JP2016062719A - シール材 - Google Patents

シール材 Download PDF

Info

Publication number
JP2016062719A
JP2016062719A JP2014189037A JP2014189037A JP2016062719A JP 2016062719 A JP2016062719 A JP 2016062719A JP 2014189037 A JP2014189037 A JP 2014189037A JP 2014189037 A JP2014189037 A JP 2014189037A JP 2016062719 A JP2016062719 A JP 2016062719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
resin
crystalline polyester
resin composition
polymer electrolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014189037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6346832B2 (ja
Inventor
周平 青池
Shuhei Aoike
周平 青池
三津屋 圭一
Keiichi Mitsuya
圭一 三津屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Shinko Corp
Original Assignee
Nitto Shinko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Shinko Corp filed Critical Nitto Shinko Corp
Priority to JP2014189037A priority Critical patent/JP6346832B2/ja
Publication of JP2016062719A publication Critical patent/JP2016062719A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346832B2 publication Critical patent/JP6346832B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】耐湿熱性と接着性とに優れた燃料電池用のシール材を提供すること。
【解決手段】スルホン酸基を有し主鎖がポリフェニレン構造を有しているポリマーによって形成された高分子電解質膜に当接させて用いられ該高分子電解質膜に接する表面が特定のポリエステル樹脂組成物によって形成されているシール材を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シール材に関し、より詳しくは、水素と酸素との反応により発電される燃料電池の高分子電解質膜の周囲をシールすべく用いられるシール材に関する。
近年、高分子電解質膜によって仕切られた反応空間の一方に酸素を供給するとともに他方に水素を供給し、この水素と酸素とを反応させることで電気を発生させる燃料電池と呼ばれる発電システムがクリーンなエネルギー源として広く用いられている。
この種の燃料電池は、反応空間を外部環境から隔離すべく環状のシール材を前記高分子電解質膜の外周部に沿って当接させて構成されており、該シール材としては下記特許文献1(段落0016参照)に示されているようにフッ素ゴムリングなどの弾性部材が用いられている。
また、燃料電池における前記シールは、下記特許文献2(段落0045参照)に示すようにホットメルト接着剤によって実施されたりもしている。
このようなシール方法の内、フッ素ゴムリングなどの弾性部材が用いる場合は、通常、ホットメルト接着剤と違って高分子電解質膜に加熱接着させる操作が不要である点において有利である。
その反面、フッ素ゴムリングなどの弾性部材は、通常、高分子電解質膜に対して殆ど接着力を発揮することがないためにシール性能が十分に発揮され難い。
逆に、ホットメルト接着剤は、前記のように高分子電解質膜に熱接着させる必要があるものの、高分子電解質膜に対する接着力に優れたシール性能を発揮させ易いという利点を有する。
特開2012−89330号公報 特開2007−66768号公報
上記のようなことから、燃料電池用のシール材には、従来、高い接着力を発揮することが求められている。
また、燃料電池においては、通常、水素と酸素とが発熱を伴って反応するために、シールを行う反応空間が高温高湿度な状態になっており、前記シール材には接着性のみならず耐湿熱性に優れることが求められる。
ところで、高分子電解質膜としては、スルホン酸基を有し、主鎖がパーフルオロカーボン構造を有するパーフルオロカーボンスルホン酸樹脂製のものが従来広く用いられている。
近年、このようなパーフルオロカーボンスルホン酸樹脂製の高分子電解質膜に代えて、ポリフェニレン系樹脂製の高分子電解質膜がその需要を拡大させつつある。
この種の用途に利用されるポリフェニレン系樹脂としては、スルホン酸基を有し、主鎖がポリフェニレン構造を有するものが一般的であるがこのようなポリフェニレン系樹脂に対して良好な接着性を示すとともに耐湿熱性に優れるシール材はこれまで見出されていない。
そのため、この種の高分子電解質膜に対して良好なるシール性を発揮するシール材も見出されるに至っていない。
本発明は、上記要望を満足すべくなされたものであり、この種の高分子電解質膜に対して良好な接着性を示し、且つ、耐湿熱性に優れたシール材を提供することを課題としている。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の樹脂組成物がポリフェニレン系樹脂に対して優れた接着性を示すとともに耐湿熱性にも優れることを見出して本発明を完成させるに至ったものである。
すなわち、前記課題を解決すべく本発明は、水素と酸素との反応により発電される燃料電池の高分子電解質膜に当接させて用いられるシール材であって、スルホン酸基を有するポリフェニレン系樹脂によって形成された高分子電解質膜に当接させて用いられ、少なくとも該高分子電解質膜に接する表面がポリエステル樹脂組成物からなり、該ポリエステル樹脂組成物が、結晶性ポリエステル樹脂、軟化点が60℃以上100℃以下のエポキシ樹脂、及び、イソシアネート系架橋剤を含み、該ポリエステル樹脂組成物には前記結晶性ポリエステル樹脂が前記イソシアネート系架橋剤によって架橋された状態で含まれており、且つ、該ポリエステル樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の含有量が前記結晶性ポリエステル樹脂100質量部に対して20質量部以上30質量部以下であるシール材を提供する。
本発明によれば、耐湿熱性と常温接着性に優れた燃料電池用のシール材が提供され得る。
(a)一実施形態のシール材を示す概略平面図。(b)前記平面図におけるA−A線矢視断面を示した概略断面図。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について、水素と酸素との反応により発電される燃料電池の高分子電解質膜の周囲をシールすべく用いられるシール材であって、しかも、スルホン酸基を有するポリフェニレン系樹脂製の高分子電解質膜の表面に当接させて前記シールに用いられるシール材を例に説明する。
本実施形態におけるシール材は、図1に示すように、平面視における形状が矩形枠状となるシート状部材であり、より詳しくは、外縁における輪郭形状が高分子電解質膜よりも一回り小さな矩形枠状となっている。
該シール材1は、ポリマーシートからなる基材層10と、該基材層10の両面に備えられた接着剤層20とを有する3層構造となっている。
即ち、本実施形態のシール材1は、一方の前記接着剤層20の表面が高分子電解質膜に接着されるシール面として機能するもので該シール面を構成する前記接着剤層20が結晶性ポリエステル樹脂(A)を主成分とするポリエステル樹脂組成物によって形成されている。
この接着剤層20を形成しているポリエステル樹脂組成物(以下、単に「樹脂組成物」ともいう)は、結晶性ポリエステル樹脂以外に、エポキシ樹脂(B)、及び、イソシアネート系架橋剤(X)をさらに含有し、該イソシアネート系架橋剤によって架橋された状態で前記結晶性ポリエステル樹脂(A)を含有している。
以下に個々の成分についてより詳しく説明する。
(A)結晶性ポリエステル樹脂
本実施形態における前記結晶性ポリエステル樹脂としては、多価カルボン酸(a1)とポリオール(a2)とを脱水縮合させてなるものを採用することができる。
なお、一般に非晶性ポリエステル樹脂と称されているポリエステル樹脂が多価カルボン酸(a1)と前記ポリオール(a2)とのいずれか一方、又は両方に複数種のものを採用することにより結晶性の発現が抑制され、例えば、示差走査熱量(DSC)分析によって明確な結晶化ピークや結晶融解ピークを示さないように調整されているのに対して該結晶性ポリエステル樹脂は、DSC分析を行った際に結晶化ピークや結晶融解ピークを明確に示すようにその合成に際して多価カルボン酸(a1)及びポリオール(a2)が選択されている。
従って、ポリエステル樹脂が結晶性ポリエステル樹脂であるかどうかを判別する必要がある場合には、DSC分析により結晶化ピークや結晶融解ピークを明確に示すか否かを確認すれば良い。
(a1)多価カルボン酸
該結晶性ポリエステル樹脂を構成する前記多価カルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸;p−オキシ安息香酸、p−(ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の芳香族オキシカルボン酸;コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸等の飽和脂肪族ジカルボン酸;フマル酸、マレイン酸、イタコン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸;テトラヒドロフタル酸等の不飽和脂環族ジカルボン酸;ヘキサヒドロフタル酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸;トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸等のトリカルボン酸が挙げられる。
(a2)ポリオール
該結晶性ポリエステル樹脂を構成する前記ポリオールとしては、例えば、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール等の脂肪族グリコール;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のオリゴアルキレングリコール;1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポリアルキレンエーテルグリコール;トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトールなどのトリオール;ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキサイド付加物、水素化ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物やプロピレンオキサイド付加物等が挙げられる。
結晶性ポリエステル樹脂は、その結晶領域においてはアモルファス領域に比べて分子鎖が水による攻撃を受け難く、加水分解等による劣化が生じにくいと考えられる。
従って、前記結晶性ポリエステル樹脂としては、融点が高く、結晶化度が高い方が接着剤層20を耐湿熱性に優れたものとし得る点において有利であるといえる。
その一方で、接着剤層20を形成させる樹脂組成物の主成分たる結晶性ポリエステル樹脂を過度に結晶化度が高い高融点なものとすると当該樹脂組成物を常温接着性に優れたものとすることが難しくなる。
従って、接着剤層20を優れた耐湿熱性と優れた常温接着性とを兼ね備えたものとし得る点において、前記結晶性ポリエステル樹脂は、融点が90℃を超え150℃未満であることが好ましく、融点が100℃を超え140℃未満であることがより好ましく、105℃を超え130℃未満であることが特に好ましい。
また、前記結晶性ポリエステル樹脂は、そのガラス転移温度(以下、「Tg」ともいう)が、−100℃以上30℃以下の範囲にあることが好ましく、特に、−80℃以上−20℃以下の範囲にあることが更に好ましい。
上記の範囲内のTgを有する結晶性ポリエステル樹脂を前記樹脂組成物の主成分として採用することにより、上記範囲外のTgを有する結晶性ポリエステル樹脂を用いる場合に比べて接着剤層20に一層ゴム弾性を発揮させることができ、凝集力を向上させて優れた接着性を発揮させ得る。
なお、結晶性ポリエステル樹脂のTgを10℃以下とすることにより、耐寒性に優れた接着剤層20を形成させ得る。
また、接着剤層20は、Tgが10℃以下の結晶性ポリエステル樹脂を主成分とすることにより、常温接着特性を良好なものとし得る。
このような好適な結晶性ポリエステル樹脂をシール材の接着剤層に含有させた場合には、該シール材を使って燃料電池の高分子電解質膜の周囲をシールする際に前記高分子電解質膜に熱ダメージを与えるおそれを抑制しつつ確実なシールを施すことができる。
また、Tgが−100℃以上の結晶性ポリエステル樹脂を前記樹脂組成物の主成分として採用することにより、前記接着剤層20が柔軟になり過ぎることを抑制させることができる。
しかも、上記のような結晶性ポリエステル樹脂を採用することで樹脂組成物全体としての軟化温度が低くなり過ぎることを抑制させることができるため、燃料電池が運転の停止している常温時や、燃料電池の運転中における加熱状況下においても前記接着剤層に高い接着強度を発揮させ得る。
なお、この前記融点や前記ガラス転移温度(Tg)は、例えば、DSC分析装置を用いて測定することができる。
より具体的には、予測される融点やガラス転移温度よりも30K以上低い温度から30K以上高い温度までの間、窒素ガスを流しながら5℃/minの昇温速度で試料(結晶性ポリエステル樹脂)を昇温させた際に得られるDSC曲線から融点やガラス転移温度を求めることができる。
なお、ガラス転移温度(Tg)については、JIS K7121:1987「プラスチックの転移温度測定方法」に記載されている方法に基づいて中間点ガラス転移温度を決定して求めることができる。
また、この結晶性ポリエステル樹脂の数平均分子量は、10000〜50000であることが好ましい。
前記樹脂組成物の主成分たる結晶性ポリエステル樹脂がこのような分子量であることが好ましいのは、結晶性ポリエステル樹脂の分子量を10000以上とすることにより、接着剤層20が脆くなるおそれを抑制させることができ該接着剤層20に優れた靱性を発揮させ得るためである。
一方で結晶性ポリエステル樹脂として数平均分子量が50000以下のものを採用することにより、接着剤層20を常温接着性に優れたものとすることができる。
即ち、このような結晶性ポリエステル樹脂を採用することで、シール材を、燃料電池の高分子電解質膜に熱ダメージを与えるおそれが低く且つ優れたシール性を発揮可能なものとすることができる。
なお、結晶性ポリエステル樹脂の数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法によるスチレン換算値として求めることができる。
上記のような特性を示す結晶性ポリエステル樹脂としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ブタンジオール、及び、ポリオキシテトラメチレングリコールを反応させてなるものが好適である。
なかでも、テレフタル酸が25〜40mol%、イソフタル酸が10〜20mol%、ブタンジオールが35〜50mol%、平均繰り返し数が10〜20のポリオキシテトラメチレングリコールが5〜15mol%の割合で構成されている結晶性ポリエステル樹脂が好ましい。
(B)エポキシ樹脂
本実施形態における前記樹脂組成物は、JIS K 7234の環球法によって求められる軟化点が60℃以上100℃以下のエポキシ樹脂を必須成分として含有し、前記軟化点が60℃未満のエポキシ樹脂及び前記軟化点が100℃を超えるエポキシ樹脂を任意成分としている。
該エポキシ樹脂としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂などが挙げられる。
なお、前記任意成分たるエポキシ樹脂は、前記樹脂組成物に含有させる場合には必須成分たるエポキシ樹脂の1/10以下の割合とすることが好ましく、1/20以下の割合とすることが特に好ましい。
また、前記樹脂組成物は、任意成分たるエポキシ樹脂を実質的に含んでいない状態とすることが好ましい。
前記の必須成分たるエポキシ樹脂は、前記接着剤層20を形成する樹脂組成物にタック性を発揮させるのに有効な成分である。
前記エポキシ樹脂は、樹脂組成物へのタック性や靭性の付与、及び、優れた耐湿熱性の付与に有効である点においてビスフェノールA型エポキシ樹脂が好ましく、なかでも前記エポキシ樹脂は、分子量が600〜1500でJIS K 7236により求められるエポキシ当量が400〜800g/eqであることが好ましい。
なお、前記結晶性ポリエステル樹脂は、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、特に好ましくは70質量%以上となる割合で前記樹脂組成物に含有させることが好ましい。
前記の必須成分たるエポキシ樹脂は、結晶性ポリエステル樹脂の量を100質量部とした際に、20質量部以上30質量部以下となるように前記樹脂組成物に含有させることが接着剤層20を耐湿熱性に優れたものとする上において重要であり、22質量部以上28質量部以下となるように前記樹脂組成物に含有させることができる。
該エポキシ樹脂は、少なくとも一部のエポキシ基を開環させないようにして樹脂組成物に含有させることで結晶性ポリエステル樹脂が加水分解されて分子末端に水酸基やカルボキシル基を有する短鎖なものとなった場合に、これらにエポキシ基を反応させて再び長鎖化させることができる。
従って、その形成に用いられている樹脂組成物が湿熱劣化して接着力や引張強度などの物性が低下することをエポキシ基の存在によって抑制させ得る点において本実施形態の接着剤層20は、少なくとも一部のエポキシ基が未反応な状態で前記エポキシ樹脂を含有していることが好ましい。
なお、エポキシ基が開環されずに残存していることは、フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)を用いて確認することができ、具体的には、エポキシ基の存在を示すピークが925〜899cm−1に現れることで確認することができる。
また、925〜899cm−1に現れるピークがエポキシ基によるものかどうかについて確認が必要であれば、その樹脂組成物をエポキシ樹脂の軟化点以上に加熱した後に改めてFTIRによる測定を実施すれば良く、当該ピーク高さと、3650〜3140cm−1に現れる水酸基によるピーク高さとが関連して変化することで前記ピークがエポキシ基によるものであると確認することができる。
(X)イソシアネート系架橋剤
前記イソシアネート系架橋剤は、結晶性ポリエステル樹脂が有する水酸基などの極性基との反応性を有するものを用いることができ、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)などの脂肪族イソシアネートや、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリジンジイソシアネート(TODI)などの芳香族イソシアネートを挙げることができる。
また、前記樹脂組成物に含有させる前記イソシアネート系架橋剤としては、キシリレンジイソシアネートが好ましく、該イソシアネート系架橋剤の配合割合は、前記結晶性ポリエステル樹脂100質量部に対して3質量部以上12質量部以下となっていることが好ましく、5質量部以上10質量部以下であることが特に好ましい。
(Z)その他の成分
本実施形態の樹脂組成物には、上記に示した結晶性ポリエステル樹脂、及び、エポキシ樹脂以外の樹脂成分を本発明の効果を著しく損ねない範囲において含有させることができ、例えば、さらなる常温接着性が求められるような場合においては、テルペン系樹脂などの粘着性付与剤を添加することができる。
また、非晶性ポリエステル樹脂などについても任意成分として本実施形態の樹脂組成物に含有させ得る。
ただし、非晶性ポリエステル樹脂を過度に含有させると樹脂組成物のベースポリマーたる結晶性ポリエステル樹脂が有する優れた特性が当該樹脂組成物の特性となって顕在化されなくなるおそれを有する。
従って、前記非晶性ポリエステル樹脂は、前記樹脂組成物に含有させる場合、結晶性ポリエステル樹脂の1/10以下の割合とすることが好ましく、1/20以下の割合とすることがより好ましい。
なお、その他に老化防止剤、酸化防止剤、難燃剤、充填剤、着色剤、加工助剤などといった一般的なプラスチック配合剤を本発明の効果を損ねない範囲において適宜含有させることができる。
なかでも、樹脂組成物の凝集力を向上させるとともに水蒸気バリア性やガスバリア性を向上させる上においては、板状鉱物粒子のような無機充填材を含有させることが好ましい。
特に、平均粒子径(レーザー回折法によるメジアン径)が1〜10μmのタルク粉末は、安価に入手可能である点において好適である。
また、樹脂組成物に含有させるタルク粉末は、脂肪酸やシランカップリング剤などによって表面処理されたものであっても良いが、その表面の官能基を利用して樹脂組成物の凝集力を向上させる上においては無処理のものを用いることが好ましい。
このタルク粉末を樹脂組成物に含有させる場合には、結晶性ポリエステル樹脂100質量部に対して10質量部以上50質量部以下の割合となるようにタルク粉末を含有させることが好ましく、20質量部以上30質量部以下となるようにタルク粉末を含有させることが好ましい。
本実施形態のシール材は、前記基材層10の一面側に形成させる接着剤層20(以下「第一接着剤層20a」ともいう)と他面側に形成させる接着剤層20(以下「第二接着剤層20b」ともいう)とを同じ樹脂組成物によって形成させる必要はなく、第一接着剤層20aと第二接着剤層20bとを異なる配合内容の樹脂組成物によって形成させても良い。
また、第一接着剤層20aと第二接着剤層20bとは、通常、10μm以上200μm以下の厚みとすることができ両者は同じ厚みであっても異なる厚みであってもよい。
なお、前記接着剤層20は、貯蔵弾性率が過小であると常温における接着力が発揮され難い一方で前記貯蔵弾性率が過大であると高分子電解質膜に対する密着性を不足させる結果としてやはり接着力が発揮され難くなる。
従って、少なくとも前記高分子電解質膜に接する側の接着剤層20は、高分子電解質膜に対する常温(例えば23℃)における優れた接着性を発揮させ得る上において40℃における貯蔵弾性率(G’)が2.5MPa以上5MPa以下であることが好ましい。
この貯蔵弾性率については、下記のような条件での測定によって求められる。

<貯蔵弾性率(G’)の測定条件>
・使用機器:ティー・エー・インスツルメント・ジャパン社製、商品名「ARES−2 KFRT」
・測定モード:動的粘弾性の温度依存性試験、8mmパラレルプレートを使用
・測定温度範囲:30℃〜200℃
・昇温速度:10℃/min
・振動周波数:1Hz
・歪み:0.5%
なお、本実施形態のシール材は、ポリフェニレン系樹脂製の高分子電解質膜に対して0.1N/10mmの剥離強度を発揮することが好ましく、3N/10mm以上の剥離強度を有することが特に好ましい。
シール材がこのような剥離強度を有するかどうかについては、実施例に記載の方法によってシール材の剥離強度を実測することにより判断することができる。
このような接着剤層20を両面に担持させる前記基材層10は、通常、樹脂組成物との親和性の良好な樹脂からなるフィルム状シートや前記樹脂からなる繊維シートにより構成させることができる。
なかでも、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂からなるフィルムや不織布で、且つ厚みが10μm以上200μm以下のものが前記基材層10の構成材料として好適である。
なお、このようなポリエステル系樹脂シートのみならず、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂などの他の樹脂、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどのポリマーからなるポリマーシートを基材層10の構成材料として用いることも可能である。
さらに、異なる材質のものがラミネートされてなるラミネートシートを前記基材層10の形成材料として採用しても良い。
本実施形態のシール材は、結晶性ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネート系架橋剤、無機充填材など樹脂組成物を形成させるための配合剤を、例えば、前記結晶性ポリエステル樹脂の融点以上の温度で溶融混練し、必要に応じて有機溶媒を加えるなどして塗工液を調製し、該塗工液をポリマーシートの両面に塗布して形成させることができる。
なお、前記結晶性ポリエステル樹脂の架橋については、前記塗工液の調整に際する加熱により、ポリエステル樹脂の水酸基と架橋剤のイソシアネート基とを反応させることで実施させることができる。
なお、本実施形態のシール材によってシールを行うポリフェニレン系樹脂製の高分子電解質膜としては、例えば、ポリフェニレン系樹脂単体からなるシート体や、ポリフェニレン系樹脂以外の樹脂からなる基材シートの表面にポリフェニレン系樹脂シートが積層されてなるシート体などが挙げられる。
該高分子電解質膜において、前記接着剤層20が接着される表面部を構成するポリフェニレン系樹脂としては、例えば、主鎖がポリフェニレン構造を有しているポリマーで、この主鎖やに結合された官能基としてスルホン酸基を有するものや、主鎖に結合する側鎖の一部にスルホン酸基を有するものなどが挙げられる。
前記ポリフェニレン系樹脂としては、GPC法で求められる1000〜20000程度の数平均分子量を有するポリマーで、側鎖にスルホン酸基を有するポリマーが好ましく、例えば、下記一般式(1)で表される繰り返し単位を有するポリマーが好ましい。
Figure 2016062719
なお、「X」は、直接的な結合か、エーテル結合(−O−)か、スルフィド結合(−S−)か、又は、下記(a)〜(e)の何れかの結合を表している。
Figure 2016062719
また、「Y」は、直接的な結合か、エーテル結合(−O−)か、スルフィド結合(−S−)かを表している。
さらに、「R」、「R」は、炭素数1〜10のアルキレン、フェニレン、下記(f)、又は、下記(g)のいずれかから水素原子を除いた2価基を表している。
Figure 2016062719
なお、「R」と「R」とは、構造を一致させている必要はなく、これらが異なっていてもよい。
また、「p」及び「q」は、0以上1以下の有理数を表し、「p」及び「q」のうちの少なくとも一方が0を超える値である。
ここで「p」や「q」が0と1との中間値となることは、繰り返し単位の全てが、側鎖(「−R−SOH」、「−R−SOH」)を有していないことを意味する。
即ち、「p」や「q」が、例えば、「0.1」ということは、1つのポリマーにおいて繰り返し数(n)の10分の1の数の側鎖(「−R−SOH」、「−R−SOH」)が備えられていることを意味する。
本実施形態のポリフェニレン系樹脂は、前記X及び前記Yが直接的な結合で、下記(fx)又は(gx)に示すような形でスルホン酸基を有していることが好ましい。
Figure 2016062719
また、本実施形態の好ましい前記ポリフェニレン系樹脂としては、例えば、下記一般式(2)で表されるものを挙げることができる。
Figure 2016062719
なお、「X」は、直接的な結合か、エーテル結合(−O−)か、スルフィド結合(−S−)か、又は、下記(a)〜(e)の何れかの結合を表している。
また、「X」は、直接的な結合、エーテル結合(−O−)、スルフィド結合(−S−)、及び、下記(a)〜(e)の何れかの内、「X」とは異なる結合を表している。
Figure 2016062719
また、「Y」、「Y」は、直接的な結合か、エーテル結合(−O−)か、スルフィド結合(−S−)かを表している。
なお、「Y」と「Y」とは、互いに共通していても異なっていてもよい。
さらに、「R」〜「R」は、炭素数1〜10のアルキレン、フェニレン、下記(f)、又は、下記(g)のいずれかから水素原子を除いた2価基を表している。
Figure 2016062719
なお、「R」、「R」、「R」、及び、「R」は、互いに構造を一致させている必要はなく、異なっていてもよい。
また、「p」及び「q」は、0以上1以下の有理数を表し、「p」及び「q」のうちの少なくとも一方が0を超える値である。
さらに、「s」及び「t」は、0以上1以下の有理数を表し、「s」及び「t」のうちの少なくとも一方が0を超える値である。
ここで「p」、「q」、「s」、「t」などが0と1との中間値となることは、先述のとおり、繰り返し単位の全てが、側鎖を有していないことを意味する。
本実施形態のシール材は、前記接着剤層が所定の樹脂組成物からなることから上記のようなポリフェニレン系樹脂製の高分子電解質膜に対して優れた耐湿熱性と接着性とが発揮されることになる。
なお、本実施形態のシール材は、シールを行うのに際して、必ずしも常温で高分子電解質膜に接着させる必要は無く、例えば、結晶性ポリエステル樹脂の融点未満の温度に加熱して高分子電解質膜に接着させるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、シール材として接着剤層/基材層/接着剤層の三層構造のものを例示しているが、本発明のシール材は、基材層と接着剤層との2層構造であっても、接着剤層のみの単層構造であっても良い。
さらに、本発明のシール材は、その効果が著しく損なわれない範囲において上記例示された事項以外に、従来公知の技術事項を採用することができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(材料)
以下に評価に用いた材料と、その詳細を示す。
(A 結晶性ポリエステル樹脂)
(A1):
数平均分子量:30000
ガラス転移温度(Tg):−60℃
融点(Tm):107℃
の結晶性ポリエステル樹脂。

(B エポキシ樹脂)
(B1):
数平均分子量(エポキシ当量):約900(450〜500g/eq)
軟化点(Ts):69℃
のビスフェノールA型エポキシ樹脂。

(B2):
数平均分子量(エポキシ当量):約1300(670〜770g/eq)
軟化点(Ts):89℃
のビスフェノールA型エポキシ樹脂。

(B3):
数平均分子量(エポキシ当量):約1650(875〜975g/eq)
軟化点(Ts):97℃
のビスフェノールA型エポキシ樹脂。

(X イソシアネート系架橋剤)
(X1):キシリレンジイソシアネート
(実施例1)
25μm厚みのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、結晶性ポリエステル樹脂(A1)、エポキシ樹脂(B2,B3)、及び、イソシアネート系架橋剤(X1)を下記表1に示す割合で含有する樹脂組成物で厚み20μmの接着剤層を形成させてシート試料を作製した。

(常温接着力評価:試料の作製方法と評価)
前記シート試料から剥離試験用に、10mm幅×200mm長さの短冊状試料を切り出した。
また、ポリフェニレン系樹脂シート(JSR社製の市販品)を硬質板の片面に貼り付けた板状試料で、且つ前記短冊状試料と略同サイズのものを用意した。

該板状試料のポリフェニレン系樹脂シート面と前記短冊状試料の接着剤層形成面とを当接させる形で板状試料と短冊状試料とを重ね合わせ、この重ね合わせた試料を0.5m/minの周速で回転させた25℃のゴムローラに長手方向が移動方向となるように供給して当該ゴムローラを通過させた。
なお、この時のゴムローラの圧力(線圧)は、51.2MPa/cmとした。
また、上記の貼合せは、両者の接着区間が長手方向一端側から約40mmの区間となるように実施し、残りの約160mmの区間については、短冊状試料と板状試料とを接着させないようにして実施した。
そして、この接着されていない側の短冊状試料と板状試料とをそれぞれ引張試験機の上下チャックにチャッキングし180度ピール試験を実施して引張応力(N/cm)の平均値を求め、この試料の「常温接着力」として評価した。

(熱水接着試験:試料の作製方法と評価)
ポリフェニレン系樹脂シート(JSR社製の市販品)から22mm角の正方形のシート片(シート片A)を切り出した。
そして、これよりも一回り小さな20mm角の正方形のシート片(シート片B)を前記シート試料(20μm接着剤層/25μmPET)から2枚切り出した。
前記シート片Bの接着剤層が前記シート片Aに当接し、且つ、該シート片Aの周囲に約1mm幅で均等にシート片Bがはみ出した状態となるように2枚のシート片Bの間にシート片Aを挟み込んで積層体を作製した。
この積層体を、0.5m/minの周速で回転させた25℃のゴムローラに供給し、該ゴムローラにより25.6MPa/cmの圧力(線圧)を加えてシート片Aとシート片Bとを常温接着させて熱水接着試験用試料とした。
該熱水接着試験用試料は、軽く沸騰した沸騰水中に3時間浸漬することにより評価した。
そして、評価の結果、シート片A、B間に全く剥離が無かった場合を「○」、一部剥離が見られた場合を「△」、剥離してしまった場合を「×」と判定した。

上記評価結果、及び、前記樹脂組成物の貯蔵弾性率を測定した結果を表1に示す。
(実施例2、比較例1、2)
接着剤層の形成に用いる樹脂組成物を表1に示す配合とした点以外は、実施例と同様に評価を実施した。結果を、表1に示す。
Figure 2016062719
以上の結果からも、本発明によれば耐湿熱性と常温接着性に優れたシール材が得られることがわかる。
1 シール材
10 基材層
20 接着剤層

Claims (1)

  1. 水素と酸素との反応により発電される燃料電池の高分子電解質膜に当接させて用いられるシール材であって、
    スルホン酸基を有するポリフェニレン系樹脂によって形成された高分子電解質膜に当接させて用いられ、
    少なくとも該高分子電解質膜に接する表面がポリエステル樹脂組成物からなり、
    該ポリエステル樹脂組成物が、結晶性ポリエステル樹脂、軟化点が60℃以上100℃以下のエポキシ樹脂、及び、イソシアネート系架橋剤を含み、
    該ポリエステル樹脂組成物には前記結晶性ポリエステル樹脂が前記イソシアネート系架橋剤によって架橋された状態で含まれており、
    且つ、該ポリエステル樹脂組成物における前記エポキシ樹脂の含有量が前記結晶性ポリエステル樹脂100質量部に対して20質量部以上30質量部以下であるシール材。
JP2014189037A 2014-09-17 2014-09-17 シール材 Active JP6346832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189037A JP6346832B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 シール材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189037A JP6346832B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 シール材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016062719A true JP2016062719A (ja) 2016-04-25
JP6346832B2 JP6346832B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=55798040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014189037A Active JP6346832B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 シール材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346832B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170045A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ニューギン 遊技機
CN109314256A (zh) * 2016-06-15 2019-02-05 3M创新有限公司 膜电极组件部件和制备组件的方法
WO2019216402A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 日東シンコー株式会社 ホットメルト接着シート

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10158625A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Sekisui Chem Co Ltd 反応性ホットメルト型接着剤
JP2003171640A (ja) * 2001-12-10 2003-06-20 Nitto Shinko Kk ポリエステル系ホットメルト接着剤組成物、これを用いた金属用接着剤組成物、接着剤フィルム・シート及び金属接着用フィルム・シート
JP2006083263A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Toyobo Co Ltd 熱可塑性接着剤組成物およびそれを用いた積層体
JP2009007532A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Nitto Shinko Kk ホットメルト接着シートならびにホットメルト接着シート製造方法
JP2009514144A (ja) * 2003-07-14 2009-04-02 ユミコア アクチェンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 電気化学的デバイスのための膜電極アセンブリ
JP2010006898A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Nitto Shinko Kk ホットメルト接着シート
JP2010192392A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Sumitomo Chemical Co Ltd 燃料電池用多孔膜複合体、燃料電池用電解質膜−電極−多孔膜複合体、及びこれらの製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10158625A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Sekisui Chem Co Ltd 反応性ホットメルト型接着剤
JP2003171640A (ja) * 2001-12-10 2003-06-20 Nitto Shinko Kk ポリエステル系ホットメルト接着剤組成物、これを用いた金属用接着剤組成物、接着剤フィルム・シート及び金属接着用フィルム・シート
JP2009514144A (ja) * 2003-07-14 2009-04-02 ユミコア アクチェンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 電気化学的デバイスのための膜電極アセンブリ
JP2006083263A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Toyobo Co Ltd 熱可塑性接着剤組成物およびそれを用いた積層体
JP2009007532A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Nitto Shinko Kk ホットメルト接着シートならびにホットメルト接着シート製造方法
JP2010006898A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Nitto Shinko Kk ホットメルト接着シート
JP2010192392A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Sumitomo Chemical Co Ltd 燃料電池用多孔膜複合体、燃料電池用電解質膜−電極−多孔膜複合体、及びこれらの製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017170045A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社ニューギン 遊技機
CN109314256A (zh) * 2016-06-15 2019-02-05 3M创新有限公司 膜电极组件部件和制备组件的方法
WO2019216402A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 日東シンコー株式会社 ホットメルト接着シート
JPWO2019216402A1 (ja) * 2018-05-10 2021-05-13 日東シンコー株式会社 ホットメルト接着シート
JP7280871B2 (ja) 2018-05-10 2023-05-24 日東シンコー株式会社 ホットメルト接着シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP6346832B2 (ja) 2018-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6108877B2 (ja) シール材
JP2015168724A (ja) シール材、及び、ホットメルト接着剤
JP6343463B2 (ja) 両面粘着テープ
JP4962666B2 (ja) 酸素バリア性フィルム、及び接着剤
KR102175687B1 (ko) 시일재
JP6346832B2 (ja) シール材
WO2015178416A1 (ja) 接着性を有する絶縁高熱伝導性シート
TW201406860A (zh) 熱封劑、使用其之積層體及太陽能電池模組
KR102020256B1 (ko) 히트 시일제, 그것을 사용한 적층체 및 태양 전지 모듈
TW201236873A (en) Laminated moisture-proof film
JP6122726B2 (ja) シール材
CN105793355A (zh) 聚酯树脂组合物以及粘合剂组合物
JP2009010097A (ja) 接着剤および太陽電池用保護シート
JP5434754B2 (ja) 積層シート用接着剤組成物
JP7173252B2 (ja) 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着剤層
JP6298636B2 (ja) シール材
JP6383582B2 (ja) 接着構造体
JP5867019B2 (ja) 接着剤組成物及び太陽電池用裏面保護シート
JP6313952B2 (ja) 接着性樹脂組成物
JP2019059892A (ja) 粘接着剤層、粘接着シートおよび樹脂組成物
JP2020043015A (ja) 蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス用外装材の製造方法、および蓄電デバイス
JP7148705B1 (ja) 無溶剤型接着剤組成物、積層体、包装体及び積層体の製造方法
JPS61115976A (ja) 構造用接着剤組成物
JP2024043757A (ja) ホットメルト接着シート
WO2023182325A1 (ja) ポリエステル系粘着剤組成物、ポリエステル系粘着剤、粘着シート、加飾フィルム、電子部材用フィルム及び、加飾成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346832

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250