JP2016085425A - 光ケーブル用保護具及びその装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル管に損傷のないように確実かつ容易に通すことができ、しかも作業性のよい光ケーブル用保護具及びその装着方法を提供する。
【解決手段】光ケーブル2から露出した複数の光ファイバー心線5,6及び光ファイバー心線5,6の先端に接続される接続用コネクタ7,8をケーブル管内に通す際に、光ファイバー心線5,6及び接続用コネクタ7,8を覆って保護するための光ケーブル用保護具であって、複数の接続用コネクタ7,8の先端部から複数の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aまでを包み込むように覆うための自己密着性を有するシート3と、シート3上に配置されて少なくとも複数の接続用コネクタ7,8を保護するように配置される弾性変形可能なガイド4とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ケーブルをケーブル管内に通す際に、光ケーブルから露出した光ファイバー心線及び光ファイバー心線の先端に接続される接続用コネクタを保護するための光ケーブル用保護具及びその装着方法に関する。
例えば、光ケーブルをケーブルピットと呼ばれるコンクリート製の溝に敷設する場合には、光ケーブルを保護するためにケーブル管(保護管)に光ケーブルを通してから溝に収容している。
上記光ケーブルにあっては、光ケーブルの一端部の被覆部を剥離することによって複数の光ファイバー心線を露出させ、それら露出した複数の光ファイバーの先端に接続用コネクタを接続している。
上記接続用コネクタは、光ファイバー心線よりも大きな寸法を有している。そのため、接続用コネクタ同士が重なって嵩張らないように複数の接続用コネクタを光ケーブルの挿入方向において位置をずらせた状態に配置し、その配置状態で光ケーブルをケーブル管に挿入する。このように光ケーブルを挿入することによって、接続用コネクタがケーブル管の内部で引っ掛かることがないようにしている。
しかし、ケーブル管が曲がっている場合や、ケーブル管の長さが2,3mを超える長い寸法、例えば10mの場合には、次のような不都合があった。つまり、ケーブル管が曲がっている場合には、ケーブル管の曲がっている部分の内面で接続用コネクタが引っ掛かる。また、ケーブル管が長い場合には、接続用コネクタを常にケーブル管の中心に位置させた状態で移動させることができないため、挿入している途中で接続用コネクタがケーブル管の内面に引っ掛かってしまい、ケーブル管への挿入作業をスムーズに行うことができないだけでなく、引っ掛かった状態で移動させようとすると、光ファイバー心線が鋭角に折れ曲がって折損することもあった。
そこで、ケーブル管への挿入時に光ケーブルを保護するための保護装置が既に提案されている。この保護装置は、露出した複数の光ファイバー心線と光ファイバー心線の先端に接続されている接続用コネクタとテンションメンバーとを内部に挿入して保護するための円筒状の保護管と、保護管内に挿入されたテンションメンバーの先端に形成されている輪っか部に連結して保護管を引っ張り操作するための一本の操作ロープと、保護管から外部へ操作ロープが引き出される長さを規制することによって保護管に対する光ケーブルの挿入(収容)位置を決定するために操作ロープに連結される一本の規制ロープとを備えている。前記操作ロープは、その両端を保護管の外部から保護管の側壁に形成されている一対の第1の孔を通してそれぞれ挿入し、挿入した両端を輪っか部に通してから連結することによって無端(ループ)状のロープに構成される。また、前記規制ロープは、両端を保護管の側壁に形成されている一対の第2の孔にそれぞれ挿入してから連結することによって無端(ループ)状のロープに構成される。そして、保護管の外部に露出している操作ロープと規制ロープとを連結し、操作ロープを引っ張ることによって、規制ロープが保護管内の所定位置に光ケーブルを保持しつつ、保護管で保護された光ケーブルを移動させることができるようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
特公平2−27642号公報
上記構成によれば、複数の光ファイバー心線とテンションメンバーとを挿入可能な大きさを有する保護管を用いると、ケーブル管の径寸法によっては保護管をケーブル管へ挿入することができない。また、保護管は、曲げることができないため、例えば湾曲しているケーブル管に挿入することができないことがある。
