JP2016060548A - エレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】防犯性と意匠性の向上が図れる防犯用窓ガラス清掃装置を提供する。
【解決手段】窓ガラス2の一方の側辺近くにロープ隠し用部材21Cを設け、清掃具11の一端がロープ隠し用部材21Cよりも窓ガラス2の反対側に突出し、連結ロープ17の一端が清掃具11の突出部に連結されて、連結ロープ17がロープ隠し用部材21Cの外側に配置される。
【選択図】図4
【解決手段】窓ガラス2の一方の側辺近くにロープ隠し用部材21Cを設け、清掃具11の一端がロープ隠し用部材21Cよりも窓ガラス2の反対側に突出し、連結ロープ17の一端が清掃具11の突出部に連結されて、連結ロープ17がロープ隠し用部材21Cの外側に配置される。
【選択図】図4
Description
本発明は、乗り場側あるいは(および)乗りかご側のエレベータードアに設置された防犯用窓ガラス(以下、窓ガラスと略記することもある)を清掃するエレベーターの窓ガラス清掃装置に関する。
乗り場側のエレベータードアと乗りかご側のエレベータードアには、防犯のためにそれぞれ窓ガラスが設置されており、乗りかごが乗り場に停止しているときに、乗りかご内の様子が2枚の窓ガラスを通して乗り場側から見えるようになっている。
このエレベータードアに設置されている窓ガラスの汚れを除去するために、窓ガラスの清掃が行われている。例えば乗り場側のエレベータードアに設置されている窓ガラスの窓ガラスの表面(乗り場と対応する側の面)を清掃する際には、作業員が乗り場に立ち清掃用ウェスを用いて清掃できる。
一方、窓ガラスの裏面(乗りかごと対応する側の面)を清掃する際には、作業員がエレベーターのかご上に乗り込み、窓ガラスを清掃する階位置までエレベーターを移動して、エレベーターを停止させる。そして、乗りかご上の作業員が清掃用ウェスを用いて窓ガラスの裏面の汚れを落す。
清掃が終わると次の階までエレベーターを移動して、同様に窓ガラスの裏面の清掃を行い、このようにして順次全階の窓ガラスの清掃を行っていた。
しかし、この従来の窓ガラスの清掃方法では、全階の窓ガラスを清掃するためには多大の時間と労力がかかるという問題があった。
しかし、この従来の窓ガラスの清掃方法では、全階の窓ガラスを清掃するためには多大の時間と労力がかかるという問題があった。
このような問題を解消するために、従来では特開平10−258978号公報(特許文献1)には、次のような構成のエレベーターの窓ガラス清掃装置が提案されている。図6ならびに図7は、この提案されたエレベーターの窓ガラス清掃装置を説明するための乗りかご側から見た概略構成図である。
このエレベーターの窓ガラス清掃装置は、例えばブラシなどからなる清掃具11をエレベータードア1の窓ガラス2の裏面に接触可能に水平状態に配置して、エレベータードア1の開閉動作に連動して、清掃具11を窓ガラス2に対して相対的に移動させて、窓ガラス2を清掃するものである。
このエレベーターの窓ガラス清掃装置について、図6を用いて具体的に説明する。
一対のガイド部材21が、窓ガラス2の両側に相対して上下方向に長くなるように固定され、このガイド部材21の間に清掃具11が窓ガラス2の裏面に接触した状態で水平に配置されている。
一対のガイド部材21が、窓ガラス2の両側に相対して上下方向に長くなるように固定され、このガイド部材21の間に清掃具11が窓ガラス2の裏面に接触した状態で水平に配置されている。
エレベータードア1の上部には駆動プーリ18が水平軸回りに取り付けられており、連結ロープ17の一端が清掃具11に固定され、連結ロープ17の途中部分が駆動プーリ18に架け渡され、連結ロープ17の他端がエレベータードア1の開方向端部側の戸袋(図示せず)の奥側、すなわちドアポケット3の奥側に設けられたロープ固定部20bに取り付けられている。
図6中の実線で示しているエレベータードア1、窓ガラス2、清掃具11、連結ロープ17ならびに駆動プーリ18は、エレベータードア1が閉方向端部にあるときの閉じ状態を示している。また、点線で示している前述の各部材は、エレベータードア1が開方向端部にあるときの開き状態を示している。
図6中の実線で示しているようにエレベータードア1が閉方向端部にあるとき、駆動プーリ18とロープ固定部20bの位置関係から、連結ロープ17の水平部分の長さは長く垂直部分の長さは短くなっており、そのため清掃具11は窓ガラス2の上部と接触した位置で停止している。
エレベータードア1が点線で示す方向に開くと、駆動プーリ18も一緒に移動し、それに伴って連結ロープ17の垂直部分の長さが徐々に長くなり、清掃具11はその自重で窓ガラス2の裏面に沿って下降し、エレベータードア1が開方向端部に到達したときには、清掃具11は窓ガラス2(ガイド部材21)の下部にある。
エレベータードア1を閉じるときには、清掃具11は反対の方向に移動し、窓ガラス2の裏面に沿って上昇する。
このようにエレベータードア1の開閉動作に1対1で連動して連結ロープ17を走行させて、清掃具11が窓ガラス2の裏面に接触した状態で上下移動し、窓ガラス2の清掃を自動的に行うことができる。
このようにエレベータードア1の開閉動作に1対1で連動して連結ロープ17を走行させて、清掃具11が窓ガラス2の裏面に接触した状態で上下移動し、窓ガラス2の清掃を自動的に行うことができる。
図7は他の構成の窓ガラス清掃装置を説明するための概略構成図であり、エレベータードア1が閉じた状態を示している。
この窓ガラス清掃装置の図6で示した窓ガラス清掃装置と相違する第1の点は、図6で示した窓ガラス清掃装置はエレベータードア1が片開きであるのに対して、図7で示した窓ガラス清掃装置はエレベータードア1が両開きになっている点である。
この窓ガラス清掃装置の図6で示した窓ガラス清掃装置と相違する第1の点は、図6で示した窓ガラス清掃装置はエレベータードア1が片開きであるのに対して、図7で示した窓ガラス清掃装置はエレベータードア1が両開きになっている点である。
また相違する第2の点は、従動プーリ19がドアポケット3の奥側に設けられており、連結ロープ17の一端が清掃具11に固定され、連結ロープ17の途中部分が駆動プーリ18ならびに従動プーリ19に架け渡され、連結ロープ17の他端が駆動プーリ18の上部に設けられたロープ固定部20aに取り付けられている点である。
エレベータードア1の開閉動作に連動して連結ロープ17を走行させ、清掃具11が窓ガラス2の裏面に接触した状態で上下移動し、窓ガラス2の清掃を自動的に行うことは、図6で示した窓ガラス清掃装置と同じである。
しかし、前述した特許文献1に開示されている窓ガラス清掃装置では、図6の点線で示すように清掃具11を上下動する連結ロープ17の一部が、窓ガラス2の中央部で上下方向に垂れ下がって見えて、視界的に連結ロープ17が邪魔になり、見難くなるから、防犯上ならびに意匠上に問題があった。この問題は、図7に示す窓ガラス清掃装置においても同様に生じる問題である。
さらに、図6に示す窓ガラス清掃装置では、ドアポケット3の奥側にロープ固定部20bが設けられており、連結ロープ17の端部をそのロープ固定部20bに連結しなければならない。
また、図7に示す窓ガラス清掃装置では、ドアポケット3の奥側に従動プーリ19が設置されているから、連結ロープ17の一部をその従動プーリ19に架け渡さなければならない。
そのため作業スペースが確保し難く、奥まった狭い場所での窓ガラス清掃装置自体の機能維持のための保守、メンテナンスとなり、作業性が悪いという問題もあった。
そのため作業スペースが確保し難く、奥まった狭い場所での窓ガラス清掃装置自体の機能維持のための保守、メンテナンスとなり、作業性が悪いという問題もあった。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたもので、清掃具を上下動するための連結ロープの一部が窓ガラスから見えることがなく、防犯性ならびに意匠性の向上が図れ、また、窓ガラス清掃装置自体の保守、メンテナンスがし易く、作業性の向上が図れるエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために本発明は、乗り場側のエレベータードアと乗りかご側のエレベータードアに防犯用窓ガラスがそれぞれ設置されて、乗りかごが乗り場に停止しているときに、乗りかご内の様子が前記2枚の防犯用窓ガラスを通して乗り場側から見えるエレベーターの前記防犯用窓ガラスを清掃する防犯用窓ガラス清掃装置であって、前記乗り場側のエレベータードアに設置された前記防犯用窓ガラスの前記乗りかごと対応する裏面に接触可能に水平状態で配置された清掃具と、前記エレベータードアに取り付けられたプーリと、一端が前記清掃具に連結されて、途中部分が前記プーリに巻き掛けられ、他端が固定部に連結された連結ロープを備え、前記エレベータードアの開閉動作に連動して前記連結ロープを走行させて、前記清掃具が前記防犯用窓ガラスの裏面に接触した状態で上下移動して前記防犯用窓ガラスの清掃を行うエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、前記防犯用窓ガラスの一方の側辺近くにロープ隠し用部材を設け、前記清掃具の一端が前記ロープ隠し用部材を乗り越えて前記防犯用窓ガラスの反対側に突出し、前記連結ロープの一端が前記清掃具の前記突出部に連結されて、前記連結ロープが前記ロープ隠し用部材によって隠されることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、清掃具を上下動するための連結ロープの一部が窓ガラスから見えることがなく、防犯性ならびに意匠性の向上が図れ、また、窓ガラス清掃装置自体の保守、メンテナンスがし易く、作業性の向上が図れるエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置の提供が可能となる。
図示していないが本発明の実施形態に係るエレベーターにおいても、乗り場側のエレベータードアと乗りかご側のエレベータードアには、防犯のために同一形状で、おなじ広さの窓ガラスがそれぞれ設置されており、乗りかごが乗り場に停止しているときに、乗りかご内の様子が2枚の窓ガラスを通して乗り場側から見えるようになっている。
以下、本発明の各実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るエレベーターの窓ガラス清掃装置のエレベータードアが閉じている状態を示す乗りかご側から視た概略構成図、図2はそのエレベータードアが開いている状態を示す乗りかご側から視た概略構成図、図3は図1A−A線上の拡大断面図である。
本実施形態に係るエレベーターの窓ガラス清掃装置10(図1、図3参照)も、乗り場側に設置されたエレベータードア1の窓ガラス2の裏面(乗りかごと対応している側の面)に清掃具11が接触可能に配置されており、エレベータードア1の開閉動作に1対1で連動して、清掃具11を窓ガラス2に対して相対的に上下移動させて、窓ガラス2の裏面を清掃するものである。
図2ならびに図3に示すように、長方形をした窓ガラス2の一方の側辺近くにガイド部材21aが設置され、窓ガラス2の他方の側辺近くに2本のガイド部材21bとガイド部材21cが所定の間隔をおいて設置されている。
従って、ガイド部材21aと、ガイド部材21bならびにガイド部材21cの対が窓ガラス2の両側に相対して垂直(上下)方向に長くなるように平行に設置されており、ガイド部材21aからガイド部材21cにかけて清掃具11が水平状態に配置されている。
なお、ガイド部材21a、21b、21cの長さはほぼ同寸であって、共に窓ガラス2の長さよりも若干長く設計されている。
なお、ガイド部材21a、21b、21cの長さはほぼ同寸であって、共に窓ガラス2の長さよりも若干長く設計されている。
清掃具11は図3に示すように、細長い保持板12の窓ガラス2と対向する面に例えばブラシなどからなる棒状の清掃部材13を固定したものから構成されている。清掃具11(保持板12)の一方の端部にはスライドシュー14が取り付けられており、スライドシュー14はガイド部材21aの長手方向に沿って摺動する。
また、清掃具11(保持板12)の他方の端部は図3に示すように、ガイド部材21cを乗り越えて窓ガラス2の反対方向に突出しており、その突出部にスライドシュー14と共働して清掃具11の水平状態を保ちながら、上下方向に円滑に移動させるために吊り合いローラ15と錘ローラ16が設けられている。吊り合いローラ15がガイド部材21bの上を転動し、錘ローラ16がガイド部材21cの上を転動するようになっている。
本実施形態の場合、ガイド部材21aとガイド部材21cは断面L字形をしており、ガイド部材21bは断面T字形をしている。このガイド部材21bは、錘ローラ16のガイドとしても寄与している。
本実施形態は図2に示すように、エレベータードア1が両開きのエレベーターになっており、図面に向かって右側の第1エレベータードア1(1)の上部には第1駆動プーリ18(1)が水平軸回りに設置され、さらに第1駆動プーリ18(1)の上部には第1ロープ固定部20(1)が取り付けられている。
一方、図面に向かって左側の第2エレベータードア1(2)の上部には第2駆動プーリ18(2)が水平軸回りに設置され、さらに第2駆動プーリ18(2)の上部には第2ロープ固定部20(2)が取り付けられている。
第1エレベータードア1(1)も第2エレベータードア1(2)も図3に示すように、窓ガラス2の一方の側部にはそれよりも長いガイド部材21cが窓ガラス2の当該側部を覆うように延設されており、このガイド部材21cがロープ隠し部材を兼ねている。そのガイド部材21cとそれの外側のガイド部材21bの間に錘ローラ16が配置されている。
図2に示すように、第1エレベータードア1(1)側の第1錘ローラ16(1)の回転軸部には、第1ロープ接続部材23(1)が取り付けられ、その第1連結ロープ接続部材23(1)には第1ロープ17(1)の一端が接続されている。
第1連結ロープ17(1)はガイド部材21cの上方の第1エレベータードア1(1)に設けられたロープ暴れ防止プーリ22を経由し、第1エレベータードア1(1)の上部に開けられた貫通穴(図示せず)を通って、第1駆動プーリ18(1)に掛け渡されて、第1連結ロープ17(1)の他端が反対側の第2エレベータードア1(2)に設けられた第2ロープ固定部20(2)に連結されている。
一方、第2エレベータードア1(2)側の第2錘ローラ16(2)の回転軸部には、第2ロープ接続部材23(2)が取り付けられ、その第2ロープ接続部材23(2)には第2ロープ17(2)の一端が接続されている。
第2連結ロープ17(2)はガイド部材21cの上方の第2エレベータードア1(2)に設けられたロープ暴れ防止プーリ22を経由し、第2エレベータードア1(2)の上部に開けられた貫通穴(図示せず)を通って、第2駆動プーリ18(2)に掛け渡されて、第2連結ロープ17(2)の他端が反対側の第1エレベータードア1(1)に設けられた第1ロープ固定部20(1)に固定されている。従って、2本の連結ロープ17はドアポケット3内の中央部においてクロスした状態になっている。
図1ならびに図2に示すように、エレベータードア1の開閉動作に伴って連結ロープ17が走行し、それによって清掃部材13が窓ガラス2の裏面に接触した状態で清掃具11を上下移動させて、窓ガラス2の清掃を自動的に行うことができる。
図4は本発明の第2実施形態に係るエレベーターの窓ガラス清掃装置のエレベータードアが閉じている状態を示す乗りかご側から視た概略構成図、図5はそのエレベータードアが開いている状態を示す乗りかご側から視た概略構成図である。
本実施形態はエレベータードア1が片開きの例を示しており、図4に示すように、駆動プーリ18がエレベータードア1の上部に水平軸回りに取り付けられ、ドアポケット3の内側のドア開放部4内にロープ固定部20bが設けられている。
連結ロープ17の一端がロープ接続部材23を介して錘ローラ16の回転軸部に連結され、さらに連結ロープ17はロープ暴れ防止プーリ22を経由し、エレベータードア1の上部に開けられた貫通穴(図示せず)を通って、駆動プーリ18に掛け渡されて、連結ロープ17の他端がロープ固定部20bに連結されている。
この実施形態においても、エレベータードア1の開閉動作に伴って連結ロープ17が走行し、それによって清掃部材13が窓ガラス2の裏面に接触した状態で清掃具11を上下移動させて、窓ガラス2の裏面の清掃を自動的に行うことができる。
前記第1ならびに第2実施形態は前述のような構造になっているため、図1ならびに図5に示すように清掃具11が窓ガラス2の下部にあるとき、連結ロープ17の清掃具11と連結されている端部側はガイド部材21cの外側、すなわちガイド部材21cとガイド部材21bの間に入り込んでいる。
そのためガイド部材21cによって連結ロープ17が隠されて、連結ロープ17のどの部分も窓ガラス2から見えない状態になっている。よって視界的に連結ロープ17が邪魔になり、見難くなるようなことがなく、防犯性ならびに意匠性の向上が図れる。
窓ガラス清掃装置10の機能維持のための保守、メンテナンスの作業は、通常、エレベータードア1を閉じた状態で行うことが多い。
前記第1ならびに第2実施形態では図1ならびに図4に示すように、エレベータードア1が閉じた状態で、窓ガラス清掃装置10の構成部品である清掃具11、スライドシュー14、吊り合いローラ15、錘ローラ16、連結ロープ17、駆動プーリ18、ロープ固定部20b、ガイド部材21a,21b,21c、ロープ暴れ防止プーリ22ならびにロープ接続部材23などが、ドア開放部4内に納められた(集約された)構成となっている。そのため窓ガラス清掃装置自体の保守、メンテナンスがし易くなり、作業性の向上が図れる。
前記第1ならびに第2実施形態では図1ならびに図4に示すように、エレベータードア1が閉じた状態で、窓ガラス清掃装置10の構成部品である清掃具11、スライドシュー14、吊り合いローラ15、錘ローラ16、連結ロープ17、駆動プーリ18、ロープ固定部20b、ガイド部材21a,21b,21c、ロープ暴れ防止プーリ22ならびにロープ接続部材23などが、ドア開放部4内に納められた(集約された)構成となっている。そのため窓ガラス清掃装置自体の保守、メンテナンスがし易くなり、作業性の向上が図れる。
さらに前記第1ならびに第2実施形態では、連結ロープ17の暴れ防止機構として、連結ロープ17の一端側がロープ接続部材23を介して錘ローラ16に連結され、さらに連結ロープ17の途中部分がロープ暴れ防止プーリ22に掛けられているから、連結ロープ17に所定の張力が付与されて、連結ロープ17の安定した走行が確保される。
前記実施形態では窓ガラス清掃装置を乗り場側のエレベータードアに設置した場合について説明したが、乗りかご側のエレベータードアに窓ガラス清掃装置を設置する場合も同様の構造で取り付けられる。
1:エレベータードア
2:窓ガラス
3:ドアポケット
4:ドア開放部
10:窓ガラス清掃装置
11:清掃具
12:保持板
13:清掃部材
14:スライドシュー
15:吊り合いローラ
16:錘ローラ
17:連結ロープ
18:駆動プーリ
20:ロープ固定部
21a,21b,21c:ガイド部材
22:ロープ暴れ防止プーリ
23:ロープ接続部材
2:窓ガラス
3:ドアポケット
4:ドア開放部
10:窓ガラス清掃装置
11:清掃具
12:保持板
13:清掃部材
14:スライドシュー
15:吊り合いローラ
16:錘ローラ
17:連結ロープ
18:駆動プーリ
20:ロープ固定部
21a,21b,21c:ガイド部材
22:ロープ暴れ防止プーリ
23:ロープ接続部材
Claims (5)
- 乗り場側のエレベータードアと乗りかご側のエレベータードアに防犯用窓ガラスがそれぞれ設置されて、乗りかごが乗り場に停止しているときに、乗りかご内の様子が前記2枚の防犯用窓ガラスを通して乗り場側から見えるエレベーターの前記防犯用窓ガラスを清掃する防犯用窓ガラス清掃装置であって、
前記乗り場側のエレベータードアに設置された前記防犯用窓ガラスの前記乗りかごと対応する裏面に接触可能に水平状態で配置された清掃具と、
前記エレベータードアに取り付けられたプーリと、
一端が前記清掃具に連結されて、途中部分が前記プーリに巻き掛けられ、他端が固定部に連結された連結ロープを備え、
前記エレベータードアの開閉動作に連動して前記連結ロープを走行させて、前記清掃具が前記防犯用窓ガラスの裏面に接触した状態で上下移動して前記防犯用窓ガラスの清掃を行うエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、
前記防犯用窓ガラスの一方の側辺近くにロープ隠し用部材を設け、前記清掃具の一端が前記ロープ隠し用部材を乗り越えて前記防犯用窓ガラスの反対側に突出し、前記連結ロープの一端が前記清掃具の前記突出部に連結されて、前記連結ロープが前記ロープ隠し用部材によって隠されることを特徴とするエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置。 - 請求項1に記載のエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、
前記清掃具の上下移動をガイドするガイド部材が前記ロープ隠し用部材を兼ねていることを特徴とするエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置。 - 請求項2に記載のエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、
前記ロープ隠し用部材を兼ねた前記ガイド部材上を転動するローラが前記清掃具の突出部に連結されていることを特徴とするエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、
前記防犯用窓ガラス清掃装置を構成する構成部品をエレベータードア開放部に集約したことを特徴とするエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置において、
前記連結ロープの暴れ防止機構を備えたことを特徴とするエレベーターの防犯用窓ガラス清掃装置。
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