JP2016069750A - フットカバー - Google Patents

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【課題】フットカバーの着用時に歩いたりしても脱げたりせず、しかも製造に手間が掛からず、製造コストも安価となるフットカバーを提供する。【解決手段】ボディ部1と履き口部2からなり、ボディ部はつま先部11、踵部12および中間部13とからなるフットカバーにおいて、ボディ部1が表糸と裏糸とからなる添糸編で編成されており、表糸は短繊維または長繊維からなる糸であり、裏糸がウレタン糸を芯糸とする弾性糸であり、履き口部2が袋状のダブルウェルトに編成されており、履き口部の内側の下端部21であるダブルウェルトの編み始めの部分が、ボディ部の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上の太さのウレタン糸を芯糸として細い被覆糸でシングルカバーした太い被覆弾性糸により編成されており、履き口部の内側の上部22および履き口部の外側部分23がボディ部における表糸と同じ編糸が用いられ、履き口部の外側部分はゴム糸挿入編により編成されている。【選択図】図1

Description

本発明はスニーカー、パンプス、ローファーシューズ等の靴を履くときに着用して、靴の内側に隠れて外から見えなくなるような靴下、すなわち、フットカバーに関するものである。なお、フットカバーはカバーソックス、インナーソックス、ヌードソックス等と称されることもある。
ファッションとして素足でスニーカーなどの靴を履いたり、夏期にストッキングを履かずに素足でパンプスを履いたりすることが行われているが、足裏は汗をかき易く、素足のままでは靴の中が蒸れてしまう。
このため、従来から、足首から上の部分がなく、足首と少なくとも足甲の一部が露出するように履き口が大きく開いており、着用時に靴を履いても靴から食み出さないような靴下、すなわちフットカバーが利用されている。
このようなフットカバーは履き口が大きく開いているため、歩行中にフットカバーがずれたり、踵の部分から脱げてしまったりすると言う問題がある。このような問題を解消するために、幾つかの提案がなされている。
例えば、特開平10−292206号公報(特許文献1)には、フットカバーの踵当接部内面にゴム材等からなる突起状弾性体を取付け、突起状弾性体が滑り止めの役割をして、フットカバーを脱げ難くすることが開示されている。
また、特開2013−76205号公報(特許文献2)には、履き口である開口部内面の全周に帯状平ゴムを接着するとともに、フットカバーの後部内面と前部外面に伸縮性および粘着性を有するシリコーンゲルにより形成された滑り止めを設けることが開示されている。特許文献2のフットカバーにおいては、後部内面の滑り止めが着用者の踵に当接して、フットカバーが脱げるのを防止し、前部外面の滑り止めが靴の底部内面と当接して、フットカバーの位置がずれるのを防止する。
特開2014−47434号公報(特許文献3)には、フットカバーにおいて、第1の伸縮性細幅生地が開口部の爪先側の上縁に沿って、爪先側から踵側向けて下方向に傾斜し、第2の伸縮性細幅生地が開口部の踵側の上縁に沿って爪先側から踵側へ向けて上方向に傾斜し、第1の伸縮性細幅生地と第2の伸縮性細幅生地とが足底部と側辺部との境界近傍において交差するようにして、第1および第2の伸縮性細幅生地をフットカバー生地に熱プレスにより接合し、第1の伸縮性細幅生地と第2の伸縮性細幅生地とにより、フットカバーの着用時にずれたり脱げたりすることを防止することが開示されている。
特開平10−292206号公報 特開2013−76205号公報 特開2014−47434号公報
前述した特許文献1〜3に開示されたフットカバーにおいては、着用時にフットカバーが脱げるのを防止するために、フットカバー本体とは別の部材をフットカバー本体に取付けることが必要である。特許文献1のフットカバーではゴム材等からなる突起状弾性体を踵当接部内面に取付けることが必要である。特許文献2のフットカバーでは、開口部内面の全周に帯状平ゴムを接着するとともに、伸縮性および粘着性を有するシリコーンゲルにより形成された滑り止めをフットカバー本体に取付けることが必要である。特許文献3のフットカバーでは第1の伸縮性細幅生地と第2の伸縮性細幅生地をフットカバー本体に取付けることが必要である。
このようにフットカバー本体を製造した後に、フットカバー本体とは別の部材をフットカバー本体に取付けることは、フットカバーの製造に手間隙が掛かり、製造コストが高価になると言う問題がある。
また、フットカバー本体とは別の部材をフットカバー本体に取付けるため、見た目も無骨であり、洗濯を繰り返すうちに別部材が剥離したりするという問題が生じる。
本発明はこのような従来のフットカバーの問題点を解消し、フットカバーの着用時に歩いたりしても脱げたりせず、しかも製造に手間が掛からず、製造コストも安価となるフットカバーを提供することを目的とする。
本発明は、ボディ部と履き口部とからなり、前記ボディ部はつま先部、踵部および中間部とからなり、着用時に足底、つま先および踵を覆い、履き口部から足首と少なくとも足甲の一部が露出するフットカバーにおいて、前記ボディ部が表糸と裏糸とからなる添糸編で編成されており、前記表糸は短繊維または長繊維からなる糸であり、前記裏糸がウレタン弾性糸(以下、本明細書中ではウレタン糸と称する)を芯糸とする被覆弾性糸であり、前記履き口部が袋状のダブルウェルトに編成されており、前記履き口部の内側の下端部であるダブルウェルトの編み始めの部分が、前記ボディ部の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上の太さのウレタン糸を芯糸として細い被覆糸でシングルカバーした太い被覆弾性糸により編成されており、履き口部の内側の上部および履き口部の外側部分がボディ部における表糸と同じ編糸が用いられ、履き口部の外側部分はゴム糸挿入編により編成されていることを特徴とするフットカバーにより前記目的を達成する。
本発明においては、フットカバーが履き口部の内側の下端から前記太い被覆弾性糸により編み始められて、前記太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3〜30コース編成されていることが好ましい。
また、本発明においては、更に、踵部に対応する履き口部の内側の箇所が前記太い被覆弾性糸により部分的に追加編成されていることが好ましい。
本発明によれば、フットカバーの履き口部が袋状のダブルウェルトに編成されており、履き口部の内側の上部および履き口部の外側部分がボディ部における表糸と同じ編糸が用いられ、履き口部の外側部分はゴム糸挿入編により編成されており、そして、履き口部の内側の下端部であるダブルウェルトの編み始めの部分が、ボディ部の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上の太さのウレタン糸を芯糸として細い被覆糸でシングルカバーした太い被覆弾性糸により編成されているので、フットカバーの着用時には履き口部内側の太い被覆弾性糸により編成した部分が着用者の足と密着する。そして、着用状態では履き口部は無張力状態から伸ばされた状態となり、太い被覆弾性糸の芯糸であるウレタン糸が皮膚に密着して接する。ウレタン糸は摩擦力が大きく、滑り難いので、フットカバーの着用時に歩いたりしてもフットカバーが脱げたりしない。
本発明のフットカバーはボディ部と履き口部が一体に編成されて製造される。滑り止めの役目を果たす履き口部内側の太い被覆弾性糸による編成部分はフットカバーの編成開始時に編成され、それに引き続いて、履き口部の内側上部、履き口部の外側、ボディ部へと編成される。このように、本発明によればフットカバーの編成のみで製造でき、従来のようにフットカバー本体を製造した後にフットカバー本体とは別の部材を取付けたりする必要がない。従って、本発明のフットカバーは製造に手間が掛からず、製造コストも安価とすることができる。
本発明によれば、フットカバーが履き口部の内側の下端から太い被覆弾性糸により編み始められて、太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3〜30コース編成されていることが好ましく、更に、踵部に対応する履き口部の内側の箇所が前記太い被覆弾性糸により部分的に追加編成されていると、フットカバーの踵部に対応する履き口部の箇所の摩擦力が増して、フットカバーがより一層脱げ難くなる。
本発明のフットカバーの一実施例を型紙にセットしたときの概略平面図であり、図1(a)はフットカバーの表面を外側にしてセットした状態を示し、図1(b)は図1(a)のフットカバーを裏返して、裏面を外側にしてセットした状態を示す。 図2(a)は図1(b)において〇で囲った部分の拡大平面図であり、図2(b)は図2(a)におけるb−b線に沿って断面した拡大断面図である。 本発明のフットカバーの別の実施例を型紙にセットしたときの概略平面図である。 ダブルウェルト編成における編成開始時の編成過程を説明するための説明図である。 ダブルウェルト編成におけるトランスファの経過を説明する説明図である。 本発明のフットカバーの一実施例の履き口部の編成過程を示す展開図である。
以下、図面に示した実施例に基いて本発明を詳細に説明する。
本発明のフットカバーは図1(a)に示すように、ボディ部1と履き口部2とからなり、ボディ部1はつま先部11、踵部12および中間部13とからなり、着用時に着用者の足底、つま先および踵を覆い、履き口部2から着用者の足首と少なくとも足甲の一部が露出する。
図1に示した実施例のフットカバーは履き口部2が比較的広く開いており、つま先部11が短いものであり、着用者の足首と足甲が露出する。図1に示したフットカバーは足甲が露出するような靴を履く際に着用するのに適している。
また、スニーカーなどのように足甲があまり露出しない靴を履く場合には、図3に示した実施例のフットカバーのように、履き口部2が広く開いていておらず、つま先部11が長く、着用者の足首と足甲の一部が露出するフットカバーを着用すればよい。
本発明においては、フットカバーのボディ部1が着用者の足にフィットするように、ウレタン糸を芯糸とする弾性糸を編糸として使用して編成する。具体的には、ボディ部1を表糸と裏糸(添え糸)とからなる添糸編で編成し、表糸に短繊維または長繊維からなる糸を使用し、裏糸にウレタン糸を芯糸とする弾性糸を使用する。
表糸は季節や用途に応じて種々の素材を使用することができ、例えばポリエステルやナイロンの長繊維、綿、綿混(綿アクリル等)、麻、麻混(綿麻等)、毛混(アクリルウール混等)を使用すればよい。表糸の太さは季節や用途に応じて種々であり、例えば、長繊維の糸の場合はストッキングの糸と同程度に細いものから200dtex程度のものまで、短繊維の糸の場合は、150〜1000dtex程度がよく使用される。
裏糸はウレタン糸を芯糸とする被覆弾性糸であればよく、例えば、ポリウレタン糸にウーリーナイロン糸を巻き付けた糸(FTY)、シングルカバードヤーン、コアスパンヤーン等を使用できる。芯糸であるウレタン糸の太さは、例えば20〜50dtexが適当であり、カバリングヤーンの太さは、芯糸と同程度かそれより太いものが適当である。
本発明のフットカバーは、K式丸編靴下編機により編成され、履き口部2から編成が開始され、履き口部2の編成に引き続いてボディ部1が編成されるものである。履き口部2は袋状のダブルウェルトに編成される。
K式丸編靴下編機におけるダブルウェルト編成について、「繊維工学II 編組」(日本繊維工業教育研究会編、実教出版株式会社1973年発行)の第153〜154頁の記載、図4、および図5に基いて説明する。
〔メークアップ(make up)〕
*編成の最初にシリンダ針は1本おきの作用位置をとるようにする。これはシリンダ下部に、1本おきに配列したジャックによって行なわれる。
〇 第1次の給糸で1目おきのループが作られる(図4(1)参照)。
〇 第2次給糸では全針作用(図4(2)参照)。
〇 第3次給糸のおり、再び1本おきの針配列となり、不作用針の上にダイヤルジャックのフックが進出して、リブ出合いの状態となる(図4(3)参照)。そのままジャックはループを保持して、ダイヤル内に後退し、ウェルト編成終了までその状態を続ける。
〇 第4次給糸から全針編成位置をとり、ウェルト編成を続けることになる(図4(4)参照)。
これをメークアップという。図4はその関連図である。
〔トランスファ(transfer)〕
*ウェルトの所要長さが編成されたとき(図5(1)参照)、ダイヤルジャックは第3次給糸のループをフックに保持したままで、不作用位置であった針の上に進出する(図5(2)参照)。針は編成のため上昇してジャックの先端間隙部に進入し(図5(3)参照)、ついでジャックは保持のループを針に移すため、フックは後退する際、その先端が割れて針にループが残される(図5(4)参照)。
以上のようにして、袋状になったダブルウェルトが編成される。
本発明のフットカバーにおいては、図1(b)および図2(a)、(b)に示すように、履き口部2の内側(着用者の足に接する側)の下端部21がダブルウェルトの編み始めの部分(メークアップ編成の開始部分)である。ダブルウェルトの編み始めの部分21はボディ部1の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上、好ましくは200〜300dtex、の太さのウレタン糸を芯糸として細い被覆糸をラフピッチでシングルカバーした太い被覆弾性糸により編成されている。細い被覆糸としては例えば、通常ソックスに使用されるFTYの被覆糸よりも細い、50dtex以下、好ましくは15〜35dtex、のナイロン等の長繊維が適している。
本発明において、太いウレタン糸は、ベア糸(裸糸)として使用せずに、細い被覆糸でカバーリングしたので、編糸としての滑りを確保できる。また、太いウレタン糸は編機で編成できることが必要であるので、その太さの上限は編機により決まる。
ダブルウェルトの編み始めの部分21はこの太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3〜30コース、好ましくは4〜20コース、編成される。
その後、編糸を代えて、引き続きダブルウェルト編成が行われ、履き口部の内側の上部22および履き口部の外側部分23が編成される。履き口部の内側の上部22および履き口部の外側部分23はボディ部1における表糸と同じ編糸を用いて編成され、好ましくは、フロート編によるゴム畦編み(いわゆるゴム編風に見える編み方)に編成される。履き口部の外側部分23はゴム糸挿入編により編成される。好ましくは、ゴム畦にゴム糸を挿入する。ゴム糸挿入編に使用するゴム糸は、特に限定されないが、太さが70〜130番手のカバードヤーンが適当である。
履き口部2の編成後、引き続きボディ部1の編成が行われる。前述した表糸と裏糸を用いて添糸編でつま先部11、踵部12および中間部13を編成する。つま先部11および踵部12は編機のシリンダの正逆往復運動の振り幅を変化させることにより編成できる。履き口部2に続いて、つま先部11から先に編成してもよく、逆に、踵部12から先に編成してもよい。中間部13はつま先部または踵部の編成時に形成される。編成後に、つま先部11と踵部12の間の開いている箇所をリンキングまたは縫製等によりかがることによりフットカバーが完成する。
本発明においては、ボディ部1は前述した表糸と裏糸を用いた添糸編であれば、どのような編成過程で形成されるものでもよく、従って、ゴアラインの本数や位置、形状も特に限定されるものではない。
本発明のフットカバーにおいて使用する糸は季節や用途に応じて種々の素材を使用するが、具体的な一例を挙げれば次の通りである。
*履き口部内側下端の太い被覆弾性糸:280デニール(約311dtex)のポリウレタン糸の芯糸を、20デニール(約22dtex)のナイロン糸(被覆糸)でシングルカバーしたもの
*履き口部内側上部、履き口部外側部分およびボディ部の表糸:150デニール(約166dtex)のポリエステル長繊維
*ボディ部の裏糸(添糸):30デニール(約33dtex)のポリウレタン糸を75デニール(約83dtex)のポリエステル糸でシングルカバーした糸(FTY)
*履き口部内側上部および履き口部外側部分に挿入するゴム糸:ダブルカバードヤーンの100番ゴム糸。
前述した実施例の履き口部2のダブルウェルト編成においては、第1次給糸から糸代えが行われるまで、太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3コース以上〜30コース以下編成される。なお、第4次給糸からトランスファが行われて履き口部2の編成が終了するまでは全針で編成が行われる。従って、太い被覆弾性糸による履き口部内側下端部21の幅は履き口部2の全周に亘って同じ幅である。
図6に履き口部2の別の実施例の編成過程を示す展開図を示した。図6において、横方向の全幅が編機の1周を表わし、縦方向が編成していく過程を表わしている。図6において符号Aは踵側中心線であり、符号B、Cは踵側部の範囲を示す境界線である。
図6に示した実施例の履き口部2においては、第1次給糸から3〜30コース太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って内側下端部21が編成され、続いて同じく太い被覆弾性糸のまま編機のシリンダの正逆往復運動で符号B−C間の振り幅で追加部分21′を編成する。次に、ボディ部における表糸と同じ編糸にして、履き口部の内側の上部22および履き口部の外側部分23をゴム糸挿入編により編成する。その後、ダイヤルジャックに保持していた第3次給糸(第3コース)である太い被覆弾性糸のループを編針にトランスファして、履き口部2の編成が終了する。続いて、全針でボディ部1の繋ぎ部1aを数コース編成してから、編機のシリンダの正逆往復運動によりつま先部または踵部の編成に入る(図6ではつま先部または踵部の編成過程は省略している)。
この実施例においては、太い被覆弾性糸による履き口部内側下端部の幅は履き口部2の全周に亘って同じ幅ではなく、踵側部分が追加編成により幅広くなっている。このため、この実施例のフットカバーはより一層脱げ難くなる。
1 ボディ部
2 履き口部
11 つま先部
12 踵部
13 中間部
21 履き口部内側下部
22 履き口部内側上部
23 履き口部外側

Claims (3)

  1. ボディ部と履き口部とからなり、前記ボディ部はつま先部、踵部および中間部とからなり、着用時に足底、つま先および踵を覆い、履き口部から足首と少なくとも足甲の一部が露出するフットカバーにおいて、前記ボディ部が表糸と裏糸とからなる添糸編で編成されており、前記表糸は短繊維または長繊維からなる糸であり、前記裏糸がウレタン糸を芯糸とする弾性糸であり、前記履き口部が袋状のダブルウェルトに編成されており、前記履き口部の内側の下端部であるダブルウェルトの編み始めの部分が、前記ボディ部の裏糸のウレタン芯糸よりも太い200dtex以上の太さのウレタン糸を芯糸として細い被覆糸でシングルカバーした太い被覆弾性糸により編成されており、履き口部の内側の上部および履き口部の外側部分がボディ部における表糸と同じ編糸が用いられ、履き口部の外側部分はゴム糸挿入編により編成されていることを特徴とするフットカバー。
  2. フットカバーが履き口部の内側の下端から前記太い被覆弾性糸により編み始められて、前記太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3〜30コース編成されていることを特徴とする請求項1記載のフットカバー。
  3. フットカバーが履き口部の内側の下端から前記太い被覆弾性糸により編み始められて、前記太い被覆弾性糸により履き口部の全周に亘って3〜30コース編成され、更に、踵部に対応する履き口部の内側の箇所が前記太い被覆弾性糸により部分的に追加編成されていることを特徴とする請求項1記載のフットカバー。
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