JP2016093368A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Tomohiro Yamauchi
智博 山内
中本 重陽
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
鈴木 肇
Hajime Suzuki
肇 鈴木
修 谷越
Osamu Tanikoshi
修 谷越
孝之 永井
Takayuki Nagai
孝之 永井
正和 佐野
Masakazu Sano
正和 佐野
大西 勝司
Katsuji Onishi
勝司 大西
慎二 福井
Shinji Fukui
慎二 福井
泰弘 松▲崎▼
Yasuhiro Matsuzaki
泰弘 松▲崎▼
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    • D06F73/02Apparatus for smoothing or removing creases from garments or other textile articles by formers, cores, stretchers, or internal frames, with the application of heat or steam  having one or more treatment chambers

Abstract

【課題】大きな設置スペースを要せず、家庭内に簡単に設置することが可能な衣類処理装置を提供する。
【解決手段】衣類脱臭装置1は、衣類が収容される袋体10と、オゾンを含む空気を袋体10内に供給するオゾン供給装置20と、を備える。オゾン供給装置20は、袋体10へ供給される、オゾンを含む空気が排出される排出口と、オゾン発生器と、オゾン発生器に空気を送る送風ファンと、オゾン発生器で発生したオゾンが含まれた空気を排出口へと導く通気ダクトと、オゾン発生器および送風ファンを制御する制御部と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類に脱臭等の処理を施す衣類処理装置に関する。
従来、衣類をハンガーポールに吊り下げて収納可能な収納庫を備え、この収納庫内に高温高湿の空気を循環させ、衣類の匂いを吸着した循環空気をオゾン脱臭器に通すことにより、衣類の脱臭を行うようにした衣類リフレッシュ装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平04−327900号公報
上記衣類リフレッシュ装置は、収納庫を備えているため、装置本体が大きくなりやすい。このため、上記衣類リフレッシュ装置を設置するために、大きな設置スペースが必要となる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、大きな設置スペースを要せず、家庭内に簡単に設置することが可能な衣類処理装置を提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係る衣類処理装置は、衣類が収容される袋体と、オゾンを含む空気を前記袋体内に供給するオゾン供給装置と、を備える。
上記の構成によれば、衣類処理装置の設置に大きな設置スペースが不要であり、衣類処理装置を家庭内に簡単に設置することができる。
本態様に係る衣類処理装置において、前記オゾン供給装置の上方に下げられるために、前記袋体の上部が掛けられる袋用ハンガーと、前記袋体内の衣類が掛けられる衣類用ハンガーを、前記袋用ハンガーの下方に配置されるように保持するハンガー保持部と、をさらに備える構成が採られ得る。
上記の構成によれば、袋体の上部と衣類の肩部分との間に隙間が確保されるので、衣類の肩部分にオゾンが行き渡りやすくなり、衣類の脱臭効果が高められる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記オゾン供給装置は、前記袋用ハンガーが装着される装着部を含む構成とされ得る。
このような構成とされると、衣類処理装置が使用されないときに、袋体から外された袋用ハンガーを、装着部に装着することができるので、非使用時の袋用ハンガーの紛失を防止できる。
本態様に係る衣類処理装置において、前記オゾン供給装置の上方に下げられた前記袋体の下部および上部に、それぞれ、前記オゾン供給装置から供給される前記オゾンを含む空気の入口および出口が設けられる構成が採られ得る。
上記の構成によれば、オゾンを含む空気が衣類の内部に行き渡りやすいので、衣類の外側と内側とを満遍なく脱臭することができる。
本態様に係る衣類処理装置において、前記オゾン供給装置は、前記袋体へ供給される、オゾンを含む空気が排出される排出口と、オゾン発生器と、前記オゾン発生器に空気を送る送風ファンと、前記オゾン発生器で発生したオゾンが含まれた空気を前記排出口へと導く通気ダクトと、前記オゾン発生器および前記送風ファンを制御する制御部と、を含む構成とされ得る。
上記の構成によれば、オゾン発生器で発生したオゾンが混入した空気を排出口から排出させて袋体内に導入し、袋体内の衣類を脱臭することができる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記通気ダクトは、蛇行する形状を有する構成とされ得る。
このような構成とされると、通気ダクト内を流れる空気に乱流が生じやすくなるので、空気とオゾンとが混ざりやすくなる。これにより、オゾン供給装置から袋体内に供給される空気中のオゾン濃度を均一にすることができる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記オゾン供給装置は、前記送風ファンが吸い込む空気に含まれるオゾンを除去するオゾン除去部を含む構成とされ得る。
このような構成とされると、送風ファンに吸い込まれる空気にオゾンが含まれる場合が生じても、送風ファンに吸い込まれる前に空気中のオゾンを除去できる。これにより、オゾン供給装置から袋体内に供給される空気中のオゾン濃度の変動を抑制することができる。
上記の構成とされた場合、さらに、衣類処理装置は、前記袋体から延びるとともに前記オゾン供給装置の前記排出口に着脱可能に接続され、前記オゾン供給装置から排出されたオゾンを含む空気を前記袋体内に導く導入ダクトを備える構成とされ得る。さらに、前記オゾン供給装置は、前記導入ダクトが前記排出口に接続されているか否かを検出するダクト検出部を含む構成とされ得る。この場合、前記制御部は、前記ダクト検出部による検出結果に基づいて、前記オゾン発生器および前記送風ファンのうち、少なくとも一つを制御する。
このような構成とされると、たとえば、袋体に供給されない状態でオゾンを含む空気が生成されることを防止できるなど、効率的な脱臭運転を行うことができる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記オゾン供給装置は、前記送風ファンに吸い込まれる空気の温度を検出する温度検出部、前記送風ファンに吸い込まれる空気の湿度を検出する湿度検出部、前記送風ファンへの空気の吸気量を検出する吸気量検出部、および、前記排気口から排出される空気中のオゾン濃度を検出するオゾン濃度検出部のうち、少なくとも一つの検出部を含む構成とされ得る。この場合、前記制御部は、前記少なくとも一つの検出部による検出結果に基づいて、前記オゾン発生器および前記送風ファンのうち、少なくとも一つの出力を調整する。
このような構成とされると、オゾン供給装置から袋体内に供給される空気中のオゾン濃度の変動を抑制することができる。
上記の構成とされた場合、さらに、前記オゾン供給装置は、前記オゾン発生器が収容される収容部と、前記収容部に設けられた開口部と、前記開口部を閉鎖する蓋体と、前記蓋体が前記開口部を閉鎖していることを検出する蓋検出部と、を含む構成とされ得る。この場合、前記制御部は、前記蓋検出部によって前記蓋体が前記開口部を閉鎖していることが検出されているときに、前記オゾン発生器を動作させる。
このような構成とされると、開口部が開放したままで脱臭運転が行われることを防止できる。
本態様に係る衣類処理装置において、前記袋体と前記オゾン供給装置とに連結され、前記オゾン供給装置から排出されたオゾンを含む空気を前記袋体内に導く導入ダクトと、前記導入ダクトに着脱可能に装着され、前記袋体に供給される空気に芳香成分を含ませる香り供給部と、をさらに備える構成が採られ得る。この場合、前記オゾン供給装置は、排出する空気にオゾンを含ませる動作に加えて、排出する空気にオゾンを含ませない動作を行う。
上記の構成によれば、オゾンを含む空気を供給するためのオゾン供給装置を利用して、衣類の香り付けを行うことが可能となり、衣類処理装置の多機能化を図ることができる。
本発明によれば、大きな設置スペースを要せず、家庭内に簡単に設置することが可能な衣類処理装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る、衣類脱臭装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る、袋体に取り付けられた状態の導入ダクトの側面図である。 実施の形態に係る、袋用ハンガーの構成を示す図である。 実施の形態に係る、ハンガー保持部の構成を示す図である。 実施の形態に係る、香り供給ユニットの構成を示す図である。 実施の形態に係る、オゾン供給装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る、オゾン供給装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る、オゾン供給装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る、差込口部の周辺の拡大断面図である。 実施の形態に係る、通気ダクトの開口部とダクト蓋の構成について説明するための図である。 実施の形態に係る、通気ダクトの開口部とダクト蓋の構成について説明するための図である。 実施の形態に係る、オゾン供給装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る、脱臭運転における制御部の制御処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る、香り付け運転における制御部の制御処理を示すフローチャートである。 変更例1に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例2に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例3に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例4に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例5に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例6に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。 変更例7に係る、衣類脱臭装置について説明するための図である。
以下、本発明の衣類処理装置の一実施形態である衣類脱臭装置について、図面を参照して説明する。
図1は、衣類脱臭装置1の構成を示す図である。図1(a)は、衣類脱臭装置1の斜視図であり、図1(b)は、袋体10と導入ダクト30を省略した状態の衣類脱臭装置1の斜視図である。
図1を参照して、衣類脱臭装置1は、袋体10と、オゾン供給装置20と、導入ダクト30と、袋用ハンガー40と、衣類用ハンガー50と、ハンガー保持部60と、支柱70と、台座80と、香り供給ユニット90とを含む。
袋体10は、衣類を収容する。袋体10は、ポリエステルなどの材料からなり、ほぼ通気性を有しない。袋体10は、上下の寸法が、ロングブラウス、ロングコート等の丈の長い衣類が収容できる寸法に設定される。また、袋体10は、前後の寸法が、一着の衣類が収容できる寸法に設定される。なお、袋体10は、上下の寸法が、丈の長い衣類が収容できない寸法に設定されても良く、前後の寸法が、二着から三着程度の衣類が前後に並ぶように収容できる寸法に設定されても良い。
袋体10には、下部に空気の入口11が設けられ、上部に空気の出口12が設けられる。また、袋体10の前面には、上下に延びるファスナー13により開閉される、衣類の投入口14が設けられる。
オゾン供給装置20は、脱臭運転と香り付け運転とを行う。オゾン供給装置20は、脱臭運転時には、排出する空気にオゾンを含ませる動作を行うことにより、オゾンを含む空気を袋体10に供給する。また、オゾン供給装置20は、香り付け運転時には、排出する空気にオゾンを含ませない動作を行うことにより、オゾンを含まない空気を袋体10に供給する。オゾン供給装置20の詳細な構成については、追って説明する。
導入ダクト30は、袋体10とオゾン供給装置20とに連結され、オゾン供給装置20から排出された空気を袋体10内に導く。脱臭運転時には、オゾンを含む空気が袋体10内に導かれ、香り付け運転時には、オゾンを含まない空気が袋体10内に導かれる。
図2は、袋体10に取り付けられた状態の導入ダクト30の側面図である。導入ダクト30は、上端部が袋体10の入口11に接続固定される。導入ダクト30の下端部には、接続部31が設けられる。接続部31は、オゾン供給装置20の差込口部114に着脱可能に装着される。接続部31の底面には、下方に突出する突起片32が形成される。
図1に戻り、袋用ハンガー40に袋体10の上部が掛けられる。図3は、袋用ハンガー40の構成を示す図である。図3(a)は斜視図、図3(b)は背面図である。
袋用ハンガー40は、弓なりにやや湾曲した横長の板状に形成される。袋用ハンガー40の上面には窪み部41が形成され、この窪み部41内に複数の通気孔42が形成される。さらに、袋用ハンガー40の裏面には、ほぼ中央部に、円筒状の突起部43と、突起部43から外側に延びるリブ44とが形成される。
図1に戻り、衣類用ハンガー50は、衣類が掛けられるハンガー本体51と、ハンガー本体51の上部に設けられるフック部52とで構成される。
ハンガー保持部60は、支柱70の上端部に取り付けられ、袋体10が掛けられた袋用ハンガー40を保持するとともに、袋用ハンガー40の下方に袋用ハンガー40から少し離れるようにして、衣類が掛けられた衣類用ハンガー50を保持する。支柱70は、2本のポール71により構成され、台座80によって直立した状態に支持される。支柱70は、2本のポール71でなく、1本あるいは3本以上のポールより構成されても良い。
図4は、ハンガー保持部60の構成を示す図である。図4(a)は斜視図であり、図4(b)は底面図であり、図4(c)は正面側から見た縦断面図である。
ハンガー保持部60は、下方が開口する箱状の本体部61と、本体部61から前方に延びる第1保持部62および第2保持部63とを含む。本体部61の内部には、左右両側に、下方が開口する円筒形状を有する第1差込口部64が形成される。第1差込口部64にポール71の上端部が差し込まれる。
第1保持部62は、その上面62aで袋用ハンガー40を保持する。上面62aには、上方が開口する円筒形状を有する第2差込口部65が形成される。第2差込口部65には、後部にスリット部65aが形成される。第2差込口部65およびスリット部65aに、それぞれ、袋用ハンガー40の突起部43およびリブ44が差し込まれる。これにより、袋用ハンガー40が、第1保持部62の上面62aに固定される。
第2保持部63は、第1保持部62の前方に形成され、上側が開放されたフックの形状を有する。衣類用ハンガー50のフック部52が、第2保持部63に上方から引っ掛けられる(図1(b)参照)。
図1に戻り、台座80は、所定の形状、たとえば、四角形状を有する平板である。台座80の上にオゾン供給装置20が載置される。
香り供給ユニット90は、オゾン供給装置20により、香り付け運転が行われる際に用いられる。香り供給ユニット90は、導入ダクト30に着脱可能に装着され、袋体10に供給される空気に芳香成分を含ませる。香り供給ユニット90は、本発明の香り供給部に相当する。
図5は、香り供給ユニット90の構成を示す図である。図5(a)は、上蓋92が取り付けられた状態の香り供給ユニット90の平面図であり、図5(b)は、上蓋92が外された状態の香り供給ユニット90の平面図である。図5(c)は、導入ダクト30に装着された状態の香り供給ユニット90の縦断面図である。
香り供給ユニット90は、上面が開口するほぼ円筒状の収容ケース91と、収容ケース91の上面開口を塞ぐほぼ円盤状の上蓋92と、収容ケース91内に配される芳香体93とを含む。収容ケース91は、収容部94と接続部95とで構成される。収容部94の底部には、中央部に芳香体93を載置する載置部96が設けられ、載置部96の周囲に複数の通気口97が形成される。接続部95は、収容部94の下部に設けられ、導入ダクト30の上端部に嵌め込まれる。上蓋92は、中央部92aが一段高くなる形状を有し、中央部92aに複数のスリット状の通気孔98が形成される。芳香体93は、多孔質材料など、液体状の芳香剤を含浸できる材料で形成される。
次に、オゾン供給装置20の詳細な構成について説明する。
図6ないし図8は、オゾン供給装置20の構成を示す図である。図6(a)は、袋用ハンガー40が装着されていない状態のオゾン供給装置20の斜視図である。図6(b)は、袋用ハンガー40が装着された状態のオゾン供給装置20の斜視図である。図7(a)、(b)および(c)は、それぞれ、オゾン供給装置20の左側面図、平面図、および背面図である。図8(a)は、背面側から見たオゾン供給装置20の縦断面図である。図8(b)は、オゾン発生器400の斜視図である。図8(c)は、上面側から見たオゾン供給装置20の要部の横断面図である。
オゾン供給装置20は、筐体100と、操作部200と、通気ダクト300と、オゾン発生器400と、送風ファン500と、吸気ユニット600と、制御ユニット700とを含む。
筐体100は、箱本体110と、前面カバー120と、吸気カバー130とを含む。箱本体110は、上面が緩やかに凸湾曲した横長の直方体形状を有する。箱本体110の前面には前面開口部111が形成され、この前面開口部111が前面カバー120によって着脱可能に閉鎖される。また、箱本体110の後面には吸気口112が形成され、この吸気口112が吸気カバー130により着脱可能に閉鎖される。吸気カバー130には、多数の吸気孔131が形成される。
箱本体110の上面には、袋用ハンガー40の形状と同じ形状に窪む装着部113が形成される。図6(b)に示すように、装着部113には、衣類脱臭装置1が使用されないときに、袋体10から外された袋用ハンガー40を装着することができる。これにより、袋体10から外された袋用ハンガー40の保管場所が確保されるため、非使用時の袋用ハンガー40の紛失を防止できる。
装着部113の中央には、円形に窪んだ差込口部114が設けられる。差込口部114には、格子状の整流リブ116を有する排出口115が形成され、排出口115の隣に検出穴117が形成される。
図7(a)に示すように、筐体100の左側面には、操作部200が設けられる。操作部200は、電源ボタン210と、脱臭ボタン220と、香り付けボタン230とを含む。電源ボタン210は、衣類脱臭装置1の電源を投入および遮断するためのボタンである。脱臭ボタン220は、脱臭運転を開始するためのボタンである。香り付けボタン230は、香り付け運転を開始するためのボタンである。
図8(a)に示すように、通気ダクト300は、ダクト本体310と、ダクト蓋320とを含む。ダクト本体310は、導入口311が送風ファン500の吐出口520に接続され、導出口312が排出口115に接続される。ダクト本体310内の導入口311の近傍にオゾン発生器400が配置される。ダクト本体310は、導入口311から左方に延び、オゾン発生器400の配置位置を過ぎた部分から右方に折り返されるように屈曲した後、上方に延びて導出口312へと至るような形状を有する。即ち、ダクト本体310は、オゾン発生器400の下流側となる部分がS字に近い形に蛇行する。ダクト本体310のオゾン発生器400が配置された部分が、本発明の収容部に相当する。
オゾン発生器400は、放電方式のオゾン発生器である。図8(b)に示すように、オゾン発生器400には、空気が通過する電極配置部410内に、棒状の一対の電極420が配置される。オゾン発生器400は、一対の電極420間にコロナ放電、無声放電等の放電を生じさせ、一対の電極420間に通された空気からオゾンを生成する。
送風ファン500は、遠心ファンであり、側面に吸込口510が設けられ、周面に吐出口520が設けられる。吸込口510は、筐体100後面の吸気口112に対向する。送風ファン500は、吸込口510から空気を取り込み、取り込んだ空気を通気ダクト300内のオゾン発生器400へ送る。送風ファン500として、遠心ファン以外のファン、たとえば、軸流ファンが用いられても良い。
図8(c)に示すように、筐体100の吸気口112と送風ファン500の吸込口510との間に吸気ユニット600が設けられる。吸気ユニット600は、吸気ダクト610と、ダストフィルタ620と、活性炭フィルタ630とを含む。
吸気ダクト610内は、格子状の仕切板611により、吸気口112側の第1フィルタ収容部612と、送風ファン500側の第2フィルタ収容部613に区画される。第1フィルタ収容部612にダストフィルタ620が収容され、第2フィルタ収容部613に活性炭フィルタ630が収容される。ダストフィルタ620は、吸気口112から取り込まれる空気に含まれる埃などを除去する。活性炭フィルタ630は、ダストフィルタ620を通過した空気に含まれるオゾンを除去する。活性炭フィルタ630が、本発明のオゾン除去部に相当する。
吸気ダクト610には、送風ファン500の吸込口510に接続される接続部614が設けられ、接続部614と第2フィルタ収容部613とが連通孔615により繋がる。接続部614内には、送風ファン500に取り込まれる空気の温度を検出する温度検出部640と、送風ファン500に取り込まれる空気の湿度を検出する湿度検出部650とが配置される。
図9は、差込口部114の周辺の拡大断面図である。図9(a)は、差込口部114に導入ダクト30が装着されていない状態を示し、図9(b)は、差込口部114に導入ダクト30が装着された状態を示す。
検出穴117の側面には、挿入開口117aが形成され、この挿入開口117aの外側にダクト検出部140が配置される。ダクト検出部140は、たとえば、マイクロスイッチであり、スイッチ部141とスイッチ部141を押すためのレバー部142とを有する。図9(a)に示すように、差込口部114に導入ダクト30が装着されていないときには、スイッチ部141とレバー部142とが挿入開口117aを通じて検出穴117内に張り出す。図9(b)に示すように、差込口部114に導入ダクト30が装着されると、導入ダクト30の突起片32が検出穴117内に挿入され、挿入された突起片32に押されたレバー部142によってスイッチ部141が押される。これにより、ダクト検出部140は、導入ダクト30が差込口部114に装着されたことを検出する。
図10および図11は、通気ダクト300の開口部313とダクト蓋320の構成について説明するための図である。図10(a)は、前面カバー120を外した状態のオゾン供給装置20の正面図である。図10(b)は、開口部313がダクト蓋320で閉鎖された状態を示す開口部313の周辺の横断面図である。図11(a)および(b)は、それぞれ、ダクト蓋320の正面図および右側面図である。図11(c)は、前面カバー120およびダクト蓋320が外された状態の開口部313の周辺の正面図である。
ダクト本体310の前面には、オゾン発生器400に対応する位置に開口部313が形成される。さらに、ダクト本体310の前面には、ダクト本体310の屈曲した部分の内側を埋めるような延設部314が、ダクト本体310と一体に形成される。延設部314を含めたダクト本体310の前面には、開口部313の周囲に方形状の枠部315が形成され、枠部315内に装着されたダクト蓋320によって開口部313が閉鎖される。なお、図10(a)では、ダクト蓋320が分かりやすいよう、ダクト蓋320が着色されている。
ダクト蓋320は、開口部313を閉鎖する蓋本体321と、蓋本体321の上方に設けられた取付部322と、取付部322の上方に設けられた取手部323とを含む。取付部322には、取付ネジ340が通されるネジ孔324と、後方に突出する突起部325とが形成される。開口部313へのダクト蓋320の着脱の際、取手部323が手で持たれる。ダクト蓋320は、本発明の蓋体に相当する。
ダクト本体310の延設部314には、枠部315内の上部の位置に、取付孔316aを有する取付ボス316と挿通孔317とが形成される。挿通孔317の後方には、蓋検出部330が配置される。蓋検出部330は、たとえば、マイクロスイッチであり、スイッチ部331を有する。
図11(c)に示すように、オゾン発生器400は、一対の電極420が開口部313側に来るように、且つ、一対の電極420の長手方向が上下方向となるように、ダクト本体310内に配置される。前面カバー120とダクト蓋320とが外された状態では、開口部313を通じてオゾン発生器400の一対の電極420が外部に露出する。一対の電極420では、オゾンの生成に伴って硝酸塩が生成され、この硝酸塩が電極420に付着する。硝酸塩の付着量が多くなると、オゾンの発生効率が低下する。ユーザは、露出した電極420をブラシで擦るなどすることにより、電極420に付着した硝酸塩を除去することができる。なお、オゾン発生器400は、一対の電極420の長手方向が左右方向となるように、ダクト本体310内に配置されても良い。
図10(b)に示すように、ダクト蓋320は、枠部315内に装着された後に、取付ボス316に取付ネジ340で固定される。この際、挿通孔317を貫通した突起部325によって蓋検出部330のスイッチ部331が押される。これにより、蓋検出部330は、ダクト蓋320によって開口部313が閉鎖されたことを検出する。
図12は、オゾン供給装置20の構成を示すブロック図である。制御ユニット700は、制御部710と、記憶部720とを含む。
記憶部720は、EEPROM、RAM等を含む。記憶部720には、脱臭運転および香り付け運転を実行するためのプログラムが記憶される。また、記憶部720には、これらプログラムの実行に用いられる各種パラメータや各種制御フラグが記憶される。
操作部200は、電源ボタン210、脱臭ボタン220および香り付けボタン230のうち、ユーザに操作されたボタンに応じた入力信号を制御部710に出力する。温度検出部640は、検出した温度に応じた検出信号を制御部710に出力する。湿度検出部650は、検出した湿度に応じた検出信号を制御部710に出力する。ダクト検出部140は、導入ダクト30の差込口部114への装着の有無に応じた検出信号を制御部710に出力する。蓋検出部330は、ダクト蓋320による開口部313の閉鎖の有無に応じた検出信号を制御部710に出力する。
制御部710は、操作部200、温度検出部640、湿度検出部650、ダクト検出部140、蓋検出部330等からの各信号に基づいて、記憶部720に記憶されたプログラムに従い、オゾン発生器400、送風ファン500等を制御する。
本実施の形態に係る衣類脱臭装置1では、衣類の脱臭を行う脱臭運転と衣類に香り付けを行う香り付け運転とを行うことができる。
脱臭運転を行う場合、ユーザは、袋用ハンガー40を用いてハンガー保持部60に吊り下げられた袋体10内に、衣類用ハンガー50に掛けられた衣類を収容する。この際、ユーザは、図1(b)のように、袋体10内において、衣類用ハンガー50のフック部52をハンガー保持部60の第2保持部63に引っ掛けるようにする。こうして、袋体10内において、ハンガー保持部60により衣類が吊り下げられる。ユーザは、袋体10の下部に取り付けられた導入ダクト30をオゾン供給装置20の差込口部114に装着した後、操作部200の脱臭ボタン220を押す。これにより、脱臭運転が開始され、送風ファン500とオゾン発生器400とが動作する。
吸気口112から外部の空気が吸気ダクト610に取り込まれ、吸気ダクト610内のダストフィルタ620と活性炭フィルタ630により空気に含まれた埃とオゾンとが除去される。埃とオゾンが除去された空気は、送風ファン500によって通気ダクト300内に送り込まれる(図8(c)の矢印参照)。通気ダクト300内を流れる空気には、オゾン発生器400を通過する際に、オゾン発生器400で発生したオゾンが混入される。こうして、オゾンを含む空気が通気ダクト300内を通って排出口115に至り、排出口115から排出される(図8(a)の矢印参照)。通気ダクト300は、オゾン発生器400の下流側において蛇行しており、流れる空気が蛇行することによって乱流が生じる。これにより、空気とオゾンとが混ざりやすくなるので、空気中のオゾン濃度が均一化される。さらに、排出口115から排出される際に整流リブ116によって整流されるため、オゾン濃度が均一化された空気が、均一な濃度を保ちつつ排出口115から円滑に排出される。
オゾン供給装置20から排出された、オゾンを含む空気は、導入ダクト30を通って袋体10内に導入される。図1(a)の矢印に示すように、袋体10内に導入された、オゾンを含む空気は、袋体10内を下から上へ衣類に触れながら流れる。空気に含まれたオゾンの脱臭作用により衣類が脱臭される。ここで、衣類は下方が大きく開口しているが、オゾンを含む空気は、袋体10内を下から上へ流れるため、衣類の内部に行き渡りやすい。これにより、衣類の外側と内側とを満遍なく脱臭することができる。
また、袋体10は袋用ハンガー40に掛けられ、衣類は衣類用ハンガー50に掛けられることにより、袋体10の上部と衣類の肩部分との間に隙間が確保されている。これにより、衣類の肩部分にもオゾンが行き渡りやすいので、脱臭効果を高めることができる。
衣類の脱臭によりオゾン濃度が低下した空気は、袋体10の上部の出口12から排出される。出口12は、一部が袋用ハンガー40によって塞がれた状態となっている。本実施の形態では、袋用ハンガー40に窪み部41と通気孔42が設けられており、空気は、出口12の袋用ハンガー40に塞がれていない部分を通って排出されるとともに、通気孔42を抜け窪み部41を通って出口12に至り、出口12から排出される。これにより、袋用ハンガー40が排気の妨げとなることを抑えることができる。
本実施の形態では、袋体10への吸気量よりも袋体10からの排気量が小さくなるよう、衣類脱臭装置1が構成される。これにより、袋体10内では空気の圧力が高まり、高まった圧力によってオゾンが衣類に浸透しやすくなるので、衣類の脱臭効果が高まる。
図13は、脱臭運転における制御部710の制御処理を示すフローチャートである。以下、図13のフローチャートに従い、脱臭運転における制御動作について説明する。
脱臭運転が開始されると、制御部710は、ダクト検出部140からの検出信号に基づいて、導入ダクト30が差込口部114に装着されているか否か判定する(S101)。また、制御部710は、蓋検出部330からの検出信号に基づいて、ダクト蓋320が通気ダクト300の開口部313を閉鎖しているか否かを判定する(S102)。
導入ダクト30が差込口部114に装着されており、且つ、ダクト蓋320が開口部313を閉鎖している場合(S101:YES→S102:YES)、制御部710は、送風ファン500とオゾン発生器400とを起動する(S103)。上述の通り、オゾン供給装置20から袋体10内にオゾンを含む空気が供給され、袋体10内に収容された衣類が脱臭される。
制御部710は、温度検出部640と湿度検出部650とにより、送風ファン500に吸い込まれる空気の温度と湿度とを検出する(S104)。そして、制御部710は、検出された温度と湿度に応じて、袋体10に供給される空気中のオゾン濃度がほぼ一定に保たれるよう、オゾン発生器400の出力を調整する(S105)。オゾン発生器400の出力が同じである場合、空気の温度が高くなるほど、オゾンの発生量が少なくなり、空気の湿度が高くなるほど、オゾンの発生量が少なくなる。よって、制御部710は、空気の温度および湿度が高くなるほど、オゾン発生器400の出力を大きくする。
制御部710は、運転終了時間が経過していなければ(S106:NO)、導入ダクト30の離脱およびダクト蓋320の開放を監視しつつ(S107、S108)、温度と湿度の検出(S104)およびオゾン発生器400の出力の調整(S105)を繰り返す。そして、運転終了時間が経過すると(S106:YES)、制御部710は、送風ファン500とオゾン発生器400とを停止させて(S109)、脱臭運転を終了する。
なお、制御部710は、脱臭運転が開始される際、導入ダクト30が差込口部114に装着されていなければ(S101:NO)、あるいは、ダクト蓋320により開口部313が閉鎖されていなければ(S102:NO)、脱臭運転を行わない。また、脱臭運転中に、導入ダクト30の離脱またはダクト蓋320の開放が検出されると(S107:YES、S108:YES)、制御部710は、運転終了時間の経過前であっても送風ファン500とオゾン発生器400とを停止させて(S109)、脱臭運転を終了する。
ステップS105の処理では、オゾン発生器400の出力を調整するようにしたが、これに代えて、あるいはこれに加えて、送風ファン500の出力を調整することにより、風量を調整するようにしても良い。オゾン発生器400によるオゾン発生量が同じ場合には、風量が多いほどオゾン濃度が低くなる。よって、空気の温度および湿度が高くなり、オゾン発生量が少なくなるほど、風量が少なくなるように送風ファン500の出力が調整される。
本実施の形態では、たとえば、袋体10内に供給する空気中のオゾン濃度を低濃度、たとえば、0.05ppm程度あるいはそれ以下とし、運転時間を6〜8時間程度とすることができる。ユーザは、夜に会社などから帰宅した後、着ていた衣類に対して脱臭運転を行うことで、翌朝までに衣類の脱臭が完了させることができる。
次に、香り付け運転を行う場合、ユーザは、ハンガー保持部60に吊り下げられた袋体10内に衣類を収容するとともに、図5(c)のように、袋体10内において、導入ダクト30の上端部に、芳香体93がセットされた香り供給ユニット90を取り付ける。ユーザは、導入ダクト30をオゾン供給装置20の差込口部114に装着した状態において、操作部200の香り付けボタン230を押す。これにより、香り付け運転が開始され、送風ファン500が動作する。
オゾン供給装置20からオゾンを含まない空気が排出され、排出された空気が導入ダクト30を通過する。図5(c)に示すように、導入ダクト30から排出された空気は、香り供給ユニット90の収容部94を通る。収容部94を通過する空気によって、芳香体93に含まれる芳香成分が揮発し、空気に混入される。芳香成分を含む空気が通気孔98を通じて袋体10内に導入される。袋体10内に導入された、芳香成分を含む空気は、袋体10内を下から上へ衣類に触れながら流れる。空気に含まれた芳香成分が衣類に付着し、衣類に香り付けがなされる。
脱臭運転の場合と同様、芳香成分を含む空気は袋体10内を下から上へ流れ、また、袋体10内では空気の圧力が高まっているので、衣類の香り付け効果が高められる。
図14は、香り付け運転における制御部710の制御処理を示すフローチャートである。以下、図14のフローチャートに従い、香り付け運転における制御動作について説明する。
香り付け運転が開始されると、制御部710は、導入ダクト30が差込口部114に装着されているか否か(S201)、ダクト蓋320が通気ダクト300の開口部313を閉鎖しているか否かを判定する(S202)。導入ダクト30が差込口部114に装着されており、且つ、ダクト蓋320が開口部313を閉鎖している場合(S201:YES→S202:YES)、制御部710は、送風ファン500を起動する(S203)。上述の通り、オゾン供給装置20から袋体10内に芳香成分を含む空気が供給され、袋体10内に収容された衣類が香り付けされる。
制御部710は、運転終了時間が経過していなければ(S204:NO)、導入ダクト30の離脱およびダクト蓋320の開放を監視しつつ(S205、S206)、送風ファン500の動作を継続させる。そして、運転終了時間が経過すると(S204:YES)、制御部710は、送風ファン500を停止させて(S207)、香り付け運転を終了する。
なお、制御部710は、香り付け運転が開始される際、導入ダクト30が差込口部114に装着されていなければ(S201:NO)、あるいは、ダクト蓋320により開口部313が閉鎖されていなければ(S202:NO)、香り付け運転を行わない。また、香り付け運転中に、導入ダクト30の離脱またはダクト蓋320の開放が検出されると(S205:YES、S206:YES)、制御部710は、運転終了時間の経過前であっても送風ファン500を停止させて(S207)、香り付け運転を終了する。
<本実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の作用効果が奏される。
(1)衣類脱臭装置1は、衣類を収容した袋体10にオゾン供給装置20からオゾンを含む空気や芳香成分を含む空気を供給し、衣類の脱臭や香り付けを行う構成とされているので、大きな設置スペースが不要であり、家庭内に簡単に設置することができる。
(2)ハンガー保持部60により、袋体10が掛けられた袋用ハンガー40と衣類が掛けられた衣類用ハンガー50とを個別に保持することで、袋体10の上部と衣類の肩部分との間に隙間が確保されるようにしているので、衣類の肩部分にもオゾンが行き渡りやすくなり、脱臭効果を高めることができる。
(3)衣類脱臭装置1が使用されないときに、袋体10から外された袋用ハンガー40を、オゾン供給装置20の装着部113に装着することができるので、非使用時の袋用ハンガー40の紛失を防止できる。
(4)衣類脱臭装置1は、オゾン供給装置20供給された、オゾンを含む空気が、袋体10内を下から上へ流れる構成とされているので、オゾンを含む空気が衣類の内部に行き渡りやすい。これにより、衣類の外側と内側とを満遍なく脱臭することができる。
(5)通気ダクト300は、オゾン発生器400の下流側において蛇行する構成とされているので、流れる空気に乱流が生じやすくなる。これにより、空気とオゾンとが混ざりやすくなるので、オゾン供給装置20から袋体10内に供給される空気中のオゾン濃度を均一にすることができる。
(6)送風ファン500に吸い込まれる空気にオゾンが含まれる場合が生じても、吸気ユニット600に設けられた活性炭フィルタ630によって、送風ファン500に吸い込まれる前に空気中のオゾンが除去される。これにより、オゾン供給装置20から袋体10内に供給される空気中のオゾン濃度の変動を抑制することができる。
(7)ダクト検出部140によって導入ダクト30の差込口部114への装着が検出されない場合には、オゾン発生器400および送風ファン500が動作しないので、袋体10に供給されない状態でオゾンを含む空気や芳香成分を含む空気が生成されることを防止できる。よって、効率的な脱臭運転および香り付け運転を行うことができる。
(8)送風ファン500に吸い込まれる空気の温度と湿度に応じて、オゾン発生器400や送風ファン500の出力が調整されるので、オゾン供給装置20から袋体10内に供給される空気中のオゾン濃度が温度および湿度によって変動することを抑制できる。
(9)通気ダクト300には、オゾン発生器400が配置される位置に開口部313が設けられるので、ユーザは、電極420に付着した硝酸塩を除去するなど、オゾン発生器400のメンテナンスを行うことができる。しかも、蓋検出部330によってダクト蓋320が開口部313を閉鎖していることが検出されない場合には、オゾン発生器400および送風ファン500が動作しないので、開口部313が開放したままで脱臭運転や香り付け運転が行われることを防止できる。
(10)衣類脱臭装置1は、導入ダクト30に装着できる香り供給ユニット90を備えるとともに、オゾン供給装置20からオゾンを含まない空気を供給できる構成とされている。これにより、オゾンを含む空気を供給するためのオゾン供給装置20を利用して、衣類の香り付けを行うことが可能となり、衣類脱臭装置1の多機能化を図ることができる。
<変更例1>
図15は、変更例1に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図である。
上記実施の形態では、温度検出部640と湿度検出部650により、送風ファン500に吸い込まれる空気の温度と湿度が検出され、検出された温度と湿度に応じて、オゾン発生器400の出力が調整される。
しかしながら、図15(a)に示すように、吸気ユニット600の接続部614内に、温度検出部640と湿度検出部650に代えて、送風ファン500に吸い込まれる空気の吸気量を検出する吸気量検出部660が配置されても良い。この場合、図15(b)に示すように、脱臭運転の制御処理において、ステップS104とステップS105の処理が、ステップS111とステップS112の処理に置き換えられる。即ち、制御部710は、送風ファン500に吸い込まれる空気の吸気量を検出し(S111)、検出された吸気量に応じてオゾン発生器400の出力を調整する(S112)。オゾン発生器400の出力が同じである場合、吸気量が多くなるほど、オゾン濃度が低くなる。よって、制御部710は、吸気量が多くなるほど、オゾン発生器400の出力を大きくする。
なお、吸気量とともに温度および/または湿度が検出され、検出された吸気量と温度および/または湿度に応じてオゾン発生器400の出力が調整されても良い。
また、上記実施の形態と同様、オゾン発生器400の出力を調整することに代えて、あるいはこれに加えて、送風ファン500の出力を調整するようにしても良い。
本変更例によれば、上記実施の形態と同様、オゾン供給装置20から排出される空気中のオゾン濃度の変動を抑えることができる。
<変更例2>
図16は、変更例2に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図である。
図16(a)に示すように、排出口115に、オゾン濃度を検出するオゾン濃度検出部150が配置されても良い。この場合、図16(b)に示すように、脱臭運転の制御処理において、ステップS104とステップS105の処理が、ステップS121とステップS122の処理に置き換えられる。即ち、制御部710は、排出口115から排出される空気中のオゾン濃度を検出し(S121)、検出されたオゾン濃度に応じて、オゾン濃度がほぼ一定となるように、オゾン発生器400の出力を調整する(S122)。
なお、上記実施の形態と同様、オゾン発生器400の出力を調整することに代えて、あるいはこれに加えて、送風ファン500の出力を調整するようにしても良い。
本変更例によれば、上記実施の形態と同様、オゾン供給装置20から排出される空気中のオゾン濃度の変動を抑えることができる。
<変更例3>
図17は、変更例3に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図であり、脱臭運転における制御部710の制御処理を示すフローチャートである。
上記実施の形態では、脱臭運転において、導入ダクト30がオゾン供給装置20の差込口部114に装着されていない場合に、オゾン発生器400および送風ファン500を動作させないような構成が採られる。
これに対し、本変更例では、導入ダクト30の差込口部114への装着の有無に応じて、オゾン発生器400の出力が調整される。
図17を参照して、制御部710は、ダクト蓋320により開口部313が閉鎖されていると(S301:YES)、送風ファン500とオゾン発生器400とを起動する(S302)。
次に、制御部710は、ダクト検出部140により、導入ダクト30が差込口部114に装着されているか否かを検出する(S303)。さらに、制御部710は、温度検出部640と湿度検出部650とにより、送風ファン500に吸い込まれる空気の温度と湿度とを検出する(S304)。そして、制御部710は、検出された導入ダクト30の装着の有無、温度および湿度に応じて、オゾン発生器400の出力を調整する(S305)。
袋体10を用いて衣類の脱臭が行われる場合には、導入ダクト30が差込口部114に装着される。一方、たとえば、袋体10を用いることなく、衣類や靴等を、オゾン供給装置20の上方に配置し、オゾン供給装置20からのオゾンを含む空気を、直接、衣類や靴等に接触させるようにして、脱臭が行われる場合、導入ダクト30が差込口部114に装着されない。
たとえば、導入ダクト30が差込口部114に装着されていない場合、目標となるオゾン濃度が、導入ダクト30が装着されている場合よりも低めに設定される。制御部710は、低めに設定されたオゾン濃度に近付くように、温度と湿度に応じてオゾン発生器400の出力を調整する。導入ダクト30が装着されていない場合には、同じ温度と湿度に対してオゾン発生器400の出力が低くされる。
制御部710は、運転終了時間が経過していなければ(S306:NO)、ダクト蓋320の開放を監視しつつ(S307)、導入ダクト30の装着の有無の検出(S303)、温度と湿度の検出(S304)およびオゾン発生器400の出力の調整(S305)を繰り返す。そして、運転終了時間が経過すると(S306:YES)、制御部710は、送風ファン500とオゾン発生器400とを停止させて(S308)、脱臭運転を終了する。
本変更例によれば、袋体10を用いることなく、オゾン供給装置20からのオゾンを含む空気を、直接、衣類等に接触させるようにして、衣類等の脱臭を行う使用形態が可能となる。
なお、ステップS305において、オゾン発生器400の出力を調整することに代えて、あるいはこれに加えて、送風ファン500の出力を調整するようにしても良い。
<変更例4>
図18は、変更例4に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図である。図18(a)は、香り付け運転における制御部710の制御処理を示すフローチャートであり、図18(b)は、香り供給ユニット90が補助ダクト30Aに装着された状態を示す図である。
上記実施の形態では、香り付け運転において、導入ダクト30がオゾン供給装置20の差込口部114に装着されていない場合に、送風ファン500を動作させないような構成が採られる。
これに対し、本変更例では、導入ダクト30の差込口部114への装着の有無に応じて、送風ファン500の出力が調整される。
図18(a)を参照して、制御部710は、ダクト蓋320により開口部313が閉鎖されていると(S401:YES)、送風ファン500を起動する(S402)。
次に、制御部710は、ダクト検出部140により、導入ダクト30が差込口部114に装着されているか否かを検出する(S403)。そして、制御部710は、検出された導入ダクト30の装着の有無に応じて、送風ファン500の出力を調整する(S404)。
袋体10を用いて衣類の香り付けが行われる場合には、導入ダクト30が差込口部114に装着される。一方、たとえば、袋体10を用いることなく、衣類や靴等を、オゾン供給装置20の上方に配置し、オゾン供給装置20からの芳香成分を含む空気を、直接、衣類や靴等に接触させるようにして、香り付けが行われる場合、導入ダクト30が差込口部114に装着されない。この場合、図18(b)に示す補助ダクト30Aが差込口部114に装着され、補助ダクト30Aに香り供給ユニット90が装着される。補助ダクト30Aの構成は、接続部31Aの下面に突起片を有さない点を除いて、導入ダクト30の構成と同じである。補助ダクト30Aには突起片がないので、補助ダクト30Aが差込口部114に装着されても、ダクト検出部140により、導入ダクト30の装着が無いと検出される。
たとえば、導入ダクト30が差込口部114に装着されていない場合、制御部710は、導入ダクト30が装着されている場合よりも送風ファン500の出力を大きくする。これにより、香り供給ユニット90から排出される芳香成分を含む空気の風量が多くなる。
制御部710は、運転終了時間が経過していなければ(S405:NO)、ダクト蓋320の開放を監視しつつ(S406)、導入ダクト30の装着の有無の検出(S403)および送風ファン500の出力の調整(S404)を繰り返す。そして、運転終了時間が経過すると(S405:YES)、制御部710は、送風ファン500を停止させて(S407)、香り付け運転を終了する。
本変更例によれば、袋体10を用いることなく、オゾン供給装置20からの芳香成分を含む空気を、直接、衣類等に接触させるようにして、衣類等の香り付けを行う使用形態が可能となる。
<変更例5>
図19は、変更例5に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図であり、袋用ハンガー40の背面図である。
上記実施の形態では、送風ファン500に吸い込まれる空気に含まれるオゾンを除去するため、吸気ユニット600に、活性炭フィルタ630が配置されており、袋体10の出口12の近傍には、出口12から排出される空気に含まれるオゾンを除去する手段が設けられていない。
これに対し、本変更例では、袋体10の出口12の近傍に、出口12から排出される空気に含まれるオゾンを除去する手段が設けられる。たとえば、図19に示すように、袋体10の出口12の近傍に配置される袋用ハンガー40の裏面に、オゾン除去手段として、活性炭フィルタ45が装着される。
本変更例によれば、活性炭フィルタ45により、出口12から排出される空気からオゾンを除去することができる。
<変更例6>
図20は、変更例6に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図である。図20(a)は、香り供給ユニット90Aの平面図であり、図20(b)は、上ケース940が外された状態の香り供給ユニット90Aの平面図である。図20(c)は、導入ダクト30に装着された状態の香り供給ユニット90Aの縦断面図である。
上記実施の形態の香り供給ユニット90に代えて、図20に示す香り供給ユニット90Aを、衣類脱臭装置1に用いることができる。
香り供給ユニット90Aは、平面視において楕円形状を有する箱状の収容ケース910と、収容ケース910内に収容される芳香体920とを含む。収容ケース910は、上面が開放された下ケース930と底面が開放された上ケース940とを含む。
下ケース930の底面には、長手方向における一端側に吸気口931が形成されるとともに、吸気口931に隣接して長手方向に延びる複数のリブ932が形成される。複数のリブ932の上に芳香体920が載置される。また、下ケース930の底面は、他端部側に、他端部に向って高くなる傾斜面933を有する。さらに、下ケース930の底面には、吸気口931を囲むようにして円筒状の接続口934が形成される。接続口934が導入ダクト30の上端部に嵌め込まれる。
上ケース940は下ケース930の上面に装着される。上ケース940の上面は、吸気口931に対向する位置に、他端部に向って高くなる傾斜面941を有する。また、上ケース940の上面には、複数のリブ932に対向する位置に開口部942が形成され、この開口部942が蓋部943によって開閉可能に覆われる。蓋部943は、ヒンジ部943aを中心に回動する。蓋部943には、複数のスリット状の通気孔944が形成される。
芳香体920は、多孔質材料など、液体状の芳香剤を含浸できる材料で形成される。ユーザは、蓋部943を開けて開口部942から収容ケース910内に芳香体920をセットする。
香り供給ユニット90Aが導入ダクト30に装着され、香り付け運転が開始されると、図20(c)に示すように、導入ダクト30から排出された空気が、吸気口931から収容ケース910内に導入される。導入された空気は、複数のリブ932に沿って他端部側へと流れた後に上方に向って流れる。芳香体920を通過する空気によって、芳香体920に含まれる芳香成分が揮発し、空気に混入される。芳香成分を含む空気が開口部942および通気孔944を通じて袋体10内に排出される。なお、収容ケース910に設けられた2つの傾斜面933、941により、空気が収容ケース910内を円滑に流れる。
本変更例の香り供給ユニット90Aは、芳香体920が載置される位置が、導入ダクト30の位置からずれる構成とされているので、吸気口931の面積が大きくされても、収容ケース910内に芳香体920がセットされる際などに、芳香体920が導入ダクト30内に落ちてしまう虞がない。
<変更例7>
図21は、変更例7に係る、衣類脱臭装置1について説明するための図である。図21(a)は、ハンガー保持部60Aの斜視図であり、図21(b)は、衣類脱臭装置1が洋服ダンスCの中に設置された状態を示す図である。
上記実施の形態では、衣類脱臭装置1が、支柱70と台座80とを含む。しかしながら、本変更例のように、衣類脱臭装置1が、支柱70と台座80とを含まない構成とされても良い。
本変更例の衣類脱臭装置1は、上記実施の形態のハンガー保持部60に代えて、ハンガー保持部60Aを含む。
図21(a)に示すように、ハンガー保持部60Aには、本体部61にフック部66が設けられる。その他の構成は、ハンガー保持部60と同様である。
本変更例の衣類脱臭装置1は、ハンガー保持部60Aを用いて袋体10と衣類とを吊り下げることが可能な場所、たとえば、図21(b)に示すように、洋服ダンスCの中に設置される。この際、ハンガー保持部60Aのフック部66が、洋服ダンスCのハンガーポールC1に掛けられる。
さらに、衣類脱臭装置1は、専用の衣類用ハンガー50を含まない構成とすることができる。この場合には、衣類を掛けるために一般の衣類用ハンガーが用いられる。
<その他の変更例>
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態および変更例も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、袋体10が、ほぼ通気性のない材料により形成される。しかしながら、袋体10を、目の粗い繊維等、通気性の高い材料で形成することにより、袋体10の表面から空気が排出されるようにしても良い。この場合、袋体10の上部には、出口12が設けられなくても良いし、小さな出口12が設けられても良い。
さらに、上記実施の形態では、袋体10の下部中央に入口11が形成され、袋体10の上部中央に出口12が形成される。しかしながら、入口11および出口12は、中央から左右方向にずれた位置に設けられても良い。また、入口11と出口12の左右方向における位置が一致していなくても良い。
さらに、上記実施の形態では、温度と湿度とに応じてオゾン発生器400や送風ファン500の出力が調整される。しかしながら、温度および湿度の何れか1つに応じてオゾン発生器400や送風ファン500の出力が調整されても良い。
さらに、上記実施の形態では、温度検出部640および湿度検出部650が吸気ユニット600に設けられる。しかしながら、温度検出部640および湿度検出部650は、送風ファン500に吸い込まれる空気の温度および湿度を検出できる位置であれば、如何なる位置に設けられても良く、たとえば、筐体100の背面における吸気口112に隣接する位置に設けられても良い。
さらに、上記実施の形態では、脱臭運転中に導入ダクト30が差込口部114から離脱した場合(S107:YES)、脱臭運転を中止する。しかしながら、脱臭運転中に導入ダクト30が差込口部114から離脱した場合に、脱臭運転を中止せず、導入ダクト30が差込口部114に装着されているときよりもオゾン濃度が低くなるようにオゾン発生器400の出力を調整しつつ、脱臭運転を継続するようにしても良い。
さらに、操作部200に、脱臭運転や香り付け運転の運転時間の長さを調整するための調整ボタンが設けられても良い。この場合、制御部710は、調整ボタンの操作により設定された運転時間だけ脱臭運転や香り付け運転を行う。
上記実施の形態では、オゾンを除去するために活性炭フィルタ630が用いられたが、活性炭フィルタ630以外のオゾン除去効果を有するフォルタ、たとえば、光触媒セラミックフィルタが用いられても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
10 袋体
11 入口
12 出口
20 オゾン供給装置
30 導入ダクト
40 袋用ハンガー
50 衣類用ハンガー
60 ハンガー保持部
90 香り供給ユニット(香り供給部)
113 装着部
115 排出口
140 ダクト検出部
150 オゾン濃度検出部
300 通気ダクト
310 ダクト本体(収容部)
313 開口部
320 ダクト蓋(蓋体)
330 蓋検出部
400 オゾン発生器
500 送風ファン
630 活性炭フィルタ(オゾン除去部)
640 温度検出部
650 湿度検出部
660 吸気量検出部
710 制御部

Claims (11)

  1. 衣類が収容される袋体と、
    オゾンを含む空気を前記袋体内に供給するオゾン供給装置と、を備える、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  2. 請求項1に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置の上方に下げられるために、前記袋体の上部が掛けられる袋用ハンガーと、
    前記袋体内の衣類が掛けられる衣類用ハンガーを、前記袋用ハンガーの下方に配置されるように保持するハンガー保持部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  3. 請求項2に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置は、前記袋用ハンガーが装着される装着部を含む、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置の上方に下げられた前記袋体の下部および上部に、それぞれ、前記オゾン供給装置から供給される前記オゾンを含む空気の入口および出口が設けられる、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置は、
    前記袋体へ供給される、オゾンを含む空気が排出される排出口と、
    オゾン発生器と、
    前記オゾン発生器に空気を送る送風ファンと、
    前記オゾン発生器で発生したオゾンが含まれた空気を前記排出口へと導く通気ダクトと、
    前記オゾン発生器および前記送風ファンを制御する制御部と、を含む、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  6. 請求項5に記載の衣類処理装置において、
    前記通気ダクトは、蛇行する形状を有する、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  7. 請求項5または6に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置は、前記送風ファンが吸い込む空気に含まれるオゾンを除去するオゾン除去部を含む、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  8. 請求項5ないし7の何れか一項に記載の衣類処理装置において、
    前記袋体から延びるとともに前記オゾン供給装置の前記排出口に着脱可能に接続され、前記オゾン供給装置から排出されたオゾンを含む空気を前記袋体内に導く導入ダクトを、さらに備え、
    前記オゾン供給装置は、前記導入ダクトが前記排出口に接続されているか否かを検出するダクト検出部を含み、
    前記制御部は、前記ダクト検出部による検出結果に基づいて、前記オゾン発生器および前記送風ファンのうち、少なくとも一つを制御する、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  9. 請求項5ないし8の何れか一項に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置は、前記送風ファンに吸い込まれる空気の温度を検出する温度検出部、前記送風ファンに吸い込まれる空気の湿度を検出する湿度検出部、前記送風ファンへの空気の吸気量を検出する吸気量検出部、および、前記排気口から排出される空気中のオゾン濃度を検出するオゾン濃度検出部のうち、少なくとも一つの検出部を含み、
    前記制御部は、前記少なくとも一つの検出部による検出結果に基づいて、前記オゾン発生器および前記送風ファンのうち、少なくとも一つの出力を調整する、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  10. 請求項5ないし9の何れか一項に記載の衣類処理装置において、
    前記オゾン供給装置は、
    前記オゾン発生器が収容される収容部と、
    前記収容部に設けられた開口部と、
    前記開口部を閉鎖する蓋体と、
    前記蓋体が前記開口部を閉鎖していることを検出する蓋検出部と、を含み、
    前記制御部は、前記蓋検出部によって前記蓋体が前記開口部を閉鎖していることが検出されているときに、前記オゾン発生器を動作させる、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
  11. 請求項1に記載の衣類処理装置において、
    前記袋体と前記オゾン供給装置とに連結され、前記オゾン供給装置から排出されたオゾンを含む空気を前記袋体内に導く導入ダクトと、
    前記導入ダクトに着脱可能に装着され、前記袋体に供給される空気に芳香成分を含ませる香り供給部と、をさらに備え、
    前記オゾン供給装置は、排出する空気にオゾンを含ませる動作に加えて、排出する空気にオゾンを含ませない動作を行う、
    ことを特徴とする衣類処理装置。
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