JP2016069160A - ポリエステル仮撚加工糸パッケージ - Google Patents

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Abstract

【課題】巻締まりや型崩れ、最内層と表層間での染色性、物性差がなく、編織時の解舒性が良好なポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージを提供する。【解決手段】ポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージにおいて、表層の硬度が75°未満であって、最内層と最外層を4等分した3カ所で測定した各端面硬度において、隣り合う硬度の増加率が内層側の硬度に対して2〜10%である。また、パッケージの端面における、内層部のテーパー角が0±5°、外層部のテーパー角が24±10°の範囲として内層部から外層部に向けて漸次増加していることを特徴とするポリエステル仮撚加工糸パッケージ。【選択図】図1

Description

本発明はポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージに関する。さらに詳しくは巻締まり、型崩れ、最内層と表層での染色性、糸物性差が生じることなく、かつ編織時の解舒性が良好なポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージに関する。
ポリエステル繊維は、機械的性質等の様々な優れた特性から各種分野に広く利用されている。特に水着、スポーツ衣料用途では、高伸縮性、疎水性といった機能が要求されており、一般的に疎水性が良好なポリエステル繊維の中でも伸縮性、捲縮性、および柔らかな風合いが良好な編織物を供給できるポリブチレンテレフタレートが高伸縮性ポリエステル仮撚加工糸として好適に使用されている。
また昨今では、編織工程において、高生産性、高速度化技術が確立、一般化されており、中には1000m/分以上の解舒速度で使用されるケースも少なくない。高速度化が進むと、一般的には解舒時に糸切れが増加するが、仮撚加工糸のチーズ状パッケージの場合は、その傾向が顕著であり、解舒性の善し悪しが生産効率、布帛品位に与える影響は大きい。
このような背景から、仮撚加工糸のチーズ状パッケージの解舒性改善を目的とした提案がなされている(特許文献1〜3)。しかしながら、これらの提案はいずれも加工糸の巻取パッケージを形成する際の、パッケージ直前の走行糸条の張力を高張力として巻取る方法を採用しており、高伸縮性を有する繊維の場合、糸条の伸縮により巻締まりが発生して、巻取紙管の潰れ、パッケージ最内層と表層の染色性、糸物性に差が生じてしまう課題がある。またパッケージフォームや、パッケージ形成時の糸条トラバース角度、耳崩し方法を検討した提案も種々なされているが、これらいずれについても、一般的なポリエステル加工糸のチーズ状パッケージでの解舒性は改善される傾向にあるものの、高伸縮繊維の場合は、同様の課題が残る(特許文献4〜6)。
特開昭61−211277号公報 特開昭61−043452号公報 特開昭62−046875号公報 特開昭61−162467号公報 特開昭59−048358号公報 特開昭62−004177号公報
本発明は仮撚加工糸のチーズ状パッケージに関する。さらに詳しくは巻締まりや型崩れ、最内層と表層間での染色性、物性差がなく、編織時の解舒性が良好なポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージを提供することにある。
上記課題を解決するため、ポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージについて、表層硬度、および端面硬度を鋭意検討した。
その結果、本発明の課題はポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージにおいて、表層の硬度が75°未満であって、最内層と最外層を4等分した3カ所で測定した各端面硬度において隣り合う硬度の増加率が内層側の硬度に対して2〜10%であることを特徴とするポリエステル仮撚加工糸パッケージとすることで解決に至ったものである。
本発明のポリエステル仮撚加工糸チーズ状パッケージの好ましい形態によれば、前記パッケージ端面における内層部のテーパー角は0±5°、外層部のテーパー角は24±10°と漸次増加させることである。
本発明のポリエステル仮撚加工糸チーズ状パッケージの好ましい形態によれば、前記パッケージを構成する糸条の捲縮復元率は40%以上である。
本発明によれば、巻締まり、型崩れ、最内層と表層での染色性、糸物性差がなく、編織時の解舒性が良好なポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージを得ることができる。また本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージを用いることにより、編織品の製造に際して、整経、分割、サイジング等、準備工程を含めて加工時の糸切れがなく、生産効率に優れ、品位良好な布帛品を得ることができる。
図1は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージの表層硬度を例示説明するための模式図である。 図2は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージの端面硬度を例示説明するための模式図である。 図3(A)(B)は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージのテーパー角を例示説明するための模式図である。 図4(A)(B)(C)(D)は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージのトラバース幅を例示説明するための模式図である。
次に、本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージについて、詳細に説明する。
本発明における硬度は、ゴム硬度計(アスカー(高分子計器)C型、SRIS(日本ゴム協会規格)0101)の測定部をパッケージ側面に押し当て、その指針が指示する値をいう。
本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は75°未満である。表層硬度を75°未満にすることで、糸条の巻締まりがなく、パッケージ最内層と表層部における糸条の拘束具合に余裕があり、パッケージ全体にわたって糸条長手方向の張力負荷がないため、最内層と表層部にて染色性、糸物性が同等の糸条を得ることができる。好ましくは73°未満、より好ましくは70°未満である。75°以上の場合は、巻締まりによる最内層、表層での糸条長手方向の張力負荷が異なり、その結果として染色性と糸物性に差が生じてしまう。さらは、紙管変形や最内層の糸条の捲縮が消滅するといった問題も生じる。表層硬度の下限値について、特に規制はないが、チーズ状パッケージ形成が可能であれば、極力小さい値でパッケージを形成した方がよい。図1は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージの表層硬度の測定方法を例示説明するための模式図である。パッケージの表層とは、巻取り軸に並行したパッケージ円筒状の表面部分を意味する。パッケージ表層の巻取り軸方向の長さ、すなわちパッケージ形成時の糸条トラバース幅を巻幅とし、表層巻幅を4等分した3個の円周上の線分を4等分した各点の硬度を測定し、求めた平均値を表層硬度とする。ちなみに円周上の測定箇所4点は、巻取り軸中心に対して各90°間隔とした任意の4点である。
本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージの端面硬度の測定方法を図2により説明する。本発明のパッケージは、最内層と最外層を4等分した3カ所の円周上で測定した各端面硬度(1)(2)(3)が、各端面硬度間で増加率2〜10%の範囲で漸増している。この範囲で漸増させることにより、製品出荷や編織工程でのハンドリングの際に、輪抜け、型崩れの問題を解消できる。また適度にパッケージの形態維持を持続できるため、綾落ちによる解舒糸切れを生じることがなく、生産性を良好に維持できる。好ましくは3〜9%の範囲である。漸増の割合が2%を下回る場合、パッケージの輪抜け、型崩れが発生することがある。10%を超える場合は、内層側の糸密度に対して、外層側の糸密度が極端に増加することとなり、巻締まりが発生し、内層部の綾落ちによる解舒糸切れを発生させてしまうことがある。図2は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージの端面硬度を例示説明するための模式図である。パッケージの端面とは、巻取り軸に対して法線方向に積層された巻取られた糸条部分を意味する。パッケージの端面の巻厚の高さを4等分した3個の円周上を等分した各円周上の4点の硬度を測定した平均値をそれぞれ端面硬度(1)、(2)、(3)とする。ここで、円周上の4点は、巻取り軸中心に90°間隔とした任意の4点である。端面硬度の増加率は、内層側の端面硬度(1)、外層側の端面硬度(3)、その中間を端面硬度(2)として、(端面硬度(n+1)−端面硬度n)/端面硬度n×100を算出した値をいう。
本発明のポリエステル仮撚加工糸のパッケージは、パッケージ端面における内層部のテーパー角が0±5°、外層部のテーパー角が24±10°となるよう内層部より外層部が大きくなる形状であることが好ましい。この範囲ようにポリエステル仮撚加工糸パッケージの形態を形成することにより、パッケージ端面の綾落ちがなく、かつ形成されたパッケージ表面は巻取り軸方向に凹凸がないため解舒時の糸条の擦れ、転がりによる絡みが発生せず、解舒性良好なパッケージとすることができる。図3(A)(B)は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージのテーパー角を例示説明するための模式図である。テーパー角は、パッケージの巻取軸に対して垂直な法線方向と、その直線をパッケージ側に傾斜させた際にパッケージ端面と接触する直線とがなす角である。そして巻厚の高さを4等分した最内層より巻厚が1/4となる円周を内層部、最内層より巻厚が3/4の円周となる円周を外層部として、2個の円周の各々に対して測定したテーパー角を、内層部のテーパー角、および外層部のテーパー角と定義する。内層部のテーパー角、および外層部のテーパー角は、各々に対して4点を測定した平均値とする。ここで、円周上の4点は、巻取り軸中心に90°間隔とした任意の4点である。図3(A)は、本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージにおける内層部のテーパー角を例示するための模式図である。巻取軸に対して垂直な直線と、その直線をパッケージ側に傾斜させ、内層部と接する直線とでなす角が内層部のテーパー角である。内層部のテーパー角が−5°未満の場合は、内層部の綾落ちが散発して、解舒糸切れを誘発し、5°を超える場合は、内層部の糸密度が高くなり、最内層と表層での物性差を発生させることがある。また図3(B)は、本発明のポリエステル仮撚加工糸パッケージにおける外層部のテーパー角を例示するための模式図である。巻取軸に対して垂直な直線と、その直線をパッケージ側に傾斜させ、外層部と接する直線とでなす角が外層部のテーパー角である。外層部のテーパー角が14°未満の場合は、パッケージ表面の端面周辺に耳立ちが発生し、パッケージ形成時に巻取りローラーとの衝撃が集中するため、糸物性、染め品位低下等の問題を発生しやすく、さらに前記した解舒糸切れを誘発することもある。34°を超えると外層部の糸密度が低すぎるため輪抜け等を誘発することがある。
本発明のポリエステル仮撚加工糸チーズ状パッケージを構成する糸条の捲縮復元率は40%以上であることが好ましい。より好ましくは45%以上である。糸条の捲縮復元率が40%以上の場合は、ストレッチ性が良好で、高い伸縮性の織編物を供給できる。
次に、本発明のポリエステル仮撚加工糸のパッケージの製造方法を記載する。本発明に用いる原料ポリマーはポリエステルであることが好ましく、特に高収縮性と疎水性の両立といった観点から、ポリブチレンテレフタレートが好適に使用できる。これらは常法により溶融紡糸を行うことにより、部分配向未延伸糸(マルチフィラメント)を得ることができる。すなわち、部分配向未延伸糸は、原料ポリマーを好ましくは235℃〜260℃の温度で溶融し、紡糸口金から吐出し、糸条を形成させ、冷却風を吹き付けることによって糸条を冷却して、収束した後、油剤と交絡を付与し、巻取った巻取ったパッケージとすることができる。部分配向未延伸糸は、一般的に紡速2000m/分〜4000m/分程度の速度条件で紡糸、巻取られたパッケージのことであり、ポリマー分子鎖の配向が進んでいる部分とそうでない部分が混在した状態ではなく、糸条長手方向で均一な分子鎖の配向状態である。また多数の単繊維からなるマルチフィラメントであり総繊度、および単繊維数は任意に採用できる。また糸条の断面も丸形状のみならず、吸水性、速乾性の向上、風合い改善を狙った異形断面も好適に用いられる。特に異形断面マルチフィラメントの場合は、糸条が嵩高になるため綾落ちすることなく表面硬度を低く巻取ることができる傾向となり、最内層と表層での物性差を低減できる傾向にある。さらには本発明の目的を逸脱しない範囲で、第2成分や第3成分を共重合させてもよい。
次いで、得られた部分配向未延伸糸を延伸仮撚加工することにより、本発明のポリエステル仮撚加工糸のパッケージを得ることができる。本発明の仮撚加工は、マルチフィラメント部分配向未延伸糸を延伸しながら、仮撚を施す加工方法であり、糸条は加熱されながら加撚され、仮撚ディスク通過後に解撚されて嵩高な風合いとなる。その後、空気ノズルにて交絡を付与し、追油剤を塗布して、紙管に巻取ってパッケージを形成する。ポリブチレンテレフタレートの部分配向未延伸糸を延伸仮撚加工する際、仮撚ヒーター温度を好ましくは160〜200℃の温度にて糸条を加熱し、延伸倍率を好ましくは1.3〜2.3倍、糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を好ましくは1.5〜2.5の範囲で仮撚加工を実施する。本発明のポリエステル仮撚加工糸のパッケージは、巻取り開始時の巻幅、すなわち糸条トラバース幅に対する最終的な巻上がりのチーズ状パッケージの直径の値(パッケージ径/巻始めの幅)が1以下、かつ巻始めの巻幅が200mm以上のチーズ状パッケージで有効である。またパッケージ形成直前の走行糸条の張力(以下巻張力と称する。)を延伸仮撚後の総繊度に対して0.12g/dtex以下として巻取り、さらにパッケージ形成過程におけるトラバース幅を制御することにより、前述したパッケージ形状、およびパッケージ端面硬度を実現する。
図4は、本発明のポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージのトラバース幅を例示説明するための模式図である。本発明のポリエステル仮撚加工糸は、巻始めから巻終わりまでのうちのある期間、および巻始めから巻終わりまでの全ての期間でトラバース幅を変化させて巻き取る。巻始めよりトラバース幅を一定の割合で減少させる(図4(A))、または巻始めよりトラバース幅を一定の割合で減少させ、経過時間t以降にて、さらにトラバース幅の減少させる(図4(C))、もしくは巻始めはトラバース幅を変化させず、経過時間tにて徐々に漸減させる(図4(B))、さらに巻始めはトラバース幅の変化を若干の漸増とし、本パッケージを経過時間tにて漸減へと変化させる(図4(D))方法を採用することにより本ポリエステル仮撚加工糸のパッケージを得ることができる。また、加えて、これら条件を複合させた方法も適宜採用できる。前記のトラバース幅の変化方法と経過時間tの設定は、延伸仮撚加工の際の他の条件、およびマルチフィラメントの糸条構成により若干異なるが、一般的なマルチフィラメントの糸条構成、延伸仮撚条件であれば図4(C)の方法で経過時間tは、巻始めから巻終わりの所用時間の1/2の経過時間を目安として巻取る方法が好適である。パッケージ形成の際の綾角は特に規定はないが、巻取り張力を漸減するようにトラバース速度を一定、もしくは任意に設定して綾角を変化させることは可能である。また、用いるフリクションディスクの材質、構成は特に限定されるものではないが、糸条に捲縮、嵩高性を付与する観点から、ディスクの硬度は85度以上であり、3軸回転型ディスクを4枚以上用いた構成であることが好ましい。さらに延伸仮撚を施した後に、第2ヒーターを用いて捲縮、トルクの発現具合を任意に調整しても良く、交絡に関しては製織布帛品位の観点から交絡度が100以下であること好ましい。
次に、実施例により本発明のポリエステル仮撚加工糸のパッケージについて、詳細に説明する。実施例と比較例中の評価は、次の方法により定めた。
<捲縮復元率>
仮撚加工糸を周長1.0mの検尺機にて10回巻きしてカセ取りした後、このカセに繊度×0.002×巻取回数×2/1.111gの初加重をかけて、90℃×20分間熱水処理し、脱水後12時間以上放置する。放置後のカセに初荷重と繊度×0.1×巻取回数×2/1.111gの測定加重をかけて水中に垂下し2分間放置する。放置したカセの長さを測り、Lとする。さらに、測定荷重を除き初荷重だけにした状態で3分間放置し、カセの長さを測り、L1とする。次式により、伸縮復元率CRを求めた。
伸縮復元率CR(%)={(L−L1)/L}×100 。
<最内層と表層の染め差>
得られたポリエステル仮撚加工糸のパッケージの表層を解舒して、巻返し装置にて糸長2000mを巻取りパッケージ表層部のサンプリングをする。さらに残ったポリエステル仮撚加工糸のパッケージを剥ぎ取り、巻厚の長さ5mm以下の部分を同様に巻返し装置にて巻取り内層部のサンプリングをする。これらを隣接させた筒編物(目付90g/m)を作製して染料、助剤を入れた40〜50℃の温水に入れ、30分の時間をかけて98℃に昇温し、20分放置後、湯洗い、乾燥の後、目視による染め差判定を実施する。染め差の乖離具合について、染め差なしを0点、染め差は若干あるが布帛異常にならない程度を10点、染め差があり布帛異常になる程度を30点、さらに染め差の程度により50点、70点と点数付けをする。3人の試験者により目視判定を行い、3人の平均点を染め差点数とした。得られた結果を次の3段階で評価し、○を合格とした。
○:染め差30点未満
△:染め差30点以上50点未満
×:染め差50点以上 。
<輸送テスト>
得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージを観測し、ケース梱包後、一般乗用車にて任意の経路を1000km走行する。再度、開封してパッケージ端面の輪抜けの有無を確認する。24個のパッケージについて観測をして、得られた結果を次の3段階で評価し、○を合格とした。
○:24個中、輪抜けパッケージが0個
△:24個中、輪抜けパッケージが1個発生
×:24個中、輪抜けパッケージが2個以上発生 。
<解舒性テスト>
得られたポリエステル仮撚加工糸のパッケージ24個に対して、糸条速さ850m/分で解舒して、そのときの糸切れ回数を測定した。得られた結果を次の3段階で評価し、○を合格とした。
○:糸切れ件数 1件以下
△:糸切れ件数 2件以上、4件以下
×:糸切れ件数 5件以上 。
(実施例1)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度115dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を6g以下、トラバース回転数を一定、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して7時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は68°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が4.2%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が6.0%、テーパー角(内層部/外層部)は(0°/25°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例2)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面36ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度110dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を8g以下、トラバース回転数を一定、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して7時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は74°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が8.5%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が3.9%、テーパー角(内層部/外層部)は(1°/24°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例3)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度112dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.28、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を6g以下、トラバース回転数を漸次減少させた条件にて、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して8時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は58°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が2.0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が4.0%、テーパー角(内層部/外層部)は(4°/15°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例4)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度113dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を6g以下、トラバース回転数を漸次増加、巻始めの綾角は16°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して6時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は62°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が8.0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が9.3%、テーパー角(内層部/外層部)は(−4°/33°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例5)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度113dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.28、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を5g以下、トラバース回転数を漸次減少させた条件にて、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して8時間以降、14時間後のトラバース幅が1.6mm/時間になるように徐々に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は60°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が2.0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が2.0%、テーパー角(内層部/外層部)は(6°/12°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例6)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度115dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を8g以下、トラバース回転数を漸次増加、巻始めの綾角は15°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して6時間以降、14時間後のトラバース幅が1.6mm/時間になるように徐々に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は57°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が10.0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が9.1%、テーパー角(内層部/外層部)は(−7°/36°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例7)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、丸断面12ホールと六葉断面12ホールの合計24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度115dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を6g以下、トラバース回転数を一定、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して7時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は52°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が4.3%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が6.3%、テーパー角(内層部/外層部)は(0°/24°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(実施例8)
ポリブチレンテレフタレートを用いて紡糸温度255℃にて溶融後、X断面24ホールの吐出孔を有した紡糸口金から吐出し、糸条に冷却風を吹き付け冷却し、油剤を供給し集束させ、交絡付与を行いながら、紡速2700m/分の速度で巻取り、総繊度115dtexの部分配向未延伸糸を採取した。仮撚ヒーター温度を180℃、延伸倍率を1.37、加工時の糸速に対するフリクションディスク表面の走行速度比を2.05として延伸仮撚加工を施して交絡付与を行い、外径65mm、巻取り軸方向の長さ289.5mmの紙管を中央部にトラバース幅240mmにて巻取った。パッケージを形成する際の巻張力を6g以下、トラバース回転数を一定、巻始めの綾角は17°として巻取り、トラバース幅を1mm/1時間の割合で一定に減少させ、巻始めから巻終わりまでの所要時間が14時間に対して7時間経過後より1.2mm/時間の割合にて一定に減少させるように条件を変化させてポリエステル仮撚加工糸を巻取った。得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は48°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が7.1%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が4.4%、テーパー角(内層部/外層部)は(−1°/22°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テスト、解舒性テストの結果も良好であった。結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例2において延伸仮撚加工でのパッケージ形成の際の巻張力を10g以下、トラバース回転数を漸次減少させる以外は同様にして紡糸、延伸仮撚加工を施し、得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は77°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が7.0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が9.8%、テーパー角(内層部/外層部)は(1°/25°)であった。最内層と表層にて染め差が見受けられた。輸送テスト、解舒性テストの結果は良好であった。結果を表2に示す。
(比較例2)
実施例3において延伸仮撚加工でのパッケージ形成の際の巻張力を9g以下、トラバース回転数をさらに漸次減少させる以外は同様にして紡糸、延伸仮撚加工を施し、得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は59°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が0%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が2.0%、テーパー角(内層部/外層部)は(4°/15°)であった。最内層と表層の染め差は良好であったが、輸送テストで輪抜けが発生した。解舒性テストの結果は良好であった。結果を表2に示す。
(比較例3)
実施例4において延伸仮撚加工でのパッケージ形成の際の巻張力を5g以下、トラバース回転数をさらに漸次増加させる以外は同様にして紡糸、延伸仮撚加工を施し、得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は60°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が10.9%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が11.8%、テーパー角(内層部/外層部)は(−5°/34°)であった。最内層と表層の染め差は良好であり、輸送テストの結果も良好であった。しかし解舒性テストでは糸切れが散発した。結果を表2に示す。
(比較例4)
実施例7において延伸仮撚加工でのパッケージ形成の際の巻張力を11g以下、トラバース回転数を漸次減少させる以外は同様にして紡糸、延伸仮撚加工を施し、得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は78°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が7.1%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が10.0%、テーパー角(内層部/外層部)は(−3°/26°)であった。最内層と表層にて染め差が見受けられた。輸送テスト、解舒性テストの結果は良好であった。結果を表2に示す。
(比較例5)
実施例8において延伸仮撚加工でのパッケージ形成の際の巻張力を10g以下、トラバース回転数を漸次減少させる以外は同様にして紡糸、延伸仮撚加工を施し、得られたポリエステル仮撚加工糸パッケージの表層硬度は78°、端面硬度の増加率は(端面硬度(2)/端面硬度(1))の増加率が7.3%、(端面硬度(3)/端面硬度(2))の増加率が6.8%、テーパー角(内層部/外層部)は(0°/25°)であった。最内層と表層にて染め差が見受けられた。輸送テスト、解舒性テストの結果は良好であった。結果を表2に示す。

Claims (3)

  1. ポリエステル仮撚加工糸のチーズ状パッケージにおいて、表層の硬度が75°未満であって、最内層と最外層を4等分した3カ所で測定した各端面硬度において隣り合う硬度の増加率が内層側の硬度に対して2〜10%であることを特徴とするポリエステル仮撚加工糸パッケージ。
  2. 前記パッケージの端面における、内層部のテーパー角が0±5°、外層部のテーパー角が24±10°の範囲として内層部から外層部に向けて漸次増加していることを特徴とする請求項1記載のポリエステル仮撚加工糸パッケージ。
  3. 前記パッケージを構成する糸条の捲縮復元率が40%以上であることを特徴とする請求項1または2記載のポリエステル仮撚加工糸パッケージ。
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