JP2016082570A - 弾性波デバイス、フィルタ、及び分波器 - Google Patents

弾性波デバイス、フィルタ、及び分波器 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化が可能な弾性波デバイスを提供すること。【解決手段】本発明は、圧電基板10と、圧電基板上に設けられ、複数の電極指22a、22bと2つのバスバー26a、26bを含む第1IDT20と、圧電基板上に設けられ、複数の電極指42a、42bと2つのバスバー46a、46bを含み、第1IDT20に直列に接続された第2IDT40と、を備え、第1IDT20と第2IDT40は、それぞれの2つのバスバーのうちの一方のバスバー26b、46bとして1つの共通バスバー50を共有し、共通バスバー50の幅W3は、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性波の波長の2倍以下であり、共通バスバー50には、第1IDT20及び第2IDT40それぞれの2つのバスバーのうちの他方のバスバー26a、46aに接続された電極指22a、42aの先端に隙間52を介して向かい合うダミー電極指が接続されていない弾性波デバイスである。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性波デバイス、フィルタ、及び分波器に関する。
携帯電話端末等の無線通信機器のフィルタ及び分波器に、弾性波デバイスが用いられている。弾性波デバイスとして、圧電基板上に1組の櫛型電極からなるIDT(Interdigital Transducer)が設けられた弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)デバイスが知られている。また、耐電力性を向上させるために、1つのSAWデバイスを直列に分割することが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。また、弾性表面波の共振器内への閉じ込めを向上させるために、1組の櫛型電極それぞれにおいて電極指間にダミー電極指を設けることが知られている(例えば、特許文献3参照)。あるいは、異なるモードの波を利用する多重モード型の弾性表面波デバイスや、これを多段に接続することが知られている(例えば、特許文献4〜8参照)。
特開2001−285025号公報 特開2001−24471号公報 特開2003−198317号公報 特開平5−129884号公報 特開平6−37585号公報 特開平10−32463号公報 特開2000−323935号公報 特開2001−127587号公報
耐電力性を向上させるために、1つの弾性波デバイスを直列に分割する場合、デバイスの大型化が生じてしまう。本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、小型化が可能な弾性波デバイス、フィルタ、及び分波器を提供することを目的とする。
本発明は、圧電基板と、前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と2つのバスバーとを含む第1IDTと、前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と2つのバスバーとを含み、前記第1IDTに直列に接続された第2IDTと、を備え、前記第1IDTと前記第2IDTとは、それぞれの前記2つのバスバーのうちの一方のバスバーとして1つの共通バスバーを共有し、前記共通バスバーの幅は、前記第1IDT及び前記第2IDTを伝搬する弾性波の波長の2倍以下であり、前記共通バスバーには、前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの他方のバスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合うダミー電極指が接続されていないことを特徴とする弾性波デバイスである。本発明によれば、弾性波デバイスを小型化することができる。
上記構成において、前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの前記他方のバスバーには、前記共通バスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合って配置されたダミー電極指が接続されている構成とすることができる。
上記構成において、前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの前記他方のバスバーには、前記共通バスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合うダミー電極指が接続されていない構成とすることができる。
上記構成において、前記第1IDTに含まれる前記電極指の周期と前記第2IDTに含まれる前記電極指の周期とは異なる構成とすることができる。
上記構成において、前記第1IDTに含まれる前記電極指のラインアンドスペース比と前記第2IDTに含まれる前記電極指のラインアンドスペース比とは異なる構成とすることができる。
