JP2016055194A - ヘアスタイリング器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】改良された代替的なヘアスタイリング器具および髪をスタイリングするための方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、複数の加熱ゾーン(Z1〜Z5)を有する少なくとも一つのヒーター(103,104)を備えたヘアスタイリング器具(100,100’,100’’)に関する。加熱ゾーンは、独立して作動可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って配置される。別個に作動可能な加熱ゾーンの連続的配置は、ヘアスタイリング器具の熱的制御を改善するのを助ける。ヘアスタイリング器具は、ヘアストレートナー、カーリングトング、カーリングワンド、あるいはクリンピングアイロンであってもよい。
【選択図】図9

Description

本発明は、髪をスタイリングするのに適したヘアスタイリング器具に関する。
ヘアスタイリング器具は、髪をスタイリングするための熱デバイスである。ヘアスタイリング器具は、それが成形可能となる転移温度を上回るように髪を加熱することによって髪をスタイリングする。髪の種類、太さ、コンディションおよび量に依存して、転移温度は、約160℃ないし200℃の範囲内の温度であろう。
ヘアスタイリング器具は、髪を真っ直ぐにし、カールさせ、かつ/または縮れた状態とするために利用できる。
髪を真っ直ぐにするためのヘアスタイリング器具は、通常、「ストレートアイロン」あるいは「ヘアストレートナー」と呼ばれる。図1は、典型的なヘアストレートナー(1)の一例を示している。ヘアストレートナー(1)は第1および第2のジョー(2a,2b)を含む。各ジョーは、加熱可能プレート(3a,3b)と熱的接触状態で配置された加熱要素(図示せず)を含むヒーターを備える。加熱可能プレートは、実質的に、平坦であり、かつ、対向する状態で、ジョーの内面に配置されている。髪を真っ直ぐにする処理の間、髪は高温の加熱可能プレート間に挟み込まれ、続いて、それを真っ直ぐな形態へと成形するためにプレートを経て緊張状態で引っ張られる。ヘアストレートナーはまた、高温の加熱可能プレートを経て髪を引っ張るのに先立って、頭部に向かって180°ヘアストレートナーを回転させることによって髪をカールさせるのに使用されることもある。
髪をカールさせるためのヘアスタイリング器具は「カーリングトング」および「カーリングワンド」を含む。図2は、従来のカーリングトング(1’)の一例を示している。カーリングトングは第1および第2のジョー(2a’,2b’)を含む。第1のジョーは円筒形あるいはロッド状形態を有するヒーターを備える。ヒーターは、実質的に円筒形の加熱可能プレート(3’)と熱的接触状態で配置された加熱要素を含む。第2のジョーは、円筒形ヒータープレートと一致するような形状とされた凹状円筒クランプ面を備えたクランプ部分(4’)を備える。カーリング処理の間、髪は円筒形加熱可能プレート(3’)の周囲に巻き付けられ、そして、それがカールした状態へと成形されるまでクランプ部分(4’)によってクランプされる。
髪を縮んだ状態とするためのヘアスタイリング器具は、通常、「クリンピングアイロン」と呼ばれる。図3は、従来型のクリンピングアイロンの一例を示している。クリンピングアイロンは第1および第2のジョー(2a’’,2b’’)を含む。各ジョーはヒーターを備える。各ヒーターは加熱可能プレート(3a’’,3b’’)と熱的接触状態で配置された加熱要素を含む。加熱プレートは、鋸歯(波形、ひだ付き)形状面を有し、かつ、対向する状態でジョーの内面に配置される。クリンピング処理の間、髪は、それが縮んだ状態へと成形されるまで高温の加熱可能プレート間に挟み込まれる。
図4は従来型ヘアスタイリング器具の内部構造(10)を大まかに示している。この特定の内部構造は、図1に示すような一対のヒーター(11a,11b)を有するヘアストレートナーに関する。ヘアスタイリング器具は電圧検出手段(13)および熱制御手段(14)を有する制御PCB(12)を含む。電圧検出手段は電力供給源(15)からの入力電圧を制御するために設けられる。熱制御手段はヒーターの働きを制御するために設けられる。一つ以上の温度センサー(16)が熱制御手段にフィードバック制御データを提供するためにヒーターと関連付けて設けられる。ユーザーインターフェース(17)が、必要に応じて、ユーザーがヘア器具の働きを制御することを可能とするために設けられる。
従来のヘアスタイリング器具は、一般に、熱的制御を欠いている。熱的制御を欠如は、ヘアスタイリング器具のスタイリング性能を制限することがあり、かつ/または髪にダメージを引き起こすことがある。たとえば、限定された熱的制御を伴うヘアスタイリング器具は、変動する、不均一で、過剰な、かつ/または不十分な加熱作用をもたらすであろう。このヘアスタイリング器具は制御できない加熱作用を提供することがあり、この場合、加熱プレートの温度はスタイリング処理の間、変動する。ヘアスタイリング器具は、望ましくない加熱作用を提供することがあり、この場合、温度はヒーターの長さに沿って変化する。ヘアスタイリング器具は過剰な加熱作用を提供することがあり、この場合、加熱可能プレートは髪に、特に頭頂部の「バージン」ヘアにダメージを与えるのに十分なほど高温になる。ヘアスタイリング器具は不十分な加熱作用しか提供しないことがあり、この場合、加熱可能プレートは髪を転移温度まで加熱するのに十分な高温とならず、あるいはそれを維持しない。このためにヘアスタイリング器具を繰り返し使用することが必要になるが、これはダメージおよびキューティクル剥離を引き起こすことがある。
熱的制御は、ヘアスタイリング器具が長い熱的時定数を有する場合に損なわれる。熱的時定数は、加熱可能プレートが低い熱伝導率および/または大きな熱的質量を有する場合に過度に長くなることがある。長い熱的時定数は、加熱可能プレートから髪への熱の放散と加熱要素から加熱可能プレートへの熱の供給との間のタイムラグにより、スタイリング処理の間、加熱可能プレートの温度を変動させることがある。この熱的制御問題は、ヘアスタイリング器具が、より太く、湿っており、かつ/またはよりべとついた髪をスタイリングするのに使用される場合に悪化する。より太く、湿っており、かつ/またはよりべとついた髪は、平均的な髪よりも、より大きな熱的質量を有し、したがってそれはスタイリング処理の間、より多くの熱エネルギーを髪に供給することを必要とする。したがって、こうした種類の髪をスタイリングする間に、加熱可能プレートの温度は転移温度以下に低下しがちであり、したがってヘアスタイリング器具の性能は損なわれる。これまで、熱的制御問題は、転移温度を上回る加熱可能プレートの温度を獲得し、それを維持するために、より高い開始温度を使用することで対処されてきた。だが、この高い開始温度は髪にダメージを引き起こすことがあり、したがって不適切な解決策であることが判明した。
ヘアスタイリング器具の熱的制御は温度センサーのポジションによって損なわれることがある。通常使用時、加熱可能プレートの長さに沿って髪が均一に載せられることは稀である。実際、髪は、通常、加熱可能プレートの一端に載せられる。温度センサーが加熱可能プレートの髪が載せられていない領域と関連付けて配置される場合、加熱可能プレートの髪が載せられる領域が、それが髪に熱を発散するために冷却されていても、加熱可能プレートが所望の作動温度であると誤って判定される。したがって、加熱可能プレートの長さに沿って温度勾配が生じ、ヘアスタイリング器具は髪に十分な加熱作用を提供しない。あるいは、温度センサーが加熱可能プレートの髪が載せられる領域と関連付けて配置される場合、それは載せられた領域の冷却を検出する。加熱要素は、続いて、加熱可能プレートのさらなる加熱を実現するように作動させられ、これによって、所望の作動温度に加熱可能プレートの髪が載せられた領域を維持する。髪が載せられていない領域は髪に熱を放散しないので、さらなる加熱は加熱可能プレートの長さに沿った温度勾配を生み出す。さらに、加熱可能プレートのさらなる加熱によって、髪が載せられていない領域の温度は、髪が載せられていない領域に入り込む髪に対してダメージを引き起こすのに十分なほど高温となることがある。
図5は、不均一な髪の分布の影響を示すための、従来のヒーターの一例の概略分解図である。ヒーター(20)は、加熱要素(21)と、実質的に平坦な加熱可能プレート(22)と、加熱可能プレートと加熱要素との間に配置された温度センサー(23)とを含む。加熱要素は、使用中にプレートを加熱するために加熱可能プレートと熱的接触状態で配置される。温度センサーは加熱可能プレートの第1の端部(22a)の方に配置される。したがって、温度センサーは加熱可能プレートの第1の端部領域の温度を検出できる。通常の使用によれば、髪(24)はヘアスタイリング器具に不均一に載せられ、そして加熱可能プレートの第2の端部(22)の近傍に配置される。したがって、加熱可能プレートの第2の端部領域は、髪を加熱するために、髪と熱的接触状態で配置される。温度センサーが髪から離れているので、温度センサーは、それが熱を髪に放散するとき、加熱可能プレートの第2の領域の冷却を検出しない。したがって、加熱可能プレートの第2の端部領域が加熱プレートの第1の端部領域よりも低温になるとき、加熱プレートの長さに沿って温度勾配が形成される。
本発明の実施形態は、改良された代替的なヘアスタイリング器具および髪をスタイリングするための方法を提供することを目的とする。本発明の実施形態は、上記従来型ヘアスタイリング器具に関連した問題および欠点の少なくともいくつかを最小化し、克服しあるいは回避することを目的とする。本発明の実施形態は、熱的制御が改良されたヘアスタイリング器具を提供することを目的とする。本発明の実施形態は、実質的に均一な加熱作用を実現できるヘアスタイリング器具を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、複数の加熱ゾーンを有する少なくとも一つのヒーターを備えたヘアスタイリング器具に関し、加熱ゾーンは別個に制御可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って配置される。
加熱ゾーンは、所望の加熱作用をヒーターに付与するように構成される。たとえば、加熱ゾーンは、ヒーターの長さに沿って実質的に均一な加熱作用を実現する(すなわち、ヒーターの長さに沿って少なくとも実質的に一定の温度を維持する)ように別個に制御されてもよい。加熱ゾーンは、スタイリングプロセスを通じて実質的に均一な加熱作用を実現するように別個に制御されてもよい。加熱ゾーンは、髪の種類、太さ、質、コンディションおよび/または分布に応じて別個に制御されてもよい。有利なことに、ヒーターは、たとえば髪がヒーターの長さに沿って不均一に割り当てられる場合に、使用中に生じる温度勾配の問題を少なくとも最小化(低減、克服)できる。これに代えて、加熱ゾーンは、非均一な加熱作用を実現するように別個に制御されてもよい。
ヒーターは、このヒーターの幅と交差するように配置された加熱ゾーンをさらに備えてもよい。ヒーターは、ヒーターの長さに沿ってかつその幅と交差するよう二次元アレイ状に配置された加熱ゾーンを備えてもよい。二次元アレイは、規則的なあるいは非規則的なグリッド状構成を有していてもよい。
ヒーターは加熱手段および加熱可能プレートを備えてもよく、各加熱ゾーンは、加熱可能プレートの一部と熱的接触状態で配置された加熱手段によって形成される。
代替実施形態では、ヒーターは加熱手段および複数の加熱可能プレートを備えてもよく、各加熱ゾーンは、熱プレートの一つと熱的接触状態で配置された加熱手段によって形成される。
ヒーターは、一つ以上の加熱ゾーンの加熱可能プレートと熱的接触状態で配置された温度検出手段を備えてもよい。
各加熱ゾーンの加熱手段は、加熱手段に別個に制御可能な加熱作用を付与するように構成される。加熱手段は、一つ以上の加熱要素を備えてもよい。加熱手段は一つ以上の重なり合う加熱要素を備えてもよい。加熱手段は加熱手段の積層アレイを備えてもよい。
少なくとも一つの加熱要素は、隣接する加熱要素と熱的に係合するための熱伝達手段を備えてもよい。熱伝達手段は、加熱要素から突出する一つ以上のフィンガー部を備えてもよい。
少なくとも一つの加熱要素は、加熱要素と、隣接する加熱要素との間の境界領域におけるパワー密度を低減するよう構成されてもよい。たとえば、加熱要素は、隣接する加熱要素から所定の距離にて配置されてもよい。これに加えてあるいはこれに代えて、加熱要素は、隣接する加熱要素に面するよう構成された低減されたパワー密度領域を備えてもよい。
加熱ゾーンは、加熱手段を断熱状態とし、かつ、加熱手段と加熱可能プレートとの間の熱的接触を改善するために、弾性断熱手段を備えてもよい。
ヘアスタイリング器具は、加熱ゾーンの働きを制御するための制御システムを備えてもよい。制御システムは、加熱ゾーンに接続されたフレキシブルなプリント回路基板を備えてもよい。制御システムは、ヘアスタイリング器具のポジションあるいは動きの変化を検出し、ヘアスタイリング器具の意図された用法を予測し、そして予測された用法に基づいて加熱ゾーンを作動させるための検出手段を備えていてもよい。制御システムは、ヒーター上に置かれた髪の特性を検出し、相応に加熱ゾーンを作動させるための検出手段を備えてもよい。
ヘアスタイリング器具は、ヘアストレートナー、カーリングトング、カーリングワンドあるいはクリンピングアイロンであってもよい。
ヘアスタイリング器具は、一つ以上の冷却ゾーンを備えてもよい。一つ以上の冷却ゾーンは、別個に作動可能であってもよい。一つ以上の冷却ゾーンは、それぞれ、ヘアスタイリング器具内で加熱された髪の上に冷却空気を導くよう構成された冷却手段によって形成されてもよい。一つ以上の冷却ゾーンは、それぞれ、一つ以上のそれぞれの冷却プレートと熱的接触状態で配置された冷却手段によって形成されてもよい。冷却手段は、マイクロ冷却手段および/または熱電冷却手段を備えていてもよい。
本発明の第2の態様は、ヒーターの長さに沿って配置された複数の別個に制御可能な加熱ゾーンを備えるヒーターに関する。
ヒーターは、本発明の第1の態様のヒーター機能のいずれかを備える。
本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様に基づくヘアスタイリング器具を作動させる方法に関し、所望の加熱作用を提供するために加熱ゾーンのぞれぞれの加熱手段への電力の供給を制御することを含む。
本発明の第4の態様は、加熱可能プレートの一部と熱的接触状態で配置された少なくとも一つのヒーターを備え、かつ、さらに一つ以上の冷却ゾーンを備えるヘアスタイリング器具に関する。
本発明のさらなる理解のために、そしてどのようにそれを実施できるかを示すために、単なる実例として、添付図面を参照する。
従来型ヘアストレートナーの一例の斜視図である。 従来型カーリングトングの斜視図である。 従来型クリンピングアイロンの斜視図である。 従来型ヘアスタイリング器具の内部構造の概略図である。 従来型ヘアスタイリング器具のヒーターの一例の概略分解図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具の第1実施形態のヒーターの概略分解図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具の第2実施形態のヒーターの概略分解図である。 非均一に配分された髪へのゾーン型加熱作用の概略分解図である。 本発明に基づく髪を真っ直ぐにする器具の一例の斜視図である。 本発明に基づくカーリングトング器具の一例の斜視図である。 本発明に基づくクリンピングアイロン器具の一例の斜視図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具の内部構造の概略図である。 さまざまな作動電圧条件の下でのゾーン型加熱作用を示す概略側面図である。 さまざまな作動電圧条件の下でのゾーン型加熱作用を示す概略平面図である。 さまざまな作動電圧条件の下でのゾーン型加熱作用を示す概略側面図である。 さまざまな作動電圧条件の下でのゾーン型加熱作用を示す概略側面図である。 どのように加熱要素を熱的接触状態で配置できるかの一例を示す概略図である。 どのようにして隣接する加熱要素の境界領域におけるパワー密度を低減できるかの一例を示す概略図である。 加熱ゾーンの規則的なグリッド構成を有するヒーターの一例の概略図である。 加熱ゾーンの非規則的なグリッド構成を有するヒーターの一例の概略図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具に搭載されたフレキシブル長手方向プリント回路基板の概略側面図である。 弾性断熱手段の一例を示す断面図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具のジョーの一例を示す断面図である。 本発明に基づくヘアスタイリング器具のフィードフォワード制御系の一例を示す図である。
本発明は少なくとも一つのヒーターを備えたヘアスタイリング器具に関する。ヒーターは複数の加熱ゾーンを備える。加熱ゾーンは、別個に作動可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って配置される。
加熱ゾーンは、加熱可能プレートと熱的接触状態で配置された加熱手段を備える。
各加熱ゾーンの加熱可能プレートは、単一の大型加熱可能プレートの一部であってもよく、あるいは、別個の小型加熱可能プレートであってもよい。加熱可能プレートは、ヘアスタイリング器具を使用しているときに、髪と接触するための髪係合面を備える。加熱可能プレートはアルミニウムプレートを備えていてもよい。アルミニウムプレートの髪係合面は、髪との熱的接触を改善するためにコーティング(たとえばセラミックコーティング)を含んでいてもよい。
各加熱ゾーンの加熱手段は、加熱ゾーンに別個に制御可能な加熱作用を付与するよう構成される。加熱手段は一つ以上の加熱要素を備えていてもよい。加熱手段は重なり合う加熱要素を備えていてもよい。加熱要素は、別個に作動可能あるいは協働で作動可能であってもよい。加熱手段は、異なる加熱ゾーンを加熱するための複数の加熱手段を備える加熱システムの一部であってもよい。
加熱手段は、この加熱手段と、加熱ゾーンの加熱可能プレートとの間の熱的抵抗を低減するように選択可能である。加熱手段は、以下の加熱要素の一つ以上を含んでいてもよい。
・セラミック上に印刷された厚膜を備えた加熱要素。このタイプの加熱要素は、好ましくは、セラミックベース上に(インクジェットあるいはスクリーン印刷処理を用いて)印刷された抵抗性導電フィルム層(金属、イオンあるいはカーボンベース)を備える。さらなる抵抗性導電層および導電トラックの印刷を可能とするために、そしてまた加熱要素を保護するために、エナメル層が最初の抵抗性導電層の表面に印刷されてもよい。好ましくは、セラミックベースの厚みは、セラミックベースが、熱抵抗および加熱要素の質量を低減し、かつ/または、セラミックベースのひび割れに対する脆弱性を低減するのに十分なほど薄いものであるように選択される。
・陽極酸化アルミニウム上に印刷された厚膜を備えた加熱要素。この加熱要素は、好ましくは、アルミニウムプレートの陽極酸化あるいは酸化物面に直接印刷された抵抗性導電層を備える。アルミニウムプレートは加熱ゾーンの加熱可能プレートであってもよい。
・セラミックあるいは陽極処理アルミニウム上に蒸着された厚膜を備えた加熱要素
・フレキシヒーターあるいはKaptonヒーター
加熱手段は、たとえば、約90V〜250VACの範囲の主電圧供給源を必要とする低電圧加熱手段であってもよい。これに代えて、加熱手段は、たとえば、50VAC未満あるいは120VAC未満の安全な極低電圧供給源を必要とする極電圧加熱手段であってもよい。
一つ以上の加熱ゾーンは、加熱可能プレートと熱的接触状態で配置された温度検出手段をさらに備えていてもよい。温度検出手段は、加熱ゾーンの加熱可能プレートの温度を検出するように配置される。温度検出手段は、加熱ゾーンの加熱作用を調整するのを助けるためにフィードバック制御データあるいはフィードフォワード制御データを提供するように構成されてもよい。温度検出手段は、加熱可能プレートと熱的接触状態で配置された一つ以上の温度センサーを備えていてもよい。
ヒーターの上面へのあるいは周囲への温度検出手段の配置は、乏しい熱的抵抗あるいは加熱可能プレートとの接触による不正確な読み取りにつながることがある。したがって、厚膜ヒーターに関して、読み取りの精度は、加熱要素基板上に直接的に各加熱ゾーン用の温度検出手段を印刷あるいは配置することによって改善できる。これに代えて、温度検出手段は、加熱ゾーンの加熱可能プレート上に直接的にスクリーン印刷されてもよい。この構成は極低電圧ヒーターに関して首尾よく機能するであろうことが予期される。低電圧ヒーターに関して、温度検出手段が断熱状態とされない限り、インシュレータの層を温度検出手段と加熱可能プレートとの間に付加する必要があるであろう。
図6は、本発明に基づく、ヘアスタイリング器具のヒーターの一例を示す概略分解図である。ヒーター(H)は二つの加熱ゾーン(Z1,Z2)を備える。加熱ゾーンは加熱可能プレートの隣接する部分を備え、かつ、ヒーターの長さに沿って長手方向に離間されている。加熱ゾーンは別個に制御可能である。なぜなら、それらは独立して作動可能な加熱手段を備えるからである。第1の加熱ゾーン(Z1)は、加熱可能プレート(P1)の第1の部分と、加熱可能プレートの第1の部分と熱的接触状態で配置された第1の加熱要素(E1)と、加熱可能プレートの第1の部分と第1の加熱要素との間に位置させられかつ加熱可能プレートの第1のプレートと熱的接触状態で配置された第1の温度センサー(S1)とを備える。第2の加熱ゾーン(Z2)は、加熱可能プレート(P2)の第2の部分と、加熱可能プレートの第2の部分と熱的接触状態で配置された第2の加熱要素(E2)と、加熱可能プレートの第2の部分と第2の加熱要素との間に位置させられかつ加熱可能プレートの第2のプレートと熱的接触状態で配置された第2の温度センサー(S2)とを備える。
図7は、三つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3)を備えたヒーター(H)のさらなる例を示す概略図である。この例では、ヒーターは、三つの別個の加熱可能プレート(P1,P2,P3)と、三つの独立して作動可能な加熱要素(E1,E2,E3)を備える加熱システムと、を備える。加熱可能プレートは、ヒーター(Y)の長手方向軸線と平行な方向にヒーターの長さに沿って連続的に配置される。加熱要素のそれぞれは、ヒーターの長さに沿って三つの別個に制御可能な加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3)を形成するために、異なる加熱可能プレートと熱的接触状態で配置される。それぞれの温度センサー(T1,T2,T3)もまた、加熱可能プレートのそれぞれと熱的接触状態で配置される。
独立して作動可能な加熱ゾーンの連続的な配置は、ヘアスタイリング器具の熱的制御を改善するのを助ける。加熱ゾーンをそのように構成することで、加熱ゾーンは、所望の加熱作用をヒーターに提供するために別個に制御することができる。
たとえば、加熱ゾーンの働きは、ヒーターに実質的に均一な加熱作用を付与するように制御されてもよい。加熱ゾーンは、スタイリングプロセスの間、実質的に均一な加熱作用を実現するように調整されてもよい。加熱ゾーンは、ヒーターの長さに沿って実質的に均一な加熱作用を実現するように調整されてもよい。加熱ゾーンは、スタイリングプロセス中の加熱作用の変動を少なくとも最小化するか、好ましくは抑止するように調整されてもよい。加熱ゾーンは、ヒーターの長さに沿った温度勾配の問題を少なくとも最小化するか、好ましくは抑止するように調整されてもよい。加熱ゾーンは、過剰なおよび/または不十分な加熱作用を少なくとも最小化するか、好ましくは抑止するように調整されてもよい。
これに代えて、加熱ゾーンの働きは、ヒーターに非均一な加熱作用を付与するように制御されてもよい。たとえば、加熱ゾーンは、スタイリングプロセスの間、さまざまな加熱作用を実現するように調整されてもよい。加熱ゾーンは、ヒーターの長さに沿って、さまざまな加熱作用を実現するように調整されてもよい。
加熱ゾーンの働きは、髪の種類(たとえば、太さ、質、コンディション、髪の熱的質量)および/またはヒーターに沿った髪の分布に基づいて制御可能である。
一例として、加熱ゾーンの働きは、スタイリングされる髪の太さに基づいて制御されてもよい。より太い髪は、平均的な髪よりもより大きな熱的質量を有する。したがって、より太い髪がスタイリングされるとき、加熱ゾーンの働きは、より太い髪をスタイリングするのに最適な加熱作用を実現するように制御される。各加熱ゾーンの働きは、ヒーターが、より太い髪にとっての転移温度で実質的に一定の加熱作用を提供するように、各加熱ゾーンの加熱手段への電力供給を調整することによって制御される。
別な例では、加熱ゾーンの働きは、ヒーターの長さに沿って髪が不均一に配分されたときに、最適な加熱作用を実現するように調整されてもよい。かなりの量の髪が載せられた加熱ゾーンの温度は、それにさらなる熱が供給されない限り、それが熱を髪へと放散するために低下し、より細いが、依然としてかなりの量の髪が載せられた加熱ゾーンの温度もまた、同じ程ではないが低下し、これに対して、髪が載っていない加熱ゾーンの温度は実質的に一定のままである。したがって、髪が載せられた各加熱ゾーンの働きは、髪が載せられた加熱ゾーンの加熱可能プレートの温度を検出することによって制御され、これによって、髪への所望の加熱作用を少なくとも実質的に維持するために髪が載せられた加熱ゾーンの加熱手段への電力供給が調整される(増大させられる)。髪が載せられていない各加熱ゾーンの働きは、髪が載せられていない加熱ゾーンの加熱可能プレートの温度を検出することによって制御され、これによって、髪が載せられていないゾーンの加熱可能プレートが、髪が載せられた加熱ゾーンの加熱可能プレートと同じ温度で少なくとも実質的に維持されるように、髪が載せられていない加熱ゾーンの加熱手段への電力供給が調整される(おそらく減少させられる)。したがって、実質的に一定の加熱作用(温度)がヒーターの長さに沿って維持される。
図8は、不均一に配分された髪の上でのゾーン型加熱作用を示すための、ヒーター(H)の一例の概略分解図である。ヒーターは、図6に示すようにヒーターに沿って長手方向に離間された二つの独立して作動可能な加熱ゾーン(Z1,Z2)を備える。髪(HAIR)は、それが実質的に第2の加熱ゾーンZ2に位置させられるように、ヒーター上に不均一に配置される。各加熱ゾーンの働きは、加熱ゾーン間の温度差を最小化し、これによってヒーターの長さに沿って実質的に均一な加熱作用を提供するように調整される。
加熱ゾーンの作用は、スタイリングプロセスの間、可変加熱作用を実現するように調整されてもよい。たとえば、スタイリングプロセスの第1の期間中に第1の加熱作用を、続いてスタイリングプロセスの第2の期間中に第2の加熱作用を実現することがヒーターの加熱ゾーンにとって望ましいであろう。第1の加熱作用は、それが成形可能となる転移温度へと髪を加熱するように実現されてもよい。第2の加熱作用は、第1の加熱作用よりも低温であってもよく、そして、髪を冷却することを可能とし、これによって髪の成形された形状をセットし、髪を斜めにし、髪のボリュームを増し、かつ/または髪の根元を持ち上げるのを助けるために付与されてもよい。
本発明に基づくヘアスタイリング器具は、髪を真っ直ぐにし、カールさせ、かつ/または縮れた状態とするのに適したものであってもよい。ヘアスタイリング器具は、ヘアストレートナー、カーリングトング、カーリングワンド、あるいはクリンピングアイロンであってもよい。
ヘアスタイリング器具はヘアストレートナーであってもよく、これによって、髪は、一対のヒーター間において緊張状態でそれを引っ張ることでスタイリングされる。ヒーターの一方あるいは両方は、上述したような複数の加熱ゾーンを備えてもよい。図9は、本発明に基づくヘアストレートナー(100)の一例を示している。ヘアストレートナー(100)は第1および第2のジョー(101,102)を含む。各ジョーは、五つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3,Z4,Z5)を有するヒーター(103,104)を備える。第1のヒーターは第1のジョーの第1の端部(101a)の方に配置される。同様に、第2のヒーターは、第1のヒーターと向き合って、第2のジョーの第1の端部(102a)の方に配置される。各ヒーターは平坦な加熱可能プレート(104a)および加熱手段(図示せず)を備える。加熱手段は、ヒーターに沿って五つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3,Z4,Z5)を形成するために、平坦な加熱可能プレートの異なる部分と熱的接触状態で配置される。五つの加熱ゾーンは独立して制御可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って連続的に(一列に)配置される。したがって、加熱ゾーンの働きは、ヒーターが所望の加熱作用を実現できるように制御することができる。
ヘアストレートナーのジョーは、さらに、第1および第2のハンドル部分(105,106)を備える。第1および第2のハンドル部分は、そのジョーのそれぞれの第2の端部(101b,102b)の方に配置されている。ジョーは、ヒンジ(107)によってその第2の端部に隣接して回動可能に連結されている。したがって、ジョーは、開形態と閉形態との間で動作することができる。スプリング(図示せず)がジョーを開形態へと付勢する。ヘアストレートナーは、さらに、ヘアスタイリングデバイスの働きを制御するためのユーザーインターフェース(108)を備える。ユーザーインターフェースは、ヘアストレートナーをオン/オフし、ヘアストレートナーの所望の作動温度を選択し、かつ/またはヘアストレートナーの所望の作動電圧を選択するためのスイッチおよび/またはボタンを含んでいてもよい。
直毛化処理の間、加熱ゾーンはヒーターが所望の加熱作用を提供するように調整され、髪は、ヒーター間に挟み込まれ、それを真っ直ぐにされた状態へと成形するためにヒーターを経て緊張状態で引っ張られる。ヘアストレートナーはまた、ヒーターを経て髪を引っ張る前に、頭に向かって約180°ヘアストレートナーを回転させるよって、髪をカールさせるために使用することができる。
本発明に基づくヘアスタイリングデバイスはカーリングトングであってもよく、これを用いた場合には、円筒形状のヒーターの周りにそれを巻き付けることによって髪はカールさせられる。図10は、本発明に基づくカーリングトング(100’)の一例を示している。カーリングトング(100’)は第1および第2のジョー(101’,102’)を含む。第1のジョーは、この第1のジョー(101a’)の第1の端部の方に配置されたヒーター(103’)を備える。第1のジョーはさらに、第1のジョー(101b’)の第2の端部の方に配置されたハンドル部分(104’)を備える。
ヒーター(103’)は概して円筒形あるいはロッド状の形態を有し、かつ、概して円筒形の加熱可能プレート(103a’)および加熱手段(図示せず)を備える。加熱手段は、五つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3,Z4,Z5)を形成するために加熱可能プレートの五つの異なる部分と熱的接触状態で配置される。加熱ゾーンは、独立して作動可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って離間される。使用時、加熱ゾーンの働きは、ヒーターが所望の加熱作用を提供するように制御されてもよい。
第2のジョーは、円筒形ヒーターと一致するような形状とされた凹状円筒クランプ面を備えたクランプ部分(105’)を備える。クランプ部分は、第2のジョー(102a’)の第1の端部の方に配置される。第2のジョーは、さらに、この第2のジョー(102b’)の第2の端部の方に配置されたレバー部分(106’)を備える。第2のジョーは、第1のジョーのハンドル部分に対して回動可能に取り付けられる。したがって、ジョーは、ハンドルに向かってレバーを押圧することで、閉形態から開形態へと動作することができる。スプリング(図示せず)がジョーを開形態へと付勢する。カーリングトングは、さらに、ユーザーがカーリングトングの働きを制御することを可能とするためにユーザーインターフェース(図示せず)を備えてもよい。
カーリング処理の間、加熱ゾーンの働きは所望の加熱作用を提供するように制御され、髪はヒーターの周囲に巻き付けられ、そして、続いて、それがカールした状態へと成形されるまでクランプ部分によってクランプされる。
ヘアスタイリングデバイスはカーリングワンドであってもよく、これを用いた場合には、ヒーターの周りにそれを巻き付けることによって髪はカールさせられる。カーリングワンドのヒーターは概して円筒形あるいはロッド状の形態を有する。ヒーターの直径は、ヒーターの長さに沿って実質的に一定であってもよい。これに代えて、ヒーターの直径は、それがテーパー形状を有するように、ヒーターの長さに沿って減少してもよい。ヒーターは、ヒーターの長さに沿って離間された多数の、独立して作動可能な加熱ゾーンを含む。使用時、加熱ゾーンの働きは、所望の加熱作用を実現するように制御することができる。
ヘアスタイリング器具はクリンピングアイロンであってもよく、これを用いた場合、髪は一対のヒーター間に髪を挟み込むことによって縮んだ状態(波形)とされる。ヒーターの一方あるいは両方は、上述した複数の加熱ゾーンを備えていてもよい。図11は、本発明に基づくクリンピングアイロン(100’’)の一例を示す。クリンピングアイロン(100’’)は第1および第2のジョー(101’’,102’’)を含む。各ジョーは、五つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3,Z4,Z5)を備える。第1のヒーター(103’’)は第1のジョー(101a’’)の第1の端部の方に配置される。第2のヒーター(104’’)は、第1のヒーターと対向して、第2のジョー(102a’’)の第1の端部の方に配置される。各ヒーターは、鋸歯形態を備えた加熱可能プレート(104a’’)と加熱手段(図示せず)とを含む。加熱手段は、ヒーターに沿って五つの加熱ゾーン(Z1,Z2,Z3,Z4,Z5)を形成するために加熱可能プレートの五つの異なる部分と熱的接触状態で配置される。加熱ゾーンは独立しいて制御可能であり、かつ、ヒーターの長さに沿って連続的に配置される。使用時、加熱ゾーンは、ヒーターが所望の加熱作用を提供するように独立して制御される。
ジョーは、さらに、第1および第2のハンドル部分(105’’,106’’)をそれぞれ備える。第1および第2のハンドル部分は、そのジョーのそれぞれの第2の端部(101b’’,102b’’)の方に配置されている。ジョーは、ヒンジ(107’’)によってその第2の端部に隣接して回動可能に連結される。したがって、ジョーは、開形態と閉形態との間で動作することができる。スプリング(図示せず)がジョーを開形態へと付勢する。クリンピングアイロンは、さらにユーザーインターフェース(108’’)を備え、これによってユーザーはクリンピングアイロンの働きを選択に制御することが可能である。
クリンピング処理の間、加熱ゾーンは、ヒーターが所望の加熱作用を提供するように独立して制御され、そして髪は、それが縮んだ状態へと成形されるまでヒーター間に挟み込まれる。
図12は、本発明に基づくヘアスタイリング器具の一例の内部構造の概略図である。この特定の実施形態では、ヘアスタイリング器具は二つの加熱ゾーン(Z1,Z2)を有するヒーター(H)を備える。ヘアスタイリング器具は、電圧検出手段(VD)および熱制御手段(TC)を有する制御システムを含む。電圧検出手段は、電力供給源(PS)からの入力電圧を制御するために設けられる。熱制御手段は、二つの加熱ゾーンの加熱手段の働きを制御するために設けられる。各加熱ゾーンの加熱可能プレートと関連付けて設けられた温度センサーは、熱制御手段に対してフィードフォワード制御データを提供するように構成される。ユーザーインターフェース(U)は必要に応じてユーザーがヘア器具の働きを制御することを可能とする。
加熱ゾーンの加熱手段は、重なり合った構造の加熱要素を備えていてもよい。たとえば、加熱要素は、二つ以上の隣接する加熱要素の上に重なるように配置されてもよい。
加熱ゾーンの加熱手段は、積層(層状)構造で配置された加熱要素を備えてもよい。加熱手段は厚膜ヒーターの積層アレイを備えてもよい。厚膜ヒーターのアレイは、抵抗性導電層およびエナメル層を順次スクリーン印刷することで形成されてもよい。
加熱手段の重なり合ったかつ/または積層された加熱要素は、加熱ゾーンの加熱可能プレートに組み合わされた加熱作用をもたらすように構成されてもよい。一つ以上の加熱要素は、バックグラウンド加熱作用を提供するよう構成されてもよい。組み合わされた加熱作用によって、各加熱要素の作動電圧が低減されるであろう。この結果、故障が生じた場合でも加熱手段の安全性が改善される。セラミック基板を備えた加熱要素が使用される場合、低減された作動電圧、したがって低減された作動温度はまた、セラミック基板のひび割れを阻止するのを助ける。
加熱ゾーンの加熱手段は、加熱ゾーンが異なる作動状況下で作動可能であるように構成されてもよい。加熱手段は、加熱手段が異なる作動電圧条件下で作動可能であるように構成された重なり合うかつ/または積層された加熱要素を備えてもよい。加熱手段は、作動電圧条件に応じて作動あるいは休止状態となるよう構成された加熱要素を備えてもよい。加熱要素は、ヨーロッパ主電圧および/または米国主電圧の下で作動するとき、適切な加熱作用をもたらすように構成されてもよい。
図13aないし図13dは、ヨーロッパ主電圧および米国主電圧の下でヒーターが作動可能であるように構成された重ね合わされた加熱要素を備えるヒーターの一例の概略側面図および平面図である。ヒーターは二つの加熱ゾーン(Z1,Z2)を有し、かつ、第1の加熱可能部分(P1)および第2の加熱可能部分(P2)を有する加熱可能プレートと、三つの加熱要素(E1,E2,E3)を備えた加熱システム(S)とを備える。第1の加熱要素(E1)および第2の加熱要素(E2)はより小さな加熱要素であり、これは、加熱可能プレートの第1の加熱可能部分および第2の加熱可能部分にそれぞれゾーン型加熱をもたらすよう構成されている。第3のヒーター(E3)は第1のヒーターおよび第2のヒーターの両方の上に重なり、そして、それは、より小さなヒーターの面積の合計よりも大きいが、加熱可能プレートの面積よりも小さな面積を有する。
図13cに示すように、ヨーロッパ主電圧条件の下で作動するとき、第1のヒーターは第1の加熱可能部分を加熱してもよく、そして第2のヒーターは第2の加熱可能部分を加熱してもよい。米国主電圧条件の下で作動するとき、第3のヒーターは、第1のヒーターおよび第2のヒーターによってバックグラウンド加熱作用を提供するように作動させられる。したがって、図13dに示すように米国主電圧の下で作動するとき、第1のヒーターおよび第3のヒーターは第1の加熱可能部分を加熱するよう構成され、かつ、第2のヒーターおよび第3のヒーターは第2の加熱可能部分を加熱するよう構成される。
加熱ゾーンの加熱手段は、隣接する加熱手段間の熱的ストレスを低減するように構成されてもよい。これは、加熱要素間の熱伝達を改善するために隣接する加熱要素間の係合接触を増大させることによって達成されてもよい。熱伝達は、隣接する加熱要素の境界での温度勾配を改善し、これによって加熱要素への熱的ストレスを低減する。したがって、加熱要素にクラックが発生するリスクは低減され、そしてより薄い加熱要素材料を使用できる。熱的ストレスの低減は、加熱要素が機能的電気絶縁体の層を形成する場合に特に重要である。なぜなら、加熱要素へのダメージは安全に関連するからである。
加熱要素の一つ以上は、係合接触を増大させ、これによって隣接する加熱要素間の熱伝達を改善するための熱伝達手段を備えてもよい。熱伝達手段は、好ましくは、加熱要素から延在する一つ以上の突出手段を備える。熱伝達手段は相互に係合してもよい。図14は本発明に基づくヒーターの一例を示しており、ここで、第1の加熱要素(A)は、隣接する加熱要素間の熱伝達を可能とし、これによって加熱要素間の温度差を低減するために、隣接する、第2の加熱要素(B)と熱的接触状態で配置される。加熱要素は、第2の加熱要素の対応するフィンガー部分(F2)と第1の加熱要素のフィンガー部分(F1)を絡み合わせる(編み込む、相互係合させる)ことで、熱的接触状態で配置される。したがって、たとえば故障状況で加熱要素Aが作動させられ、そして加熱要素Bが作動させられない場合、熱は、加熱要素の境界縁に沿った熱的勾配が低減されるように、加熱要素Aから加熱要素Bへと伝達される。
加熱ゾーンの加熱手段は、付加的にあるいは代替的に、隣接する加熱手段の境界領域におけるパワー密度を低減するように構成されてもよい。パワー密度の低減は、隣接する加熱要素の境界領域からの熱の発散を低減し、これによって熱的ストレスを低減する。ある実施形態では、隣接する加熱要素を選択的に離間させることで、隣接する加熱要素の境界領域におけるパワー密度が低減されてもよい。たとえば、隣接する加熱要素は、約1ミクロンないし1cm、通常は約1ないし2mmのギャップスペースを伴って選択的に配置されてもよい。第2の実施形態では、加熱手段の一方または両方の隣接領域におけるパワー密度を低減することで、隣接する加熱要素手段の境界領域におけるパワー密度が低減されてもよい。加熱手段の隣接領域におけるパワー密度は、抵抗性導電トラックの抵抗を増大させることによって低減されてもよい。抵抗性導電トラックの抵抗は、導電素材を減少させることで増大させられてもよい。これは、たとえば、抵抗性導電トラックの幅、太さ、および/または長さを低減することによって達成されてもよい。図15は本発明に基づくヒーターの一例を示しており、これを用いた場合、加熱要素Aおよび加熱要素Bの隣接領域におけるパワー密度は、加熱要素の境界からの熱の発散を低減するために低減されている。加熱要素Aのパワー密度は、高いパワー密度領域A1と低いパワー密度領域A2との間で加熱要素の長手方向軸線に沿って変化する。加熱要素Bのパワー密度は、高いパワー密度領域B1と低いパワー密度領域B2との間で加熱要素の長手方向軸線に沿って変化する。加熱要素のパワー密度は、加熱要素の長手方向軸線に沿って抵抗性導電トラックの幅を変化させることで変更されてもよい。加熱要素Aと加熱要素Bとの間の境界領域におけるパワー密度を最小化するために、加熱要素は、低いパワー密度領域Aが低いパワー密度領域B2に隣接して配置されるように構成される。
ヘアスタイリング器具のヒーターは、ヒーターの熱的制御を改善するためにさらなる加熱ゾーンを備えてもよい。たとえば、ヒーターは、ヒーターのチップにおよび/またはその縁部に沿って配置された加熱ゾーンを備えてもよい。ヒーターは、ヒーターの幅と交差するように配置された加熱ゾーンを備えてもよい。ヒーターは、加熱ゾーンの二次元アレイを形成するようにヒーターの長さおよび幅に沿って配置された加熱ゾーンを備えてもよい。加熱ゾーンの二次元アレイは、規則的なグリッド構造で配置可能であり、この場合、ヒーターゾーンは、均一かつ規則的な形状を有する。これに代えて、加熱ゾーンの二次元アレイは、非規則的なグリッド構造で配置可能であり、構造体の場合、加熱ゾーンは非均一かつ/または不規則な形状を有する。これらの加熱ゾーンは、所望の加熱作用を実現し、これによってスタイリング処理を助けるために独立して制御可能であってもよい。幅広な「サロン」タイプヒーターの幅と交差する温度は、加熱可能プレートの幅と交差する熱的抵抗によって、望ましくない変化が生じ得ることは明らかである。したがって、ヒーターの幅と交差する多数の加熱ゾーンの配置は、この熱的変動問題を最小化するのを助ける。加熱ゾーンは、規則的な形状(すなわち矩形あるいは正方形)あるいは非規則的な形状を有していてもよい。図16aは、ヒーターを横切って規則的なグリッド構造で配置された六つの独立して作動可能な加熱ゾーン(Z1〜Z6)の二次元アレイを含むヒーター(H)の一例を示している。図16bは、ヒーターの長さに沿ってかつ非規則的なグリッドパターンでヒーターの幅と交差するように配置された六つの独立して作動可能な加熱ゾーン(Z1〜Z6)の二次元アレイを含むヒーター(H)の一例を示している。
ヘアスタイリング器具のヒーターは、さらに、必要に応じて、髪の温度を下げるために、一つ以上の冷却ゾーンを備えてもよい。冷却ゾーンは、成形された状態で髪をセットするのを助けるために転移温度以下まで髪の温度を下げるために設けられてもよい。冷却ゾーは、圧力が除去された際に、髪の無用なねじれあるいはカールを最小限に抑えるのを助けることができる。冷却ゾーンは独立して制御可能であってもよい。冷却ゾーンは、冷却プレートと熱的接触状態で配置された冷却手段をによって形成されてもよい。冷却手段は独立して制御可能であってもよい。冷却手段は冷却プレートを冷却するためのいかなる好適な手段であってもよい。たとえば、冷却手段は、マイクロ冷却手段および/またはペルチェ効果を利用する熱電冷却手段を備えていてもよい。冷却ゾーンは、髪の上に冷却空気を導くよう構成された冷却手段によって形成されてもよい。
従来型のヘアスタイリング器具は、多くの部品を含む概して相対的に複雑な構造を有しており、これは、製造プロセスが労働集約的であることを意味する。従来型のヘアスタイリング器具はまた、概して嵩張る形態を有しており、これは、それらが取り扱い、保管および持ち運び困難であることを意味する。したがって、本発明に基づくヘアスタイリング器具の制御手段は、一つ以上のヒーターの働きを制御するためのフレキシブルなPCBを備えてもよい。フレキシブルなPCBは、薄く、軽量で、ヘアスタイリング器具内のワイヤ接続の数を減少させる。したがって、それは、ヘアスタイリング器具の組み立てを簡素化し、かつ、ヘアスタイリング器具の全体サイズ、形状および重量を改善する。
フレキシブルなPCBは二重あるいは単一のコンポーネント面であってもよい。フレキシブルなPCBは、配線機械を必要とせずに、多数の接続を、簡単に、堅牢に、そして迅速に行うことを可能とする。これは、製造のコストおよび複雑さを低減する。さらに、マルチゾーン型ヒーターを用いる場合、接続の数は各ゾーンと共に増大し、したがって、低コストで、コンパクトで、そして素早い接続をなす方法が重要である。
フレキシブルなPCBは、加熱ゾーンの独立した制御を可能とするために、ヒーターの加熱手段のそれぞれに対して熱固定される。加熱手段に対してフレキシブルなPCBを熱固定するとき、ヒーター接続部はハンダペーストで覆われ、かつ、加熱手段はハンダの融点を僅かに下回る程度まで加熱される。熱的固定が続いて実施される。これは、加熱手段が高い熱伝導性を有するように設計され、したがって、自己加熱を伴わずに、接続部が信頼できなくなり得るために必要とされる。フレキシブルなPCBは、これによって、熱的ストレスを最小化しかつ引き伸ばされた耐用年数を実現する接続コンポーネントをもたらす。
図17は本発明に基づくヘアストレートナーの一例を大まかに示しており、この場合、フレキシブルなPCB(F)は各ジョー内のヒーター(H)に接続される。独立して作動可能な加熱ゾーンを提供するために、フレキシブルなPCBは各加熱ゾーンの加熱手段に対して熱固定される。
本発明に基づくヒーターは、加熱手段からの熱損失を最小限に抑え、そして加熱手段と加熱ゾーンの加熱可能プレートとの間の熱伝導率を改善するために、弾性断熱手段を備えていてもよい。弾性断熱手段は断熱手段および付勢手段を備え、かつ、加熱手段の後部に対して設けられるように構成される。断熱手段は、加熱手段を断熱状態とし、これによって加熱手段の後部からの熱損失を最小限に抑えるように構成される。付勢手段は、加熱可能プレートに向かって加熱手段を弾性的に付勢し、これによって加熱手段と加熱可能プレートとの間の熱的接触を改善するよう構成される。
図18は、本発明に基づくヒーターの加熱ゾーンの一例の断面図である。加熱ゾーンは、加熱可能プレート(P)と、熱的インターフェース素材(M)と、厚膜セラミック加熱要素(E)と、弾性絶縁手段(RI)とを備える。弾性絶縁手段は加熱手段の後部に弾性的に設けられる。弾性断熱手段はスプリングを備える。スプリングはシリコンを含み、かつ、定常波形状を有する。スプリングは加熱手段に対する断熱材として機能し、加熱手段からの熱損失を最小限に抑えるのを助ける。スプリングはまた、加熱手段を加熱可能プレートに向かって押しやり、加熱手段と加熱可能プレートとの間の熱伝導性を改善するのを助ける。スプリングの形態により、スプリングの先端のみが加熱手段と係合接触する。それゆえ、係合接触は、したがって熱的接触は、スプリングと加熱手段との間で最小限に抑えられる。
図19は、本発明に基づくヘアスタイリング器具のジョー(J)の断面図である。ジョーは髪接触面を有する加熱可能プレート(P)を備える。加熱可能プレートの対向する面には、厚膜セラミック加熱要素(E)が設けられる。熱的インターフェース素材(M)の層が加熱要素と加熱可能プレートとの間に設けられる。加熱可能プレートと加熱要素とはヒーターキャリア(C)に設けられる。弾性断熱手段(RI)が加熱要素とヒーターキャリアとの間に設けられる。
ヒーターキャリアは、今度は、ジョーの本体を形成するシャーシ(CH)に搭載される。ヒーターサラウンドあるいはシュラウド(S)が、ユーザーがプレートに誤って触るのを防止するために、ヒーターキャリアの対向する側においてシャーシから延在する。
シャーシは長手方向に延在するチャネルを備え、その中に、熱的絶縁素材のストリップが配置される。この素材は、Pyrogel(PY)として一般に知られるタイプの微小多孔質エーロゲルの形態をとってもよい。シャーシの上にはカバー(CO)が置かれる。
ジョーの構造は、熱的質量を低減し、加熱手段と加熱可能プレートとの間の熱伝導率を改善し、そして熱損失を低減する。加熱手段のセラミックは所要の電気抵抗を提供するのを助ける。熱的インターフェース素材は熱伝導を改善する。弾性断熱手段は、熱損失を最小化し、熱伝導を改善するのを助ける。低電圧システムに関して、加熱手段は、加熱可能プレート上にコートされるか形成される薄い電気絶縁層の上に直に印刷されてもよく、これによって良好な熱的リンクが提供される。Pyrogel断熱材は外側ケーシングの温度を低減し、これによって、より美観的によい印象を与える標準温度プラスチックを使用することが可能となる。
ヘアスタイリング器具の制御手段は、さらに、ヒーターの複雑な制御を可能とするマイクロプロセッシング手段を備えてもよい。たとえば、制御手段は、温度センサーの出力に基づいてオン/オフトライアックを用いてヒーターに供給される電力を調整するための手段を備えていてもよい。
制御手段は、さまざまな伝達関数、たとえば、
簡単なオン‐オフ手段あるいはバングバング制御手段;
比例積分微分(PID)制御手段;
ファジーロジック;
神経ネットワークおよび調整可能なルールベース;
フィードバック制御手段;
フィードフォワード制御手段
を含むことができる。
制御手段は、入力電圧を測定するための、あるいは、これに代えて、入力電圧の種類を検出ためにヒーターが昇温する速度を検出するための手段を備えることができる。高い入力電圧は、ヒーターのより素早い昇温につながり、したがって制御ループは適切に反応できる。入力電圧および/または昇温の速度はまた、故障を検出するために使用できる。
制御手段は、ヘアスタイリング器具の使用を検出し、相応にヒーターに対する電力供給を制御するための手段を備えていてもよい。この機能は、電力消費を低減し、かつ安全性を高めるのに役立つ。たとえば、制御手段は、それらが作動していないときにヒーターの温度を低下させ、続いて、それらがまさに使用されようとしているときに、それらを急速に昇温させるための手段を備えることができる。制御手段は、ユーザーが、ヘアスタイリング器具をテーブル上に一時的に置いた場合に、スタンバイ温度までヒーターがパワーダウンすることを可能としてもよい。制御手段は、続いて、ヘアスタイリング器具が使用のために持ち上げられたときに、作動温度までヒーターをパワーアップさせてもよい。
使用の検出は、ヘアスタイリング器具の開閉を検出することによって、あるいはヘアスタイリング器具の動きを検出するための加速度計あるいは容量タッチシステムの使用によって実現されてもよい。制御手段は、ヘアスタイリング器具の傾きを検出するために傾き検出手段を備えていてもよい。
制御手段が、ヘアスタイリング器具が長時間にわたって使用されていないことを検出した場合、制御手段はヘアスタイリング器具をシャットダウンしてもよい。これは、ヘアスタイリング器具が、それが使用されているかあるいは否かに関係なく器具が30分後に電源オフとなることを求める安全基準の強制的要求を満たすことを可能とする。
制御手段はフィードフォワード制御に基づいてもよい。フィードフォワード制御は、ヘアスタイリング器具の働きを制御するために入力パラメーターを使用する。フィードフォワード制御は予測システムの反応時間を改善できる。図20はフィードフォワード制御構造の一例を示しており、これを用いた場合、外乱データ(DISTURBANCE)および入力データ(INPUT)は、システム(SYSTEM)の出力(OUTPUT)を制御するために加算ポイント(SP)において組み合わされる。
フィードフォワード制御を実現するために、制御手段は、ヒーターの上に載せられた髪の特性を判定し、相応にヘアスタイリング器具の働きを変化させるための検出手段を備えてもよい。フィードフォワード制御を利用する制御手段は、加熱可能プレート間の髪の量を検出し、相応に加熱可能プレートへの電力を増大あるいは減少させるための温度検出手段と共に機能するための容量性検出手段を含んでいてもよい。フィードフォワード制御を利用する制御手段は、良好な制御を実現するために、加熱ゾーンの温度センサーの相対的な温度変化を利用してもよい。フィードフォワード制御を利用する制御手段は、髪の量および種類を検出し、相応に電力供給を調整するために、加熱可能プレートの縁部に沿って、LEDアレイ/フォトダイオード/フォトセンサーを含んでいてもよい。たとえば、細いブロンドの髪はより低い転移温度を有し、したがってヒーターはより少ないパワーを必要とする。
先に述べたように、加熱手段のセラミック基板が、健康および安全のために電気的絶縁体として使用されてもよい。したがって、セラミック加熱要素が加熱可能ゾーンを加熱するために使用される場合、制御手段は、加熱可能プレートへの高電圧漏洩を防止するためにセラミック基板のひび割れを検出するための手段を備えてもよい。制御手段は、ひび割れを検出するために加熱要素の抵抗を検出するための抵抗測定手段を備えてもよい。
本発明に基づくヘアスタイリング器具は、
・主電圧電力供給源;
・バッテリー電力供給源(充電式バッテリー供給源を含む);
・極低電圧電力供給源
を用いて作動させることができる。
極低電圧電力は、好ましくは安全極低電圧である。極低電圧は、主変圧器あるいは別個の電力源を用いて提供されてもよい。
極低電圧システムは、有利なことには、電気的絶縁をほとんど必要としない。ヘアスタイリング器具の熱的絶縁および熱的抵抗は、このようにして低減される。
極低電圧供給源を使用するとき、コストを低減するためにACツーDC供給源ではなく、ACツーAC周波数切り替え供給源が使用可能である、
本発明に基づくヘアスタイリング器具は、さらに、ポリフォニックサウンドを提供するための手段を含んでいてもよい。この手段は、スイッチオンおよび/またはスイッチオフの際に、特殊なサウンドブランドあるいはジングルを提供し得る。この手段は、特定の事象、たとえば所望の作動温度および/またはスリープモードに達したことを知らせるためのサウンドを提供してもよい。
本発明に基づくヘアスタイリング器具は発光手段を備えていてもよい。発光手段は、温度あるいはその他の事象を知らせるだけでなく、人を楽しませる美的外観を提供してもよい。発光手段は、それが広角、広域表示を可能とするので、エレクトロルミネッセンスバックライトを備えてもよい。これに代えて、あるいはこれに加えて、発光手段は、好適な光パイプおよび/または光学ディフューザーを備えたLED灯を備えていてもよい。
明細書および特許請求の範囲の記載を通じて、「備える」および「含む」およびその変化形、たとえば「備えている」は「含むがそれに限定されない」ことを意味し、その他の一部、付加物、コンポーネント、完全体あるいはステップを排除することを意図していない(そして排除しない)。
明細書および特許請求の範囲の記載を通じて、単数は、特に断らない限り複数を含む。特に、不定冠詞が使用される場合、本明細書は、特に断らない限り単数だけでなく複数も想定していると理解すべきである。
本発明の特定の態様、実施形態あるいは実施例と関連付けて説明した機能、完全体あるいは特徴は、それと矛盾しない限り、本明細書で説明した他の態様、実施形態あるいは実施例に対して適用可能であると理解すべきである。
E1,E2,E3 加熱要素
H ヒーター
P1,P2,P3 加熱可能プレート
S1,S2 温度センサー
T1,T2,T3 温度センサー
Y ヒーター
Z1,Z2,Z3,Z4,Z5 加熱ゾーン
100 ヘアストレートナー
101,102 ジョー
101a,102a 第1の端部
101b,102b 第2の端部
103,104 ヒーター
104a 加熱可能プレート
105,106 ハンドル部分
107 ヒンジ
108 ユーザーインターフェース

Claims (25)

  1. 複数の加熱ゾーンを有する少なくとも1つのヒーターを備えるヘアスタイリング器具であって、前記複数の加熱ゾーンの各々は独立して動作可能であり、前記加熱ゾーンは、前記ヒーターの長手方向軸線に平行な方向において前記ヒーターに沿って配置されており、前記少なくとも1つのヒーターは、複数の温度センサを備えており、各温度センサは、前記ヒーターの個々の加熱ゾーンの温度を検出するよう構成されており、各加熱ゾーンは、前記加熱ゾーンの検出された温度に応じて個別に制御されることを特徴とするヘアスタイリング器具。
  2. 前記複数の独立して動作可能な加熱ゾーンは、前記少なくとも1つのヒーターの長さに沿って、前記少なくとも1つのヒーターに略均一な加熱作用を提供するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  3. 前記複数の独立して動作可能な加熱ゾーンは、前記少なくとも1つのヒーターの長さに沿って温度勾配を制御するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  4. 前記複数の独立して動作可能な加熱ゾーンは、前記少なくとも1つのヒーターに沿って、検出される髪の種類および/または髪の分布に基づいて動作するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  5. 前記検出される髪の種類は:
    太さ;
    質;
    コンディション;および、
    熱的質量;
    の1つ以上を含むことを特徴とする請求項4に記載のヘアスタイリング器具。
  6. 前記少なくとも1つのヒーターは加熱プレートを備えており、かつ各加熱ゾーンは、前記加熱プレートと熱的接触するよう配置された1つ以上の加熱要素を備えることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  7. 前記温度センサの各々は、前記加熱プレートの温度を検出するために前記加熱プレートと熱的接触状態で配置されることを特徴とする請求項6に記載のヘアスタイリング器具。
  8. 各加熱ゾーンは加熱プレートを備えることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  9. 前記複数の独立して動作可能な加熱ゾーンは、第1の期間中に第1の加熱作用を実現しかつ第2の期間中に第2の加熱作用を実現するよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  10. 各加熱ゾーンは1つ以上の加熱要素を備えており、前記加熱要素は重なり合う形態または積層形態で配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  11. 各加熱ゾーンは1つ以上の加熱要素を備えており、かつ前記加熱要素は、抵抗性導電層およびエナメル層を順次スクリーン印刷することで形成された厚膜ヒーターの積層アレイを備えることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  12. 前記1つ以上の加熱要素は:
    セラミックベース上の厚膜;
    陽極処理アルミニウムベース上の厚膜;
    セラミックベース上の薄膜;
    陽極処理アルミニウムベース上の薄膜;
    フレキシヒーター;および、
    Kaptonヒーター;
    を1つ以上を備えることを特徴とする請求項10に記載のヘアスタイリング器具。
  13. 前記厚膜は抵抗性導電材料を備えることを特徴とする請求項12に記載のヘアスタイリング器具。
  14. 前記抵抗性導電材料は、金属、イオンあるいはカーボンベースのものであることを特徴とする請求項13に記載のヘアスタイリング器具。
  15. 前記セラミックベースの厚さは、前記1つ以上の加熱要素の熱抵抗を低減するように、前記1つ以上の加熱要素の質量を低減するように、あるいは前記1つ以上の加熱要素のひび割れを低減するように、選択されていることを特徴とする請求項12に記載のヘアスタイリング器具。
  16. 前記厚膜は、アルミニウムプレートの陽極処理面または酸化処理面に印刷された抵抗性導電膜層を備えることを特徴とする請求項12に記載のヘアスタイリング器具。
  17. 前記アルミニウムプレートは加熱ゾーンの加熱プレートであることを特徴とする請求項16に記載のヘアスタイリング器具。
  18. 前記器具の使用を検出するための第2のセンサと、前記器具の検出された使用に応じて前記少なくとも1つのヒーターへの電力供給を制御するよう構成された制御システムと、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  19. 前記制御システムは、前記器具が使用されていないことを前記第2のセンサが検出した場合に、前記少なくとも1つのヒーターをスタンバイ温度までパワーダウンさせるよう構成されており、かつ前記制御システムは、前記器具が使用されていることを前記第2のセンサが検出した場合に前記少なくとも1つのヒーターを作動温度までパワーアップさせるよう構成されていることを特徴とする請求項18に記載のヘアスタイリング器具。
  20. 前記第2のセンサは:
    加速度計;
    容量タッチセンサ;
    傾斜センサ;
    の1つ以上を備えることを特徴とする請求項18に記載のヘアスタイリング器具。
  21. 一対のヒンジ連結されたジョーをさらに備えており、各ジョーは、前記複数の独立して動作可能な加熱ゾーンを有する前記少なくとも1つのヒーターを備えており、かつ前記ジョーは、開形態と閉形態との間で動作するよう構成されており、
    前記制御システムは、前記第2のセンサが前記ジョーが開形態と閉形態との間で移動されたことを検出した場合に、前記少なくとも1つのヒーターへの電力供給を制御するよう構成されていることを特徴とする請求項18に記載のヘアスタイリング器具。
  22. 前記ヒーターの長さに沿って髪の種類および/または分布を検出するための第3のセンサと;
    検出された髪の種類および/または分布と前記加熱ゾーンの検出された温度とに基づいて前記少なくとも1つのヒーターへの電力供給を制御することによって前記器具の動作を変更するよう構成されているフィードフォワード制御と;
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のヘアスタイリング器具。
  23. 前記第3のセンサは:
    LEDアレイ;
    複数のフォトダイオード;および、
    フォトセンサ;
    の1つ以上を備えることを特徴とする請求項22に記載のヘアスタイリング器具。
  24. 複数の加熱ゾーンを有する少なくとも1つのヒーターを備えるヘアスタイリング器具に適したヒーターであって、前記複数の加熱ゾーンの各々は独立して動作可能であり、前記加熱ゾーンは、前記ヒーターの長手方向軸線に平行な方向において前記ヒーターに沿って配置されており、前記ヒーターは複数の温度センサをさらに備えており、各温度センサは、前記ヒーターの個々の加熱ゾーンの温度を検出するよう構成されており、各加熱ゾーンは、前記加熱ゾーンの検出された温度に応じて個別に制御されることを特徴とするヒーター。
  25. ヘアスタイリング器具を作動させる方法であって、
    ヒーターに沿って該ヒーターの長手方向軸線に平行な方向に配置されている複数の独立して動作可能な加熱ゾーンを加熱するステップと、
    複数の温度センサを用いて前記ヒーターの個々の加熱ゾーンの温度を検出するステップと、
    前記加熱ゾーンの検出された温度に応じて各加熱ゾーンを個別に制御するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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