JP2002354622A - ケーブル保護用パイプの引き込み方法 - Google Patents
ケーブル保護用パイプの引き込み方法Info
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- JP2002354622A JP2002354622A JP2001157996A JP2001157996A JP2002354622A JP 2002354622 A JP2002354622 A JP 2002354622A JP 2001157996 A JP2001157996 A JP 2001157996A JP 2001157996 A JP2001157996 A JP 2001157996A JP 2002354622 A JP2002354622 A JP 2002354622A
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Abstract
作業性、ならびにケーブル保護用パイプからのネットの
取り外し作業性の向上を図るようにする。 【解決手段】ピット1とピット1との間の地中に埋設さ
れた外管2内にケーブル保護用パイプ3を引き込む方法
であって、ケーブル保護用パイプ3の一端側には引き込
み作業直後のケーブル保護用パイプ3の収縮長さを見込
んだ長さ分だけケーブル保護用パイプ3の一端側より他
端側に寄った位置に外方にグリップ部4を突設した金属
製のネット5を筒状に丸めてネット5の端部同士を天然
繊維もしくは合成繊維からなるロープ6で結合させるこ
とにより装着し、予め外管2の中に全長に亘って挿通さ
せてある引き込み線7の一端に前記グリップ部4を繋
ぎ、他方のピット1側において外管2の他端側より突出
する引き込み線7の他端を引っ張ることによりケーブル
保護用パイプ3を引き込む。
Description
ーケーブルなどのケーブルを保護するケーブル保護用パ
イプ、所謂鞘管を地中に埋設される外管の中に引き込む
ためのケーブル保護用パイプの引き込み方法に関するも
のである。
のケーブルを保護する合成樹脂製のケーブル保護用パイ
プ(鞘管)を地中に埋設される合成樹脂製の外管の中に
引き込む作業を行なう際、ケーブル保護用パイプの一端
に適当長さ範囲に亘って金属製の筒状のネットを被せ、
この状態でケーブル保護用パイプの一端を前記外管の一
端側にセットし、予め外管の中に全長に亘って挿通させ
てある引き込み線の一端に前記ネットより突出するグリ
ップ部を繋ぎ、前記外管の他端側より突出する引き込み
線の他端をウインチなどで引っ張ることによりケーブル
保護用パイプが外管の中に引き込まれるようになる。こ
のケーブル保護用パイプの引き込み作業によりケーブル
保護用パイプは外管の他端側より必要長さ引き出され
る。ケーブル保護用パイプを外管の他端側より必要長さ
引き出す理由としては、前記外管の長さは例えば250
mと長く、ケーブル保護用パイプが前記外管の一端側よ
り他端側まで引っ張られることにより長さが伸び、その
引っ張り力がなくなるとケーブル保護用パイプは元の長
さ近くまで収縮するからであり、ケーブル保護用パイプ
を外管の他端側より必要長さ引き出しておかなければ外
管の他端側にケーブル保護用パイプの一端を合わせるこ
とが困難である。このようにケーブル保護用パイプの引
き込み作業が終了すると、前記グリップ部と引き込み線
との接続を外し、ケーブル保護用パイプの一端から前記
筒状のネットを取り外す。
引き込む際、ケーブル保護用パイプを一端に被せたネッ
トのグリップ部をもって外管の他端側より必要長さ引き
出さなければならないので、ケーブル保護用パイプが外
管の他端側より出た後もケーブル保護用パイプを一端を
引っ張って地上まで引き上げており、外管の端部は狭い
ピット内に位置しているのでケーブル保護用パイプがピ
ットと地上との間で大きく屈曲し、ケーブル保護用パイ
プが外管の他端側の縁部ならびにピットの上端縁部で大
きな接触抵抗を受け、作業効率が悪いという問題があっ
た。また、引き込み作業終了時に、ケーブル保護用パイ
プの一端から前記筒状のネットを取り外さねばならない
が、引き込み時にネットがケーブル保護用パイプの外周
にきつく食い込み、ネットは筒状であるためにネットを
ペンチなどで切断しなければケーブル保護用パイプの一
端から外れにくいという問題もあった。
題を解決するもので、ケーブル保護用パイプの外管への
引き込み時の作業性、ならびにケーブル保護用パイプか
らのネットの取り外し作業性の向上を図るようにするこ
とを目的とするものである。
に本発明は、地面に形成されたピットとピットとの間の
地中に埋設された外管内に光ファイバーケーブルなどの
ケーブルを保護するケーブル保護用パイプの引き込み方
法であって、ケーブル保護用パイプの一端側には引き込
み作業直後のケーブル保護用パイプの収縮長さを見込ん
だ長さ分だけケーブル保護用パイプの一端側より他端側
に寄った位置に外方にグリップ部を突設した金属製のネ
ットを筒状に丸めてネットの端部同士を天然繊維もしく
は合成繊維からなるロープで結合させることにより装着
し、予め外管の中に全長に亘って挿通させてある引き込
み線の一端に前記ネットより突出するグリップ部を繋
ぎ、他方のピット側において外管の他端側より突出する
引き込み線の他端を引っ張ることによりケーブル保護用
パイプを外管の中に引き込み、前記グリップ部を備えた
ネットが外管の他端側に露出した時点で、前記ロープを
切断してネットをケーブル保護用パイプから取り外すこ
とを要旨とするものである。
収縮長さを見込んだ長さ分だけケーブル保護用パイプの
一端側より他端側に寄った位置にネットを装着してケー
ブル保護用パイプを引っ張ることによりケーブル保護用
パイプを外管に引き込んでおり、その際ネット装着部が
外管の他端側に露出するまでケーブル保護用パイプを引
っ張れば良く、前記従来のようにケーブル保護用パイプ
が外管の他端側より出た後もケーブル保護用パイプを一
端を引っ張って地上まで引き上げるような作業が不要と
なり、ケーブル保護用パイプが外管の他端側の縁部なら
びにピットの上端縁部で大きな接触抵抗を受けることも
なく、作業性が向上する。また、ケーブル保護用パイプ
からのネットの取り外し作業もネットの端部同士を結合
しているロープを切断することにより簡単に行なうこと
ができる。
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図6において、
1は光ファイバーケーブルなどのケーブル埋設部におけ
る地面に形成されたピットで、ピット1とピット1との
間の地中にポリエチレンなどの合成樹脂からなる外管2
が埋設されている。そして、外管2には一方のピット1
よりポリエチレンなどの合成樹脂からなるケーブル保護
用パイプ(鞘管)3を引き込むのであるが、その前にケ
ーブル保護用パイプ3の一端側には引き込み作業直後の
ケーブル保護用パイプ3の収縮長さを見込んだ長さ分だ
けケーブル保護用パイプ3の一端側より他端側に寄った
位置に外方にグリップ部4を突設した金属製のネット5
を適当長さ範囲に亘って被せておく。このネット5はケ
ーブル保護用パイプ3への装着前はフラットな状態であ
り、ケーブル保護用パイプ3に装着するときに筒状に丸
めてネット5の端部同士を天然繊維もしくは合成繊維か
らなるロープ6で結合させる。また、このロープ6はケ
ーブル保護用パイプ3の長さ方向適当間隔おきに形成さ
れている適当な溝部3aの中でケーブル保護用パイプ3
に巻き付けられる。ケーブル保護用パイプ3に装着され
たネット5からはケーブル保護用パイプ3の両側に斜め
に飛び出すように前記グリップ部4が設けられており、
この状態でケーブル保護用パイプ3の一端を一方のピッ
ト1側に位置する前記外管2の一端側に近づけ、予め外
管2の中に全長に亘って挿通させてある引き込み線7の
一端と前記グリップ部4を繋ぎ、他方のピット1側の地
上に設置してあるウインチなどによって外管2の他端側
より突出する引き込み線7の他端を引っ張ることにより
ケーブル保護用パイプ3が外管2の中に引き込まれるこ
とになる。前記引き込み線7の他端を引っ張ることによ
り外管2の他端側までケーブル保護用パイプ3が引き込
まれたとき、詳しくは、グリップ部4を備えたネット5
が外管2の他端側に露出した時点で、外管2の他端側か
らはケーブル保護用パイプ3の収縮長さを見込んだ長さ
分のケーブル保護用パイプ3の一端側が突出することに
なり、この状態で外管2の一端側に揃うようにケーブル
保護用パイプ3をカットするとともに、前記ネット5の
端部同士を結合している前記ロープ6を鋏もしくは他の
切断手段により切断してネット5をケーブル保護用パイ
プ3から取り外す。なお、グリップ部4を備えたネット
5が外管2の他端側に露出した時点で外管2の他端側か
ら突出するケーブル保護用パイプ3の収縮長さを見込ん
だ長さ分のケーブル保護用パイプ3の一端側は徐々に収
縮し、最終的にはケーブル保護用パイプ3の一端は外管
2の他端に揃うことになる。このようなケーブル保護用
パイプ3の引き込み作業において、引き込み線7に繋が
れて引っ張り力が働くネット5は引き込み作業直後のケ
ーブル保護用パイプ3の収縮長さを見込んだ長さ分だけ
ケーブル保護用パイプ3の一端側より他端側に寄った位
置に装着されていることから、ネット5装着部よりも一
端側のケーブル保護用パイプ3はフリーな状態となって
おり、ネット5装着部よりも一端側のケーブル保護用パ
イプ3が外管2の他端側に露出した後もケーブル保護用
パイプ3が外管2の他端側の縁部ならびにピット1の上
端縁部で大きな接触抵抗を受けることもない。また、ケ
ーブル保護用パイプ3に装着されるネット5は引き込み
時の引っ張り力によりケーブル保護用パイプ3に外側よ
り食い込む力が働き、ケーブル保護用パイプ3から外れ
ることがない。
のケーブル保護用パイプ3に対して前記ネット5を装着
して外管2内にケーブル保護用パイプ3を1本づつ引き
込む状態を示しているが、複数本のケーブル保護用パイ
プ3を一まとめにした状態で外管2内に引き込むことも
可能である。そのとき、複数本のケーブル保護用パイプ
3の一端側はばらばらの状態であるので、外管2内に導
き易くするために複数本のケーブル保護用パイプ3の一
端をテープなどを巻き付けるなどして一まとめにした状
態としておく必要がある。
保護用パイプの収縮長さを見込んだ長さ分だけケーブル
保護用パイプの一端側より他端側に寄った位置にネット
を装着してケーブル保護用パイプを引っ張ることにより
ケーブル保護用パイプを外管に引き込んでおり、その際
ネット装着部が外管の他端側に露出するまでケーブル保
護用パイプを引っ張れば良く、前記従来のようにケーブ
ル保護用パイプが外管の他端側より出た後もケーブル保
護用パイプを一端を引っ張って地上まで引き上げるよう
な作業が不要となり、ケーブル保護用パイプが外管の他
端側の縁部ならびにピットの上端縁部で大きな接触抵抗
を受けることもなく、作業性が向上する。また、ケーブ
ル保護用パイプからのネットの取り外し作業もネットの
端部同士を結合しているロープを切断することにより簡
単に行なうことができる。
パイプに装着されるネットの斜視図である。
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
始状態を示す断面図である。
った状態を示す断面図である。
完了状態を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 地面に形成されたピットとピットとの間の
地中に埋設された外管内に光ファイバーケーブルなどの
ケーブルを保護するケーブル保護用パイプの引き込み方
法であって、ケーブル保護用パイプの一端側には引き込
み作業直後のケーブル保護用パイプの収縮長さを見込ん
だ長さ分だけケーブル保護用パイプの一端側より他端側
に寄った位置に外方にグリップ部を突設した金属製のネ
ットを筒状に丸めてネットの端部同士を天然繊維もしく
は合成繊維からなるロープで結合させることにより装着
し、予め外管の中に全長に亘って挿通させてある引き込
み線の一端に前記ネットより突出するグリップ部を繋
ぎ、他方のピット側において外管の他端側より突出する
引き込み線の他端を引っ張ることによりケーブル保護用
パイプを外管の中に引き込み、前記グリップ部を備えた
ネットが外管の他端側に露出した時点で、前記ロープを
切断してネットをケーブル保護用パイプから取り外すこ
とを特徴とするケーブル保護用パイプの引き込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157996A JP2002354622A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ケーブル保護用パイプの引き込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001157996A JP2002354622A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ケーブル保護用パイプの引き込み方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002354622A true JP2002354622A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19001776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001157996A Pending JP2002354622A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ケーブル保護用パイプの引き込み方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002354622A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2463940B (en) * | 2008-10-03 | 2010-12-22 | Tekmar Energy Ltd | Protection assembly for elongate flexible member and method of installation of such member |
JP2012251591A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Kubota-Ci Co | 更生管路および管路更生工法 |
CN103219675A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-24 | 深圳市燃气集团股份有限公司 | 一种光缆或电缆随定向钻穿越方法 |
-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001157996A patent/JP2002354622A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2463940B (en) * | 2008-10-03 | 2010-12-22 | Tekmar Energy Ltd | Protection assembly for elongate flexible member and method of installation of such member |
JP2012251591A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Kubota-Ci Co | 更生管路および管路更生工法 |
CN103219675A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-24 | 深圳市燃气集团股份有限公司 | 一种光缆或电缆随定向钻穿越方法 |
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Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080310 |
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A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080612 |
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A521 | Written amendment |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090421 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091020 |