JP2016058097A - 光透過性導電性フィルム、及びその光透過性導電性フィルムを含有するタッチパネル - Google Patents

光透過性導電性フィルム、及びその光透過性導電性フィルムを含有するタッチパネル Download PDF

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Abstract

【課題】曲面を有するタッチパネルやタッチパネル面を折りたたむ意匠のタッチパネルに対して用いることができる、高い耐屈曲性を有する光透過性導電性フィルムを提供すること。
【解決手段】
(A)光透過性支持層;
(C)光透過性導電層;及び
(D)裏面コート層
を含有し、
前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
前記光透過性支持層(A)の、前記光透過性導電層(C)が配置されていない面に、前記裏面コート層(D)が、直接又は一以上の他の層を介して配置されている光透過性導電性フィルムであって:
前記裏面コート層(D)が、無機フィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有し、かつ前記フィラーが球状、板状、隗状又は燐片状の無機酸化物であることを特徴とする光透過性導電性フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、光透過性導電性フィルム、及びその光透過性導電性フィルムを含有するタッチパネルに関する。
タッチパネルの方式として、静電容量型タッチパネルが使用されている。これらのタッチパネルに搭載される光透過性導電性フィルムとして、酸化インジウムスズ(ITO)等の金属酸化物を含有する光透過性導電層を含有するフィルムが数多く使用されている。静電容量型タッチパネルに用いられる導電性フィルムとしては、タッチパネルの小型、軽量化に加えて意匠性も兼ね備えたタッチパネルでの使用にも耐えうることが求められる。
従来のタッチパネルにおいては、通常、板状のタッチパネルの裏面に金属配線を形成した透過性導電性フィルムを配置する。したがって、厚みが薄くても十分な程度にまで低抵抗化された光透過性導電性フィルムであればよい(特許文献1)。
しかし、タッチパネルの意匠性を高めるうえで、タッチパネル表面に曲面を持たせた意匠や、タッチパネル面を折りたたむことができる意匠のタッチパネルが検討されてきており、これら意匠に耐えうる光透過性導電性フィルムが求められていた。
特開2012―053594号公報
本発明者らは、曲面を有するタッチパネルやタッチパネル面を折りたたむ意匠のタッチパネルに従来の光透過性導電性フィルムを用いると導電層にクラックが多数発生して導電層が絶縁するという問題を見出した。そこで、本発明は、曲面を有するタッチパネルやタッチパネル面を折りたたむ意匠のタッチパネルに対して用いることができる、高い耐屈曲性を有する光透過性導電性フィルムを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を重ね、本発明を完成させた。具体的には、本発明者らは、導電層の下地として形成される下地層又は裏面コート層として特定のものを使用することにより、高い耐屈曲性を有する光透過性導電性フィルムを実現することに成功した。本発明はかかる知見に基づきさらに検討を重ねることにより完成された。本発明は次に掲げるものである。
項1.
(A)光透過性支持層;
(C)光透過性導電層;及び
(D)裏面コート層
を含有し、
前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
前記光透過性支持層(A)の、前記光透過性導電層(C)が配置されていない面に、前記裏面コート層(D)が、直接又は一以上の他の層を介して配置されている光透過性導電性フィルムであって:
前記裏面コート層(D)が、無機フィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有し、かつ前記フィラーが球状、板状、隗状又は燐片状の無機酸化物であることを特徴とする光透過性導電性フィルム。
項2.
前記無機フィラーが、シリカ、アルミナ、チタニア及びジルコニアからなる群より選択される少なくとも一種を含有する、項1に記載の光透過性導電性フィルム。
項3.
前記無機フィラーの短辺が2nm〜1000nmであり、かつ長辺が5nm〜5000nmである、項1又は2に記載の光透過性導電性フィルム。
項4.
前記無機フィラーが、粒径5nm〜400nmの球状シリカである、項1〜3のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項5.
前記裏面コート層(D)の無機成分/有機成分の重量比が、0.1〜10である、項1〜4のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項6.
前記裏面コート層(D)の有機成分が、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタンレート樹脂及びエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の有機成分である、項1〜5のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項7.
前記光透過性支持層(A)が、少なくとも2層の樹脂フィルムを含む複数層のフィルムからなる、項1〜6のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項8.
前記樹脂フィルムが、厚さ1μm〜50μmの光学透明接着剤を介して隣接するフィルムと貼り合わされている、項7に記載の光透過性導電性フィルム。
項9.
150℃で60分加熱した際の前記樹脂フィルムの間の熱収縮率差がいずれも1.0〜1.2倍である、項7又は8に記載の光透過性導電性フィルム。
項10.
前記裏面コート層(D)の厚さが、0.4μm〜5.0μmである、項1〜9のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項11.
前記裏面コート層(D)が、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、メラミン樹脂及びシアネート樹脂からなる群より選択される少なくとも一種を含有する有機フィラーが、有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有する、項1〜10のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項12.
前記有機フィラーが、粒径0.3μm〜3.0μmのアクリル樹脂である、項11に記載の光透過性導電性フィルム。
項13.
前記裏面コート層(D)の鉛筆硬度が、H以上である、項1〜12のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項14.
前記裏面コート層(D)の算術表面粗さRaが、1nm〜300nmである、項1〜13のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項15.
(A)光透過性支持層;
(B)下地層;及び
(C)光透過性導電層
を含有し、
前記下地層(B)が、前記光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に、少なくとも下地層(B)を介して配置されている光透過性導電性フィルムであって:
前記下地層(B)が、SiO(x=0.1〜2.0)を含有し、かつ重量が0.01〜5μg/cmであることを特徴とする光透過性導電性フィルム。
項16.
前記SiOにおいて、x=1.5〜2.0である、項15に記載の光透過性導電性フィルム。
項17.
前記光透過性支持層(A)が、少なくとも2層の樹脂フィルムを含む複数層のフィルムからなる、項15〜16のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
項18.
前記樹脂フィルムが、厚さ1μm〜50μmの光学透明接着剤を介して隣接するフィルムと貼り合わされている、項17に記載の光透過性導電性フィルム。
項19.
150℃で60分加熱した際の前記樹脂フィルムの間の熱収縮率差がいずれも1.0〜1.2倍である、項17又は18に記載の光透過性導電性フィルム。
項20.
項1〜19のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルムを含有する、タッチパネル。
本発明の光透過性導電性フィルムは、高い耐屈曲性を有する。
光透過性導電性フィルムに対する耐屈曲性の試験器具の概略図である。 実施例、および比較例の光透過性導電性フィルムに対する耐屈曲性試験の試験回数と表面抵抗変化率との関係図である。
1. 光透過性導電性フィルム
本発明の光透過性導電性フィルムの一つの態様は、
(A)光透過性支持層:及び
(B)下地層
(C)光透過性導電層
を含有し、
前記下地層(B)が、前記光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に、少なくとも下地層(B)を介して配置されている。
また、本発明の光透過性導電性フィルムの別の態様は、
(A)光透過性支持層;
(C)光透過性導電層;及び
(D)裏面コート層
を含有し、
前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
前記光透過性支持層(A)の、前記光透過性導電層(C)が配置されていない面に、前記裏面コート層(D)が、直接又は一以上の他の層を介して配置されている。
光透過性支持層とは、光透過性導電層を含む層を支持する役割を果たすものをいう。
本発明において「光透過性」とは、光を透過させる性質を有する(translucent)ことを意味する。「光透過性」には、透明(transparent)が含まれる。「光透過性」とは、例えば、全光線透過率が80%以上、好ましくは85%以上、より好ましくは88%以上である性質をいう。本発明において全光線透過率は、ヘーズメーター(日本電色社製、商品名:NDH−2000、またはその同等品)を用いてJIS−K−7105に基づいて測定する。
本発明において、各層の厚さは、市販の反射分光膜厚計(大塚電子、FE−3000(製品名)、又はその同等品)を用いて求める。又は、代替的に、市販の透過型電子顕微鏡を用いた観察により求めてもよい。具体的には、ミクロトーム又はフォーカスイオンビームなどを用いて光透過性導電性フィルムをフィルム面に対して垂直方向に薄く切断し、その断面を観察する。
SiOの付着量は、市販の波長分散型蛍光X線分析装置(RIGAKU社製ZSX Primus III+、又はその同等品)により測定される蛍光X線強度を用いて、FP法によりSiの付着量を算出し、同量のSi付着量を含むSiOの付着量に換算して求める。
本明細書において、光透過性支持層(A)の一方の面に配置される複数の層のうち二つの層の相対的な位置関係について言及する場合、光透過性支持層(A)を基準にして、光透過性支持層(A)からの距離が大きい一方の層を「上の」層等ということがある。
1.1 光透過性支持層(A)
本発明において光透過性支持層とは、光透過性導電層を含有する光透過性導電性フィルムにおいて、光透過性導電層を含む層を支持する役割を果たすものをいう。
光透過性支持層(A)は、本発明の効果の点で好ましくは、互いに同一の又は異なる、少なくとも2層の樹脂フィルム(a)を含む複数層のフィルムからなる。
樹脂フィルム(a)としては、特に限定されないが、例えば、タッチパネル用光透過性導電性フィルムにおいて、光透過性支持層として通常用いられるものを用いることができる。
樹脂フィルム(a)の素材は、特に限定されないが、例えば、各種の有機高分子等を挙げることができる。有機高分子としては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル系樹脂、アセテート系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリメタクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂及びポリフェニレンサルファイド系樹脂等が挙げられる。ポリエステル系樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリエチレンナフタレート(PEN)等が挙げられる。樹脂フィルム(a)の素材は、ポリエステル系樹脂が好ましく、中でも特にPETが好ましい。樹脂フィルム(a)は、これらのうちいずれか単独からなるものであってもよいし、複数種からなるものであってもあってもよい。
なお、複数層のフィルムである光透過性支持層(A)を得る方法は特に限定されず、それぞれの樹脂フィルム(a)を接着剤や粘着剤で貼り合わせる方法や熱ラミネートする方法などが挙げられる。
樹脂フィルム(a)の厚さは、10〜200μm、好ましくは20〜150μmである。
光透過性支持層(A)の厚さは、特に限定されないが、例えば、2〜300μmの範囲が挙げられる。光透過性支持層(A)が、2枚の樹脂フィルム(a)を透明な粘着剤(光学透明接着剤)を介して積層した複数層のフィルムである場合は、粘着剤層を含めた総厚さが2〜300μmの範囲内であることが好ましい。
透明な粘着剤としては、特に限定されないが、例えば、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤、ポリアミド系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤、塩化ビニル系粘着剤、エポキシ系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等が挙げられる。なかでもアクリル系粘着剤が好ましい。
好ましくは、樹脂フィルム(a)が、厚さ1μm〜50μm、より好ましくは5μm〜30μmの光学透明接着剤を介して隣接するフィルムと貼り合わされている。これにより、十分な接着性を保持しながら、光透過性導電性フィルムのアニール後のカールを低減できるという効果が得られる。
好ましくは、150℃で60分加熱した際の樹脂フィルム(a)の間の熱収縮率差がいずれも1.0〜1.2倍、より好ましくは1.0〜1.1倍である。これにより、光透過性導電性フィルムのアニール後のカールを低減できるという効果が得られる。
1.2 下地層(B)
本発明の光透過性導電性フィルムは、下地層(B)を含有していてもよく、この場合、下地層(B)は透過性導電層(C)と光透過性支持層(A)との間に配置されている。なお、光透過性導電層(C)は、下地層(B)に隣接して配置されていてもよい。
下地層(B)は、SiO(x=0.1〜2.0)を含む。SiOは、本発明の効果の点で好ましくはSiO(x=1.5〜2.0)である。
下地層(B)は、単位面積当たりの密度(付着量)が、特に限定されないが、本発明の効果の点で、好ましくは0.01〜5μg/cm、より好ましくは0.02〜3μg/cmであり、さらに好ましくは0.05〜1.5μg/cmである。
下地層(B)は、さらに有機成分を含有していてもよい。有機成分は、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタンレート樹脂及びエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の有機成分等が挙げられる。
下地層(B)は、本発明の効果の点で好ましくは、SiOを含有するフィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有し、かつ前記フィラーの形状が球状、板状、隗状又は燐片状である。有機ポリマー又は有機バインダーとしては、特に限定されないが、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタンレート樹脂及びエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂等が挙げられる。
特に限定されないが、本発明の効果の点で好ましくは、SiOを含有するフィラーの短辺が2nm〜1000nmであり、かつ長辺が5〜5000nmである。本発明の効果の点でより好ましくは、SiOを含有するフィラーの短辺が2nm〜300nmであり、かつ長辺が5〜300nmである。この範囲にある場合、下地層の透過率を高くできる。
下地層(B)は、一層が配置されていてもよい。あるいは二層以上が互いに隣接して、または他の層を介して互いに離間して配置されていてもよい。下地層(B)が二層以上互いに隣接して配置されているのが好ましい。このような態様の例としては、例えば、xが異なる二以上のSiO層が隣接する積層(stacking)が挙げられる。
下地層(B)の一層あたりの厚さとしては、特に限定されないが、例えば0.1〜10nm等が挙げられる。二層以上が互いに隣接して配置されている場合は互いに隣接している全ての下地層(B)の合計厚さが上記範囲内であればよい。
下地層(B)の屈折率は、本発明の光透過性導電性フィルムがタッチパネル用光透過性導電性フィルムとして使用できる限り特に限定されないが、例えば、1.4〜1.5が好ましい。
下地層(B)を配置する方法として、乾式としては、例えば、スパッタリング法、イオンプレーティング法、真空蒸着法及びパルスレーザーデポジション法により隣接する層上に積層する方法等が挙げられる。
1.3 光透過性導電層(C)
本発明において光透過性導電層とは、電気を導通しかつ可視光を透過する役割を果たすものをいう。光透過性導電層(C)としては、特に限定されないが、例えば、タッチパネル用光透過性導電性フィルムにおいて光透過性導電層として通常用いられるものを用いることができる。
光透過性導電層(C)は、金属酸化物を含有する。金属酸化物としては、特に限定されないが、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化錫及び酸化チタン等が挙げられる。金属酸化物としては、透明性と導電性を両立する点で酸化インジウムにドーパントをドープしたものが好ましい。ドーパントとしては、特に限定されないが、例えば、酸化スズ及び酸化亜鉛、並びにそれらの混合物等が挙げられる。
金属酸化物として酸化インジウムに酸化スズをドープしたものを用いる場合は、酸化インジウム(III)(In)に酸化スズ(IV)(SnO)をドープしたもの(tin−doped indium oxide;ITO)が好ましい。この場合、SnOの添加量としては、特に限定されないが、例えば、1〜15重量%、好ましくは2〜10重量%、より好ましくは3〜8重量%等が挙げられる。また、ドーパントの総量が左記の数値範囲を超えない範囲で、酸化インジウムスズにさらに他のドーパントが加えられたものを金属酸化物として用いてもよい。左記において他のドーパントとしては、特に限定されないが、例えばセレン等が挙げられる。
光透過性導電層(C)は、上記の各種金属酸化物のうちいずれか単独を含有するものであってもよいし、複数種を含有するものであってもよい。
また、光透過性導電層(C)は、上記の各種金属酸化物のうちいずれか単独からなるものであってよいし、複数種からなるものであってよい。
光透過性導電層(C)は、特に限定されないが、その全部又は一部が、前記金属酸化物の結晶体若しくは非晶質体、又はそれらの混合体であってもよい。
光透過性導電層(C)の厚さは、特に限定されないが、導電性及び/又は透明性の点で、好ましくは10〜300nmであり、より好ましくは10〜100nm、さらに好ましくは15〜50nmである。
1.4 裏面コート層(D)
裏面コート層(D)が、光透過性支持層(A)の、前記光透過性導電層(C)が配置されていない面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されていてもよい。
裏面コート層(D)は、シリカ、アルミナ及びジルコニアのうち少なくとも一種の無機成分及び有機成分を含有する。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)に含まれるシリカが、粒径5nm〜400nmの球状シリカであれば好ましい。裏面コート層(D)に含まれるシリカが、粒径5nm〜300nmの球状シリカであればより好ましい。なお、本発明において、球状シリカの粒系は動的光散乱式粒子径分布測定装置(堀場製作所製、SZ−100)又はその同等品で測定することができる。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)に含まれるシリカが、SiO(x=0.1〜2.0)であれば好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)のSi/Cの元素比が、0.1〜10であれば好ましく、0.2〜5であればより好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)の有機成分が、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタンレート樹脂及びエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の有機成分であれば好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)が、前記SiOを含有するフィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有し、かつ前記フィラーの形状が球状、板状、隗状又は燐片状であれば好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、SiOフィラーの短辺が2nm〜1000nmであり、かつ長辺が5nm〜5000nmであれば好ましい。SiOフィラーの短辺が2nm〜300nmであり、かつ長辺が5nm〜300nmであればより好ましい。左記において、短辺及び長辺の長さは以下のようにして測定する。原子分解能分析電子顕微鏡 (日本電子製、JEM−ARM300F)若しくは走査型電子顕微鏡(日本電子製、JCM−6000)又はそれらの同等品で測定した50個の粒子の平均値から求めることができる。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)の厚さが、0.5μm〜5.0μmであれば好ましく、0.5μm〜3.0μmであればより好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、裏面コート層(D)が、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、メラミン樹脂及びシアネート樹脂からなる群より選択される少なくとも一種を含有する有機フィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有するものであれば好ましい。
特に限定されないが、本発明の効果の点で、有機フィラーが、粒径0.5μm〜3.0μmのアクリル樹脂であればより好ましい。
特に限定されないが、裏面コート層(D)の鉛筆硬度が、H以上であれば好ましい。この場合、光透過性導電層のパターンエッチング後のフィルムの変形を抑制できるという効果が得られる。左記において、鉛筆硬度は鉛筆引っかき硬度試験機(安田精機製作所製、No.553)又はその同等品を用いて計測する。
特に限定されないが、裏面コート層(D)の算術表面粗さRaが、1nm〜300nmであれば好ましい。この場合、コート層表面での光散乱を抑制するという効果が得られる。左記において、算術表面粗さRaは白色干渉計(菱化システム製、Vertscan2.0)又はその同等品を用いて測定する。
1.5 ハードコート層(E)
本発明の光透過性導電性フィルムは、さらに、ハードコート層(E)を含有し、かつ少なくとも一方の光透過性導電層(C)が、少なくともハードコート層(E)を介して光透過性支持層(A)の面に配置されていてもよい。
本発明の光透過性導電性フィルムが下地層(B)及びハードコート層(E)の両者を光透過性支持層(A)の同じ面側に含む場合は、その下地層(B)が、少なくともそのハードコート層(E)を介して前記光透過性支持層(A)の面に配置されている。この場合、下地層(B)は、好ましくはハードコート層(E)に隣接して配置されている。
ハードコート層(E)は、好ましくは光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に隣接して配置されている。
ハードコート層(E)は、一層が配置されていてもよい。あるいは二層以上が互いに隣接して、または他の層を介して互いに離間して配置されていてもよい。
ハードコート層(E)は、光透過性支持層(A)の両面に配置されていてもよい。
本発明においてハードコート層とは、プラスチック表面の傷つきを防止する役割を果たすものをいう。ハードコート層(E)としては、特に限定されないが、例えば、タッチパネル用光透過性導電性フィルムにおいてハードコート層として通常用いられるものを用いることができる。
ハードコート層(E)の素材は、特に限定されないが、例えば、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂、メラミン系樹脂及びアルキド系樹脂等が挙げられる。ハードコート層(E)の素材としては、さらに、シリカ、ジルコニア、チタニア及びアルミナ等のコロイド粒子等を上記樹脂中に分散させたものも挙げられる。ハードコート層(E)は、これらのうちいずれか単独からなるものであってもよいし、複数種からなるものであってもあってもよい。ハードコート層(E)としては、ジルコニア粒子を分散したアクリル樹脂が好ましい。
ハードコート層(E)の一層あたりの厚さは、特に限定されないが、例えば0.1〜10μm、1〜7μm、及び2〜6μm等が挙げられる。二層以上が互いに隣接して配置されている場合は互いに隣接している全てのハードコート層(E)の合計厚さが上記範囲内であればよい。左記の例示列挙においては後出のものが前出のものよりも好ましい。
ハードコート層(E)の屈折率は、本発明の光透過性導電性フィルムがタッチパネル用光透過性導電性フィルムとして使用できる限り特に限定されないが、例えば、1.4〜1.7等が挙げられる。
ハードコート層(E)は、下地層(B)よりも高い屈折率を有していてもよい。この場合、下地層(B)は好ましくはハードコート層(E)の一方の面に隣接して配置されている。このような構成を採ることにより、下地層(B)及びハードコート層(E)の光学干渉作用により光透過性導電性フィルムの透過率が向上するので好ましい。また、このような構成を採ることにより、パターン化された光透過性導電性層のパターン見えが軽減される。
ハードコート層(E)を配置する方法としては、特に限定されないが、例えば、フィルムに塗布して、熱で硬化する方法、紫外線や電子線などの活性エネルギー線で硬化する方法等が挙げられる。生産性の点で、紫外線により硬化する方法が好ましい。
1.5 その他の層
本発明の光透過性導電性フィルムは、光透過性支持層(A)の少なくとも一方の面に、下地層(B)及び光透過性導電層(C)に加えて裏面コート層(D)、ハードコート層(E)及びそれらと異なる少なくとも1種のその他の層(F)からなる群より選択される少なくとも1種の層がさらに配置されていてもよい。
(A)〜(E)のいずれとも異なるその他の層としては、特に限定されないが、例えば、接着層等が挙げられる。
接着層とは、二層の間に当該二層と互いに隣接して配置され、当該二層間を互いに接着するために配置される層である。接着層としては、特に限定されないが、例えば、タッチパネル用光透過性導電性フィルムにおいて接着層として通常用いられるものを用いることができる。接着層は、これらのうちいずれか単独からなるものであってもよいし、複数種からなるものであってもあってもよい。
1.6 本発明の光透過性導電性フィルムの用途
本発明の光透過性導電性フィルムは、タッチパネルの意匠の自由度が高い静電容量型タッチパネルの製造のために好ましく用いられる。抵抗膜方式タッチパネルの場合はタッチペンが必要となるため平面では無いタッチパネルでは画面をなぞる際に指でなぞるより不利である。本発明の光透過性導電性フィルムは、耐屈曲性が高いので、繰り返し折り曲げられたり、大きな曲率で曲げて光透過性導電性フィルムを使用しても低抵抗で駆動する静電容量型タッチパネルが得られる。静電容量型タッチパネルについて詳細は、2で説明する通りである。
2. 本発明の静電容量型タッチパネル
本発明の静電容量型タッチパネルは、本発明の光透過性導電性フィルムを含み、さらに必要に応じてその他の部材を含んでなる。
本発明の静電容量型タッチパネルの具体的な構成例としては、次のような構成が挙げられる。なお、保護層(1)側が操作画面側を、ガラス(5)側が操作画面とは反対側を向くようにして使用される。
(1)保護層
(2)本発明の光透過性導電性フィルム(Y軸方向)
(3)絶縁層
(4)本発明の光透過性導電性フィルム(X軸方向)
(5)ガラス
本発明の静電容量型タッチパネルは、特に限定されないが、例えば、上記(1)〜(5)、並びに必要に応じてその他の部材を通常の方法に従って組み合わせることにより製造することができる。
以下に実施例を掲げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
一方の面にハードコート層を有する透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ25μm)を用意した。ポリエチレンテレフタレートフィルムのハードコート面に、酸素分圧6×10−3Paの不活性ガス雰囲気下でシリコンターゲットを用いてスパッタリングを行い付着量0.05μg/cmのSiO(x=0.1〜2.0)層を形成した。次いで、SiO層のうえに、スパッタリングにより25nmの厚さのITO膜を形成した。
次いで、ITO膜が形成されていないポリエチレンテレフタレートフィルムの他方の面に厚さ20μmのアクリル粘着剤層を設け、透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さが125μm)をアクリル粘着剤層の上に貼りつけて、2枚のフィルムを粘着剤層で貼り合わせた。2枚のポリエチレンテレフタレートフィルムを150℃で60分加熱した際の互いの熱収縮率差は、1.05であった。
これにより、透明なフィルムを2枚重ねた基材フィルムを有する光透過性導電性積層フィルムを作製した。
実施例2
SiO(x=0.1〜2.0)の付着量を1.49μg/cmに変えたこと以外は、実施例1と同様にして光透過性導電性積層フィルムを作製した。
比較例1
ポリエチレンテレフタレートフィルムのハードコート面にSiO(x=0.1〜2.0)層を形成せず、ハードコート面に直接ITO膜を形成したこと以外は、実施例1と同様にして光透過性導電性積層フィルムを作製した。
比較例2
ポリエチレンテレフタレートフィルムのハードコート面に形成したSiO層の付着量を6μg/cmにしたこと以外は、実施例1と同様にして光透過性導電性積層フィルムを作製した。
<屈曲性試験>
図1のように、光透過性導電層が上向きとなるように、フィルムを直径5mmのステンレス製の棒に巻きつけ、500gの荷重で両端を鉛直下方に引っ張りフィルムを摺動させ、1往復ごとに四探針法で表面抵抗値を測定し、初期表面抵抗値で除したものを変化の値とする。
10往復後、変化のないものを○、変化が1以上あったものを×と評価した。結果を表1に示す。また、耐屈曲性試験の試験回数と表面抵抗変化率との関係を図2に示した。
<透明性の評価>
全光線透過率を測定した。85%以上を○、85%未満のものを×と評価した。結果を表1に示す。
実施例3
SiO(x=0.1〜2.0)層の代わりにSiO(x=1.8)層を設けた他は、実施例1と同様にして光透過性導電性積層フィルムを作製した。実施例3で得られた光透過性導電性積層フィルムは実施例1と同じく、屈曲性試験、透明性について○の評価が得られた。
実施例4〜13
ポリエチレンテレフタレートフィルムを含む光透過性支持層の一方の面に、下地層、SiO層及びITO層がこの順で配置されており、かつポリエチレンテレフタレートフィルムの反対側の面に裏面コート層として厚さ2μmの無機物層が配置されている光透過性導電性積層フィルムを作製した。裏面コート層においては、有機ポリマー(ウレタンアクリレート樹脂)中にシリカフィラーが分散している。
裏面コート層に含まれるシリカフィラーの形状及び裏面コート層における無機成分/有機成分の重量比をそれぞれ表2に示した。
実施例4、6、8、10、12及び13においては、2枚のポリエチレンテレフタレートフィルムを粘着剤層を介して貼り合わせた積層フィルムが用いられており、片側のポリエチレンテレフタレートフィルムの表面(積層フィルムの外面)に裏面コート層が配置されている。
実施例14〜23及び比較例3
表3及び以下に示す条件を除き、他は実施例4と同様にして、光透過性導電性積層フィルムを作製した。
実施例14〜17、19、21及び23、並びに比較例3においては、2枚のポリエチレンテレフタレートフィルムを粘着剤層を介して貼り合わせた積層フィルムが用いられており、片側のポリエチレンテレフタレートフィルムの表面(積層フィルムの外面)に裏面コート層が配置されている。
実施例16においては、光透過性支持層として用いる2枚のPETフィルムを150℃で60分加熱した際の互いの熱収縮率差が1.3であるものを用いた。
実施例21及び22においては、裏面コート層の厚さをそれぞれ、0.3μm及び7μmとした。
実施例4〜23、及び比較例3について、表4に示す通り評価を行った。「−」は評価を行っていないことを表わす。

Claims (15)

  1. (A)光透過性支持層;
    (C)光透過性導電層;及び
    (D)裏面コート層
    を含有し、
    前記光透過性導電層(C)が、前記光透過性支持層(A)の一方の面に、直接又は一以上の他の層を介して配置されており、かつ
    前記光透過性支持層(A)の、前記光透過性導電層(C)が配置されていない面に、前記裏面コート層(D)が、直接又は一以上の他の層を介して配置されている光透過性導電性フィルムであって:
    前記裏面コート層(D)が、無機フィラーが有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有し、かつ前記フィラーが球状、板状、隗状又は燐片状の無機酸化物であることを特徴とする光透過性導電性フィルム。
  2. 前記無機フィラーが、シリカ、アルミナ、チタニア及びジルコニアからなる群より選択される少なくとも一種を含有する、請求項1に記載の光透過性導電性フィルム。
  3. 前記無機フィラーの短辺が2nm〜1000nmであり、かつ長辺が5nm〜5000nmである、請求項1又は2に記載の光透過性導電性フィルム。
  4. 前記無機フィラーが、粒径5nm〜400nmの球状シリカである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  5. 前記裏面コート層(D)の無機成分/有機成分の重量比が、0.1〜10である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  6. 前記裏面コート層(D)の有機成分が、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、アクリルウレタンレート樹脂及びエポキシ樹脂からなる群より選択される少なくとも1種の有機成分である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  7. 前記光透過性支持層(A)が、少なくとも2層の樹脂フィルムを含む複数層のフィルムからなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  8. 前記樹脂フィルムが、厚さ1μm〜50μmの光学透明接着剤を介して隣接するフィルムと貼り合わされている、請求項7に記載の光透過性導電性フィルム。
  9. 150℃で60分加熱した際の前記樹脂フィルムの間の熱収縮率差がいずれも1.0〜1.2倍である、請求項7又は8に記載の光透過性導電性フィルム。
  10. 前記裏面コート層(D)の厚さが、0.4μm〜5.0μmである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  11. 前記裏面コート層(D)が、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、メラミン樹脂及びシアネート樹脂からなる群より選択される少なくとも一種を含有する有機フィラーが、有機ポリマー中又は有機バインダー中に分散した構造を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  12. 前記有機フィラーが、粒径0.3μm〜3.0μmのアクリル樹脂である、請求項11に記載の光透過性導電性フィルム。
  13. 前記裏面コート層(D)の鉛筆硬度が、H以上である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  14. 前記裏面コート層(D)の算術表面粗さRaが、1nm〜300nmである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルム。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の光透過性導電性フィルムを含有する、タッチパネル。
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