JP2019113619A - 光ファイバケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】補強シートおよび外部シースの引き裂き作業性を改善した光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】光ファイバケーブル1Bは、光ファイバを有するコア11およびコア11を収容する内部シース14を有するケーブル本体10と、ケーブル本体10を囲繞する補強シート23と、ケーブル本体10および補強シート23を収容する外部シース30と、ケーブル本体10と補強シート23との間に配置された第1リップコード12と、を備える。補強シート23は、周方向の一部で互いに重ねられ、内部シース14の外周面には、径方向内側に向けて窪む凹部14aが形成され、第1リップコード12の少なくとも一部が、凹部14a内に位置し、第1リップコード12の周囲には、接着性樹脂によって形成された被覆12aが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、光ファイバケーブルに関する。
従来から、特許文献1に示されるような光ファイバケーブルが知られている。この光ファイバケーブルは、光ファイバを有するケーブル本体と、リップコードと、補強シートと、外部シースと、を備えている。補強シートは、ケーブル本体を囲繞しており、ケーブル本体がネズミやリスなどに噛まれて光ファイバが損傷することを防いでいる。リップコードは、ケーブル本体と補強シートとの間の隙間に設けられており、光ファイバケーブルの解体時や中間後分岐作業の際に、補強シートおよび外部シースを引き裂くために用いられている。
特開2017−72801号公報
ところで、上記特許文献1の光ファイバケーブルでは、ケーブル本体と補強シートとの間に隙間が形成されている。このため、リップコードを用いて補強シートを引き裂こうとした場合、ケーブル本体と補強シートとの間の隙間内でリップコードが動いてしまい、引き裂き作業がしにくいという課題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、補強シートおよび外部シースの引き裂き作業性を改善した光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光ファイバケーブルは、光ファイバを有するコアおよび前記コアを収容する内部シースを有するケーブル本体と、前記ケーブル本体を囲繞する補強シートと、前記ケーブル本体および前記補強シートを収容する外部シースと、前記ケーブル本体と前記補強シートとの間に配置された第1リップコードと、を備え、前記補強シートは、周方向の一部で互いに重ねられ、前記内部シースの外周面には、径方向内側に向けて窪む凹部が形成され、前記第1リップコードの少なくとも一部が、前記凹部内に位置し、前記第1リップコードの周囲には、接着性樹脂によって形成された被覆が設けられている。
本発明の上記態様によれば、補強シートおよび外部シースの引き裂き作業性を改善した光ファイバケーブルを提供することができる。
第1実施形態に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 図1の変形例に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 図2の変形例に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 第3実施形態に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 第4実施形態に係る光ファイバケーブルの横断面図である。 第5実施形態に係る光ファイバケーブルの横断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る光ファイバケーブルの構成を、図1を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、光ファイバケーブル1Aは、光ファイバを有するケーブル本体10と、補強ユニット20と、外部シース30と、一対の第1リップコード12と、を備えている。
(方向定義)
ここで本実施形態では、ケーブル本体10の長手方向を単に長手方向といい、ケーブル本体10の中心軸線を中心軸線Oという。また、中心軸線Oに直交する断面を横断面という。横断面視で、中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
ケーブル本体10は、光ファイバを有するコア11と、一対の第2リップコード16と、一対の抗張力体(テンションメンバ)13と、内部シース14と、を有している。なお、ケーブル本体10は、第2リップコード16を有していなくてもよい。
コア11は、長手方向に延びている。コア11は、複数本の光ファイバを集合することで構成されている。コア11を構成する光ファイバとしては、光ファイバ素線、光ファイバ心線、光ファイバテープ心線などを用いることができる。コア11を構成する複数の光ファイバは、例えば、束ねられた状態で、結束材によって結束されている。複数の光ファイバは、押さえ巻きや吸水テープ(シート)で覆われていてもよい。コア11の横断面形状は、特に限定されず、円形であってもよく、楕円形であってもよく、矩形であってもよい。
一対の第2リップコード16は、横断面視においてコア11を径方向で挟むように、内部シース14に埋設されている。一対の第2リップコード16は、長手方向に延びている。一対の第2リップコード16は、横断面視において、後述する中立線Lに直交して中心軸線Oを通る直線上に位置している。一対の第2リップコード16は、コア11の外周面に接している。第2リップコード16の材質としては、ポリエステル、アラミドなどの合成繊維からなる紐の他、PPやナイロン製の円柱状ロッドなどを用いることができる。
一対の抗張力体13は、横断面視においてコア11を径方向で挟むように、内部シース14に埋設されている。各抗張力体13は、長手方向に延びている。各抗張力体13は、長手方向でコア11に対して平行に配置されていてもよく、コア11を中心とした螺旋状に配置されていてもよい。
抗張力体13は、光ファイバケーブル1Aに作用する張力から、コア11の光ファイバを保護する役割を有している。抗張力体13の材質は、例えば、金属線(鋼線等)、抗張力繊維(アラミド繊維等)、FRPなどである。抗張力体13は単線であってもよく、複数の素線を束ねたり互いに撚り合わせたりしたものであってもよい。
横断面視において、一対の抗張力体13の各中心を結ぶ直線を、中立線Lという。中立線Lに対して垂直な方向(図1における上下方向)に光ファイバケーブル1Aを曲げると、その他の方向に光ファイバケーブル1Aを曲げた場合と比較して、抗張力体13の伸縮が小さくなる。従って、光ファイバケーブル1Aは、中立線Lに対して垂直な方向に曲げることが比較的容易である。
なお、ケーブル本体10には3本以上の抗張力体13が含まれていてもよい。3本以上の抗張力体13を周方向で等間隔に配置した場合、ケーブル本体10の曲げの方向性が小さくなり、光ファイバケーブル1Aをより取扱いやすくすることができる。
内部シース14は、コア11、一対の抗張力体13、および一対の第2リップコード16を一括して被覆する。内部シース14の材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂が使用可能である。内部シース14は、長手方向に延びる円筒状に形成されている。内部シース14は、押出し成形などによって形成されている。
外部シース30は、ケーブル本体10、一対の第1リップコード12、および補強ユニット20を収容している。外部シース30は、長手方向に延びる筒状に形成されている。外部シース30の材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の樹脂が使用可能である。
補強ユニット20は、長手方向に延びており、ケーブル本体10を囲繞する筒状に形成されている。補強ユニット20は、第1接着フィルム21と、第2接着フィルム22と、補強シート23と、を有している。
補強シート23の材質としては、ステンレス鋼、銅、銅合金などの金属を用いることができる。また、ガラス繊維やアラミド繊維などを用いた繊維シートや、FRPなどを補強シート23として用いてもよい。補強シート23は、例えばテープ状とされ、長さ方向をケーブル本体10の長手方向に合わせて設けられることが望ましい。補強シート23の厚さは、例えば0.1〜0.3mm程度である。補強シート23の厚さをこの範囲とすることで、動物の食害によりコア11の光ファイバが損傷するのを防ぎ、かつ、第1リップコード12によって補強シート23を切り裂く操作を容易にすることができる。
補強シート23は、ケーブル本体10を全周にわたって囲繞するとともに、周方向の一部で重ねられている。補強シート23が重ねられた部分を重なり部23aという。
ここで、光ファイバケーブル1Aは、上述の通り、中立線Lに対して垂直な方向に曲がりやすい。このため、例えば重なり部23aが中立線L上に位置していると、光ファイバケーブル1Aの取り扱いの際に、重なり部23aと外部シース30とが相対的に動きやすくなる。重なり部23aと外部シース30とが相対的に動くと、重なり部23aにおける外周側の補強シート23の側縁23bが、外部シース30の内面を傷つけてしまう場合がある。そこで本実施形態では、横断面視において、重なり部23aにおける外周側の補強シート23の側縁23bと、抗張力体13とが、周方向において異なる位置に配置されている。
さらに本実施形態では、横断面視において、重なり部23aの全体と抗張力体13とが周方向において異なる位置に配置されている。これにより、側縁23bと中立線Lとの間の距離が大きくなり、外部シース30の内面が傷つくのをより確実に抑えることができる。
第1接着フィルム21は、補強シート23におけるケーブル本体10を向く面に貼り付けられている。第2接着フィルム22は、補強シート23における外部シース30を向く面に貼り付けられている。第1接着フィルム21および第2接着フィルム22に用いられる接着剤としては、例えば熱硬化型の接着剤を用いることができる。なお、接着剤の材質は適宜変更してもよい。第1接着フィルム21は、後述する第1リップコード12の被覆12aとともに、第1リップコード12を補強シート23に固定する役割を有している。第2接着フィルム22は、外部シース30を補強シート23に固定する役割を有している。第1接着フィルム21および第2接着フィルム22のうち、重なり部23aにおいて補強シート23同士の間に位置している部分は、重なり部23aで補強シート23同士を固定する役割を有している。
一対の第1リップコード12は、長手方向に延びており、ケーブル本体10と補強ユニット20との間に配置されている。一対の第1リップコード12は、内部シース14の外周面に接している。一対の第1リップコード12は、補強ユニット20の内周面、すなわち第1接着フィルム21の内面に接している。一対の第1リップコード12は、横断面視において、中立線L上に位置している。第1リップコード12としては、ポリエステル、アラミド等の合成繊維を撚り合わせた紐を用いることができる。
第1リップコード12の周囲には、接着性樹脂によって形成された被覆12aが設けられている。被覆12aの材質としては、ポリエチレンやその共重合体(例えばEVAやEEA)などのポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系などの熱可塑性樹脂、あるいは熱硬化性樹脂などの接着性を有する樹脂、または合成ゴムなどを用いることができる。被覆12aとして、上記の各材質を単独で使用することも可能であり、接着性やタック性、熱融着させる際の温度などを調整するために、2つ以上の上記材質を混合したり、官能基を導入する変性を施したりしてもよい。
また、補強ユニット20が第1接着フィルム21を有さない場合は、第1リップコード12と補強シート23との接着性を確保するために、官能基を含む樹脂を被覆12aの材質として用いることが好ましい。被覆12aは、これらの接着性樹脂を第1リップコード12の外周に塗布することで形成することができる。
第1リップコード12は、補強シート23および外部シース30を引き裂く作業(以下、単に引き裂き作業という)の際に使用される。第1リップコード12には、補強シート23および外部シース30を切り裂くことができる程度の機械的強度(例えば引張強度)が要求される。
光ファイバケーブル1Aからコア11を取り出す場合には、まず、カッターなどの工具によって外部シース30および補強シート23を部分的に切り開く。次に、切り開かれた部分からペンチなどの工具を進入させ、第1リップコード12を挟持し、外部シース30の外側に引き出す。この操作により、長手方向に延びる第1リップコード12によって補強シート23および外部シース30が引き裂かれ、ケーブル本体10を取り出すことができる。
次に、カッターなどの工具を用いて内部シース14を部分的に切開し、第2リップコード16を取り出す。第2リップコード16は、長手方向に沿って延びており、かつコア11に接している。従って、一対の第2リップコード16を取り出すことで、長手方向に沿って内部シース14が引き裂かれて2分割される。これにより、コア11を取り出すことができる。
ここで、一対の第1リップコード12が配置される位置によっては、引き裂き作業がしにくくなる。例えば、補強シート23の重なり部23aは強度が大きいため、重なり部23aと第1リップコード12との周方向における位置が一致すると、引き裂き作業時に必要とされる力が大きくなってしまう。あるいは、第1リップコード12に作用する張力も大きくなるため、第1リップコード12が破断してしまうおそれもある。従って、第1リップコード12は、重なり部23aから周方向に離れた領域に位置していることが望ましい。
また、一対の第1リップコード12は、横断面視で一直線上に配置されていない場合、補強ユニット20および外部シース30を引き裂いた際に、ケーブル本体10が露出される範囲が小さくなる。ケーブル本体10の露出範囲が小さくなると、引き裂き作業を行った後、ケーブル本体10を取り出す作業(以下、取り出し作業という)がしにくくなる。
そこで、図2に示すように、一対の第1リップコード12およびコア11が横断面視において一直線上に配置されていない場合に、ケーブル本体10の取り出し作業性を確認した結果を、表1に示す。
Figure 2019113619
表1における「相対角度θ(°)」とは、横断面視において、コア11の中心および一方の第1リップコード12の中心を通る直線L1と、コア11の中心および他方の第1リップコード12の中心を通る直線L2と、がなす角度θ(図2参照)である。
表1における「取り出し作業性」とは、一対の第1リップコード12を用いて補強ユニット20および外部シース30を引き裂いた後、ケーブル本体10を取り出す作業のしやすさを示している。具体的には、「○」は取り出し作業性が良好である場合を示しており、「×」は取り出し作業を行うことができなかった場合を示している。
表1に示すように、相対角度θが90°以下の場合には、引き裂き作業を行った後、取り出し作業を行うことができなかった。一方で、相対角度θが120°≦θ≦180°の範囲内である場合には、取り出し作業性が良好であった。
以上の結果から、相対角度θは120°以上180°以下であることが好ましい。
上記したように、一対の第1リップコード12の周方向における位置は、重なり部23aと一致せず、相対角度θが所定の範囲内となることが求められる。そこで、光ファイバケーブル1Aの製造時に、第1リップコード12を、重なり部23aと周方向で異なる所望の位置に配置することが考えられる。しかしながら、ケーブル本体10と補強ユニット20との間に形成された隙間に第1リップコード12を配置すると、この隙間内で第1リップコード12が動いてしまう場合がある。この結果、光ファイバケーブル1Aの製造時に第1リップコード12が所望の位置に配置されていたとしても、取り出し作業時に第1リップコード12が所望の位置からずれてしまう可能性がある。
そこで本実施形態では、第1リップコード12の周囲に、接着性樹脂によって形成された被覆12aを設けている。被覆12aによって第1リップコード12が補強ユニット20に接着固定されることで、第1リップコード12が前記隙間内で動くことが抑制できる。従って、取り出し作業時に第1リップコード12を周方向における所望の位置に位置させて、取り出し作業性を良好にすることができる。
さらに本実施形態では、補強シート23に貼り付けられた第1接着フィルム21が、被覆12aとともに、第1リップコード12を補強ユニット20に接着固定する役割を有している。このように第1接着フィルム21および被覆12aの両者を用いることで、第1リップコード12の補強ユニット20への接着をより強固にすることが可能となり、前述した作用効果をより確実に奏功させることができる。
また、近年では、例えば全長が1m程度の短い光ファイバケーブル1Aが用いられる場合もある。光ファイバケーブル1Aの全長が比較的短いと、引き裂き作業の際に、第1リップコード12が光ファイバケーブル1Aから不意に抜けてしまい、作業の効率が低下することが考えられる。これに対して本実施形態では、第1リップコード12に接着性樹脂からなる被覆12aが設けられていることで、第1リップコード12を光ファイバケーブル1A内から引き抜く際の引き抜き力が大きくなる。従って、引き裂き作業の際に第1リップコード12が不意に抜けてしまうことが抑えられ、第1リップコード12を用いた引き裂き作業を行いやすくすることができる。なお、第1接着フィルム21も、被覆12aと同様に、第1リップコード12の引き抜き力を高める効果を発揮する。
なお、第1リップコード12が不意に抜けてしまうことをより確実に防止するため、第1リップコード12の引き抜き力は、補強シート23および外部シース30を第1リップコード12で引き裂く際の引き裂き力よりも大きいことが好ましい。
上記引き抜き力は、光ファイバケーブル1Aの端部から、第1リップコード12を長手方向に沿って引き抜く際の力の最大値である。また、上記引き裂き力は、光ファイバケーブル1Aの端部で第1リップコード12を折り返し、長手方向に沿う前記引き抜き力の測定方向と逆の方向に第1リップコード12を引っ張った際の力の最大値である。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図3に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル1Bでは、内部シース14に凹部14aが形成されている。凹部14aは、内部シース14の外周面から径方向内側に向けて窪み、長手方向に延びている。凹部14aは、横断面視で矩形状に形成されている。なお、凹部14aの形状はこれに限られず、例えば横断面視で三角形状あるいは半円形状であってもよい。凹部14aは第2リップコード16の径方向外側に位置している。
凹部14aは、横断面視において、中心軸線Oを挟んで一対形成されている。一対の凹部14aは、横断面視において、中立線Lに直交して中心軸線Oに交差する直線上に位置している。凹部14aおよび第1リップコード12の周方向における位置は互いに一致しており、第1リップコード12の少なくとも一部が凹部14a内に位置している。第1リップコード12の被覆12aは、凹部14aの内面および第1接着フィルム21の内面の両者に接している。従って、第1リップコード12は、被覆12aによって、内部シース14および補強シート23の両者に接着されている。
本実施形態によれば、光ファイバケーブル1Bの製造時において、凹部14a内に第1リップコード12を位置させることで、第1リップコード12の周方向における位置が自ずと決まる。これにより、製造時に第1リップコード12の周方向における位置を決める手間が省け、製造効率を向上させることができる。
また、一対の第1リップコード12の相対角度θ(図2参照)を、一対の凹部14aの位置によって決めることが可能となり、取り出し作業性をより確実に向上させることができる。
また、内部シース14のうち、凹部14aと第2リップコード16との間に位置する部分の肉厚が薄くなり、この部分に応力が集中しやすくなる。従って、第2リップコード16を用いて内部シース14を引き裂く作業がより容易になる。
なお、図3では、一対の第2リップコード16および一対の凹部14aが、横断面視において一直線上に配置されていたが、凹部14aの位置は適宜変更してもよい。例えば図4に示すように、凹部14aの中心部C2と第2リップコード16の中心部C1とが、周方向において異なる位置に配置されていてもよい。この場合であっても、横断面視において、例えば凹部14aの少なくとも一部が、図4に示す直線T1と直線T2との間に位置するように配置することで、凹部14aと第2リップコード16との間の部分における内部シース14の厚みが小さくなり、この部分に応力が集中しやすくなる。なお、図4の直線T1、T2は、ケーブル本体10の中心軸線Oを通り、かつ第2リップコード16の外周に接する2本の直線である。
また、被覆12aは、第1リップコード12を凹部14a内または補強シート23のいずれか一方に接着してもよい。この場合でも、第1リップコード12を光ファイバケーブル1Bから抜けにくくする効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第2実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル1Cでは、内部シース14に、ノッチ14bが形成されている。ノッチ14bは、凹部14aの底面(内面)から径方向内側に向けて延びている。ノッチ14bは、凹部14aの周方向における両端部にそれぞれ形成されている。なお、図5の例では、ノッチ14bは横断面視でV字状の溝であるが、ノッチ14bは単なる切込みであってもよい。また、図5の例では、ノッチ14bは1つの凹部14aにつき2つずつ形成されているが、ノッチ14bの数は適宜変更可能である。例えば、凹部14aの周方向における中央部に、1つのノッチ14bが形成されていてもよい。
本実施形態によれば、ノッチ14bが形成された部分の内部シース14の厚みが小さくなり、この厚みが小さい部分に応力が集中しやすくなる。従って、内部シース14がノッチ14bを起点として裂けやすくなり、内部シース14からコア11を取り出す作業をより容易にすることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態について説明するが、第2実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル1Dでは、第1リップコード12の一部が内部シース14に埋没している。また、第1リップコード12の一部は、内部シース14の外側に露出している。第1リップコード12と第2リップコード16とは近接しており、第1リップコード12と第2リップコード16との間の内部シース14の肉厚は小さくなっている。なお、本実施形態では、内部シース14に凹部14aが形成されていない。
本実施形態によれば、内部シース14を押出し成形する際に、第1リップコード12の一部を内部シース14に埋没させることができる。また、第1リップコード12が被覆12aによって覆われているため、内部シース14を押出し成形後に冷却のために水に浸漬した場合でも、コア11内への浸水を抑止することができる。従って、ケーブル本体10の製造が容易となる。
また、第1リップコード12と第2リップコード16との間の内部シース14の肉厚が小さい。従って、第1リップコード12を用いて補強ユニット20を引き裂いた後、内部シース14の肉厚が小さい部分を破断させることで、容易にコア11を取り出すことができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態について説明するが、第2実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル1Eでは、第1リップコード12に接着性樹脂の被覆12aが設けられていない。また、第1リップコード12が、凹部14aの内面および第1接着フィルム21に接している。
本実施形態の構成でも、第1リップコード12の少なくとも一部が、凹部14a内に位置していることで、第1リップコード12が周方向で動くことが抑制される。従って、取り出し作業時に第1リップコード12を周方向における所望の位置に位置させて、取り出し作業性を良好にすることができる。
また、光ファイバケーブル1Eの製造時において、凹部14a内に第1リップコード12を位置させることで、第1リップコード12の周方向における位置が自ずと決まる。これにより、製造時に第1リップコード12の周方向における位置を決める手間が省け、製造効率を向上させることができる。
また、一対の第1リップコード12の相対角度θ(図2参照)を、一対の凹部14aの位置によって決めることが可能となり、取り出し作業性をより確実に向上させることができる。
また、内部シース14のうち、凹部14aと第2リップコード16との間に位置する部分の肉厚が薄くなり、この部分に応力が集中しやすくなる。従って、第2リップコード16を用いて内部シース14を引き裂く作業がより容易になる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1〜第5実施形態では、補強ユニット20が第1接着フィルム21および第2接着フィルム22を有していたが、補強ユニット20は第1接着フィルム21および第2接着フィルムを有していなくてもよい。この場合、重なり部23aにおいて、補強シート23同士を接着剤などで固定してもよい。あるいは、補強ユニット20は第1接着フィルム21および第2接着フィルム22の一方を有してもよい。
また、前記第1〜第5実施形態では、ケーブル本体10の中央部にコア11が配置されていたが、ケーブル本体10の構成は適宜変更してもよい。例えば、いわゆるスロット型ケーブルをケーブル本体10として採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1A、1B、1C、1D、1E…光ファイバケーブル 10…ケーブル本体 11…コア 12…第1リップコード 12a…被覆 13…抗張力体 14…内部シース 16…第2リップコード 20…補強ユニット 21…第1接着フィルム 23…補強シート 23a…重なり部 30…外部シース C1…第2リップコードの中心部 C2…凹部の中心部

Claims (9)

  1. 光ファイバを有するコアおよび前記コアを収容する内部シースを有するケーブル本体と、
    前記ケーブル本体を囲繞する補強シートと、
    前記ケーブル本体および前記補強シートを収容する外部シースと、
    前記ケーブル本体と前記補強シートとの間に配置された第1リップコードと、を備え、
    前記補強シートは、周方向の一部で互いに重ねられ、
    前記内部シースの外周面には、径方向内側に向けて窪む凹部が形成され、
    前記第1リップコードの少なくとも一部が、前記凹部内に位置し、
    前記第1リップコードの周囲には、接着性樹脂によって形成された被覆が設けられている、光ファイバケーブル。
  2. 前記被覆により、前記第1リップコードが前記凹部内または前記補強シートに接着されている、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
  3. 前記ケーブル本体は、前記コアに接するとともに前記内部シースに埋設された第2リップコードをさらに備え、
    前記第2リップコードは、前記凹部よりも径方向における内側に位置している、請求項2に記載の光ファイバケーブル。
  4. 横断面視において、前記凹部の中心部と前記第2リップコードの中心部とが、周方向で異なる位置に配置されている、請求項3に記載の光ファイバケーブル。
  5. 横断面視において、前記ケーブル本体の中心軸線を通り、かつ前記第2リップコードの外周に接する2本の直線をそれぞれ直線T1および直線T2とするとき、前記凹部の少なくとも一部が、前記直線T1と前記直線T2との間に位置している、請求項4に記載の光ファイバケーブル。
  6. 前記凹部の内面にノッチが形成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  7. 前記第1リップコードは、前記補強シートの重なり部と周方向で異なる位置に配置されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の光ファイバケーブル。
  8. 光ファイバを有するコアおよび前記コアを収容する内部シースを有するケーブル本体と、
    前記ケーブル本体を囲繞する補強ユニットと、
    前記ケーブル本体および前記補強ユニットを収容する外部シースと、
    前記ケーブル本体と前記補強ユニットとの間に配置されたリップコードと、を備え、
    前記補強ユニットは、補強シートと、前記補強シートにおける前記ケーブル本体を向く面に固定された第1接着フィルムと、を有するとともに、周方向の一部で互いに重ねられ、
    前記リップコードは、前記補強ユニットの重なり部と周方向で異なる位置に配置され、
    前記リップコードの周囲には接着性樹脂によって形成された被覆が設けられ、
    前記被覆および前記第1接着フィルムによって、前記リップコードが前記補強ユニットに固定されている、光ファイバケーブル。
  9. 前記リップコードの一部は前記内部シースに埋没し、前記リップコードの一部は前記内部シースの外側に露出している、請求項8に記載の光ファイバケーブル。
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