JP6714818B2 - 印刷装置 - Google Patents
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また、特許文献1に記載される印刷装置にあっては、上記回転軸が搬送ベルトの上方域に配置されており、当該回転軸を回転させることにより除電ブラシのクリーニングが行われる。このとき、クリーニング部材との接触によって除電ブラシから離脱した異物が、搬送途中の用紙に付着したり、用紙の搬送方向において除電ブラシよりも下流側に位置する印刷部に付着したりし、用紙への印刷品質が低下する虞がある。
上記構成によれば、搬送ベルトの内面側に帯電している電荷をベルト付勢部材によって除去することができる。その結果、搬送ベルトの外面側の電荷の量が少なくなりにくくなる分、搬送ベルトによる印刷媒体の静電吸着力を大きくすることができる。
上記印刷装置は、印刷ジョブが入力されたときに、前記搬送ベルトを稼働させるとともに前記印刷ヘッドを制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に印刷を施す印刷制御部を備え、前記除電制御部は、前記印刷ジョブに基づいた印刷媒体への印刷が終了したときに、又は、前記印刷ジョブに基づいた印刷媒体への印刷が開始されるときに、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することが好ましい。
上記印刷装置は、前記搬送方向において前記除電部と前記印刷ヘッドとの間に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着される印刷媒体の前記印刷面に帯電している電荷の量を検出する電荷量センサーを備え、前記除電制御部は、前記電荷量センサーによって検出される電荷の量が移動電荷量以上になったときに、次回の印刷が開始される前までに、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することが好ましい。
上記構成によれば、印刷ヘッドのメンテナンスが行われているときに、除電部にクリーニング部材を接触させることとなる。そのため、印刷ヘッドのメンテナンスと、除電部のクリーニングとを別々のタイミングで行う場合と比較し、印刷装置のメンテナンスに要する時間を短くすることができる。
以下、印刷装置を、インクジェット式のプリンターに具体化した第1の実施形態を図1〜図10に従って説明する。
排出機構部25は、媒体搬送路20に沿って配置されている複数の排出ローラー対19を有している。この排出機構部25によって搬送される用紙Pは、筐体12に形成されている媒体排出口26から筐体12外に排出される。つまり、この媒体排出口26が、媒体搬送路20の下流端、すなわち媒体の搬送経路の最下流となっている。そして、媒体排出口26から排出された用紙Pは、図1に二点鎖線で示すように、載置台60上に積層状態で載置される。
図3に示すように、静電搬送部50は、印刷ヘッド141よりも用紙の搬送方向上流(すなわち、図中右側)に配置されている搬送用駆動ローラー51と、印刷ヘッド141よりも用紙の搬送方向下流(すなわち、図中左側)に配置されている搬送用従動ローラー52とを備えている。また、これら各ローラー51,52に、無端状をなす環状の搬送ベルト53が掛け回されている。搬送用従動ローラー52は、図3に矢印で示すように、搬送用駆動ローラー51から離れる方向(図中左方)に付勢されている。そして、搬送モーター54の駆動が搬送用駆動ローラー51に伝達されることにより、搬送ベルト53が稼働され、用紙Pが搬送方向下流に搬送される。すなわち、搬送ベルト53の外面が、用紙Pの接触面に接触する支持面として機能することとなる。
図4に示すように、搬送ベルト53は、環状をなす絶縁層531と、この絶縁層531の外側に形成された環状の導電層532とを有している。この導電層532は、絶縁層531よりも電気抵抗が小さくなるように構成されている。そして、絶縁層531の内面が搬送ベルト53の内面53aとなっており、導電層532の外面が搬送ベルト53の外面53bとなっている。
図5及び図6に示すように、除電装置58の稼働機構部582は、アクチュエーター583と、アクチュエーター583に駆動連結されている稼働用駆動ローラー584と、稼働用従動ローラー585とを備えている。稼働用駆動ローラー584は、用紙の幅方向Zにおいて搬送ベルト53よりも一方側(すなわち、図5において搬送ベルト53よりも右側)に配置されているとともに、稼働用従動ローラー585は、用紙の幅方向Zにおいて搬送ベルト53よりも他方側(すなわち、図5において搬送ベルト53よりも左側)に配置されている。つまり、搬送ベルト53は、幅方向Zにおける各ローラー584,585の間に配置されている。
図9に示すように、制御装置80には、ユーザーによって操作されるユーザーインターフェイス81が電気的に接続されている。また、制御装置80には、パーソナルコンピューターやモバイル端末などの外部装置100と通信可能となっている。
搬送制御部95は、印刷開始を許可する旨が除電制御部94から入力されると、入力情報処理部91からの入力情報に基づいた態様で用紙Pが搬送されるように搬送装置29を制御する。
図10に示すように、ステップS11において、印刷面Pbへの印刷回数Nが取得される。次のステップS12において、取得した印刷回数Nが上記移動回数NTh以上であるか否かが判定される。そして、印刷回数Nが移動回数NTh以上である場合、用紙Pに接触する除電部581の部位に付着する異物の量が多くなっていると判断することができる。
実施される。この場合、印刷ヘッド141のメンテナンスを行っている最中に、除電部581が稼働されることとなる。そして、稼働処理が終了されると、その処理がステップS14に移行され、印刷回数Nが「0(零)」にリセットされ、本処理が終了される。
以上、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
次に、印刷装置11を具体化した第2の実施形態を図11に従って説明する。なお、第2の実施形態では、稼働処理を実施するタイミングが第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図11に示すように、ステップS21において、1つの印刷ジョブに基づいた印刷が完了した直後であるか否かが判定される。そして、印刷の完了直後である場合(ステップS21:YES)、その処理が次のステップS22に移行される。そして、このステップS22において、用紙Pに接触する除電部581の部位を変更させるために、稼働処理が実施される。そして、この稼働処理が終了されると、本処理が終了される。
(8)本実施形態の印刷装置11では、搬送ベルト53に静電吸着されている用紙Pに接触する除電部581の部位を、新しい印刷ジョブに基づいた印刷時と、前回の印刷ジョブに基づいた印刷時とで異ならせることができる。このように印刷ジョブ毎に用紙Pに接触する除電部581の部位を異ならせることにより、除電部581の全域を満遍なく利用することができる。したがって、除電部581の一部が集中的に利用される場合と比較し、除電部581の長寿命化を図ることができる。
次に、印刷装置11を具体化した第3の実施形態を図12に従って説明する。なお、第3の実施形態では、稼働処理を実施するタイミングが第1及び第2の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1及び第2の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1及び第2の各実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図12に示すように、ステップS211において、印刷モードが変更されたか否かが判定される。印刷モードが変更された場合(ステップS211:YES)、その処理が次のステップS22に移行される。そして、このステップS22において、用紙Pに接触する除電部581の部位を変更させるために、稼働処理が実施される。そして、この稼働処理が終了されると、本処理が終了される。
このように印刷モードが変更される毎に用紙Pに接触する除電部581の部位を異ならせることにより、除電部581の全域を満遍なく利用することができる。したがって、除電部581の一部が集中的に利用される場合と比較し、除電部581の長寿命化を図ることができる。
次に、印刷装置11を具体化した第4の実施形態を図13及び図14に従って説明する。なお、第4の実施形態では、稼働処理を実施するタイミングが第1〜第3の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第3の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第3の各実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図14に示すように、ステップS212において、前回の印刷時に検出された電荷量QRが移動電荷量QRTh1以上であったか否かが判定される。電荷量QRが移動電荷量QRTh1以上であった場合(ステップS212:YES)、除電部581による用紙Pからの電荷の除去効率が低下していると判断することができるため、その処理が次のステップS22に移行される。そして、このステップS22において、用紙Pに接触する除電部581の部位を変更させるために、稼働処理が実施される。そして、この稼働処理が終了されると、本処理が終了される。
次に、印刷装置11を具体化した第5の実施形態を図15に従って説明する。なお、第5の実施形態では、稼働処理を実施するタイミングが第1〜第4の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第4の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第4の各実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図15に示すように、ステップS31において、今回の印刷が両面印刷であるか否かが判定される。両面印刷ではない場合(ステップS31:NO)、除電部581の稼働処理を実施することなく、本処理が終了される。一方、今回の印刷が両面印刷である場合(ステップS31:YES)、その処理がステップS32に移行される。
次に、印刷装置11を具体化した第6の実施形態を図16及び図17に従って説明する。なお、第6の実施形態では、クリーニング部を可動式とした点などが第1〜第5の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第5の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第5の各実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図17に示すように、ステップS41において、除電部581の稼働処理の実施回数である変位回数Mが取得される。次のステップS42において、取得した変位回数Mが予め設定されているクリーニング判定回数MTh以上であるか否かが判定される。変位回数Mがクリーニング判定回数MTh以上であるときには、除電部581に付着している異物の量が多くなっていると推定することができる。
第7の実施形態では、搬送ベルト53に直流電圧を印加する印刷装置11について説明する。第1〜第6の実施形態では、帯電ローラー56を介して搬送ベルト53に交流電圧を印加しているが、第7の実施形態では、帯電ローラー56を介して搬送ベルト53に直流電圧を印加する点が第1〜第6の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第6の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第6の各実施形態と同一の部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
・除電部581は、比較的大きい力で搬送ベルト53に押し付けられている。そのため、例えば、図21に示すように、除電部581の搬送方向における上流側(図中右側)の一部を切り欠いて、除電部581と搬送ベルト53との間に用紙Pを誘導できるようにしてもよい。また、図21に示すように、除電部581と搬送ベルト53との間に用紙Pを案内するためのガイド部材35を設けてもよい。この場合、除電部581の搬送方向における上流端よりも下流側にガイド部材35の先端が位置するように、ガイド部材35を配置するようにしてもよい。
・第3の実施形態では、第1の印刷モードから第2の印刷モードに切り替わった場合、及び、第2の印刷モードから第1の印刷モードに切り替わった場合に、除電部581の稼働処理を実施するようにしている。しかし、これに限らず、第1の印刷モードは高解像度の画像を用紙Pに印刷するためのモードであるため、第2の印刷モードから第1の印刷モードに切り替わったときにのみ、すなわち印刷モードが高解像度側のモードに変更されたときに、稼働処理を実施するようにしてもよい。この場合、第1の印刷モードから第2の印刷モードに切り替わったとき、すなわち印刷モードが低解像度側のモードに変更されたときには、稼働処理を実施しなくてもよい。
・第2の実施形態では、1つの印刷ジョブに基づいた印刷の終了後に除電部581の稼働処理を実施するようにしていたが、次の印刷ジョブに基づいた印刷を開始する前に稼働処理を実施するようにしてもよい。この場合であっても、搬送ベルト53に静電吸着されている用紙Pに接触する除電部581の部位を、新しい印刷ジョブに基づいた印刷時と、前回の印刷ジョブに基づいた印刷時とで異ならせることができる。したがって、上記(8)と同等の効果を得ることができる。
・稼働処理の実施によって用紙Pに接触する除電部581の部位を変更することができるのであれば、除電部581の稼働量を、上記交換移動量Lbpに応じて決定しなくてもよい。例えば、除電部581の稼働量を、印刷対象となる用紙Pの大きさによらず一定としてもよい。
・搬送ベルト53の絶縁層531の電荷を除去しなくても搬送ベルト53に用紙Pを静電吸着させることができるのであれば、バックアッププレート55を、接地させなくてもよい。この場合、バックアッププレート55を、導電性材料ではない材料で構成したものとしてもよい。
Claims (21)
- 印刷媒体が静電吸着されるとともに、印刷媒体を搬送方向に搬送させるべく稼働する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に印刷を施す印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドよりも搬送方向における上流に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に接触することにより印刷面から電荷を除去する除電部と、を備えた印刷装置であって、
前記搬送ベルトに搬送される印刷媒体の印刷面に沿う方向であって、前記搬送方向と直交する幅方向において、前記除電部の一端は前記搬送ベルトの一端よりも外側に位置しており、
前記除電部に付着している異物の量が多いと判断された際に前記除電部を移動させることにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の幅方向における部位を変更する稼働機構部を備えることを特徴とする印刷装置。 - 印刷媒体が静電吸着されるとともに、印刷媒体を搬送方向に搬送させるべく稼働する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に印刷を施す印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドよりも搬送方向における上流に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に接触することにより印刷面から電荷を除去する除電部と、を備えた印刷装置であって、
前記搬送ベルトに搬送される印刷媒体の印刷面に沿う方向であって、前記搬送方向と直交する幅方向において、前記除電部の一端は前記搬送ベルトの一端よりも外側に位置しており、
印刷媒体の印刷面への印刷回数が所定回数になったことを契機に、前記除電部を移動させることにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の幅方向における部位を変更する稼働機構部を備えることを特徴とする印刷装置。 - 印刷媒体が静電吸着されるとともに、印刷媒体を搬送方向に搬送させるべく稼働する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に印刷を施す印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドよりも搬送方向における上流に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に接触することにより印刷面から電荷を除去する除電部と、を備えた印刷装置であって、
前記搬送ベルトに搬送される印刷媒体の印刷面に沿う方向であって、搬送方向と直交する幅方向において、前記除電部の一端は前記搬送ベルトの一端よりも外側に位置しており、
前記除電部を移動させることにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の幅方向における部位を適宜変更する稼働機構部を備え、
前記稼働機構部が前記除電部の移動を完了させた後に印刷媒体に印刷を行う、ことを特徴とする印刷装置。 - 印刷媒体が静電吸着されるとともに、印刷媒体を搬送方向に搬送させるべく稼働する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に印刷を施す印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドよりも搬送方向における上流に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体の印刷面に接触することにより印刷面から電荷を除去する除電部と、を備えた印刷装置であって、
前記搬送ベルトに搬送される印刷媒体の印刷面に沿う方向であって、搬送方向と直交する幅方向において、前記除電部の一端は前記搬送ベルトの一端よりも外側に位置しており、
前記除電部を移動させることにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の幅方向における部位を変更する稼働機構部を備え、
前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更するときに、印刷対象となる印刷媒体の幅方向における長さに基づいて前記稼働機構部を制御する除電制御部を備えることを特徴とする印刷装置。 - 幅方向における前記搬送ベルトよりも外側で前記除電部のクリーニングを行うクリーニング部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記除電部は環状をなしており、
前記稼働機構部は、アクチュエーターと、前記アクチュエーターに駆動連結されている稼働用駆動ローラーと、稼働用従動ローラーと、を有し、
前記稼働用駆動ローラーと、前記稼働用従動ローラーに前記除電部が掛け回されており、
前記搬送ベルトは、幅方向において前記稼働用駆動ローラーと前記稼働用従動ローラーとの間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置。 - 前記搬送ベルトは無端状をなし、搬送用駆動ローラーの回転によって前記搬送ベルトが稼働することで、前記搬送ベルトの外面に静電吸着されている印刷媒体が搬送方向に搬送されるようになっており、
前記搬送ベルトの内面に接触することにより、前記搬送ベルトにおいて前記印刷ヘッドに対向する部分を前記印刷ヘッド側に付勢するベルト付勢部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の印刷装置。 - 前記ベルト付勢部材は、導電性材料で構成されるとともに、接地されていることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
- 前記搬送ベルトは、導電層で外側を形成し、前記導電層よりも電気抵抗の大きい絶縁層で内側を形成した構成となっており、
前記導電層の外面が前記搬送ベルトの外面であり、前記絶縁層の内面が前記搬送ベルトの内面であることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。 - 前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更するときに、印刷対象となる印刷媒体の幅方向における長さに基づいて前記稼働機構部を制御する除電制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記搬送ベルト上には、幅方向における中央に印刷媒体が給送されるようになっており、
印刷対象となる印刷媒体の幅方向における長さの半分と、前記搬送ベルトの幅方向における半分との和を交換移動量とした場合、
前記除電制御部は、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更するときに、前記交換移動量に基づいて前記稼働機構部を制御することを特徴とする請求項4または請求項10に記載の印刷装置。 - 前記搬送ベルト上には、幅方向における一端側に印刷媒体が給送されるようになっており、
印刷対象となる印刷媒体の幅方向における長さを交換移動量とした場合、
前記除電制御部は、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更するときに、前記交換移動量に基づいて前記稼働機構部を制御することを特徴とする請求項4または請求項10に記載の印刷装置。 - 前記除電制御部は、印刷媒体の印刷面への印刷回数が移動回数になったことを契機に、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
- 印刷ジョブが入力されたときに、前記搬送ベルトを稼働させるとともに前記印刷ヘッドを制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に印刷を施す印刷制御部を備え、
前記除電制御部は、前記印刷ジョブに基づいた印刷媒体への印刷が終了したときに、又は、前記印刷ジョブに基づいた印刷媒体への印刷が開始されるときに、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 印刷媒体の印刷面に形成する画像の解像度が異なる複数の印刷モードが用意されており、
前記除電制御部は、印刷モードが変更されたことを契機に、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 搬送方向において前記除電部と前記印刷ヘッドとの間に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着される印刷媒体の印刷面に帯電している電荷の量を検出する電荷量センサーを備え、
前記除電制御部は、前記電荷量センサーによって検出される電荷の量が移動電荷量以上になったときに、次回の印刷が開始される前までに、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 印刷媒体の両面のうち第1の面への印刷が終了した後に、前記第1の面の反対側の面である第2の面が印刷面となるように、印刷媒体の表裏を反転させて印刷媒体を前記搬送ベルト上に導く反転機構を備え、
前記除電制御部は、前記反転機構によって印刷媒体が前記搬送ベルト上に向けて給送されている間に、前記稼働機構部を制御することにより、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。 - 前記クリーニング部は、前記除電部に接触することにより前記除電部のクリーニングを行うクリーニング部材と、前記クリーニング部材を前記除電部に接触可能な清掃位置と前記除電部と接触不能な退避位置との間で変位させる変位機構部と、を有していることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
- 前記クリーニング部は、前記印刷ヘッドのメンテナンスが行われているときに、前記除電部のクリーニングを行うことを特徴とする請求項18に記載の印刷装置。
- 前記クリーニング部は、前記搬送ベルトに静電吸着されている印刷媒体に接触する前記除電部の部位を変更した回数である変位回数がクリーニング判定回数になったときに、前記除電部のクリーニングを行うことを特徴とする請求項18に記載の印刷装置。
- 搬送方向において前記除電部と前記印刷ヘッドとの間に配置され、前記搬送ベルトに静電吸着される印刷媒体の印刷面に帯電している電荷の量を検出する電荷量センサーを備え、
前記クリーニング部は、前記電荷量センサーによって検出される電荷の量がクリーニング判定電荷量以上になったときに、前記除電部のクリーニングを行うことを特徴とする請求項18に記載の印刷装置。
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