JP2016084504A - 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート - Google Patents
導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016084504A JP2016084504A JP2014217570A JP2014217570A JP2016084504A JP 2016084504 A JP2016084504 A JP 2016084504A JP 2014217570 A JP2014217570 A JP 2014217570A JP 2014217570 A JP2014217570 A JP 2014217570A JP 2016084504 A JP2016084504 A JP 2016084504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plating layer
- conductive
- core
- plating
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/02—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of metals or alloys
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F1/00—Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F1/00—Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
- B22F1/17—Metallic particles coated with metal
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B1/00—Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
- H01B1/20—Conductive material dispersed in non-conductive organic material
- H01B1/22—Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising metals or alloys
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B5/00—Non-insulated conductors or conductive bodies characterised by their form
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B5/00—Non-insulated conductors or conductive bodies characterised by their form
- H01B5/16—Non-insulated conductors or conductive bodies characterised by their form comprising conductive material in insulating or poorly conductive material, e.g. conductive rubber
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/16—Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes
- B22F9/18—Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes with reduction of metal compounds
- B22F9/24—Making metallic powder or suspensions thereof using chemical processes with reduction of metal compounds starting from liquid metal compounds, e.g. solutions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
Abstract
Description
また、最表面にAuめっき層を有するNiP粒子からなる導電性粒子を対象としたときに、従来よりも体積抵抗率が小さい導電性粒子を提供し、求められる導電性能によっては、従来よりもAuめっき層の厚さが小さい安価な導電性粒子を提供することである。
また、NiP粒子からなる従来よりも体積抵抗率が小さい導電性粒子を適用し、その導電性粒子の集合体である導電性粉体、その導電性粉体を用いた導電性高分子組成物、およびその導電性高分子組成物を用いた異方性導電シートを提供することである。
ある実施形態において、前記第1めっき層の表面を覆う第2めっき層を有し、前記第2めっき層は厚さが5nm以上200nm以下のAuめっき層である。
本発明の実施形態の導電性粒子は、5質量%以上15質量%以下のPを含む球状のNiコアと、前記Niコアの表面を覆う第1めっき層とを有し、前記第1めっき層は純Niめっき層または4.0質量%以下のPを含むNiめっき層である。上述したように還元剤に次亜リン酸を用いることが一般的である従来のNiP粒子には、Pが5質量%以上含まれる。よって、本発明に係る前記第1めっき層は、前記NiコアにおけるPの含有比率よりも確実に小さくなるようにPの含有比率のバラツキを考慮し、4.0質量%以下のPを含むNiめっき層とする。なお、前記Niめっき層におけるPが0.1質量%未満であれば、前記第1めっき層は実質的にPを含まない純Niめっき層に相当する。この構成により、本発明に係る導電性粒子は、従来のNiP粒子よりも特段に小さい体積抵抗率を有することができる。
図1に、本発明の実施形態による導電性粒子10の断面イメージを示す。導電性粒子10は、NiおよびPを含む球状のNiコア11(NiP粒子)と、Niコア11の表面を覆う第1めっき層12とを有する。本発明でいう球状は、例えば異方性導電シートに用いる場合は扁平な形状でないことが求められることから、0.80以上の真球度を有する真球またはそれに近い形状を想定しているが、これに限定しなくてもよい。また、真球度とは、真球からのずれを表し、複数個の各粒子の直径を長径で割った際に算出される算術平均値であり、値が上限である1.00に近いほど真球に近いことを表す。
また、図2に、本発明の別の実施形態による導電性粒子10aの断面イメージを示す。導電性粒子20は、NiおよびPを含む球状のNiコア11(NiP粒子)と、Niコア11の表面を覆う第1めっき層12と、第1めっき層12の表面を覆うAuめっき層13とを有する。なお、説明を簡便にするために、図1と図2とで符号を共用している。
上述したCuおよびSnは、Niコア11に用いられる粉体を製造する際に、核生成反応の触媒毒として作用するため単分散で粒度分布の狭い粉体を容易に製造することが可能になる。またCuおよびSnはNiP導電性粒子の成長過程において共析する。
まず、Pを含む球状のNiコア11の集合体であるNi粉体を準備する。この場合、特許文献3に記載された方法で製造されたNi粉体が好ましい。
具体的には、硫酸ニッケル六水和物と硫酸銅五水和物と錫酸ナトリウム三水和物とを、NiとCuとSnのモル比が0.29:0.01:0.05となるよう調製して、純水に溶解し、金属塩水溶液を15(dm3)作製した。なお、硫酸銅五水和物や、さらに錫酸ナトリウム三水和物を配合することにより、上述したようにCuや、さらにSnを含むNiP粒子が作製されるが、NiP粒子径(粒径)が揃いやすい、容易かつ安定な粒子の大径化が可能になるなどの作用効果を奏する。次に、酢酸ナトリウムを純水に溶解して、1.0(kmol/m3)の濃度とし、更に水酸化ナトリウムを加えてpH調製水溶液を15(dm3)作製した。そして、上記の金属塩水溶液とpH調製水溶液を撹拌混合し、30(dm3)の混合水溶液とし、pHを測定すると8.1の値を示した。そして、上記の混合水溶液をN2ガスでバブリングしながら外部ヒーターにより343(K)に加熱保持し、撹拌を続けた。次に、純水に1.8(kmol/m3)の濃度でホスフィン酸ナトリウム(次亜リン酸ナトリウム)を溶解した還元剤水溶液を15(dm3)作製し、こちらも外部ヒーターによって343(K)に加熱した。そして、上記、30(dm3)の混合水溶液と15(dm3)の還元剤水溶液を、温度が343±1(K)となるように調製した後に混合した。
以下、実施例1〜7及び比較例1、2では、Niコアに用いるNi粉体は、メジアン径d50が20μmで、(d90−d10)/d50が0.7のものを用いた。また、比較例3では、Niコアに用いるNi粉体は、メジアン径d50が6μmで、(d90−d10)/d50が0.7のものを用いた。
上述した方法で製造したNiコア11を用いて、Niコア11の表面に低P−Niめっき層(第1めっき層12)を形成した。具体的には、所定の成分組成を有する無電解還元Niめっき液(以下、「Niめっき液」という。)を準備し、外部ヒーターを用いて加熱してNiめっき液の温度を所定に調整した。続いて、Niめっき液を攪拌しながら液中のNi濃度を所定に調整した。その後、そのNiめっき液中に、酸処理を行って表面の酸化膜を除去した後に水洗したNiコア11を投入した。そして、無電解還元めっき法により、Niコア11の表面に、厚さが約1.3μmの低P−Niめっき層(第1めっき層12)を有する導電性粒子10を得た。この低P−Niめっき層を、エネルギー分散型X線分光法(EDX:Energy Dispersive X−ray Spectroscopy)によって定性分析した結果、Pを1.4質量%含み、残部がNiであった。
実施例1で得られた導電性粒子10の表面に、すなわち低P−Niめっき層(第1めっき層12)の表面に、さらにAuめっき層13(第2めっき層)を形成した。具体的には、無電解置換Auめっき液(以下、「置換型Auめっき液」という。)を準備し、外部ヒーターを用いて加熱して置換型Auめっき液の温度を所定に調整した。続いて、置換型Auめっき液を攪拌しながら液中のシアン化Auカリウム濃度を調整することによってAu濃度を所定に調整した。その後、置換型Auめっき液中に、酸処理および水洗を行った導電性粒子10を投入した。そして、無電解置換めっき法により、低P−Niめっき層の表面に、厚さが約20nmの無電解Auめっき層(第2めっき層)を有する導電性粒子10aを得た。
上述した実施例1と同様に、Niめっき液中のNi濃度を変えた無電解還元めっき法により、Niコア11の表面に、厚さが約2.6μmの低P−Niめっき層(第1めっき層12)を有する導電性粒子10を得た。この低P−Niめっき層を、EDXによって定性分析した結果、Pを1.3質量%含み、残部がNiであった。
また、上述した実施例2と同様に、無電解置換めっき法により、実施例3で得られた導電性粒子10の低P−Niめっき層(第1めっき層12)の表面に、厚さが約20nmの無電解Auめっき層(第2めっき層)を有する導電性粒子10aを得た。
上述した実施例3で得られた、Niコア11の表面に厚さが約2.6μmの低P−Niめっき層(第1めっき層12)を有する導電性粒子10を用いて、その表面に厚さが約100nmのAuめっき層13(第2めっき層)を有する導電性粒子10aを得た。具体的には、一つのめっき処理において、無電解置換Auめっき処理と無電解還元Auめっき処理とを実質的に同時に行うことができる汎用の無電解Auめっき液を準備し、外部ヒーターを用いて加熱して無電解Auめっき液の温度を所定に調整した。続いて、無電解Auめっき液を攪拌しながら液中のシアン化Auカリウム濃度を調整することによってAu濃度を所定に調整した。その後、無電解Auめっき液中に、酸処理および水洗を行った導電性粒子10を投入した。そして、無電解置換Auめっき法および無電解還元Auめっき法により、低P−Niめっき層(第1めっき層12)の表面に、厚さが約100nmの無電解Auめっき層(第2めっき層)を有する導電性粒子10aを得た。
上述した方法で製造したNiコア11を用いて、Niコア11の表面にPなどの半金属が実質的に含まれない高純度の純Niめっき層(第1めっき層12)を形成した。具体的には、めっき層中にPなどのNi以外の元素が含まれ難い所定の成分組成を有する無電解還元Niめっき液(以下、「純Niめっき液」という。)を準備し、外部ヒーターを用いて加熱して純Niめっき液の温度を所定に調整した。続いて、純Niめっき液を攪拌しながら液中のNi濃度を所定に調整した。その後、その純Niめっき液中に、酸処理を行って表面の酸化膜を除去した後に水洗したNiコア11を投入した。そして、無電解還元めっき法により、Niコア11の表面に、厚さが約0.9μmでPが0.1質量%未満の純Niめっき層(第1めっき層12)を有する導電性粒子10を得た。
また、上述した実施例1と同様に、無電解置換めっき法により、実施例6で得られた導電性粒子10の純Niめっき層(第1めっき層12)の表面に、厚さが約20nmの無電解Auめっき層(第2めっき層)を有する導電性粒子10aを得た。
上述した方法で製造したNiコア11を比較例1とする。つまり、Niコア11は、第1めっき層12(純Niめっき層または低P−Niめっき層)や第2めっき層(Auめっき層13)を有さないため、実質的に従来のNiP粒子と同等の導電性粒子と考えてよい。
上述した方法で製造したNiコア11を用いて、Niコア11の表面にAuめっき層を形成した。具体的には、上述した実施例1と同様に、無電解置換めっき法により、Niコア11の表面に、厚さが約20nmの無電解Auめっき層を有する導電性粒子(以下、「NiコアAuめっき粒子」という。)を得た。
上述したNiコア11と同様な方法により、Pが7.9質量%、Cuが3.3質量%、Snが0.4質量%含まれ、残部がNiである成分組成を有する、粒子の直径(粒径)が6μmのNiコア11(以下、実施例1〜4および比較例1、2におけるNiコア11と区別するために「Niコア11a」という。)を得た。続いて、得られたNiコア11aの表面にPd(パラジウム)からなるPdめっき層を形成した。具体的には、所定の成分組成を有する無電解還元Pdめっき液(以下、「Pdめっき液」という。)を準備し、外部ヒーターを用いて加熱してPdめっき液の温度を所定に調整した。続いて、Pdめっき液を攪拌しながら液中のPd濃度を所定に調整した。その後、そのPdめっき液中に、酸処理を行って表面の酸化膜を除去した後に水洗したNiコア11aを投入した。そして、無電解還元めっき法により、Niコア11aの表面に、厚さが約30nmの無電解Pdめっき層を有する導電性粒子(以下、「NiコアPdめっき粒子」という。)を得た。
表1に示す体積抵抗率において、本発明に係るNiコア11の表面に第1めっき層12(低P−Niめっき層または純Niめっき層)を有する導電性粒子10(実施例1、3、6)の場合、従来のNiP粒子(比較例1)の約0.03倍(実施例6)から約0.05倍(実施例1)であった。従って、本発明に係る導電性粒子10は、従来の導電性粒子(NiP粒子)よりも特段に小さい体積抵抗率を有していることが確認された。
表1に示す体積抵抗率において、本発明に係る第1めっき層12の表面にAuめっき層13を有する導電性粒子10a(実施例2、4、5)の場合、従来のAuめっき層またはPdめっき層を有する導電性粒子(比較例2、3)の約0.29倍(実施例5)から約0.57倍(実施例2)であった。従って、本発明に係る導電性粒子10aは、従来の導電性粒子(NiコアAuめっき粒子またはNiコアPdめっき粒子)よりも小さい体積抵抗率を有していることが確認された。
低P−Niめっき層の実施例1と実施例3とを比べると、めっき層の厚さが実施例1の2倍である実施例3は、体積抵抗率が実施例1の約0.76倍であった。また、さらにAuめっき層を厚さを同じにして設けた低P−Niめっき層(実施例4)と純Niめっき層(実施例7)とを比べると、両者の体積抵抗率は同等であった。従って、図1に示す導電性粒子10の第1めっき層12に低P−Niめっき層を選定する場合、低P−Niめっき層の厚さを大きくすることは好ましく、導電性粒子10の体積抵抗率をより小さくすることができることが分った。この点は、図1に示す導電性粒子10の第1めっき層12に純Niめっき層を選定する場合も同傾向であると考えられ、純Niめっき層の厚さが大きくなれば体積抵抗率が小さくなると考えられる。
低P−Niめっき層(実施例3)と純Niめっき層(実施例6)とを比べると、めっき層の厚さが低P−Niめっき層(実施例3)の約0.35倍である純Niめっき層(実施例6)は、体積抵抗率が実施例3の約0.62倍であった。従って、図1に示す導電性粒子10の第1めっき層12の種類を選定する場合、好ましくは純Niめっき層であることが分った。なお、低P−Niめっき層は、純Niめっき層に比べ、めっき層の形成速度が大きいためめっき処理時間が短い、めっき液が安価であるなど、実用上の利点がある。
Niコア11および低P−Niめっき層の構成が同じ導電性粒子10の表面に、厚さが異なるAuめっき層13を設けた実施例4と実施例5とを比べると、Auめっき層の厚さが実施例4の5倍(80nm大きい)である実施例5は、体積抵抗率が実施例4の約0.67倍(0.1×10−5Ωm小さい)であった。従って、Auめっき層をより厚くすることも好ましいが、低コスト化の観点から、第1めっき層に純Niめっき層を選定し、純Niめっき層の厚さを大きくすることが好ましいと考えられる。
Claims (7)
- 5質量%以上15質量%以下のPを含む球状のNiコアと、前記Niコアの表面を覆う第1めっき層とを有し、前記第1めっき層は純Niめっき層または4.0質量%以下のPを含むNiめっき層である、導電性粒子。
- 前記第1めっき層の厚さは0.1μm以上10μm以下である、請求項1に記載の導電性粒子。
- 前記Niコアの直径は1μm以上100μm以下である、請求項1または2に記載の導電性粒子。
- 前記第1めっき層の表面を覆う第2めっき層を有し、前記第2めっき層は厚さが5nm以上200nm以下のAuめっき層である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導電性粒子。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導電性粒子を含む粉体であって、積算体積分布曲線におけるメジアン径d50が3μm以上100μm以下であり、かつ、(d90−d10)/d50≦0.8である、導電性粉体。
- 請求項5に記載の導電性粉体と、高分子とを含み、前記高分子は、ゴム、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または光硬化性樹脂である、導電性高分子組成物。
- 請求項6に記載の導電性高分子組成物から形成され、前記導電性粒子が厚さ方向に配列された、異方性導電シート。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014217570A JP6443732B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート |
CN201580057689.4A CN107073577B (zh) | 2014-10-24 | 2015-09-29 | 导电性颗粒、导电性粉体、导电性高分子组合物和各向异性导电片 |
US15/520,855 US20170333989A1 (en) | 2014-10-24 | 2015-09-29 | Conductive particles, conductive powder, conductive polymer composition and anisotropic conductive sheet |
KR1020177013750A KR102011643B1 (ko) | 2014-10-24 | 2015-09-29 | 도전성 입자, 도전성 분체, 도전성 고분자 조성물 및 이방성 도전 시트 |
EP15853551.8A EP3210696B1 (en) | 2014-10-24 | 2015-09-29 | Conductive particles, conductive powder, conductive polymer composition and anisotropic conductive sheet |
PCT/JP2015/077414 WO2016063684A1 (ja) | 2014-10-24 | 2015-09-29 | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート |
TW104133119A TWI666655B (zh) | 2014-10-24 | 2015-10-08 | 導電性粒子、導電性粉體、導電性高分子組成物及異向性導電片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014217570A JP6443732B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016084504A true JP2016084504A (ja) | 2016-05-19 |
JP6443732B2 JP6443732B2 (ja) | 2018-12-26 |
Family
ID=55760729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014217570A Active JP6443732B2 (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20170333989A1 (ja) |
EP (1) | EP3210696B1 (ja) |
JP (1) | JP6443732B2 (ja) |
KR (1) | KR102011643B1 (ja) |
CN (1) | CN107073577B (ja) |
TW (1) | TWI666655B (ja) |
WO (1) | WO2016063684A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6459293B2 (ja) * | 2014-08-18 | 2019-01-30 | 日立金属株式会社 | はんだ被覆ボールおよびその製造方法 |
CN107533963A (zh) * | 2015-04-20 | 2018-01-02 | 三菱电机株式会社 | 半导体装置的制造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001279306A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Akita Pref Gov Shigen Gijutsu Kaihatsu Kiko | 球状Ni−Pアモルファス金属粉末の製法 |
JP2006013978A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sharp Corp | テレビ放送送信機、テレビ放送受信機、ブロードキャスト番組参加システム、及び方法 |
JP2006131978A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Akita Pref Gov Shigen Gijutsu Kaihatsu Kiko | 球状NiP微小粒子およびその製造方法ならびに、異方性導電フィルム用導電粒子 |
JP2009019974A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Jsr Corp | 異方導電性コネクターの位置決め方法、およびこの異方導電性コネクターと検査用回路基板との位置決め方法、並びに異方導電性コネクター、およびプローブカード |
JP2009197317A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-09-03 | Hitachi Metals Ltd | 還元析出型球状NiP微小粒子およびその製造方法 |
JP2009221360A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Tokyo Institute Of Technology | 異方導電性樹脂組成物、異方導電性部材、及びその実装方法、並びに電子機器 |
