JP2015199309A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録前に被記録媒体の表面状態を改質する。
【解決手段】被記録媒体Pを搬送する搬送部9と、被記録媒体Pにインクを吐出する記録ヘッド12と、記録ヘッド12よりも被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられ、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部7aと、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることによって、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することが可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】被記録媒体Pを搬送する搬送部9と、被記録媒体Pにインクを吐出する記録ヘッド12と、記録ヘッド12よりも被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられ、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部7aと、を備えることを特徴とする記録装置1。このような構成の記録装置1とすることによって、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することが可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置及び記録方法に関する。
従来から、被記録媒体にインクを吐出して記録する記録装置が使用されている。このうち、被記録媒体に吐出されたインクのドット径を大きくする等の目的により、被記録媒体にインクを吐出する前に該被記録媒体の表面状態を改質可能な記録装置が開示されている。例えば、特許文献1には、被記録媒体の表面状態を改質するためにコロナ放電することが開示されている。
しかしながら、コロナ放電においては、放電電極と被記録媒体の間隔が大きい場合や、放電電極の左右で放電が安定しない場合に線形模様の放電が行われ、被記録媒体にムラが発生し被記録媒体の表面状態の改質が不十分となる虞があった。
そこで、本発明の目的は、記録前に被記録媒体の表面状態をムラなく改質することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送部と、前記被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドよりも前記被記録媒体の搬送方向において上流側に設けられ、前記被記録媒体にオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記オゾンバブル水溶液に含まれるオゾンバブルの平均バブル径は、10nm以上1000nm以下であることを特徴とする。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記オゾンバブル水溶液に含まれるオゾン濃度は、0.3ppm以上20ppm以下であることを特徴とする。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記噴射部から噴射される前記オゾンバブル水溶液の平均液滴径は、1μm以上50μm以下であることを特徴とする。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記被記録媒体に噴射された前記オゾンバブル水溶液を除去する除去部を備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第5の態様において、前記噴射部として第1噴射部と第2噴射部とを備え、前記除去部は、前記第1噴射部と前記第2噴射部の間に設けられていることを特徴とする。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記搬送部は、前記被記録媒体を挟持して搬送可能なローラー対であって、前記噴射部は、前記被記録媒体とともに前記ローラー対に前記オゾンバブル水溶液を噴射可能であることを特徴とする。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記オゾンバブル水溶液を生成する生成部を備えることを特徴とする。
本発明の第9の態様の記録方法は、被記録媒体にオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射工程と、前記オゾンバブル水溶液が噴射された前記被記録媒体にインクを吐出して記録する記録工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録前に被記録媒体の表面状態を改質することが可能になる。
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1、図2)
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
[実施例1](図1、図2)
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
なお、本実施例では記録面16が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、セット部14の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15の回転軸は回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15の回転軸は回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に、搬送方向Aと交差する方向Bの回転軸を有し、被記録媒体Pの面17に送り力を付与する駆動ローラー5が設けられている。そして、駆動ローラー5と対向する位置(上部)には方向Bの回転軸を有する従動ローラー6が設けられている。そして、ローラー対を構成する駆動ローラー5と従動ローラー6とで被記録媒体Pを挟持して被記録媒体Pを搬送することができる。すなわち、駆動ローラー5と従動ローラー6とで搬送部9を構成している。ここで、従動ローラーとは、被記録媒体Pの搬送に伴って回転するローラーを意味する。
また、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cに回転し、従動ローラー7は回転方向Cとは逆方向に回転する。そして、被記録媒体Pを搬送方向Aとは逆方向に搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cとは逆方向に回転し、従動ローラー7は回転方向Cに回転する。
また、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cに回転し、従動ローラー7は回転方向Cとは逆方向に回転する。そして、被記録媒体Pを搬送方向Aとは逆方向に搬送する際は、駆動ローラー5は回転方向Cとは逆方向に回転し、従動ローラー7は回転方向Cに回転する。
本実施例の記録装置1は、プラテン3と対向する位置に、オゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部として第1噴射部7aが設けられている。第1噴射部7aは、オゾンバブル水溶液の生成装置と接続することによりオゾンバブル水溶液を噴射することのほか、不図示の第1噴射部7a内に設けられる収容部にオゾンバブル水溶液を収容させることによってもオゾンバブル水溶液を噴射することができる。ただし、オゾンバブル水溶液を噴射可能な構成であればオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部に特に限定はない。また、第1噴射部7aに接続可能なオゾンバブル水溶液の生成装置についても特に限定はないが、例えば、株式会社リガルジョイント製のマイクロナノバブル発生ユニットRMNB−1等を使用できる。
ここで、「オゾンバブル」とは、オゾンで形成された微小気泡であり、例えば、気泡の大きさ(バブル径)が数十μm以下のものが挙げられる。そして、該オゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液は、被記録媒体の表面状態を改質する効果がある。また、オゾンバブル水溶液は、オゾンが高濃度で水溶液中に長く滞留することができるので、被記録媒体の表面状態を改質する効果が高い。オゾンが高濃度で水溶液中に長く滞留することができる理由は、気泡が小さいため浮力も小さいためである。
なお、一般的に、オゾンが溶解したオゾン水溶液は、該オゾン水溶液を付着させることにより被付着物を洗浄する洗浄効果がある。そして、オゾンバブル水溶液は、オゾンが溶解したオゾン水溶液と比べて洗浄効果が高い。また、上記のようにオゾンバブルはバブル径が小さいため、被記録媒体の表面に密な状態でムラなくオゾンバブルを位置させることができる。従って、被記録媒体の表面をムラなく改質することができる。
なお、一般的に、オゾンが溶解したオゾン水溶液は、該オゾン水溶液を付着させることにより被付着物を洗浄する洗浄効果がある。そして、オゾンバブル水溶液は、オゾンが溶解したオゾン水溶液と比べて洗浄効果が高い。また、上記のようにオゾンバブルはバブル径が小さいため、被記録媒体の表面に密な状態でムラなくオゾンバブルを位置させることができる。従って、被記録媒体の表面をムラなく改質することができる。
第1噴射部7aは、被記録媒体Pの記録面16に向かって方向Dにオゾンバブル水溶液を噴射する。
なお、オゾンバブル水溶液を噴射する第1噴射部7aの構成としては、オゾンバブル水溶液を噴霧する構成やオゾンバブル水溶液を吐出させる構成など、被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を付着させる際にミスト状のオゾンバブル水溶液が発生する構成であればよい。第1噴射部7aは、被記録媒体Pの幅方向全体に亘ってオゾンバブル水溶液を噴射する構成としてもよい。
なお、オゾンバブル水溶液を噴射する第1噴射部7aの構成としては、オゾンバブル水溶液を噴霧する構成やオゾンバブル水溶液を吐出させる構成など、被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を付着させる際にミスト状のオゾンバブル水溶液が発生する構成であればよい。第1噴射部7aは、被記録媒体Pの幅方向全体に亘ってオゾンバブル水溶液を噴射する構成としてもよい。
また、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて第1噴射部7aの下流側であってプラテン3と対向する側に、被記録媒体Pの記録面16にインクを吐出する記録ヘッド12が備えられている。記録装置1は、キャリッジ11を介して搬送方向Aと交差する方向Bに記録ヘッド12を往復移動させながら、記録ヘッド12のインク吐出面Fから被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに形成されたノズルの領域が、前記被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド及び被記録媒体を相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに形成されたノズルの領域が、前記被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド及び被記録媒体を相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
このように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する搬送部9と、被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッド12と、記録ヘッド12よりも被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられ、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する第1噴射部7aと、を備えている。
本実施例の記録装置1は、このような構成により、第1噴射部7aにより記録ヘッド12からインクを吐出する前に、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。また、第1噴射部7aと記録ヘッド12との間に、被記録媒体Pに噴射したオゾンバブル水溶液を除去するファンを設けてもよい。
本実施例の記録装置1は、このような構成により、第1噴射部7aにより記録ヘッド12からインクを吐出する前に、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。また、第1噴射部7aと記録ヘッド12との間に、被記録媒体Pに噴射したオゾンバブル水溶液を除去するファンを設けてもよい。
ここで、本実施例のオゾンバブル水溶液に含まれるオゾンバブルの平均バブル径は、10nm以上1000nm以下である。平均バブル径が10nm以上1000nm以下であるオゾンバブルは、高濃度で水溶液中に特に長く滞留することができるため、本実施例の記録装置1は、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。
また、本実施例のオゾンバブル水溶液に含まれるオゾン濃度は、0.3ppm以上20ppm以下である。オゾン濃度が0.3ppm以上20ppm以下であるオゾンバブルは、被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、本実施例の記録装置1は、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。
また、本実施例の第1噴射部7aから噴射されるオゾンバブル水溶液の平均液滴径は、1μm以上50μm以下である。本実施例の記録装置1は、平均液滴径が1μm以上50μm以下であるオゾンバブル水溶液を噴射することで、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラム等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
図2は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラム等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、記録ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部23と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、セット部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、第1噴射部7aを駆動するための噴射部駆動部30と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29、と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、セット部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、第1噴射部7aを駆動するための噴射部駆動部30と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29、と接続されている。
[実施例2](図3)
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、噴射部として、第1噴射部7aの代わりに第1噴射部7bが設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図3は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、噴射部として、第1噴射部7aの代わりに第1噴射部7bが設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の記録装置1は、第1噴射部7aの代わりに第1噴射部7bが設けられている。第1噴射部7bのオゾンバブル水溶液の噴射方向は、方向Eであり、被記録媒体Pとともにローラー対を構成する従動ローラー6にオゾンバブル水溶液を噴射することが可能に構成されている。ここで、第1噴射部7bは、噴射方向が異なる以外は第1噴射部7aと同様の構成である。
なお、第1噴射部7bは、被記録媒体Pを搬送させていない状態においては、従動ローラー6だけでなく駆動ローラー5にもオゾンバブル水溶液を噴射することが可能である。
なお、第1噴射部7bは、被記録媒体Pを搬送させていない状態においては、従動ローラー6だけでなく駆動ローラー5にもオゾンバブル水溶液を噴射することが可能である。
別の表現をすると、本実施例の記録装置1では、搬送部9は被記録媒体Pを挟持して搬送可能なローラー対であって、第1噴射部7bは被記録媒体Pとともにローラー対にオゾンバブル水溶液を噴射可能である。
このため、第1噴射部7bは、被記録媒体Pの表面状態を改質することのほか、ローラー対の汚れを浮き立たせローラー対をきれいにすることが可能である。
なお、本実施例の記録装置1では、従動ローラー6だけでなく駆動ローラー5にもオゾンバブル水溶液を噴射することが可能であるが、ローラー対を構成するいずれか一方のみにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成でもよい。
このため、第1噴射部7bは、被記録媒体Pの表面状態を改質することのほか、ローラー対の汚れを浮き立たせローラー対をきれいにすることが可能である。
なお、本実施例の記録装置1では、従動ローラー6だけでなく駆動ローラー5にもオゾンバブル水溶液を噴射することが可能であるが、ローラー対を構成するいずれか一方のみにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成でもよい。
[実施例3](図4)
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおける第1噴射部7aの上流側に、噴射部としての第2噴射部8及びファン10が設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおける第1噴射部7aの上流側に、噴射部としての第2噴射部8及びファン10が設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおける第1噴射部7aの上流側に、第2噴射部8及びファン10が設けられている。第2噴射部8は方向Gにオゾンバブル水溶液を噴射可能であり、ファン10は、その風圧により、第2噴射部8により被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を吹き飛ばして除去可能である。ここで、第2噴射部8は、噴射方向が異なる以外は第1噴射部7aと同様の構成である。
すなわち、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を除去する除去部としてのファン10を備えている。
このため、第2噴射部8によって被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態が改質された後、ゴミなど共にオゾンバブル水溶液を除去することができる。
本実施例の記録装置1では、除去部として被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を風圧により吹き飛ばすファンを備えているが、このような構成に限定されず、例えば、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を拭き取る構成としてもよい。
このため、第2噴射部8によって被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態が改質された後、ゴミなど共にオゾンバブル水溶液を除去することができる。
本実施例の記録装置1では、除去部として被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を風圧により吹き飛ばすファンを備えているが、このような構成に限定されず、例えば、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を拭き取る構成としてもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおけるファン10の下流側に第1噴射部7aを備えている。このため、ファン10によってオゾンバブル水溶液が除去されることにより被記録媒体Pの表面状態の改質が不十分になり、被記録媒体Pの表面状態の改質が不十分な状態で記録ヘッド12によるインク吐出位置まで被記録媒体Pが搬送されるということが無い。ファン10によってオゾンバブル水溶液が除去されることにより被記録媒体Pの表面状態の改質が不十分になったとしても、第1噴射部7aにより被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液が再度噴射されるためである。
別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、第1噴射部7aよりも被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に、被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を噴射する第2噴射部8を備えている。そして、ファン10は、第1噴射部7aと第2噴射部8の間に設けられている。
このように、本実施例の記録装置1は、第1噴射部7aの他に被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を噴射する第2噴射部8を備えているため、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。また、第1噴射部7aと第2噴射部8の間にファン10が設けられているので、第2噴射部8で噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの汚れを浮き立たせ、ファン10でこれを除去し、第1噴射部7aで噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態を改質する、ということができる構成になっている。
このように、本実施例の記録装置1は、第1噴射部7aの他に被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を噴射する第2噴射部8を備えているため、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる構成になっている。また、第1噴射部7aと第2噴射部8の間にファン10が設けられているので、第2噴射部8で噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの汚れを浮き立たせ、ファン10でこれを除去し、第1噴射部7aで噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態を改質する、ということができる構成になっている。
[実施例4](図5)
次に、実施例4の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、オゾンバブル水溶液の生成部13を備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
次に、実施例4の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、オゾンバブル水溶液の生成部13を備えている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の記録装置1は、オゾンバブル水溶液を生成する生成部13を備えている。このため、オゾンバブル水溶液を生成する生成部を別途用意する必要がない。
[記録方法の実施例](図6)
次に、実施例4の記録装置1を用いた記録方法の実施例について説明する。
図6は、本実施例の記録方法のフローチャートである。
次に、実施例4の記録装置1を用いた記録方法の実施例について説明する。
図6は、本実施例の記録方法のフローチャートである。
PC29から記録データを入力し、本実施例の記録方法が開始されると、最初に、ステップS110のオゾンバブル水溶液の生成工程で、制御部20の制御により生成部13でオゾンバブル水溶液を生成する。なお、オゾンバブルの生成法に特に限定はないが、オゾン環境雰囲気下で水溶液に超音波をかける方法や、水溶液を高速で旋回させて強力な渦を発生させ、該渦が発生した水溶液中にオゾンを吹き込む方法などを用いてもよい。
次に、ステップS120の噴射工程で、第1噴射部7aから被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を噴射する。
次に、ステップS130の記録工程で、記録ヘッド12から被記録媒体Pにインクを吐出して記録する。
そして、ステップS140で記録が終了したと制御部18により判断されるまで、ステップS110からステップS140を繰り返し、本実施例の記録方法を終了する。
そして、ステップS140で記録が終了したと制御部18により判断されるまで、ステップS110からステップS140を繰り返し、本実施例の記録方法を終了する。
このように、本実施例の記録方法は、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射工程と、オゾンバブル水溶液が噴射された被記録媒体Pにインクを吐出して記録する記録工程と、を有している。
すなわち、インクを吐出する前に被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、本実施例の記録方法は、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
すなわち、インクを吐出する前に被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、本実施例の記録方法は、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
以上、本発明について具体的な実施例に基づいて詳述した。ここで、本発明について、もう一度まとめて説明する。
本発明の第1の態様の記録装置1は、被記録媒体を搬送する搬送部9と、被記録媒体Pにインクを吐出する記録ヘッド12と、記録ヘッド12よりも被記録媒体Pの搬送方向Aにおいて上流側に設けられ、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部7a、7b及び8と、を備えることを特徴とする。
ここで、「オゾンバブル」とは、オゾンで形成された微小気泡であり、例えば、気泡の大きさ(バブル径)が数十μm以下のものが挙げられる。そして、該オゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液は、オゾンが溶解したオゾン水溶液と比べて洗浄効果が高いだけでなく、高濃度で水溶液中に長く滞留することができ、被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高い。
本態様によれば、噴射部7a、7b及び8により記録ヘッド12からインクを吐出する前に、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
本態様によれば、噴射部7a、7b及び8により記録ヘッド12からインクを吐出する前に、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
本発明の第2の態様の記録装置1は、前記第1の態様において、オゾンバブル水溶液に含まれるオゾンバブルの平均バブル径は、10nm以上1000nm以下であることを特徴とする。
本態様によれば、オゾンバブル水溶液に含まれるオゾンバブルの平均バブル径は、10nm以上1000nm以下である。平均バブル径が10nm以上1000nm以下であるオゾンバブルは、高濃度で水溶液中に特に長く滞留することができる。このため、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
本発明の第3の態様の記録装置1は、前記第1又は第2の態様において、オゾンバブル水溶液に含まれるオゾン濃度は、0.3ppm以上20ppm以下であることを特徴とする。
本態様によれば、オゾンバブル水溶液に含まれるオゾン濃度は、0.3ppm以上20ppm以下である。オゾン濃度が0.3ppm以上20ppm以下であるオゾンバブルは、被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高い。このため、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
本発明の第4の態様の記録装置1は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、噴射部7a、7b及び8から噴射されるオゾンバブル水溶液の平均液滴径は、1μm以上50μm以下であることを特徴とする。
本態様によれば、噴射部7a、7b及び8から噴射されるオゾンバブル水溶液の平均液滴径は、1μm以上50μm以下である。平均液滴径が1μm以上50μm以下であるオゾンバブル水溶液とすることで、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
本発明の第5の態様の記録装置1は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を除去する除去部10を備えることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液を除去する除去部10を備える。このため、被記録媒体Pに噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態が改質された後、ゴミなど共にオゾンバブル水溶液を除去することができる。
本発明の第6の態様の記録装置1は、前記第5の態様において、前記噴射部として第1噴射部7aと第2噴射部8とを備え、除去部10は、第1噴射部7aと第2噴射部8の間に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、第1噴射部7aの他に被記録媒体Pにオゾンバブル水溶液を噴射する第2噴射部8を備える。このため、効果的に、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。また、第1噴射部7aと第2噴射部8の間に除去部10が設けられているので、第2噴射部8で噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの汚れを浮き立たせ、除去部10でこれを除去し、第1噴射部7aで噴射されたオゾンバブル水溶液により被記録媒体Pの表面状態を改質する、ということができる。
本発明の第7の態様の記録装置1は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、搬送部9は、被記録媒体Pを挟持して搬送可能なローラー対であって、噴射部7bは、被記録媒体Pとともにローラー対にオゾンバブル水溶液を噴射可能であることを特徴とする。
本態様によれば、噴射部7bは、被記録媒体Pとともにローラー対にオゾンバブル水溶液を噴射可能である。このため、噴射部7bは、被記録媒体Pの表面状態を改質することのほか、ローラー対の汚れを浮き立たせローラー対をきれいにすることが可能になる。
なお、「ローラー対にオゾンバブル水溶液を噴射可能」とは、ローラー対を構成する両側のローラーにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成のほか、ローラー対を構成するいずれか一方のみのローラーにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成も含む意味である。
なお、「ローラー対にオゾンバブル水溶液を噴射可能」とは、ローラー対を構成する両側のローラーにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成のほか、ローラー対を構成するいずれか一方のみのローラーにオゾンバブル水溶液を噴射することが可能な構成も含む意味である。
本発明の第8の態様の記録装置1は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、オゾンバブル水溶液を生成する生成部13を備えることを特徴とする。
本態様によれば、オゾンバブル水溶液を生成する生成部13を備える。このため、前記オゾンバブル水溶液を生成する生成部13を別途用意する必要がなくなる。
本発明の第9の態様の記録方法は、被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射工程と、オゾンバブル水溶液が噴射された被記録媒体Pにインクを吐出して記録する記録工程と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、インクを吐出する前に被記録媒体Pにオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する。上記のように、オゾンバブル水溶液は被記録媒体Pの表面状態を改質する効果が高いため、記録前に被記録媒体Pの表面状態を改質することができる。
1 記録装置、2 プラテン、3 プラテン、4 プラテン、5 駆動ローラー、
6 従動ローラー、7a 第1噴射部(噴射部)、7b 第1噴射部(噴射部)、
8 第2噴射部(噴射部)、9 搬送部、10 ファン(除去部)、11 キャリッジ、
12 記録ヘッド、13 生成部、14 セット部、15 巻取部、
16 被記録媒体Pの記録面、17 被記録媒体Pの記録面に対する裏面側の面、
18 制御部、19 CPU、20システムバス、21 ROM、22 RAM、
23 ヘッド駆動部、24 モーター駆動部、25 キャリッジモーター、
26 送出モーター、27 搬送モーター、28 巻取モーター、29 PC、
30 噴射部駆動部、31 入出力部、P 被記録媒体
6 従動ローラー、7a 第1噴射部(噴射部)、7b 第1噴射部(噴射部)、
8 第2噴射部(噴射部)、9 搬送部、10 ファン(除去部)、11 キャリッジ、
12 記録ヘッド、13 生成部、14 セット部、15 巻取部、
16 被記録媒体Pの記録面、17 被記録媒体Pの記録面に対する裏面側の面、
18 制御部、19 CPU、20システムバス、21 ROM、22 RAM、
23 ヘッド駆動部、24 モーター駆動部、25 キャリッジモーター、
26 送出モーター、27 搬送モーター、28 巻取モーター、29 PC、
30 噴射部駆動部、31 入出力部、P 被記録媒体
Claims (9)
- 被記録媒体を搬送する搬送部と、
前記被記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドよりも前記被記録媒体の搬送方向において上流側に設けられ、前記被記録媒体にオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射部と、
を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記オゾンバブル水溶液に含まれるオゾンバブルの平均バブル径は、10nm以上1000nm以下であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1又は2に記載の記録装置において、
前記オゾンバブル水溶液に含まれるオゾン濃度は、0.3ppm以上20ppm以下であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記噴射部から噴射される前記オゾンバブル水溶液の平均液滴径は、1μm以上50μm以下であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記被記録媒体に噴射された前記オゾンバブル水溶液を除去する除去部を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項5に記載の記録装置において、
前記噴射部として第1噴射部と第2噴射部とを備え、
前記除去部は、前記第1噴射部と前記第2噴射部の間に設けられていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記搬送部は、前記被記録媒体を挟持して搬送可能なローラー対であって、
前記噴射部は、前記被記録媒体とともに前記ローラー対に前記オゾンバブル水溶液を噴射可能であることを特徴とする記録装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記オゾンバブル水溶液を生成する生成部を備えることを特徴とする記録装置。 - 被記録媒体にオゾンバブルを含むオゾンバブル水溶液を噴射する噴射工程と、
前記オゾンバブル水溶液が噴射された前記被記録媒体にインクを吐出して記録する記録工程と、
を有することを特徴とする記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014080818A JP2015199309A (ja) | 2014-04-10 | 2014-04-10 | 記録装置及び記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014080818A JP2015199309A (ja) | 2014-04-10 | 2014-04-10 | 記録装置及び記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015199309A true JP2015199309A (ja) | 2015-11-12 |
Family
ID=54551045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014080818A Pending JP2015199309A (ja) | 2014-04-10 | 2014-04-10 | 記録装置及び記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015199309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020006289A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 出光興産株式会社 | ファインバブルの製造装置、及びファインバブルの製造方法 |
-
2014
- 2014-04-10 JP JP2014080818A patent/JP2015199309A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020006289A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 出光興産株式会社 | ファインバブルの製造装置、及びファインバブルの製造方法 |
JP7433751B2 (ja) | 2018-07-03 | 2024-02-20 | 出光興産株式会社 | ファインバブルの製造装置、及びファインバブルの製造方法 |
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