JP2016068196A - 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム - Google Patents

切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2016068196A
JP2016068196A JP2014199964A JP2014199964A JP2016068196A JP 2016068196 A JP2016068196 A JP 2016068196A JP 2014199964 A JP2014199964 A JP 2014199964A JP 2014199964 A JP2014199964 A JP 2014199964A JP 2016068196 A JP2016068196 A JP 2016068196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
control circuit
design
pattern
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014199964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6384243B2 (ja
Inventor
慶典 中村
Yoshinori Nakamura
慶典 中村
真菜美 大田
Manami Ota
真菜美 大田
健太郎 杉山
Kentaro Sugiyama
健太郎 杉山
英明 長坂
Hideaki Nagasaka
英明 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014199964A priority Critical patent/JP6384243B2/ja
Priority to US14/868,860 priority patent/US10252435B2/en
Publication of JP2016068196A publication Critical patent/JP2016068196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6384243B2 publication Critical patent/JP6384243B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/005Computer numerical control means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D5/007Control means comprising cameras, vision or image processing systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out
    • B26F1/3806Cutting-out; Stamping-out wherein relative movements of tool head and work during cutting have a component tangential to the work surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D5/00Arrangements for operating and controlling machines or devices for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D2005/002Performing a pattern matching operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Abstract

【課題】
切断する前に、ユーザが、切断予定の被切断物の色、又は図柄からなる複数のパーツの組合せを知ることが出来る切断装置を提供する。
【解決手段】
スキャナ60は、複数の被切断物101の色又は図柄を読み取る。切断装置1は、ROM62に記憶された模様の複数のパーツの色又は図柄を、スキャナ60が読み取った複数の被切断物101の色又は図柄にそれぞれ変換する。ディスプレイ9aは、変換された色又は図柄の複数のパーツを有する模様を表示する。
【選択図】図9

Description

本開示は、切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラムに関する。
特許文献1に、テーブルに配置された1つの被切断物を撮影し、その被切断物の図柄を複数のパーツにそれぞれ柄合わせすることができる自動裁断装置が開示されている。具体的には、ビデオカメラが、裁断テーブルに配置された1つの布地を撮影する。モニタは、撮影された布地の映像と各パーツとを表示する。そして、ユーザは、モニタの画面上において、布地の図柄に合わせて、各パーツを回転、又は移動させる。これにより、ユーザは、テーブルに配置された布地に対して各パーツを最適に配置することができる。
特開平1―250465号公報
しかしながら、特許文献1の自動裁断装置は、ビデオカメラによって撮影された1つの布地の図柄に複数のパーツを合わせることはできるが、複数の布地の異なる色又は図柄に、複数のパーツの異なる色又は図柄をそれぞれ変換して合わせることができない。従って、複数のパーツの色又は図柄が、複数の布地の異なる色又は図柄に変換された1つの模様を表示することができない。このため、ユーザは、切断する前に、複数のパーツの色又は図柄の組合せを正確に知ることができなかった。
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被切断物を切断する前に、複数の被切断物の色又は図柄に変換された複数のパーツを表示することが出来る切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本開示の切断装置は、複数の被切断物の色又は図柄を取得するよう構成された取得部と、異なる色又は図柄の複数のパーツを有する模様を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された模様の複数のパーツの色又は図柄を前記取得部が取得した前記複数の被切断物の色又は図柄にそれぞれ変換する変換手段と、前記変換手段によって色又は図柄が変換された複数のパーツを有する模様を表示するよう構成された表示部と、を備えることを特徴とする。
本開示の切断装置は、複数の被切断物の色又は図柄に変換された複数のパーツを表示する。従って、ユーザは、切断する前に、複数の被切断物の色又は図柄に変換された複数のパーツの組合せを確認することができる。
切断装置1の内部構造を筐体2と共に示す斜視図。 切断装置1の内部構造を示す平面図。 切断ヘッド5近傍を示す正面図。 カートリッジ4を示す正面図。 切断装置1の電気的構成を概略的に示すブロック図。 切断制御処理500を示すフローチャート。 模様選択画面110。 パーツ画面130。 表示制御プログラムS15Aを示すフローチャート。 色変換されたパーツ画面131。 切断処理S17Aを示すフローチャート。 表示制御プログラムS15Bを示すフローチャート。 パレット181、182、183を含むパーツ画面132。 表示制御プログラム15Cを示すフローチャート。 パーツ抽出処理S77を示すフローチャート。 表示制御プログラムS15Dを示すフローチャート。 パーツ画面200。 パーツ位置決め画面300。 柄変換されたパーツ画面201。 切断処理S17Bを示すフローチャート。
[切断装置1の構成]
図1を参照し、切断装置1の構成について説明する。切断装置1は、被切断物101を切断する装置である。切断装置1は、筐体2と、プラテン3と、機枠11と、切断ヘッド5と、移送機構7と、移動機構8と、ディスプレイ9aと、スイッチ9bと、を備える。
移送機構7は、プラテン3上にセットされた保持シート10を所定の移送方向に移送する。移動機構8は、切断ヘッド5を、保持シート10の移送方向と交差する方向に移動させる。保持シート10の移送方向と交差する方向は、例えば保持シート10の移送方向と直交する方向である。移送機構7の移送方向を、前後方向(Y方向)とする。移動機構8の移動方向を、左右方向(X方向)とする。前後方向と左右方向とに直交する方向を、上下方向(Z方向)とする。移送機構7及び移動機構8は、被切断物101を保持した保持シート10と切断ヘッド5とを、X方向及びY方向に相対移動させる移動部20として構成される。即ち、移動部20は、切断刃6が被切断物101から模様の各パーツを切断するように、切断刃6と被切断物101とを相対的に移動可能に構成される。
筐体2は、左右方向に長い矩形箱状である。筐体2の正面部には、開口部2aが形成される。筐体2の正面部には、開口部2aを開閉する前カバー2bが設けられる。開口部2aが開放された状態で、ユーザは、被切断物101を保持した保持シート10をプラテン3上にセットする。さらに、ユーザは、カートリッジ4を後述する切断ヘッド5のカートリッジホルダ32に対して着脱する。
機枠11は、筐体2に取り付けられる。機枠11は、側壁11a、11bを備える。側壁11a、11bは、プラテン3の左右両側に夫々位置する。
ディスプレイ9aは、筐体2の上面の右側部位に設けられる。ディスプレイ9aは、フルカラー表示が可能な液晶カラーディスプレイである。ディスプレイ9aの周囲には、ユーザが操作するスイッチ9bが設けられる。ディスプレイ9aの表面には、タッチパネル9cが設けられる。ディスプレイ9aは、種々の模様、ユーザに対して必要なメッセージ等、模様の切断に関する情報を表示する。ユーザは、スイッチ9b及びタッチパネル9cを操作することにより、ディスプレイ9aに表示された模様、及び模様のパーツの選択、各種処理モードの選択、各種パラメータの設定、及び入力の操作を行うことができる。
プラテン3は、切断装置1が被切断物101を切断する際、保持シート10を支持する。プラテン3の上面部は、水平面状を有す。被切断物101を保持した保持シート10は、プラテン3上を移送される。
保持シート10は、例えば、合成樹脂材料からなり、矩形シート状をなす。保持シート10の上面には、周縁部10a〜10dを除いた内側の領域に、粘着剤が塗布された粘着層10vが形成される。保持シート10は、粘着層10vに被切断物101が貼り付けられることで、被切断物101を保持する。粘着層10vの粘着力は、カートリッジ4の切断刃6による切断加工の際に被切断物101を移動不能に確実に保持し、且つ、切断加工後の被切断物101を比較的容易に剥がせるように設定される。ここで、切断装置1が切断可能な領域は、粘着層10vが形成された領域であるとする。また、被切断物101の大きさは、粘着層10vが形成された領域と同じ大きさであるとする。また、被切断物101は、例えば、紙又は布である。
[移送機構7の説明]
図1、及び図2を参照して、移送機構7の詳細について説明する。移送機構7は、駆動ローラ12と、ピンチローラ13と、取付フレーム14と、Y軸モータ15と、駆動ギア16と、従動ギア17と、を備える。
駆動ローラ12、及びピンチローラ13は、左右方向の側壁11a、11bの間に配置される。駆動ローラ12、及びピンチローラ13は、左右方向に延びる。駆動ローラ12とピンチローラ13は、上下方向に並ぶように配設される。駆動ローラ12は下側に位置し、ピンチローラ13は、上側に位置する。
側壁11a、11bは、駆動ローラ12の左右方向の両端側を回転可能に支持する。従動ギア17は、駆動ローラ12の右端に固着される。取付フレーム14は、右側の側壁11bの外面側に取付けられる。Y軸モータ15は、取付フレーム14に取付けられる。Y軸モータ15は、例えばステッピングモータからなる。従動ギア17は、駆動ギア16に噛合う。駆動ギア16の径は、従動ギア17の径より小さい。駆動ギア16は、Y軸モータ15の出力軸に固定される。Y軸モータ15が回転することにより、回転駆動力が、駆動ギア16、及び従動ギア17を介して駆動ローラ12に伝わり、駆動ローラ12を回転させる。
側壁11a、11bは、ピンチローラ13の左右の両端部を回転可能に支持する。側壁11a、11bは、ピンチローラ13を、上下方向、即ち被切断物101の厚み方向に若干量の変位が可能に支持する。ピンチローラ13は、ローラ部13aを備える。ローラ部13aは、ピンチローラ13の軸部の両側に配置される。ローラ部13aの軸部の径は、ピンチローラ13の軸部の径より大きい。センサ76(図5参照)は、前方から保持シート10の前端部が挿入されたことを検出する。センサ76は、詳しく図示しないが、ローラ部13aと駆動ローラ12との間に設けられる。
保持シート10の左右の周縁部10a、10bは、駆動ローラ12とローラ部13aとの間に夫々挟持される。移送機構7は、保持シート10の周縁部10a、10bを駆動ローラ12とローラ部13aとの間に挟んだ状態で、Y軸モータ15が駆動され、駆動ローラ12が回転することにより、前後方向に保持シート10を移送する。
[移動機構8の説明]
図1、及び図2を参照して、移動機構8の詳細について説明する。移動機構8は、切断ヘッド5を、保持シート10の移送方向と交差する左右方向へ移動させる。移動機構8は、キャリッジ19と、ガイド軸21、22と、取付板24と、X軸モータ25と、プーリ軸26と、駆動ギア27と、左タイミングプーリ28と、従動ギア29と、右タイミングプーリ30と、タイミングベルト31と、を備える。
ガイド軸21、22は、左右方向の側壁11aと側壁11bとの間に配置される。ガイド軸21、22は、ピンチローラ13より後部に配置される。ガイド軸21、22は、左右方向に延びる。ガイド軸21の上面部とガイド軸22の下面部には、左端から右端に渡ってそれぞれガイド溝21aが設けられる。キャリッジ19の上下両側部には、各ガイド溝21aを上下方向から挟むように係合する一対の突状部が設けられる。キャリッジ19は、突状部と各ガイド溝21aとの係合により、ガイド軸21、22に対して左右方向への摺動が可能に支持される。
取付板24は、左側の側壁11aの外面側に取り付けられる。取付フレーム14は、右側の側壁11bの外面側に取付けられる。プーリ軸26は、X軸モータ25の前側に回転可能に設けられる。プーリ軸26は、上下方向に延びる。駆動ギア27は、X軸モータ25の出力軸に固定される。プーリ軸26は、左タイミングプーリ28と従動ギア29とを回転可能に支持する。左タイミングプーリ28と従動ギア29とは、一体的に形成されており、一体的に回転する。従動ギア29は、駆動ギア27に噛み合う。
右タイミングプーリ30は、取付フレーム14に回転可能に取り付けられる。無端状のタイミングベルト31は、右タイミングプーリ30と左タイミングプーリ28との間において、左右方向に延びて水平に掛渡される。タイミングベルト31の途中は、キャリッジ19の背面部に連結される。
X軸モータ25が回転することにより、回転駆動力が、駆動ギア27、従動ギア29、及び左タイミングプーリ28を介してタイミングベルト31に伝わり、キャリッジ19を左右方向に移動させる。また、切断ヘッド5は、詳しくは後述するが、キャリッジ19に設けられる。従って、キャリッジ19の左右方向の移動により、切断ヘッド5も左右方向に移動する。
[スキャナ60の説明]
図2を参照して、スキャナ60について説明する。スキャナ60は、被切断物101の色又は図柄を光学的に読み取る。具体的には、スキャナ60は、移送機構7により移送された被切断物101の表面の画像を読み取る。スキャナ60は、周知のCIS(Contact Image Sensor)であって、詳しい説明は省略するが、撮像素子と、光源とを含む。撮像素子は、左右方向(X方向)に並設された複数のセンサからなる。スキャナ60は、ガイド軸21の後側に設けられる。スキャナ60の左右方向の幅は、保持シート10の左右方向の幅と略同一である。
スキャナ60の光源は、プラテン3上に配置される保持シート10に保持された被切断物101の表面に向けて光を出射する。光源から出射した光は、被切断物101の表面に到達して、反射する。コンタクトガラスが、被切断物101の上面に近接した状態で、スキャナ60は、被切断物101の表面の画像を読み取る。スキャナ60は、保持シート10の粘着層10vが形成された領域の画像を読み取る。撮像素子は、被切断物101が反射した光を撮像する。
[切断ヘッド5の説明]
図2、及び図3を参照して、切断ヘッド5について説明する。切断ヘッド5は、キャリッジ19と、カートリッジホルダ32と、上下駆動機構33とからなる。カートリッジホルダ32は、キャリッジ19に対して前側に配置される。上下駆動機構33は、キャリッジ19に対して後側に配置される。上下駆動機構33は、カートリッジホルダ32をカートリッジ4ごと上下方向(Z方向)に駆動させる。
キャリッジ19は、前後の壁部19a,19bと、壁部19a、19bを繋ぐ上下のアーム19c、19dと、を備える。キャリッジ19は、ガイド軸21,22の前後両側と上下両側とを囲う形状である。キャリッジ19の後壁部19bには、Z軸モータ34が前向きに取付けられる。
上下駆動機構33は、伝達機構と、Z軸モータ34と、を備える。伝達機構は、Z軸モータ34とカートリッジホルダ32との間に設けられる。伝達機構は、Z軸モータ34の回転運動を減速し且つカートリッジホルダ32の上下方向の移動に変換して伝達する。
Z軸モータ34が正転或いは逆転すると、Z軸モータ34の回転運動が伝達機構を介して上下方向の運動に変換されて、カートリッジホルダ32をカートリッジ4ごと上昇位置或いは下降位置へ昇降させる。これにより、カートリッジホルダ32におけるカートリッジ4は、切断刃6により被切断物101を切断するときの下降位置(図3の実線)と、切断刃6の刃先6aが被切断物101から所定距離、離間する上昇位置(図3の2点鎖線)との間で移動する。
カートリッジホルダ32にカートリッジ4が装着され、カートリッジ4が下降位置にある場合、被切断物101に刃先6aが刺さる。刃先6aの圧力は、後述する制御回路61によって、Z軸モータ34の回転量に基づき切断に適した圧力に設定される。刃先6aの圧力を、以下、カッタ圧と称する。
カートリッジホルダ32は、ホルダフレーム35と、上ホルダ36及び下ホルダ37と、を備える。ホルダフレーム35は、上下駆動機構33により上下に駆動される。上ホルダ36及び下ホルダ37は、ホルダフレーム35に固定される。具体的には、キャリッジ19の前壁部19aには、カバー部材38が設けられる。カバー部材38は、キャリッジ19の左右両側を前方から覆う。カバー部材38は、右側の張出部38aと、左側の張出部38bと、を有する。右側の張出部38aと左側の張出部38bとの間には、可動部としてホルダフレーム35が配置される。ホルダフレーム35は、上下両面及び前面が開放された形状をなす。上ホルダ36及び下ホルダ37は、何れもカートリッジ4が上方から挿通されるようにしてホルダフレーム35に装着されるものであり、ホルダフレーム35に収まる枠状をなす。
上ホルダ36と下ホルダ37との間には、レバー部材40が設けられる。レバー部材40は、左右一対のアーム部41,42と、アーム部41,42の先端側を繋ぐように設けられた操作部43とを有する。レバー部材40は、アーム部41,42の上端側を基端部として、ホルダフレーム35に対し揺動可能に支持される。アーム部41,42の内面側には、後述するカートリッジ4の被係合部54aと係合可能な小円柱状の係合部41a,42aが設けられる。
レバー部材40は、アーム部41,42の基端部を揺動中心として、図3に示す固定位置と、操作部43を手前側に引くようにして揺動させた開放位置との間で切換え可能に揺動する。レバー部材40の固定位置において、係合部41a,42aとカートリッジ4の被係合部54aとの係合により、カートリッジ4は、下ホルダ37に対して固定される。他方、レバー部材40は、ユーザが操作部43を手前側に引いて、固定位置から開放位置側へ揺動させることに伴い、係合部41a,42aが被係合部54aから離間してその固定状態を開放する。レバー部材40の揺動により、ユーザは、カートリッジ4の着脱を、簡単且つ確実に行うことができる。
[カートリッジ4の説明]
切断装置1においては、被切断物の種類に応じた切断刃6を有するカートリッジ4が複数用意されており、ユーザは、切断刃6をカートリッジ4ごと交換することができる。図4を参照しながら、カートリッジ4について説明する。
カートリッジ4の外郭ケース50は、ケース本体51と、ケース本体51の一端部及び他端部に設けられたキャップ部52及び摘み部53とを備える。ケース本体51は、上下方向に延びる円筒状をなす。キャップ部52は、ケース本体51の下端部に嵌め込まれる径大部54及び径小部55を有する。キャップ部52は、段付きの有底円筒容器状をなす。被係合部54aは、径大部54の上端にある。被係合部54aは、レバー部材40の係合部41a、42aと当接する。径大部54の下端がカートリッジホルダ32の下ホルダ37と嵌合する。キャップ部52の下面部50aは平坦に形成されており、切断刃6の刃先6aを挿通させる孔を有する。
摘み部53は、ケース本体51の上端部に固定される蓋板56と、蓋板56の上側に設けられた摘み板57及び後面板58とを一体に有する。摘み板57は、蓋板56の左右方向の中央部に縦向きに設けられる。
カートリッジ4は、外郭ケース50にカッタ軸47が収容される切断刃6を備える。切断刃6は、基部として丸棒状をなすカッタ軸47と、先端部の刃先6aとを一体に有する。切断刃6の刃部は、被切断物101に対して傾斜した略V字形状をなす。また、ケース本体51の内部には、カッタ軸47をその中心軸線50cの回りに回動可能に支持する軸受が設けられる。刃先6aは、キャップ部52の下面部50aから突出している。
被切断物101の切断に際し、制御回路61は、カートリッジホルダ32に装着されたカートリッジ4を、上下駆動機構33により下降位置に移動させて、カッタ圧を設定する。カートリッジ4が下降位置にある場合、刃先6aが保持シート10上の被切断物101を貫通して、保持シート10に僅かに刺さる。カートリッジ4が下降位置にある状態で、移送機構7及びヘッド移動機構8により、保持シート10と切断刃6とをX方向及びY方向に相対移動させることで、被切断物101を切断する。切断装置1は、例えば、図1に示す保持シート10における粘着層10vの左角部を原点OとしたXY座標系が設定される。XY座標系に基づいて、被切断物101と切断刃6とは、相対的に移動する。
[切断装置1の電気的構成]
図5を参照しながら、切断装置1の制御系の構成について説明する。制御回路61は、切断装置1全体の制御を司る。制御回路61は、コンピュータ(CPU)を主体に構成される。制御回路61は、ROM62、RAM63、及び外部メモリ65が電気的に接続される。ROM62は、切断動作を制御するための切断制御プログラム500、模様データ600を記憶する。切断制御プログラム500は、ディスプレイ9aの表示を制御する表示制御プログラムS15A、S15B、S15C、S15D等を含む。RAM63は、スキャナ60で読み取った被切断物101の画像700、被切断物101の画像700から算出した被切断物101のRGB値710を記憶する。外部メモリ65は、模様を切断するための切断データ720を含む。
模様は、単色の模様と、異なる色又は図柄の複数のパーツを有する模様と、がある。模様が異なる色又は図柄の複数のパーツからなる場合、模様データ600は、模様番号605、パーツ番号i、パーツの形状620、パーツのRGB値630、パーツの位置640、及びパーツの大きさ650を含んでいる。模様データ600の詳細は、後述する。ディスプレイ9aは、単色の模様と、異なる色又は図柄の複数のパーツを有する模様と、を表示するよう構成される。
制御回路61には、スイッチ9b等からの信号が入力される。制御回路61には、スキャナ60、センサ76、ディスプレイ9a、及びタッチパネル9cが電気的に接続される。ユーザは、ディスプレイ9aの表示を見ながら、スイッチ9b或いはタッチパネル9cを操作することにより、所望する模様を選択したり、各種処理モード、パラメータを設定したりすることができる。更に、制御回路61には、Y軸モータ15、X軸モータ25、Z軸モータ34を夫々駆動する駆動回路67,68,69が電気的に接続される。制御回路61は、Y軸モータ15、X軸モータ25、Z軸モータ34等を制御し、保持シート10上の被切断物101に対する切断動作を自動で実行させる。
[切断制御プログラム500]
図6〜図11を参照して、切断制御プログラム500について説明する。切断制御プログラム500は、切断装置1の制御回路61によって実行される。例えば、ユーザがタッチパネル9cの模様選択画面110に移行するキーに触れた場合、制御回路61は、ROM62から切断制御プログラム500を読み出し、実行する。切断制御プログラム500が実行されると、制御回路61は、ディスプレイ9aに模様選択画面110を表示させる。フローチャートに示す各ステップは、制御回路61の処理を示す。
S11では、制御回路61は、複数の模様の中からユーザが所望する模様の選択を受け付ける。具体的には、図7に示す模様選択画面110において、ユーザが、所望の模様である模様120に対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、複数の模様の中からユーザが選択した模様120を検出する。
次のS12では、制御回路61は、ROM62に記憶されたユーザが選択した模様120の模様データ600をRAM63に記憶させる。
次のS13では、制御回路61は、図8に示す様に、模様120の模様データ600に基づいて、模様120を構成する各パーツ150、160、170を示すパーツ画面130をディスプレイ9aに表示させる。
図8を参照して、模様データ600の一例について説明する。模様データ600は、模様番号605と、パーツ番号iと、パーツの形状620と、パーツのRGB値630と、を含む。模様番号605は、模様毎に異なり、各模様に対応する番号である。例えば、模様番号605は、AR―G007である。パーツ番号iは、パーツ毎に異なり、各パーツに対応する番号である。パーツ番号iは、例えば、正の整数である。パーツの形状620は、X、Y座標で表される座標データである。座標データは、具体的には、その模様の中心を原点とした模様の形状を示す座標である。パーツのRGB値630は、予めROM62に記憶されたパーツの色を表す情報である。例えば、パーツ150のRGB値(R,G,B)は、(255,0,0)である。パーツ160のRGB値(R,G,B)は、(255,0,0)である。パーツ170のRGB値(R,G,B)は、(0,0,255)である。
次のS15Aでは、制御回路61は、表示制御プログラムを実行する。
次のS17Aでは、制御回路61は、切断処理を実行する。制御回路61は、S17A終了後、切断制御プログラム500を終了する。
[第1実施形態の表示制御プログラムS15A]
図9、及び図10を参照して、表示制御プログラムS15Aについて詳細に説明する。制御回路61は、S15Aの処理を開始すると、図9に示すS21へ処理を進める。
S21では、制御回路61は、色変換キー(図示せず)が押されたか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに色変換キーを表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示された色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザが色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、色変換キーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、色変換キーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されたと判断する。制御回路61は、色変換キーが押圧されたと判断したことに応じて(S21:YES)、S23へ処理を進める。制御回路61は、ユーザがタッチパネル9c上の色変換キーとは異なるキーを押圧した場合、タッチパネル9cは色変換キーが押圧されなかったことを検出する。制御回路61は、色変換キーが押圧されなかったことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断する。制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断したことに応じて(S21:NO)、S22へ処理を進める。
S22では、制御回路61は、切断するパーツが選択されたか否かを判断する。具体的には、ユーザは、色変換せず、パーツの切断を開始する場合、パーツ画面130上の所望のパーツを押圧する。タッチパネル9cは、パーツ画面130上のパーツが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、パーツが選択されたと判断する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されたと判断したことに応じて(S22:YES)、S15Aの処理を終了する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されなかったと判断したことに応じて(S22:NO)、S21へ処理を戻す。
S23では、制御回路61は、複数のパーツの中から色を変換する1つのパーツの選択を受け付ける。ユーザが、パーツ画面130の色変換したいパーツに対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、複数のパーツの中からユーザが選択したパーツを検出する。制御回路61は、検出したパーツをRAM63へ記憶させる。
次のS25では、制御回路61は、スキャナ60に被切断物101の色又は図柄を含む画像を取得させる。具体的には、制御回路61は、駆動回路67を介して、Y軸モータ15を所定方向に回転させる。Y軸モータ15が所定方向に回転すると、駆動ローラ12が回転する。駆動ローラ12が回転すると、駆動ローラ12とローラ部13aとの間に挟持された被切断物101が貼り付けられた保持シート10が後側に向かって移送される。このとき、スキャナ60は、保持シート10上に貼り付けられた被切断物101の画像を読み取る。制御回路61は、RAM63にスキャナ60で読み取った被切断物101の画像を記憶させる。制御回路61は、被切断物101の画像700を読み取った後、駆動回路67を介して、Y軸モータ15を所定方向とは逆方向に回転させる。Y軸モータ15が逆方向に回転すると、駆動ローラ12が読み取り時とは逆方向に回転し、保持シート10が前側に向かって移送される。駆動ローラ12は、保持シート10を前側に移送させ、初期の位置に戻す。
次のS27では、制御回路61は、S25にてスキャナ60が読み取った被切断物101の画像から、被切断物101の色であるRGB値710を算出する。具体的には、制御回路61は、例えば、R(赤)成分において、スキャナ60で読み取った被切断物101の画像の画素毎にアナログデータを取得する。制御回路61は、画素毎にアナログデータをAD変換して、0〜255のデジタルデータ(又は、階調値)に変換する。制御回路61は、R成分に対して、変換された複数の画素のデジタルデータの平均値を算出する。制御回路61は、変換された複数の画素のデジタルデータの総和を読み取った画素数で除算して複数の画素の平均値を算出する。制御回路61は、G(緑)成分、B(青)成分に関しても、同様の処理を実行する。制御回路61は、RGBの各成分の全画素についてのデジタルデータの平均値を、被切断物101のRGB値として算出する。このように算出された被切断物101のRGB値710は、例えば、(128,0,0)であるとする。制御回路61は、被切断物101のRGB値710をRAM63に記憶させる。
次のS29では、制御回路61は、S23にて選択されたパーツの色を、S27にて算出されたRGB値に変換する。具体的には、制御回路61は、予めROM62に記憶されたパーツのRGB値630を、スキャナ60が読み取った被切断物のRGB値710に変換する。制御回路61は、RGB値630にRGB値710を代入する。例えば、図8に示すパーツ150のRGB値630(255,0,0)に、被切断物101のRGB値710(128,0,0)を代入する。これにより、パーツ150のRGB値が(128,0,0)になる。また、パーツ160のRGB値(255,0,0)に、被切断物101とは異なる被切断物のRGB値710(255, 255,255)を代入する。これにより、パーツ160のRGB値が(255,255,255)になる。
次のS31では、制御回路61は、S29によって色が変換された複数のパーツを有する模様をディスプレイ9aに表示させる。具体的には、制御回路61は、図10に示すように、色変換されたパーツ画面131をディスプレイ9aに表示させる。即ち、ディスプレイ9aは、例えば、RGB値630(128,0,0)に変換された明るい色のパーツ151、RGB値(255,255,255)に変換された暗い色のパーツ161を表示する。制御回路61は、S31終了後、S21へ処理を戻す。
次に図11を参照して、切断処理S17Aについて詳細に説明する。制御回路61は、S17Aの処理を開始すると、図11に示すS41へ処理を進める。
S41では、制御回路61は、複数のパーツの中から1つの切断するパーツの選択を受け付ける。ユーザが、パーツ画面130の所望のパーツに対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、複数のパーツの中からユーザが選択したパーツを検出する。制御回路61は、パーツが選択された後、パーツの大きさ650の指定を受け付ける。制御回路61は、RAM63に、ユーザが指定したパーツの大きさ650を記憶させる。
次のS43では、制御回路61は、保持シート10がセットされたか否かを判断する。具体的には、センサ76が、保持シート10があることを検出した場合、制御回路61に検出信号を送信する。制御回路61が検出信号を受信した場合、制御回路61は、保持シート10がセットされたと判断する。制御回路61は、保持シート10がセットされたと判断した事に応じて(S43:YES)、S45へ処理を進める。制御回路61は、保持シート10がセットされていないと判断した事に応じて(S43:NO)、S43の処理を繰り返す。
S45では、制御回路61は、ディスプレイ9aに切断を指示するための切断キー(図示せず)を表示させ、切断キーが押されたか否かを判断する。具体的には、タッチパネル9cが、切断キーが押された事を検出した場合、制御回路61は、切断キーが押されたと判断する。制御回路61は、切断キーが押されたと判断した事に応じて(S45:YES)、S47へ処理を進める。制御回路61は、切断キーが押されていないと判断した事に応じて(S45:NO)、S45の処理を繰り返す。
S47では、制御回路61は、S41によって選択されたパーツを切断するように、移動部20の駆動を制御する。具体的には、制御回路61は、ユーザが指定したタッチパネル9c上の模様の位置から、模様の中心座標を取得する。制御回路61は、模様の中心座標に基づいて、模様データ600のパーツの形状620、パーツの大きさ650から、切断する位置を示す座標データを生成する。座標データは、保持シート10の左角部を原点Oとした座標データである。詳細には、制御回路61は、模様データ600の座標データの原点と、模様の中心座標と、が一致するように、模様データ600の座標データを保持シート10上の座標データに変換する。制御回路61は、座標データを切断データ720としてRAM63に記憶させる。そして、制御回路61は、刃先6aが切断データ720の座標上を通過するように、移動部20の駆動を制御する。
次のS49では、制御回路61は、他に切断するパーツがあるか否かを判断する。制御回路61は、図示しないが、ディスプレイ9aに「次のパーツ」キー及び「終了」キーを表示させる。制御回路61は、タッチパネル9cにより「次のパーツ」キーが押圧されたことを検出すると(S49:YES)、S41へ処理を戻す。制御回路61は、タッチパネル9cにより「終了」キーが押圧されたことを検出すると(S49:NO)、切断処理S17Aを終了する。制御回路61は、切断処理S17Aを終了後、切断制御プログラム500を終了する。
[第1実施形態の効果]
S29では、制御回路61は、ユーザによって選択されたパーツをスキャナ60で読み取った色に変換する。制御回路61は、変換した複数のパーツを含む模様をディスプレイ9aに表示させる。従って、ユーザは、所望するパーツの色を、手持ちの被切断物101の色に変換して表示させることができる。このため、ユーザは、切断する前に、被切断物101の色からなる複数のパーツの組合せを知ることができる。
[第2実施形態の表示制御プログラムS15B]
図12、及び図13を参照して、第2実施形態に関する表示制御プログラムS15Bの構成について説明する。第2実施形態は、図12に示すように、表示制御プログラムS15Aの代わりに、表示制御プログラムS15Bを備える点で第1実施形態の構成とは異なる。なお、第1実施形態と同じ構成のものについては、同じ符号を付し、説明を省略する。制御回路61は、S15Bの処理を開始すると、図12に示すS51へ処理を進める。
S51では、制御回路61は、S21と同様に、色変換キーが押されたか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに色変換キーを表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示された色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザが色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、色変換キーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、色変換キーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されたと判断する。制御回路61は、色変換キーが押圧されたと判断したことに応じて(S51:YES)、S53へ処理を進める。制御回路61は、ユーザがタッチパネル9c上の色変換キーとは異なるキーを押圧した場合、タッチパネル9cは色変換キーが押圧されなかったことを検出する。制御回路61は、色変換キーが押圧されなかったことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断する。制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断したことに応じて(S51:NO)、S52へ処理を進める。
S52では、制御回路61は、S22と同様に、切断するパーツが選択されたか否かを判断する。具体的には、ユーザは、色変換せず、パーツの切断を開始する場合、パーツ画面130上の所望のパーツを押圧する。タッチパネル9cは、パーツ画面130上のパーツが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、パーツが選択されたと判断する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されたと判断したことに応じて(S52:YES)、S15Bの処理を終了する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されなかったと判断したことに応じて(S52:NO)、S51へ処理を戻す。
S53では、制御回路61は、S25と同様に、スキャナ60に被切断物101の画像を読み取らせる。
次のS55では、制御回路61は、S27と同様に、S53にてスキャナ60が読み取った被切断物101の画像から、被切断物101の色であるRGB値を算出する。
次のS57では、制御回路61は、図13に示すように、S55にて算出されたRGB値のパレット181、182、183を並べたパーツ画面132をディスプレイ9aに表示させる。パレットとは、スキャナ60で読み取られた被切断物101の色であり、パーツの色を表す選択肢のことである。ディスプレイ9aは、S55にて算出された被切断物101のRGB値のパレット181、182、183を、パーツ152、162、172の下に横一列に並べて表示する。
次のS59では、制御回路61は、他にパレットに追加したい色があるか否かを判断する。制御回路61は、ディスプレイ9aに追加キー(図示せず)を表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示された追加キー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザが追加キー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、追加キーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、追加キーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、追加キーが押されたと判断する。ユーザがタッチパネル9cにより追加キーが押されたと判断した事に応じて(S59:YES)、S53へ処理を戻す。制御回路61は、ユーザがタッチパネル9cによりパレット追加完了キーが押されたと判断した事に応じて(S59:NO)、S61へ処理を進める。
S61では、制御回路61は、S23と同様に、複数のパーツ152、162、172の中から色変換する1つのパーツ152の選択を受け付ける。ユーザが、パーツ画面132の所望のパーツ152に対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、複数のパーツ152、162、172の中からユーザが選択したパーツを検出する。制御回路61は、検出したパーツ152をRAM63へ記憶させる。
次のS63では、制御回路61は、パレット181、182、183の中から1つのパレット181の選択を受け付ける。ユーザが、パーツ画面132の所望のパレット181に対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、複数のパレット181、182、183の中からユーザが選択したパレット181を検出する。制御回路61は、検出したパレット181をRAM63へ記憶させる。
次のS65では、制御回路61は、S61で選択されたパーツをS63で選択されたパレットの色に変換する。制御回路61は、S61で選択されたROM62に記憶されたパーツのRGB値を、S63で選択されたパレットの色に対応する被切断物101のRGB値に変換する。例えば、制御回路61は、S61で選択されたパーツ152のRGB値(255,0,0)に、パレット181の色に対応する被切断物101のRGB値(255,255,0)を代入する。これにより、パーツ152のRGB値は、(255,255,0)になる。
次のS66では、制御回路61は、S31と同様に、色変換したパーツを含む模様142をディスプレイ9aに表示させる。例えば、ディスプレイ9aは、S65でRGB値630(255,255,0)に変換されたパーツ152を含む模様142を表示する。
次のS69では、制御回路61は、組合せOKキーが押されたか否かを判断する。具体的には、ディスプレイ9aは、組合せOKキー(図示せず)を表示する。ユーザが、パーツ画面130の組合せOKキーに対応するタッチパネル9cの位置にタッチペン又は指で押すことにより、タッチパネル9cは、組合せOKキーが押されたことを検出する。タッチパネル9cが組合せOKキーが押されたことを検出した場合、制御回路61は、組合せOKキーが押されたと判断する。制御回路61は、タッチパネル9cにより組合せOKキーが押されたと判断したことに応じて(S69:YES)、表示制御プログラムS15Bを終了する。制御回路61は、タッチパネル9cにより追加キーが押されたと判断したことに応じて(S69:NO)、S61へ処理を戻す。
[第2実施形態の効果]
S65では、制御回路61は、ユーザによって選択されたパーツの色をスキャナ60で読み取った複数のパレットの中から選択した色に変換する。S66では、制御回路61は、変換した複数のパーツを含む模様をディスプレイ9cに表示させる。従って、ユーザは、所望するパーツの色を、手持ちの複数の被切断物101の色の中から選択した色に変換してディスプレイ9aに表示させることができる。このため、ユーザは、切断する前に、被切断物101の色からなる複数のパーツの組合せを知ることができる。
S57では、制御回路61は、パレット181、182,183を並べてディスプレイ9aに表示させる。ユーザは、並べられたパレット181、182、183を見て、タッチパネル9cを押圧することにより、各パーツに対応する被切断物101の色を選択することができる。
[第3実施形態の表示制御プログラムS15C]
図14、及び図15を参照して、表示制御プログラムS15Cについて詳細に説明する。制御回路61は、S15Cの処理を開始すると、図14に示すS71へ処理を進める。
S71では、制御回路61は、S21と同様に、色変換キーが押されたか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに色変換キー(図示せず)を表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示された色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザが色変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、色変換キーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、色変換キーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されたと判断する。制御回路61は、色変換キーが押圧されたと判断したことに応じて(S71:YES)、S73へ処理を進める。制御回路61は、ユーザがタッチパネル9c上の色変換キーとは異なるキーを押圧した場合、タッチパネル9cは色変換キーが押圧されなかったことを検出する。制御回路61は、色変換キーが押圧されなかったことを検出した場合、制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断する。制御回路61は、色変換キーが押されていないと判断したことに応じて(S71:NO)、S72へ処理を進める。
S72では、制御回路61は、S22と同様に、切断するパーツが選択されたか否かを判断する。具体的には、ユーザは、色変換せず、パーツの切断を開始する場合、パーツ画面130上の所望のパーツを押圧する。タッチパネル9cは、パーツ画面130上のパーツが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、パーツが選択されたと判断する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されたと判断したことに応じて(S72:YES)、S15Cの処理を終了する。制御回路61は、タッチパネル9c上でパーツが選択されなかったと判断したことに応じて(S72:NO)、S71へ処理を戻す。
S73では、制御回路61は、S25と同様に、スキャナ60に被切断物101の画像を読み取らせる。
次のS75では、制御回路61は、S73にてスキャナ60が読み取った被切断物101の画像から、被切断物101の色であるRGB値を算出する。被切断物101のRGB値630は、例えば、(250,0,0)である。制御回路61は、被切断物101のRGB値710をRAM63に記憶させる。
次のS77では、制御回路61は、S75にて算出されたRGB値に最も近い色のパーツを抽出する抽出処理を実行する。
[パーツ抽出処理S77]
図15を参照して、パーツ抽出処理S77について詳細に説明する。制御回路61は、S77の処理を開始すると、図15に示すS131へ処理を進める。
S131では、制御回路61は、パーツ番号i、及び最小差分Dmを初期化する。具体的には、制御回路61は、パーツ番号iに1を代入する。また、制御回路61は、最小差分Dmに色の差分が最も大きい場合の値である2552+2552+2552(=195075)より大きな数字、、例えば200000を代入する。
次のS133では、制御回路61は、スキャナ60で読み取った被切断物101のRGB値と、予め記憶したi番目のパーツのRGB値との差分Diを算出する。具体的には、i番目のパーツのRGB値が(Ri,Gi,Bi)であり、被切断物101のRGB値が(R,G,B)であった場合、制御回路61は、差分Diの算出式である差分Di=(Ri―R)2+(Gi―G)2+(Bi―B)2にて算出することができる。具体的には、1番目のパーツのRGB値が、(R1,G1,B1)=(255,0,0)であり、被切断物101のRGB値が、(R,G,B)=(250,0,0)であった場合、差分D1=(R1―R)2+(G1―G)2+(B1―B)2=(255―250)2+(0―0)2+(0―0)2=25となる。
次のS135では、被切断物のRGB値と最も近いRGB値を有するパーツを抽出するために、被切断物のRGB値と各パーツのRGB値との差分を比較する。制御回路61は、最小差分Dmより差分Diは小さいか否かを判断する。制御回路61は、最小差分Dmより差分Diは小さいと判断した事に応じて(S135:YES)、S137へ処理を進める。制御回路61は、最小差分Dmより差分Diは小さくないと判断した事に応じて(S135:NO)、S140へ処理を進める。最小差分Dm=200000、差分D1=25である場合、最小差分Dm>差分D1であるため、S137へ処理を進める。
S137では、制御回路61は、最小差分Dmに、差分Diを代入する。制御回路61は、最小差分Dm=200000に、差分D1=25を代入し、最小差分Dm=25となる。
次のS139では、制御回路61は、差分が最も小さいパーツ番号imに、パーツ番号iを代入する。制御回路61は、パーツ番号imに、パーツ番号i=1を代入し、パーツ番号im=1とする。
次のS140では、制御回路61は、次のパーツ番号iへ処理を移す。制御回路61は、パーツ番号iに1を加算する。パーツ番号i=1であった場合、制御回路61は、パーツ番号i=1+1=2とする。
次のS141では、制御回路61は、全てのパーツの差分Diを算出したか否かを判断する。具体的には、模様毎に定められたパーツ数inが、RAM63に記憶されている。制御回路61は、パーツ番号iが、パーツ数inより大きいと判断した事に応じて(S141:YES)、S143へ処理を進める。制御回路61は、パーツ番号iが、パーツ数inより大きくないと判断した事に応じて(S141:NO)、S133へ処理を戻す。パーツ番号i=2、パーツ数in=3であった場合、パーツ番号i<パーツ数inであるため、制御回路61は、パーツ番号iが、パーツ数inより大きくないと判断する。
次のS143では、制御回路61は、im番目のパーツのRGB値を抽出する。例えば、制御回路61は、im=1であった場合、1番目のパーツのRGB値である(R1,G1,B1)=(255,0,0)を抽出する。制御回路61は、S143終了後、S77の処理を終了し、S79へ処理を進める。
S79では、制御回路61は、S77にて抽出されたパーツのRGB値を、S75にて算出されたRGB値に変換する。具体的には、制御回路61は、S77にて抽出されたパーツの予めROM62に記憶されたパーツのRGB値630に、S75にて算出された被切断物のRGB値710を代入する。例えば、被切断物101のRGB値710(250,0,0)に最も近い色である、図8に示すパーツ150のRGB値630(255,0,0)に、(250,0,0)を代入する。
S80では、制御回路61は、S79によって色が変換された複数のパーツを有する模様をディスプレイ9aに表示させる。具体的には、制御回路61は、色変換されたパーツ画面131をディスプレイ9aに表示させる。ディスプレイ9aは、例えば、RGB値630(250,0,0)に変換された少し明るい色のパーツ151を表示する。制御回路61は、S80終了後、S71へ処理を戻す。
[第3実施形態の効果]
S77では、制御回路61は、スキャナ60で読み取った色に最も近い色のパーツを抽出する。ユーザは、色変換するパーツを選択することなく、切断装置1が、自動的にスキャナ60で読み取った色に最も近い色が変換される。従って、ユーザは、パーツを選択する手間がなく、最適なパーツの組合せを確認することができる。
[第4実施形態の表示制御プログラムS15D]
図16〜図19を参照して、表示制御プログラムS15Dについて詳細に説明する。制御回路61は、S15Dの処理を開始すると、図16に示すS91へ処理を進める。
S91では、制御回路61は、図17に示す複数のパーツ220、230の中から、1つのパーツ220の選択を受け付ける。例えば、タッチパネル9cは、ユーザが図17のパーツ220を押圧したことを検出する。そして、制御回路61は、検出したパーツ220をRAM63へ記憶させる。
次のS93では、制御回路61は、柄変換するか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、
柄変換キーが押されたか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに柄変換キー(図示せず)を表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示された柄変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザが柄変換キー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、柄変換キーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、柄変換キーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、柄変換キーが押されたと判断する。制御回路61は、柄変換キーが押圧されたと判断したことに応じて(S93:YES)、S95へ処理を進める。制御回路61は、ユーザがタッチパネル9c上の柄変換キーとは異なるキーを押圧した場合、タッチパネル9cは柄変換キーが押圧されなかったことを検出する。制御回路61は、柄変換キーが押圧されなかったことを検出した場合、制御回路61は、柄変換キーが押されていないと判断する。制御回路61は、柄変換キーが押されていないと判断したことに応じて(S93:NO)、S15Dを終了する。
S95では、制御回路61は、S25と同様に、スキャナ60に被切断物101の画像310を読み取らせる。
次のS97では、制御回路61は、図18に示す様に、S95にて読み取った図柄を含む画像310を背景に、S91にて選択したパーツ220をディスプレイ9aに重ねて表示させる。
次のS99では、複数のパーツの大きさを統一するために、制御回路61は、選択された模様の中の複数のパーツのうち既に1つのパーツの大きさ650を変更したか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、予めROM62に記憶されたデフォルトのパーツの大きさ650と、以前に変更されてRAM63に記憶されたパーツの大きさ650とが、同じか否かを判断する。制御回路61は、パーツの大きさ650が同じではないと判断した事に応じて(S99:YES)、S101へ処理を進める。制御回路61は、パーツの大きさ650が同じであると判断した事に応じて(S99:NO)、S103へ処理を進める。
S101では、制御回路61は、スキャナ60で読み取った被切断物101の図柄310上において、S91によって選択されたパーツの配置についての指定を受け付ける。具体的には、制御回路61は、タッチパネル9cによりパーツの位置の指定を受け付ける。ユーザが、ディスプレイ9aに表示された図柄310に対して、タッチパネル9cにより所望する位置を押圧して指定する。制御回路61は、ユーザが指定した位置の、パーツの中心座標をRAM63に記憶させる。
S103では、制御回路61は、タッチパネル9c上で、パーツの大きさ650の指定を受け付ける。制御回路61は、指定されたパーツの大きさ650を、RAM63に記憶させる。制御回路61は、スキャナ60で読み取った被切断物101の図柄310上において、S91によって選択されたパーツの配置についての指定を受け付ける。タッチパネル9c上で、パーツの位置の指定を受け付ける。ユーザが、ディスプレイ9aに表示された図柄310に対して、タッチパネル9cにより所望する位置を押圧して指定する。制御回路61は、ユーザが指を離した際の、パーツの中心座標をRAM63に記憶させる。制御回路61は、パーツの中心座標を、パーツの位置640として、RAM63に記憶させる。
次のS105では、制御回路61は、パーツ画面を表示するか否かを判断する。制御回路61は、ディスプレイ9aにプレビューキー(図示せず)を表示させる。ユーザは、ディスプレイ9aに表示されたプレビューキー上にあるタッチパネル9cを押圧する。ユーザがプレビューキー上にあるタッチパネル9cを押圧した場合、タッチパネル9cは、プレビューキーが押圧されたことを検出する。タッチパネル9cが、プレビューキーが押圧されたことを検出した場合、制御回路61は、プレビューキーが押されたと判断する。制御回路61は、タッチパネル9cによりプレビューキーが押されたと判断した事に応じて(S105:YES)、S106へ処理を進める。制御回路61は、タッチパネル9c上の切断キーが押されたと判断した事に応じて(S105:NO)、表示制御プログラムS15Dを終了する。
次のS106では、制御回路61は、S91によって選択されたパーツの図柄を、S101又はS103による指定に従って配置されたパーツの図柄に変換する。制御回路61は、パーツの形状620、パーツの位置640、及びパーツの大きさ650から、切断する位置を示す座標データを生成する。制御回路61は、座標データから、パーツ220を切断する位置の内側の領域の画像310をRAM63に記憶させる。そして、制御回路61は、切断する位置を示す座標データを切断データ720としてRAM63に記憶させる。
次のS107では、制御回路61は、図19に示すパーツ画面201をディスプレイ9aに表示させる。制御回路61は、パーツ220を切断する位置の内側の領域の画像310をRAM63から読み出し、パーツ221の図柄を内側の領域の画像310に変換した模様211をディスプレイ9aに表示させる。
次のS109では、制御回路61は、被切断物101の図柄310を変更するか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに図柄変更キー(図示せず)を表示させ、タッチパネル9cにより図柄変更キーが押されたか否かを判断する。制御回路61は、図柄変更キーが押されたと判断した事に応じて(S109:YES)、S95へ処理を戻す。制御回路61は、図柄変更キーが押されていないと判断した事に応じて(S109:NO)、S111へ処理を進める。
次のS111では、制御回路61は、パーツの位置又は大きさを変更するか否かを判断する。具体的には、制御回路61は、ディスプレイ9aに位置・大きさ変更キー(図示せず)を表示させ、タッチパネル9cにより位置・大きさ変更キーが押されたか否かを判断する。制御回路61は、位置・大きさ変更キーが押されたと判断した事に応じて(S111:YES)、S103へ処理を戻す。制御回路61は、位置・大きさ変更キーが押されていないと判断した事に応じて(S111:NO)、S113へ処理を進める。
S113では、制御回路61は、パーツの図柄、位置、又は大きさがOKか否かを判断する。制御回路61は、ディスプレイ9aにOKキー(図示せず)を表示させ、タッチパネル9cによりOKキーが押されたか否かを判断する。制御回路61は、OKキーが押されたと判断した事に応じて(S113:YES)、表示制御プログラムS15Dを終了する。制御回路61は、OKキーが押されていないと判断した事に応じて(S113:NO)、S109へ処理を戻す。
次に図20を参照して、切断処理S17Bについて詳細に説明する。制御回路61は、S17Bの処理を開始すると、図20に示すS121へ処理を進める。
S121では、制御回路61は、保持シート10がセットされたか否かを判断する。制御回路61は、保持シート10がセットされたと判断した事に応じて(S121:YES)、S123へ処理を進める。制御回路61は、保持シート10がセットされていないと判断した事に応じて(S121:NO)、S121の処理を繰り返す。
S123では、制御回路61は、切断キーが押されたか否かを判断する。具体的には、タッチパネル9cが、切断キーが押された事を検出した場合、制御回路61は、切断キーが押されたと判断する。制御回路61は、切断キーが押されたと判断した事に応じて(S123:YES)、S125へ処理を進める。制御回路61は、切断キーが押されていないと判断した事に応じて(S123:NO)、S123の処理を繰り返す。
S125では、制御回路61は、S91によって選択されたパーツを切断するように、移動部20の駆動を制御する。具体的には、制御回路61は、RAM63から切断データ720を読み出し、刃先6aが切断データ720の座標上を通過するように、移動部20の駆動を制御する。
次のS127では、制御回路61は、他に切断するパーツはあるか否かを判断する。制御回路61は、タッチパネル9cにより「次のパーツ」キーを押圧したことを検出すると(S127:YES)、図16のS91へ処理を戻す。制御回路61は、タッチパネル9cにより「終了」キーを押圧したことを検出すると(S127:NO)、切断処理17Bを終了する。制御回路61は、切断処理S17Bを終了後、切断制御プログラム500を終了する。
[第4実施形態の効果]
S97では、ディスプレイ9aは、スキャナ60で読み取った図柄上にパーツを重ねて表示する。S107では、ディスプレイ9aは、ユーザが指定した位置の図柄を、パーツの図柄に変換してパーツの色の組合せを表示する。このため、ユーザは、パーツの柄合わせを容易に行うことができる。
[変形例]
本開示は上記実施形態になんら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
S25では、スキャナ60は、保持シート10上の被切断物101の表面全部の画像を読み取り、S27では、制御回路61は、被切断物101の表面全部の画像からRGB値を算出した。しかしながら、色を算出する場合においては、スキャナ60は、保持シート10上の被切断物101の表面の一部の画像を読み取ってもよい。例えば、スキャナ60は、所定数ラインの画像を読み取る。所定数ラインとは、例えば、10ラインである。そして、制御回路61は、所定数ラインの画像の複数の画素から、RGBの平均値を算出する。これにより、被切断物101の色を算出するための処理を短縮することができる。
上記実施形態では、保持シート10は、スキャナ60が読み取る領域の全面に被切断物101が貼り付けられていた。しかしながら、保持シート10は、スキャナ60が読み取る領域の一部に被切断物101が貼り付けられていても良い。この場合、スキャナ60が、保持シート10の読み取る領域の全面を読み取る。制御回路61は、読み取った画像から周知の輪郭検出処理を行い、被切断物101の輪郭線を算出する。そして、制御回路61は、被切断物101の輪郭線の内部領域の平均のRGB値を被切断物101のRGB値として算出する。これにより、被切断物101の大きさによらず、制御回路61は、被切断物101のRGB値を算出することができる。
S77では、制御回路61は、S75で算出したRGB値の差分の二乗和Di=(Ri―R)2+(Gi―G)2+(Bi―B)2を算出し、二乗和Diが最も小さいパーツを、最も近い色として抽出した。しかしながら、制御回路61は、RGB値を用いず、HSV値、Lab値を用いて最も近い色を抽出してもよい。例えば、特開2014−50632号公報に記載のように、制御回路61は、公知の算出方法で、HSV値を算出してもよい。
HSV値は、HSV空間における色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)により定義される。色相とは、赤、紫、青等の色の種類で、Hの値は、例えば、0〜360の範囲にある。彩度は、色の鮮やかさで、Sの値は、例えば0.0〜1.0の範囲にある。明度は、色の明るさで、Vの値は、例えば、0.0〜1.0の範囲にある。
色相Hを用いた、スキャナ60で読み取った色と最も近い色のパーツの抽出方法について詳細に説明する。制御回路61は、スキャナ60で読み取ったRGB値から、色相Hを算出する。制御回路61は、i番目のパーツのRGB値から、色相Hiを算出する。そして、制御回路61は、差分Hm=色相Hi―色相Hを算出する。制御回路61は、他のパーツについても同様に差分Hmを算出し、差分Hmが最も小さいパーツを抽出することで、スキャナ60で読み取った色と最も近い色のパーツを抽出してもよい。
また、特開平11―57262号公報に記載のように、制御回路61は、公知の算出方法で、Lab値を算出してもよい。Lab値は、CIE(国際照明委員会)で推奨する色空間である。
色空間Labを用いた、スキャナ60で読み取った色と最も近い色のパーツの抽出方法について詳細に説明する。制御回路61は、スキャナ60で読み取ったRGB値から、公知の算出方法により、色空間Labを算出する。制御回路61は、i番目のパーツのRGB値から、色空間Liaibiを算出する。そして、制御回路61は、色空間Labにおける距離=(Li―L)2+(ai―a)2+(bi―b)2を算出する。制御回路61は、他のパーツについても同様に距離を算出し、距離が最も小さいパーツを抽出することで、スキャナ60で読み取った色と最も近い色のパーツを抽出してもよい。
移動部20は、移動機構8によって切断刃6をX方向に移動させ、移送機構7によって被切断物101をY方向に移送させることによって、被切断物101を所望の形状に切断する。しかしながら、移動部は、被切断物101は移送させずに、切断刃6をXY方向の二方向に移動させる構成にすることによって、被切断物101を切断してもよい。
制御回路61は、スキャナ60に被切断物101の色又は図柄を読み取らせることで、パーツの色又は図柄を変換することができる。しかしながら、スキャナ60に限らず、特許文献1と同様に、制御回路61は、カメラを用いて、被切断物101の色又は図柄を読み取らせてもよい。
なお、上述した表示制御プログラムS15A、S15B、S15C、S15Dは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、又はDVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、PC等のコンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行されてもよい。また、表示制御プログラムS15A、S15B、S15C、S15Dは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
〔本発明と実施例との対応関係〕
本実施形態における切断装置1は、本発明における切断装置の一例である。
本実施形態における切断装置1は、本発明における表示制御装置の一例である。
本実施形態における切断制御プログラム500は、本発明における切断制御プログラムの一例である。
本実施形態におけるROM62は、本発明における記憶部の一例である。
本実施形態における模様データ600は、本発明における模様の一例である。
本実施形態におけるスキャナ60は、本発明における取得部の一例である。
本実施形態におけるS29、S65、S79、S106を実行する制御回路61は、本発明における変換手段、変換ステップの一例である。
本実施形態におけるS25、S53、S73、S95を実行する制御回路61は、本発明における取得制御手段、取得制御ステップの一例である。
本実施形態におけるS31、S66、S80、S107を実行する制御回路61は、本発明における表示制御手段、表示制御ステップの一例である。
本実施形態におけるディスプレイ9aは、本発明における表示部の一例である。
本実施形態におけるS23を実行する制御回路61は、本発明における第1受付部の一例である。
本実施形態におけるS63を実行する制御回路61は、本発明における第2受付部の一例である。
本実施形態におけるS101、又はS103を実行する制御回路61は、本発明における第3受付部の一例である。
本実施形態におけるS77を実行する制御回路61は、本発明における抽出手段の一例である。
本実施形態における移動部20は、本発明における移動部の一例である。
本実施形態におけるS15A、S15B、S15C、S15Dを実行する制御回路61は、本発明における表示制御プログラムの一例である。
1 切断装置
6 切断刃
9a ディスプレイ
9c タッチパネル
60 スキャナ
20 移動部
101 被切断物
500 切断制御プログラム
600 模様データ

Claims (10)

  1. 複数の被切断物の色又は図柄を取得するよう構成された取得部と、
    異なる色又は図柄の複数のパーツを有する模様を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された模様の複数のパーツの色又は図柄を、前記取得部が取得した前記複数の被切断物の色又は図柄にそれぞれ変換する変換手段と、
    前記変換手段によって色又は図柄が変換された複数のパーツを有する模様を表示するよう構成された表示部と、
    を備える切断装置。
  2. 複数のパーツの中から1つのパーツの選択を受け付ける第1受付部を備え、
    前記変換手段は、
    前記第1受付部によって受け付けられたパーツの色又は図柄を前記取得部が取得した色、又は図柄に変換することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記取得部が取得した前記複数の被切断物の色又は図柄の中から、1つの色又は図柄の選択を受け付ける第2受付部を備え、
    前記変換手段は、
    前記第1受付部によって受け付けられたパーツの色又は図柄を、前記第2受付部によって受付られた色又は図柄に変換することを特徴とする請求項2に記載の切断装置。
  4. 前記表示部は、
    前記取得部が取得した前記複数の被切断物の色又は図柄を、並べて表示することを特徴とする請求項3に記載の切断装置。
  5. 前記取得部は、各被切断物の色を取得するよう構成され、
    前記記憶部は、異なる色の複数のパーツを有する模様を記憶し、
    前記記憶部に記憶された模様の複数のパーツの色の中から、前記取得部が取得した各被切断物の色と最も近い色のパーツを抽出する抽出手段を備え、
    前記変換手段は、
    前記抽出手段によって抽出されたパーツの色を、前記取得部が取得した各被切断物の色に変換することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  6. 前記取得部は、各被切断物の図柄を取得するよう構成され、
    前記取得部が取得した各被切断物の図柄上において、前記第1受付部によって受け付けられたパーツの配置についての指定を受け付ける第3受付部を備え、
    前記変換手段は、
    前記第1受付部によって受け付けられたパーツの図柄を、前記第3受付部によって受け付けられた指定に従って配置されたパーツの図柄に変換することを特徴とする請求項2に記載の切断装置。
  7. 前記取得部は、前記被切断物の色又は図柄を光学的に読み取るスキャナであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の切断装置。
  8. 切断刃と、
    前記切断刃が前記被切断物から前記模様の各パーツを切断するように、前記切断刃と前記被切断物とを相対的に移動可能に構成された移動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の切断装置。
  9. 複数の被切断物の色又は図柄を取得部に取得させる取得制御手段と、
    記憶部に記憶された模様の複数のパーツの色又は図柄を、前記取得制御手段が前記取得部に取得させた前記複数の被切断物の色又は図柄に変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された色又は図柄の複数のパーツを有する模様を表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備える表示制御装置。
  10. 複数の被切断物の色又は図柄を取得部に取得させる取得制御ステップと、
    記憶部に記憶された模様の複数のパーツの色又は図柄を、前記取得制御ステップが前記取得部に取得させた前記複数の被切断物の色又は図柄に変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによって変換された色又は図柄の複数のパーツを有する模様を表示部に表示させる表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
JP2014199964A 2014-09-30 2014-09-30 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム Expired - Fee Related JP6384243B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199964A JP6384243B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム
US14/868,860 US10252435B2 (en) 2014-09-30 2015-09-29 Cutting apparatus, display control device, and non-transitory computer readable storing medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014199964A JP6384243B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016068196A true JP2016068196A (ja) 2016-05-09
JP6384243B2 JP6384243B2 (ja) 2018-09-05

Family

ID=55584410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014199964A Expired - Fee Related JP6384243B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10252435B2 (ja)
JP (1) JP6384243B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113715089A (zh) * 2021-08-30 2021-11-30 南通大学附属医院 一种多功能的敷料切割机及切割方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250465A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Juki Corp 自動裁断装置
JP2012518848A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド コントローラデバイス
JP2013144342A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Brother Industries Ltd 切断装置
JP2014050632A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Brother Ind Ltd 刺繍データ作成装置、刺繍データ処理プログラム及びミシン
JP2014178824A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Brother Ind Ltd 加工装置、加工装置のデータ処理プログラム及び保持部材
JP2014176935A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Brother Ind Ltd 加工装置、及び加工装置用プログラム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1157262A (ja) 1997-08-26 1999-03-02 Brother Ind Ltd 刺繍データ編集装置
US7164490B2 (en) * 2001-06-15 2007-01-16 Eastman Kodak Company Custom cut image products
US20070227332A1 (en) * 2004-11-15 2007-10-04 Xyron, Inc. Automatic pattern making apparatus
JP5141014B2 (ja) * 2006-12-28 2013-02-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、画像処理装置及びプログラム
CN102131649B (zh) * 2008-07-16 2015-01-21 普罗沃工艺与新奇公司 用于打印和裁切的系统和方法
AU2009311452A1 (en) * 2008-10-28 2012-07-19 Vistaprint Schweiz Gmbh Method and system for calculating weight of variable shape product manufactured from product blank
JP5983043B2 (ja) * 2012-05-30 2016-08-31 ブラザー工業株式会社 画像読取装置及び切断装置
JP6019760B2 (ja) * 2012-05-30 2016-11-02 ブラザー工業株式会社 切断装置
JP6043581B2 (ja) 2012-10-19 2016-12-14 ローランドディー.ジー.株式会社 似顔絵データ作成方法、似顔絵データ作成装置、プログラムおよびコンピューター読み取り可能な記録媒体ならびにカッティング装置
JP2014128836A (ja) * 2012-12-27 2014-07-10 Brother Ind Ltd 切断装置、保持部材、及び切断部材
JP2014180714A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Brother Ind Ltd 加工装置、及びデータ処理プログラム
JP2014188603A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Brother Ind Ltd 加工装置、及びデータ処理プログラム
JP2014188604A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Brother Ind Ltd 加工装置、及びデータ処理プログラム
US20150258699A1 (en) * 2014-02-26 2015-09-17 Pazzles, Inc. Cutting device and cutting methods

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01250465A (ja) * 1988-03-31 1989-10-05 Juki Corp 自動裁断装置
JP2012518848A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド コントローラデバイス
JP2013144342A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Brother Industries Ltd 切断装置
JP2014050632A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Brother Ind Ltd 刺繍データ作成装置、刺繍データ処理プログラム及びミシン
JP2014178824A (ja) * 2013-03-14 2014-09-25 Brother Ind Ltd 加工装置、加工装置のデータ処理プログラム及び保持部材
JP2014176935A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Brother Ind Ltd 加工装置、及び加工装置用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US10252435B2 (en) 2019-04-09
JP6384243B2 (ja) 2018-09-05
US20160092092A1 (en) 2016-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9199386B2 (en) Cutting data generator, cutting apparatus and non-transitory computer-readable medium storing cutting data generating program
JP6394157B2 (ja) ミシン及びプログラムを記録した記録媒体
JP2016032847A (ja) 切断装置、及び切断データ作成プログラム
JP2014178824A (ja) 加工装置、加工装置のデータ処理プログラム及び保持部材
US9272434B2 (en) Cutting apparatus, holding member, and cutting member
JP2014231103A (ja) 加工装置、及びデータ処理プログラム
US20130180374A1 (en) Cutting apparatus and computer-readable storage medium storing program for use with the cutting apparatus
JP2010186811A (ja) 部品実装機
JP2014188603A (ja) 加工装置、及びデータ処理プログラム
JP6384243B2 (ja) 切断装置、表示制御装置、及び表示制御プログラム
JP2014180714A (ja) 加工装置、及びデータ処理プログラム
US20150259837A1 (en) Sewing machine and non-transitory computer-readable medium storing computer-readable instructions
JP5983043B2 (ja) 画像読取装置及び切断装置
WO2018078958A1 (ja) ミシン及び保持部材
JP2005045644A (ja) インクジェット記録装置
US8988738B2 (en) Cutting apparatus with image reading unit and reading-use holding unit having reference portion for use in shading correction
EP2067626B1 (en) Printer and printer system
JP2014068802A (ja) ミシン
JP2014188604A (ja) 加工装置、及びデータ処理プログラム
JP7342530B2 (ja) プリンタ
JP5895892B2 (ja) レーザー加工機
JPH10154221A (ja) 画像読み取り方法及び装置並びに入出力一体型情報操作装置
JP2011005180A (ja) ミシン
JP2016144605A (ja) 切断装置及びアップリケ縫製方法
JP4560008B2 (ja) 部品自動教示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6384243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees