JP2016087833A - 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用する。【解決手段】定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置から画像形成装置への前記長尺用紙の給紙、画像形成装置での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された前記長尺用紙の排紙装置の排紙において、前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行する画像形成システム、または、この画像形成システムで使用される画像形成装置であって、前記長尺用紙を用いた前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、前記長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム、及び画像形成システム、に関する。特に、ロール紙等の長尺用紙を安定した状態で使用する技術に関する。
画像データに基づいて画像形成するプリンタ等の画像形成装置では、A4やB4といった所定の定形サイズにカットされたカット紙と呼ばれる用紙に対して画像を形成することが一般的である。
一方、この種の画像形成装置において、ロール紙と呼ばれる長尺用紙に画像を形成することも可能である。なお、このような長尺用紙は、宛名やシリアル番号や商品表示などのシール形式のラベルを繰り返し印刷するといった用途で使用されることが多い。
この種の画像形成装置において長尺用紙を使用する場合には、長尺用紙をロールの形で備える給紙装置、長尺用紙に画像形成する画像形成装置、画像形成された長尺用紙をロール形式で巻き取って収容する巻き取り排紙装置が連結される。
そして、このような連結された状態で、画像形成システムを構成している。また、このような画像形成システムにおいて、長尺用紙は、給紙装置と画像形成装置と排紙装置との間で繋がった状態になっている。
ところで、長尺用紙を用いた電子写真方式の画像形成装置では、転写ローラの位置において長尺用紙に対して画像が転写される構造になっている。ここで、長尺用紙に転写された画像は安定した状態になっていないため、定着部において熱や圧力で画像を定着させている。
そして、以上の転写や定着の際には、安定した画像が形成されるように、長尺用紙を一定の搬送速度で搬送させる必要がある。
このような一定速度の用紙搬送のため、画像形成装置前後の給紙装置や排紙装置では、長尺用紙を弛ませておく必要がある。このような、弛み、一定速度搬送、弛みといった搬送を確実に実現するため、搬送経路の側部には搬送ガイド板が設けられている。
ところで、糊剤が裏面に付与された複数枚のラベルを有する長尺用紙の場合に、上述したガイド板と長尺用紙との接触により、長尺用紙の糊剤がガイド板に付着することがある。そして、ガイド板に付着した糊剤が再び長尺用紙に付着するといったことを繰り返し、ラベルに汚れが付着したり、ジャムが発生したり、といった問題が発生することもある。
また、このような糊剤の付着や再付着の他に、長尺用紙から発生する紙粉や、画像形成に使用される定着前の微細粉末状のトナーの飛散などによって、または、紙粉や飛散トナーが糊剤と付着することによって、更にラベルの汚損やジャムが発生することもある。
なお、版を用いて印刷する一般的な印刷装置の場合には、用紙を弛ませる必要がないためガイド板との接触による汚れの心配はない。更に、版によりインクを直接転写するものであるため、定着前のトナー飛散による汚れの心配もない。
このように、長尺用紙を用いて画像形成装置で画像形成を実行する際には、汚れに起因する各種の問題が発生するため、このような問題に対してどのようにメンテナンスを実行して対処するかが非常に重要な問題である。
なお、画像形成装置におけるメンテナンスについては、以下の特許文献などに提案がなされている。
特開2010-264672号公報 特開2011-95325号公報 特開2012-78684号公報
以上の特許文献1(特開2010-264672号公報)では、ある1つのロール紙が給紙されている状態で、別のロール紙を交換することを可能に構成している。これにより、画像形成中にロール紙がなくなったときに、別のロール紙を給紙して、ロール紙様式を特定する。特定した結果、印刷していたロール紙様式と一致すれば、印刷を続行する。ロール紙様式が一致しない場合は、エラーとして印刷を中止する。但し、この特許文献1に記載のものは、給紙〜画像形成〜排紙で長尺用紙が連続して繋がっている画像形成システムでは適用できない技術である。また、装置の汚れや用紙の汚れなどに対処するものではない。
以上の特許文献2(特開2011-95325号公報)では、複数色のトナーを用いる画像形成装置において、オペレータのトナー容器交換作業の手間を省き、画像形成装置のダウンタイムを低減できる画像形成装置を提供している。但し、この特許文献2に記載のものは、トナー交換の際、ニヤエンプティの情報を表示、または交換が近い部品を表示させ同時に交換させることでダウンタイムを軽減するが、装置の汚れや用紙の汚れなどに対処するものではない。
以上の特許文献3(特開2012-78684号公報)では、交換部品と同一属性の部品について、交換部品と同時に交換した方がよい場合にはその旨報知し、同時交換を喚起し得る画像形成装置、画像形成システム及び部品交換方法を提供する。但し、この特許文献3に記載のものは、トナー交換の際に、交換が近い部品を表示させ同時に交換させることでダウンタイムを軽減するが、装置の汚れや用紙の汚れなどに対処するものではない。
本発明は、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決するため、本発明の一側面が反映された画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法は、以下のように構成される。
(1)定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置から画像形成装置への前記長尺用紙の給紙、画像形成装置での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された前記長尺用紙の排紙装置の排紙において、前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行する画像形成システム、または、この画像形成システムで使用される画像形成装置であって、前記長尺用紙を用いた前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、前記長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する。
(2)上記(1)において、データを保持する記憶部を備え、前記制御部は、実行途中であるジョブのデータを前記長尺用紙の交換前に前記記憶部に退避させ、前記長尺用紙の交換後に前記記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であった前記ジョブの画像形成を再開させる。
(3)上記(1)−(2)において、前記制御部は、画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力しない。
(4)上記(1)−(3)において、前記制御部は、画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、カウント結果が所定のプリント実行量に達している場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力するか否かの確認の情報を出力し、前記清掃の必要性の情報の出力に対して了承が得られた場合に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する。
(5)上記(1)−(4)において、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする。なお、プリント実行量のカウント結果として、画像形成装置のメインのカウンタではなく、清掃タイミングに関するプリント実行量のカウント結果をリセットする。
(6)上記(1)−(4)において、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、前記清掃が完了したと確認された場合に前記プリント実行量のカウント結果をリセットする。
(7)上記(1)−(4)において、前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉を検知するセンサを備え、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、前記センサによって前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする。
(8)上記(1)−(4)において、前記画像形成装置又は前記画像形成システム内で前記長尺用紙を搬送する搬送経路の汚損状態を検知するセンサを備え、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、前記センサによって前記搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする。
(9)上記(1)−(8)において、制御部から指示された情報を表示する表示部を備え、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を前記表示部に表示させる。
(10)上記(1)−(8)において、外部の機器と通信する通信部を備え、前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を前記通信部を介して外部の機器に送出する。
本発明の一側面が反映された画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法によると、以下のような効果が得られる。
(1)定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置から画像形成装置への長尺用紙の給紙、画像形成装置での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された長尺用紙の排紙装置の排紙において、長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行し、ジャム等により長尺用紙を交換する必要性が検知された場合には、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、清掃の必要性を示す情報を出力する。
すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と共に、清掃の必要性を示す情報を、表示部や外部装置に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(2)上記(1)において、実行途中であるジョブのデータを長尺用紙の交換前に記憶部に退避させ、長尺用紙の交換後に記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であったジョブの画像形成を再開させる。
すなわち、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になり、また、実行途中のジョブを中断して長尺用紙の交換と搬送経路の清掃とを済ませ、その後に実行途中のジョブを再開することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(3)上記(1)−(2)において、長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、清掃の必要性を示す情報を出力しない。
すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報の出力に単純に連動するのではなく、プリント実行量に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(4)上記(1)−(3)において、前回の清掃からのプリント実行量のカウント結果が所定のプリント実行量に達している場合であって、清掃の必要性の情報の出力に対してユーザの了承が得られた場合に、清掃の必要性を示す情報を出力する。
すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報の出力に単純に連動するのではなく、プリント実行量に応じて適切なタイミングであって、かつ、ユーザが了承した場合において、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングや適切な状況で対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(5)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(6)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、清掃が完了したと確認された場合にプリント実行量のカウント結果をリセットする。
すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(7)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に、画像形成装置又は画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(8)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に、センサによって搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を表示部や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(9)上記(1)−(8)において、制御部から指示された情報を表示する表示部を備え、清掃の必要性を示す情報を表示部に表示させる。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と清掃の必要性を示す情報とを、表示部に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(10)上記(1)−(8)において、外部の機器と通信する通信部を備え、清掃の必要性を示す情報を通信部を介して外部の機器に送出する。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と清掃の必要性を示す情報とを、外部の機器に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して、画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法、画像形成制御プログラムにおいて、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用する実施形態を詳細に説明する。
なお、画像形成装置100や画像形成システムの動作が画像形成制御方法である。また、画像形成装置100や画像形成システムの動作を制御する制御部101の制御は画像形成制御プログラムに基づいて行われる。
〔画像形成システムの構成〕
ここで、給紙装置50と画像形成装置100と排紙装置200とが接続された画像形成システムの構成例を、図1と図2と図3に基づいて詳細に説明する。
給紙装置50は、制御部51と、通信部52と、給紙部55と、給紙調整部56と、搬送部58と、センサ59と、を備えて構成されている。制御部51は、後述する制御部101の指示に基づいて、給紙装置50内の各部を制御する。通信部52は、接続されている画像形成装置100等の他の装置と通信する。給紙調整部56は、給紙部55から給紙される用紙の張り具合を調整しつつ搬送速度の変動を吸収する。給紙部55は、用紙ロールから長尺用紙を画像形成装置100に向けて給紙する。搬送部58は、給紙装置50内で用紙を搬送する。センサ59は、扉50dの開閉状況又は搬送経路の汚損状況の少なくとも一方を検知する。
また、図3において、給紙装置50の扉50dは、用紙交換や清掃の際に開閉される。また、扉50dの開閉結果は、センサ59により検知されて、検知結果は制御部51に通知される。
画像形成装置100は、制御部101と、通信部102と、操作表示部103と、記憶部104と、画像形成搬送部107と、センサ109と、原稿読取部110と、データ記憶部130と、画像処理部140と、画像形成部150と、定着部160と、を備えて構成されている。
制御部101は、画像形成装置100内の各部を制御する。通信部102は、接続されている他の装置(外部機器や給紙装置50や排紙装置200等)と通信する。操作表示部103は、利用者による操作入力の受け付けと画像形成装置100の状態表示とを行う。記憶部104は、各種設定を記憶する。画像形成搬送部107は、装置内で用紙を搬送する。センサ109は、扉100dの開閉状況又は搬送経路や転写ユニットの汚損状況の少なくとも一方を検知する。原稿読取部110は、撮像素子により原稿の画像を読み取って原稿画像データを生成する。データ記憶部130は、画像形成する際の画像データや各種データを記憶する。画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。画像形成部150は、画像形成命令と画像データとに基づいて用紙上に画像を形成する。定着部160は、用紙上に形成されたトナーによる画像を熱と圧力とで安定させる。
また、図3において、画像形成装置100の扉100dは、ジャム用紙除去や清掃の際に開閉(扉開と扉閉)される。また、扉100dの開閉結果は、センサ109により検知されて、検知結果は制御部101に通知される。
また、図1〜図3においては図示されないが、用紙切れ、ジャム発生、用紙サイズ違いなどを検知するセンサを備え、このセンサの検知結果が制御部101に通知される。
なお、制御部101は、後述するように、長尺用紙を用いた給紙と画像形成と排紙とを制御すると共に、長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する。
また、制御部101は、実行途中であるジョブのデータを長尺用紙の交換前にデータ記憶部130に退避させ、長尺用紙の交換後にデータ記憶部140から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であったジョブの画像形成を再開させる。
なお、この記憶部130としては、画像形成装置100の電源オフ時にも待避させたデータを保持しておく必要があるため、ハードディスク装置のような不揮発性記憶部や、電源オフ操作に関係なく電源が常時供給され続けるDRAM記憶部など、各種の記憶部を用いることが可能である。
また、制御部101は、画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力しない。
画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、カウント結果が所定のプリント実行量に達している場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力するか否かの確認の情報を出力し、清掃の必要性の情報の出力に対して了承が得られた場合に、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置100の再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
なお、画像形成装置100の再起動とは、操作表示部103の電源スイッチがオフされた後に、電源スイッチがオンされたことを意味する。また、画像形成装置100の再起動とは、画像形成装置100が画像形成システムに含まれる場合には、画像形成システムの再起動と同義である。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置100の再起動が検知された場合には、画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、清掃が完了したと確認された場合にプリント実行量のカウント結果をリセットする。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、センサ109によって扉100dの開閉が検知され、更に画像形成装置100の再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、センサ109によって搬送経路や転写ユニットの汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置100の再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を操作表示部103に表示させる。
また、制御部101は、画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を通信部102を介して外部の機器(ネットワーク接続されたコンピュータ等)に送出する。
排紙装置200は、制御部201と、通信部202と、排紙調整部205と、搬送部206と、排紙部208と、センサ209と、を備えて構成されている。制御部201は、制御部101の制御に基づいて、排紙装置200内の各部を制御する。通信部202は、接続されている画像形成装置100等の他の装置と通信する。排紙調整部205は、画像形成装置100から排紙される用紙の張り具合を調整しつつ搬送速度の変動を吸収する。搬送部206は、排紙装置200内で用紙を搬送する。排紙部208は、画像形成装置100からの長尺用紙を巻き取りつつ、用紙ロールとして排紙する。センサ209は、扉200dの開閉状況又は搬送経路や転写ユニットの汚損状況の、少なくとも一方を検知する。
また、図3において、排紙装置200の扉200dは、用紙ロール交換やジャム用紙除去や清掃の際に開閉される。また、扉200dの開閉結果は、センサ209により検知されて、検知結果は制御部201に通知される。
図2では、給紙装置50,画像形成装置100,排紙装置200による画像形成システムとして、不定形の長尺用紙を扱う場合を具体例として示している。ここで、長尺用紙とは、定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い用紙を意味している。また、定形サイズの用紙とは、A4やB4やレターサイズなど、一定の大きさが定まった用紙を意味している。
また、図2において、画像形成部150として複数色で画像形成を行うものを示しているが、これに限定されず、モノクロの画像形成を行う画像形成部150であっても良い。
また、図2の排紙装置200において、長尺用紙上のラベルをはがし、長尺用紙の台紙部分を連続した状態の用紙ロールとして回収する構成であっても良い。
なお、給紙や画像形成や排紙に関しては各種の構造が考えられるため、図2では一例を示しており、この形態に限定されるものではない。
〔画像形成装置、画像形成システムの全体動作〕
以下、図4及び図5のフローチャートと、図6以降の各種説明図を参照して、本実施形態の全体動作説明を行う。
〔通常動作〕
なお、本実施形態の画像形成システムは、定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置50から画像形成装置100への長尺用紙の給紙、画像形成装置100での長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された長尺用紙の排紙装置200での排紙において、長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行するものである。
制御部101は画像形成すべきジョブを受信する。ここで、制御部101は、通信部102と通信部52とを介して、プリントの開始を給紙装置50の制御部51に通知する。同様に、制御部101は、通信部102と通信部202とを介して、プリントの開始を排紙装置200の制御部201に通知する。
これにより、給紙装置50において、制御部51は、給紙装置50内で給紙を制御する。すなわち、紙部55の用紙ロールからの長尺用紙を、給紙調整部56で張り具合を調整しつつ、搬送部58で画像形成装置100に向けて搬送する。
画像形成装置100において、制御部101の制御に基づいて、給紙装置50からの長尺用紙に対して、画像形成部150で画像形成を実行する。
そして、排紙装置200において、画像形成装置100で画像形成された長尺用紙を、制御部201の制御に基づいて、排紙調整部205で長尺用紙の張り具合を調整しつつ搬送部206で搬送し、排紙部208において用紙ロールとなるように排紙する。
以上のようにして、給紙装置50と、画像形成装置100と、排紙装置200の画像形成システムにおいて、長尺用紙を連続した状態にしつつプリント(給紙、画像形成、排紙)を実行する(図4中のステップS101)。
この際に、制御部101は、通常のトータルカウンタで画像形成される用紙長をカウントすると共に、清掃カウンタにおいて前回の清掃実施からの画像形成される用紙長をカウントする。なお、この清掃カウンタとしては、用紙長そのものをカウントする代わりに、プリントする画像の副走査方向長と画像数とを乗じて求めるようにしても良い。
なお、トータルカウンタでは、画像形成装置の記録として、画像形成される用紙長がリセットされることなくカウントされる。一方、清掃カウンタでは、画像形成システム内の清掃実施時にカウント結果をリセットし、次の清掃実施時までに画像形成される用紙長をカウントする。すなわち、清掃に関連するプリント実行量を、清掃カウンタでカウントしている。
また、この実施形態では、長尺用紙を用いているため、画像形成される用紙長がプリント実行量に相当する。
なお、清掃カウンタでは、図6の設定画面103G1にあるように、清掃についての表示を行うか否かの設定項目103G1aと、画像形成システム内の清掃が推奨される状態の最小距離の設定項目103G1bと、画像形成システム内の清掃が推奨される状態の最大距離の設定項目103G1cと、設定項目に数値を入力するための数値入力部103G1dと、が設けられている。
ここで、プリント実行量が最小距離〜最大距離の範囲が、画像形成システム内の清掃が推奨される状態(清掃推奨状態)に該当する。また、プリント実行量が最大距離を超えると、画像形成システム内の清掃が必要とされる状態(清掃必要状態)に該当する。また、このプリント実行量の最小距離と最大距離とは、画像形成装置100の出荷時に予め定められた標準値が存在しており、ユーザがこの標準値を変更可能であることが望ましい。
このようなプリントの実行中に、制御部101は、用紙ジャム、用紙切れ、用紙不一致(用紙サイズや紙種の不一致)などにより用紙交換をするための停止の有無を監視している(図4中のステップS103)。
また、以上のようなプリントの実行中に用紙交換の停止が発生していなければ(図4中のステップS103でNO)、制御部101は、清掃カウンタのカウント結果を参照し、清掃必要状態に該当するか否かを監視している(図4中のステップS104)。この清掃必要状態とは、操作表示部103に表示される設定画面103G1(図6参照)で設定されたプリント実行量の最大距離を超えた場合に該当する。例えば、図6の状態では、前回の清掃実施からの画像形成により、150m分の長尺用紙にプリントした場合が該当する。
ここで、清掃必要状態に該当していなければ(図4中のステップS104でNO)、制御部101は、引き続きプリントの実行(図4中のステップS101)中に、清掃カウンタのカウント(図4中のステップS102)、用紙交換の停止監視(図4中のステップS103)を続ける。
一方、清掃必要状態に該当していれば(図4中のステップS104でYES)、制御部101は、清掃が必要であることをユーザに告知する表示画面(清掃必要状態告知画面103G2b、図7参照)を、操作表示部103の表示画面103G2上にポップアップ表示する(図4中のステップS105)。なお、この清掃必要状態告知画面103G2bでは、メッセージ領域103G2aの標準メッセージとは別に、清掃必要状態に合致していて画像形成システム内の清掃が必須であることをポップアップ表示している。
また、制御部101は、プリント中に以上のような清掃必要状態になった場合には、プリントを一時停止させるように画像形成システム内の各部を制御する。
また、以上のようなプリントの実行中に用紙交換の停止が発生すれば(図4中のステップS103でYES)、制御部101は、発生状況に応じて、適切な対処(用紙交換等)を促す用紙交換催促メッセージ103G3a(図8参照)を操作表示部103の表示画面103G3上に表示する(図4中のステップS106)。なお、この用紙交換催促メッセージ103G3aでは、表示画面103G3上のメッセージ領域に、ジャム紙除去指示や用紙交換指示や用紙補充指示などのメッセージが表示されている。
また、以上のようにプリントの実行中に用紙交換の停止が発生した際に(図4中のステップS103でYES)、制御部101は、清掃カウンタのカウント結果を参照し、清掃推奨状態に該当するか否かを監視している(図4中のステップS107)。
この清掃推奨状態とは、操作表示部103に表示される設定画面103G1(図6参照)で設定されたプリント実行量の最小距離以上・最大距離以下の範囲にプリント実行量が該当している場合である。例えば、図6の状態では、前回の清掃実施からの画像形成により100m〜150m分の長尺用紙にプリントした場合が該当する。
ここで、清掃推奨状態に該当していなければ(図4中のステップS107でNO)、ユーザは、制御部101の指示(図6参照)に従って従来と同様の通常の用紙交換を実行する(図4中のステップS108)。
なお、用紙切れ、紙種サイズ不一致時、ジャム発生時等の場合の用紙交換としては、電源オフ状態において、以下の(a1)〜(a5)のような一連の作業を行う。
(a1)給紙装置50の給紙部55に用紙ロールをセットする。
(a2)排紙装置200の排紙部208に排紙巻き取り用の芯をセットする。
(a3)給紙装置50の給紙部55から長尺用紙を画像形成装置100の給紙部にセットする。
(a4)操作表示部103の紙送りボタンを押下して長尺用紙を画像形成装置100内で搬送する。
(a5)画像形成装置100の排紙口から長尺用紙が出たら、排紙装置200の排紙部208の巻き取り用の芯にテープで固定する。
また、ここで、清掃推奨状態に該当している場合であって(図4中のステップS107でYES)、清掃が推奨されることを示す画面を表示して良いとユーザにより設定されている場合(図4中のステップS109でYES)、制御部101は、清掃が推奨されることをユーザに告知する清掃推奨状態告知画面103G3b、図9参照)を操作表示部103の表示画面103G3上にポップアップ表示する(図4中のステップS110)。
なお、清掃が推奨されることを示す画面を表示して良いとユーザにより設定されている場合(図4中のステップS109でYES)とは、「清掃推奨状態告知画面を表示しますか [はい][いいえ]」のような設定画面にて予め[はい]が選択されている場合、又は、清掃推奨状態になった時点で「清掃推奨状態告知画面を表示しますか [はい][いいえ]」のようなポップアップ画面にて[はい]が選択された場合、などが該当する。
あるいは、清掃が推奨されることを示す画面を表示して良いか否かの設定や問い合わせが存在せずに、強制的に清掃推奨状態告知画面103G3bを表示する場合を、以上と同様に清掃推奨状態告知画面を表示して良い場合と扱っても良い。
なお、清掃推奨状態に該当している場合であって(図4中のステップS107でYES)、清掃が推奨されることを示す画面を表示しないとユーザにより明確に設定された場合には、制御部101は、清掃が推奨されることをユーザに告知する表示画面(清掃推奨状態告知画面103G3b、図9参照)を操作表示部103にポップアップ表示しない(図4中のステップS109でNO)。
以上のようにして、清掃必要状態告知画面103G2b(図7参照)を操作表示部103の表示画面103G2上に表示した場合(図4中のステップS105)と、清掃推奨状態告知画面103G3b(図9参照)を操作表示部103の表示画面103G3上に表示した場合(図4中のステップS110)において、制御部101は、プリントを実行中であるか否かを監視している(図4中のステップS111)。
清掃必要状態告知画面103G2bを操作表示部103に表示した場合、又は、清掃推奨状態告知画面103G3bを操作表示部103に表示した場合において、プリントを実行中であれば(図4中のステップS111でYES)、制御部101は、実行中のプリントのジョブデータをデータ記憶部140等に退避させる(図4中のステップS112)。
また、清掃必要状態告知画面103G2bを操作表示部103に表示した場合、又は、清掃推奨状態告知画面103G3bを操作表示部103に表示した場合において、プリントを実行中でない場合(図4中のステップS111でNO)、例えば、実行中のプリントの最終頁を出力した時点などでは、実行途中のジョブは存在しないため、制御部101はデータの退避を行わない。
ユーザは、操作表示部103にポップアップ表示された清掃必要状態告知画面103G2bを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオフにして(図4中のステップS113)、画像形成システム内の用紙搬送経路や転写ユニットの清掃を実行する(図4中のステップS114)。
また、ユーザは、操作表示部103に表示された用紙交換催促メッセージ103G3aと清掃推奨状態告知画面103G3bとを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオフにして(図4中のステップS113)、用紙を交換すると共に画像形成システム内の用紙搬送経路や転写ユニットの清掃を実行する(図4中のステップS114)。
なお、清掃としては、電源オフ状態で、以下の(b1)〜(b7)のような一連の作業を行う。
(b1)画像形成装置100の内部から長尺用紙を取り除く。
(b2)画像形成部150の転写ユニットを引き出して取り外す。
(b3)取り外した画像形成部150の転写ユニットについて、残トナー、紙粉、糊などの付着物を除去する。
(b4)定着部160の定着ローラについて、トナー、紙粉、糊などの付着物を除去する。
(b5)搬送部107各部の搬送ローラとガイド板について、トナー、紙粉、糊などの付着物を除去する。
(b6)画像形成部150の転写ユニットを元の位置に戻す。
(b7)上述した(a3)〜(a5)に準拠して画像形成装置100内に長尺用紙をセットする。
また、清掃と用紙交換とを共に実行する場合には、上述した(b1)〜(b7)、(a1)〜(a5)を連続して実行すれば良い。
そして、以上の清掃や用紙交換作業を完了したユーザは、操作表示部103に表示された清掃必要状態告知画面103G2bや清掃推奨状態告知画面103G3bを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオンにする(図4中のステップS115)。
操作表示部103の電源スイッチでの電源オンを検知した制御部101は、実行中のプリントのジョブデータをデータ記憶部140等に退避させていれば(図4中のステップS116でYES)、退避させたジョブデータをデータ記憶部130等から読み出して展開する(図4中のステップS117)。なお、退避させたジョブデータが存在しなければ(図4中のステップS116でNO)、制御部101は特に何もしない。
なお、操作表示部103の電源スイッチがオンされた時点で、制御部101は、清掃完了をユーザに確認する清掃完了確認画面103G4b、図10参照)を操作表示部103の表示画面103G4上にポップアップ表示しても良い。
そして、制御部101は、以上のようにしてユーザが清掃(図4中のステップS114)を実行した場合には、清掃カウンタのリセット処理を実行する(図4中のステップS118)。
この清掃カウンタのリセット処理について、ステップS118のサブルーチンであるフローチャート(図5参照)を用いて説明する。
画像形成装置100内部においてセンサ109が残トナーや紙粉や糊の付着状態を検知する場合には(図5中のステップS1181でYES)、そのセンサ109の検知結果が正常(汚損なし又は汚損状態が正常レベル)であるかを確認する(図5中のステップS1182)。
画像形成装置100内部のセンサ109が汚損を検知しない(図5中のステップS1181でNO)が、センサ109が画像形成装置100の扉100dの開閉を検知する場合(図5中のステップS1183でYES)には、センサ109の検知結果で扉開閉(扉開と扉閉)が発生したかを確認する(図5中のステップS1184)。
画像形成装置100内部に汚損検知用のセンサも扉開閉検知用のセンサも存在しない場合において(図5中のステップS1181でNO、S1183でNO)、制御部101が、清掃完了をユーザに確認する清掃完了確認画面103G4b、図10参照)を操作表示部103の表示画面103G3上にポップアップ表示する場合(図5中のステップS1185でYES)には、清掃完了確認画面103G4bを介してユーザから清掃確認の報告(図10中の103G4cのクリック)が得られたかを確認する(図5中のステップS1186)。
なお、以上の説明ではセンサ109の検知結果を用いているが、制御部101は、センサ59やセンサ209の検知結果を参照しても良い。
但し、画像形成装置100内の搬送経路や転写ユニットの汚損状況の影響が、用紙汚れやジャム発生に対して最も大きいため、センサ109の検知結果のみを参照することが望ましい。
センサ109による搬送経路や転写ユニットの汚損状況の検知結果が正常(汚損なし又は汚損状態が正常レベル)である場合(図5中のステップS1182でYES)、清掃が正常になされているため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセット(図5中のステップS1187)して処理を終了する。一方、センサ109の検知結果が正常でない(汚損あり又は汚損状態が正常レベル以外)場合(図5中のステップS1182でNO)、清掃が正常になされていないため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセットせずに処理を終了する(図5中のリターン)。
センサ109により扉開閉有りと検知された場合(図5中のステップS1184でYES)、清掃がなされていると推測できるため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセット(図5中のステップS1187)して処理を終了する。一方、センサ109で扉開閉が検知されない場合(図5中のステップS1184でNO)、清掃が全くなされていないため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセットせずに処理を終了する(図5中のリターン)。
清掃完了確認画面103G4bによりユーザが清掃完了と報告された場合(図5中のステップS1186でYES、図10中の103G4cのクリック)、清掃がなされていると推測できるため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセット(図5中のステップS1187)して処理を終了する。一方、清掃完了確認画面103G4bでユーザから清掃完了が報告されない場合(図5中のステップS1186NO)、清掃がなされていないため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセットせずに処理を終了する(図5中のリターン)。
また、センサ109が存在せず、清掃完了確認画面103G4bの表示も無い場合(図5中の、ステップS1181でNO、ステップS1183でNO、ステップS1185でNO)、清掃実行を確認する手段が存在しないものの、操作表示部103に表示された清掃必要状態告知画面103G2bや清掃推奨状態告知画面103G3bを参照してユーザが清掃を実行した可能性があるため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセット(図5中のステップS1187)して処理を終了する。
なお、ユーザの設定によって、清掃が推奨されることをユーザに告知する表示画面(清掃推奨状態告知画面103G3b、図9参照)を操作表示部103にポップアップ表示しない場合(図4中のステップS109でNO)にも、ユーザが清掃を実行した可能性があるため、制御部101は、清掃カウンタのカウント値をリセット(図5中のステップS1187)して処理を終了する。
そして、図4のフローチャートに戻り、清掃カウンタのリセット処理(図4中のステップS118)を実行した後、実行中のプリントジョブについてプリント途中であれば(図4中のステップS119でNO)、ステップS101に戻って以上の各ステップの処理(図4中のステップS101〜S118)を繰り返す。
一方、清掃カウンタのリセット処理(図4中のステップS118)を実行した後、プリントジョブが完了していれば(図4中のステップS119でYES)、以上のプリント処理を終了する(図4中のエンド)。
以上のフローチャートに示した本実施形態の処理の一例を時系列的な具体例のタイムチャート(図11参照)で示すと以下のようになる。
まず、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチがオンされる(図11中の電源(a))。そして、任意のタイミングで制御部101の制御に応じてプリントが開始される(図11中のプリント(b))。これに伴って、制御部101の制御により、トータルカウンタと清掃カウンタがカウントを実行する(図11中のトータルカウンタ、清掃カウンタ)。
そして、何らかの原因で長尺用紙の搬送経路のいずれかの位置でジャムが発生する(図11中のイベント(c))。ジャムが検知されると、制御部101は、長尺用紙の搬送とプリントとを停止させ(図11中の画像形成(d))、トータルカウンタと清掃カウンタのカウントも停止させる(図11中のトータルカウンタ、清掃カウンタ(e))。
ここで、制御部101は、用紙交換催促メッセージ103G3aを操作表示部103に表示する(図11中の用紙交換画面表示(f))。また、制御部101は、清掃カウンタが105枚である。100枚以上を清掃推奨状態と設定した場合であれば、清掃推奨状態になっている。このため、清掃推奨状態告知画面103G3bを操作表示部103に表示する(図11中の清掃画面表示(g))。
ユーザは、操作表示部103に表示された用紙交換催促メッセージ103G3aと清掃推奨状態告知画面103G3bとを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオフにして(図11中の電源(h))、用紙を交換すると共に画像形成システム内の用紙搬送経路や転写ユニットの清掃を実行する。
そして、以上の清掃や用紙交換作業を完了したユーザは、操作表示部103に表示された清掃推奨状態告知画面103G3bを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオンにする(図11中の電源(i))。
ここで、制御部101は、ユーザが清掃を実施したと判断した場合には、清掃カウンタのカウント値をリセットする(図11中の清掃カウンタ(j))。また、制御部101は、プリント動作を再開する(図11中のプリント(k))。
また、画像形成中に長尺用紙が用紙切れになったとする(図11中のイベント(m))。用紙切れが検知されると、制御部101は、長尺用紙の搬送とプリントとを停止させ(図11中の画像形成(n))、トータルカウンタと清掃カウンタのカウントも停止させる(図11中のトータルカウンタ、清掃カウンタ(o))。
ここで、制御部101は、用紙交換催促メッセージ103G3aを操作表示部103に表示する(図11中の用紙交換画面表示(p))。なお、制御部101は、清掃カウンタが60枚である。ここで、100以上を清掃推奨状態と設定した場合であれば、清掃推奨状態ではない。このため、清掃推奨状態告知画面103G3bは表示しない。
ユーザは、操作表示部103に表示された用紙交換催促メッセージ103G3aを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオフにして(図11中の電源(q))、用紙を交換する。
そして、以上の用紙交換作業を完了したユーザは、操作表示部103に表示された清掃推奨状態告知画面103G3bを参照し、画像形成装置100の操作表示部103の電源スイッチをオンにする(図11中の電源(r))。
ここで、制御部101は、清掃を実施したとは判断しないため、清掃カウンタのカウント値をリセットしない。そして、制御部101は、プリント動作を再開する(図11中のプリント(s))。
〔その他の実施形態〕
なお、以上の説明において、制御部101は、清掃の必要性を示す情報(清掃推奨告知画面に関する画像情報や清掃推奨告知に関するメッセージ等)を操作表示部103に表示する以外に、通信部102を介して外部装置に対して出力することも可能である。この外部装置としては、コンピュータ、携帯端末などが該当する。
また、以上の説明では、画像形成装置100内の制御部101が各種制御を行うようにしていたが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置100と通信可能な外部PCが上述した各種制御を実行することも可能である。また、画像形成装置100と通信可能な外部PC内のプリンタドライバが上述した各種制御を実行することも可能である。
また、長尺用紙を取り扱う画像形成装置や画像形成システムであって、上述した実施形態の動作を実行できるものであれば、図1や図2の具体的構成に限定されるものではない。
〔実施形態により得られる効果〕
以上説明してきた画像形成装置100,画像形成システム,制御方法、画像形成制御方法、画像形成制御プログラムにおいて、以下に列記するような効果が得られる。
(1)定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置50から画像形成装置100への長尺用紙の給紙、画像形成装置100での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された長尺用紙の排紙装置200の排紙において、長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行し、ジャム等により長尺用紙を交換する必要性が検知された場合には、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、清掃の必要性を示す情報を出力する。
以上のように、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と共に、清掃の必要性を示す情報を、操作表示部103や外部装置に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
すなわち、長尺用紙を用いた電子写真方式の画像形成装置では、転写や定着の際に安定した画像が形成されるように長尺用紙を一定の搬送速度で搬送させるため、長尺用紙を弛ませておく必要があり、搬送経路のガイド板等にラベルの糊剤が付着しやすい問題がある。また、ガイド板に付着した糊剤が再び長尺用紙に付着するといったことを繰り返し、ラベルに汚れが付着したり、ジャムが発生したり、といった問題が発生することもある。このような状況でも、本実施形態によれば長尺用紙を安定した状態で使用することが可能になる。
(2)上記(1)において、実行途中であるジョブのデータを長尺用紙の交換前に記憶部に退避させ、長尺用紙の交換後に記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であったジョブの画像形成を再開させる。すなわち、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になり、また、実行途中のジョブを中断して長尺用紙の交換と搬送経路の清掃とを済ませ、その後に実行途中のジョブを再開することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(3)上記(1)−(2)において、長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、清掃カウンタのカウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、清掃の必要性を示す情報を出力しない。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報の出力に単純に連動するのではなく、プリント実行量に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(4)上記(1)−(3)において、前回の清掃からのプリント実行量のカウント結果が所定のプリント実行量に達している場合であって、清掃の必要性の情報の出力に対してユーザの了承が得られた場合に、清掃の必要性を示す情報を出力する。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報の出力に単純に連動するのではなく、プリント実行量に応じて適切なタイミングであって、かつ、ユーザが了承した場合において、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングや適切な状況で対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(5)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置100又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(6)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置100又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報(清掃完了確認画面など)を出力し、清掃が完了したと確認された場合にプリント実行量のカウント結果をリセットする。すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(7)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に、画像形成装置100又は画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置100又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(8)上記(3)−(4)において、清掃の必要性を示す情報を出力した後に、センサによって搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置100又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、プリント実行量のカウント結果をリセットする。すなわち、ある清掃実行から次の清掃実行までのプリント実行量をカウントし、このカウント結果に応じて適切なタイミングで、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103や外部装置に対して出力することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れを適切なタイミングで対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(9)上記(1)−(8)において、制御部から指示された情報を表示する操作表示部103を備え、清掃の必要性を示す情報を操作表示部103に表示させる。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と清掃の必要性を示す情報とを、操作表示部103に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
(10)上記(1)−(8)において、外部の機器と通信する通信部102を備え、清掃の必要性を示す情報を通信部を介して外部の機器に送出する。すなわち、長尺用紙の交換の必要性を示す情報と清掃の必要性を示す情報とを、外部の機器に対して出力することで、画像形成システム内の搬送経路のガイド板の汚損や清掃必要性を確実にユーザに告知することが可能になる。この結果、長尺用紙が連続した状態になるように給紙と画像形成と排紙を行う際に、搬送経路の汚れや用紙の汚れに対処し、長尺用紙を安定した状態で使用できる。
50 給紙装置
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
107 画像形成搬送部
110 原稿読取部
130 データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
160 定着部
200 排紙装置

Claims (31)

  1. 定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置から画像形成装置への前記長尺用紙の給紙、画像形成装置での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された前記長尺用紙の排紙装置の排紙において、前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行する画像形成システムで使用される画像形成装置であって、
    前記長尺用紙を用いた前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、前記長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. データを保持する記憶部を備え、
    前記制御部は、実行途中であるジョブのデータを前記長尺用紙の交換前に前記記憶部に退避させ、
    前記長尺用紙の交換後に前記記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であった前記ジョブの画像形成を再開させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、
    前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力しない、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントしており、
    カウント結果が所定のプリント実行量に達している場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力するか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃の必要性の情報の出力に対して了承が得られた場合に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃が完了したと確認された場合に前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉を検知するセンサを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、前記センサによって前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置又は前記画像形成システム内で前記長尺用紙を搬送する搬送経路の汚損状態を検知するセンサを備え、
    前記制御部は、
    前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に、前記センサによって前記搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 制御部から指示された情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 外部の機器と通信する通信部を備え、
    前記制御部は、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を前記通信部を介して外部の機器に送出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を使用し、給紙装置から画像形成装置への前記長尺用紙の給紙、画像形成装置での前記長尺用紙に対する画像形成、及び画像形成された前記長尺用紙の排紙装置の排紙において、前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ給紙と画像形成と排紙とを実行するように画像形成装置又は画像形成システムを制御する画像形成制御方法であって、
    前記給紙又は前記画像形成又は前記排紙のいずれかにおいて前記長尺用紙を交換する必要性があるか否かを検知し、
    前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、前記長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力すると共に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  12. 実行途中であるジョブのデータを前記長尺用紙の交換前に記憶部に退避させ、
    前記長尺用紙の交換後に前記記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であった前記ジョブの画像形成を再開させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成制御方法。
  13. 画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントし、
    前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力しない、
    ことを特徴とする請求項11又は請求項12のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  14. 画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントし、
    カウント結果が所定のプリント実行量に達している場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力するか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃の必要性の情報の出力に対して了承が得られた場合に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  15. 前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  16. 前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃が完了したと確認された場合に前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  17. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉を検知し、
    前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  18. 画像形成装置又は画像形成システム内で長尺用紙を搬送する搬送経路の汚損状態を検知し、
    画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に前記搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ことを特徴とする請求項13乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  19. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を表示部に表示させる、
    ことを特徴とする請求項11乃至請求項18のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  20. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を通信部を介して外部の機器に送出する、
    ことを特徴とする請求項11乃至請求項19のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  21. 定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を画像形成装置へ給紙する給紙装置、
    前記長尺用紙に対して画像形成する画像形成装置、
    前記画像形成装置で画像形成された前記長尺用紙を排紙する排紙装置、
    前記給紙又は前記画像形成又は前記排紙のいずれかにおいて前記長尺用紙を交換する必要性があるか否かを検知するセンサ、
    前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを制御し、前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合に、前記長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力すると共に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する制御部、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  22. 実行途中であるジョブのデータを前記長尺用紙の交換前に記憶部に退避させ、
    前記長尺用紙の交換後に前記記憶部から実行途中のジョブのデータを呼び出して、実行途中であった前記ジョブの画像形成を再開させる、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項21に記載の画像形成制御プログラム。
  23. 画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントし、
    前記長尺用紙を交換する必要性が検知された場合において、カウント結果が所定のプリント実行量に達していなければ、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力しない、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項21又は請求項22のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  24. 画像形成を実行する際に前回の清掃からのプリント実行量をカウントし、
    カウント結果が所定のプリント実行量に達している場合に、長尺用紙の交換の必要性を示す情報を出力するのに併せて、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力するか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃の必要性の情報の出力に対して了承が得られた場合に、前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項21乃至請求項23のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  25. 前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項23乃至請求項24のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  26. 前記画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記画像形成システム内の清掃が完了したか否かの確認の情報を出力し、
    前記清掃が完了したと確認された場合に前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項23乃至請求項24のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  27. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に画像形成装置又は画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉を検知し、
    前記画像形成装置又は前記画像形成システムのいずれかの位置の扉の開閉が検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項23乃至請求項24のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  28. 画像形成装置又は画像形成システム内で長尺用紙を搬送する搬送経路の汚損状態を検知し、
    画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を出力した後に前記搬送経路の汚損状態が正常であると検知され、更に画像形成装置又は画像形成システムの再起動が検知された場合には、前記プリント実行量のカウント結果をリセットする、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項23乃至請求項24のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  29. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を表示部に表示させる、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項21乃至請求項28のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  30. 画像形成システム内の清掃の必要性を示す情報を通信部を介して外部の機器に送出する、
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項21乃至請求項29のいずれか一項に記載の画像形成制御プログラム。
  31. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置と、
    定形サイズの用紙よりも搬送方向の用紙長が長い長尺用紙を前記画像形成装置へ給紙する給紙装置と、
    前記画像形成装置で画像形成された前記長尺用紙を排紙する排紙装置と、
    前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを制御する制御部と、
    を有し、前記長尺用紙が連続した状態となるようにしつつ前記給紙と前記画像形成と前記排紙とを実行する画像形成システム。
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