JP2016071280A - フォトマスクブランク、それを用いたフォトマスクの製造方法とフォトマスク、それを用いて作製したマイクロレンズ - Google Patents

フォトマスクブランク、それを用いたフォトマスクの製造方法とフォトマスク、それを用いて作製したマイクロレンズ Download PDF

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Abstract

【課題】微細なパターンが高精度に形成されるとともに、良好なアライメント適性をもつフォトマスクを作製可能なフォトマスクブランク、及びフォトマスクの製造方法を提供し、マイクロレンズを作製することにより、微細で様々な形状のマイクロレンズを形成可能とする。
【解決手段】フォトマスクブランクにおいて、遮光層13は少なくとも2種類の膜厚の異なる領域からなり、遮光層13上にハードマスク層14を備え、遮光層13の下に、遮光層13よりも遮光性の低い半透光層12を備える。遮光層13の少なくとも2種類の異なる膜厚のうち、露光転写するパターンを含む領域の膜厚は50nm以下とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光リソグラフィのための、少なくとも透明性基板と露光光を遮光する遮光層を備えるフォトマスクブランク、係るフォトマスクブランクを用いて製造するフォトマスクの製造方法とフォトマスク、係るフォトマスクを用いて製造するマイクロレンズに関するものである。
フォトマスクの製造におけるパターン形成は、はじめに、フォトマスクブランク(以下適宜ブランクと略記する)の遮光層上に、電子線リソグラフィや光リソグラフィによりレジストパターンを形成するが、パターン線幅が小さくなるにつれて、レジストの線幅に対するレジスト膜厚のアスペクト比(=レジスト膜厚/レジストパターン線幅)が大きくなりパターン倒れが発生しやすくなることが知られている。
パターン倒れを低減する手法として、遮光層の膜厚を薄くする事でエッチング時に必要なレジスト膜厚を薄くしてアスペクト比を小さくする手法が挙げられる。しかし、遮光層として機能するための光学濃度(Optical density)はある程度決まっているのに対し、遮光層膜厚が薄くなると光学濃度が小さくなり、遮光性が不足して、ウェハ露光時にマスクとしての役割を十分に果せなくなる可能性がある。
一方で、従来のクロム(Cr)膜などの遮光層よりも遮光性の低い、モリブデンシリコン(MoSi)系膜などの遮光層(以下、半透光層と記載する)によりパターンを作製したフォトマスクを用いて、従来よりも高い解像度で微小立体形状体のパターンを作製する技術が開示されている(特許文献1)。
ところで、光リソグラフィで転写しようとするパターン(以下、メインパターンと記載する)を含まない、マスク外周部の領域は、漏れ光による誤露光や、ウェハへの多面付露光を行う場合の多重露光防止のために、十分な遮光性を有する必要がある。さらに、前記外周部には通常、露光時のマスクとウェハの位置合わせのためのアライメントマークが形成される。
そこで、特許文献2には、マスク面内を領域に分割し、領域ごとに遮光層の膜厚を変えたブランクを用いてフォトマスクを作製する技術が開示されている。すなわち、メインパターンを含む領域は通常よりも膜厚を薄くした遮光層を用いて半透光層をパターニングして形成する。このように微細なパターニングが必要なメインパターン領域のみ遮光層の膜厚を薄くすることで、微細で高精度なパターニングが可能となる。
特開2010−175697号公報 特開2012−211980号公報
しかしながら、特許文献2に記載のフォトマスクブランクを用いて作製するフォトマスクでは、メインパターン領域の解像性向上のために、従来よりも薄いレジストパターンをマスクとし、従来よりも薄い遮光層のエッチングを行うので、従来の厚さの遮光層部に形成
するアライメントマークパターンの掘り込み量が浅くなり、アライメントマークのコントラストが取れなくなる問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、フォトマスクに加工したときに、微細なパターンを高精度に形成するとともに、露光時のアライメントを取ることが可能なフォトマスクブランク、及びそれを用いたフォトマスクの製造方法、フォトマスク、及びそれを用いて作製する微細で様々な形状に形成可能なマイクロレンズに関するものである。
本発明の請求項1に記載の本発明は、少なくとも透明性基板と露光光を遮光する遮光層を備えるフォトマスクブランクであって、前記遮光層は少なくとも2種類の膜厚の異なる領域からなり、前記遮光層上にハードマスク層を備える事を特徴とするフォトマスクブランクとするものである。
本発明の請求項2に記載の本発明は、前記遮光層の下に、前記遮光層よりも遮光性の低い半透光層を備えることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクブランクとするものである。
本発明の請求項3に記載の本発明は、前記遮光層の少なくとも2種類の異なる膜厚のうち、露光転写するパターンを含む領域の膜厚は、50nm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のフォトマスクブランクとするものである。
本発明の請求項4に記載の本発明は、前記ハードマスク層は、モリブデン、シリコン、タンタルより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォトマスクブランクとするものである。
本発明の請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマスクブランクを用いて作製することを特徴とするフォトマスクの製造方法とするものである。
本発明の請求項6に記載の本発明は、少なくとも透明性基板と露光光を遮光する遮光層を備えるフォトマスクの製造方法であって、少なくとも前記透明性基板上に第1の遮光層を成膜する工程、前記第1の遮光層に露光用のアライメントマークパターン及び露光転写するパターンを形成する工程、前記アライメントマークパターンのスペース部及び前記露光転写するパターンのライン部とスペース部をレジストパターンで被覆する工程、第2の遮光層を成膜する工程、前記第2の遮光層を成膜後に前記レジストパターンを除去する工程、をこの順に具備することを特徴とするフォトマスクの製造方法とするものである。
本発明の請求項7に記載の本発明は、前記第1の遮光層を成膜する工程の前に、前記第1の遮光層よりも遮光性の低い半透光層を成膜する工程を具備することを特徴とする請求項6に記載のフォトマスクの製造方法とするものである。
本発明の請求項8に記載の本発明は、前記第1の遮光層の膜厚は、50nm以下であることを特徴とする請求項6または7に記載のフォトマスクの製造方法とするものである。
本発明の請求項9に記載の本発明は、請求項5〜8のいずれかに記載のフォトマスクの製造方法によって作製されたことを特徴とするフォトマスクとするものである。
本発明の請求項10に記載の本発明は、請求項9に記載のフォトマスクを用いて作製されたことを特徴とするマイクロレンズとするものである。
本発明によれば、微細なパターンが要求されるメインパターン領域には膜厚を薄くした遮光膜、若しくは加えてその下層に半透光膜を用いる(以下、この領域を非遮光部と記載する)ので、レジストの膜厚を低減でき、レジストパターンのアスペクト比を小さくできるためパターン倒れが低減し、微細なフォトマスクパターンを高精度に形成することが可能となる。また、外周部の遮光層の厚さに応じて、ハードマスク層を利用して加工する、若しくは後工程で外周部に遮光層を追加成膜する(以下、外周部を遮光部と記載する)ことによって本来の掘り込み量のアライメントマークパターンが形成できるので、アライメント時のコントラストが十分に取れる。さらに、本発明のフォトマスクを使用すれば微細なパターンが形成でき、透過率の制御が容易となるため、様々な形状のマイクロレンズを形成できる。
本発明のフォトマスクブランクの模式断面図である。 本発明のフォトマスクブランクから製造したフォトマスクの模式断面図である。 実施例1のフォトマスクブランクを製造工程順に示す模式断面図である。 実施例1のフォトマスクブランクを用いたフォトマスクを製造工程順に示す模式断面図である。 実施例1及び実施例2で使用する評価用マスクパターンの模式平面図である。 実施例2のフォトマスクを製造工程順に示す模式断面図である。 図6に続く、実施例2のフォトマスクを製造工程順に示す模式断面図である。 実施例3のマイクロレンズ作製評価用マスクパターンの模式平面図である。 実施例3のマイクロレンズの模式平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1(a)、(b)に示す本発明の実施の形態に係るフォトマスクブランクについて説明する。
図1(a)は、透明性基板11上に半透光層12、遮光層13、ハードマスク層14が順次積層されたフォトマスクブランクである。しかし、一般的なフォトマスクブランクとは異なり、遮光層13は面内で膜厚が異なり、非遮光部となる領域は膜厚が薄い13−2となっている。ハードマスク層14は遮光層の膜厚が異なる13、13−2の両方の面上に設けられている。遮光層の膜厚が薄い13−2の領域の膜厚は、解像性の顕著な向上のためには、50nm以下であることが好ましい。
図1(b)は、図1(a)のフォトマスクブランクから半透光層12が省略されたフォトマスクブランクである。図1(a)、(b)の特性的な違いについては後述する。
次に、図1(a)、(b)に示すフォトマスクブランクを用いて作製した、本発明の実施の形態に関わるフォトマスクについて、図2(a)、(b)により説明する。
図2(a)は、図1(a)に示すフォトマスクブランクを用いて作製したフォトマスクである。非遮光部A1はパターニングされた半透光層12aからなり、遮光部B1はパターニングされた遮光層13a及び半透光層12aからなっている。
図2(b)は、図1(b)に示すフォトマスクブランクを用いて作製したフォトマスクである。非遮光部A2は膜厚が薄い遮光層23−2をパターニングして形成(23−2a)されており、遮光部B2はパターニングされた遮光層23aからなっている。
ここで、図1及び図2の(a)、(b)のフォトマスクブランク及びフォトマスクの違いについて述べる。非遮光部は、図2(a)のように、半透光層のパターン12aで形成することも、図2(b)のように膜厚を薄くした遮光層のパターン23−2aで形成することもできる。特性の違いとしては、半透光層は通常金属や合金の酸化物もしくは窒化物であるため、金属や合金を主体とする遮光層よりも露光光の吸収係数が小さい。このため、膜厚の変化に対する露光光透過率の変化が緩やかである。また、組成比を調整することで、より微妙な露光光透過率の選択制御が可能である。従って、転写露光により作製するマイクロレンズ等の微小立体形状体の形状の自由度が高まる。
反面、図1(b)のフォトマスクブランクは、ハードマスク層を用いる、レジストを薄膜化するという点は図1(a)のフォトマスクブランクと共通しているが、半透光層がない分、ブランク作製、それによるフォトマスク製造工程もシンプルになるという利点がある。結局のところ、最終的な目的とする微小立体形状体の仕様に応じて、図1(a)、図2(a)または図1(b)、図2(b)のフォトマスクブランク、フォトマスクを選択すればよい。
以下、実施例に従い、まず本発明のフォトマスク製造に用いるフォトマスクブランクを製造工程順に説明し、その後、本発明のフォトマスクの製造工程とマスクパターンの解像性評価結果、さらに本発明のフォトマスクを用いて作製したマイクロレンズの評価結果を述べる。
<実施例1>
図3は、本発明の実施の形態のフォトマスクブランクを製造工程順に示す模式断面図である。
まず図3(a)のように、透明性基板11(合成石英0.55mm厚)上に半透光層12として酸窒化モリブデンシリコン(MoSiON)膜720Å厚、遮光層13としてクロム(Cr)膜800Å厚、及びポジ型レジスト15(3000Å厚)を順次積層した。
次に、図3(b)のように、非遮光部A1とする領域のポジ型レジスト15を電子線描画により露光し、その後現像処理を行ってレジストパターン15aを形成した後、図3(c)のようにCr膜のエッチング処理をして、非遮光部A1とする領域のCr膜厚を100Åまで薄くした(13−2)。その後、図3(d)のようにレジストパターン15aを剥膜洗浄して除去した。
次に、図3(e)のように、面内で段差を形成したCr膜上にハードマスク層14を成膜した。ハードマスク層14は下層のCr膜13、13−2のドライエッチングにおいて選択比(=Cr膜のエッチングレート/ハードマスク層のエッチングレート)が大きい材料であり、Mo、Si、タンタル(Ta)より選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、のいずれかが好ましいが、本例ではMoSiON膜50Åとした。これらの工程によって本発明のフォトマスクブランク10を作製した。その後、図3(f)のようにハードマスク層14上にポジ型レジスト16(800Å厚)を塗布した。レジストを塗布した形状もブランクと呼ばれることがある。
図4は図3のフォトマスクブランクを用いたフォトマスクの製造工程である。図4(a)(=図3(f))のようにポジ型レジスト16を塗布したブランクに、図4(b)のように電子線描画によりレジスト16を露光し、その後現像処理を行って、非遮光部とする領域A1―16にメインパターン、遮光部とする領域B1−16にアライメントマークパターンを形成するためのレジストパターン16aを形成した。次に、図4(c)のようにレジストパターン16aをエッチングマスクとしてハードマスク層14をフッ素系ガスでエッチングし、ハードマスク層のパターン14aを形成した。
次に、図4(d)のように塩素と酸素の混合ガスでCr膜13、13−2をエッチングした。ここで、非遮光部のメインパターンが遮光部のアライメントマークパターンより先に下層のMoSiON膜12の上層まで達し、アライメントマークパターンをMoSiON膜12の上層までエッチングする途中でレジストパターン16aが消滅したが、消失してもハードマスクパターン14aは塩素と酸素の混合ガスではエッチングされにくいため、パターンの消滅を回避できた。
次に、図4(e)のようにMoSiON膜12をフッ素系ガスでエッチングした。この時同時にハードマスクパターン14aもエッチングされたが、Cr膜パターン13a、13−2aはフッ素系ガスではエッチングされなかった。さらに図4(f)のように、ポジ型レジスト17を塗布した後、図4(g)のように非遮光部となる領域のポジ型レジスト17を電子線描画により露光し、その後現像処理を行ってレジストパターン17aを形成した。その後、図4(h)のようにCr膜パターン13−2aを塩素と酸素の混合ガスでエッチングして非遮光部A1を形成し、さらに図4(i)のように、レジストパターン17aを剥膜洗浄した。以上の工程によって、本発明のフォトマスク100が完成した。
本発明の効果を確認するため、本例の工程で評価用フォトマスクを作製し、マスクパターンの解像性について検証した。
評価用パターンとしては、図5に示すような孤立スペースパターン51をメインパターン領域に作製することとした。線幅の設計値(マスク上)は表1に示す間隔で、1000nm〜50nmまで変化させた。
Figure 2016071280
表1に、評価に使用した孤立スペースパターンの線幅設計値(マスク上)を示す。
図4(a)〜(i)の工程で作製したフォトマスクのパターンを測定したところ、線幅60nmのパターンまで解像していた。これは、本発明のフォトマスクブランクではハードマスク層の使用と、メインパターン領域のCr膜の薄膜化により、エッチングに必要なレジスト膜厚を薄く出来た事に起因する。また、図1(b)のフォトマスクブランクを用いて、図4(a)〜(e)と同様の工程で、半透光層12のない図2(b)の構造のフォトマスクを作製したところ、同様に線幅60nmのパターンまで解像した。これは、同様に非遮光部の解像性が遮光層13−2、ハードマスク層14及びレジスト16に依存するためである。
また、i線露光機によりアライメント評価を行ったところ、十分にマスクとウェハのアライメントが可能であることが確認できた。
以上より、実施例1の本発明のフォトマスクブランクによれば微細なパターンをもつフォトマスクを作製することが可能となる。
<実施例2>
本発明の別のフォトマスク製造方法を、図6、図7により、工程順に説明する。
まず、図6(a)のように、透明性基板11(合成石英0.55mm厚)上に、半透光層12としてMoSiON膜720Å厚、その上に通常よりも膜厚の薄いCr膜13−3(100Å厚)を順次積層してブランクを作製した。尚、Cr膜13−3は薄い分遮光性が低いが、説明の都合上、第1の遮光層と記載する。
次に、図6(b)のように前記ブランク上にポジ型レジスト45(1500Å厚)を塗布した後、図6(c)のように電子線描画によりポジ型レジスト45を露光し、その後現像処理を行って、非遮光部とする領域にメインパターン、遮光部とする領域にアライメントマークのレジストパターン45aを形成した。次に、図6(d)のようにレジストパターン45aをエッチングマスクとしてCr膜13−3を塩素と酸素の混合ガスでエッチングした。さらに図6(e)のように、MoSiON膜12をフッ素系ガスでエッチングした後、図6(f)のようにレジストパターン45aを剥膜洗浄して除去した。
次に、図6(g)のようにネガ型レジスト46を塗布した後、図7(a)のように電子線描画によって、遮光部B1とする領域のアライメントマークパターンのスペース部と、非遮光部A1とする領域全面を露光し、その後現像処理を行ってネガ型レジストパターン46aを形成した。その後、図7(b)のように、スパッタリングによってCr膜パターン13−3aの、レジストパターン46aで覆われていない部分にCr膜13−4(これを第2の遮光層と記載する)700Åを追加成膜し、さらに図7(c)のようにレジストパターン46aを剥膜洗浄して除去した。
次に、図7(d)のようにポジ型レジスト47を塗布した後、図7(e)のように非遮光部A1とする領域のポジ型レジスト47を電子線描画により露光し、その後現像処理を行ってレジストパターン47aを形成した。次に、図7(f)のようにCr膜パターン13−3aの非遮光部A1とする領域を塩素と酸素の混合ガスでエッチングし、図7(g)のようにレジストパターン47aを剥膜洗浄して除去した。以上の工程によって、本発明のフォトマスク100が完成した。
本発明の効果を確認するため、本例の工程で評価用フォトマスクを作製し、マスクパターンの解像性について検証した。評価用パターンは、前述の実施例1の場合と同じで、図5、表1に示すものである。
図6(a)〜(g)及び図7(a)〜(g)の工程で作製したフォトマスクのパターンを測定したところ、線幅80nmのパターンまで解像していた。これは、ハードマスク層を使用した実施例1には及ばないものの、実施例1同様メインパターン領域のCr膜の薄膜化により、レジスト膜厚を薄膜化できたことに起因する。また、図6(a)で半透光層12のないブランクを用いて、図6(a)〜(d)、図6(g)、及び図7(a)〜(c)と同様の工程で、図2(b)の構造のフォトマスクを作製したところ、同様に線幅80nmのパターンまで解像した。これは、同様に非遮光部の解像性が遮光層13−3とレジスト45に依存するためである。
また、i線露光機によりアライメント評価を行ったところ、実施例2のフォトマスクも十分にマスクとウェハのアライメントが可能であることが確認できた。
以上より、実施例2の本発明のフォトマスクの製造方法によれば微細なパターンをもつフォトマスクを作製することが可能となる。
<比較例>
本発明と比較するため、従来の形状のマスクブランクでフォトマスクを作製し、マスクパターンの解像性について評価した。評価用パターンは、前述の実施例1、2の場合と同じ
である。
従来のマスクブランク(i線用、レジスト塗布後)は、形状としては、本発明で遮光層13に膜厚差をつける前の図3(a)と同じであり、透明性基板:石英0.55cm厚、半透光層:MoSiON膜720Å厚、遮光層:Cr膜800Å厚とし、ポジ型レジストの厚さは、3000Å厚とした。従来のマスクブランクでは、メインパターン領域もCr膜厚が厚いため、厚いレジスト膜厚が必要である。
従来の方法でフォトマスクを作製した後、マスクパターンの解像性の評価を行った結果、従来の形状のマスクブランクで作製したフォトマスクでは300nmよりも微細なパターンは解像していないことを確認した。
<実施例3>
本発明の効果を確認するために、実施例1の方法で作製したフォトマスク、実施例2の方法で作製したフォトマスク、従来の形状のマスクブランクから作製したフォトマスクを用いて、微小なマイクロレンズを作製する場合の作製可能性ついて評価した。
図8(a)は、評価に用いた、マイクロレンズの作製可能性を評価するためのマスクパターン61である。図中の%は光の透過率を表している。マイクロレンズのサイズを変更する場合は寸法62を変更する。透過率は図8(b)に示すマスクパターン単位63において、開口部の寸法64を変化させて調整する。
実施例1の本発明のフォトマスクブランク製造工程(図3(a)〜(f))で作製したフォトマスクブランクを用いて、図4(a)〜(i)のフォトマスク製造工程でマスクパターン61のパターニングを行ったフォトマスクをMask―Aとした。尚、石英基板、MoSiON膜(半透光層)、Cr膜(遮光部)、Cr膜(非遮光部)、MoSiON膜(ハードマスク層)、ポジ型レジストの厚さはすべて実施例1と同じとした。
実施例2の本発明のフォトマスク製造工程(図6(a)〜(g)及び図7(a)〜(g))によってマスクパターン61のパターニングを行ったフォトマスクをMask―Bとした。尚、石英基板、MoSiON膜(半透光層)、Cr膜(第1の遮光層)、Cr膜(第2の遮光層)、ポジ型及びネガ型レジストの厚さはすべて実施例2と同じとした。
従来の形状のマスクブランク(i線用)を用いて、マスクパターン61のパターニングを行ったフォトマスクをMask―Cとした。尚、石英基板、MoSiON膜(半透光層)、Cr膜(遮光層)、ポジ型レジストの厚さはすべて比較例と同じとした。
図9にマイクロレンズの模式断面図を示す。評価方法は、表2の第1列のように、目標とするマイクロレンズの寸法71を1.5μmから0.1μm刻みで小さくして、i線露光でレンズ材となるフォトレジストを1/4縮小露光して行った。マイクロレンズのマスク上のサイズ(寸法62)は表2の数値の4倍となる。露光、現像、ベーク処理後のマイクロレンズの高さ72は0.5μmを狙いとした。
Mask―A、Mask―B、Mask―Cにおける結果を、表2に示す。マイクロレンズの高さが狙いの0.5μmから10%以内(0.45μm〜0.55μm)かつマイクロレンズの高さが80%の寸法73が設計値のマイクロレンズの寸法71の43〜47%以内で形成されたものは○、形成されなかったものは×とした。従来のマスクブランクによるMask−Cではマイクロレンズの寸法71が0.9μmまでしかマイクロレンズが形成されなかったのに対し、本発明であるMask―Aにおいては0.4μm、Mask―Bにおいては0.5μmまでマイクロレンズが形成された。
Figure 2016071280
表2に、マイクロレンズの作製評価に使用した線幅設計値(ウェハ上)と、評価結果を示す。
これは、従来のマスクブランクではマスク上のパターンが300nmまでしか解像できないのに対し、本発明においてはマスクパターンをMask―Aでは60nm、Mask―Bでは80nmまで解像できるためである。すなわち、マスクパターン単位(図8(b))において、より微小な開口部まで形成でき、透過率の制御が容易となるためである。従って、透過率の設計の自由度が高まることで様々な形状のマクロレンズを作製できるようになる。
以上より、本発明のフォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法によれば、微細なフォトマスクパターンを高精度に形成することが可能となる。また、本発明のフォトマスクを利用してマイクロレンズを作製することにより、従来よりも微細で様々な形状のマイクロレンズを形成することが可能となる。
本発明のフォトマスクブランク及びフォトマスクは、半導体基板、液晶パネル、MEMS、バイオチップ等に形成する微小立体形状体、特には撮像デバイスの受光素子にマイクロレンズの微小立体形状体を製造する場合や、それらを形成する金型や母型を製造する場合に好適に使用することができる。
10、20・・・フォトマスクブランク
11、21・・・透明性基板
12・・・半透光層
12a・・・半透光層パターン
13、23・・・遮光層
13a、23a・・・遮光層パターン
13−2、23−2・・・薄膜化した遮光層
13−2a、23−2a・・・薄膜化した遮光層のパターン
13−3・・・第1の遮光層
13−4・・・第2の遮光層
13−3a・・・第1の遮光層のパターン
14、24・・・ハードマスク層
14a・・・ハードマスク層パターン
100、200・・・フォトマスク
15、16、17・・・レジスト
15a、16a、17a・・・レジストパターン
45、46、47・・・レジスト
45a、46a、47a・・・レジストパターン
51・・・孤立スペースパターン
61・・・マイクロレンズのマスクパターン
62・・・寸法
63・・・マイクロレンズのマスクパターン単位
64・・・寸法
A1、A2、A1−16・・・非遮光部(メインパターン領域)
B1、B2、B1−16・・・遮光部(アライメントマークパターン領域)
71・・・マイクロレンズの寸法
72・・・マイクロレンズの高さ
73・・・マイクロレンズの高さ80%でのマイクロレンズの寸法

Claims (10)

  1. 少なくとも透明性基板と露光光を遮光する遮光層を備えるフォトマスクブランクであって、前記遮光層は少なくとも2種類の膜厚の異なる領域からなり、前記遮光層上にハードマスク層を備える事を特徴とするフォトマスクブランク。
  2. 前記遮光層の下に、前記遮光層よりも遮光性の低い半透光層を備えることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスクブランク。
  3. 前記遮光層の少なくとも2種類の異なる膜厚のうち、露光転写するメインパターンを含む領域の膜厚は、50nm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のフォトマスクブランク。
  4. 前記ハードマスク層は、モリブデン、シリコン、タンタルより選ばれた少なくとも1つ以上の金属、または、前記金属を含む合金、または、前記金属または前記金属を含む合金の酸化物、または、前記金属または前記金属を含む合金の窒化物、のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォトマスクブランク。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマスクブランクを用いて作製することを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  6. 少なくとも透明性基板と露光光を遮光する遮光層を備えるフォトマスクの製造方法であって、少なくとも前記透明性基板上に第1の遮光層を成膜する工程、前記第1の遮光層に露光用のアライメントマークパターン及び露光転写するパターンを形成する工程、前記アライメントマークパターンのスペース部及び前記露光転写するパターンのライン部とスペース部をレジストパターンで被覆する工程、第2の遮光層を成膜する工程、前記第2の遮光層を成膜後に前記レジストパターンを除去する工程、をこの順に具備することを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  7. 前記第1の遮光層を成膜する工程の前に、前記第1の遮光層よりも遮光性の低い半透光層を成膜する工程を具備することを特徴とする請求項6に記載のフォトマスクの製造方法。
  8. 前記第1の遮光層の膜厚は、50nm以下であることを特徴とする請求項6または7に記載のフォトマスクの製造方法。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載のフォトマスクの製造方法によって作製されたことを特徴とするフォトマスク。
  10. 請求項9に記載のフォトマスクを用いて作製されたことを特徴とするマイクロレンズ。
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