上記構成において、前記第1IDTに含まれる前記電極指の開口長と前記第2IDTに含まれる前記電極指の開口長とは異なる構成とすることができる。
上記構成において、前記第1IDTを伝搬する弾性波の位相と前記第2IDTを伝搬する弾性波の位相とは同じである構成とすることができる。
本発明は、上記のいずれかに記載の弾性波デバイスを含むことを特徴とするフィルタである。本発明によれば、フィルタを小型化することができる。
本発明は、上記に記載のフィルタを含むことを特徴とする分波器である。本発明によれば、分波器を小型化することができる。
本発明によれば、弾性波デバイス、フィルタ、及び分波器を小型化することができる。
図1(a)は、実施例1に係るSAWデバイスを示す上面図、図1(b)は、図1(a)の領域Aの拡大図である。 図2は、比較例1に係るSAWデバイスを示す上面図である。 図3は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイスを示す上面図である。 図4は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイスの周波数特性のシミュレーション結果である。 図5は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイスを用いたラダー型フィルタの通過特性のシミュレーション結果である。 図6は、実施例1の変形例2に係るSAWデバイスを示す上面図である。 図7(a)は、実施例1の変形例3に係るSAWデバイスを示す上面図、図7(b)は、図7(a)の領域Aの拡大図である。 図8は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイスを示す上面図である。 図9(a)は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイスの周波数特性の測定結果、図9(b)は、図9(a)の領域Aの拡大図である。 図10は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイスの反射特性のスミスチャートである。 図11は、実施例2に係るSAWデバイスを示す上面図である。 図12は、実施例3に係るフィルタを示す図である。 図13(a)は、実施例3に係るフィルタの通過特性を示す図(その1)、図13(b)は、図13(a)の通過帯域を拡大した図である。 図14(a)は、実施例3に係るフィルタの通過特性を示す図(その2)、図14(b)は、図14(a)の通過帯域を拡大した図である。 図15は、実施例3の変形例1に係るフィルタを示す図である。 図16は、実施例4に係る分波器を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1(a)は、実施例1に係るSAWデバイスを示す上面図、図1(b)は、図1(a)の領域Aの拡大図である。実施例1のSAWデバイス100は、図1(a)及び図1(b)のように、圧電基板10上に、第1IDT20と、第1IDT20に直列に接続された第2IDT40と、弾性表面波の伝搬方向で第1IDT20及び第2IDT40の両側に配置された反射器60と、を備える。圧電基板10は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO)又はタンタル酸リチウム(LiTaO)等の圧電材を用いることができる。第1IDT20、第2IDT40、及び反射器60は、例えばアルミニウム(Al)や銅(Cu)等の単層金属膜又はAlを主体とする合金を用いることもできるし、AlやCu等の単層金属膜又はAlを主体とする合金の下にチタン(Ti)又はクロム(Cr)等の金属が設けられた積層金属膜を用いることもできる。
第1IDT20は、1組の櫛型電極で構成されている。1組の櫛型電極のうちの一方の櫛型電極は、複数の電極指22aと、複数のダミー電極指24と、複数の電極指22a及び複数のダミー電極指24が接続されるバスバー26aと、を含む。電極指22aとダミー電極指24とは、例えば交互に配置されている。バスバー26aには、入出力用の端子28が接続されている。1組の櫛型電極のうちの他方の櫛型電極は、複数の電極指22bと、複数の電極指22bが接続されるバスバー26bと、を含む。電極指22bは、その先端が隙間52を介してダミー電極指24の先端と向かい合うようにして配置されている。一方、バスバー26bには、複数の電極指22bの間に、ダミー電極指は接続されていない。このため、電極指22aは、その先端が隙間52を介してバスバー26bと向かい合うようにして配置されている。
同様に、第2IDT40は、1組の櫛型電極で構成されている。1組の櫛型電極のうちの一方の櫛型電極は、複数の電極指42aと、複数のダミー電極指44と、複数の電極指42a及び複数のダミー電極指44が接続されるバスバー46aと、を含む。電極指42aとダミー電極指44とは、例えば交互に配置されている。バスバー46aには、入出力用の端子28が接続されている。1組の櫛型電極のうちの他方の櫛型電極は、複数の電極指42bと、複数の電極指42bが接続されるバスバー46bと、を含む。電極指42bは、その先端が隙間52を介してダミー電極指44の先端と向かい合うようにして配置されている。一方、バスバー46bには、複数の電極指42bの間に、ダミー電極指は接続されていない。このため、電極指42aは、その先端が隙間52を介してバスバー46bと向かい合うようにして配置されている。
第1IDT20と第2IDT40とは、それぞれの2つのバスバーのうちの一方のバスバー26b、46bとして1つの共通バスバー50を共有している。共通バスバー50は、浮き電極となっている。
第1IDT20の電極指22a、22bの周期と第2IDT40の電極指42a、42bの周期とは、同じになっている。第1IDT20の電極指22a、22bの幅と隣接する電極指22a、22bの間隔との比であるラインアンドスペース比(以下、L/S比と称す)と、第2IDT40の電極指42a、42bの幅と隣接する電極指42a、42bの間隔との比であるL/S比とは、同じになっている。第1IDT20の電極指22a、22bが交差する幅である開口長W1と第2IDT40の電極指42a、42bが交差する幅である開口長W2とは、同じ長さになっている。
第1IDT20の電極指22a、22bの周期と第2IDT40の電極指42a、42bの周期とが同じになっているため、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の波長と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長とは、同じ大きさになっている。
第1IDT20の電極指22a、22b及び第2IDT40の電極指42a、42bが延在する方向における共通バスバー50の幅W3は、例えば2.0μmである。実施例1のSAWデバイス100において、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波の周波数は、例えば2.5GHzであることから、幅W3は、例えば1.3λ程度である。なお、λは、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長である。幅W3を2.0λ以下にする理由については後述する。
ここで、実施例1に係るSAWデバイス100の効果を説明するにあたり、まず比較例1に係るSAWデバイスについて説明する。図2は、比較例1に係るSAWデバイスを示す上面図である。比較例1に係るSAWデバイスは、図2のように、1つの共振器が2つの共振器110、130に分割され、2つの共振器110、130が配線150によって直列に接続された構造をしている。このように、1つの共振器を2つの共振器110、130に分割して直列に接続しているのは、上述したように、耐電力性を向上させるためである。
共振器110は、1組の櫛型電極112からなるIDT114と、弾性表面波の伝搬方向でIDT114の両側に配置された反射器116と、を含む。1組の櫛型電極112それぞれは、複数の電極指118と、複数のダミー電極指120と、複数の電極指118及び複数のダミー電極指120が接続されるバスバー122と、を含む。
同様に、共振器130は、1組の櫛型電極132からなるIDT134と、弾性表面波の伝搬方向でIDT134の両側に配置された反射器136と、を含む。1組の櫛型電極132それぞれは、複数の電極指138と、複数のダミー電極指140と、複数の電極指138及び複数のダミー電極指140が接続されるバスバー142と、を含む。
共振器110、130それぞれの配線150に接続されていない側のバスバー122、142には、入出力用の端子152が接続されている。
比較例1のように、1つの共振器を2つの共振器110、130に分割して、共振器110、130を配線150によって直列に接続した場合、デバイスが大型化してしまう。また、弾性表面波が共振器外に漏れることを抑制するためにダミー電極指を設ける場合、共振器110の1組の櫛型電極112それぞれにダミー電極指120を設け、且つ、共振器130の1組の櫛型電極132それぞれにダミー電極指140を設けることになる。これによっても、デバイスが大型化してしまう。
一方、実施例1のSAWデバイス100は、図1(a)及び図1(b)のように、第1IDT20と第2IDT40とが直列に接続され、それぞれの2つのバスバーのうちの一方のバスバー26b、46bとして1つの共通バスバー50を共有している。このため、耐電力性を向上させ且つデバイスを小型化することができる。また、共通バスバー50には、第1IDT20及び第2IDT40それぞれの2つのバスバーのうちの他方のバスバー26a、46aに接続された電極指22a、42aの先端に隙間52を介して向かい合うダミー電極指が接続されていない。これによっても、デバイスの小型化が図れる。共通バスバー50にダミー電極指が接続されていない場合に、共通バスバー50の幅W3を、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長の2倍以下とすることで、第1IDT20を伝搬する弾性表面波が第2IDT40側に漏れたとしても、殆ど損失を伴うことなく第2IDT40を伝搬するようになる。なお、第2IDT40を伝搬する弾性表面波が第1IDT20側に漏れた場合も同様である。以上のことから、実施例1によれば、耐電力性を向上させ且つ特性の劣化を抑制しつつ、デバイスを小型化することができる。
共通バスバー50の幅W3は、第1IDT20及び第2IDT40の一方を伝搬する弾性表面波が殆ど損失を伴うことなく他方を伝搬するようになる点から、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長の1.5倍以下がより好ましく、1.2倍以下がさらに好ましい。一方、共通バスバー50の幅W3が細くなりすぎると電気的抵抗が増すことから、幅W3は、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長の0.3倍以上が好ましく、0.4倍以上がより好ましく、0.5倍以上がさらに好ましい。
また、実施例1のSAWデバイス100では、第1IDT20及び第2IDT40それぞれの2つのバスバーのうちの共通バスバー50ではないバスバー26a、46aには、共通バスバー50に接続された電極指22b、42bの先端に隙間52を介して向かい合って配置されたダミー電極指24、44が接続されている。これにより、第1IDT20及び第2IDT40を伝搬する弾性表面波のデバイス内への閉じ込めを向上させることができる。
図3は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイスを示す上面図である。実施例1の変形例1のSAWデバイス200は、図3のように、第1IDT20の電極指22a、22bの周期と、第2IDT40の電極指42a、42bの周期と、が異なっている。このため、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の波長と、第2IDT40を伝搬する弾性表面波の波長と、は異なっている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
ここで、実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200に対して行ったシミュレーションについて説明する。シミュレーションに用いたSAWデバイス200は、YカットX伝搬のタンタル酸リチウム基板からなる圧電基板10上に、厚さ200nmのAlで形成された第1IDT20、第2IDT40、及び反射器60が設けられている。第1IDT20の電極指22a、22bの周期は2.0μmで、第2IDT40の電極指42a、42bの周期は1.99μmである。また、共通バスバー50の幅は2.0μmである。図4は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200の周波数特性のシミュレーション結果である。図4のように、第1IDT20の電極指22a、22bの周期と第2IDT40の電極指42a、42bの周期とを異ならせることで、複数の反共振点が形成されることが分かる。
図5は、実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200を用いたラダー型フィルタ(以下、第1のラダー型フィルタと称す)の通過特性のシミュレーション結果である。シミュレーションに用いた第1のラダー型フィルタは、後述する図12と同様の構成をしていて、直列共振器S1〜S4と並列共振器P1とに、実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200を用いた。並列共振器P2〜P4には、IDTが直列に分割されていないSAWデバイスを用いた。なお、比較のために、直列共振器S1〜S4と並列共振器P1とに、実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200の代わりに実施例1に係るSAWデバイス100を用いたラダー型フィルタ(以下、第2のラダー型フィルタと称す)についても通過特性をシミュレーションした。
図4に示したように実施例1の変形例1に係るSAWデバイス200では複数の反共振点が形成されることから、図5のように、第1のラダー型フィルタは、第2のラダー型フィルタに比べて、抑圧域において広い帯域で大きな減衰量が得られている。
以上のように、実施例1の変形例1のSAWデバイス200は、図3のように、第1IDT20の電極指22a、22bの周期と第2IDT40の電極指42a、42bの周期とが異なっているので、図4のように、複数の反共振点が形成される。よって、実施例1の変形例1のSAWデバイス200を例えばラダー型フィルタに用いることで、図5のように、抑圧域において広い帯域で大きな減衰量を得ることができる。
図6は、実施例1の変形例2に係るSAWデバイスを示す上面図である。実施例1の変形例2のSAWデバイス300は、図6のように、第1IDT20の電極指22a、22bの幅と隣接する電極指22a、22bの間隔との比であるL/S比と、第2IDT40の電極指42a、42bの幅と隣接する電極指42a、42bの間隔との比であるL/S比と、が異なっている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
実施例1の変形例2のSAWデバイス300のように、第1IDT20の電極指22a、22bのL/S比と第2IDT40の電極指42a、42bのL/S比とが異なることでも、実施例1の変形例1のSAWデバイス200と同様に、複数の反共振点が形成される。よって、実施例1の変形例2のSAWデバイス300を例えばラダー型フィルタに用いることで、抑圧域において広い帯域で大きな減衰量を得ることができる。
図7(a)は、実施例1の変形例3に係るSAWデバイスを示す上面図、図7(b)は、図7(a)の領域Aの拡大図である。実施例1の変形例3に係るSAWデバイス400は、図7(a)及び図7(b)のように、第1IDT20の電極指22a、22bが交差する幅である開口長W1と、第2IDT40の電極指42a、42bが交差する幅である開口長W2と、が異なる長さになっている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
実施例1の変形例3のSAWデバイス400のように、第1IDT20の電極指22a、22bの開口長W1と第2IDT40の電極指42a、42bの開口長W2とが異なることでも、実施例1の変形例1のSAWデバイス200と同様に、複数の反共振点が形成される。よって、実施例1の変形例3のSAWデバイス400を例えばラダー型フィルタに用いることで、抑圧域において広い帯域で大きな減衰量を得ることができる。
図8は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイスを示す上面図である。実施例1の変形例4に係るSAWデバイス500は、図8のように、第1IDT20の電極指22aと第2IDT40の電極指42aとは、電極指22a、42aが延在する方向で直線上に並んで配置されている。第1IDT20の電極指22bと第2IDT40の電極指42bとは、電極指22b、42bが延在する方向で直線上に並んで配置されている。このため、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが同じになっている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
ここで、実施例1の変形例4に係るSAWデバイス500に対して行ったシミュレーションについて説明する。シミュレーションに用いたSAWデバイス500は、YカットX伝搬のタンタル酸リチウム基板からなる圧電基板10上に、厚さ200nmのAlで形成された第1IDT20、第2IDT40、及び反射器60が設けられている。第1IDT20の電極指22a、22bの周期及び第2IDT40の電極指42a、42bの周期は2.0μmである。また、共通バスバー50の幅は2.0μmである。図9(a)は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイス500の周波数特性のシミュレーション結果、図9(b)は、図9(a)の領域Aの拡大図である。図10は、実施例1の変形例4に係るSAWデバイス500の反射特性のスミスチャートである。なお、比較のために、実施例1に係るSAWデバイス100(第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが180°程度ずれている場合)の結果も図示している。
図9(a)から図10のように、実施例1の変形例4のSAWデバイス500は、実施例1のSAWデバイス100と比較して、波形の崩れ(例えば図9(b)及び図10のX部分)が抑えられている。これは、実施例1のSAWデバイス100では、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが180°程度ずれているため、第1IDT20から第2IDT40又は第2IDT40から第1IDT20に漏れた弾性表面波による干渉によって、波形の崩れが生じたものと考えられる。一方、実施例1の変形例4のSAWデバイス500では、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが同じになっているため、第1IDT20から第2IDT40又は第2IDT40から第1IDT20に弾性表面波が漏れた場合でも、弾性表面波の干渉による波形の崩れが抑制されたものと考えられる。
以上のように、実施例1の変形例4のSAWデバイス500では、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが同じであるため、第1IDT20から第2IDT40又は第2IDT40から第1IDT20に弾性表面波が漏れることによる特性の劣化を抑制することができる。
なお、実施例1の変形例4のSAWデバイス500において、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とが同じとは、完全に同じである場合に限られず、特性の劣化が抑制される程度に同じ場合を含むものである。したがって、第1IDT20の電極指22aと第2IDT40の電極指42aとは、電極指22a、42aが延在する方向で、完全に直線上に並んで配置されている場合に限らず、電極指22a、42aの幅方向に多少ずれている場合でもよい。第1IDT20の電極指22bと第2IDT40の電極指42bについても同様である。
図11は、実施例2に係るSAWデバイスを示す上面図である。実施例2のSAWデバイス600は、図11のように、ダミー電極指24、44が設けられてなく、共通バスバー50に接続された電極指22b、42bは、その先端が隙間52を介してバスバー26a、46aに向かい合うようにして配置されている。その他の構成は、実施例1の図1と同じであるため説明を省略する。
実施例2のSAWデバイス600のように、第1IDT20及び第2IDT40それぞれの2つのバスバーのうちの共通バスバー50ではないバスバー26a、46aに、共通バスバー50に接続された電極指22b、42bの先端に隙間52を介して向かい合うダミー電極指が接続されていない場合でもよい。この場合でも、耐電力性を向上させ且つ特性の劣化を抑制しつつ、デバイスを小型化することができる。
なお、実施例2においても、実施例1の変形例1のように、第1IDT20の電極指22a、22bの周期と第2IDT40の電極指42a、42bの周期とを異ならせてもよい。実施例1の変形例2のように、第1IDT20の電極指22a、22bのL/S比と第2IDT40の電極指42a、42bのL/S比とを異ならせてもよい。実施例1の変形例3のように、第1IDT20の電極指22a、22bの開口長と第2IDT40の電極指42a、42bの開口長とを異ならせてもよい。実施例1の変形例4のように、第1IDT20を伝搬する弾性表面波の位相と第2IDT40を伝搬する弾性表面波の位相とを同じにしてもよい。
なお、実施例1から実施例2では、第1IDT20と第2IDT40とが直列に接続されている場合、即ち2つのIDTが直列に接続されている場合を例に示したが、3以上の複数のIDTが直列に接続されている場合でもよい。
実施例3は、実施例1から実施例2で説明したSAWデバイスの少なくとも1つをフィルタに用いた例である。図12は、実施例3に係るフィルタを示す図である。実施例3に係るフィルタ700は、図12のように、入出力端子T1、T2の間に直列に接続された1又は複数の直列共振器S1〜S4と、並列に接続された1又は複数の並列共振器P1〜P4と、を備えたラダー型フィルタである。直列共振器S1〜S4及び並列共振器P1〜P4の少なくとも1つを、実施例1から実施例2で説明したSAWデバイスとすることができる。
ここで、44°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム(LT)基板からなる圧電基板10を用いて作製した実施例3のフィルタ700の通過特性について説明する。通過特性を測定した実施例3のフィルタ700は、直列共振器S1〜S4と並列共振器P1とを実施例1の変形例1のSAWデバイス200とし、並列共振器P2〜P4をIDTが直列に分割されていないSAWデバイスとした。
図13(a)は、実施例3に係るフィルタ700の通過特性を示す図、図13(b)は、図13(a)の通過帯域を拡大した図である。なお、比較のために、直列共振器S1〜S4と並列共振器P1とに比較例1のSAWデバイスを用い、その他は通過特性を測定した実施例3のフィルタ700と同じにした比較例2に係るフィルタの通過特性も示している。図13(a)及び図13(b)のように、実施例3のフィルタ700と比較例2のフィルタとでは、通過帯域内の損失がほとんど同じであるなど、同等の特性を有していることが分かる。
次に、圧電基板10に42°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム(LT)基板と44°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム(LT)基板とを用いた場合での、実施例3のフィルタ700の通過特性について説明する。通過特性を測定した実施例3のフィルタ700は、図13(a)及び図13(b)の場合と同様に、直列共振器S1〜S4と並列共振器P1とを実施例1の変形例1のSAWデバイス200とし、並列共振器P2〜P4をIDTが直列に分割されていないSAWデバイスとした。
図14(a)は、実施例3に係るフィルタ700の通過特性を示す図、図14(b)は、図14(a)の通過帯域を拡大した図である。図14(a)及び図14(b)のように、タンタル酸リチウム基板の基板方位(カット角)を変えた場合でも、同等の特性が得られることが分かる。
なお、図13(a)から図14(b)では、直列共振器S1〜S4及び並列共振器P1〜P4の少なくとも1つに実施例1の変形例1のSAWデバイス200を用いた場合を例に示したが、実施例1から実施例2で説明したSAWデバイスを用いた場合でも同様である。
以上のことから、直列共振器S1〜S4及び並列共振器P1〜P4の少なくとも1つに実施例1から実施例2で説明したSAWデバイスを用いることで、特性を劣化させることなく(例えば通過帯域内の損失を低下させることなく)、フィルタを小型化できることが分かる。また、圧電基板10にYカットX伝搬のタンタル酸リチウム基板を用いた場合は、基板方位(カット角)によらず、同等の特性を得られることが分かる。例えば、38°〜48°YカットX伝搬のタンタル酸リチウム基板を用いることができる。
図15は、実施例3の変形例1に係るフィルタを示す図である。実施例3の変形例1に係るフィルタ800は、図15のように、2重モード型フィルタ(DMS)70と入出力端子T1との間に直列に直列共振器S10が接続され、並列に並列共振器P10、P11が接続されている。2重モード型フィルタ70と入出力端子T2との間に直列に直列共振器S11が接続されている。直列共振器S10、S11及び並列共振器P10、P11の少なくとも1つを、実施例1から実施例2で説明したSAWデバイスとすることができる。
なお、実施例3ではラダー型フィルタ、実施例3の変形例1では2重モード型フィルタ70の入出力にSAWデバイスを接続させたフィルタの場合を例に示したが、この場合に限られず、ラティス型フィルタ等のその他のフィルタの場合でもよい。
実施例4は、実施例3で説明したフィルタを分波器に用いた例である。図16は、実施例4に係る分波器を示す図である。実施例4に係る分波器900は、図16のように、アンテナ端子Antと送信端子Txとの間に接続された送信フィルタ80と、アンテナ端子Antと受信端子Rxとの間に接続された受信フィルタ82と、を含む。送信フィルタ80と受信フィルタ82とは、通過帯域が異なっている。送信フィルタ80は、送信端子Txから入力された信号のうち送信帯域の信号を送信信号としてアンテナ端子Antに通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。受信フィルタ82は、アンテナ端子Antから入力された信号のうち受信帯域の信号を受信信号として受信端子Rxに通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。送信フィルタ80及び受信フィルタ82の少なくとも一方を、実施例3で説明したフィルタとすることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 圧電基板
20 第1IDT
22a、22b 電極指
24 ダミー電極指
26a、26b バスバー
28 端子
40 第2IDT
42a、42b 電極指
44 ダミー電極指
46a、46b バスバー
50 共通バスバー
52 隙間
60 反射器
S1〜S4 直列共振器
P1〜P4 並列共振器
70 2重モード型フィルタ
80 送信フィルタ
82 受信フィルタ
100〜600 弾性波デバイス
700、800 フィルタ
900 分波器

Claims (9)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と2つのバスバーとを含む第1IDTと、
    前記圧電基板上に設けられ、複数の電極指と2つのバスバーとを含み、前記第1IDTに直列に接続された第2IDTと、を備え、
    前記第1IDTと前記第2IDTとは、それぞれの前記2つのバスバーのうちの一方のバスバーとして1つの共通バスバーを共有し、
    前記共通バスバーの幅は、前記第1IDT及び前記第2IDTを伝搬する弾性波の波長の2倍以下であり、
    前記共通バスバーには、前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの他方のバスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合うダミー電極指が接続されていないことを特徴とする弾性波デバイス。
  2. 前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの前記他方のバスバーには、前記共通バスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合って配置されたダミー電極指が接続されていることを特徴とする請求項1記載の弾性波デバイス。
  3. 前記第1IDT及び前記第2IDTそれぞれの前記2つのバスバーのうちの前記他方のバスバーには、前記共通バスバーに接続された前記電極指の先端に隙間を介して向かい合うダミー電極指が接続されていないことを特徴とする請求項1記載の弾性波デバイス。
  4. 前記第1IDTに含まれる前記電極指の周期と前記第2IDTに含まれる前記電極指の周期とは異なることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  5. 前記第1IDTに含まれる前記電極指のラインアンドスペース比と前記第2IDTに含まれる前記電極指のラインアンドスペース比とは異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  6. 前記第1IDTに含まれる前記電極指の開口長と前記第2IDTに含まれる前記電極指の開口長とは異なることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  7. 前記第1IDTを伝搬する弾性波の位相と前記第2IDTを伝搬する弾性波の位相とは同じであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
  8. 請求項1から7のいずれか一項記載の弾性波デバイスを含むことを特徴とするフィルタ。
  9. 請求項8記載のフィルタを含むことを特徴とする分波器。
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