JP5214551B2 - イオン送出装置 - Google Patents
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Description
本発明は、居室内にイオンを送出するイオン送出装置に関する。
従来のイオン送出装置は特許文献1に開示されている。このイオン送出装置は居室の天井壁に配される本体部を有し、本体部の下面に吸込口及び吹出口が居室に面して開口する。本体部内には吸込口及び吹出口とを連結する送風通路が設けられ、送風通路内に送風ファンが配される。また、本体部の上方には送風通路に面してイオンを発生するイオン発生装置が設けられる。イオン発生装置は電極に高電圧を印加して放電によりイオンを発生する。
送風ファンを駆動すると居室内の空気が吸込口から送風通路に流入する。送風通路を流通する空気にはイオン発生装置で発生したイオンが混合され、吹出口からイオンを含む空気が送出される。これにより、居室内にマイナスイオンを送出して人体内の活性酸素の低減等を図ることができる。
イオンを発生するイオン発生装置は高電圧が印加されるため長期間の使用によって劣化してイオン発生量が減少する。このため、イオン発生装置の駆動時間をタイマーで計時して積算時間が所定の交換時期に到達した際に交換時期であることがインジケータ等の報知部によって報知される。
使用者は報知部による報知を認知してイオン発生装置を交換し、所定の操作によってタイマーをリセットする。交換後のイオン発生装置はタイマーによって駆動時間が新たに積算される。これにより、常に所定のイオン発生量を確保し、安定してイオンを送出することができる。
しかしながら、上記従来のイオン送出装置によると、イオン発生装置の交換時期に到達する前に使用者が誤ってタイマーのリセット操作を行う場合がある。このため、タイマーの積算時間が不正確になり、イオン発生装置の交換時期を正確に検知できない。これにより、イオン発生装置が劣化しても報知されずに使用が継続され、イオン発生量が減少する問題があった。
また、イオン発生装置の交換時期の到達前にタイマーのリセット操作を禁止すると、使用者の誤操作によるリセットを回避することができる。しかし、このようにするとイオン発生装置の交換時期に到達する前にイオン発生装置を故障等によって交換した際にタイマーのリセット操作ができない。このため、交換されたイオン発生装置の交換時期を正確に検知できず、積算時間が短くても交換時期と判断される。従って、イオン送出装置の利便性が悪い問題があった。
本発明は、イオン発生装置の交換時期を正確に検知してイオンを安定して送出できるとともに利便性を向上できるイオン送出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、本体部に開口する吸込口と吹出口とを連通させる送風通路と、前記送風通路内に配される送風ファンと、前記送風通路に面してイオンを発生するとともに固有のID番号を発信するID発信部を有したイオン発生装置と、前記ID発信部から発信されたID番号を記憶する記憶部と、前記イオン発生装置の駆動時間を計時する第1タイマーと、第1タイマーのリセット操作を行う操作部と、第1タイマーの積算時間が前記イオン発生装置の交換時期に到達した際に報知する報知部とを備え、前記送風ファンの駆動により前記吸込口から前記送風通路に流入した居室内の空気に前記イオン発生装置で発生したイオンを混合して前記吹出口から送出するイオン送出装置において、
前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致しないときときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を受け付けるとともに第1タイマーのリセット操作によって前記報知部の報知状態を解除し、前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致するときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を禁止したことを特徴としている。
前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致しないときときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を受け付けるとともに第1タイマーのリセット操作によって前記報知部の報知状態を解除し、前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致するときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を禁止したことを特徴としている。
この構成によると、送風ファンを駆動すると居室内の空気が吸込口から本体部内の送風通路に流入する。送風通路を流通する空気にはイオン発生装置で発生したイオンが混合され、吹出口からイオンを含む空気が送出される。イオン発生装置は第1タイマーによって駆動時間が計時される。第1タイマーの積算時間がイオン発生装置の交換時期に到達すると報知部により交換時期であることが報知される。使用者は報知部の報知を認知してイオン発生装置を交換し、第1タイマーを操作部の操作によってリセットする。この時、イオン発生装置のID発信部から発信された固有のID番号が記憶部に記憶されたID番号と比較される。ID発信部から発信されたID番号が記憶部に記憶されていない場合にリセット操作が受け付けられ、ID番号を記憶部に記憶する。また、イオン発生装置のID番号が既に記憶部に記憶されている場合には第1タイマーのリセット操作が禁止される。これにより、報知部による報知が継続される。
また本発明は、上記構成のイオン送出装置において、前記操作部による第1タイマーのリセット操作を行った際に、前記イオン発生装置のID番号を前記記憶部に記憶したことを特徴としている。この構成によると、イオン発生装置を交換し、リセット操作を行う前にイオン発生装置が外れても再度取り付けてリセット操作を行うことができる。
また本発明は、上記構成のイオン送出装置において、前記イオン発生装置を複数設け、全ての前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に含まれないときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を受け付けることを特徴としている。この構成によると、複数のイオン発生装置を同時に交換して第1タイマーのリセットが行われる。一部のイオン発生装置を交換した場合は第1タイマーのリセットが禁止され、未交換のイオン発生装置の交換時期になると報知部で報知される。
また本発明は、上記構成のイオン送出装置において、前記イオン発生装置の交換時期に到達した後、所定時間が経過した際に前記報知部を異なる報知状態にしたことを特徴としている。この構成によると、イオン発生装置の交換時期に到達すると報知部は例えばLED等を点滅して報知し、更に所定時間が経過するとLEDの点滅周期を短くする。これにより、使用者に対して早期の交換を促すことができる。
また本発明は、上記構成のイオン送出装置において、前記吸込口に配されて塵埃を捕集するフィルターと、前記送風ファンの駆動時間を計時する第2タイマーとを備え、第2タイマーの積算時間が前記フィルターの清掃時期に到達した際に、前記報知部により報知して前記操作部による第2タイマーのリセット操作によって前記報知部の報知状態を解除するとともに、前記フィルターの清掃時期の到達前に前記操作部による第2タイマーのリセット操作を禁止し、前記操作部による第1タイマーのリセット操作時に第2タイマーの計時に拘わらず第2タイマーをリセットしたことを特徴としている。
この構成によると、送風ファンの駆動によって吸込口から送風経路に流入する空気の塵埃がフィルターによって捕集される。送風ファンは第2タイマーによって駆動時間が計時される。第2タイマーの積算時間が所定のフィルターの清掃時期に到達すると報知部により清掃時期であることが報知される。使用者は報知部の報知を認知してフィルターを清掃し、第2タイマーを操作部の操作によってリセットする。フィルターの清掃時期に到達する前は第2タイマーのリセット操作が禁止され、誤操作が防止される。また、操作部によって第1タイマーをリセットすると、第2タイマーがフィルターの清掃時期に到達する前であっても同時にリセットされる。イオン発生装置の交換時には本体部内が開放されるため、一般にフィルターの清掃も同時に行われる。このため、イオン発生装置の交換時に第2タイマーをリセットしてフィルターの清掃時期を正確に検知することができる。
本発明によると、イオン発生装置のID番号を記憶部に記憶し、イオン発生装置の交換時期を計時する第1タイマーのリセット操作をイオン発生装置のID番号が記憶部に記憶されたID番号に一致しないときに受け付けて一致するときに禁止する。これにより、イオン発生装置の使用継続中に第1タイマーのリセット操作が禁止され、リセット操作の誤操作を防止することができる。また、イオン発生装置を交換時期に到達する前に交換した場合に、新規のID番号の検知によって第1タイマーをリセットすることができる。従って、イオン発生装置の交換時期を正確に検知してイオンを安定して送出できるとともに、イオン送出装置の利便性を向上することができる。
また、作業者の操作によって第1タイマーをリセットするので、イオン発生装置の点検等のために一時的に他のイオン発生装置を着脱した後に元のイオン発生装置を取り付けた場合でも、第1タイマーをリセットせずに継続して計時させることができる。従って、イオン発生装置の交換時期を正確に検知することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態のイオン送出装置1の取付け状態を示す斜視図である。イオン送出装置1は居室の天井壁Aに取り付けられ、前面を覆う前面パネル2が居室に面して配される。前面パネル2の中央部には吸込口3が開口し、吸込口3の周囲に吹出口4が設けられる。
図2はイオン送出装置1の側面断面図を示している。また、図3、図4はイオン送出装置1を前面から見た分解斜視図及び背面から見た分解斜視図を示している。イオン送出装置1は天井壁A内に取り付けられる本体部10を有し、本体部10の前面の開口部が前面パネル2により覆われる。本体部10は金属製の外ケース10aの内部に樹脂成形品から成る内ケース18が取り付けられ、外ケース10aの開口側周縁が天井壁Aにネジ止めされる。
外ケース10aの一端部には係合孔10bを有する係合部材10cが取り付けられる。前面パネル2の一端には水平移動する操作ボタン5が設けられる。操作ボタン5は前面パネル2から突出する方向に付勢される。操作ボタン5の後端には上方に突出して係合孔10bを介して係合部材10cに係合する断面L字状の爪部5aが設けられる。
外ケース10aの他端部には挿通孔(不図示)を有した内ケース18と一体の係合部材18aが配される。前面パネル2の他端にはV字状の捻りバネ6の支点部分が遊着される。捻りバネ6の先端には外側に向けて突出して巻回される係止部6aが形成される。
前面パネル2は捻りバネ6の先端を閉じた状態で係合部材18aの挿通孔に挿通し、操作ボタン5の爪部5aが係合部材10cの係合孔10bに係合して本体部10に取り付けられる。この時、捻りバネ6は係合部材18aよりも上方で弾性力によって広がり、前面パネル2と本体部10との接合状態が維持される。
操作ボタン5の押圧によって爪部5aを係合孔10cから脱離させて前面パネル2が引き出される。これにより、図5に示すように係止部6aが係合部材18aに係止され、前面パネル2が捻りバネ6によって吊り下げられる。
前面パネル2は水平移動する操作部5の爪部5aにより一端が係合して係合部材18aの上方で広がる捻りバネ6で他端が保持されるので、操作ボタン5の押圧によって前面パネル2を容易に開くことができる。また、前面パネル2を開いた際に捻りバネ6の長さに応じて本体部10の開口面から離すことができる。これにより、前面パネル2が邪魔にならず本体部10内のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、操作ボタン5の爪部5aは前面パネル2を上方に押圧して係合孔10bに挿入され、係合部材10c上を摺動して係合孔10bに係合する。このため、前面パネル2の上面と天井壁Aとの間には上下方向の隙間が形成される。前面パネル2の周面2aの上端には面取り2bが施される。面取り2bによって前面パネル2の周囲の天井壁Aに影を形成し、前面パネル2と天井壁Aとの隙間を目立たなくすることができる。従って、イオン送出装置1の美感を向上することができる。
尚、係合部材10cと摺接する爪部5aの摺接面を傾斜面にしてもよい。これにより、係合孔10bに挿入された爪部5aが水平方向に付勢されると傾斜面から成る摺接面が係合孔10bの端縁と摺接して前面パネル2を上方に引き上げる。これにより、前面パネル2と天井壁Aとの隙間をなくしてイオン送出装置1の美感を向上することができる。
内ケース18は吸込口3と吹出口4とを連結する送風通路12の上部を形成し、送風通路12内に送風ファン11を保持する。送風ファン11は軸流ファンから成り、吸気側を吸込口3に面して配される。送風通路12は送風ファン11の背面の排気側から送風ファン11の周囲を通って吹出口4まで延びて形成される。
内ケース18の一側部には吹出口4に面してインジケータ15が設けられる。インジケータ15は青色、緑色、赤色等で発光する複数のLEDから成り、イオン送出装置1の動作状態や警告等を報知する報知部を構成する。
内ケース18の前面には樹脂成形品から成るグリル30が配される。グリル30には吸込口3及び吹出口4に対向する開口部33、34が設けられる。開口部33と吸込口3との間には吸込口3から本体部10内に流入する空気中の塵埃を捕集するフィルター(不図示)が設けられる。
グリル30の上面には仕切リブ30aが突設される。仕切リブ30aによって送風通路12の下部が形成される。また、仕切リブ30aは送風ファン11の排気側の送風通路12を分岐する複数の分岐通路12aを本体部10の周部に形成する。本実施形態では4つの分岐通路12aが形成される。
グリル30は送風ファン11の外側で分岐通路12a間の対向する二箇所にクリップ37が突設される。クリップ37は弾性変形して内ケース18に突設した突出リブ17に係合し、グリル30が本体部10に保持される。クリップ37の先端が弾性によって互いに近づく方向に傾倒すると、クリップ37と突出リブ17との係合が解除される。これにより、クリップ37の先端を手指で摘持してグリル30を本体部10から取り外すことができ、本体部10内のメンテナンスを容易に行うことができる。
内ケース18には送風通路12に面して2つのイオン発生装置20を保持する保持部13が対向する二箇所に設けられる。保持部13はイオン発生装置20の背面を支持する背面部13aとイオン発生装置20の正面側に配されて下面に係合する係合爪13bとを有している。背面部13aに沿ってイオン発生装置20を挿入すると、係合爪13bが挿入方向に垂直な方向に弾性変形してイオン発生装置20の下面に係合する。これにより、イオン発生装置20が落下を防止して保持される。
図6はイオン発生装置20の分解斜視図を示している。イオン発生装置20はイオン発生素子24の正面側と背面側とをそれぞれカバー21、22により覆って形成される。カバー21、22はそれぞれ周面に設けた係合孔21cと係合突起22cとの係合により接合される。
イオン発生素子24はイオンを発生する電極部25、26を有している。正面側のカバー21には電極部25、26に対向する孔部21d、21eが設けられる。電極部25、26は所定距離だけ離隔して設けられ、それぞれ針状の放電電極25a、26aと放電電極25a、26aの周囲に配される環状の誘導電極25b、26bとを有している。
放電電極25aには誘導電極25bに対して正極性の高電圧が印加され、放電電極26aには誘導電極26bに対して負極性の高電圧がそれぞれ印加される。これにより、放電電極25aと誘導電極25bとの間にはコロナ放電により主に空気中の水分が電離してH+イオンが発生する。また、放電電極26aと誘導電極26bとの間にはコロナ放電により主に空気中の酸素が電離してO2 -イオンが発生する。
電極部25から電離により発生したH+イオンは空気中の水分と結合してH+(H2O)mから成る電荷が正のクラスタイオンを形成する。電極部26から電離により発生するO2 -イオンは空気中の水分と結合してO2 -(H2O)nから成る電荷が負のクラスタイオンを形成する。ここで、m、nは任意の自然数である。従って、電極部25はプラスイオンを発生するプラスイオン部を構成し、電極部26はマイナスイオンを発生するマイナスイオン部を構成する。
H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分及び貯蔵物の付着菌の表面で凝集してこれらを取り囲む。そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH2O2(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分等を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、主としてH+(H2O)mから成るプラスイオンと主としてO2 -(H2O)nから成るマイナスイオンとを発生して吹出口4から送出することにより室内の殺菌及び臭い除去を行うことができる。
H+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
H+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H2O2+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
尚、カバー21の孔部21d、21eの内縁は環状の誘導電極25b、26bよりも内側に配され、孔部21d、21eが誘導電極25b、26bよりも小さく形成される。これにより、イオン発生装置20を把持した際に放電電極25a、26a及び誘導電極25b、26bと手指との接触が防止される。従って、各電極に異物が付着することによるイオン発生素子24の劣化を防止することができる。
また、イオン発生素子24は放電電極25a、26a及び環状の誘導電極25b、26bを有しているが、他の構成であってもよい。例えば、誘導電極を省いてもよく、平面状の放電電極を設けてもよい。
プラスイオンを発生する電極部25(プラスイオン部)とマイナスイオンを発生する電極部26(マイナスイオン部)とは隣接した異なる分岐通路12aにそれぞれ面して配される。これにより、プラスイオンとマイナスイオンとの衝突による消滅を低減して吹出口4から送出されるイオンの減少を防止することができる。
また、本体部10の一方の対角上に2つのイオン発生装置20の電極部25が対向配置され、他方の対角上に2つのイオン発生装置20の電極部26が対向配置される。これにより、イオン送出装置1からプラスイオン及びマイナスイオンをそれぞれ分散して送出し、居室内の殺菌や脱臭を均一に行うことができる。
イオン発生素子24の上部には電極部25、26に導通する端子24aが設けられる。端子24aにはカバー21、22内に配されるリード線27を介してコネクタ23が接続される。
コネクタ23には二箇所に柱状部23bが突設され、柱状部23bの周面に環状の溝部23aが形成される。カバー21、22の支持部21a、22aには溝部23aに嵌合するU字状の切欠き部21b、22b(21bは不図示)が形成される。コネクタ23の溝部23aを支持部21a、22aの切欠き部21b、22bで挟持し、コネクタ23が先端を突出してカバー21、22に保持される。この時、溝部23aと切欠き部21b、22bとの間には径方向の隙間が形成され、コネクタ23が正面側と背面側との間を傾倒可能なように遊着される。
イオン発生装置20は保持部13の背面部13aに沿って挿入された際にコネクタ23が本体部10に設けた電源供給用の端子部19(図2参照)に差し込まれる。この時、コネクタ23がカバー21、22に遊着されるため、イオン発生装置20が保持部13への挿入時に傾いてもコネクタ23を確実に端子部19に差し込むことができる。
また、背面側のカバー22には保持部13への挿入方向に延びる案内溝22d(図4参照)が形成される。保持部13の背面部13aには案内溝22dに嵌合する案内突起部13c(図3参照)が設けられる。案内突起部13cの案内によってイオン発生装置20の背面部13aに沿う方向の傾きを低減してイオン発生装置20を容易に背面部13aに沿って挿入することができる。従って、コネクタ23をより確実に端子部19に差し込むことができる。
正面側のカバー21の表面には溝部21fが凹設される。溝部21fはイオン発生装置20を保持部13に挿入する際に係合爪13b(図2参照)が摺動する軌跡上に設けられる。イオン発生装置20の下面に係合する係合爪13bを脱離させてイオン発生装置20を取り出す際に係合爪13bはカバー21上を摺動して溝部21fに係合する。
この時、溝部21fはケース21の表面に凹設されるため係合爪13bがイオン発生装置20の下面よりも浅い係合深さで溝部21fに係合する。また、溝部21fの内周面は平面または曲面の傾斜面に形成される。これにより、係合爪13bが溝部21fに係合した状態からイオン発生装置20を更に引き出して取り外すことができる。
図7はイオン送出装置1の構成を示すブロック図である。イオン送出装置1は各部を制御するマイクロコンピュータから成る制御部40を有している。制御部40にはイオン発生装置20の電極部25、26、イオン発生装置20に設けたID発信部28、送風ファン11、インジケータ15、電源スイッチ41、開閉検知スイッチ42、電源部43、記憶部44、イオン発生装置用タイマー44、フィルター用タイマー46、通信部47が接続される。
イオン発生装置20のID発信部28は各イオン発生装置20に固有のID番号を発信する。電源スイッチ41は居室の側壁等に設けられ、イオン送出装置1をオンオフする。開閉検知スイッチ52は前面パネル2の開閉を検知する。電源部43はイオン送出装置1の各部に電力を供給する。
記憶部44はROM及びRAMから成り、イオン送出装置1の動作プログラムを格納するとともに制御部40による演算結果を一時記憶する。また、記憶部44にはID発信部28から発信されたイオン発生装置20のID番号が記憶される。イオン発生装置用タイマー45(第1タイマー)はイオン発生装置20の駆動時間を計時し、積算時間を保持する。フィルター用タイマー46(第2タイマー)は送風ファン11の駆動時間を計時し、積算時間を保持する。
通信部47はリモートコントローラ48との通信を行う。リモートコントローラ48は使用者の操作によって送風ファン11の動作モードの変更や一時停止等を行う操作部を構成する。また、リモートコントローラ48によってイオン発生装置用タイマー45及びフィルター用タイマー46のリセット操作を行うことができる。
上記構成のイオン送出装置1において、電源スイッチ41の操作によってイオン発生装置20及び送風ファン11が駆動される。また、イオン発生装置用タイマー45及びフィルター用タイマー46によってイオン発生装置20及び送風ファン11の駆動時間が積算される。
送風ファン11の駆動により居室内の空気が吸込口3から送風通路12に流入する。送風通路12に流入した空気は送風ファン11の排気側で複数の分岐通路12aに分岐する。各分岐通路12aを流通する空気にはイオン発生装置20で発生したプラスイオン及びマイナスイオンが混合される。そして、前面パネル2の周部に設けた吹出口4からイオンを含む空気が送出される。これにより、居室内の殺菌及び脱臭を行うことができる。
リモートコントローラ48を操作すると、割り込み処理によって送風ファン11及びイオン発生装置20の一時停止を含む動作モードを可変することができる。この時、インジケータ15によって各動作モードに対応する報知状態で報知される。
また、前面パネル2を開くと開閉検知スイッチ42により検知され、割り込み処理によって送風ファン11及びイオン発生装置20が一時停止される。前面パネル2を閉じると、停止前の動作モードで送風ファン11及びイオン発生装置20の駆動が再開される。
イオン送出装置1の駆動中はフィルターの清掃時期及びイオン発生装置20の交換時期を監視する動作が繰り返し行われる。図8はフィルターの清掃時期を監視するフィルター清掃時期監視処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#11ではフィルターの清掃時期に到達したことを示すフラグF0が1か否かが判断される。フラグF0が1の場合はステップ#15に移行する。
フラグF0が0の場合はステップ#12でフィルター用タイマー46の積算時間が清掃時期(ここでは1500時間)に到達したか否かが判断される。フィルター用タイマー46の積算時間が清掃時期に到達していない場合はフィルター清掃時期監視処理を抜け出る。そして、フィルター清掃時期監視処理の動作が繰り返される。
フィルター用タイマー46の積算時間が清掃時期に到達した場合はステップ#13でフラグF0に1が代入される。ステップ#14では赤色のインジケータ15が点灯し、フィルターの清掃時期であることを報知して使用者にフィルターの清掃を促す。
フィルターの清掃時には作業者は操作ボタン5を押圧して爪部5aと係合部材10cとの係合を解除し、捻りバネ6を支点に回動する前面パネル2を引き出す。これにより、捻りバネ6の係止部6aが係合部材18aに係止されて前面パネル2が吊り下げられ、前面パネル2の開成を開閉検知スイッチ42により検知する。この時、割り込み処理によってイオン発生装置20及び送風ファン11が一時停止される。
前面パネル2の開成によりフィルターを取り出して清掃し、前面パネル2を閉じると開閉検知スイッチ42により前面パネル2の閉成を検知する。これにより、イオン発生装置20及び送風ファン11の駆動が再開される。
ステップ#15では開閉検知スイッチ42の検知によって前面パネル2が開閉されたか否かが判断される。前面パネル2が開閉されていない場合はフィルター清掃時期監視処理を抜け出る。フィルターの清掃によって前面パネル2の開閉を検知した場合はステップ#16に移行する。
ステップ#16ではリモートコントローラ48によってフィルター用タイマー46のリセット操作が行われたか否かが判断される。リセット操作が行われていない場合はフィルター清掃時期監視処理を抜け出る。ステップ#15、#16でフィルター清掃時期監視処理を抜け出た場合は次のフィルター清掃時期監視処理でフラグF0が1のため、ステップ#11の判断によってステップ#15に移行する。
リセット操作が行われた場合はステップ#17でフィルター用タイマー46がリセットされる。ステップ#18ではフラグF0に0が代入される。ステップ#19では赤色のインジケータ15が消灯される。
図9はイオン発生装置20の交換時期を監視するイオン発生装置交換時期監視処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#21ではイオン発生装置20の交換時期に到達したことを示すフラグF1の値が判別される。フラグF1が1の場合はステップ#25に移行し、フラグF1が2の場合はステップ#31に移行する。
フラグF1が0の場合はステップ#22でイオン発生装置用タイマー45の積算時間が交換時期(ここでは17500時間)に到達したか否かが判断される。イオン発生装置用タイマー45の積算時間が交換時期に到達していない場合はステップ#31に移行する。イオン発生装置用タイマー45の積算時間が交換時期に到達した場合はステップ#23でフラグF1に1が代入される。ステップ#24では赤色のインジケータ15が点滅し、イオン発生装置20の交換時期であることを報知して使用者に交換を促す。
ステップ#25ではイオン発生装置用タイマー45の積算時間が交換時期の到達後に更に所定時間(ここでは、1500時間を加算して積算時間が19000時間)が経過したか否かが判断される。該所定時間を計時する別のタイマーを設けてもよい。所定時間が経過していない場合はステップ#31に移行する。所定時間が経過した場合はステップ#26でフラグF1に2が代入される。ステップ#27ではインジケータ15がステップ#24よりも短い周期で点滅し、使用者に対してイオン発生装置20の交換時期の注意をより喚起する。
イオン発生装置20の交換時には上記と同様に、前面パネル2が開かれる。前面パネル2の開成を開閉検知スイッチ42により検知し、割り込み処理によってイオン発生装置20及び送風ファン11が一時停止される。次に、グリル30の両クリップ37を手指で摘持してクリップ37と突出リブ17との係合を解除し、グリル30を取り外す。
次に、作業者がイオン発生装置20を手指で保持しながら係合爪13bをイオン発生装置20の下面から脱離させる。イオン発生装置20を引き出すとコネクタ23が端子部19から外れ、係合爪13aがイオン発生装置20の正面側のカバー21上を摺動して溝部21fに係合する。更にイオン発生装置20を引き出すことによりイオン発生装置20が取り外される。
イオン発生装置20を交換して前面パネル2を閉じると開閉検知スイッチ42により前面パネル2の閉成を検知する。これにより、イオン発生装置20及び送風ファン11の駆動が再開される。
尚、作業者がイオン発生装置20を手指で保持するのを忘れてイオン発生装置20の下面から係合爪13bを脱離させた際に、カバー21、22に保持されたコネクタ23と端子部19との摩擦力によってイオン発生装置20の落下が防止される。また、コネクタ23が端子部19から外れても係合爪13bが溝部21fに係合してイオン発生装置20の落下が防止される。
ステップ#31ではイオン発生装置20のID発信部28から発信されたID番号を読み取り、記憶部44に記憶されたID番号に一致するか否かが判断される。2つのイオン発生装置20のいずれかが未交換の場合はイオン発生装置20のID番号が記憶部44に記憶されるID番号に一致し、イオン発生装置交換時期監視処理を抜け出る。
2つのイオン発生装置20の両方のID番号が記憶部44に記憶されるID番号に一致しない新規のID番号の場合はステップ#32に移行する。ステップ#32ではリモートコントローラ48によってイオン発生装置用タイマー45のリセット操作が行われたか否かが判断される。リセット操作が行われていない場合はイオン発生装置交換時期監視処理を抜け出る。これにより、イオン発生装置20の交換時期に到達している場合はリセット操作を行うまでインジケータ15による報知が継続される。
リセット操作が行われた場合はステップ#33でイオン発生装置用タイマー45がリセットされる。この時、イオン発生装置20の交換と同時にフィルターの清掃も行われたと判断してフィルター用タイマー46がリセットされる。ステップ#34ではフラグF0に0が代入され、フラグF1に0が代入される。ステップ#35ではイオン発生装置20のID番号が記憶部44に記憶される。ステップ#36では赤色のインジケータ15が消灯される。
本実施形態によると、イオン発生装置20のID番号を記憶部44に記憶し、イオン発生装置20の交換時期を計時するイオン発生装置用タイマー45(第1タイマー)のリセット操作をステップ#31の判断によってイオン発生装置20のID番号が記憶部44に記憶されたID番号に一致しないときに受け付けて一致するときに禁止する。
これにより、イオン発生装置20の使用継続中にイオン発生装置用タイマー45のリセット操作が禁止され、リセット操作の誤操作を防止することができる。また、イオン発生装置20を交換時期に到達する前に交換した場合に、新規のID番号の検知によってイオン発生装置用タイマー45をリセットすることができる。従って、イオン発生装置20の交換時期を正確に検知してイオンを安定して送出できるとともに、イオン送出装置1の利便性を向上することができる。
また、作業者によるリモートコントローラ48(操作部)の操作によってイオン発生装置用タイマー45をリセットするので、イオン発生装置20の点検等のために一時的に他のイオン発生装置20を着脱した後に元のイオン発生装置20を取り付けた場合でも、イオン発生装置用タイマー45をリセットせずに継続して計時させることができる。従って、イオン発生装置20の交換時期を正確に検知することができる。
また、リモートコントローラ48(操作部)によるイオン発生装置用タイマー45のリセット操作を行った際に、ステップ#35でイオン発生装置20のID番号を記憶部44に記憶したので、イオン発生装置20を交換してリセット操作を行う前にイオン発生装置20が外れても再度取り付けてリセット操作を行うことができる。従って、イオン送出装置1の利便性をより向上することができる。
また、複数のイオン発生装置20の全てのID番号が記憶部44に記憶されたID番号に含まれないときにイオン発生装置用タイマー45のリセット操作を受け付けるので、複数のイオン発生装置20の交換時期を正確に検知してイオンを安定して送出することができる。
また、イオン発生装置20の交換時期(上記例では17500時間)に到達した後、所定時間(上記例では1500時間)が経過した際にインジケータ15(報知部)を異なる報知状態にしたので、使用者に対してより注意を喚起して交換を促すことができる。
また、送風ファン11の駆動時間を計時するフィルター用タイマー46(第2タイマー)を設け、フィルター用タイマー46の積算時間がフィルターの清掃時期に到達した際にフィルター用タイマー46のリセット操作を受け付けて到達前はリセット操作が禁止される。これにより、フィルターの清掃時期に到達する前に誤操作によるフィルター用タイマー46のリセット操作が防止される。
また、リモートコントローラ48によってイオン発生装置用タイマー45をリセットすると、フィルター用タイマー46がフィルターの清掃時期に到達する前であっても同時にリセットされる。イオン発生装置20の交換時には本体部10内が開放されるため、一般にフィルターの清掃も同時に行われる。このため、イオン発生装置20の交換時にフィルター用タイマーをリセットしてフィルターの清掃時期を正確に検知することができる。
尚、フィルターの清掃時期とイオン発生装置20の交換時期とが重複した場合は赤色のインジケータ15を点滅させる。これにより、イオン発生装置用タイマー45のリセット操作した際にフィルター用タイマー46もリセットされてインジケータ15が消灯する。このため、フィルターの清掃時期の報知とイオン発生装置20の交換時期の報知とを共通のインジケータ15を使用して行うことができる。
本実施形態において、図8、図9に示すフィルタ清掃時期監視処理及びイオン発生装置交換時期監視処理の動作を床面に設置されるイオン送出装置に対して行っても同様の効果を得ることができる。また、イオン発生装置20の交換時期に到達している場合に、リセット操作を行うまでイオン発生装置20及び送風ファン11の駆動を停止してもよい。また、イオン発生装置20の電極部25、26の両方からマイナスイオンを放出してもよい。これにより、リラクゼーション効果や人体内の活性酸素の低減等を図ることができる。
本発明によると、居室内にイオンを送出するイオン送出装置に利用することができる。
1 イオン送出装置
2 前面パネル
2b 面取り
3 吸込口
4 吹出口
5 操作ボタン
5a 爪部
6 捻りバネ
10 本体部
10a 外ケース
10c 係合部材
11 送風ファン
12 送風通路
12a 分岐通路
13 保持部
13a 背面部
13b 係合爪
13c 案内突起部
15 インジケータ
17 突出リブ
18 内ケース
18a 係合部材
19 端子部
20 イオン発生装置
21、22 カバー
21a、22a 支持部
21d、21e 孔部
21f 溝部
22b 切欠き部
22d 案内溝
23 コネクタ
24 イオン発生素子
24a 端子
25、26 電極部
25a、26a 放電電極
25b、26b 誘電電極
27 リード線
28 ID発信部
30 グリル
33、34 開口部
37 クリップ
40 制御部
41 電源スイッチ
42 開閉検知スイッチ
43 電源部
44 記憶部
45 イオン発生装置用タイマー
46 フィルター用タイマー
47 通信部
48 リモートコントローラ
2 前面パネル
2b 面取り
3 吸込口
4 吹出口
5 操作ボタン
5a 爪部
6 捻りバネ
10 本体部
10a 外ケース
10c 係合部材
11 送風ファン
12 送風通路
12a 分岐通路
13 保持部
13a 背面部
13b 係合爪
13c 案内突起部
15 インジケータ
17 突出リブ
18 内ケース
18a 係合部材
19 端子部
20 イオン発生装置
21、22 カバー
21a、22a 支持部
21d、21e 孔部
21f 溝部
22b 切欠き部
22d 案内溝
23 コネクタ
24 イオン発生素子
24a 端子
25、26 電極部
25a、26a 放電電極
25b、26b 誘電電極
27 リード線
28 ID発信部
30 グリル
33、34 開口部
37 クリップ
40 制御部
41 電源スイッチ
42 開閉検知スイッチ
43 電源部
44 記憶部
45 イオン発生装置用タイマー
46 フィルター用タイマー
47 通信部
48 リモートコントローラ
Claims (5)
- 本体部に開口する吸込口と吹出口とを連通させる送風通路と、前記送風通路内に配される送風ファンと、前記送風通路に面してイオンを発生するとともに固有のID番号を発信するID発信部を有したイオン発生装置と、前記ID発信部から発信されたID番号を記憶する記憶部と、前記イオン発生装置の駆動時間を計時する第1タイマーと、第1タイマーのリセット操作を行う操作部と、第1タイマーの積算時間が前記イオン発生装置の交換時期に到達した際に報知する報知部とを備え、前記送風ファンの駆動により前記吸込口から前記送風通路に流入した居室内の空気に前記イオン発生装置で発生したイオンを混合して前記吹出口から送出するイオン送出装置において、
前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致しないときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を受け付けるとともに第1タイマーのリセット操作によって前記報知部の報知状態を解除し、前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に一致するときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を禁止したことを特徴とするイオン送出装置。 - 前記操作部による第1タイマーのリセット操作を行った際に、前記イオン発生装置のID番号を前記記憶部に記憶したことを特徴とする請求項1に記載のイオン送出装置。
- 前記イオン発生装置を複数設け、全ての前記イオン発生装置のID番号が前記記憶部に記憶されたID番号に含まれないときに前記操作部による第1タイマーのリセット操作を受け付けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のイオン送出装置。
- 前記イオン発生装置の交換時期に到達後、所定時間が経過した際に前記報知部を異なる報知状態にしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のイオン送出装置。
- 前記吸込口に配されて塵埃を捕集するフィルターと、前記送風ファンの駆動時間を計時する第2タイマーとを備え、第2タイマーの積算時間が前記フィルターの清掃時期に到達した際に、前記報知部により報知して前記操作部による第2タイマーのリセット操作によって前記報知部の報知状態を解除するとともに、前記フィルターの清掃時期の到達前に前記操作部による第2タイマーのリセット操作を禁止し、前記操作部による第1タイマーのリセット操作時に第2タイマーの計時に拘わらず第2タイマーをリセットしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のイオン送出装置。
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- 2009-07-17 JP JP2009168409A patent/JP5214551B2/ja not_active Expired - Fee Related
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