JP6726998B2 - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷するインクジェット印刷装置に関する。
インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドからのインク吐出により、インクが霧状になったインクミストが発生する。インクミストがインクジェットヘッドのノズル面に付着すると、インクの吐出不良を招くことがある。また、インクミストが装置内の他の構成部品に付着し、装置の耐久性を低下させるおそれがある。さらに、インクミストは、印刷媒体に付着して印刷物を汚すことがある。このため、インクジェット印刷装置では、インクミストを回収することが求められる。
これに対し、特許文献1には、インクジェットヘッドと印刷媒体との間にインクジェットヘッドの上流側からファンで空気を吹き込み、下流側でインクミストを吸引して回収するインクジェット印刷装置が開示されている。このインクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドと印刷媒体との間に空気を吹き込んでその空間からインクミストを下流側へ流すことで、インクミストを効率的に回収している。
特開2007−136761号公報
しかしながら、上述した特許文献1のインクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドと印刷媒体との間に空気を吹き込むファンを設けたことで、消費電力や騒音の増大を招いていた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、消費電力や騒音の増大を軽減しつつ、インクミストの効率的な回収を行うことができるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、搬送される印刷媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、印刷媒体の搬送方向における前記インクジェットヘッドの上流側から前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間へ送風する吹き出しファンと、前記インクジェットヘッドの下流側においてインクミストを回収するインクミスト回収部と、前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離、および印刷媒体の搬送速度の少なくともいずれか一方に基づき、前記吹き出しファンのオンオフ制御および風量調整の少なくともいずれか一方を行う制御部とを備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記インクミスト回収部は、吸引ファンによりインクミストを吸引して回収するものであることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴は、前記インクミスト回収部は、 印刷媒体の搬送方向に交差する方向を中心軸方向とする長尺状の本体部と、前記本体部の外周面上に中心軸方向に沿ったらせん状に形成されたらせん部材とを有するインクミスト回収ローラと、前記インクミスト回収ローラの端部に隣接して配置されたインク受け部とを有し、前記インクミスト回収ローラは、中心軸回りに回転することで、前記本体部および前記らせん部材の表面に付着したインクミストが液滴化したインク滴を前記らせん部材に沿って前記インク受け部へ導くとともに、前記らせん部材により中心軸方向に沿って流れる気流を発生させてインクミストを印刷媒体の外側へ流すことにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離、および印刷媒体の搬送速度の少なくともいずれか一方に基づき、吹き出しファンのオンオフ制御および風量調整の少なくともいずれか一方を行う。これにより、インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離に応じたインクミストの発生量や、インクミストを下流側へ流す搬送気流の風速に応じて、吹き出しファンのオンオフや風量を制御できるので、吹き出しファンの不要な駆動や、風量が過剰になることを抑えることができる。この結果、消費電力や騒音の増大を軽減しつつ、インクミストの効率的な回収を行うことができる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、インクミスト回収部は、吸引ファンによりインクミストを吸引して回収するものであるので、シンプルな構成で、効率的にインクミストを回収できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第3の特徴によれば、インクミスト回収ローラが、本体部およびらせん部材の表面に付着したインクミストが液滴化したインク滴をらせん部材に沿ってインク受け部へ導くとともに、らせん部材により中心軸方向に沿って流れる気流を発生させてインクミストを印刷媒体の外側へ流す。これにより、印刷媒体に付着するインクミストを低減しつつ、インクミストを効率的に回収できる。
第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 図1に示すインクジェット印刷装置のインクジェットヘッド近傍の部分拡大正面図である。 図1に示すインクジェット印刷装置のインクジェットヘッド近傍の部分拡大斜視図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。 (a)は、ウェブの搬送速度が標準速度より遅い速度であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。(b)は、ウェブの搬送速度が標準速度であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。(c)は、ウェブの搬送速度が標準速度より速い速度であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。 (a)は、ヘッドギャップが標準値よりも小さいときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。(b)は、ヘッドギャップが標準値よりも大きいときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。 吹き出しファンのオンオフを決定する処理のフローチャートである。 吹き出しファンの気流によりヘッド下空間からインクミストが排出される様子を示す図である。 第2実施形態におけるインクジェットヘッド近傍の部分拡大斜視図である。 第2実施形態におけるインクミスト回収部の動作説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置のインクジェットヘッド近傍の部分拡大正面図である。図3は、図1に示すインクジェット印刷装置のインクジェットヘッド近傍の部分拡大斜視図である。図4は、図1に示すインクジェット印刷装置の制御ブロック図である。なお、以下の説明において、図1の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。また、図1における紙面の上下左右を上下左右方向とする。
図1、図4に示すように、第1実施形態に係るインクジェット印刷装置1は、送り出し部2と、搬送部3と、吹き出し部4と、ヘッドユニット5と、インクミスト回収部6と、巻き取り部7と、制御部8とを備える。
送り出し部2は、紙、フィルム等からなる長尺状の印刷媒体であるウェブWを搬送部3へ送り出す。送り出し部2は、ウェブロール支持軸11と、送り出しモータ12と、ガイドローラ13,14と、上流側バッファ部15とを備える。
ウェブロール支持軸11は、ウェブロール16を回転可能に支持する。ウェブロール支持軸11は、前後方向に延びる長尺状に形成されている。ウェブロール16は、ウェブWがロールされたものである。
送り出しモータ12は、ウェブロール支持軸11を図1における時計回りに回転させる。ウェブロール支持軸11の回転によりウェブロール16が同方向に回転し、ウェブWが搬送方向における下流側(右側)へ送り出される。
ガイドローラ13,14は、ウェブロール16と上流側バッファ部15との間においてウェブWをガイドする。
上流側バッファ部15は、ガイドローラ14と後述する搬送部3のガイドローラ26との間でウェブWのたるみを吸収する。上流側バッファ部15は、支持ローラ17〜20と、ダンサーローラ21,22とを備える。
支持ローラ17〜20は、ガイドローラ14,26間でウェブWを支持する。支持ローラ17〜20は、左右方向に間隔を空けて、同じ高さに配置されている。
ダンサーローラ21,22は、それぞれ支持ローラ17,18間、支持ローラ18,19間において、自重によりウェブWを押し下げ、ウェブWのたるみを吸収する。ダンサーローラ21,22は、ウェブWのたるみ量に応じて上下動する。
搬送部3は、送り出し部2により送り出されたウェブWを搬送する。搬送部3は、ガイドローラ26〜30と、一対の張力付与ローラ31と、ブレーキ32と、複数のヘッド下支持部材33と、一対の搬送ローラ34と、搬送モータ35とを備える。
ガイドローラ26は、送り出し部2の上流側バッファ部15と張力付与ローラ31との間でウェブWをガイドする。ガイドローラ27〜29は、張力付与ローラ31と最上流(最も左側)のヘッド下支持部材33との間でウェブWをガイドする。ガイドローラ30は、最下流(最も右側)のヘッド下支持部材33と搬送ローラ34との間でウェブWをガイドする。
一対の張力付与ローラ31は、ウェブWに張力を付与する。一対の張力付与ローラ31は、ウェブWをニップしつつ、一対の搬送ローラ34により搬送されるウェブWに従動回転する。一方の張力付与ローラ31にブレーキ32によりブレーキがかけられることで、搬送ローラ34と張力付与ローラ31との間のウェブWに張力が付与される。
ブレーキ32は、一方の張力付与ローラ31にブレーキをかける。ブレーキ32は、例えば、パウダーブレーキからなる。
ヘッド下支持部材33は、ヘッドユニット5の直下においてウェブWを支持する。複数のヘッド下支持部材33は、ガイドローラ29,30間において、左右方向に互いに間隔を空けて配置されている。
一対の搬送ローラ34は、ウェブWをニップしつつ、巻き取り部7へウェブWを搬送する。
搬送モータ35は、搬送ローラ34を回転駆動させる。
吹き出し部4は、後述するヘッドユニット5の上流側からインクジェットヘッド51A〜51DとウェブWとの間へ送風する。吹き出し部4は、ヘッドユニット5の上流側において、ウェブWの上方に配置されている。吹き出し部4は、吹き出しファン41A,41Bを備える。なお、吹き出しファン41A,41Bの符号におけるアルファベットの添え字を省略して総括的に表記することがある。後述するインクジェットヘッド51A〜51D、吸引ファン61A,61Bについても同様である。
吹き出しファン41A,41Bは、前後方向に沿って並列配置されている。図3に示すように、吹き出しファン41は、吹き出し口41aを有し、吹き出し口41aから送風する。吹き出しファン41は、インクジェットヘッド51A〜51DとウェブWとの間に空気が吹き込まれるように、吹き出し口41aを右斜め下方に向けて設置されている。
ヘッドユニット5は、搬送部3により搬送されるウェブWに画像を印刷する。ヘッドユニット5は、インクジェットヘッド51A〜51Dと、ヘッドギャップ調整部52とを備える。
インクジェットヘッド51A〜51Dは、搬送されるウェブWにインクを吐出する。インクジェットヘッド51A〜51Dは、それぞれ異なる色(例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを吐出する。インクジェットヘッド51A〜51Dは、ガイドローラ29,30間におけるウェブWの上方において、ウェブWの搬送方向である副走査方向(左右方向)に沿って並列配置されている。図3に示すように、インクジェットヘッド51A〜51Dは、それぞれ6つのヘッドモジュール56を有する。
ヘッドモジュール56は、ウェブWに対向するノズル面56aに開口し、ウェブWの搬送方向に直交する主走査方向(前後方向)に沿って配置された複数のノズル(図示せず)を有し、ノズルからインクを吐出する。ヘッドモジュール56は、インクジェットヘッド51において、千鳥状に配置されている。すなわち、インクジェットヘッド51において、それぞれ前後方向に沿って等ピッチで配置された3つのヘッドモジュール56からなる2列のヘッド列が、前後方向に半ピッチ分だけずれるように配置されている。
ヘッドギャップ調整部52は、インクジェットヘッド51A〜51Dを昇降させることにより、ヘッドギャップHを調整する。ヘッドギャップ調整部52は、インクジェットヘッド51A〜51Dを昇降させるモータ等を有する。ヘッドギャップHは、図2に示すように、インクジェットヘッド51とウェブWとの間の距離である。換言すれば、ヘッドギャップHは、ヘッドモジュール56のノズル面56aとウェブWとの間の距離である。
インクミスト回収部6は、インクジェットヘッド51A〜51Dにおけるインク吐出により発生したインクミストを回収する。インクミスト回収部6は、吸引ファン61A,61Bを備える。
吸引ファン61A,61Bは、インクミストを吸引して回収する。吸引ファン61A,61Bは、ヘッドユニット5の下流側近傍において、それぞれウェブWの前側、後側に隣接し、ウェブWより下方に配置されている。吸引ファン61は、空気を吸引する吸引口61aを有し、この吸引口61aを上向きにして設置されている。
巻き取り部7は、ヘッドユニット5により印刷されたウェブWを巻き取る。巻き取り部7は、ガイドローラ71〜73と、下流側バッファ部74と、巻き取り軸75と、巻き取りモータ76とを備える。
ガイドローラ71,72は、搬送部3の搬送ローラ34と下流側バッファ部74との間でウェブWをガイドする。ガイドローラ73は、下流側バッファ部74と巻き取り軸75との間でウェブWをガイドする。
下流側バッファ部74は、ガイドローラ72,73間でウェブWのたるみを吸収する。下流側バッファ部74は、支持ローラ81〜83と、ダンサーローラ84,85とを備える。
支持ローラ81〜83は、ガイドローラ72,73間でウェブWを支持する。支持ローラ81〜83は、左右方向に間隔を空けて、同じ高さに配置されている。
ダンサーローラ84,85は、それぞれ支持ローラ81,82間、支持ローラ82,83間において、自重によりウェブWを押し下げ、ウェブWのたるみを吸収する。ダンサーローラ84,85は、ウェブWのたるみ量に応じて上下動する。
巻き取り軸75は、ウェブWを巻き取って保持する。巻き取り軸75は、前後方向に延びる長尺状に形成されている。
巻き取りモータ76は、巻き取り軸75を図1における時計回りに回転させる。巻き取り軸75の回転により、ウェブWが巻き取り軸75に巻き取られる。
制御部8は、インクジェット印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部8は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。
制御部8は、印刷を行う際、送り出し部2、搬送部3、および巻き取り部7を駆動させてウェブWを搬送させつつ、インクジェットヘッド51からインクを吐出させてウェブWに画像を印刷させる。また、制御部8は、インクミスト回収部6の吸引ファン61A,61Bを駆動させてインクミストを回収させる。さらに、制御部8は、ヘッドギャップHおよび搬送部3におけるウェブWの搬送速度に基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御を行う。
次に、インクジェットヘッド51とウェブWとの間の空間であるヘッド下空間における、ウェブWの搬送により生じる気流(搬送気流)について、図5、図6を参照して説明する。
図5(a)は、ウェブWの搬送速度Vが標準速度V0より遅い速度V2であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。図5(b)は、ウェブWの搬送速度Vが標準速度V0であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。図5(c)は、ウェブWの搬送速度Vが標準速度V0より速い速度V1であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。図5(a)〜(c)において、ヘッドギャップHはいずれも標準値H0である。
図6(a)は、ヘッドギャップHが標準値H0よりも小さいH1であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。図6(b)は、ヘッドギャップHが標準値H0よりも大きいH2であるときのヘッド下空間の気流を示す模式図である。図6(a),(b)において、ウェブWの搬送速度Vはいずれも標準速度V0である。
図5(a)〜(c)および図6(a),(b)に示すように、ヘッド下空間には、搬送されるウェブWの移動により、クエット流れが形成される。
そして、図5(a)〜(c)に示すように、ウェブWの搬送速度Vが速いほど、ヘッド下空間における風速が速くなる。このため、ウェブWの搬送速度Vが速いほど、インクジェットヘッド51からのインク吐出により発生したインクミストが、ヘッド下空間の気流により下流側へ流されやすくなる。そして、ウェブWの搬送速度Vが遅いほど、インクミストがヘッド下空間に滞留しやすくなり、ウェブWやインクジェットヘッド51や装置内の他の構成部品等に付着してそれらを汚しやすくなる。
また、図6(b)のようにヘッドギャップHが大きい場合、インクが吐出されてからウェブWに着弾するまでの飛翔距離が長くなるので、ヘッド下空間の気流の影響によるインクのミスト化が生じやすくなる。図6(a)のようにヘッドギャップHが小さい場合は、インクのミスト化が生じる前にインクがウェブWに着弾する傾向が強く、インクミスト派の発生は少ない。このため、ヘッドギャップHが大きいほど、ヘッド下空間に滞留するインクミストが多くなる。
このように、インクミストのヘッド下空間での滞留しやすさが、ウェブWの搬送速度VおよびヘッドギャップHによって異なる。
そこで、インクジェット印刷装置1では、ウェブWの搬送速度VおよびヘッドギャップHに基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフを決定する。この処理の詳細については後述する。
次に、インクジェット印刷装置1で印刷を行う際の動作について説明する。
パーソナルコンピュータ等の外部装置から印刷ジョブを受信すると、制御部8は、ウェブWの種類に応じて、ヘッドギャップ調整部52を制御してヘッドギャップHを調整する。ここで、ウェブWの振動によるインクジェットヘッド51への接触を防止するため、振幅が大きくなりやすい種類のウェブWほど、ヘッドギャップHは大きい値に設定される。
次いで、制御部8は、ウェブWの搬送を開始させる。具体的には、制御部8は、送り出しモータ12、ブレーキ32、搬送モータ35、および巻き取りモータ76の駆動を開始させる。これにより、送り出し部2から巻き取り部7へ向かってウェブWが搬送される。搬送部3では、張力付与ローラ31にブレーキ32によりブレーキがかけられることで、ウェブWに張力が付与されつつ、ウェブWが搬送される。
ここで、制御部8は、ウェブWの種類に応じた1画素あたりの最大ドロップ数、および印刷解像度に応じて、印刷時のウェブWの搬送速度Vを決定する。そして、制御部8は、決定した搬送速度VでウェブWを搬送するよう送り出しモータ12、搬送モータ35、および巻き取りモータ76を制御する。
また、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bのオンオフを決定する。この吹き出しファン41A,41Bのオンオフを決定する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
図7のステップS1において、制御部8は、今回の印刷ジョブによる印刷時のヘッドギャップHが、所定の第1ヘッドギャップ閾値Hth1より大きいか否かを判断する。ここで、第1ヘッドギャップ閾値Hth1は、ウェブWの搬送速度Vに関わらず吹き出しファン41A,41Bをオンとする必要がない程度のインクミスト発生量であるか否かを判断するためのヘッドギャップHの閾値である。第1ヘッドギャップ閾値Hth1は、予め実験に基づいて設定された値である。
ヘッドギャップHが第1ヘッドギャップ閾値Hth1より大きいと判断した場合(ステップS1:YES)、ステップS2において、制御部8は、ヘッドギャップHが第2ヘッドギャップ閾値Hth2より小さいか否かを判断する。ここで、第2ヘッドギャップ閾値Hth2は、ウェブWの搬送速度Vに関わらず吹き出しファン41A,41Bをオンとする必要があるほどのインクミスト発生量となるか否かを判断するためのヘッドギャップHの閾値である。第2ヘッドギャップ閾値Hth2は、予め実験に基づいて設定された値である。第2ヘッドギャップ閾値Hth2は、第1ヘッドギャップ閾値Hth1より大きい。
ヘッドギャップHが第2ヘッドギャップ閾値Hth2より小さいと判断した場合(ステップS2:YES)、ステップS3において、制御部8は、今回の印刷ジョブによる印刷時のウェブWの搬送速度Vが、所定の搬送速度閾値Vthより小さいか否かを判断する。搬送速度閾値Vthは、ウェブWの搬送による気流でヘッド下空間からインクミストを排出できるか否かを判断するための搬送速度Vの閾値である。搬送速度閾値Vthは、予め実験に基づいて設定された値である。
ウェブWの搬送速度Vが搬送速度閾値Vthより小さいと判断した場合(ステップS3:YES)、ステップS4において、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bをオンに決定する。
ウェブWの搬送速度Vが搬送速度閾値Vth以上であると判断した場合(ステップS3:NO)、ステップS5において、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bをオフに決定する。
また、ステップS1において、ヘッドギャップHが第1ヘッドギャップ閾値Hth1以下であると判断した場合(ステップS1:NO)、ステップS5において、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bをオフに決定する。
ステップS2において、ヘッドギャップHが第2ヘッドギャップ閾値Hth2以上であると判断した場合(ステップS2:NO)、ステップS4において、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bをオンに決定する。
ステップS4またはステップS5において吹き出しファン41A,41Bのオンオフを決定すると、制御部8は、一連の処理を終了する。
このような処理により、H≦Hth1以下の場合、吹き出しファン41A,41Bはオフと決定される。H≧Hth2以上の場合、吹き出しファン41A,41Bはオンと決定される。Hth1<H<Hth2の場合において、V≧Vthの場合、吹き出しファン41A,41Bはオフと決定される。Hth1<H<Hth2の場合において、V<Vthの場合、吹き出しファン41A,41Bはオンと決定される。
そして、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bをオンに決定した場合、吹き出しファン41A,41Bの駆動を開始させる。吹き出しファン41A,41Bをオフに決定した場合、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bを停止させたままとする。このように、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御が行われる。なお、吹き出しファン41A,41Bを駆動させるときの風量は、インクジェットヘッド51からウェブWへ吐出されたインクの着弾位置への影響が生じない程度の大きさに設定する。
また、制御部8は、吸引ファン61A,61Bの駆動を開始させる。
次いで、制御部8は、印刷ジョブに基づき、インクジェットヘッド51A〜51Dを制御してインクを吐出させることにより画像を印刷させる。
インクジェットヘッド51A〜51Dからインクが吐出されると、インクミストが発生する。
H≧Hth2以上の場合、インクミストが多く発生するため、吹き出しファン41A,41Bが駆動されている。これにより、図8に示すように、吹き出しファン41A,41Bからの気流Fにより、ヘッド下空間のインクミスト78が下流側へ強制的に排出される。ヘッド下空間から下流側へ排出されたインクミスト78は、吸引ファン61A,61Bにより吸引されて回収される。
Hth1<H<Hth2かつV<Vthの場合、H≧Hth2の場合よりインクミストの発生量は少ないが、ウェブWの搬送速度Vが遅いことにより、搬送気流だけではヘッド下空間からインクミストが排出されにくく、インクミストが滞留しやすい。このため、吹き出しファン41A,41Bが駆動されている。これにより、この場合も、図8に示すように、吹き出しファン41A,41Bからの気流Fにより、ヘッド下空間のインクミスト78が下流側へ強制的に排出される。ヘッド下空間から下流側へ排出されたインクミスト78は、吸引ファン61A,61Bにより吸引されて回収される。
Hth1<H<Hth2かつV≧Vthの場合、ウェブWの搬送速度Vが速いことで、搬送気流の風速が速くなるため、ヘッド下空間からインクミストが排出されやすく、滞留するインクミストは少ない。このため、吹き出しファン41A,41Bは駆動されない。搬送気流によりヘッド下空間から下流側へ排出されたインクミストは、吸引ファン61A,61Bにより吸引されて回収される。
H≦Hth1以下の場合、発生するインクミストが少ないため、吹き出しファン41A,41Bは駆動されていない。この場合でも、吸引ファン61A,61Bは、上流側から流れてくるインクミストを吸引して回収する。
印刷ジョブに基づく印刷が終了すると、制御部8は、吸引ファン61A,61Bを停止させる。また、吹き出しファン41A,41Bを駆動させている場合は、制御部8は、吹き出しファン41A,41Bを停止させる。
そして、制御部8は、ウェブWの搬送を終了させる。具体的には、制御部8は、送り出しモータ12、ブレーキ32、搬送モータ35、および巻き取りモータ76を停止させる。これにより、一連の動作が終了となる。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、制御部8は、ヘッドギャップHおよび搬送部3におけるウェブWの搬送速度に基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御を行う。
具体的には、ヘッドギャップHが大きくてインクミストの発生量が多い場合や、インクミストを下流側へ流す搬送気流の風速が遅い場合は、吹き出しファン41A,41Bを駆動させてヘッド下空間に空気を吹き込むことで、インクミストを下流側へ排出させる。この結果、インクミストを効率的に回収できる。また、ヘッドギャップHが小さくてインクミストの発生量が少ない場合や、インクミストを下流側へ流す搬送気流の風速が速い場合は、吹き出しファン41A,41Bによる気流は必要ないため、吹き出しファン41A,41Bは駆動させない。これにより、吹き出しファン41A,41Bの不要な駆動を低減できるので、消費電力や騒音の増大を軽減できる。
このように、ヘッドギャップHに応じたインクミストの発生量、および搬送気流の風速に応じて、吹き出しファン41A,41Bのオンオフを制御できるので、消費電力や騒音の増大を軽減しつつ、インクミストの効率的な回収を行うことができる。
また、インクジェット印刷装置1では、インクミスト回収部6は、吸引ファン61A,61Bによりインクミストを吸引して回収するものであるので、シンプルな構成で、効率的にインクミストを回収できる。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態のインクミスト回収部を変更した第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態におけるインクジェットヘッド近傍の部分拡大斜視図である。
図9に示すように、第2実施形態におけるインクミスト回収部6Aは、インクミスト回収ローラ91と、インクミスト回収モータ92と、インク受け部93A,93Bとを備える。なお、第2実施形態に係るインクジェット印刷装置全体の構成は、上述した第1実施形態のインクジェット印刷装置1のインクミスト回収部6を、図9に示すインクミスト回収部6Aに置き換えた以外は、第1実施形態のインクジェット印刷装置1と同様である。
インクミスト回収ローラ91は、自身に付着したインクミストが液滴化したインク滴をインク受け部93A,93Bへ導くことにより、インクミストを回収する。また、インクミスト回収ローラ91は、インクミストを前後方向(主走査方向)におけるウェブWの外側(前側および後側)へ流す気流を発生させる。インクミスト回収ローラ91は、ヘッドユニット5の下流側近傍において、ウェブWの上方に配置されている。インクミスト回収ローラ91は、本体部101と、らせん部材102A,102Bとを備える。
本体部101は、ローラ本体を構成する。本体部101は、長尺状の円柱形状に形成されている。本体部101の長さは、ウェブWの幅より長くなっている。本体部101は、その中心軸Cが、ウェブWの搬送方向(左右方向)に交差する方向である前後方向に平行になるように設置されている。
らせん部材102A,102Bは、自身および本体部101の表面に付着したインクミストが液滴化したインク滴をインク受け部93A,93Bへ導く部材である。また、らせん部材102A,102Bは、中心軸方向(前後方向)に沿って流れる気流を発生させる。らせん部材102A,102Bは、本体部101の外周面上に中心軸方向(前後方向)に沿ったらせん状に形成されている。らせん部材102A,102Bは、それぞれ本体部101の中央より前側、後側に形成されている。らせん部材102A,102Bは、らせんの方向が互いに逆方向になるように形成されている。
インクミスト回収モータ92は、インクミスト回収ローラ91を中心軸回りに回転させる。
インク受け部93A,93Bは、それぞれらせん部材102A,102Bによりインクミスト回収ローラ91の前側、後側の端部へ運ばれたインク滴を受け取る。インク受け部93A,93Bは、トレー形状に形成されている。インク受け部93Aは、インクミスト回収ローラ91の前側の端部の下方に隣接して配置されている。インク受け部93Bは、インクミスト回収ローラ91の後側の端部の下方に配置されている。
次に、インクミスト回収部6Aの動作について説明する。
印刷時において、インクミスト回収モータ92がインクミスト回収ローラ91を回転させる。インクミスト回収ローラ91が回転すると、図10に示すように、らせん部材102Aにより、前後方向におけるインクミスト回収ローラ91の中央部から前側へ向かって流れる気流Faが発生する。また、らせん部材102Bにより、前後方向におけるインクミスト回収ローラ91の中央部から後側へ向かって流れる気流Fbが発生する。
インクミスト回収ローラ91に上流側からインクミストが流れてくると、インクミストの一部は、気流Fa,Fbにより、ウェブWの外側(前側および後側)へ流される。
インクミスト回収ローラ91の本体部101およびらせん部材102A,102Bの表面には、気流Fa,FbによりウェブWの外側へ流されなかったインクミストの一部が付着する。そして、本体部101およびらせん部材102A,102Bの表面において、付着したインクミストが液滴化し、インク滴106が形成される。
インク滴106は、インクミスト回収ローラ91の回転による遠心力により、らせん部材102A,102Bに沿って、インクミスト回収ローラ91の前側の端部、後側の端部へ移動する。そして、インク滴106は、インク受け部93A,93Bへ落下する。このようにして、インクミストが回収される。
なお、インクミスト回収ローラ91の回転速度は、インク受け部93A,93Bへ到達する前にらせん部材102A,102Bから離脱して飛び散ることがないような回転速度に調整される。
以上説明したように、第2実施形態では、インクミスト回収ローラ91が、本体部101およびらせん部材102A,102Bの表面に付着したインクミストが液滴化したインク滴106をらせん部材102A,102Bによりインク受け部93A,93Bへ導くとともに、ウェブWの外側へ向かう気流Fa,Fbを発生させてインクミストをウェブWの外側へ流す。これにより、ウェブWに付着するインクミストを低減しつつ、インクミストを効率的に回収できる。
(その他の実施形態)
上述のように、本発明は第1および第2実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上述した第1および第2実施形態では、ヘッドギャップHおよびウェブWの搬送速度に基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御を行った。しかし、ウェブWの搬送速度およびヘッドギャップHのいずれか一方に基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御を行うようにしてもよい。
また、印刷中は吹き出しファン41A,41Bをオンとするものとして、ヘッドギャップHおよびウェブWの搬送速度の少なくともいずれか一方に基づき、吹き出しファン41A,41Bの風量を調整するようにしてもよい。例えば、ヘッドギャップHが小さいほど吹き出しファン41A,41Bの風量を小さくするよう制御してもよい。これにより、吹き出しファン41A,41Bの風量が過剰になることを抑え、消費電力や騒音の増大を軽減しつつ、インクミストを効率的に回収できる。
また、ウェブWの搬送速度およびヘッドギャップHに基づき、吹き出しファン41A,41Bのオンオフ制御と風量調整とを組み合わせて行ってもよい。制御部8は、ヘッドギャップHおよびウェブWの搬送速度の少なくともいずれか一方に基づき、吹き出しファンのオンオフ制御および風量調整の少なくともいずれか一方を行うものであればよい。
上述した第1および第2実施形態において、ヘッドユニット5の下流側のウェブWの上方に、インクミスト回収部6,6Aへインクミストを誘導するためのガイド板を設けてもよい。
上述した第1実施形態では、吸引ファン61A,61Bを、それぞれウェブWの前側、後側に隣接するウェブWより下方の位置に配置したが、吸引ファン61A,61Bの配置はこれに限らない。例えば、吸引ファン61A,61Bを、ウェブWの上方に、吸引口61aを下向きにして設置してもよい。
上述した第1および第2実施形態において、印刷ページ間のインク吐出を行わない期間に、インク吐出中よりも大きな風量で吹き出しファン41A,41Bを駆動させるようにしてもよい。これにより、印刷画質の低下を抑えつつ、インクミストをより効率的に回収できる。
上述した第1および第2実施形態では、インクジェット印刷装置1に送り出し部2および巻き取り部7が組み込まれた構成を示したが、インクジェット印刷装置に別装置として送り出し装置および巻き取り装置が接続された構成でもよい。また、インクジェット印刷装置にウェブを断裁する断裁装置等が外部装置として接続されていてもよい。
上述した第1および第2実施形態では、印刷媒体としてウェブを用いるインクジェット印刷装置について説明したが、印刷媒体としてカット紙等を用いるインクジェット印刷装置にも本発明は適用可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 インクジェット印刷装置
2 送り出し部
3 搬送部
4 吹き出し部
5 ヘッドユニット
6,6A インクミスト回収部
7 巻き取り部
8 制御部
41,41A,41B 吹き出しファン
51,51A〜51D インクジェットヘッド
52 ヘッドギャップ調整部
56 ヘッドモジュール
61,61A,61B 吸引ファン
91 インクミスト回収ローラ
92 インクミスト回収モータ
93A,93B インク受け部
101 本体部
102A,102B らせん部材
W ウェブ

Claims (2)

  1. 搬送される印刷媒体にインクを吐出するインクジェットヘッドと、
    印刷媒体の搬送方向における前記インクジェットヘッドの上流側から前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間へ送風する吹き出しファンと、
    前記インクジェットヘッドの下流側においてインクミストを回収するインクミスト回収部とを備え、
    前記インクミスト回収部は、
    印刷媒体の搬送方向に交差する方向を中心軸方向とする長尺状の本体部と、前記本体部の外周面上に中心軸方向に沿ったらせん状に形成されたらせん部材とを有するインクミスト回収ローラと、
    前記インクミスト回収ローラの端部に隣接して配置されたインク受け部とを有し、
    前記インクミスト回収ローラは、中心軸回りに回転することで、前記本体部および前記らせん部材の表面に付着したインクミストが液滴化したインク滴を前記らせん部材に沿って前記インク受け部へ導くとともに、前記らせん部材により中心軸方向に沿って流れる気流を発生させてインクミストを印刷媒体の外側へ流すことを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記インクジェットヘッドと印刷媒体との間の距離、および印刷媒体の搬送速度の少なくともいずれか一方に基づき、前記吹き出しファンのオンオフ制御および風量調整の少なくともいずれか一方を行う制御部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載のインクジェット印刷装置。
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