JP2016064524A - 液体吐出装置及び液体吐出方法 - Google Patents

液体吐出装置及び液体吐出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吐出部から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体の搬送不良を抑制する。
【解決手段】媒体Pを搬送する搬送部18及び19と、搬送部18及び19による媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動可能な移動部11に設けられ、搬送部18及び19により搬送される媒体Pに液体を吐出する吐出部12と、移動部11に設けられ、液体を除電する第1の除電部9と、移動部11に設けられ、媒体Pを除電する第2の除電部10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体吐出装置及び液体吐出方法に関する。
従来から、媒体を搬送する搬送部を備える液体吐出装置が使用されている。このような液体吐出装置においては、媒体を搬送する搬送部における剥離帯電等により媒体が帯電する場合がある。このため、例えば、特許文献1には、帯電した媒体を除電するためのイオナイザーが設けられた液体吐出装置(記録装置)が開示されている。
特開2013−107330号公報
しかしながら、特許文献1に開示される液体吐出装置は、媒体を除電する構成であり、幅の広い媒体全面を効果的に除電することが困難な場合があった。このため、インクミストなどの帯電した液体が、該媒体における除電しきれなかった部分に付着し、該部分が汚れる場合があった。また、幅の広い媒体全面を除電するために該幅に対応する長さの除電部を設けるのは、装置が複雑化し、装置の大型化や高コスト化を招く場合があった。また、例えば、イオナイザー等によりプラス又はマイナスのうちの一方の極性に媒体を帯電させることで該媒体を支持する支持部が逆極性に帯電し、該媒体と該支持部とがクーロン力により貼り付いて、該媒体の搬送不良が生じる場合があった。
このため、吐出部から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体の搬送不良を抑制することが要求されている。
そこで、本発明の目的は、吐出部から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体の搬送不良を抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の液体吐出装置は、媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部による前記媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動可能な移動部に設けられ、前記搬送部により搬送される前記媒体に液体を吐出する吐出部と、前記移動部に設けられ、前記液体を除電する第1の除電部と、前記移動部に設けられ、前記媒体を除電する第2の除電部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記第1の除電部は、プラスイオン又はマイナスイオンを発生させるイオン発生部であり、前記第2の除電部は、前記第1の除電部が発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させるイオン発生部であることを特徴とする。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第1又は第2の態様において、前記第1の除電部は、前記第2の除電部よりも前記媒体の搬送方向において上流側に設けられることを特徴とする。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記第1の除電部と前記第2の除電部との間隔は、40mm以上200mm以下であることを特徴とする。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記第1の除電部は、前記吐出部による前記液体の吐出方向において、前記吐出部よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられることを特徴とする。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記第2の除電部は、前記吐出部による前記液体の吐出方向において、前記第1の除電部以上、上流側に設けられることを特徴とする。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記移動部は、前記第1の除電部と前記第2の除電部との間に、仕切り部を備えることを特徴とする。
本発明の第8の態様の液体吐出方法は、搬送される媒体に、前記媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動可能な移動部に設けられる吐出部から、液体を吐出する吐出工程と、前記移動部に設けられる第1の除電部により前記液体を除電する第1の除電工程と、前記移動部に設けられる第2の除電部により前記媒体を除電する第2の除電工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、吐出部から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体の搬送不良を抑制することができる。
本発明の実施例1に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例1に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の実施例1に係る記録装置の要部を表す概略側面図。 本発明の実施例1に係る記録装置のブロック図。 本発明の実施例2に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例2に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の実施例3に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例3に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る液体吐出方法のフローチャート。
以下に、本発明の液体吐出装置としての一実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1から図4)
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、被記録媒体(媒体)Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。また、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は内部にヒーターが配置され、被記録媒体Pを裏面から加熱する構成であってもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
また、本実施例では被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、セット部14の回転軸は回転方向Cとは逆回転して送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して巻き取ることが可能である。
本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送方向Aにおいてプラテン2とプラテン3の間に、回転方向Cに回転駆動する駆動ローラー5と従動ローラー7とからなる搬送ローラー対である搬送ローラー部18を備えている。なお、搬送ローラー部18が被記録媒体Pを搬送する際、従動ローラー7は被記録媒体Pの記録面16に接触し、駆動ローラー5は被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17に接触する。
また、被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて搬送ローラー部18の下流側にはプラテン3と対向する側にインク(液体)を吐出する吐出部としての記録ヘッド12が備えられている。記録装置1は、移動部としてのキャリッジ11を介して搬送方向Aと交差する交差方向Bに記録ヘッド12を往復移動させながら、記録ヘッド12のインク吐出面Fから被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
ここで、本実施例のキャリッジ11には、インクを除電する第1の除電部9を備えている。このため、記録ヘッド12から吐出されるインクを除電することができる構成になっている。
また、本実施例のキャリッジ11には、被記録媒体Pを除電する第2の除電部10を備えている。このため、被記録媒体Pが帯電してプラテン3などに貼り付き、搬送性が低下するということを抑制している。
また、第1の除電部9及び第2の除電部10をキャリッジ11に設ける構成とすることで、キャリッジ11の交差方向Bの移動に伴って、記録ヘッド12から吐出されるインク及び被記録媒体Pを除電する除電することができる。このような構成としていることにより、第1の除電部9及び第2の除電部10を大型で複雑な構成にする必要がなくなっている。すなわち、第1の除電部9及び第2の除電部10を簡単な構成としている。
したがって、記録ヘッド12から吐出されるインクを簡単な構成で除電するとともに、インクの除電に伴う被記録媒体Pの搬送不良を抑制することができる構成になっている。
ここで、第1の除電部9は、プラスイオン又はマイナスイオンを発生させるイオン発生部であることが好ましい。そして、第2の除電部10は、プラスイオン及びマイナスイオンのうち、第1の除電部9が発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させるイオン発生部であることが好ましい。
なお、本実施例の記録装置1では、インクがプラスに帯電しやすい構成であるため、第1の除電部9は、プラスに帯電したインクを除電可能なように、マイナスイオンを発生させるイオン発生部である。そして、第2の除電部10は、第1の除電部9で発生したマイナスイオンによりマイナスに帯電した被記録媒体Pを除電可能なように、プラスイオンを発生させるイオン発生部である。ただし、マイナスに帯電しやすいインクを使用する場合は、第1の除電部9でプラスイオンを発生させ、第2の除電部10でプラスイオンを発生させる構成としてもよい。
このような構成とすることにより、第1の除電部9でインクを除電することに伴って一方の極性に帯電した被記録媒体Pを、第2の除電部10で他方の極性のイオンを付与することにより効果的に除電することができる。すなわち、被記録媒体Pと該被記録媒体Pの支持部であるプラテン3などがクーロン力により貼り付くということを抑制できる。
また、本実施例の記録装置1では、第1の除電部9は、第2の除電部10よりも搬送方向Aにおいて上流側に設けられている。
このため、第1の除電部9でインクを除電することに伴って、被記録媒体Pにマイナスイオンが送られて被記録媒体Pが第1の除電部9によりマイナスに帯電した場合であっても、その後、第2の除電部10によりプラスイオンを発生させて、被記録媒体Pにプラスイオンが送られることにより、効果的に該被記録媒体Pを除電することができる構成になっている。
なお、第1の除電部9及び第2の除電部10で発生したイオンを、効果的に除電物であるインクや被記録媒体Pに送ることができるように、ファンなどの送風部を適切な位置に設ける構成としてもよい。
そして、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送方向Aにおいてプラテン3とプラテン4の間に、回転方向Cに回転駆動する駆動ローラー6と従動ローラー8とからなる搬送ローラー対である搬送ローラー部19を備えている。なお、搬送ローラー部19が被記録媒体Pを搬送する際、従動ローラー8は被記録媒体Pの記録面16に接触し、駆動ローラー6は被記録媒体Pの記録面16とは反対側の面17に接触する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて記録ヘッド12の上流側(搬送ローラー部18)と下流側(搬送ローラー部19)との両方に搬送部を備える構成であり、インク吐出面Fと対向する位置における被記録媒体Pの搬送精度が高い構成になっている。ただし、このような構成に限定されず、搬送方向Aにおける記録ヘッド12の上流側にのみ搬送部を備える構成であってもよいし、搬送方向Aにおける記録ヘッド12の下流側にのみ搬送部を備える構成であってもよい。
次に、本実施例の記録装置1の要部である第1の除電部9及び第2の除電部10におけるキャリッジ11に対する配置について説明する。
図2は本実施例の記録装置1の要部を表す概略平面図であり、図3は本実施例の記録装置1の要部を表す概略側面図である。
図2で表されるように、本実施例のキャリッジ11には、第1の除電部9a及び9bの2つの第1の除電部9と、第2の除電部10a及び10bの2つの第2の除電部10と、が設けられている。ここで、本実施例の記録装置1は、交差方向Bのキャリッジ11の移動において、往方向及び復方向の両方向の移動に伴って記録ヘッド12から被記録媒体Pに向けてインクを吐出させる(被記録媒体Pに記録する)ことが可能な構成である。このため、第1の除電部9a及び9bがキャリッジ11の交差方向Bにおける両側に設けられる構成になっていることにより、交差方向Bにおける往方向及び復方向の両方向の移動に伴って、少なくとも該移動の方向において記録ヘッド12よりも下流側になる第1の除電部9からイオンを発生させることで、効果的に、記録ヘッド12から吐出されるインクのインクミストを除電させることが可能である。
記録ヘッド12からインクを吐出させると、被記録媒体Pに着弾させる(画像を形成する)ためのインク滴とは別に、該インク滴の吐出に伴ってインクミストが発生する。該インクミストが帯電していると、被記録媒体Pや記録装置1の構成部材などにおける逆極性に帯電している部分に選択的に付着しやすくなり、被記録媒体Pや記録装置1を汚しやすくなる。
本実施例の記録装置1は、記録ヘッド12よりも交差方向Bにおいて下流側になる第1の除電部9からイオンを発生させることで、図3で表されるインクミスト発生領域13のインクミストを効果的に除電可能である。このため、被記録媒体Pや記録装置1が汚れることを効果的に抑制している。また、被記録媒体Pのみでなくインク(インクミスト)を除電可能な構成としていることにより、帯電したインクミストがインク吐出面Fに付着してインク吐出面Fにインクが溜まりそのインクが被記録媒体Pに接触(例えば落下)するということも、抑制可能である。
また、本実施例の記録装置1では、第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2は、40mm以上200mm以下に構成されている。
第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2を40mm以上とすることで、第1の除電部9及び第2の除電部10の有効範囲(第1の除電部9のマイナスイオン付与範囲R1及び第2の除電部10のプラスイオン付与範囲R2)が重なることで該範囲における除電効果が低減することを抑制している。また、第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2を200mm以下とすることで、第1の除電部9で帯電した被記録媒体Pを第2の除電部10で除電することが遅くなり、被記録媒体Pの搬送不良を抑制する効果が低減することを抑制している。
なお、第1の除電部9と第2の除電部10とにおいて、極性の異なるイオンを発生するイオン発生部を使用し、これらの間隔が近すぎると、極性の異なるイオンが除電物に接触する前に接触し、除電効果が低減する。例えば、極性の異なるイオンを発生するイオン発生部同士の間隔が25mm程度以下になると、除電効果が特に低減する。このような場合、記録ヘッド12から吐出されるインクを除電するとともにインクの除電に伴う被記録媒体Pの搬送不良を抑制することは困難である。
また、図3で表されるように、本実施例の記録装置1では、第1の除電部9は、記録ヘッド12によるインクの吐出方向Dにおいて、記録ヘッド12よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられている。
具体的には、第1の除電部9のイオン発生部の位置が、記録ヘッド12のインク吐出面Fの位置よりも、インクの吐出方向Dにおいて、40mm以上80mm以下の範囲で上流側に設けられている。別の表現をすると、第1の除電部9のイオン発生部の位置は、インク吐出面Fの位置よりも、長さL1だけインクの吐出方向Dにおいて上流側に位置している
このような構成により、図3で表されるように、第1の除電部9は、インクミスト発生領域13を含む範囲である適正な範囲R1において効果的にインクを除電することが可能になっている。
ここで、第1の除電部9のイオン発生部の位置を、記録ヘッド12のインク吐出面Fの位置よりもインクの吐出方向Dにおいて下流側又は40mm未満上流側にすると、インクミスト発生領域13を十分に含む範囲の除電ができない場合がある。また、第1の除電部9のイオン発生部の位置を、記録ヘッド12のインク吐出面Fの位置よりもインクの吐出方向Dにおいて80mmを超えて上流側にすると、インクミスト発生領域13にイオンが十分届かない場合がある。
また、図3で表されるように、本実施例の記録装置1では、第2の除電部10は、インクの吐出方向Dにおいて、第1の除電部9以上、上流側に設けられることが好ましい。
ここで、「第2の除電部10は、インクの吐出方向Dにおいて、第1の除電部9以上、上流側に設けられる」とは、第2の除電部10のイオン発生部が、インクの吐出方向Dにおいて第1の除電部9のイオン発生部と同等か上流側に設けられることを意味する。
別の表現をすると、第1の除電部9のイオン発生部の位置に対する第2の除電部10のイオン発生部の位置までの、インクの吐出方向Dにおける上流側に向かう方向の長さL4が、0以上となる構成が好ましい。
このような構成とすることで、広い範囲R2で被記録媒体Pを除電可能である。さらに、第2の除電部10と被記録媒体Pとの距離が近すぎて第2の除電部10から適正以上の電荷を被記録媒体P移動させてしまい、該被記録媒体Pを逆極性に帯電させてしまうことを抑制できる。具体的には、第1の除電部9によりマイナスに帯電した被記録媒体Pにプラスイオンを送りすぎて、逆に被記録媒体Pをプラスに帯電させてしまうということを抑制できる。
また、図2で表されるように、第1の除電部9a及び9b間の長さL3(第2の除電部10a及び10b間の長さL3)を、40mm以上とすることで、第1の除電部9a及び9b(第2の除電部10a及び10b間の長さL3)を両方同時に駆動させた際の除電効率が高くなる。このため、第1の除電部9a及び9b間の長さL3(第2の除電部10a及び10b間の長さL3)を40mm以上にすることが好ましい。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部20には、記録装置1の全体の制御を司るCPU21が設けられている。CPU21は、システムバス22を介して、CPU21が実行する各種制御プログラムやメンテナンスシーケンス等を格納したROM23と、データを一時的に格納可能なRAM24と、接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、記録ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部25と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター27、セット部14の駆動源である送出モーター28、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター29、駆動ローラー6の駆動源である搬送モーター30、巻取部15の駆動源である巻取モーター31、を駆動させるためのモーター駆動部26と接続されている。
また、CPU21は、システムバス22を介して、第1の除電部9及び第2の除電部10を駆動するための除電部駆動部32と接続されている。
さらに、CPU21は、システムバス22を介して、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC33と接続される入出力部34と接続されている。
[実施例2](図5、図6)
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。また、図6は、本実施例の記録装置1の要部の概略平面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、キャリッジ11に設けられた第1の除電部9及び第2の除電部10の個数及び配置以外は実施例1の記録装置1と同様の構成である。
図5及び図6で表されるように、本実施例の記録装置1は、第1の除電部9をキャリッジ11の搬送方向Aにおける上流側端部に1つ備え、第2の除電部10をキャリッジ11の搬送方向Aにおける下流側端部に1つ備えている。
なお、本実施例の記録装置1も実施例1の記録装置と同様、交差方向Bのキャリッジ11の移動において、往方向及び復方向の両方向の移動に伴って記録ヘッド12から被記録媒体Pに向けてインクを吐出させる(被記録媒体Pに記録する)ことが可能な構成である。そして、図5及び図6で表されるこのような構成により、交差方向Bにおける往方向及び復方向の両方向の移動に伴って、効果的に、記録ヘッド12から吐出されるインクのインクミストを除電させることが可能になっている。すなわち、1つずつの第1の除電部9及び第2の除電部10とすることで、低コストで、効果的に、記録ヘッド12から吐出されるインクのインクミストを除電させることが可能になっている。
また、本実施例の記録装置1も実施例1の記録装置と同様、第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2は、40mm以上200mm以下に構成されている。
ここで「第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2」とは、第1の除電部9のイオン発生部と第2の除電部10のイオン発生部との間隔を意味する。
このため、実施例1の記録装置と同様、除電効果が低減することを抑制しつつ、第1の除電部9で帯電した被記録媒体Pを第2の除電部10で除電することが遅くなり被記録媒体Pの搬送不良を抑制する効果が低減するということを抑制している。
[実施例3](図7、図8)
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。また、図8は、本実施例の記録装置1の要部の概略平面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、キャリッジ11における第1の除電部9及び第2の除電部10の間に仕切り部35を備えている以外は実施例1の記録装置1と同様の構成である。
図7及び図8で表されるように、本実施例の記録装置1は、キャリッジ11に、第1の除電部9と第2の除電部10との間に、仕切り部35を備えている。詳細には、図8で表されるように、第1の除電部9aと第2の除電部10aとの間に仕切り部35aを備え、第1の除電部9bと第2の除電部10bとの間に仕切り部35bを備えている。
このような構成となっていることにより、第1の除電部9で発生したイオンと第2の除電部10で発生したイオンとが仕切り部35により仕切られることにより接触しづらくなっている。すなわち、第1の除電部9で発生したイオンと第2の除電部10で発生したイオンとが除電物(インク及び被記録媒体P)に接触する前に接触して除電効果が低減することを、本実施例の記録装置1は抑制することができる構成になっている。別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、第1の除電部9と第2の除電部10の有効範囲が重なることで該範囲における除電効果が低減することを、抑制することができる。
[液体吐出方法の実施例](図9)
次に、実施例1の記録装置1を用いた液体吐出方法(記録方法)の実施例について説明する。
図9は、本実施例の液体吐出方法のフローチャートである。
ユーザーが記録装置1に被記録媒体Pを図1で表される状態にセットし、PC33から被記録媒体Pに記録するための記録データを制御部20が入力すると、ステップS110の吐出工程で、実施例1の記録装置1は、所定の位置に被記録媒体Pを搬送し、記録ヘッド12からインクを吐出(記録)する。詳細には、キャリッジ11の交差方向Bの往復動作のうちの1回分(片道分)の移動動作に伴うインクの吐出を行う。
そして、ステップS110の吐出工程におけるキャリッジ11の交差方向Bの往復動作のうちの1回分の移動動作に伴って、ステップS120の第1の除電工程において、第1の除電部9でマイナスイオンを発生させて記録ヘッド12から吐出したインク(インクミスト)を除電する。この際、交差方向Bにおけるキャリッジ11の移動方向において記録ヘッド12よりも下流側となる第1の除電部9で、インクを除電する。ただし、交差方向Bにおけるキャリッジ11の移動方向において記録ヘッド12よりも上流側となる第1の除電部9でインクを除電してもよいし、第1の除電部9a及び9bの両方で除電してもよい。
そして、ステップS110の吐出工程におけるキャリッジ11の交差方向Bの往復動作のうちの1回分の移動動作に伴って、ステップS130の第2の除電工程において、第2の除電部10でプラスイオンを発生させて被記録媒体Pを除電する。本ステップにより、ステップS120で被記録媒体Pにマイナスイオンが付着することによりマイナスに帯電した該被記録媒体Pに、プラスイオンを送ることにより除電する。
そして、ステップS140の記録終了判断工程において、記録データに基づく記録が終了したかどうかの判断をする。そして、該記録データに基づく記録が終了したと判断されるまでステップS110からステップS140を繰り返し、該記録データに基づく記録が終了したと判断されたら本実施例の液体吐出方法を終了する。
このように、本実施例の液体吐出方法によれば、液体を除電する第1の除電工程を有するため、記録ヘッド12から吐出されるインクを除電することができる。
また、被記録媒体Pを除電する第2の除電工程を有するため、被記録媒体Pが帯電してプラテン3などに貼り付き、搬送性が低下するということを抑制することができる。
また、キャリッジ11に第1の除電部9及び第2の除電部10を備えることで、第1の除電部9及び第2の除電部10を、大きく複雑な構成とする必要が無くなり、簡単な構成とすることができる。
したがって、本実施例の液体吐出方法によれば、記録ヘッド12から吐出されるインクを簡単な構成で除電するとともに、インクの除電に伴う被記録媒体Pの搬送不良を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の液体吐出装置1は、媒体Pを搬送する搬送部18及び19と、搬送部18及び19による媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動可能な移動部11に設けられ、搬送部18及び19により搬送される媒体Pに液体を吐出する吐出部12と、移動部11に設けられ、液体を除電する第1の除電部9と、移動部11に設けられ、媒体Pを除電する第2の除電部10と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、液体を除電する第1の除電部9を備える。このため、吐出部12から吐出される液体を除電することができる。
また、媒体Pを除電する第2の除電部10を備える。このため、媒体Pが帯電して媒体Pの支持部3などに貼り付き、搬送性が低下するということを抑制することができる。
また、移動部11に第1の除電部9及び第2の除電部10を備える。このため、第1の除電部9及び第2の除電部10を、大きく複雑な構成とする必要が無くなり、簡単な構成とすることができる。
したがって、吐出部12から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体Pの搬送不良を抑制することができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置1は、前記第1の態様において、第1の除電部9は、プラスイオン又はマイナスイオンを発生させるイオン発生部であり、第2の除電部10は、第1の除電部9が発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させるイオン発生部であることを特徴とする。
本態様によれば、第1の除電部9は、プラスイオン又はマイナスイオンを発生させるイオン発生部であり、第2の除電部10は、第1の除電部9が発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させるイオン発生部である。このため、第1の除電部9で液体を除電することに伴って一方の極性に帯電した媒体Pを、第2の除電部10で他方の極性のイオンを付与することにより効果的に除電することができる。すなわち、媒体Pと該媒体Pの支持部がクーロン力により貼り付くということを抑制できる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置1は、前記第1又は第2の態様において、第1の除電部9は、第2の除電部10よりも媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、第1の除電部9は第2の除電部10よりも媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられる。このため、第1の除電部9で液体を除電することに伴って媒体Pが第1の除電部9により帯電した場合であっても、その後、第2の除電部10により効果的に該媒体Pを除電することができる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、第1の除電部9と第2の除電部10との間隔は、40mm以上200mm以下であることを特徴とする。
ここで「第1の除電部9と第2の除電部10との間隔L2」とは、第1の除電部9のイオン発生部と第2の除電部10のイオン発生部との間隔を意味する。
本態様によれば、第1の除電部9と第2の除電部10との間隔は、40mm以上200mm以下である。このため、第1の除電部9及び第2の除電部10の有効範囲(第1の除電部9の除電範囲R1及び第2の除電部10の除電範囲R2)が重なることで該範囲における除電効果が低減することを抑制できる。また、第1の除電部9で帯電した媒体Pを第2の除電部10で除電することが遅くなること等の発生を抑制できる。すなわち、効果的に液体及び媒体Pの夫々を除電することができる。
本発明の第5の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、第1の除電部9は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、吐出部12よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられることを特徴とする。
ここで、「第1の除電部9は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、吐出部12よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられる」とは、第1の除電部9のイオン発生部が、吐出部12のインク吐出面Fよりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられるという意味である。
本態様によれば、第1の除電部9は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、吐出部12よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられる。このため、第1の除電部9は、適正な範囲において効果的に液体を除電することができる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、第2の除電部10は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、第1の除電部9以上、上流側に設けられることを特徴とする。
ここで、「第2の除電部10は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、第1の除電部9以上、上流側に設けられる」とは、第2の除電部10のイオン発生部が、液体の吐出方向Dにおいて第1の除電部9のイオン発生部と同等か上流側に設けられることを意味する。
本態様によれば、第2の除電部10は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて、第1の除電部9以上、上流側に設けられる。すなわち、第2の除電部10は、吐出部12による液体の吐出方向Dにおいて第1の除電部9と同等か第1の除電部9よりも上流側に設けられる。このため、広い範囲で媒体Pを除電可能であるとともに、第2の除電部10により適正以上の電荷を媒体Pにおいて移動させてしまうことで該媒体Pを逆極性に帯電させてしまうことを抑制可能である。
本発明の第7の態様の液体吐出装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、移動部11は、第1の除電部9と第2の除電部10との間に、仕切り部35を備えることを特徴とする。
本態様によれば、移動部11は、第1の除電部9と第2の除電部10との間に、仕切り部35を備える。このため、第1の除電部9及び第2の除電部10の有効範囲が重なることで該範囲における除電効果が低減することを、抑制することができる。
本発明の第8の態様の液体吐出方法は、搬送される媒体Pに、媒体Pの搬送方向Aと交差する交差方向Bに移動可能な移動部11に設けられる吐出部12から、液体を吐出する吐出工程と、移動部11に設けられる第1の除電部9により前記液体を除電する第1の除電工程と、移動部11に設けられる第2の除電部10により媒体Pを除電する第2の除電工程と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、液体を除電する第1の除電工程を有する。このため、吐出部12から吐出される液体を除電することができる。
また、媒体Pを除電する第2の除電工程を有する。このため、媒体Pが帯電して媒体Pの支持部3などに貼り付き、搬送性が低下するということを抑制することができる。
また、移動部11に第1の除電部9及び第2の除電部10を備えることで、第1の除電部9及び第2の除電部10を、大きく複雑な構成とする必要が無くなり、簡単な構成とすることができる。
したがって、吐出部12から吐出される液体を簡単な構成で除電するとともに、液体の除電に伴う媒体Pの搬送不良を抑制することができる。
1 記録装置(液体吐出装置)、2 プラテン、3 プラテン、4 プラテン、
5 駆動ローラー、6 駆動ローラー、7 従動ローラー、8 従動ローラー、
9 第1の除電部、10 第2の除電部、11 キャリッジ、
12 記録ヘッド(吐出部)、13 インクミスト発生領域、14 セット部、
15 巻取部、16 被記録媒体Pの記録面、
17 被記録媒体Pの記録面とは反対側の面、18 搬送ローラー部(搬送部)、
19 搬送ローラー部(搬送部)、20 制御部、21 CPU、
22 システムバス、23 ROM、24 RAM、25 ヘッド駆動部、
26 モーター駆動部、27 キャリッジモーター、28 送出モーター、
29 搬送モーター、30 搬送モーター、31 巻取モーター、
32 除電部駆動部、33 PC部、34 入出力部、35 仕切り部、
P 被記録媒体、R1 第1の除電部9の除電範囲、
R2 第2の除電部10の除電範囲

Claims (8)

  1. 媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送部による前記媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動可能な移動部に設けられ、前記搬送部により搬送される前記媒体に液体を吐出する吐出部と、
    前記移動部に設けられ、前記液体を除電する第1の除電部と、
    前記移動部に設けられ、前記媒体を除電する第2の除電部と、
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記第1の除電部は、プラスイオン又はマイナスイオンを発生させるイオン発生部であり、
    前記第2の除電部は、前記第1の除電部が発生させるイオンと逆極性のイオンを発生させるイオン発生部であることを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液体吐出装置において、
    前記第1の除電部は、前記第2の除電部よりも前記媒体の搬送方向において上流側に設けられることを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記第1の除電部と前記第2の除電部との間隔は、40mm以上200mm以下であることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記第1の除電部は、前記吐出部による前記液体の吐出方向において、前記吐出部よりも40mm以上80mm以下の範囲で、上流側に設けられることを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記第2の除電部は、前記吐出部による前記液体の吐出方向において、前記第1の除電部以上、上流側に設けられることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記移動部は、前記第1の除電部と前記第2の除電部との間に、仕切り部を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  8. 搬送される媒体に、前記媒体の搬送方向と交差する交差方向に移動可能な移動部に設けられる吐出部から、液体を吐出する吐出工程と、
    前記移動部に設けられる第1の除電部により前記液体を除電する第1の除電工程と、
    前記移動部に設けられる第2の除電部により前記媒体を除電する第2の除電工程と、
    を有することを特徴とする液体吐出方法。
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