JP2016064778A - 車両用ポップアップフード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラッチを操作するためのケーブルの長さが長くなることを抑制すると共に、フードロック装置の上昇がケーブルの剛性等によって妨げられることを抑制する。
【解決手段】車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12をポップアップさせるアクチュエータ16を備えている。車両用ポップアップフード装置10は、フードストライカ22を係止凹部28に係止された状態に保持するラッチ32と、ラッチ32によるフードストライカの保持を解除させる中間操作部36と、を有するフードロック装置14を備えている。車両用ポップアップフード装置10は、フードロック装置14を上下方向に移動可能に支持していると共に、中間操作部36を介してラッチ32を操作する車体側操作部42と、車体側操作部42を操作するケーブル44が取付けられる第1ケーブル取付部26C及び第2ケーブル取付部26Dと、を有するロックベース26を備えている。
【選択図】図3A

Description

本発明は、車両用ポップアップフード装置に関する。
下記特許文献1〜特許文献3には、車両の前部に設けられたフロントフードの前端部を車両上方側に向けてポップアップさせる車両用ポップアップフード装置が開示されている。これらの文献に記載された技術について簡単に説明すると、下記特許文献1及び特許文献2に記載された車両用ポップアップフード装置は、フードストライカが係止される被係止部を有するフードロック装置を備えている。このフードロック装置がアクチュエータによって車両上方側へ移動されることによってフロントフードをポップアップさせることが可能となっている。また、下記特許文献3に記載された車両用ポップアップフード装置は、フロントフードの前端部に配置されたエアバッグが膨張することによって、フロントフードをポップアップさせることが可能となっている。また、特許文献3に記載された車両用ポップアップフード装置では、エアバッグが膨張する前の状態においては、フードストライカが被係止部に係止された状態がラッチによって保持されているが、エアバッグが膨張する際に、ラッチによるフードストライカの保持が解除されるようになっている。
欧州特許出願公開第2096007号明細書 特開2014−15112号公報 特開2014−15111号公報
ところで、上記特許文献1及び特許文献2に記載された車両用ポップアップフード装置のように、フードストライカが被係止部に係止された状態がラッチによって保持された状態でフードロック装置が上昇するタイプの車両用ポップアップフード装置では、ラッチを操作するためのケーブルもフードロック装置と共に上昇する。そのため、フードロック装置の移動距離を考慮してケーブルの長さを長めに設定することが必要である。これに加えて、ケーブルの移動を考慮して当該ケーブルと周辺部品とのクリアランスを設定することが必要である。また、ゲーブルがフードロック装置と共に上昇するため、当該ケーブルの剛性等がフードロック装置の上昇に影響を与えることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、ラッチを操作するためのケーブルの長さが長くなることを抑制することができると共に、フードロック装置の上昇がケーブルの剛性等によって妨げられることを抑制することができる車両用ポップアップフード装置を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置は、フロントフードの車両下方側に配置され、作動することによって前記フロントフードを閉止位置から持ち上げ位置に移動させるフロントフード持ち上げ装置と、前記フロントフードの車両下方側に配置され、前記フロントフードに取付けられたフードストライカが係止される被係止部と、前記フードストライカを前記被係止部に係止された状態に保持するラッチと、前記ラッチを操作することによって前記ラッチによる前記フードストライカの保持を解除させる中間操作部と、を有し、前記フロントフードと共に車両上方側に移動可能に構成されたフードロック装置と、車体に固定されていると共に前記フードロック装置を車両上下方向に移動可能に支持し、前記フロントフード持ち上げ装置が作動する前の状態では、前記中間操作部を操作して前記ラッチによる前記フードストライカの保持を解除させることが可能とされ、前記フロントフード持ち上げ装置が作動して、前記フードロック装置が車両上方側に向けて移動することによって前記中間操作部と離間する車体側操作部と、前記車体側操作部を操作するケーブルが取付けられるケーブル取付部と、を有するフードロック装置ベースと、を備えている。
請求項1記載の車両用ポップアップフード装置によれば、フロントフード持ち上げ装置が作動する前の状態では、フロントフードに取付けられたフードストライカがフードロック装置の被係止部に係止されている。そして、フードストライカがラッチにより被係止部に係止された状態に保持されることによって、フロントフードが閉止位置に保持される。また、ケーブルを介して車体側操作部が操作されると、当該車体側操作部が中間操作部を介してラッチを操作する。これにより、ラッチによるフードストライカの保持が解除され、フロントフードを開くことが可能となる。また、本車両用ポップアップフード装置では、フロントフード持ち上げ装置が作動すると、フードロック装置がフロントフードと共に車両上方側に移動して、フロントフードがポップアップする。
ここで、本車両用ポップアップフード装置では、車体側操作部を操作するためのケーブルが、車体に固定されたフードロック装置ベースのケーブル取付部に取付けられる構成とされている。これに加えて、フードロック装置ベースに設けられた車体側操作部が、フロントフード持ち上げ装置の作動後に中間操作部と離間する構成とされている。すなわち、ケーブルがフードロック装置と共に移動しない構成とされている。当該構成とすることにより、フードロック装置の移動距離を考慮してケーブルの長さを長めに設定することが不要となる。また、フードロック装置の上昇がケーブルの剛性等によって妨げられることが抑制される。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1記載の車両用ポップアップフード装置において、前記フードロック装置ベースには、前記フロントフードの開閉状態を検出するセンサが取付けられるセンサ取付部が設けられている。
請求項2記載の車両用ポップアップフード装置によれば、上記センサのセンサ取付部がフードロック装置ベースに設けられている。すなわち、センサがフードロック装置と共に移動しない構成とされている。当該構成とすることにより、フードロック装置の移動距離を考慮してセンサに接続された配線の長さを長めに設定することが不要となる。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用ポップアップフード装置において、前記中間操作部は、前記フードロック装置に回動可能に支持されていると共に、前記車体側操作部は、前記フードロック装置ベースに回動可能に支持されており、前記ケーブルからの操作力が前記車体側操作部に入力されて、前記車体側操作部が回動されることによって前記車体側操作部が前記中間操作部の一部を押圧し、前記中間操作部の一部が前記車体側操作部によって押圧されることによって前記中間操作部が回動され、回動された前記中間操作部の他の一部が前記ラッチを操作することによって前記ラッチによる前記フードストライカの保持が解除される。
請求項3記載の車両用ポップアップフード装置によれば、回動可能に支持された車体側操作部が、回動可能に支持された中間操作部を介してラッチを操作する構成とすることにより、ケーブルのフードロック装置ベースへの取付位置及び取付角度に自由度をもたせることができる。
本発明に係る車両用ポップアップフード装置は、ラッチを操作するためのケーブルの長さが長くなることを抑制することができると共に、フードロック装置の上昇がケーブルの剛性等によって妨げられることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態の車両用ポップアップフード装置を模式的に示した正面図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置を備えた車両の前部を模式的に示した斜視図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置の一部を構成するフードロック装置及びフードロック装置ベース等を示す拡大正面図であり、一対のアクチュエータが作動する前の状態を示している。 一対のアクチュエータが作動した後の状態のフードロック装置及びフードロック装置ベース等を示す図3Aに対応する拡大正面図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置の一部を構成するアクチュエータを示す拡大断面図である。 図1に示された車両用ポップアップフード装置の一部を構成するアクチュエータ及び固定解除装置を示す拡大正面図である。
次に、図1〜図5を用いて本発明の実施形態に係る車両用ポップアップフード装置について説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側方向をそれぞれ示している。また以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の車両用ポップアップフード装置10は、フロントフード12を閉止位置(符号Aで指示された状態)から持ち上げ位置(符号Bで示された状態)に至るまで保持するフードロック装置14を備えている。また、車両用ポップアップフード装置10は、作動することによってフロントフード12を閉止位置から持ち上げ位置に移動させるフロントフード持ち上げ装置としての左右一対のアクチュエータ16を備えている。さらに、図3Aに示されるように、車両用ポップアップフード装置10は、フードロック装置14を支持するフードロック装置ベース26(以下単に「ロックベース26」という)と、フードロック装置14を閉止位置(符号Cで示された状態)に固定する固定装置18と、アクチュエータ16の作動に連動して固定装置18によるフードロック装置14の固定を解除する固定解除装置20(図5参照)と、を備えている。以下、先ずフロントフード12の概略の構成について説明し、次いでフードロック装置14、ロックベース26、アクチュエータ16、固定装置18及び固定解除装置20について説明する。
(フロントフード12の構成)
図2に示されるように、フロントフード12は、車両前後方向及び車幅方向に延在すると共に車両平面視で略矩形状に形成されており、このフロントフード12は、図示しないパワーユニットが収容されたパワーユニットルームを車両上方側から覆っている。また、フロントフード12の後端部は左右それぞれに配置された一対のフードヒンジ(図示省略)によって回動可能に支持されている。図1に示されるように、フロントフード12の前端部における車幅方向の中間部には、フードストライカ22が設けられている。このフードストライカ22が車体の前端部における車幅方向の中間部に配置された単一のフードロック装置14に係止されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持される、即ち、フロントフード12の回動が規制されるようになっている。
フードストライカ22は、車両側面視で車両上方側に向けて開放された略U字状に形成されており、また、フードストライカ22の下端部は、フロントフード12が閉止された状態において車両前後方向に延びる係止部22Aとされている。
(フードロック装置14の構成)
図3Aに示されるように、フードロック装置14は、車両正面視で略矩形状に形成されており、このフードロック装置14の上部には、フードストライカ22の係止部22Aが係止される被係止部としての係止凹部28が形成されている。この係止凹部28は、車両上方側に向けて開放されていると共に車両正面視で縁部が略U字状に形成されている。
また、フードロック装置14の下端部における車幅方向の中間部には、後に詳述する固定装置18の固定フック68が係合する固定ピン30が接合されている。さらに、フードロック装置14の上下方向の中間部には、車幅方向に間隔をあけて配置された一対のガイドピン34が固定されている。このガイドピン34が後述するロックベース26に形成されたガイド孔26Aに挿通されることによって、フードロック装置14がロックベース26に上下方向に移動可能に支持されている。
また、フードロック装置14には、フードストライカ22の係止部22Aを係止凹部28の深さ方向の端部に保持するラッチ32が支持ピン33を介して回動可能に取付けられている。このラッチ32には、フードストライカ22の係止部22Aが内部に配置されるロック溝32Aが形成されている。また、ラッチ32は、図示しないトーションスプリングによって矢印C1方向側に回動する方向に向けて付勢されている。そして、フロントフード12が閉止される際に、フードストライカ22の係止部22Aが係止凹部28に入り込みながらラッチ32のロック溝32Aの縁部を押圧する。これにより、フードストライカ22の係止部22Aが係止凹部28の深さ方向の端部側に向かうにつれて、ラッチ32が矢印C2方向に回動される。そしてさらに、フードストライカ22の係止部22Aが係止凹部28の深さ方向の端部に到達した際に、後述する中間操作部36の係合部36Aが、ラッチ32に係合する。これにより、ラッチ32の矢印C1方向への回動が規制され、フードストライカ22の係止部22Aが係止凹部28の深さ方向の端部に保持されるようになっている。
また、フードロック装置14の上下方向及び車幅方向の中間部には、中間操作部36が支持ピン37を介して回動可能に支持されている。この中間操作部36は、所定の厚みの鋼板材にプレス加工及び曲げ加工等が施されることによって形成されている。中間操作部36の一端部は、前述のラッチ32に係合する係合部36Aとされており、また中間操作部36の他端部は、後述する車体側操作部42の当接部42Bが当接する被当接部36Bとされている。
(ロックベース26の構成)
ロックベース26は、鋼板材にプレス加工等が施されることによって形成されており、このロックベース26は、車両前後方向を板厚方向として車幅方向に延在する矩形板状に形成されている。また、ロックベース26の上方側の部位には、車幅方向に間隔をあけて配置された一対のガイド孔26Aが形成されており、この一対のガイド孔26Aは、上下方向を長手方向とする長孔状に形成されている。図3Bに示されるように、フードロック装置14に固定されたガイドピン34がガイド孔26Aによってガイドされることによって、フードロック装置14が閉止位置から持ち上げ位置(符号Dで示された状態)の範囲で移動することが可能となっている。
図3Aに示されるように、ロックベース26の上方側かつ左側の端部には、センサ38が取付けられるセンサ取付部26Bが形成されている。センサ取付部26Bに取付けられるセンサ38は、ラッチ32がフードストライカ22の係止部22Aを保持していない状態であることを検出するためのものであり、このセンサ38は、スイッチ部38Aと、スイッチ部38Aの側方側から延出されたリーフレバー38Bと、を備えている。ラッチ32が矢印C1方向に回動されて、当該ラッチ32がリーフレバー38Bに当接して、リーフレバー38Bがスイッチ部38Aを押圧することによって、ラッチ32がフードストライカ22の係止部22Aを保持していない状態であることが検出されるようになっている。なお、センサ38は配線40を介して図示しないECUに接続されている。また、センサ38の信号が配線40を介してECUに入力されることによって、一例として、ラッチ32がフードストライカ22の係止部22Aを保持していない状態である、即ち、フロントフード12がアンロック状態であることを乗員に知らせるための警告灯を点灯させることができる。また、ハイブリッド車等のようにエンジンのアイドリングを停止する機能を有する車両においては、フロントフード12がアンロック状態である場合においては、エンジンを再始動させないように制御することもできる。さらに、フロントフード12が強制的に開けられようとすること等により、フロントフード12がアンロック状態であることがセンサ38によって検知された際に、車両のホーン等のアラームを鳴らすこともできる。
ロックベース26の下方側かつ車幅方向の中間部には、車体側操作部42が支持ピン43を介して回動可能に支持されている。この車体側操作部42は、中間操作部36と同様に所定の厚みの鋼板材にプレス加工及び曲げ加工等が施されることによって形成されている。車体側操作部42の一端部は、後述するケーブル44が係止される第1係止部42Aとされており、車体側操作部42の他端部は、中間操作部36の被当接部36Bに当接する当接部42Bとされている。また、車体側操作部42において、支持ピン43によって支持された部分と当接部42Bとの間の部位には、後述するケーブル44が係止される第2係止部42Cとされている。そして、ケーブル44からの操作力が車体側操作部42に入力されて、車体側操作部42が回動されることによって、車体側操作部42の当接部42Bが中間操作部36の被当接部36Bに当接した後に押圧する。また、中間操作部36の被当接部36Bが車体側操作部42の当接部42Bに押圧されることによって、中間操作部36が回動される。これにより、回動された中間操作部36の係合部36Aがラッチ32を操作する、すなわち、中間操作部36の係合部36Aがラッチ32から離れることによって、ラッチ32によるフードストライカ22の係止部22Aの保持が解除されるようになっている。
また、図3Bに示されるように、アクチュエータ16(図1参照)が作動して、フードロック装置14が車両上方側に向けて移動することによって、中間操作部36と車体側操作部42とが干渉せずに離間するようになっている。
図3Aに示されるように、ロックベース26の下方側かつ右側の端部には、ケーブル44が取付けられるケーブル取付部としての第1ケーブル取付部26Cが形成されている。また、右ハンドル車の場合においては、ケーブル44は第1ケーブル取付部26Cに取付けられると共に、このケーブル44の一端部は、車体側操作部42の第1係止部42Aに係止されるようになっている。
ロックベース26において第1ケーブル取付部26Cよりも上方側かつ左側の端部には、ケーブル44が取付けられるケーブル取付部としての第2ケーブル取付部26Dが形成されている。また、左ハンドル車の場合においては、ケーブル44は第2ケーブル取付部26Dに取付けられると共に、このケーブル44の一端部は、車体側操作部42の第2係止部42Cに係止されるようになっている。
また、ロックベース26には、図示しない固定螺子が挿通される挿通孔26Eが形成されている。この挿通孔26Eに挿通された固定螺子がラジエータサポート46のアッパメンバ48(図2参照)の車両前方側の面に形成された図示しない螺子孔に螺入されることによって、ロックベース26が、後述する左右一対のアクチュエータ16の車幅方向の中央部に配置された状態で車体の一部を構成するアッパメンバ48に固定されるようになっている。
(アクチュエータ16)
図1に示されるように、アクチュエータ16は、フードロック装置14の車幅方向右側及び左側にそれぞれ設けられており、図4に示されるように、このアクチュエータ16は、有底円筒状に形成されたシリンダ部50と、板状に形成されたブラケット52に固定されていると共にシリンダ部50に挿入されるパイプ部54と、を備えている。なお、車幅方向右側に設けられたアクチュエータ16の構成及び車幅方向左側に設けられたアクチュエータ16の構成は同一であるため、以下においては車幅方向左側に設けられたアクチュエータ16について説明し、車幅方向右側に設けられたアクチュエータ16の説明は省略する。
シリンダ部50は、車両上下方向を長手方向とすると共に上端が閉止された筒状に形成されている。また、パイプ部54の長手方向の中間部には、マイクロガスジェネレータ56(以下「MGG56」という)が固定されている。MGG56はガス発生剤及びスクイブを備えており、このスクイブが発熱して、ガス発生剤が燃焼することによって、シリンダ部50内の圧力が上昇するようになっている。図5に示されるように、シリンダ部50の開放端側には、当該シリンダ部50の径方向外側に向けて突出する突起部58が形成されている。
図4に示されるように、パイプ部54は、シリンダ部50の内径よりも小径とされた一般部60と、一般部60の上端部に設けられていると共に当該一般部60の外径よりも大径とされた大径部62と、を有して構成されている。大径部62の外径は、シリンダ部50の内径よりも若干小さな外径とされており、また、大径部62の外周部には、その周方向に沿って溝部64が形成されている。この溝部64にはOリング66が取付けられており、このOリング66によって大径部62とシリンダ部50との間がシールされている。また、一般部60の径方向内側には、MGG56に接続されたワイヤハーネス67が配索されており、このワイヤハーネス67は、パイプ部54の下端からアクチュエータ16の外側に導出されている。なお、一般部60の径方向内側においてワイヤハーネス67が配索された部位には、樹脂材が充填されている。
以上説明したアクチュエータ16のブラケット52には固定螺子45が挿通されており、この固定螺子45がラジエータサポート46のアッパメンバ48(図2参照)に形成された図示しない螺子孔に螺入されることによって、アクチュエータ16がアッパメンバ48に固定されるようになっている。なお、アクチュエータ16が固定される部位は上記に限定されず、例えば、車体の他の部位に固定されていてもよい。
図1に示されるように、フロントフード12が閉止位置に位置している状態において、フロントフード12とアクチュエータ16とは離間している。そして、アクチュエータ16が作動して、シリンダ部50が上昇して当該シリンダ部50の上端部がフロントフード12に当接し、更にシリンダ部50が上昇することによって、フロントフード12が閉止位置から持ち上げ位置に移動するようになっている。なお、フロントフード12におけるシリンダ部50が当接する部位は、厚肉の板材が接合されること等によって補強されている。
(固定装置18)
図3Aに示されるように、固定装置18は、フードロック装置14の下端部に固定された固定ピン30と、車両正面視で略L字状に形成された固定フック68と、を有して構成されている。
固定フック68は、車両前後方向に所定の厚みを有するブロック状に形成されており、この固定フック68は、ロックベース26に図示しない支持ピンを介して回動可能に支持されている。また、固定フック68が固定ピン30に係合した状態では、フードロック装置14が閉止位置に固定されている。これに対して、固定フック68が回動されて当該固定フック68と固定ピン30とが係合していない状態では、フードロック装置14が閉止位置から持ち上げ位置に移動することが可能となっている。
(固定解除装置20)
図5に示されるように、固定解除装置20は、一端が固定装置18の固定フック68(図3A参照)に連結されたケーブル74と、アクチュエータ16の作動に連動して作動すると共にケーブル74の他端が連結されたリンク機構76と、を有して構成されている。具体的には、リンク機構76は、ブラケット52に固定されたリンクピン78及び当該リンクピン78に回動自在に支持されたリンク片80により構成されている。リンク片80の一端部は、前述のケーブル74の他端が連結される連結部80Aとされており、リンク片80の他端部は、アクチュエータ16のシリンダ部50に設けられた突起部58が当接する被当接部80Bとされている。
また、アクチュエータ16が作動することによってシリンダ部50が車両上方側に移動すると、当該シリンダ部50に形成された突起部58がリンク片80の被当接部80Bを押圧する。これにより、リンク片80がリンクピン78回りに回動されて、ケーブル74が車幅方向外側に向けて引かれる。これにより、図3Aに示された固定フック68が回動されて、フードロック装置14の閉止位置への固定が解除されるようになっている。
図5に示されるように、本実施形態では、シリンダ部50が車両上方側に所定の距離Lだけ移動した際に、シリンダ部50に形成された突起部58とリンク片80の被当接部80Bとが離間するようになっている。これにより、ケーブル74が所定の引き代を超えて引かれないようになっている。なお、本実施形態では、シリンダ部50に形成された突起部58とリンク片80の被当接部80Bとが離間した後に、シリンダ部50がフロントフード12に当接するようになっている。換言すると、シリンダ部50がフロントフード12に当接する前に固定装置18によるフードロック装置14の固定が解除されるようになっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、アクチュエータ16が作動する前の状態では、図3Aに示されるように、フードロック装置14が固定装置18によって閉止位置に固定されている。そして、フロントフード12に取付けられたフードストライカ22がフードロック装置14の係止凹部28に係止されて、フードストライカ22がラッチ32により係止凹部28に係止された状態に保持されることによって、フロントフード12が閉止位置に保持される。
また、図1及び図3Bに示されるように、アクチュエータ16が作動すると、固定装置18(図3A参照)によるフードロック装置14の固定が解除され、次いでフードストライカ22の係止部22Aが係止凹部28に係止された状態に保持されたままフードロック装置14がフロントフード12と共に実線で示された閉止位置から想像線で示された持ち上げ位置に移動する。すなわち、フロントフード12がポップアップする。また、フードロック装置14が閉止位置から持ち上げ位置に移動すると、車体側操作部42と中間操作部36とが離間する。
ここで、図3Aに示されるように、本実施形態では、アクチュエータ16が作動する前の状態において、ケーブル44をキャビンに設けられたレバーを介して引っ張ると、車体側操作部42が回動される。また、車体側操作部42が回動されると、当該車体側操作部42の当接部42Bが中間操作部36の被当接部36Bを押圧し、中間操作部36が回動される。さらに、回動された中間操作部36の係合部36Aがラッチ32から離れることによって、ラッチ32によるフードストライカ22の係止部22Aの保持が解除される。これにより、フロントフード12を開くことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、車体側操作部42を操作するためのケーブル44が、車体に固定されたロックベース26の第1ケーブル取付部26C又は第2ケーブル取付部26Dに取付けられる構成とされている。これに加えて、ロックベース26に設けられた車体側操作部42が、アクチュエータ16の作動後に中間操作部36と離間する構成とされている。すなわち、ケーブル44がフードロック装置14と共に移動しない構成とされている。当該構成とすることにより、フードロック装置14の移動距離を考慮してケーブル44の長さを長めに設定することが不要となる。また、フードロック装置14の上昇がケーブル44の剛性等によって妨げられることを抑制することができる。
また、本実施形態では、前述のセンサ38のセンサ取付部26Bがロックベース26に設けられている。すなわち、センサ38がフードロック装置14と共に移動しない構成とされている。当該構成とすることにより、フードロック装置14の移動距離を考慮してセンサ38に接続された配線40の長さを長めに設定することが不要となる。
さらに、本実施形態では、回動可能に支持された車体側操作部42が、回動可能に支持された中間操作部36を介してラッチ32を操作する構成とされている。当該構成とすることにより、ケーブル44のロックベース26への取付位置及び取付角度に自由度をもたせることができる。
なお、本実施形態では、回動可能に支持された車体側操作部42が、回動可能に支持された中間操作部36を介してラッチ32を操作する構成とした例について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、フードロック装置ベースに支持された車体側操作部及びフードロック装置に支持された中間操作部を介してラッチを操作することができれば、車体側操作部及び中間操作部は回動可能に支持されていなくてもよい。
また、本実施形態では、センサ38が取付けられるセンサ取付部26Bをロックベース26に設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、センサ38が不要な車両においては、センサ取付部26Bをロックベース26に設けない構成とすることもできる。
さらに、本実施形態では、フロントフード12の前端部の下方側にアクチュエータ16を配置して、当該アクチュエータ16が作動することによってフロントフード12をポップアップした例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、フロントフード12の前後方向中間部の下方側に車幅方向に間隔をあけて配置された一対のアクチュエータ16を配置して、当該アクチュエータ16が作動することによってフロントフード12をポップアップさせてもよい。また、フードロック装置14を上方側に向けて移動させるアクチュエータを設けて、当該アクチュエータが作動することによってフロントフード12をポップアップさせてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用ポップアップフード装置
12 フロントフード
14 フードロック装置
16 アクチュエータ(フロントフード持ち上げ装置)
22 フードストライカ
26 フードロック装置ベース
26B センサ取付部
26C 第1ケーブル取付部(ケーブル取付部)
26D 第2ケーブル取付部(ケーブル取付部)
28 係止凹部(被係止部)
36 中間操作部
38 センサ
42 車体側操作部
44 ケーブル

Claims (3)

  1. フロントフードの車両下方側に配置され、作動することによって前記フロントフードを閉止位置から持ち上げ位置に移動させるフロントフード持ち上げ装置と、
    前記フロントフードの車両下方側に配置され、前記フロントフードに取付けられたフードストライカが係止される被係止部と、前記フードストライカを前記被係止部に係止された状態に保持するラッチと、前記ラッチを操作することによって前記ラッチによる前記フードストライカの保持を解除させる中間操作部と、を有し、前記フロントフードと共に車両上方側に移動可能に構成されたフードロック装置と、
    車体に固定されていると共に前記フードロック装置を車両上下方向に移動可能に支持し、前記フロントフード持ち上げ装置が作動する前の状態では、前記中間操作部を操作して前記ラッチによる前記フードストライカの保持を解除させることが可能とされ、前記フロントフード持ち上げ装置が作動して、前記フードロック装置が車両上方側に向けて移動することによって前記中間操作部と離間する車体側操作部と、前記車体側操作部を操作するケーブルが取付けられるケーブル取付部と、を有するフードロック装置ベースと、
    を備えた車両用ポップアップフード装置。
  2. 前記フードロック装置ベースには、前記フロントフードの開閉状態を検出するセンサが取付けられるセンサ取付部が設けられている請求項1記載の車両用ポップアップフード装置。
  3. 前記中間操作部は、前記フードロック装置に回動可能に支持されていると共に、前記車体側操作部は、前記フードロック装置ベースに回動可能に支持されており、
    前記ケーブルからの操作力が前記車体側操作部に入力されて、前記車体側操作部が回動されることによって前記車体側操作部が前記中間操作部の一部を押圧し、
    前記中間操作部の一部が前記車体側操作部によって押圧されることによって前記中間操作部が回動され、
    回動された前記中間操作部の他の一部が前記ラッチを操作することによって前記ラッチによる前記フードストライカの保持が解除される請求項1又は請求項2記載の車両用ポップアップフード装置。
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