また、複数の光ファイバー心線の長さが、1m程度のものが一般的である。そのため、1mを超える長さの保護管で複数の光ファイバー心線を保護すると、重量が重くなってしまい、作業性が悪い。また、操作ロープの両端をテンションメンバーの輪っかに通してから連結する作業が煩わしく、作業性が更に悪化するものであった。
また、複数の光ファイバー心線及び接続用コネクタが保護管に対して固定されていないため、保護管内で複数の光ファイバー心線及び接続用コネクタが不測に動いて保護管の内面に当接してしまい、光ファイバー心線及び接続用コネクタを損傷してしまう虞があり、改善の余地があった。
そこで、本発明は、ケーブル管に損傷のないように確実かつ容易に通すことができ、しかも作業性のよい光ケーブル用保護具及びその装着方法を提供することを課題とする。
本発明に係る光ケーブル用保護具は、光ケーブルの被覆部から露出した複数の光ファイバー心線及び該光ファイバー心線の先端に接続される接続用コネクタをケーブル管内に通す際に、前記複数の光ファイバー心線及び接続用コネクタを覆って保護するための光ケーブル用保護具であって、前記複数の接続用コネクタの先端部から前記複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを包み込むように覆うための自己密着性を有するシートと、該シート上に配置されて少なくとも前記複数の接続用コネクタを保護するように配置される弾性変形可能なガイドとを備えていることを特徴としている。
かかる構成によれば、自己密着性を有するシートで複数の接続用コネクタの先端部から複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを包み込むことによって、シートに対して複数の接続用コネクタの先端部から複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを動かないようにシートに固定した状態にすることができる。しかも、複数の接続用コネクタがガイドで保護されているので、複数の接続用コネクタがケーブル管内を移動している最中に直接ケーブル管の内面に当接することがなく、接続用コネクタの損傷を防止できる。また、シート及び弾性変形可能なガイドで構成される光ケーブル用保護具は、ケーブル管の径の大きさや屈曲度合いに応じて変形することができるので、どのようなケーブル管であってもケーブル管内に確実に通すことができる。また、ガイドに呼び線を連結する場合には、該呼び線を引っ張るだけで、光ケーブル用保護具をケーブル管内に通すことができ、作業性が悪化することがない。
また、本発明に係る光ケーブル用保護具は、前記ガイドが、棒状部材を折り曲げて二股に分岐するように構成され、分岐した一対の棒状部分同士間に前記複数の接続用コネクタが配置されるように構成してもよい。
上記のように、ガイドが棒状部材を折り曲げて二股に分岐するように構成されているので、ガイドの小型軽量化を図ることができる。
また、本発明に係る光ケーブル用保護具は、前記複数の接続用コネクタが、光ケーブルの長手方向で位置ずれした状態で前記シート上に配置され、前記ガイドの一対の棒状部分に、前記位置ずれした複数の接続用コネクタを覆うべく光ケーブルの幅方向外側に膨らむ円弧状の湾曲部を備えていることが好ましい。
上記のように、ガイドの一対の棒状部分に、位置ずれした複数の接続用コネクタを覆うべく光ケーブルの幅方向外側に膨らむ円弧状の湾曲部を備えることによって、複数の接続用コネクタ部分でのガイドの大型化を可及的に抑制しながらも、複数の接続用コネクタを湾曲部で確実に保護することができる。
また、本発明に係る光ケーブル用保護具は、前記一対の棒状部分が、前記光ケーブルの被覆部に重複する位置まで延出されていることが好ましい。
上記のように、一対の棒状部分が、光ケーブルの被覆部に重複する位置まで延出されているので、光ケーブルの被覆部に一対の棒状部分の延出部を例えばテープで固定してガイドを被覆部に強く固定することができる。
また、本発明は、光ケーブルの被覆部から露出した複数の光ファイバー心線及び該光ファイバー心線の先端に接続される接続用コネクタをケーブル管内に通す際に、前記光ファイバー心線及び接続用コネクタを覆って保護するための光ケーブル用保護具を装着する方法であって、自己密着性を有するシート上に少なくとも前記複数の接続用コネクタを保護する弾性変形可能なガイドを配置した後、前記シートで前記複数の接続用コネクタの先端部から前記複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを前記ガイドと一緒に包み込むことを特徴とする光ケーブル用保護具の装着方法である。
上記のように、自己密着性を有するシート上に少なくとも複数の接続用コネクタを保護する弾性変形可能なガイドを配置した後、シートで複数の接続用コネクタの先端部から複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までをガイドと一緒に包み込むことによって、シートに対して複数の接続用コネクタの先端部から複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを動かないようにシートに固定した状態にすることができる。しかも、複数の接続用コネクタがガイドで保護されているので、複数の接続用コネクタがケーブル管内を移動している最中に直接ケーブル管の内面に当接することがなく、接続用コネクタの損傷を防止できる。また、光ケーブル用保護具がシート及び弾性変形可能なガイドで構成されているので、ケーブル管の径の大きさや屈曲度合いに応じて変形することができ、どのようなケーブル管であってもケーブル管内に確実に通すことができる。また、ガイドに呼び線を連結する場合には、該呼び線を引っ張るだけで、光ケーブル用保護具をケーブル管内に通すことができ、作業性が悪化することがない。
また、本発明に係る光ケーブル用保護具の装着方法は、前記ガイドとして、棒状部材を折り曲げて二股に分岐した一対の棒状部分からなるものを用いてもよい。
上記のように、ガイドが棒状部材を折り曲げて二股に分岐するように構成されているので、ガイドの小型軽量化を図ることができ、優れた作業性を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、自己密着性を有するシートで、弾性変形可能なガイドと一緒に複数の接続用コネクタの先端部から複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを包み込むことによって、ケーブル管に損傷のないように確実かつ容易に通すことができ、しかも作業性のよい光ケーブル用保護具及びその装着方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る光ケーブル用保護具を構成する2つの部材と光ケーブルとを並べた平面図である。 同光ケーブル用保護具のシート上にガイドと光ケーブルを置いた状態を示す平面図である。 図2の状態からシートを畳んでガイドと光ケーブルとを包み込んだ状態を示す平面図である。 図3の状態から先端をテープで巻いた状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 ケーブル管にガイドと光ケーブルとを包み込んだ光ケーブル用保護具を通した状態を示し、(a)は横断平面図、(b)は縦断正面図である。 ガイドと別の形態の光ケーブルとをシートで包み込んで両端をテープで巻いた状態を示す平面図である。
本発明に係る光ケーブル用保護具を図面に基づいて説明する。図1には、光ケーブル用保護具1と光ケーブル2とを並べている。この光ケーブル用保護具1は、シート3と、ガイド4とを備え、光ケーブル2から露出した2本の光ファイバー心線5,6及び光ファイバー心線5,6の先端に接続される接続用コネクタ7,8をケーブル管(保護管)9(図5(a),(b)参照)内に通す際に、光ファイバー心線5,6及び接続用コネクタ7,8を覆って保護するためのものである。
光ケーブル2は、被覆部2Aの一端を剥離することによって露出した前述の2本の光ファイバー心線5,6及びテンションメンバー(鋼芯ともいう)10の3本を備えている。2本の光ファイバー心線5,6の先端には、前述した接続用コネクタ7,8が接続されている。テンションメンバー10は、光ケーブル2を引っ張りながら敷設している時に光ケーブル2に所定以上の引っ張り力が作用して光ファイバー心線5,6が損傷しないようにする目的で設けられている。前記2つの接続用コネクタ7,8は、光ケーブル2の長手方向における位置が異なるように配置されている。つまり、一方の光ファイバー心線5を他方の光ファイバー心線6よりも短くすることによって、2つの接続用コネクタ7,8の位置を光ケーブル2の長手方向においてずらしている。光ファイバー心線5,6の長さは、約1mに設定しているが、この長さ以外の任意の長さに設定することもできる。
シート3は、2つの接続用コネクタ7,8の先端部から2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aまでを包み込むように覆う長さ(ここでは1mよりも少し長い長さ)に設定された長方形状の自己密着性を有するシートから構成されている。自己密着性とは、シート3を重ね合せると、他の接着剤、粘着剤等が無くとも、自己の粘着性、融着性等によって重ね合せ密着状態(例えば、シート3を接続用コネクタ7,8の先端部から2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aまでを包み込むように覆った状態を維持できる程度の密着状態)が維持される性質をいう。具体的には、シート3としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン及びポリフッ化ビニリデンなどのオレフィン系樹脂のラップシート、或は、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどの汎用樹脂のラップシートを挙げることができる。シート3としては、特に自己密着(粘着)のよいポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂のシートが好適である。その中でも、サランラップ(登録商標)が好適に用いることができる。ここでは、1枚のシートから構成しているが、複数枚(2枚以上)のシートから構成してもよい。
ガイド4は、弾性変形可能な棒状部材からなり、その棒状部材を折り曲げて二股に分岐するように構成されている。そして、分岐した一対の棒状部分4A,4A同士間に2つの接続用コネクタ7,8が配置される。また、棒状部分4A,4Aの長さは、シート3の長さとほぼ同じ長さに設定され、光ケーブル2の被覆部2Aに重複する位置まで延びている。また、一対の棒状部分4A,4Aに、前記位置ずれした2つの接続用コネクタ7,8を覆うべく光ケーブル2の幅方向外側に膨らむ円弧状の湾曲部4B,4Bを備えている。弾性変形可能な材料としては、ウレタンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム等の各種のゴム材料や柔軟性のある各種の合成樹脂材料が最適であるが、弾性変形可能な金属材料を選択することもできる。
前述した光ケーブル用保護具1を光ケーブル2に装着する装着方法について説明する。
まず、光ケーブル2、1枚のシート3、ガイド4を用意する(図1参照)。そして、1枚の長方形の自己密着性を有するシート3の幅方向ほぼ中央に光ケーブル2とガイド4とを長手方向に沿う方向に配置する(図2参照)。この時、ガイド4の一対の棒状部分4A,4Aの湾曲部4B,4B同士間に2つの接続用コネクタ7,8が位置した状態になっている。この状態からシート3の幅方向両端部を図2に破線で示す部分3A,3Aでそれぞれ折り畳んで2つの接続用コネクタ7,8の先端部から2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aを越えて被覆部2Aまでをシート3で包み込む(図3参照)。このようにすることによって、シート3に対して2つの接続用コネクタ7,8の先端部から2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aまでを動かないようにシート3に固定した状態にすることができる。しかも、2つの接続用コネクタ7,8がガイド4で保護されているので、図5(a),(b)に示すように、2つの接続用コネクタ7,8がケーブル管9内を移動している最中に直接ケーブル管9の内面9Aに当接することがなく、接続用コネクタ7,8の損傷を防止できる。また、シート3及び弾性変形可能なガイド4で構成される光ケーブル用保護具1は、ケーブル管9の径の大きさや屈曲度合いに応じて変形することができるので、どのようなケーブル管であってもケーブル管内に確実に通すことができる。図5(a),(b)では、ケーブル管9の内径寸法が図4のシート3の幅寸法よりも小さく設定されている。このため、図5(a),(b)に示すように、シート3及びシート3に包み込まれたガイド4がケーブル管9の内面9Aに沿うように湾曲した状態に変形している。次に、ケーブル管9に収容されている呼び線11をテンションメンバー10の先端に結び付けてから、テープ12をガイド4の先端部に巻き付けてガイド4にシート3と呼び線11とテンションメンバー10とを固定する。ここでは、呼び線11とテンションメンバー10とを連結している。図4及び図5の黒丸14が、呼び線11とテンションメンバー10との結び付けた部分である。また、ここでは、2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aを越えて被覆部2Aまでをシート3で包み込んでいるが、被覆部2Aを包み込まないで2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aまでをシート3で包み込んでもよい。
テンションメンバー10が無い光ケーブル20の場合には、図6に示すように、ガイド4の先端部に呼び線11を連結することになる。図6の黒丸が、ガイド4と呼び線11との連結部を示している。この場合も、ガイド4の先端部にテープ12を巻き付けてガイド4にシート3と呼び線11とを固定する。このように連結した呼び線11を引っ張るだけで、光ケーブル用保護具1をケーブル管9内に通すことができ、作業性が悪化することがない。尚、図6のテンションメンバー10が無い光ケーブル20の場合には、2本の光ファイバー心線5,6の被覆部20Aにもテープ13を巻き付けて、シート3を被覆部20Aに固定しておけば、ケーブル管9内に入れている光ケーブル20を引き戻す場合にも、光ケーブル20の2本の光ファイバー心線5,6の被覆部側端部5A,6Aがケーブル管9内で引っ掛かることを防止することができ、好ましい。
なお、本発明に係る光ケーブル用保護具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更することができる。
例えば、光ケーブル2又は20が2本の光ファイバー心線5,6から構成しているが、3本以上の光ファイバー心線から構成してもよい。また、露出する光ファイバー心線の長さは、その都度作業現場に応じて変更することができる。
上記実施形態では、ガイド4を二股状の棒状部材から構成したが、弾性変形可能な二股状の板状部材から構成してもよいし、二股状ではなく、弾性変形可能な筒状部材から構成してもよい。また、一対の棒状部分4A,4Aに円弧状の湾曲部4B,4Bを備えたガイド4であったが、湾曲部の無い直線状の一対の棒状部分を備えたガイドであってもよい。
また、上記実施形態では、ガイド4が、複数の光ファイバー心線の被覆部に重複する位置まで延出されているが、接続用コネクタ7,8を保護することができる長さのガイドであってもよい。
1…光ケーブル用保護具、2…光ケーブル、2A…被覆部、3…シート、3A…部分、4…ガイド、4A…棒状部分、4B…湾曲部、5,6…光ファイバー心線、5A,6A…被覆部側端部、7,8…接続用コネクタ、9…ケーブル管(保護管)、9A…内面、10…テンションメンバー、11…呼び線、12,13…テープ、14…黒丸、20…光ケーブル、20A…被覆部

Claims (6)

  1. 光ケーブルの被覆部から露出した複数の光ファイバー心線及び該光ファイバー心線の先端に接続される接続用コネクタをケーブル管内に通す際に、前記複数の光ファイバー心線及び接続用コネクタを覆って保護するための光ケーブル用保護具であって、
    前記複数の接続用コネクタの先端部から前記複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを包み込むように覆うための自己密着性を有するシートと、該シート上に配置されて少なくとも前記複数の接続用コネクタを保護するように配置される弾性変形可能なガイドとを備えていることを特徴とする光ケーブル用保護具。
  2. 前記ガイドが、棒状部材を折り曲げて二股に分岐するように構成され、分岐した一対の棒状部分同士間に前記複数の接続用コネクタが配置されることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル用保護具。
  3. 前記複数の接続用コネクタが、光ケーブルの長手方向で位置ずれした状態で前記シート上に配置され、前記ガイドの一対の棒状部分に、前記位置ずれした複数の接続用コネクタを覆うべく光ケーブルの幅方向外側に膨らむ円弧状の湾曲部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の光ケーブル用保護具。
  4. 前記一対の棒状部分は、前記光ケーブルの被覆部に重複する位置まで延出されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の光ケーブル用保護具。
  5. 光ケーブルの被覆部から露出した複数の光ファイバー心線及び該光ファイバー心線の先端に接続される接続用コネクタをケーブル管内に通す際に、前記光ファイバー心線及び接続用コネクタを覆って保護するための光ケーブル用保護具を装着する方法であって、
    自己密着性を有するシート上に少なくとも前記複数の接続用コネクタを保護する弾性変形可能なガイドを配置した後、前記シートで前記複数の接続用コネクタの先端部から前記複数の光ファイバー心線の被覆部側端部までを前記ガイドと一緒に包み込むことを特徴とする光ケーブル用保護具の装着方法。
  6. 前記ガイドとして、棒状部材を折り曲げて二股に分岐した一対の棒状部分からなるものを用いていることを特徴とする請求項5に記載の光ケーブル用保護具の装着方法。
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