JP2010073681A (ja) * | 2009-07-16 | 2010-04-02 | Sony Chemical & Information Device Corp | 導電性粒子、並びに異方性導電フィルム、接合体、及び接続方法 |
JP2010278026A (ja) * | 2010-08-31 | 2010-12-09 | Sony Chemical & Information Device Corp | 導電性粒子及びその製造方法、並びに異方性導電フィルム、接合体、及び接続方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4524727B2 (ja) | 2000-04-26 | 2010-08-18 | 日立金属株式会社 | 異方性導電膜用Ni合金粒およびその製造方法 |
JP4683598B2 (ja) * | 2001-07-06 | 2011-05-18 | 三井金属鉱業株式会社 | 積層セラミックコンデンサ内部電極用の表面処理ニッケル粉及びその製造方法 |
JP2003034879A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Sony Chem Corp | Niメッキ粒子及びその製造方法 |
TW557237B (en) * | 2001-09-14 | 2003-10-11 | Sekisui Chemical Co Ltd | Coated conductive particle, coated conductive particle manufacturing method, anisotropic conductive material, and conductive connection structure |
JP4962706B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-06-27 | 日本化学工業株式会社 | 導電性粒子およびその製造方法 |
US8124232B2 (en) * | 2007-10-22 | 2012-02-28 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | Coated conductive powder and conductive adhesive using the same |
JP4957838B2 (ja) | 2009-08-06 | 2012-06-20 | 日立化成工業株式会社 | 導電性微粒子及び異方性導電材料 |
JP6044195B2 (ja) * | 2011-09-06 | 2016-12-14 | 日立化成株式会社 | 絶縁被覆用粒子、絶縁被覆導電粒子、異方導電材料及び接続構造体 |
JP6245792B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2017-12-13 | デクセリアルズ株式会社 | 導電性粒子、回路接続材料、実装体、及び実装体の製造方法 |
JP5973257B2 (ja) | 2012-07-03 | 2016-08-23 | 日本化学工業株式会社 | 導電性粒子及びそれを含む導電性材料 |
JP2014028991A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Nippon Steel & Sumikin Chemical Co Ltd | 複合ニッケル微粒子及びその製造方法 |
KR101686357B1 (ko) * | 2013-01-17 | 2016-12-13 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | 전자 부품용 경화성 조성물 및 접속 구조체 |
TW201511296A (zh) * | 2013-06-20 | 2015-03-16 | Plant PV | 用於矽太陽能電池之核-殼型鎳粒子金屬化層 |
-
2014
- 2014-10-24 JP JP2014217570A patent/JP6443732B2/ja active Active
-
2015
- 2015-09-29 CN CN201580057689.4A patent/CN107073577B/zh active Active
- 2015-09-29 US US15/520,855 patent/US20170333989A1/en not_active Abandoned
- 2015-09-29 WO PCT/JP2015/077414 patent/WO2016063684A1/ja active Application Filing
- 2015-09-29 EP EP15853551.8A patent/EP3210696B1/en active Active
- 2015-09-29 KR KR1020177013750A patent/KR102011643B1/ko active IP Right Grant
- 2015-10-08 TW TW104133119A patent/TWI666655B/zh active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001279306A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Akita Pref Gov Shigen Gijutsu Kaihatsu Kiko | 球状Ni−Pアモルファス金属粉末の製法 |
JP2006013978A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Sharp Corp | テレビ放送送信機、テレビ放送受信機、ブロードキャスト番組参加システム、及び方法 |
JP2006131978A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Akita Pref Gov Shigen Gijutsu Kaihatsu Kiko | 球状NiP微小粒子およびその製造方法ならびに、異方性導電フィルム用導電粒子 |
JP2009019974A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Jsr Corp | 異方導電性コネクターの位置決め方法、およびこの異方導電性コネクターと検査用回路基板との位置決め方法、並びに異方導電性コネクター、およびプローブカード |
JP2009197317A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-09-03 | Hitachi Metals Ltd | 還元析出型球状NiP微小粒子およびその製造方法 |
JP2009221360A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Tokyo Institute Of Technology | 異方導電性樹脂組成物、異方導電性部材、及びその実装方法、並びに電子機器 |
JP2010073681A (ja) * | 2009-07-16 | 2010-04-02 | Sony Chemical & Information Device Corp | 導電性粒子、並びに異方性導電フィルム、接合体、及び接続方法 |
JP2010278026A (ja) * | 2010-08-31 | 2010-12-09 | Sony Chemical & Information Device Corp | 導電性粒子及びその製造方法、並びに異方性導電フィルム、接合体、及び接続方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN107073577B (zh) | 2019-11-15 |
KR102011643B1 (ko) | 2019-08-19 |
JP6443732B2 (ja) | 2018-12-26 |
TWI666655B (zh) | 2019-07-21 |
CN107073577A (zh) | 2017-08-18 |
EP3210696A4 (en) | 2018-05-09 |
EP3210696B1 (en) | 2018-10-03 |
KR20170073650A (ko) | 2017-06-28 |
WO2016063684A1 (ja) | 2016-04-28 |
TW201618122A (zh) | 2016-05-16 |
US20170333989A1 (en) | 2017-11-23 |
EP3210696A1 (en) | 2017-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5497183B2 (ja) | 銀被覆球状樹脂、及びその製造方法、並びに銀被覆球状樹脂を含有する異方性導電接着剤、異方性導電フィルム、及び導電スペーサー | |
EP3192597A1 (en) | Silver-coated copper powder, and conductive paste, conductive coating material and conductive sheet, each of which uses said silver-coated copper powder | |
US20170274453A1 (en) | Silver-coated copper powder, and conductive paste, conductive coating material and conductive sheet each of which uses same | |
JP5622127B2 (ja) | 還元析出型球状NiP微小粒子およびその製造方法 | |
JP2013214508A5 (ja) | ||
JP2006225692A (ja) | スズコート銅粉及び当該スズコート銅粉を用いた複合導電性ペースト | |
JP2004111254A (ja) | 電子デバイスの電気的接続用金属含有組成物 | |
JP2004332047A (ja) | 連鎖状金属粉末とその製造方法、及びそれを用いた導電性付与材 | |
JP4881013B2 (ja) | 導電性粉末、導電性ペーストおよび電気回路 | |
JP6443732B2 (ja) | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート | |
JP2004111253A (ja) | 電子デバイスの電気的接続用導電性組成物および電子デバイス | |
JP6442240B2 (ja) | 銀被覆粒子及びその製造方法 | |
KR20060052506A (ko) | 구상 NiP 미소 입자 및 그 제조방법과, 이방성 도전필름용 도전 입자 | |
JP5943019B2 (ja) | 導電性粒子、導電性粉体、導電性高分子組成物および異方性導電シート | |
JP2008111175A (ja) | 複合金属粉とその製造方法および導電性ペースト | |
WO2017057231A1 (ja) | Niコート銅粉、及びそれを用いた導電性ペースト、導電性塗料、導電性シート、並びにNiコート銅粉の製造方法 | |
JP6332058B2 (ja) | 銅粉、及びそれを用いた銅ペースト、導電性塗料、導電性シート | |
JP6043397B2 (ja) | 不均一銅―ニッケル複合体の合成方法 | |
JP2015004079A (ja) | ニッケル粉及びその製造方法 | |
JP2015017314A (ja) | ニッケル粉及びその製造方法 | |
JP2022065269A (ja) | 金属粉 | |
JP2014210970A (ja) | ニッケル粉とその製造方法 | |
JP2015081377A (ja) | ニッケル粒子表面へのコバルト含有ニッケル層の被覆方法を含むニッケル粉の製造方法及びそれを用いたニッケル粉 | |
JP2004292850A (ja) | 金属粉末とその製造方法およびそれを用いた異方導電膜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181102 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6443732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |