JP6330997B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6330997B2
JP6330997B2 JP2014009726A JP2014009726A JP6330997B2 JP 6330997 B2 JP6330997 B2 JP 6330997B2 JP 2014009726 A JP2014009726 A JP 2014009726A JP 2014009726 A JP2014009726 A JP 2014009726A JP 6330997 B2 JP6330997 B2 JP 6330997B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
unit
recording apparatus
pretreatment agent
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014009726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015136865A (ja
Inventor
平 原
平 原
恒之 佐々木
恒之 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014009726A priority Critical patent/JP6330997B2/ja
Publication of JP2015136865A publication Critical patent/JP2015136865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6330997B2 publication Critical patent/JP6330997B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、記録装置に関する。
従来から、被記録媒体にインクを吐出して記録する記録装置が使用されている。このうち、被記録媒体にインクを吐出する前に該被記録媒体に前処理剤を付着させる記録装置が開示されている。例えば、特許文献1には、被記録媒体にインクを吐出する前に該被記録媒体に前処理剤を吐出する記録装置が開示されている。
特開2013−18219号公報
しかしながら、被記録媒体にインクを吐出する前に該被記録媒体に前処理剤を付着させる記録装置のうち、特許文献1に開示される記録装置のように、前処理剤を吐出する等、前処理剤を噴射する構成の記録装置では、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤が記録ヘッドに付着する場合があった。前記前処理剤が記録ヘッドに付着すると、該記録ヘッドにインクの吐出不良を生じさせる場合があるので、前記前処理剤が記録ヘッドに付着することを抑制することが望まれている。
そこで、本発明の目的は、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤が記録ヘッドに付着することを抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の記録装置は、被記録媒体を搬送する搬送部と、前記被記録媒体の記録面にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録面に前処理剤を噴射する前処理剤噴射部と、前記記録面に向けて送風可能な第1送風部と、を備え、前記搬送部による前記被記録媒体の搬送方向における上流側から下流側に向かって、前記前処理剤噴射部、前記第1送風部、前記記録ヘッドの順に配置されていることを特徴とする。
ここで、「前処理剤を噴射する前処理剤噴射部」とは、前処理剤を噴霧する構成や前処理剤を吐出させる構成など、前記被記録媒体に前処理剤を付着させる際にミスト状の前処理剤が発生する構成部材を意味する。
本態様によれば、前記第1送風部は前記記録面に向けて送風可能であり、前記搬送方向における上流側から下流側に向かって、前記前処理剤噴射部、前記第1送風部、前記記録ヘッドの順に配置されている。このため、前記第1送風部から送風されることで発生する気流がエアカーテンを構成し、該エアカーテンは前記前処理剤噴射部と前記記録ヘッドとの間に位置するので、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制することができる。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記搬送部は、前記記録面に対する裏面側の面と接触可能に設けられ前記裏面側の面に送り力を付与する駆動ローラーと、前記駆動ローラーと対向する位置に設けられた前記第1送風部と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送部は、前記記録面に対する裏面側の面と接触可能に設けられ前記裏面側の面に送り力を付与する駆動ローラーと、前記駆動ローラーと対向する位置に設けられた前記第1送風部と、を有する。このため、前記第1送風部による送風の風圧により前記被記録媒体を前記駆動ローラーに押し付けることが可能になり、前記被記録媒体を前記駆動ローラーに押し付ける従動ローラー等を別途設けることなく、該被記録媒体の搬送を高い精度で行うことができる。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記搬送部は、前記搬送方向における前記前処理剤噴射部の上流側に配置され、前記記録面に対する裏面側の面と接触可能に設けられ前記裏面側の面に送り力を付与する駆動ローラーと、前記駆動ローラーと対向する位置に設けられ前記記録面に向けて送風可能な前記第2送風部と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送部は、前記搬送方向における前記前処理剤噴射部の上流側において、前記駆動ローラーと前記第2送風部とを用いて前記被記録媒体を搬送する。すなわち、前記前処理剤噴射部は、前記搬送方向において前記第1送風部と前記第2送風部との間に位置することになり、これらによる気流により、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤を狭い範囲に集めることができる。このため、前記前処理剤の拡散が抑制され、効率的に前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制することができる。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、前記第1送風部は、前記搬送方向における上流側に向かって気流が発生するように送風することを特徴とする。
本態様によれば、前記第1送風部は、前記搬送方向における上流側に向かって気流が発生するように送風する。このため、前記記録ヘッドから離れる方向に気流が発生し、効率的に前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制することができる。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記前処理剤噴射部から前記前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤を回収する回収部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記前処理剤噴射部から前記前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤を回収する回収部を備える。このため、前記回収部で前記前処理剤を回収することで、効率的に前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制することができる。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第5の態様において、前記回収部を前記記録面側に備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記回収部を前記記録面側に備える。このため、例えば、前記記録面側から前記回収部側に向かう気流を発生させて前記前処理剤を回収する構成にするなどにより、前記被記録媒体の所望の場所以外に前記前処理剤が付着して該被記録媒体を汚すことを抑制できる。
本発明の第7の態様の記録装置は、前記第5又は第6の態様において、前記回収部を前記記録面に対する裏面側に備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記回収部を前記裏面側に備える。このため、例えば、前記記録ヘッドとは対向する側に向かう気流を発生させて前記前処理剤を回収する構成にするなどにより、前記記録ヘッドとは離れた方向に回収することとなり、効率的に前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制することができる。
本発明の第8の態様の記録装置は、前記第1から第7のいずれか1つの態様において、前記第1送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンであることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンである。このため、前記記録ヘッドで記録する前に、前記イオンにより前記被記録媒体の静電気を除去することにより記録品質を向上することができる、或いは、前記温風により前記被記録媒体を加熱できる。
本発明の第9の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記第2送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンであることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンである。このため、前記記録ヘッドで記録する前に、前記イオンにより前記被記録媒体の静電気を除去することにより記録品質を向上することができる、或いは、前記温風により前記被記録媒体を加熱できる。
本発明の第10の態様の記録装置は、前記第2の態様において、前記搬送部により搬送される前記被記録媒体の浮きを検出可能なセンサーを備え、前記第1送風部は、前記センサーの検出結果に応じて送風量を調整可能であることを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送部により搬送される前記被記録媒体の浮きを検出可能なセンサーを備え、前記第1送風部は、前記センサーの検出結果に応じて送風量を調整可能である。このため、前記センサーにより前記被記録媒体の浮きを検出した場合に前記第1送風部の風量を変更(弱く)して前記被記録媒体の前記駆動ローラーへの押し付けをリリースするという簡単な動作を行うことで該浮きを解消することが可能になる。
本発明の第11の態様の記録装置は、前記第3の態様において、前記搬送部により搬送される前記被記録媒体の浮きを検出可能なセンサーを備え、前記第2送風部は、前記センサーの検出結果に応じて送風量を調整可能であることを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送部により搬送される前記被記録媒体の浮きを検出可能なセンサーを備え、前記第2送風部は、前記センサーの検出結果に応じて送風量を調整可能である。このため、前記センサーにより前記被記録媒体の浮きを検出した場合に前記第2送風部の風量を変更(弱く)して前記被記録媒体の前記駆動ローラーへの押し付けをリリースするという簡単な動作を行うことで該浮きを解消することが可能になる。
本発明の実施例1に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例1に係る記録装置の要部拡大図。 本発明の実施例1に係る記録装置のブロック図。 本発明の実施例2に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例3に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例4に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の実施例5に係る記録装置を表す概略側面図。
以下に、本発明の実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1](図1〜図3)
図1は、本発明の実施例1に係る記録装置1を表す概略側面図である。
本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pのセット部14から、被記録媒体Pの支持部であるプラテン2、プラテン3及びプラテン4を介して、被記録媒体Pの巻取部15まで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する。すなわち、セット部14から巻取部15までが記録装置1における被記録媒体Pの搬送経路であり、プラテン2、プラテン3及びプラテン4は該搬送経路に設けられた被記録媒体Pの支持部である。なお、セット部14は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを送出し、巻取部15は回転方向Cに回転して被記録媒体Pを巻き取る。
なお、本実施例の記録装置1は、ロール状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であるが、このような構成に限定されず、単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成であってもよい。単票状の被記録媒体Pに記録を行うことが可能な構成である場合、被記録媒体Pのセット部14として、例えば、所謂、給紙(給送)トレイ及び給紙(給送)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。また、被記録媒体Pの回収部として、巻取部15以外の回収部として、例えば、所謂、排出用受部、排紙(排出)トレイ及び排紙(排出)カセットなどと呼ばれるものを使用してもよい。
本実施例の記録装置1は、プラテン2と対向する位置に、前処理剤を噴射する前処理剤噴射部6が設けられている。なお、前処理剤は記録ヘッド12から吐出されるインクの滲みを抑制するものである。前処理剤噴射部6は、被記録媒体Pの記録面16に向かって方向Eに前処理剤を噴射する。
なお、前処理剤を噴射する前処理剤噴射部6の構成としては、前処理剤を噴霧する構成や前処理剤を吐出させる構成など、前記被記録媒体に前処理剤を付着させる際にミスト状の前処理剤が発生する構成であればよい。
本実施例の記録装置1は、プラテン2とプラテン3の間に駆動ローラー5が設けられ、駆動ローラー5と対向する位置(上部)には第1送風部としてのファン7aが設けられている。ファン7aは駆動ローラー5に向かう方向Dに送風することが可能である。そして、その風圧により被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付けることができる。このような構成により、駆動ローラー5とファン7aとで搬送部9を構成している。ここで、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する際には、駆動ローラー5は回転方向Cに回転する。
なお、第1送風部とは、搬送方向Aにおいて前処理剤噴射部6と記録ヘッド12との間に設けられる送風部である。
このように、本実施例の搬送部9は、従動ローラーと駆動ローラーとの間で被記録媒体Pの記録面側に接触して挟持することなく該被記録媒体Pを搬送することができる。このため、被記録媒体Pの搬送に伴うローラー痕の付着などの搬送不具合を抑制している。特に、被記録媒体Pの記録面側に従動ローラーの跡が付くことを防止できる構成になっている。
なお、本実施例では記録面16が外側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用しているので、被記録媒体Pをセット部14から送出する際、セット部14は回転軸を回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻かれているロール式の被記録媒体Pを使用する場合は、セット部14は回転軸を回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを送出することが可能である。
そして、同様に、本実施例の巻取部15は被記録媒体Pの記録面16が外側になるように巻き取るので、巻取部15は回転軸を回転方向Cに回転する。一方、記録面16が内側になるように巻き取る場合は、巻取部15は回転軸を回転方向Cとは逆回転して被記録媒体Pを巻き取ることが可能である。
また、本実施例の記録装置1は、プラテン3と対向する側に、被記録媒体Pの記録面16にインクを吐出する記録ヘッド12が備えられている。記録装置1は、キャリッジ11を介して搬送方向Aと交差する方向Bに記録ヘッド12を往復移動させながら、記録ヘッド12のインク吐出面Fから被記録媒体Pにインクを吐出させて所望の画像を形成する。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド12を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する方向Bに形成されたノズルの領域が、前記被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド又は被記録媒体の一方を固定し他方を移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの方向Bのノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの方向B全体をカバー可能でなくてもよい。
また、キャリッジ11には、搬送方向Aと交差する方向Bにおける被記録媒体Pの幅を検出可能な幅検出部としての役割と、被記録媒体P浮きを検出可能な浮き検出部としての役割と、を兼ねるセンサー10が設けられている。
なお、本実施例のセンサー10は、光学センサーであるがその構成に特に限定はない。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送部9が搬送方向Aにおいて記録ヘッド12の上流側に設けられている。しかしながら、搬送部9が搬送方向Aにおいて記録ヘッド12を挟んで両側に設けられてもよい。搬送部9が前記両側に設けられる構成では、前記両側において被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付けることができるので、ジャムなどの搬送不良を効果的に抑制できる。
また、本実施例の記録装置1は、図1で表されるように、外装カバー8を有しており、記録装置1の内部構成を目隠ししているとともに、ユーザーが駆動中のキャリッジ11等に接触することを抑制している。
ここで、搬送部9のファン7aは、イオンを吹き出すファンである。別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド12に対して被記録媒体Pの搬送方向上流側にイオンを吹き出し可能なファンが設けられている。このため、記録ヘッド12で記録する前に前記イオンにより被記録媒体Pの静電気を除去することにより記録品質を向上している。そして、搬送部9に被記録媒体Pの静電気除去部の役割を兼ねさせることにより低コスト化している。
また、ファン7aとして、イオンを吹き出すファンの代わりに温風を吹き出すファンを用いることもできる。このような構成とすることにより、前記温風により被記録媒体Pを加熱して前処理剤やインクを乾燥させやすくすることができる。そして、搬送部9に被記録媒体Pの加熱部の役割を兼ねさせることにより低コスト化することができる。
また、図1及び本実施例の記録装置1の要部拡大図である図2で表されるように、搬送部9のファン7aは、記録ヘッド12から離れる方向である方向Dに送風する。具体的には、ファン7aは搬送方向Aの上流側に向けて方向Dに送風している。このため、ファン7aから送られる風が記録ヘッド12から吐出されるインクの飛行状態に影響し、被記録媒体Pへの着弾位置ズレを発生させるということを抑制している。また、被記録媒体Pの記録面16に付着した異物が送風により除去され、記録不良の発生を抑制することができる。
なお、本実施例ではファン7aは、記録ヘッドがある方向と逆の方向に風が流れるように送風しているが、記録ヘッドがある方向と交差する方向に風が流れるように送風してもよい。この場合、記録ヘッド12と被記録媒体Pとの間に浮遊する記録ヘッド12から吐出されるインクのミストが、記録ヘッド12に再付着することが抑制され、記録ヘッド12から安定してインクを吐出可能である。ただし、ファン7aの送風方向が記録ヘッド12に向かう方向である構成も本発明に含まれる。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図3は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部18には、記録装置1の全体の制御を司るCPU19が設けられている。CPU19は、システムバス20を介して、CPU19が実行する各種制御プログラムやメンテナンスシーケンス等を格納したROM21と、データを一時的に格納可能なRAM22と、接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、記録ヘッド12を駆動するためのヘッド駆動部23と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、キャリッジ11を移動させるためのキャリッジモーター25、セット部14の駆動源である送出モーター26、駆動ローラー5の駆動源である搬送モーター27、巻取部15の駆動源である巻取モーター28、を駆動させるためのモーター駆動部24と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、ファン7aを駆動するためのファン駆動部30と接続されている。
また、CPU19は、システムバス20を介して、前処理剤噴射部6を駆動するための前処理剤噴射部駆動部32と接続されている。
さらに、CPU19は、システムバス20を介して、入出力部31と接続されており、入出力部31は、センサー10、記録データ等を記録装置1に入力する外部装置であるPC29、と接続されている。
上記のように、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する搬送部9と、被記録媒体Pの記録面16にインクを吐出する記録ヘッド12と、記録面16に前記インクの滲みを抑制する前処理剤を噴射する前処理剤噴射部6と、記録面16に向けて送風可能なファン7aと、を備えている。そして、搬送方向Aにおける上流側から下流側に向かって、前処理剤噴射部6、ファン7a、記録ヘッド12の順に配置されている。
ファン7aから送風されることで発生する気流はエアカーテンを構成する。そして、該エアカーテンは前処理剤噴射部6と記録ヘッド12との間に位置するので、本実施例の記録装置1は、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤が記録ヘッド12に付着することを抑制している。
また、図1で表されるように、本実施例の搬送部9は、被記録媒体Pの記録面16に対する裏面側の面17と接触可能に設けられ裏面側の面17に送り力を付与する駆動ローラー5と、駆動ローラー5と対向する位置に設けられたファン7aと、を有する。
このため、ファン7aによる送風の風圧により被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付けることが可能になり、被記録媒体Pを駆動ローラー5に押し付ける従動ローラー等を別途設けることなく、該被記録媒体Pの搬送を高い精度で行っている。そして、ファン7aに駆動ローラー5への押付部の役割を兼ねさせることにより低コスト化している。
また、上記のように、本実施例のセンサー10は、搬送部9により搬送される被記録媒体Pの浮きを検出可能である。
そして、ファン7aは、制御部18の制御により、センサー10の検出結果に応じて送風量を調整可能に構成されている。
このため、本実施例の記録装置1は、センサー10により被記録媒体Pの浮きを検出した場合にファン7aの風量を変更(弱く)して被記録媒体Pの駆動ローラー5への押し付けをリリースするという簡単な動作を行うことで該浮きを解消することが可能になっている。
また、図2で表されるように、駆動ローラー5の回転軸37とプラテン3における搬送方向Aの下流側端部である外縁部36とを結んだ直線38を超えない範囲R1で挟持するよう搬送量を調整しておくことが望ましい。このような構成とすることにより、被記録媒体Pを安定して搬送することができる。
なお、本実施例の搬送部9は、駆動ローラー5と、第1送風部としてのファン7aと、で構成されているが、別の第1送風部が搬送方向Aにおいて前処理剤噴射部6と記録ヘッド12との間に設けられていれば、このような構成の搬送部であることに限定されない。例えば、搬送部として、駆動ローラーと従動ローラーとからなるローラー対を使用することができる。
[実施例2](図4)
次に、実施例2の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、搬送方向Aにおいて搬送部9の下流側に前処理剤噴射部6と第1送風部としてのファン7aとが設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の記録装置1では、搬送部9は、駆動ローラー5と、ファン7aと同様の構成の第2搬送部としてのファン7bと、で構成されている。
なお、第2送風部とは、搬送方向Aにおいて前処理剤噴射部6の上流側に設けられる送風部である。
また、図4で表されるように、本実施例の搬送部9は、搬送方向Aにおける前処理剤噴射部6の上流側に配置されている。そして、記録面16に対する裏面側の面17と接触可能に設けられ裏面側の面17に送り力を付与する駆動ローラー5と、駆動ローラー5と対向する位置に設けられ記録面16に向けて送風可能なファン7bを有している。また、搬送方向Aにおける前処理剤噴射部6の下流側には、実施例1の記録装置1と同様、ファン7aが設けられている。
このような構成により、ファン7aとファン7bとによる気流により、前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤は狭い範囲に集められる。このため、前処理剤の拡散が抑制され、効率的に前記前処理剤が前記記録ヘッドに付着することを抑制している。
ここで、搬送部9のファン7bは、イオンを吹き出すファンである。別の表現をすると、本実施例の記録装置1は、記録ヘッド12に対して被記録媒体Pの搬送方向上流側にイオンを吹き出し可能なファンが設けられている。このため、記録ヘッド12で記録する前に前記イオンにより被記録媒体Pの静電気を除去することにより記録品質を向上している。そして、搬送部9に被記録媒体Pの静電気除去部の役割を兼ねさせることにより低コスト化している。
また、ファン7bとして、イオンを吹き出すファンの代わりに温風を吹き出すファンを用いることもできる。このような構成とすることにより、前記温風により被記録媒体Pを加熱して前処理剤やインクを乾燥させやすくすることができる。そして、搬送部9に被記録媒体Pの加熱部の役割を兼ねさせることにより低コスト化することができる。
また、本実施例のセンサー10は、実施例1のセンサー10と同様、搬送部9により搬送される被記録媒体Pの浮きを検出可能である。
そして、ファン7bは、制御部18の制御により、センサー10の検出結果に応じて送風量を調整可能に構成されている。
このため、本実施例の記録装置1は、センサー10により被記録媒体Pの浮きを検出した場合にファン7bの風量を変更(弱く)して被記録媒体Pの駆動ローラー5への押し付けをリリースするという簡単な動作を行うことで該浮きを解消することが可能になっている。
[実施例3](図5)
次に、実施例3の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、前処理剤噴射部6の上部に、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33が設けられている以外は、実施例1の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の回収部33は、外装カバー8に設けられ、記録装置1の内部の気体を記録装置1の外部に放出する方向Fに気流を発生させるファン35と、ミスト状の前処理剤を吸収可能なミスト吸収部34と、を有している。
上記のように、本実施例の記録装置1は、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33を備えている。
このため、回収部33で前処理剤を回収することで、効率的に前処理剤が記録ヘッド12に付着することを抑制している。
また、図5で表されるように、回収部33は記録面16側に設けられている。
このため、ファン35により発生する気流は被記録媒体Pの記録面16から離れる方向の気流になり、被記録媒体Pの所望の場所以外に前処理剤が付着して該被記録媒体Pを汚すことを抑制している。
[実施例4](図6)
次に、実施例4の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、前処理剤噴射部6の上部に、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33が設けられている以外は、実施例2の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の回収部33は、実施例3の回収部33と同様、外装カバー8に設けられ、記録装置1の内部の気体を記録装置1の外部に放出する方向Fに気流を発生させるファン35と、ミスト状の前処理剤を吸収可能なミスト吸収部34と、を有している。
上記のように、本実施例の記録装置1は、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33を備えている。
このため、回収部33で前処理剤を回収することで、効率的に前処理剤が記録ヘッド12に付着することを抑制している。
また、図6で表されるように、回収部33は記録面16側に設けられている。
このため、ファン35により発生する気流は被記録媒体Pの記録面16から離れる方向の気流になり、被記録媒体Pの所望の場所以外に前処理剤が付着して該被記録媒体Pを汚すことを抑制している。
[実施例5](図7)
次に、実施例5の記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施例の記録装置1の概略側面図を表している。なお、上記実施例と共通する構成部材は同じ符号で示しており、詳細な説明は省略する。
なお、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pの搬送経路における前処理剤噴射部6と対向する位置に、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33が設けられている以外は、実施例2の記録装置1と同様の構成である。
本実施例の回収部33は、搬送方向Aにおいて搬送部9とプラテン3との間に設けられ、メッシュ状の媒体支持部13と、記録装置1の内部の気体を記録装置1の外部に放出する方向Fに気流を発生させるファン35と、ミスト状の前処理剤を吸収可能なミスト吸収部34と、を有している。
上記のように、本実施例の記録装置1は、前処理剤噴射部6から前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前処理剤を回収する回収部33を備えている。
このため、回収部33で前処理剤を回収することで、効率的に前処理剤が記録ヘッド12に付着することを抑制している。
また、図7で表されるように、回収部33は記録面16に対する裏面側の面17側に設けられている。
このため、ファン35により発生する気流は記録ヘッド12から離れる方向の気流になり、記録ヘッド12とは離れた方向にミスト状の前処理剤を回収することとなる。したがって、効率的に前処理剤が記録ヘッド12に付着することを抑制している。
1…記録装置、2…プラテン、3…プラテン、4…プラテン、5…駆動ローラー、
6…前処理剤噴射部、7a…ファン(第1送風部)、7b…ファン(第2送風部)、
8…外装カバー、9…搬送部、10…センサー、11…キャリッジ、
12…記録ヘッド、13…媒体支持部、14…セット部、15…巻取部、
16…被記録媒体Pの記録面、17…被記録媒体Pの記録面に対する裏面側の面、
18…制御部、19…CPU、20…システムバス、21…ROM、22…RAM、
23…ヘッド駆動部、24…モーター駆動部、25…キャリッジモーター、
26…送出モーター、27…搬送モーター、28…巻取モーター、29…PC、
30…ファン駆動部、31…入出力部、32…前処理剤噴射部駆動部、33…回収部、
34…ミスト吸収部、35…ファン、36…プラテン3の外縁部、
37…駆動ローラー5の回転軸、38…回転軸37と外縁部36とを結んだ直線、
P…被記録媒体

Claims (8)

  1. 被記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記被記録媒体の記録面にインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録面に前処理剤を噴射する前処理剤噴射部と、
    前記記録面に向けて送風可能な第1送風部と、
    前記記録面に向けて送風可能な第2送風部と、を備え、
    前記搬送部による前記被記録媒体の搬送方向における上流側から下流側に向かって、前記第2送風部、前記前処理剤噴射部、前記第1送風部、前記記録ヘッドの順に配置されており、
    前記第1送風部及び前記第2送風部は、共に、前記搬送方向における上流側に向かって気流が発生するように送風することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記搬送部は、
    前記搬送方向における前記前処理剤噴射部の上流側に配置され、
    前記記録面に対する裏面側の面と接触可能に設けられ前記裏面側の面に送り力を付与する駆動ローラーと、前記駆動ローラーと対向する位置に設けられ前記記録面に向けて送風可能な前記第2送風部と、を有することを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の記録装置において、
    前記前処理剤噴射部から前記前処理剤が噴射されることに伴って浮遊するミスト状の前記前処理剤を回収する回収部を備えることを特徴とする記録装置。
  4. 請求項に記載の記録装置において、
    前記回収部を前記記録面側に備えることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項又はに記載の記録装置において、
    前記回収部を前記記録面に対する裏面側に備えることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記第1送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンであることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記第2送風部はイオンを吹き出すファン、或いは、温風を吹き出すファンであることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項に記載の記録装置において、
    前記搬送部により搬送される前記被記録媒体の浮きを検出可能なセンサーを備え、
    前記第2送風部は、前記センサーの検出結果に応じて送風量を調整可能であることを特徴とする記録装置。
JP2014009726A 2014-01-22 2014-01-22 記録装置 Expired - Fee Related JP6330997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009726A JP6330997B2 (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009726A JP6330997B2 (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015136865A JP2015136865A (ja) 2015-07-30
JP6330997B2 true JP6330997B2 (ja) 2018-05-30

Family

ID=53768205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014009726A Expired - Fee Related JP6330997B2 (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6330997B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7386228B2 (ja) 2018-07-24 2023-11-24 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー 飲料調製方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6801418B2 (ja) * 2016-12-09 2020-12-16 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、ヘッドユニット
WO2020050126A1 (en) * 2018-09-03 2020-03-12 Ricoh Company, Ltd. Liquid discharging device
JP7255372B2 (ja) 2018-09-03 2023-04-11 株式会社リコー 液体を吐出する装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06246910A (ja) * 1993-02-26 1994-09-06 Sony Corp 印刷装置及び印刷方法
JP2003200565A (ja) * 2001-10-29 2003-07-15 Mimaki Engineering Co Ltd インクジェットプリンタ及びプリント方法
JP4500227B2 (ja) * 2005-07-22 2010-07-14 オリンパス株式会社 用紙搬送機構
JP5028825B2 (ja) * 2006-02-28 2012-09-19 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出装置
JP4569540B2 (ja) * 2006-08-10 2010-10-27 富士ゼロックス株式会社 記録媒体搬送機構及び液滴吐出装置
JP2010188662A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 両面印刷機
JP2011161840A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Fujifilm Corp 画像記録装置
JP5306498B2 (ja) * 2011-02-25 2013-10-02 富士フイルム株式会社 画像形成装置
JP2013075424A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Ryobi Ltd 枚葉印刷機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7386228B2 (ja) 2018-07-24 2023-11-24 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー 飲料調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015136865A (ja) 2015-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6330997B2 (ja) 記録装置
JP2010240867A5 (ja)
JP5340329B2 (ja) 塗布装置及びインクジェット記録装置
US20150266309A1 (en) Recording device
JP2011161840A (ja) 画像記録装置
JP5444079B2 (ja) 用紙浮き検出装置及び用紙搬送装置並びに画像記録装置
JP6150653B2 (ja) インクジェットプリント装置
JP6213725B2 (ja) 記録装置
JP2012056242A (ja) 画像記録装置、及び、画像記録方法
JP6288426B2 (ja) 記録装置及び被記録媒体の搬送経路への導入方法
JP2017024379A (ja) 液体吐出装置
JP2016124250A (ja) 印刷装置
JP2018047649A (ja) インクジェット印刷装置
JP2015051524A (ja) 画像形成装置
JP2016137588A (ja) ヘッドユニット及び記録装置
JP2007331283A (ja) インクジェット記録装置
JP2005212323A (ja) 記録装置
JP2015205400A (ja) 記録装置
JP6225698B2 (ja) 記録装置
JP6347119B2 (ja) 記録装置
JP5918716B2 (ja) ベルトクリーニング装置及び画像形成装置
JP2016141134A (ja) プリント装置
JP2015137164A (ja) 記録装置
JP6726998B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2004181725A (ja) 液体吐出記録装置の液体浮遊粒子回収方法、および液体吐出記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6330997

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees