紙目やニップ時間等を制御したとしても、定着分離不良を確実に解消できない場合がある。
また、上述したエアの吹き付けによる方法では、吹き付けるエアにより定着器を冷やしてしまうというデメリットがあり、定着性能の低下や消費電力の増大に繋がってしまうという問題がある。さらに、余白を増加させる方法では、余白を少なくして用紙全体に画像を形成したいユーザーには受け入れられないという問題もある。
そこで、本願発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、定着分離性能を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部と、画像データに基づいて定着部において定着分離不良が発生すると判定した場合、定着分離が有利となる方向に画像データを回転させて画像を形成するよう画像形成部を制御する制御部と、を備えるものである。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部と、両面印刷の場合に、画像データに基づいて用紙の表面側で定着部にて定着分離不良が発生すると判定した場合、画像形成を行う面の順番を入れ替えて用紙の裏面側から画像を形成するよう画像形成部を制御する制御部と、を備えるものである。
本発明において、定着分離が有利となる方向とは、例えば用紙の先端に画像が形成されないように画像データや用紙を回転させる場合の方向をいう。
請求項1に係る発明によれば、定着分離が有利となる方向に画像データを回転させて画像形成を行うので、定着分離不良を発生させずに画像形成を行うことができる。請求項2に係る発明によれば、用紙の表面側で定着分離不良が発生すると判定した場合、用紙の画像形成を行う面の順番を入れ替えて、用紙の裏面側から画像形成を行うので、定着分離不良を発生させずに画像形成を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 画像形成装置のブロック構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る定着分離不良回避制御時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである(その1)。 定着分離不良回避制御時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである(その2)。 定着分離不良が発生する場合の回避手段として画像データを回転させた場合の説明図である。 定着分離不良が発生する場合の回避手段として用紙および画像データを回転させた場合の説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る定着分離不良の発生条件を説明するための図である。 画像形成装置において定着分離不良が発生するか否かを判定する際に用いるテーブルの構成例を示す図である。 従来における定着処理時の問題点を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。
<第1の実施の形態>
[画像形成装置の構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置100の構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成装置100は、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、自動原稿搬送部80と装置本体102とを備えている。自動原稿搬送部80は、装置本体102の上部に取り付けられ、搬送台上にセットされた用紙を搬送ローラー等により装置本体102の画像読取部90に送り出す。
装置本体102は、操作表示部70と、画像読取部90と、画像形成部10と、中間転写ベルト8と、給紙部20と、レジストローラー32と、用紙回転部130と、定着部44と、後処理部140と、自動用紙反転搬送ユニット60(Auto Duplex Unit:以下ADUという)とを有している。
操作表示部70は、画像形成装置本体102の上部に取り付けられ、液晶パネル等からなる表示装置と位置入力装置とが組み合わされたタッチパネルと数字キーや決定キー等を含む複数の操作キーとを有している。操作表示部70は、操作画面を表示したり、操作画面や操作キーのユーザー操作により入力された紙種や用紙サイズ等の画像形成条件を受け付けたりする。なお、操作表示部70は、報知部の一例を構成している。
画像読取部90は、原稿台上に載置された原稿または自動原稿搬送部80により搬送された原稿を走査露光装置の光学系により走査露光し、走査した原稿の画像をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより光電変換して画像情報信号を生成する。画像情報信号は、図示しない画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、シューディング補正、画像圧縮処理等が行われた後に画像形成部10に出力される。
画像形成部10は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット10Yと、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット10Mと、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット10Cと、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット10Kとを有している。本例では、それぞれ共通する機能名称、例えば、符号10の後ろに形成する色を示すY,M,C,Kを付して表記する。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置される帯電器2Y、露光部(光書込み部)3Y、現像器4Yおよびクリーニング部6Yを有している。画像形成ユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、その周囲に配置される帯電器2M、露光部3M、現像器4Mおよびクリーニング部6Mを有している。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、その周囲に配置される帯電器2C、露光部3C、現像器4Cおよびクリーニング部6Cを有している。画像形成ユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、その周囲に配置される帯電器2K、露光部3K、現像器4Kおよびクリーニング部6Kを有している。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム(像担持体)1Y,1M,1C,1K、帯電器2Y,2M,2C,2K、露光部3Y,3M,3C,3K、現像器4Y,4M,4C,4K、クリーニング部6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に、区別が必要な場合を除き、Y,M,C,Kを付さずに表記することとする。
帯電器2は、感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する。露光部3は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)やポリゴンミラー方式のレーザー露光走査装置により構成され、画像情報信号に基づいて感光体ドラム1上をレーザー光により走査して静電潜像を形成する。現像器4は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
中間転写ベルト8は、複数の一次転写ローラー7等により張架されると共に回動可能に支持されている。中間転写ベルト8の回動と併せて、一次転写ローラー7と感光体ドラム1とが回転し、一次転写ローラー7と感光体ドラム1との間に所定の電圧が印加されることにより感光体ドラム1に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(一次転写)。
給紙部20は、A3やA4等の用紙Pが収容された複数の給紙トレイ20A,20Bを有している。各給紙トレイ20A,20Bからローラー22,24,26,28等によって搬送された用紙Pは、レジストローラー32に搬送される。なお、給紙トレイの数は2つに限定されるものではない。また、必要に応じて大容量の用紙Pを収容することが可能な大容量給紙装置を単数または複数連結させても良い。
レジストローラー32に搬送された用紙Pは、ループローラー30によってその先端部がレジストローラー32に突き当てられることでループを形成して用紙Pの搬送方向Dに対する曲り(例えば斜行)が補正される。用紙Pの曲がりが補正された用紙Pは、所定のタイミングで二次転写ローラー34に搬送される。二次転写ローラー34では、中間転写ベルト8上に重ね合わせて転写されたY、M、C、Kのトナー像が、レジストローラー32により搬送される用紙Pの表面に一括転写される(二次転写)。二次転写された用紙Pは搬送方向Dの下流側の定着部44に搬送される。
用紙回転部130は、給紙部20と二次転写ローラー34との間の搬送経路に設けられ、画像形成する画像データに基づいて定着分離不良が発生すると判定された場合に用紙Pを所定角度だけ回転させて二次転写ローラー34に搬送する。用紙回転部130は、搬送経路の用紙Pを吸着する吸引部と、吸引部を回転させる回転機構とから構成することができる。また、用紙回転部130は、搬送経路に設けた回転可能なステージにより構成しても良い。もちろん、用紙Pを回転させる機構として、その他の公知技術を採用することもできる。なお、本例において、定着分離不良が発生しない場合や、画像データの回転により定着分離不良の発生が回避できる場合には、用紙回転部130は使用されない。
定着部44は、加圧ローラーと加熱ローラーとを有している。定着部44は、二次転写ローラー34でトナー像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙Pの表面上のトナー像を用紙Pに定着させる。
定着部44の搬送方向Dの下流側には、用紙Pの搬送経路を排紙経路側またはADU60側に切り替えるための搬送路切替部48が設けられている。搬送路切替部48は、選択されている印刷モード(片面印刷モード、両面印刷モード等)に基づいて搬送経路の切り替え制御を行う。
片面印刷モードで片面の印刷が終了した用紙P、または、両面印刷モードで両面の印刷が終了した用紙Pは、定着部44よりも搬送方向Dの下流側の搬送経路に設けられた後処理部140に搬送される。後処理部140は、定着分離不良回避制御が行われた場合に用紙Pを回転させることで用紙Pおよび画像を元の状態に戻す。後処理部140は、用紙回転部130と同様に、吸引部や回転機構により構成することもできるし、搬送経路に設けた回転可能なステージにより構成することもできる。後処理された用紙Pは、図示しない排紙トレイに排出される。
また、両面印刷モードにおいて、用紙Pの裏面側に画像を形成する場合、表面側に画像が形成された用紙Pは、搬送ローラー62等を介してADU60に搬送される。ADU60のスイッチバック経路では、ADUローラー64の逆回転制御により用紙Pの後端を先頭にしてUターン経路部に搬送され、Uターン経路部に設けられた搬送ローラー66,68等により表裏反転された状態で二次転写ローラー34に再給紙される。
[画像形成装置のブロック構成例]
図2は、画像形成装置100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置100は、装置全体の動作を制御する制御部50を備えている。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)52と、ROM(Read Only Memory)54と、RAM(Random Access Memory)56とを有している。CPU52は、ROM54から読み出したソフトウェア(プログラム)を実行することにより、画像形成装置100の各部を制御し、定着分離不良の発生を防止するモードや通常の画像形成処理に関連する機能を実現する。
制御部50には、操作表示部70と、画像読取部90と、画像形成部10と、給紙部20と、定着部44と、記憶部110と、用紙回転部130と、後処理部140とがそれぞれ接続されている。
操作表示部70は、制御部50から供給される表示信号に基づいて表示装置に操作画面等を表示したり、操作画面で受け付けられた紙種、用紙サイズ、斤量、剛度等の画像形成条件(印刷ジョブ)に関する情報を制御部350に供給したりする。
画像読取部90は、原稿台に載置された原稿等を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを制御部50に供給する。画像形成部10は、制御部50から供給される画像情報に基づいて露光部や現像部等の動作を制御して用紙Pに画像を形成する。給紙部20は、制御部50からの指示に基づいて指定された用紙Pを一枚ずつ取り出して画像形成部10の二次転写ローラー34に向けて送り出す。定着部44は、制御部50から供給される制御信号に基づいて、ヒーターをオンしたり、ローラー間を圧着してニップ部を形成したりする。
記憶部110は、例えば不揮発性の半導体メモリやHDD(Hard disk drive)等から構成されている。記憶部110には、定着分離不良が発生するか否かを判定する際に用いられるテーブルTBや、コンピュータ等から送信される画像データや紙種、用紙サイズ等の画像形成条件が記憶されている。
用紙回転部130は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動し、用紙Pを所定の角度だけ回転させる。後処理部140は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動し、用紙回転部130により回転された角度分だけ用紙Pを逆回転させる。
制御部50は、印刷処理を行う画像データに基づいて、用紙Pの4辺の先端、後端、左端および右端のそれぞれに所定幅の画像(パッチ)が形成されているか否かを判定する。制御部50は、画像が用紙Pの先端等に形成されていると判定した場合、画像形成部10を制御して画像データを回転させたり、用紙回転部130を制御して用紙Pを回転させたりすることで、定着分離不良の発生を抑制する。
なお、本実施の形態において、用紙Pの先端とは、用紙Pの搬送方向Dの下流側を示し、用紙Pの後端とは、用紙Pの搬送方向Dの上流側を示している。用紙Pの右端とは、用紙Pの搬送方向Dに直交する方向であって画像形成装置100の奥側を示し、用紙Pの左端とは、用紙Pの搬送方向Dに直交する方向であって画像形成装置100の手前側を示している。
[画像形成装置の動作例]
図3および図4は、本発明に係る定着分離不良回避制御を行う際における画像形成装置100の動作の一例を示している。図3に示すように、ステップS100で制御部50は、印刷指示が受け付けられると、例えばネットワークを介して接続されたコンピュータから送信されるジョブの画像データを取得する。画像データは、記憶部110等のメモリに記憶される。画像データを取得したらステップS110に進む。
ステップS110で制御部50は、取得した画像データに基づいて用紙Pの表面側の先端に画像が形成されるか(先端が定着分離に有利か)否かを判定する。制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成されると判定した場合、ステップS120に進む。一方、制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成されないと判定した場合、定着分離不良が発生する可能性が低いとして定着分離不良回避制御を実行せずにステップS160に進む。
ステップS120で制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成される場合、取得した画像データに基づいて用紙Pの表面側の後端に画像が形成されるか(後端が定着分離に有利か)否かを判定する。制御部50は、用紙Pの後端に画像が形成されると判定した場合、ステップS140に進み、用紙Pの後端に画像が形成されないと判定した場合、ステップS130に進む。
ステップS130において、制御部50は、用紙Pの表面の先端に画像が形成されかつ後端に画像が形成されない場合、用紙Pの後端が定着分離に有利となるので、用紙Pの先端の画像が後端となるように画像データを所定の角度回転させる。図5(A)、図5(B)、図5(C)は、用紙P上において画像データを180度回転させた場合の説明図である。図5(A)に示すように、用紙Pの先端に画像GFが形成される場合、定着分離不良が発生する可能性が高い。そのため、図5(B)に示すように、画像データを180度回転(反転)させて画像形成を行うことにより用紙Pの先端の画像GFを用紙Pの後端に移動させる。なお、図5(C)のように、用紙Pの先端の画像GFに加えて、用紙Pの右端に画像GR等が形成されている場合にも、本発明の画像データの回転制御を適用することができる。
一方、ステップS140において制御部50は、用紙Pの表面側の先端および後端の両方に画像が形成される場合、取得した画像データに基づいて用紙Pの表面側の右端および左端の少なくとも一方に画像が形成されないか(右端および左端が定着分離に有利か)否かを判定する。制御部50は、用紙Pの表面側の右端および左端の少なくとも一方に画像が形成されないと判定した場合、ステップS150に進む。
ステップS150で制御部50は、用紙Pの表面側の右端または左端が定着分離に有利であるため、画像が形成されない右端または左端が用紙Pの先端側となるように、画像データを回転させると共に画像データの回転に合せて用紙Pを回転させる。図6(A)、図6(B)、図6(C)は、用紙Pおよび画像データを回転させた場合の説明図である。図6(A)に示すように、用紙Pの先端、後端、右端に画像GF、GB、GRが形成される場合、定着分離不良が発生する可能性が高い。そのため、図6(B)に示すように、画像データおよび用紙Pのそれぞれを時計回りに90度回転させて画像形成することにより画像が形成されていない左端を用紙Pの先端側に移動させる。なお、図6(C)のように、用紙Pの先端および後端のみに画像GF,GBが形成されている場合にも本発明の用紙Pの回転制御を適用することができる。この場合、用紙Pおよび画像データを時計回りまたは反時計回りに90度回転させても良いし、用紙Pおよび画像データを時計回りに270度回転させても良い。
制御部50は、ステップS140において用紙Pの表面の先端、後端、右端および左端の全て、つまり4辺の全てに画像が形成されていると判定した場合、本発明の定着分離不良回避制御を適用することができない。そこで、制御部50は、例えば、現在のジョブの画像データに基づいて画像形成処理を行った場合、定着分離不良が発生する可能性が高い旨の警告を操作表示部70の操作画面に表示させる。制御部50は、操作画面の警告に基づいてユーザーにより印刷停止の指示があった場合、ジョブ(画像形成処理)を停止させる。一方、制御部50は、ジョブ停止の指示がない場合、ステップS160に進んで画像形成処理を続行する。
続けて、ステップS160において制御部50は、ジョブが両面印刷であるか否かを判定する。制御部50は、ジョブが両面印刷であると判定した場合、図4に示すステップS200に進み、ジョブが両面印刷でなく、表面側のみの片面印刷であると判定した場合、ステップS170に進む。
ジョブが片面印刷である場合、ステップS170で制御部50は、画像形成部10等の動作を制御して用紙Pの表面側に所定の画像を形成させる。ステップS180で制御部50は、画像形成処理が終了したら、定着部44の動作を制御して用紙Pの表面側に形成された画像を用紙Pに定着させる。
ステップS190で制御部50は、定着処理が終了したら、後処理部140の動作を制御して用紙Pに対して後処理を実行する。例えば、図5(A)および図5(B)に示したように、画像データを180度回転させた場合には、用紙Pを180度回転させることにより画像を元の先端位置に戻した状態で排紙トレイ上に排出させる。また、図6(A)および図6(B)に示したように、用紙Pを時計回りに90度回転させた場合には、用紙Pを反時計回りに90度回転させることにより画像を元の位置に戻して排紙トレイ上に排紙させる。
なお、片面印刷である場合であって、定着分離不良が発生すると判定した場合には、用紙Pを一度定着処理し、その後、画像形成処理を行うようにしても良い。これによれば、画像形成前の定着処理により用紙Pの剛度を大きくできるので、定着分離不良の発生を抑制することができる。
続けて、両面印刷である場合について説明する。図4に示すように、ステップS200で制御部50は、用紙Pの表面側において定着分離不良が発生するか否かを判定する。例えば、定着分離不良としては、S110において用紙Pの表面の先端に画像が形成される場合や、S140において用紙Pの表面の先端、後端、右端および左端の全てに画像が形成される場合等が挙げられる。制御部50は、用紙Pの表面側において定着分離不良が発生すると判定した場合、ステップS210に進み、用紙Pの表面側において定着分離不良が発生しないと判定した場合、ステップS310に進む。
ステップS210で制御部50は、取得した画像データに基づいて用紙Pの裏面側の先端に画像が形成されるか否かを判定する。制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成されると判定した場合、ステップS220に進む。一方、制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成されないと判定した場合、定着分離不良が発生する可能性が低いとしてステップS260に進む。
ステップS220で制御部50は、用紙Pの先端に画像が形成される場合、取得した画像データに基づいて用紙Pの裏面側の後端に画像が形成されるか否かを判定する。制御部50は、用紙Pの後端側に画像が形成されると判定した場合、ステップS240に進み、用紙Pの後端に画像が形成されないと判定した場合、ステップS230に進む。
ステップS230において、制御部50は、用紙Pの裏面側の先端に画像が形成されかつ後端に画像が形成されない場合、用紙Pの後端が定着分離に有利となるので、用紙Pの先端の画像が後端となるように画像データを所定の角度回転させる。例えば、図5(A)および図5(B)に示したように、画像データを180度回転させて画像形成を行うことにより用紙Pの先端の画像GFを用紙Pの後端に移動させる。
一方、ステップS240において制御部50は、用紙Pの裏面側の先端および後端の両方に画像が形成される場合、取得した画像データに基づいて用紙Pの裏面側の右端および左端の少なくとも一方に画像が形成されないか否かを判定する。制御部50は、用紙Pの裏面側の右端および左端の少なくとも一方に画像が形成されないと判定した場合、ステップS250に進む。
ステップS250で制御部50は、画像が形成されない右端または左端が用紙Pの先端側となるように、画像データを回転させると共に画像データの回転に合せて用紙Pを回転させる。例えば、図6(A)および図6(B)に示したように、用紙Pおよび画像データを時計周りに90度回転させることで、画像が形成されていない左端を用紙Pの先端側に移動させる。
ステップS260において制御部50は、用紙Pの裏面が表面よりも定着分離に有利となるため、用紙Pの表面と裏面とで画像形成する順番を入れ替え、用紙Pの裏面側から画像形成を行う。また、ステップS210において、用紙Pの裏面の先端に画像が形成されていない場合も、用紙Pの裏面の方が定着分離に有利となることから、用紙Pの裏面側から画像形成を行う。ステップS270で制御部50は、画像形成処理が終了したら、用紙Pの裏面に形成された画像を用紙Pに定着させる。
ステップS280で制御部50は、用紙Pの裏面側の定着処理が終了したら、ADU60により用紙Pの表裏を反転させた状態で二次転写ローラー34に再給紙した後、用紙Pの表面側に所定の画像を形成させる。ステップS290で制御部50は、画像形成処理が終了したら、用紙Pの表面に形成された画像を用紙Pに定着させる。
ステップS300で制御部50は、定着処理が終了したら、後処理部140の動作を制御して、用紙Pに対して後処理を実行する。例えば、図5(A)および図5(B)に示したように、画像データを180度回転させた場合には、用紙Pを反時計回りに180度回転させることにより、画像を元の先端位置に戻した状態で排紙トレイ上に排出させる。
これに対し、ステップS240において、用紙Pの裏面側の先端、後端、右端および左端の全て、つまり4辺の全てに画像が形成されていると判定した場合、本発明の定着分離不良回避制御を適用することができない。そこで、制御部50は、例えば、現在のジョブの画像データに基づいて画像形成処理を行った場合、定着分離不良が発生する可能性が高い旨の警告を操作表示部70の操作画面に表示させる。制御部50は、操作画面の警告に基づいてユーザーにより印刷停止の指示があった場合、ジョブ(画像形成処理)を停止させる。一方、制御部50は、ジョブ停止の指示がない場合、ステップS310に進んで画像形成処理を続行する。
ステップS310で制御部50は、用紙Pの裏面側においても定着分離不良が発生する可能性が高く、用紙Pの裏面側も定着分離に有利とは言えないため、通常通り、用紙Pの表面側から画像を形成する。ステップS320で制御部50は、画像形成処理が終了したら、用紙Pの表面に形成された画像を用紙Pに定着させる。
ステップS330で制御部50は、用紙Pの表面側の定着処理が終了したら、ADU60において用紙Pの表裏を反転させた状態で二次転写ローラー34に再給紙させた後、用紙Pの裏面側に所定の画像を形成させる。ステップS340で制御部50は、画像形成処理が終了したら、用紙Pの裏面に形成された画像を用紙Pに定着させる。定着処理が終了した用紙Pは、排紙トレイ上に排紙される。
また、ステップS200において、用紙Pの表面側において定着分離不良が発生しないと判定された場合にもステップS310に進み、通常通り、用紙Pの表面側の画像形成処理を行い、その後、用紙Pの裏面側の画像形成処理を行う。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、用紙Pの先端に画像が形成される場合、定着分離が有利となる方向に画像データを回転させるので、画像を用紙Pの先端以外(用紙Pの後端だけでなく、右端、左端であっても良い)に移動させることができる。同様に、用紙Pの先端および後端に画像が形成される場合には、定着分離が有利となる方向に画像データおよび用紙Pを回転させるので、画像を用紙Pの先端以外(用紙Pの後端だけでなく、右端、左端であっても良い)に移動させることができる。これらにより、定着分離不良が起こりやすい画像形成を行う場合でも、定着分離不良を発生させずに画像形成を行うことができる。その結果、生産性の低下を防止することができる。
また、第1の実施の形態によれば、両面印刷の場合であって、用紙Pの表面側において定着分離不良が発生する場合には、画像形成を行う順番を入れ替えて、用紙Pの裏面側から画像形成を行う。そのため、用紙Pの裏面を1度目に定着処理することで、用紙Pの水分量を減らして剛度を大きくすることができる。これにより、用紙Pの表面の2度目の定着処理の際における定着分離不良の発生を防止することができる。さらに、用紙Pの裏面側において定着分離不良が発生する場合でも、画像データの4辺の画像の条件から定着分離が有利となる方向に画像データおよび用紙Pを回転させるので、この場合によっても定着分離不良の発生を確実に防止することができる。その結果、生産性の低下させることなく画像形成処理を行うことができる。
なお、上述した例では、定着分離不良の回避手段として、用紙Pを回転させる用紙回転部130を画像形成装置100に設けたが、用紙回転部130を設けない画像形成装置100についても本発明を適用することができる。この場合、用紙Pの先端および後端に画像が形成されていると判定した場合、給紙トレイ20A,20Bに載置する用紙Pの向きを変更する旨のメッセージを操作表示部70の画面に表示し、ユーザーに対して現在のジョブを実行すると定着分離不良が発生する旨の警告を行う。具体的には、用紙Pが縦向きの際に定着分離不良が発生すると判定した場合、縦置きの用紙Pを横向きに給紙部20にセットするようにユーザーに通知する。一方、用紙Pが横向きの際に定着分離不良が発生すると判定した場合、横向きの用紙Pを縦向きに給紙部20にセットするようにユーザーに通知する。これにより、用紙回転部130が設けられていない場合でも、用紙Pの向きを変更することができる。その結果、定着分離不良の発生を確実に防止することができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、定着分離不良が発生するか否かを判定する際の条件として、画像の形成位置の他に、画像余白領域や用紙Pの斤量等の条件を含める点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作等は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7は、定着分離不良の発生条件を説明するための図である。図7に示すように、制御部50は、印刷処理を行う画像データや用紙条件に基づいて、用紙Pの先端に搬送方向Dの長さが所定の画像幅X1で異なる色のトナーが2層以上の画像(パッチ)が形成される場合であって、かつ、用紙Pの先端の画像余白領域X2が短い場合に、定着分離不良が発生すると判定する。なお、用紙Pの先端の画像余白領域とは、用紙Pの先端の辺(縁部)GLと、用紙Pの先端側に形成される画像Gとの間の領域をいう。
画像幅X1としては例えば30mm以上であり、用紙Pの先端の画像余白領域X2としては例えば20mm未満である。これらの数値は、使用される定着部44によって異なる値が決定される。なお、画像は、2層以上でなく1層の場合でも定着分離不良が発生すると判定しても良い。また、上記例では、画像幅X1と画像余白領域X2の二つの条件を満たす場合に定着分離不良が発生すると判定したが、これらの二つの条件の何れかを満たす場合に定着分離不良が発生すると判定しても良い。
また、定着分離不良が発生するか否かを判定する際に、画像幅や用紙Pの画像余白領域に加えて用紙Pの坪量を考慮することもできる。これは、用紙Pの斤量が小さいと、用紙Pの剛度がなく、画像余白領域が長い場合でも、定着分離不良が発生するからである。用紙Pの斤量が大きいと、用紙Pの剛度があり、画像余白領域の長さが短くでも、定着分離不良が発生しないからである。したがって、定着分離不良発生の有無を判定する条件として、用紙Pの斤量を含めることによって高精度かつ正確に定着分離不良の発生を判定することができる。
記憶部110には、定着分離不良が発生するか否かを判定する際に用いられるテーブルTBが記憶されている(図2参照)。図8は、テーブルTBの構成の一例を示している。図8に示すように、テーブルTBには、用紙Pの斤量と用紙先端の画像余白領域とが対応付けられて記憶されている。具体的には、テーブルTBには、用紙Pの斤量として「50g/m以下」と、画像余白領域として「20mm未満」が対応付けられて記憶されている。なお、定着分離不良の発生条件として、普通紙やコート紙等の紙種を追加することもできる。
制御部50は、操作表示部70等から印刷指示が受け付けられると、ジョブ情報から画像データを取得すると共に画像形成を行う用紙Pの斤量情報を取得する。制御部50は、取得した用紙Pの斤量情報が例えば「50g/m以下」であり、画像データに基づく画像余白領域が例えば「20mm未満」であり、テーブルTBの条件を満たすと判定した場合、定着分離不良が発生する可能性があると判定する。なお、上述した判定条件を、上記第1の実施の形態の図3および図4で説明した用紙Pの先端、後端、左端、右端に形成される各画像の定着分離不良発生の判定時にも適用することができる。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、定着分離不良の発生条件を用紙Pの斤量や画像余白領域に応じて設定するので、より高精度かつ正確に定着分離不良の発生の有無を判定することができる。これにより、定着分離不良の発生を確実に防止することができる。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。例えば、上記実施の形態では、報知の方法として、操作表示部70の画面に用紙Pの向きを変更するメッセージを表示させるようにしたが、これに限定されることはない。例えば、音声によりその旨をユーザーに知らせるようにしても良いし、ネットワークを介して接続されるコンピュータの画面上にメッセージを表示させるようにしても良い。
また、用紙P上に形成される画像が用紙Pの全面に形成される写真である場合にも本発明を適用することができる。この場合、第2の実施の形態で説明したように、トナーの積層数や画像余白領域、用紙Pの坪量等を考慮して定着分離不良発生条件を満たさない用紙Pの辺を選択し、選択した辺が用紙Pの先端となるように画像データや用紙Pを回転させる。一方、用紙Pの全ての辺の画像が定着分離不良発生条件を満たしてしまう場合には、4辺の画像のうち階調数やトナー付着量が最も少ない辺を選択し、この選択した辺が用紙Pの先端側となるように画像データや用紙Pを回転させるようにしても良い。
さらに、上記実施の形態では、用紙Pを回転させる手段として用紙回転部130を設けたが、これに限定されることはない。例えば、用紙Pが縦置きされた給紙トレイと、用紙Pが横置きされた給紙トレイとがある場合には、入力される画像データに基づいて定着分離が有利となる給紙トレイを選択するようにしても良い。これによれば、用紙回転部130を設けなくても良いので、装置構成の簡略化を図ることができる。
10 画像形成部
20A,20B 給紙トレイ
44 定着部
50 制御部
70 操作表示部(報知部)
100 画像形成装置
130 用紙回転部(回転部)
P 用紙

Claims (7)

  1. 画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を前記用紙に定着させる定着部と、
    前記画像データに基づいて前記定着部において定着分離不良が発生すると判定した場合、定着分離が有利となる方向に前記画像データを回転させて画像を形成するよう前記画像形成部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部よりも用紙搬送方向の上流側に設けられ、用紙を回転させる回転部を備え、
    前記制御部は、前記画像データの回転に合せて前記用紙が回転するよう前記回転部を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像データの回転に合せて前記用紙を給紙トレイに置くように報知部によりユーザーに報知させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を前記用紙に定着させる定着部と、
    両面印刷の場合に、前記画像データに基づいて前記用紙の表面側で前記定着部にて定着分離不良が発生すると判定した場合、画像形成を行う面の順番を入れ替えて前記用紙の裏面側から画像を形成するよう前記画像形成部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記用紙の裏面側においても定着分離不良が発生すると判定した場合であって、前記用紙の裏面側が表面側よりも定着分離に有利となる場合、前記用紙の裏面側において定着分離が有利となる方向に前記画像データを回転させて画像を形成するよう前記画像形成部を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部よりも用紙搬送方向の上流側に設けられ、用紙を回転させる回転部を備え、
    前記制御部は、前記画像データの回転に合せて前記用紙が回転するよう前記回転部を制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、定着分離不良が発生するか否かを、用紙の余白の長さ、用紙の種類、斤量および剛度の少なくとも1以上の条件に基づいて判定する
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の画像形成装置。
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