JP2018187837A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018187837A JP2018187837A JP2017091960A JP2017091960A JP2018187837A JP 2018187837 A JP2018187837 A JP 2018187837A JP 2017091960 A JP2017091960 A JP 2017091960A JP 2017091960 A JP2017091960 A JP 2017091960A JP 2018187837 A JP2018187837 A JP 2018187837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- printing
- wireless tag
- printing apparatus
- issued
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
Description
また、クリーニングシートにてサーマルヘッドのクリーニングを行うプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方面が印字面で他方面が貼付面からなるラベル用紙が中空の管体に巻回されたラベル用紙ロールからラベル用紙を繰り出し、該繰り出されたラベル用紙に印字を施し枚葉状のラベルを発行する印刷装置であって、
前記ラベル用紙の印字面に印字を施す印字手段と、
前記印字手段によって発行されるラベルの発行枚数を表示部に表示する表示手段と、
前記印字手段、及び前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記発行された枚葉状のラベルの発行枚数が所定の枚数以上、又は印字手段によるラベル発行に用いられたラベル用紙の走行距離が所定の走行距離以上の場合、前記発行されたラベルの発行枚数または残量と、印刷装置の清掃を促す報知情報を目視容易に前記表示部に表示させる処理を行うことを特徴とする。
印刷装置は、所定の期間よりも短い時期に清掃を行わなければならない状況に至ったとしても、オペレータの操作や作業負担を最小限にし、印字不具合を軽減させることができる。
また、当該用紙ロールにおける走行距離と印刷履歴を印刷毎に記憶するので、各印刷時の不具合を知ることができるとともに、正しいラベル残量を知ることができ、更には、不具合により印刷できなかった印刷履歴に基づいて再発行を他の印刷装置(プリンタ)にて行うこともできる。
通信部181は、アンテナ、変調回路、復調回路、などを有する。通信部181は、制御部182の制御により、データ通信を行う。
非接触無線タグ18の記憶部183は、不揮発性メモリまたは揮発性メモリなどで構成され、本発明に係る固有情報(ID情報)、発行情報、制御プログラム、などを記憶する。発行情報は、発行履歴情報、発行エラー情報、ラベルロールにおける走行距離などである。非接触無線タグ18は揮発性メモリを搭載した場合、電池などの電源を備える。
そして、用紙ロール1(ラベルロール)から引き出される台紙レスラベル用紙1aは、案内ローラ8を介して印字部3の印字ヘッド3aとプラテンローラ3bとの間に供給され、プラテンローラ3bの駆動回転により、台紙レスラベル用紙1aが引き出されるように構成されている。
尚、図2に示した例では、用紙ロール1(ラベルロール)の側部近傍にリーダ/ライタ16を設けたが、この形態に限られるものではない。例えば、ロール支持軸に、用紙ロール1(ラベルロール)の中空部を貫装させ、そのロール支持軸により用紙ロール1を回転自在に支持した構造を備える包装装置の場合、そのロール支持軸にリーダ/ライタ16を設けてもよい。ロール支持軸に設けられたリーダ/ライタ16と、用紙ロールの中空部に設けた非接触無線タグ18とが近距離にて通信を行うことができ、リーダ/ライタ16と非接触無線タグ18間の通信状態が良好となる。
表示処理部91は、印字手段(印字部3)によって発行されるラベルの発行枚数や残量など、印刷装置の表示に係る文字や画像等を表部(表示・操作部12)に表示する処理を行う。
また、これ以外の方法として、非接触無線タグ18に特定情報(マッチングテスト等がなされたラベルロールであることを特定するための情報)を記憶させておき、当該ラベルプリンタが非接触無線タグ18から読み取った特定情報と当該ラベルプリンタが記憶する特定情報とに基づいて、特定情報が一致するか否か(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶しているか否か)を判定し、特定情報が一致しない(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶していない)と判定された場合は、非接触無線タグ18から読み取った発行情報(履歴情報)に基づいて残距離を計算する方式ではなく、当該ラベルプリンタが予め記憶する清掃を促す推奨報知距離(または清掃を促す推奨発行済枚数)と実際にラベル発行した距離(枚数)とに基づき、ラベル発行済距離(ラベル発行済枚数)は清掃を促す推奨報知距離(または清掃を促す推奨発行済枚数)に達したか否かを判定し清掃モードを報知させるようにし、特定情報が一致する(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶している)と判定された場合は、非接触無線タグ18から読み取った発行情報(履歴情報内の残距離)とラベル発行済距離(またはラベル発行済枚数)に基づいて残距離を計算する方式で残距離(発行可能枚数)を判定し清掃モードを報知するようにしてもよい。
なお、図6(c)の残量表示における残量確認のためのアイコンボタン125を押下すると、図示していないが、現在使用しているラベルロールの詳細情報(例えば、ラベルロールの製造日、ロット番号、製造会社名、ラベル保持部に装填された回数、使用前における初期状態の距離数(所謂、未使用時における巻回されたラベルの全長であるメートル数等)、トラブル履歴や回数、暗号化された識別情報等)を現在の画面に重ねて(重畳させて)ポップアップ表示させるようにしてもよい。この場合、ラベルロールの残距離(残量)を過去に使用された(または、直近で使用された)1枚あたりの大凡の距離(1枚あたりの平均ラベルサイズ(搬送方向または発行方向の長さ))でこれから使用可能な枚数に換算し大凡の残枚数として表示するようにしてもよい。
フラッシュメモリ10は、印刷装置100の制御プログラムや、制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。
従って、商品データ毎に設定されている印字項目(例えば、印字項目としては、原材料、添加物、アレルギー物質、カロリーなど)それぞれの印字項目に設定された情報量(情報量とは、例えば、ラベル印字のために設定された文字情報量(例えば、文字数、文字の大きさ或いは文字装飾などを含む))に応じて印字データがドットデータとして展開されてドット展開エリアに記憶させ、この記憶させたドットデータに基づき制御部が印字制御を行うのでラベル発行方向の長さは商品データ毎に可変長(ラベルの長さが発行方向に長くなったり短くなったりすること)となる。
また、制御部9は、今回のラベル発行において算出した走行距離と、今回印刷した印刷イメージのラベル長とを比較することにより、上記算出した走行距離が正しいか否かを判定することができる。なお、前述のような比較処理を行わず、今回のラベル発行において算出した走行距離を正とし記憶させるようにしてもよい。
非接触無線タグ18の記憶部に記憶されるデータとしては、ロット番号(ライナレスラベルロールの製造ロット番号)などのラベルロールの固有情報、プリンタ情報(印刷装置の型番や識別情報等)、発行日時(印刷を行った日)、オペレータ情報(操作を行った操作者の識別情報や氏名等)、発行データ(印刷指示データ等)、フォーマット情報(フォーマットの識別番号等)、エラー情報(エラー番号などを含むエラー詳細データ)、発行に係わる情報(発行枚数(10枚/10枚)、印刷データに基づくラベル発行方向の長さ、ラベルロールにおける現時点までの走行距離等)、などである。
例えば、発行枚数は、10枚発行する指示に基づいて、正しく10枚発行できた場合は10枚/10枚であり、3枚しか印刷できなかった場合は3枚/10枚となる。
固有情報は、各ラベルロールそれぞれに規定された固有の情報であり、そのラベルロールに設けられた非接触無線タグ18の記憶部に予め記憶されている。
制御部9は、枚葉状の用紙(ライナレスラベル)が発行される毎に、このデータ(印刷情報)をリーダ/ライタ16を介して非接触無線タグ18に書き込む処理を行う。
また、制御部9は、新たな印刷を行う前に、リーダ/ライタ16により非接触無線タグ18から直近の印刷情報(発行情報)を読み取り、次に発行する印刷データが正しく印刷することができるか否かを発行情報に基づいて判断し、例えば、当該印刷装置100において直近の印刷においてエラーが生じていた履歴が存在する場合、そのエラー情報に基づきライナレスラベルを発行することが可能であるか否かを判定する。
なお、発行情報(履歴情報)に当該ラベルロールの残量を含め書き込むようにした場合は、非接触無線タグ18から読出した発行情報(履歴情報)内の当該ラベルロールの残量がこれから印刷する印刷データの発行方向の長さ以上であるか否かで、印刷の可否を判定する。また、制御部9は、ラベルロールの基本全長から当該ラベルロールにおける走行距離を減算して得られた値が、発行情報(履歴情報)内のラベルロールの残量と近似又は等しい場合に、その発行情報(履歴情報)内のラベルロールの残量は正しい値であると判定し、それ以外の場合に正しくないと判定するようにしてもよい。なお、前述の発行情報(履歴情報)内のラベルロールの残量は、非接触無線タグ18から読出し当該ラベルプリンタの記憶部に記憶させ、該ラベルプリンタ内に記憶させた発行情報(履歴情報)をラベル発行とともに残量を更新するようにしてもよい。このような場合には、ラベルロールに貼付された非接触無線タグ18と残量を同期させるようにすることが望ましい。また、ラベルロールの個体を識別可能とする情報(個体識別情報)を非接触無線タグ18に記憶させているので、当該ラベルプリンタの記憶部に発行情報(履歴情報)を記憶させたとしても個体識別情報によってラベルロールをユニーク(個別)に識別することが可能となる。
また、前述の発行情報(履歴情報)内に各印刷装置の固有ID情報なども記憶するとしたが、これ以外の方法として、非接触無線タグ18に特定情報(マッチングテスト等がなされたラベルロールであることを特定するための情報)を記憶させておき、当該ラベルプリンタが非接触無線タグ18から読み取った特定情報と当該ラベルプリンタが記憶する特定情報とに基づいて、特定情報が一致するか否か(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶しているか否か)を判定し、特定情報が一致しない(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶していない)と判定された場合は、非接触無線タグ18から読み取った発行情報(履歴情報)に基づいて残距離を計算する方式ではなく、当該ラベルプリンタが予め記憶する清掃を促す推奨報知距離(または清掃を促す推奨発行済枚数)と実際にラベル発行した距離(枚数)とに基づき、ラベル発行済距離(ラベル発行済枚数)は清掃を促す推奨報知距離(または清掃を促す推奨発行済枚数)に達したか否かを判定し清掃モードを報知させるようにし、特定情報が一致する(または、非接触無線タグ18が特定情報を記憶している)と判定された場合は、非接触無線タグ18から読み取った発行情報(履歴情報内の残距離)とラベル発行済距離(またはラベル発行済枚数)に基づいて残距離を計算する方式で残距離(発行可能枚数)を判定し清掃モードを報知するようにしてもよい。
これにより、用紙ロール1(ライナレスラベルロール)における印刷のエラーを容易に把握することができる。また、オペレータの操作設定に問題があるのか、又は、印刷装置100そのものに問題があるのか、又は、用紙ロールに問題があるのかの切り分けが容易であり、原因を適切に把握することができる。このため、早期にエラー等の問題解決を行うことができる。
台紙レスラベルプリンタである印刷装置100のラベル発行の動作の一例を図5のフローチャートに基づいて説明する。尚、図5に示した印刷装置100の動作は、オペレータなどによる表示・操作部の操作により、ラベル発行の指示を受けた時以降の動作を説明する。
詳細には、制御部9は、図6(a)、図6(b)に示したように、表示・操作部12に操作画面を操作可能に表示する処理を行う。操作画面には、年月日時情報、商品コード情報、商品の名称(商品など)、内容量、内容量単位、風袋量、重さ(質量)、単価、値段、加工日情報、賞味期限情報、ラベルイメージ121、ラベル発行枚数情報124、などのラベル発行に関する情報が表示されている。
本実施形態では、制御部9は、ステップST18の清掃を促す報知処理として、図6(a)、図6(b)に示したように、所定箇所(図6に示した例では、右下付近)に、清掃ボタン122(清掃アイコン)や、ヘッド清掃のお願い等の印刷装置の清掃を促す画像123(文字列等を含む)を表示する処理を行う。
清掃開始ボタン73が操作された場合、制御部9は、印刷処理を中止し、ユーザにより所定の清掃処理が行われ、例えば、清掃完了ボタンなどの操作を検出した後、印刷処理を再開する。なお、清掃開始ボタン73が操作された場合、図8に示したように、印刷装置の清掃対象の所定部分、図8に示した例ではサーマルヘッドの清掃方法を説明する説明文81や説明用画像82を表示部に表示してもよい。また、図8に示したように、次ボタン85または前ボタン84を操作することで、次または前の説明文や説明用画像を表示するようにしてもよい。終了ボタン86が操作された場合、制御部は、清掃方法に関する説明文81や説明用画像82の表示処理を終了する。
そして、制御部9は、上記算出した残量がこれから印刷する印刷データの発行方向の長さ以上であるか否か(印字刷可能なラベル残量か否か)を判定する。制御部9は、上記算出した残量が印刷データの発行方向の長さ以上である場合(印字可能なラベル残量)、ステップST24の処理に進み、残量が印刷データの発行方向の長さ未満の場合にステップST23の処理に進む。
なお、図6(c)に示す残量の目安とする黒四角は、未使用時の全長距離に占める残距離(残量)を示す。黒四角の表示は、四角の総個数1個分に対する残距離の割合を計算して表示する黒四角の数を決定し、黒四角の表示数を減らすことで、作業者(ユーザ)に残量の目安として表示するようにしてもよい。この場合、ラベル印字によって使用した分(減った分)の距離を白四角として表示する。
なお、黒四角と白四角の表示態様が逆であってもよいし、他の図形やビットマップ画像あるいはキャラクター画像等であってもよい。
また、図6(d)における表示態様は、制御部9が、リーダ/ライタ16を介して非接触無線タグ18が記憶する発行情報(発行枚数や走行距離などの履歴情報)を読み出すことができない場合や、あるいは、非接触無線タグが予め記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している固有情報と異なる場合において表示する表示態様である。これにより、作業者(ユーザ)は、誤って当該プリンタ(印刷装置)に対してマッチングテストや実験等を行っていないラベル用紙、または、非接触無線タグ18が不良であるラベル用紙が当該プリンタ(印刷装置)に装填された可能性を認識する(知ること)ことができ、ラベル用紙を交換したりすることができるが、しかしながら、ラベル用紙が当該プリンタ(印刷装置)で使うことが出来るものであることを作業者(ユーザ)が目視確認できた場合には、そのまま使用することができる仕様となっている。そのため、ラベル用紙を無駄に破棄することなく使用することができるが、当該プリンタ(印刷装置)において印字不具合を生じないようにサーマルヘッドの清掃によって印字不良の予防を作業者(ユーザ)に実行してもらう仕組みとなっている。
そして、制御部9は、上記算出した残量がこれから印刷する印刷データの発行方向の長さ以上であるか否か(印刷可能な残量か否か)を判定する。制御部9は、上記算出した残量が印刷データの発行方向の長さ以上である場合にステップST37の処理に進み、残量が印刷データの発行方向の長さ未満の場合にステップST23の処理に進む。
また、印刷装置の所定箇所の清掃が行われた場合、制御部9は、清掃が行われた時点でのラベル発行枚数や走行距離を区切り(基準)とし、それ以降は、その基準のラベル発行枚数や走行距離からの差分に基づいて、ステップST22やステップST34の判断を行う。
清掃を促す報知を行った後、制御部9は、記憶手段に記憶された情報に基づき、清掃が行われていないと判定した場合、表示部による報知情報の表示を維持させる。
サーマルヘッドの清掃としては、例えば、印刷装置の本体部からサーマルヘッドなどの印刷部を引き出し、クリーニング液を塗布した不織布などで、ヘッドに付着した糊などを除去した後、本体部内に収容する。
尚、所定の印字パターンを印刷することにより、サーマルヘッドの清掃を行ってもよい。詳細には、ラベル用紙の送り方向と直交する用紙の幅方向の略中心から両端部にかけて、ラベル用紙の送り方向を基準とした斜め方向に所定幅を有し連続的に延在する発色領域と非発色領域とを有する略V字状の印字パターンを、ラベル用紙に印字することによりサーマルヘッドの清掃を行ってもよい。
すなわち、所定の期間よりも短い時期に清掃を行わなければならない状況であっても、オペレータ(ユーザ)による操作や作業負担が少なく、印字不具合の少ない印刷装置を提供することができる。
また、オペレータ(ユーザ)は、清掃を促す報知により、清掃を行わなければならないことを容易に確実に知ることができる。
また、オペレータ(ユーザ)に余計な手間や作業負担をかけさせずに、清掃を行わせることができる。
印刷装置100は、非接触無線タグ18と無線式データ通信を行う非接触無線タグ通信部(リーダ/ライタ16)を有する。
印刷装置100の制御手段(制御部9の制御処理部92)は、管体1pに備えられる非接触無線タグ18と通信不可の場合、又は前記非接触無線タグが予め記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している所定情報と異なる場合には、発行した枚葉状のラベルの枚数、又はラベル発行に伴うラベル用紙の走行距離を非接触無線タグに書き込まない処理を行う。
また、印刷装置100の制御手段(制御部9の制御処理部92)は、用紙ロール1の管体1pに備えた非接触無線タグ18と正しく通信が行える場合、又は非接触無線タグが予め記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している固有情報と一致している場合には、発行した枚葉状のラベルの枚数、又はラベル発行に伴うラベル用紙の走行距離を非接触無線タグ18に書き込む処理を行う。
すなわち、印刷装置100の制御部9は、管体1pに備えた非接触無線タグ18と正常に通信ができるか否か、又は非接触無線タグ18が予め記憶している固有情報が、印刷装置側の記憶部で記憶している固有情報と一致するか否に応じて、発行した枚葉状のラベルの枚数、又はラベル発行に伴うラベル用紙の走行距離を非接触無線タグ18に書き込むか否かを制御するので、マッチングテストや実験等を行ったラベル用紙であるか否かの判断を容易に行うことができ、何れのラベル用紙であったとしても、それぞれのラベル用紙に適した正しい時期に、印刷装置の所定箇所の清掃を促す報知を行うことができ、適切な時期に清掃を行わなければならないことをオペレータに知らせることができる。なお、前述の記載において、印刷装置100の制御部9は、管体1pに備えた非接触無線タグ18と正常に通信ができるか否か、又は非接触無線タグ18が予め記憶している固有情報が、印刷装置側の記憶部で記憶している固有情報と一致するか否の判定を行うことにより報知するようにしているがこれに限らず、例えば、印刷装置側の記憶部で記憶している固有情報が非接触無線タグ18の記憶に記憶されているか否の判定により報知させるようにしてもよい。この場合において、例えば、管体1pに備えた非接触無線タグ18と通信ができない、または、非接触無線タグ18に記憶された固有情報と印刷装置100が記憶する固有情報と一致しない、あるいは、非接触無線タグ18の記憶に印刷装置100が記憶する固有情報が記憶されていないと判定した場合には、非接触無線タグ18が記憶している情報を使うことができない可能性が高いため、当該印刷装置100において実際にラベル発行した距離(枚数)が印刷装置100に予め記憶させた清掃モードを判定する(清掃を促す)ための推奨報知距離(または推奨発行済枚数)に達したか否か(又は超えたか否か)を判定し印刷装置の清掃を促す報知情報を表示手段に表示させる処理を行うにしてもよい。
すなわち、印刷装置100の制御部9は、印刷装置の所定箇所(カッターや印字ヘッド)の清掃が行われるまで、表示部・操作部12の所定領域に、清掃を促す報知情報の表示を維持させるので、オペレータに清掃が必要である旨を継続して報知(警告)し続けることができ、清掃が必要である旨をオペレータに確実に認識させることができる。
すなわち、清掃の期間に至っていない場合、印刷装置100の制御手段は、発行されたラベルの枚数とラベル用紙の残量を表示部に表示するので、ラベル用紙の交換時期をオペレータ(ユーザ)に容易に把握させることができる。
詳細には、制御手段は、報知情報とメンテナンスで使用される情報を表示部に表示させるので、オペレータ(ユーザ)は、印刷装置の清掃などのメンテナンスに関する問題を解決する際に、コールセンター(ヘルプデスク)等へ連絡し、コールセンター等から適切なアドバイスをもらい、その問題に対応することができる。
アイコンの表示態様を変更することの例として、色を緑から黄色、黄色から赤色に変える、あるいは、アイコンそのものを警告の段階に応じて変更させるようにしてもよい。
また、上述の各図で示した実施形態は、その構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1a…台紙レスラベル用紙
1p…管体
3…印字部(印字手段)
4…カッター
9…制御部(印刷装置側制御部)
10…フラッシュメモリ(記憶部)
11…RAM(記憶部)
12…操作部
16…リーダ/ライタ(非接触無線タグ通信部)
18…非接触無線タグ(RFタグ)
91…表示処理部(表示手段)
92…制御処理手段(制御手段)
100…印刷装置
181…通信部
182…制御部(タグ側制御部)
183…記憶部
Claims (6)
- 一方面が印字面で他方面が貼付面からなるラベル用紙が中空の管体に巻回されたラベル用紙ロールからラベル用紙を繰り出し、該繰り出されたラベル用紙に印字を施し枚葉状のラベルを発行する印刷装置であって、
前記ラベル用紙の印字面に印字を施す印字手段と、
前記印字手段によって発行されるラベルの発行枚数を表示部に表示する表示手段と、
前記印字手段、及び前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記発行された枚葉状のラベルの発行枚数が所定の枚数以上、又は印字手段によるラベル発行に用いられたラベル用紙の走行距離が所定の距離以上の場合、発行されたラベルの発行枚数または残量と、印刷装置の清掃を促す報知情報を目視容易に前記表示部に表示させる処理を行うことを特徴とする印刷装置。 - 前記管体に、固有情報を予め記憶し、非接触でデータの読み書きが可能な非接触無線タグを有し、
前記印刷装置は、前記非接触無線タグと無線式データ通信を行う非接触無線タグ通信部を備え、
前記制御手段は、前記管体に備えられる非接触無線タグと通信不可の場合、又は前記非接触無線タグが記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している固有情報と異なる場合に、前記清掃を促す報知情報を前記表示部に表示させる処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記管体に、固有情報を予め記憶し、非接触でデータの読み書きが可能な非接触無線タグを有し、
前記印刷装置は、前記非接触無線タグと無線式データ通信を行う非接触無線タグ通信部を備え、
前記制御手段は、前記管体に備えられる非接触無線タグと通信不可の場合、又は前記非接触無線タグが予め記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している固有情報と異なる場合には、前記発行した枚葉状のラベルの枚数、又はラベル発行に伴うラベル用紙の走行距離を前記非接触無線タグに書き込まない処理を行い、前記管体に備えた非接触無線タグと正しく通信が行える場合、又は前記非接触無線タグが記憶している固有情報が印刷装置側で記憶している固有情報と一致している場合には、前記発行した枚葉状のラベルの枚数、又はラベル発行に伴うラベル用紙の走行距離を前記非接触無線タグに書き込む処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 清掃が行われたか否かの情報を記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記清掃が行われていないと判定した場合、前記表示手段の前記報知情報の表示を維持させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。 - 前記制御手段は、前記発行された枚葉状のラベルが所定の枚数未満、又は所定の走行距離未満である場合、前記発行されたラベルの枚数と、ラベル用紙の残量を示す表示を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記制御手段は、前記報知情報とメンテナンスで使用される情報を含め前記表示手段に表示を行わせることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017091960A JP2018187837A (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017091960A JP2018187837A (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018187837A true JP2018187837A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64479504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017091960A Pending JP2018187837A (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018187837A (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04213484A (ja) * | 1990-12-11 | 1992-08-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH0890806A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-09 | Tec Corp | 転写式プリンタ |
JP2002234239A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-20 | Dainippon Printing Co Ltd | クリーニング警告機能付きリライトカード用リーダーライタ |
JP2012240202A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Max Co Ltd | ラベルプリンタ |
JP2014124812A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Teraoka Seiko Co Ltd | 印刷媒体、および、その印刷媒体を用いた印刷装置 |
US20140347431A1 (en) * | 2011-12-22 | 2014-11-27 | Datamax-O'neil Corporation | Media detection apparatus and method |
JP3196102U (ja) * | 2014-12-08 | 2015-02-19 | 株式会社寺岡精工 | ラベル発行装置 |
JP2016032925A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社寺岡精工 | プリンタ、プリンタを制御するプログラム |
JP2016087833A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び画像形成システム |
JP2016175197A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-10-06 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2017011540A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | システム及びサービス決定方法 |
-
2017
- 2017-05-02 JP JP2017091960A patent/JP2018187837A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04213484A (ja) * | 1990-12-11 | 1992-08-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JPH0890806A (ja) * | 1994-09-27 | 1996-04-09 | Tec Corp | 転写式プリンタ |
JP2002234239A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-20 | Dainippon Printing Co Ltd | クリーニング警告機能付きリライトカード用リーダーライタ |
JP2012240202A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Max Co Ltd | ラベルプリンタ |
US20140347431A1 (en) * | 2011-12-22 | 2014-11-27 | Datamax-O'neil Corporation | Media detection apparatus and method |
JP2014124812A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | Teraoka Seiko Co Ltd | 印刷媒体、および、その印刷媒体を用いた印刷装置 |
JP2016032925A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社寺岡精工 | プリンタ、プリンタを制御するプログラム |
JP2016087833A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び画像形成システム |
JP3196102U (ja) * | 2014-12-08 | 2015-02-19 | 株式会社寺岡精工 | ラベル発行装置 |
JP2016175197A (ja) * | 2015-03-18 | 2016-10-06 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
JP2017011540A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 株式会社リコー | システム及びサービス決定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4943103B2 (ja) | Rfidラベル発行装置 | |
JP2007144955A (ja) | 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ | |
JP2006116886A (ja) | プリンタ | |
JP2006256097A (ja) | 印刷装置 | |
JP6094651B2 (ja) | 印刷媒体 | |
JP5825251B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP6443434B2 (ja) | 用紙類発行装置、用紙ロール保持部 | |
JP2003296669A (ja) | Rf−id通信装置、記録装置、プログラム、制御方法、無線通信システム | |
JP2002284439A (ja) | 紙残量管理装置および印刷装置 | |
JP2004082348A (ja) | 記録装置 | |
JP2018187837A (ja) | 印刷装置 | |
CN111428825A (zh) | 数据存储装置及数据存储方法 | |
JP2007137524A (ja) | 画像記録装置 | |
JP4537746B2 (ja) | 印字発行装置および印字発行方法 | |
JP2010188628A (ja) | 純正ラベルおよびラベルプリンタ | |
JP4589831B2 (ja) | ラベルプリンタおよびラベル連続体 | |
JP2005271354A (ja) | 印刷制御装置、印刷制御プログラムおよび印刷制御方法 | |
JP2007105975A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007144956A (ja) | 剥離紙付きラベルおよびラベルプリンタ | |
JP2018202662A (ja) | 媒体供給装置及び画像形成装置 | |
US20060187492A1 (en) | Printing controller and printing control program | |
JP2012179726A (ja) | テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法 | |
JP4676554B2 (ja) | Rfidラベル発行装置 | |
JPH06297739A (ja) | 記録装置 | |
WO2006109523A1 (ja) | 印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211102 |