JPS6052615A - ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻取方法 - Google Patents
ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻取方法Info
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- JPS6052615A JPS6052615A JP15810683A JP15810683A JPS6052615A JP S6052615 A JPS6052615 A JP S6052615A JP 15810683 A JP15810683 A JP 15810683A JP 15810683 A JP15810683 A JP 15810683A JP S6052615 A JPS6052615 A JP S6052615A
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- winding
- godet roller
- polyamide
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリアミド繊維を直接紡糸延伸し高速で巻き
取る方法の改良に関するものである。
取る方法の改良に関するものである。
近年、生産性を向上させるために、溶融紡糸工程の高速
化の要請が強くなってきている。この高速化の要請を満
足する方法として、ポリアミドの溶融紡出糸を、冷却固
化した後、油剤を付与し、第1ゴデーローラで引き取り
、該第1ゴデーローラと、加熱された鏡面仕上げの第2
ゴデーローラとの間で低倍率延伸し、熱処理し、高速で
巻き取ると−う直接紡糸延伸方法を提案した(特公昭5
7−85287号公報など)。
化の要請が強くなってきている。この高速化の要請を満
足する方法として、ポリアミドの溶融紡出糸を、冷却固
化した後、油剤を付与し、第1ゴデーローラで引き取り
、該第1ゴデーローラと、加熱された鏡面仕上げの第2
ゴデーローラとの間で低倍率延伸し、熱処理し、高速で
巻き取ると−う直接紡糸延伸方法を提案した(特公昭5
7−85287号公報など)。
ところが、この直接紡糸延伸方法では第2ゴデーローラ
での熱処理効率を上げるために、第2ゴデーローラの加
熱表面に糸条を密着させているので、第2ゴデーローラ
からの糸離れ性が悪く、該第2ゴデーローラに糸条の逆
巻きが生じやすいという欠点があった。
での熱処理効率を上げるために、第2ゴデーローラの加
熱表面に糸条を密着させているので、第2ゴデーローラ
からの糸離れ性が悪く、該第2ゴデーローラに糸条の逆
巻きが生じやすいという欠点があった。
そこで、第2ゴデーローラの糸条逆巻きを防ゴデーロー
ラとの間で糸条に交絡付与を行ない、かつ、巻取張力を
(署、〜%)り〔D:巻取糸条の全糸繊度(デニール)
〕の範囲内とすれば良いことを見出し、本発明をなすに
至ったものである。すなわち、本発明は、ポリアミドの
溶融紡出糸を、冷却固化した後、非含水上油剤を付与し
、第1ゴデーローラで引き取り、該第1ゴデーローラと
、表面温度がTg〜(Tm−1o)’a (Tg:前記
ポリアミドのガラス転移点(’0) 、 Tm :前記
ポリアミドの融点(℃)〕の第2ゴデーローラとの間で
延伸倍率2.5倍以下に延伸し、熱処理した後、4,0
00 ’4)、以上の高速で巻き取る直接紡糸延伸巻取
方法において、前記非含滋油剤付与と第1ゴデーローラ
との間で糸条に交絡処理を行ない、かつ、前記巻取時の
巻取張力を(署、〜%)り〔D:巻取糸条の全糸繊度(
デニール)〕とする、ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻
取方法である。
ラとの間で糸条に交絡付与を行ない、かつ、巻取張力を
(署、〜%)り〔D:巻取糸条の全糸繊度(デニール)
〕の範囲内とすれば良いことを見出し、本発明をなすに
至ったものである。すなわち、本発明は、ポリアミドの
溶融紡出糸を、冷却固化した後、非含水上油剤を付与し
、第1ゴデーローラで引き取り、該第1ゴデーローラと
、表面温度がTg〜(Tm−1o)’a (Tg:前記
ポリアミドのガラス転移点(’0) 、 Tm :前記
ポリアミドの融点(℃)〕の第2ゴデーローラとの間で
延伸倍率2.5倍以下に延伸し、熱処理した後、4,0
00 ’4)、以上の高速で巻き取る直接紡糸延伸巻取
方法において、前記非含滋油剤付与と第1ゴデーローラ
との間で糸条に交絡処理を行ない、かつ、前記巻取時の
巻取張力を(署、〜%)り〔D:巻取糸条の全糸繊度(
デニール)〕とする、ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻
取方法である。
以下、本発明法の一実施態様の概略を示す第1図および
他の一実施態様の概略を示す第2図に沿って説明する。
他の一実施態様の概略を示す第2図に沿って説明する。
紡糸口金1から通常の方法により溶融吐出されたポリア
ミド溶融紡出糸は、冷却装置2により冷却固化され、次
いで油剤付与装置3により非含ah剤を付与され、交絡
ノズル4で交絡処理され、第1ゴデーローラ5に引き取
られ、該第1ゴデーローラと第2ゴデーローラ6との間
で延伸され、該第2ゴデーローラ6の巻付は時に熱処理
され、必要に応じ第2交絡ノズル7でさらに交絡処理さ
れ、4.00 Or4+以上の高速でパッケージに巻き
上げられる。
ミド溶融紡出糸は、冷却装置2により冷却固化され、次
いで油剤付与装置3により非含ah剤を付与され、交絡
ノズル4で交絡処理され、第1ゴデーローラ5に引き取
られ、該第1ゴデーローラと第2ゴデーローラ6との間
で延伸され、該第2ゴデーローラ6の巻付は時に熱処理
され、必要に応じ第2交絡ノズル7でさらに交絡処理さ
れ、4.00 Or4+以上の高速でパッケージに巻き
上げられる。
本発明法で付与する油剤は、第2ゴデーローラにおける
熱処理時に水分の付着斑に起因する熱処理斑(これは、
染め斑の原因となる)を生じさせないために、非含渇抽
剤であることが必要であり、該非含[m剤は含水率が1
0%以下であれば、多少の水分を含んでいてもよい。
熱処理時に水分の付着斑に起因する熱処理斑(これは、
染め斑の原因となる)を生じさせないために、非含渇抽
剤であることが必要であり、該非含[m剤は含水率が1
0%以下であれば、多少の水分を含んでいてもよい。
第1ゴデーローラ前の交絡ノズル4としては、走行糸条
に流体を噴射することにより開繊させて交絡を付与する
インターレースタイプのノズルであっても、流体進行方
向を走行糸条の中心からはずすことによって、糸に撚を
かけて交絡させる撚転タイプのノズルであってもよい。
に流体を噴射することにより開繊させて交絡を付与する
インターレースタイプのノズルであっても、流体進行方
向を走行糸条の中心からはずすことによって、糸に撚を
かけて交絡させる撚転タイプのノズルであってもよい。
この交絡ノズルにより付与される交絡の程度は、インタ
ーレース度(OF値)が0.2〜3″//rrLである
ことか好ましく、さらに、0.5〜2.5″/mである
ことがより好ましい。このインターレース度(OF値)
は、米国特許第8,290,982号明細書に記載され
た方法に準じて測定した値である。
ーレース度(OF値)が0.2〜3″//rrLである
ことか好ましく、さらに、0.5〜2.5″/mである
ことがより好ましい。このインターレース度(OF値)
は、米国特許第8,290,982号明細書に記載され
た方法に準じて測定した値である。
すなわち、全糸繊度D1フィラメント数Fである走行糸
条に金属針を刺し、該金属針と巻取りロールとの間に発
生する糸条張力を感知し、該糸条張力の初張力を(0,
2XD)gに調整し、走行糸張力が(0,2XD+i)
り以上になった点全交絡点とし、該交絡点間の糸条長(
−開繊長)を50回繰り返し測定し、その平均値(Lc
m)をとり、OF値d−/TJにより算出する。
条に金属針を刺し、該金属針と巻取りロールとの間に発
生する糸条張力を感知し、該糸条張力の初張力を(0,
2XD)gに調整し、走行糸張力が(0,2XD+i)
り以上になった点全交絡点とし、該交絡点間の糸条長(
−開繊長)を50回繰り返し測定し、その平均値(Lc
m)をとり、OF値d−/TJにより算出する。
インターレース度を上記値とするためには、流体圧力は
05〜3)。とすればよ・く、インターレースタイプノ
ズルの場合は1〜3〜。、撚転タイプノズルの場合If
i0.5〜2.5 ’3゜が好ましい。
05〜3)。とすればよ・く、インターレースタイプノ
ズルの場合は1〜3〜。、撚転タイプノズルの場合If
i0.5〜2.5 ’3゜が好ましい。
インターレース度が低すぎる場合は、糸条の集束性が悪
いので、ゴデーローラ上での糸割れが大きくて糸切れを
誘発し、また、第2ゴデーローラ出口での糸条ピクッキ
が発生し、糸条の逆巻きを十分に防止できない。一方、
インターレース度が高すぎる場合は、第2ゴデーローラ
巻付は時に熱処理斑が生じ、製品糸での染斑・糸斑とな
る。
いので、ゴデーローラ上での糸割れが大きくて糸切れを
誘発し、また、第2ゴデーローラ出口での糸条ピクッキ
が発生し、糸条の逆巻きを十分に防止できない。一方、
インターレース度が高すぎる場合は、第2ゴデーローラ
巻付は時に熱処理斑が生じ、製品糸での染斑・糸斑とな
る。
第1ゴデーローラとしては、非加熱の1個のローラが好
ましいが、加熱ローラあるいは1対のローラであっても
よい。第1ゴデーローラの速度は、2,000 %以上
であることが好ましく、この速度が低すぎると、第1ゴ
デーローラ前の交絡付与時の繊維配向が低すぎて糸斑2
強度低下2毛羽発生などが発生する。
ましいが、加熱ローラあるいは1対のローラであっても
よい。第1ゴデーローラの速度は、2,000 %以上
であることが好ましく、この速度が低すぎると、第1ゴ
デーローラ前の交絡付与時の繊維配向が低すぎて糸斑2
強度低下2毛羽発生などが発生する。
第1ゴデーローラと第2ゴデーローラとの間の延伸は、
2.5倍以下、好ましくは1.1〜2.3倍の延伸倍率
で行なわれる。該延伸倍率が低すぎると、伸度が60〜
80%と高すぎるので、製品糸に適正な伸度(35〜5
0%)を与えることができない。
2.5倍以下、好ましくは1.1〜2.3倍の延伸倍率
で行なわれる。該延伸倍率が低すぎると、伸度が60〜
80%と高すぎるので、製品糸に適正な伸度(35〜5
0%)を与えることができない。
一方、高すぎると、糸の伸度が30%以下となり、毛羽
、糸切れが発生しやすくなるので、安定して製糸できな
い。
、糸切れが発生しやすくなるので、安定して製糸できな
い。
第2ゴデーローラとしては、表面湿度がT9〜(Tm
−10)℃の1個のローラ(第1図の6)が好ましく用
いられるが、該ローラとしては、一対のローラ間に多数
回周回させる方式のネルソンタイプローラあるいはセパ
レートタイプローラ(第2図の6)でもよい。2糸条以
上の多糸条を同時に高速で直接紡糸延伸する場合には、
前記1個のローラに片掛けする方式が好ましい。
−10)℃の1個のローラ(第1図の6)が好ましく用
いられるが、該ローラとしては、一対のローラ間に多数
回周回させる方式のネルソンタイプローラあるいはセパ
レートタイプローラ(第2図の6)でもよい。2糸条以
上の多糸条を同時に高速で直接紡糸延伸する場合には、
前記1個のローラに片掛けする方式が好ましい。
第2ゴデーローラの加熱表面は熱処理効率および糸条ス
リップ防上の点から鏡面であることが好ましく、その表
面粗さは38以下、さらにはIS以下であることが好ま
しい。
リップ防上の点から鏡面であることが好ましく、その表
面粗さは38以下、さらにはIS以下であることが好ま
しい。
第2ゴデーローラの加熱表面温度は、ポリアミドのガラ
ス転移点(T9)℃以上、かつ、ポリアミドの融点より
10℃低い温度(Tm−10)’0以下であることが必
要であり、さらに110’0〜(Tm−80)’Oであ
ることが好ましい。この湿度用不能となる。一方、高す
ぎると、第2ゴデーローラ上で糸の融着現象が生じ、糸
切れとなる。
ス転移点(T9)℃以上、かつ、ポリアミドの融点より
10℃低い温度(Tm−10)’0以下であることが必
要であり、さらに110’0〜(Tm−80)’Oであ
ることが好ましい。この湿度用不能となる。一方、高す
ぎると、第2ゴデーローラ上で糸の融着現象が生じ、糸
切れとなる。
このように、交絡、延伸、熱処理された糸条は、パッケ
ージに巻き上げられるが、第2ゴデーローラ後に、糸条
に十分な交絡を付与するためには、第2交絡ノズル7に
よりさらに交絡を付与することが好ましい。
ージに巻き上げられるが、第2ゴデーローラ後に、糸条
に十分な交絡を付与するためには、第2交絡ノズル7に
よりさらに交絡を付与することが好ましい。
得られた糸条の巻取りは、第1図の如き2糸条の場合で
は、糸条ガイド8により2糸条を振り分けした後、綾振
り支点ガイド9・9′を経て、巻取機10・10により
トラバースされてドラム11・11上に巻上げパッケー
ジ化することにより行なわれる。
は、糸条ガイド8により2糸条を振り分けした後、綾振
り支点ガイド9・9′を経て、巻取機10・10により
トラバースされてドラム11・11上に巻上げパッケー
ジ化することにより行なわれる。
巻取り時の巻取張力は、第1図に示すように第2ゴデー
ローラ後の12の位置で測った糸条張力であり、この張
力は(イ、〜ル)りが必要であり、さらに(%0〜%)
りが好ましい。この張力が低すぎると、第2ゴデーロー
ラ出口での糸ゆれが大きく、糸条の逆巻きを生じて糸切
れとなる。一方、高すぎると、巻取りパッケージのフオ
ームが不良となり、パッケージの糸層崩れや巻取糸管の
つぶれが生じる。
ローラ後の12の位置で測った糸条張力であり、この張
力は(イ、〜ル)りが必要であり、さらに(%0〜%)
りが好ましい。この張力が低すぎると、第2ゴデーロー
ラ出口での糸ゆれが大きく、糸条の逆巻きを生じて糸切
れとなる。一方、高すぎると、巻取りパッケージのフオ
ームが不良となり、パッケージの糸層崩れや巻取糸管の
つぶれが生じる。
この巻取張力は、第2ゴデーローラと巻取機との速度差
(リラックス率)あるいは第2ゴデーローラの表面温度
、巻取機のトラバース速度などの条件全変えることによ
り調整することができる。
(リラックス率)あるいは第2ゴデーローラの表面温度
、巻取機のトラバース速度などの条件全変えることによ
り調整することができる。
このように、第1ゴデーローラ前で糸条に交絡処理を与
え、かつ、巻取張力を(イ、〜/8)りとすることによ
り、第2ゴデーローラでの糸条逆巻きが発生しなくなり
、さらに、良好なパッケージに巻き」二げることができ
るようになる。
え、かつ、巻取張力を(イ、〜/8)りとすることによ
り、第2ゴデーローラでの糸条逆巻きが発生しなくなり
、さらに、良好なパッケージに巻き」二げることができ
るようになる。
従って、本発明法によると、高速かつ安定に直接紡糸延
伸巻取方法でポリアミド繊維を製造することができる。
伸巻取方法でポリアミド繊維を製造することができる。
次に、実施例により本発明をさらに説明する。
・ 実施例1
硫酸相対粘度2.62のナイロン6チップを270℃で
溶融後、孔径0,3朋、孔数24コの紡糸孔より溶融吐
出しな。吐出量は、巻取糸条の金糸繊度が70デニール
となるように調整した。第1図に示した如き装置により
、紡出糸条を冷却筒で冷却し、水分含量1%の非含水系
油剤を3wt%付与し、給油位置から糸□ 条走行方向
に2trL離れた位置でインターレースタイプノズルに
より、第1表に示す流体圧力で空気交絡処理し、周速4
.500 %の非加熱第1ゴデーローラに引き取り、周
速5,500)、表面温度160℃、表面粗度0.8S
の加熱第2ゴデーローラに半周巻き付けて、延伸。
溶融後、孔径0,3朋、孔数24コの紡糸孔より溶融吐
出しな。吐出量は、巻取糸条の金糸繊度が70デニール
となるように調整した。第1図に示した如き装置により
、紡出糸条を冷却筒で冷却し、水分含量1%の非含水系
油剤を3wt%付与し、給油位置から糸□ 条走行方向
に2trL離れた位置でインターレースタイプノズルに
より、第1表に示す流体圧力で空気交絡処理し、周速4
.500 %の非加熱第1ゴデーローラに引き取り、周
速5,500)、表面温度160℃、表面粗度0.8S
の加熱第2ゴデーローラに半周巻き付けて、延伸。
熱処理し、インターレースタイプノズルにより流体圧力
4′%イ。で第2空気交絡処理し、巻取機で紙管上にチ
ーズ状に巻き取った。
4′%イ。で第2空気交絡処理し、巻取機で紙管上にチ
ーズ状に巻き取った。
第1図の12の位置で測定した巻取張力の値を、巻取機
の巻取速度を変化させることにより種々変化させた。
の巻取速度を変化させることにより種々変化させた。
得られた巻取りパッケージフオームを次の基準により評
価して表した。
価して表した。
細管上に糸を巻き始めた際のパッケージ軸方向糸層幅す
なわち、最下層の巻幅をA cmとし、パッケージ軸方
向に最大に膨れた所での−11− パッケージ軸方向糸層幅をB cmとして測定し、パッ
ケージ膨れ率を□X 100(%)により算出する。そ
して、 ○−パッケージ膨れ率が10%以下 △−パッケージ膨れ率が10〜15% ×−パッケージ膨れ率が15%以上 の3水準で表わした。
なわち、最下層の巻幅をA cmとし、パッケージ軸方
向に最大に膨れた所での−11− パッケージ軸方向糸層幅をB cmとして測定し、パッ
ケージ膨れ率を□X 100(%)により算出する。そ
して、 ○−パッケージ膨れ率が10%以下 △−パッケージ膨れ率が10〜15% ×−パッケージ膨れ率が15%以上 の3水準で表わした。
また、得られた繊維の染色斑は、次の方法により測定し
た。
た。
得られた繊維を筒編にして、染料Pa1atinθFa
st Black WAN 0.5wt% owf 、
60’C×80分で染色し、目視判定した。
st Black WAN 0.5wt% owf 、
60’C×80分で染色し、目視判定した。
〇−染ムラがみられず良好
△−染ムラがやや見受けられる
×−染ムラが大で、製品糸で使用不能
な虜・、つL交膝処姪のjL棒圧力と、五歪。
インターレースlと1&、ンにの閏イ1りあっt2゜5
し半乃h o、ダ 〜/−1→インターシー1度。、夕
偽り1.o→りl、≦iク シ 2 、0−93 會 り、0 6 → り ◆ lp、o 多 −寸 り 15 チ 第1表 (注 1)第2ゴデーローラに逆巻きが発生し、製糸不
能であった。
し半乃h o、ダ 〜/−1→インターシー1度。、夕
偽り1.o→りl、≦iク シ 2 、0−93 會 り、0 6 → り ◆ lp、o 多 −寸 り 15 チ 第1表 (注 1)第2ゴデーローラに逆巻きが発生し、製糸不
能であった。
(512) 第2ゴデーローラ出口で糸条のピクッキが
発生し、逆巻きが生じがちであった。
発生し、逆巻きが生じがちであった。
巻取張力を7〜28.8!7の範囲内とすることにより
、第2ゴデーローラに逆巻きが発生せず、また、巻取り
パッケージフオームが良好で染斑のない優れた特性のナ
イロン6繊維が得られた。また、第1ゴデーローラ前の
空気交絡処理を行なわなかった場合(扁10・11)で
は、第2ゴデーローラに逆巻きが発生したり、巻取りが
不良であって、製糸巻取りを良好に行なえなかった。
、第2ゴデーローラに逆巻きが発生せず、また、巻取り
パッケージフオームが良好で染斑のない優れた特性のナ
イロン6繊維が得られた。また、第1ゴデーローラ前の
空気交絡処理を行なわなかった場合(扁10・11)で
は、第2ゴデーローラに逆巻きが発生したり、巻取りが
不良であって、製糸巻取りを良好に行なえなかった。
・ 実施例2
硫酸相対粘度2.62のナイロン6チップ(8消剤とし
て酸化チタンを2wt%含有する)を、265℃で溶融
後、孔径0.8朋、孔数10コの紡糸孔より溶融吐出し
た。吐出量は、巻取糸条の全糸繊度が40デニールとな
るように調整した。第1図に示した如き装置により、紡
出糸条を冷却筒で冷却し、水分含量1%の非含水油剤を
3wt%付与し、給油位置から糸条走行方向に2m離れ
た位置で撚転タイプノズルにより、第2表に示す流体圧
力で空気交絡処理し、次いで、非加熱第1ゴデーローラ
に引き取り、表面温度160℃、表面粗度08Sの加熱
第2ゴデーローラとの間で延伸し、熱処理した後、イン
ターレースタイプノズルで流体圧力5へ。の第2空気交
絡処理して、巻取張カフgで巻取機により巻き取った。
て酸化チタンを2wt%含有する)を、265℃で溶融
後、孔径0.8朋、孔数10コの紡糸孔より溶融吐出し
た。吐出量は、巻取糸条の全糸繊度が40デニールとな
るように調整した。第1図に示した如き装置により、紡
出糸条を冷却筒で冷却し、水分含量1%の非含水油剤を
3wt%付与し、給油位置から糸条走行方向に2m離れ
た位置で撚転タイプノズルにより、第2表に示す流体圧
力で空気交絡処理し、次いで、非加熱第1ゴデーローラ
に引き取り、表面温度160℃、表面粗度08Sの加熱
第2ゴデーローラとの間で延伸し、熱処理した後、イン
ターレースタイプノズルで流体圧力5へ。の第2空気交
絡処理して、巻取張カフgで巻取機により巻き取った。
第2ゴデーローラ速度を4,000 %以上にしないと
、糸斑、毛羽■ない繊維は得られ難く、また、空気交絡
処理を適正範囲内圧力で行なわないと、糸斑、毛羽のな
い良好な繊維を安定して得ることが困難であった。
、糸斑、毛羽■ない繊維は得られ難く、また、空気交絡
処理を適正範囲内圧力で行なわないと、糸斑、毛羽のな
い良好な繊維を安定して得ることが困難であった。
第1図は本発明法を実施する工程の一実施態様を示す概
略図であり、第2図は他の一実施態様を示す概略図であ
る。 〔符号の説明〕 1:紡糸口金 2:冷却装置 3 : 油剤付与装置 4 :交絡ノズル 5 : 第1ゴデーローラ 6 : 第2ゴデーローラ 12: 巻取張力測定位置 Y二走行糸条 特目人 東し株式会社 第1図 第2図
略図であり、第2図は他の一実施態様を示す概略図であ
る。 〔符号の説明〕 1:紡糸口金 2:冷却装置 3 : 油剤付与装置 4 :交絡ノズル 5 : 第1ゴデーローラ 6 : 第2ゴデーローラ 12: 巻取張力測定位置 Y二走行糸条 特目人 東し株式会社 第1図 第2図
Claims (5)
- (1) ポリアミドの溶融紡出糸を、冷却固化した後、
非含水系油剤を付与し、第1ゴデーローラで引き取り、
該第1ゴデーローラと、表面温度がTi7〜(Tm −
10)’0の第2ゴデーローラとの間で延伸倍率2.5
倍以下に延伸し、熱処理した後、4,000 %以上の
高速で巻き取る直接紡糸延伸巻取方法において、前記非
含水系油剤付与と第1ゴデーローラとの間で糸条に交絡
処理を行ない、かつ、前記巻取時の巻取張力を(当、〜
%)gとすることを特徴とするポリアミド繊維の直接紡
糸延伸巻取方法。 - (2)前記交絡がインターレース度0.2〜3%である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリアミ
ド繊維の直接紡糸延伸巻取方法。 - (3) 前記交絡を、加圧空気を用いて行なうことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリアミド繊維の
直接紡糸延伸巻取方法。 - (4)前記交絡を、インターレースタイプノズルで、か
つ、流体圧力1〜3〜。で行なうことを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載のポリアミド繊維の直接紡糸延伸
巻取方法。 - (5)前記交絡を、撚転タイプノズルで、かつ、流体圧
力0.5〜2.5 ”5゜で行なうことを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載のポリアミド繊維の直接紡糸延
伸巻取方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15810683A JPS6052615A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15810683A JPS6052615A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻取方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052615A true JPS6052615A (ja) | 1985-03-25 |
JPH0122363B2 JPH0122363B2 (ja) | 1989-04-26 |
Family
ID=15664430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15810683A Granted JPS6052615A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | ポリアミド繊維の直接紡糸延伸巻取方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6052615A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60104512A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-08 | Teijin Ltd | ポリエステルの溶融紡糸方法 |
JPS61266616A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-26 | Toray Ind Inc | 剥離型複合繊維の製造方法 |
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-
1983
- 1983-08-31 JP JP15810683A patent/JPS6052615A/ja active Granted
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JPS60104512A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-08 | Teijin Ltd | ポリエステルの溶融紡糸方法 |
JPH0333801B2 (ja) * | 1983-11-08 | 1991-05-20 | Teijin Ltd | |
JPS61266616A (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-26 | Toray Ind Inc | 剥離型複合繊維の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0122363B2 (ja) | 1989-04-26 |
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