JP6404744B2 - 引き戸式ドア装置 - Google Patents
引き戸式ドア装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6404744B2 JP6404744B2 JP2015035268A JP2015035268A JP6404744B2 JP 6404744 B2 JP6404744 B2 JP 6404744B2 JP 2015035268 A JP2015035268 A JP 2015035268A JP 2015035268 A JP2015035268 A JP 2015035268A JP 6404744 B2 JP6404744 B2 JP 6404744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- panel
- rail
- opening
- door body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
そこで従来、戸袋を構成する第一、第二パネル体のうちの一方のパネル体を、開口部の幅方向にスライド移動に構成するとともに、ドア体の戸先部分と一方のパネル体の戸尻部分とがすれ違うことで、一方のパネル体とドア体とを引き違い可能に構成し、これにより戸袋内の清掃、およびパネル体の戸袋内部側面の払拭清掃を行えるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
そこで、戸袋を構成する第一、第二パネル体の両方を開口部の幅方向にスライド移動に構成することで、パネル体とドア体とを引き違い可能にしなくても、戸袋内の清掃、および第一、第二パネル体の戸袋内部側面の払拭清掃を行えるようにすることが提唱される。しかるに、このように第一、第二パネル体の両方をスライド移動自在に構成した場合、ドア体の上部をスライド移動自在にガイドするドア用レールに加え、第一、第二パネル体の上部をそれぞれスライド移動自在にガイドする二本の第一、第二パネル体用レールが必要になる。つまり、開口部の上方にドア用レールと第一、第二パネル体用レールとの計三本のレールを設ける必要があるが、この場合に、三本のレールが占める見込み寸法が大きくなって引き戸式ドア装置が大型化してしまうことが懸念され、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、請求項1において、他方のパネル体用レールは、開口部上枠の一方の見付け面部を形成する枠材に一体形成される一方、ドア体用レールは、該ドア体用レールの下面部が他方のパネル体用レールの上面部に当接する状態で他方のパネル体用レールの上側に並設されることを特徴とする引き戸式ドア装置である。
請求項2の発明とすることにより、ドア体用レールと第二パネル体用レールとが互いに支持された状態になって、両レールの強度アップを図れる。
図面において、1は建築物の開口部に設けられた引き戸式ドア装置であって、該引き戸式ドア装置1を構成するドア体2は、開口部を幅方向(左右方向)にスライド移動することによって、開口部の戸先側半部に設けられる出入口Aを開閉するとともに、出入口Aを開くときには開口部の戸尻側半部に設けられる戸袋Bに収納されるように構成されている。また、3は開口部が開設される躯体であって、該躯体3は、本実施の形態では、室R(例えば喫煙室)の室内と室外とを仕切るためのガラス材からなるパーティションであり、該パーティション(躯体3)に開設された開口部に引き戸式ドア装置1が設けられている。尚、本発明では、ドア体2の戸先側を開口部や後述する各部材(第一パネル体7、第二パネル体8、ドア体用レール6、第一パネル体用レール13、第二パ
ネル体用レール14、開口部上枠26、外側枠材27、内側枠材28等)の戸先側とし、ドア体2の戸尻側を開口部や各部材の戸尻側とする。
尚、図中、21はドア体用レール6の戸先側端部、戸尻側端部に設けられる全閉用、全開用の位置決め用ストッパであって、該位置決め用ストッパ21は、ドア体2が全閉姿勢、全開姿勢になったときに前記ドア体用ローラ取付ブラケット20に設けられたストッパ当接部20fに当接するように設定されている。
また、前記ドア体2、第一、第二パネル体7、8の下框2b、7b、8bの下部には、下方が開口したガイド溝部2e、7e、8eが左右幅略全長に亘って形成されており、該ガイド溝部2e、7e、8eには、開口部の床面に固定されたガイド突起34が嵌入している。そして、ドア体2、第一、第二パネル体7、8が開口部をスライド移動する場合には、前記ガイド突起34がガイド溝部2e、7e、8eを左右方向に相対的にスライド移動し、これによりドア体2、第一、第二パネル体7、8の下部側のスライド移動のガイドがなされるように構成されている。
このため、本実施の形態では、ドア体2、第一パネル体7の上側にドア体用、第一パネル体用のスペーサ18、19を設け、これらスペーサ18、19の上端部よりもカバー体29の下端部が下方に位置するように構成して、ドア体2、第一パネル体7の吊持部(ドア体用ローラユニット4、第一パネル体用ローラユニット9)が室外側から目視できないようにするとともに、第一パネル体用のスペーサ19の室外側面が第一パネル体上框7aの室外側面よりも室内側に位置するようにスペーサ19の見込み幅寸法を幅狭に形成し、これにより、カバー体29を室内側見付け面部27aにできるだけ近づけて配置しても、カバー体29の下端部が第一パネル体用のスペーサ19に干渉してしまうことを回避できるようになっている。尚、ドア体2は、第一パネル体7よりも室内側に位置しているため、ドア体用のスペーサ18はカバー体29に干渉する惧れはないが、部品の共通化および意匠上、第一パネル体用のスペーサ19と同形状のもの、つまり、ドア体用のスペーサ18の室外側面がドア体上框2aの室外側面よりも室内側に位置するようにスペーサ18の見込み幅寸法が幅狭に形成されたものが用いられている。また、第二パネル体8は、戸袋姿勢のときには第一パネル体7の室内側に位置しているため、該第二パネル体8の吊持部(第二パネル体用ローラユニット10)が室外側から目視される惧れはない。
尚、図中、39aは動力伝動体39の張力調整用のターンバックル、39bはターンバックル39aに動力伝動体39を連結するためのホルダーであって、本実施の形態では、該ホルダー39bに、動力伝動体39とドア体用ローラユニット4とを連結するための連結部材23がボルトを介して固定されている。
また、43aはドア体2の戸先側縦框2cに取付けられたタッチプレートであって、該タッチプレート43aはドア体2を開こうとする人がタッチするものであるが、本実施の形態のタッチプレート43aは検出を行うセンサではなく、タッチプレート43aにタッチしている人が開口部上枠26に取付けられた検出センサ43によって検出されるようになっている。さらに、本実施の形態では、図示しないが、出入口Aを左右方向に横切る光線を用いた光電センサも併用されている。
2 ドア体
6 ドア体用レール
7 第一パネル体
8 第二パネル体
13 第一パネル体用レール
14 第二パネル体用レール
26 開口部上枠
27 外側枠材、
27a 室内側見付け面部
33 駆動装置
B 戸袋
Claims (2)
- 開口部を幅方向にスライド移動するドア体と、開口部の戸尻側半部に設けられる戸袋と、開口部の上方に設けられ、ドア体をスライド移動させるべくドア体に連動連結される駆動装置とを備え、該駆動装置の駆動に基づきドア体をスライド移動させることで開口部の戸先側半部を開閉するように構成してなる引き戸式ドア装置において、前記戸袋を、ドア体の見込み方向両側に位置する第一、第二パネル体で構成し、これら第一、第二パネル体をそれぞれ開口部の幅方向にスライド移動自在に設けるとともに、開口部の上方に、前記ドア体の上部をスライド移動自在にガイドするドア体用レールと、第一、第二パネル体の上部をそれぞれスライド移動自在にガイドする第一、第二パネル体用レールとを設けるにあたり、第一、第二パネル体用レールのうち一方のパネル体用レールを駆動装置よりも上方に配し、ドア体用レールと第一、第二パネル体用レールのうち他方のパネル体用レールとを駆動装置よりも下方に配する一方、これら駆動装置よりも下方に配されるドア体用レールと他方のパネル体用レールとを上下に並設させて設けたことを特徴とする引き戸式ドア装置。
- 請求項1において、他方のパネル体用レールは、開口部上枠の一方の見付け面部を形成する枠材に一体形成される一方、ドア体用レールは、該ドア体用レールの下面部が他方のパネル体用レールの上面部に当接する状態で他方のパネル体用レールの上側に並設されることを特徴とする引き戸式ドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015035268A JP6404744B2 (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | 引き戸式ドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015035268A JP6404744B2 (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | 引き戸式ドア装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016156210A JP2016156210A (ja) | 2016-09-01 |
JP6404744B2 true JP6404744B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=56825329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015035268A Active JP6404744B2 (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | 引き戸式ドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6404744B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054547Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1993-02-04 | ||
JP5354824B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2013-11-27 | 昭和フロント株式会社 | 引き戸式ドア装置 |
-
2015
- 2015-02-25 JP JP2015035268A patent/JP6404744B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016156210A (ja) | 2016-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100764680B1 (ko) | 스크린도어 장치 | |
JP6792466B2 (ja) | シャッター装置及びそのガイドレールの製造方法 | |
JP5977639B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP6404744B2 (ja) | 引き戸式ドア装置 | |
JP2009249155A (ja) | エレベータの戸開閉装置 | |
JP4875472B2 (ja) | 多重引き式引戸装置 | |
JP2019148138A (ja) | ブース用の円弧状ドア装置 | |
JP6925600B2 (ja) | 開閉体のガイドレール構造 | |
JP7002995B2 (ja) | 自動ドア装置 | |
KR101260020B1 (ko) | 건축물 입구용 절첩 도어장치 | |
JP7446175B2 (ja) | 電動式の円弧状ドア装置 | |
JP7202546B1 (ja) | エレベータ | |
KR101536572B1 (ko) | 커튼 장치 | |
JP6305034B2 (ja) | 折畳みシャッター | |
JP2009019466A (ja) | フラット引戸装置 | |
JPH0254077A (ja) | ユニット式引戸装置 | |
JP6342630B2 (ja) | 開閉体収容ケース | |
JP5601526B2 (ja) | 折畳み式横引きシャッター装置 | |
KR20120086159A (ko) | 건축물 입구용 텔레스코픽 도어장치 | |
JP6495763B2 (ja) | 引戸連動装置 | |
JP5373540B2 (ja) | 間仕切装置 | |
JP4010550B2 (ja) | 開閉体装置 | |
JP4012104B2 (ja) | 開閉体装置 | |
JP6293307B2 (ja) | エレベータ | |
JP2022096123A (ja) | パイプ式折畳み扉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6404744 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |