JP2016051058A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材を担持するベルト状部材に生じるしわによって引き起こされる画像不良を抑制することが可能になる画像形成装置を提供する。【解決手段】中間転写ベルト51と、中間転写装置50と、転写紙Pを担持搬送する二次転写ベルト61と、二次転写ベルト61を回転させる分離ローラ63と、二次転写ベルト61を中間転写ベルト51に押し付ける二次転写ローラ62と、トナー像を転写する転写電界形成手段と、二次転写ベルト61がベルト幅方向の一端に移動したときに二次転写ベルト61の端面と当接するベルト寄り検知部材71とを有する画像形成装置において、二次転写ベルト61の、二次転写ローラ62によって中間転写ベルト51に押し付けられている部分と隣接する部分が中間転写ベルト51に接触するように、中間転写ベルト51および二次転写ローラ62に対する分離ローラ63の相対位置を決める。【選択図】図9

Description

本発明は、複数の支持回転体に張架されて走行する無端状のベルト部材を備えたベルト装置、及び、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
電子写真プロセスを用いた画像形成装置としては、潜像担持体上に形成した各色のトナー像を中間転写体に一次転写した後に、記録材に対して二次転写するカラー画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置における二次転写装置として、二次転写装置の支持ローラ間に張架したベルト状部材(二次転写ベルト)と中間転写体との間で記録材を挟持して搬送しながら二次転写を行う、いわゆるベルト転写方式のものが知られている。ベルト転写方式では、中間転写体に対向する支持ローラによって二次転写ベルトを中間転写体に押し付けて二次転写ニップ部を形成する。二次転写ニップ部には、例えば、中間転写体に二次転写電圧を印加するとともに二次転写ベルトを中間転写体に押し付けている支持ローラを接地することにより転写電界が形成されている。この転写電界の作用により、中間転写体上のトナー像を二次転写ニップ部に挾持搬送される転写材上に転写する。
ベルト転写方式では、一般的に、二次転写ベルトがベルト幅方向の一端側へ寄ってしまったり(ベルト寄り)、ベルト幅方向の各端部へ向かうベルト寄りが繰り返されるベルト蛇行が生じたりする現象が発生しやすい。ベルト寄り(ベルト蛇行を含む。)は、二次転写装置を構成する構造体の組付け寸法公差、例えば二次転写ベルトを張架支持する複数の支持ローラの回転軸の平行度やローラ外径のばらつき、二次転写ベルト自体の周長変化による張力の不均一化などが原因で発生する。
二次転写ベルトの寄りを一定の範囲内に収めるため、特許文献1または2には、二次転写ベルトを張架する支持ローラの軸方向両端部にベルトの移動を規制する規制部材としてのフランジを設けたベルト寄り規制手段が記載されている。二次転写ベルトがベルト幅方向の一端側に移動し支持ローラの軸方向端部までくると、二次転写ベルトの端部がフランジに当接する。これにより、二次転写ベルトがそれ以上ベルト幅方向の一端側に移動できないようにすることができる。
しかしながら、特許文献1または2のように、二次転写ベルトを張架する支持ローラの軸方向両端部に規制部材としてのフランジを設けるようにした構成では、二次転写ベルトにしわが生じて画像不良が発生するという問題があった。二次転写ベルト上に画像不良が発生する要因としては、以下が考えられる。
図12は、従来の画像形成装置における二次転写ニップ部周辺の概略構成の一例を示す図である。図12に示すように、二次転写ベルト161は、支持ローラ162,163によって張架され、図中矢印H方向に無端移動している。中間転写体151に対向する支持ローラ162によって二次転写ベルト161を中間転写体151に押し付けて二次転写ニップ部を形成する。転写紙は図中矢印Pの方向から二次転写ニップ部内に向けて挿入される。
二次転写ベルト161がベルト幅方向(図中矢印G)に移動して端部がフランジ171に当接すると、二次転写ベルト161はフランジ171から反力(図中矢印F’)を受ける。二次転写ベルト161が、二次転写ベルト161の移動方向とは反対方向に作用する力を受けることにより、二次転写ベルト161上にはしわが発生する。上記問題は、特許文献1または2のように規制部材を設けた構成に限らず、二次転写ベルトがベルト幅方向の一端側に移動したときに、二次転写ベルトの端部に当接して反力を及ぼす部材を有する構成であれば起こりうる。
上述した二次転写ベルト上のしわは、二次転写ニップ部の近傍においても生じる。二次転写ニップ部の近傍にしわが発生すると、二次転写ベルトの外周面と転写紙Pとの間において部分的に微小空間ができることがある。二次転写ニップ部に電界を形成することにより、二次転写ニップ部近傍の微小空間において絶縁破壊による放電が起きると、転写紙上の画像が乱されて画像チリ、白ポチなどの画像不良を引き起こすおそれがあった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、記録材を担持するベルト状部材に生じるしわによって引き起こされる画像不良を抑制することが可能になる画像形成装置を提供することである。
トナー像を担持する回転可能なトナー像担持体と、前記トナー像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、記録材を担持搬送するためのベルト状部材と、前記ベルト状部材を回転させるための支持回転体と、前記ベルト状部材を前記トナー像担持体に押し付ける押付部材と、トナー像を転写するための転写電界形成手段と、前記ベルト状部材がベルト幅方向の一端に移動したときに前記ベルト状部材の端面と当接する当接部材とを有する画像形成装置において、前記ベルト状部材の、前記押付部材によって前記トナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するように、前記トナー像担持体および前記押付部材に対する前記支持回転体の相対位置を決めることを特徴とするものである。
記録材を担持するベルト状部材に生じるしわによって引き起こされる画像不良を抑制することが可能になる。
実施形態に係るプリンタを示す概略構成図。 同プリンタにおける、組み付け直後の二次転写装置における軸傾斜機構の構成を、分離ローラの軸方向から見たときの模式図。 ベルト寄り規制後における同軸傾斜機構の構成を、分離ローラの軸方向から見たときの模式図。 組み付け直後における同軸傾斜機構の構成を、分離ローラの回転軸に沿って切断した切断面で示した模式図。 ベルト寄り規制後における同軸傾斜機構の構成を、分離ローラの回転軸に沿って切断した切断面で示した模式図。 同二次転写装置における二次転写ベルトのベルト寄りについての説明図。 同軸傾斜機構における軸傾斜部材の斜視図。 同二次転写ベルトのベルト幅方向への最大移動量についての説明図。 同プリンタの二次転写ニップ部周辺における構成を示す概略図。 同二次転写ニップ部周辺の拡大図。 同プリンタの二次転写ニップ部周辺における構成の変形例を示す概略図。 従来の画像形成装置において、二次転写ベルトが規制部材に当接した際に発生する二次転写ベルト上のしわについての説明図。
以下、本発明を電子写真方式の画像形成装置であるプリンタに適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
本プリンタに、その本体筐体内に配置された4つの感光体1a,1b,1c,1dが設けられている。各感光体上には互いに異なる色のトナー像がそれぞれ形成される。具体的には、これらの感光体1a,1b,1c,1d上に、ブラックトナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びイエロートナー像がそれぞれ形成される。なお、本実施形態における各感光体1a,1b,1c,1dはドラム状に形成されているが、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光体を用いることもできる。
4つの感光体1a,1b,1c,1dに対向して、像担持体である中間転写体として、無端ベルト状部材の中間転写ベルト51が配置されている。各感光体1a,1b,1c,1dの外周面は、それぞれ中間転写ベルト51の外周面に当接している。本実施形態の中間転写ベルト51は、テンションローラ52、駆動ローラ53、斥力ローラ54、入口ローラ55等の支持ローラ(支持回転体)に巻き掛けられ、張架されている。これらの支持ローラのうちの1つである駆動ローラ53は、図示しない駆動源によって回転駆動し、この駆動ローラ53の回転駆動により中間転写ベルト51が図中矢印Aの向きに走行する。
中間転写ベルト51は、多層構造のものでも単層構造のものでもよい。多層構造のベルトで構成する場合、例えば、伸びの少ないフッ素樹脂やPVDFシート、ポリイミド系樹脂でベース層を形成し、ベルト外周面をフッ素系樹脂等の平滑性のよいコート層で構成するものが好ましい。一方、単層構造のベルトで構成する場合には、PVDF、PC、ポリイミド等の材質を用いるものがよい。
各感光体1a,1b,1c,1d上に各色トナー像を形成する構成及び動作、並びに、各色トナー像を中間転写ベルト51上に一次転写する構成及び動作は、ほぼ同様であり、形成される各色トナー像の色が異なるだけである。よって、以下、ブラック用感光体1aにブラックトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト51上に一次転写する構成及び動作について説明し、他の色については説明を省略する。
ブラック用感光体1aは、図1中反時計回り方向に回転駆動する。感光体1aの外周面には、図示しない除電装置からの光が照射されることで、感光体1aの表面電位が初期化される。初期化された感光体外周面は、帯電装置8aによって所定の極性(本実施形態ではマイナス極性)に一様に帯電される。このようにして帯電された感光体外周面は、図示しない露光装置から出射される光変調されたレーザビームLが照射され、これにより感光体1aの外周面上に静電潜像が形成される。
本実施形態においては、レーザビームLを出射する露光装置がレーザ書き込み装置で構成されているが、例えばLEDアレイと結像手段を有する露光装置などを用いることもできる。感光体1aに形成された静電潜像は、現像装置10aと対向する現像領域を通過する際に、ブラックトナー像として可視像化される。
中間転写ベルト51の内周面側には、感光体1aと対向する位置に一次転写ローラ11aが配置されている。この一次転写ローラ11aが中間転写ベルト51の内周面に当接することで、感光体1aと中間転写ベルト51との間に適正な一次転写ニップが確保されている。一次転写ローラ11aには、感光体1a上に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性(本実施形態ではプラス極性)の一次転写電圧が印加される。これにより、感光体1aと中間転写ベルト51との間に一次転写電界が形成され、感光体1a上のトナー像が、その感光体1aと同期して回転駆動される中間転写ベルト51上に静電的に一次転写される。トナー像を中間転写ベルト51に一次転写した後の感光体1aの外周面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置12aによって除去され、感光体1aの外周面が清掃される。
4色のトナー像をすべて使うフルカラーモードにおいては、他の色の感光体1b,1c,1dについても、同様に、マゼンタトナー像、シアントナー像及びイエロートナー像がそれぞれ形成される。そして、これらの各色トナー像は、中間転写ベルト51上に一次転写されているブラックトナー像に重ね合わさるようにして、順次一次転写される。
一方、ブラック単色モードにおいては、図示しない接離機構により、一次転写ローラ11b,11c,11dを感光体1b,1c,1dから離間させることで、マゼンタ、シアン、イエロー用の感光体1b,1c,1dを中間転写ベルト51から離間させる。そして、ブラック感光体1aのみが中間転写ベルト51に当接した状態で、ブラックトナー像のみが中間転写ベルト51に一次転写される。
また、図1に示すように、プリンタ本体内の下部には、給紙装置14が配置されている。給紙装置14は、給紙ローラ15の回転によって、記録材としての転写紙Pを図中矢印Bの方向へ送り出す。送り出された転写紙Pは、レジストローラ対16により、所定のタイミングで斥力ローラ54に巻き掛けられた中間転写ベルト51の部分と、これに対向配置された二次転写ベルト61の部分とが当接している二次転写ニップへと給送される。このとき、斥力ローラ54には不図示の転写電圧出力手段としての二次転写電圧電源により所定の二次転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト51上のトナー像が転写紙Pに二次転写される。
二次転写ベルト61は、二次転写ローラ62と分離ローラ63とに張架されている。いずれか一方のローラ(支持回転体)が駆動ローラとなって回転駆動することで、二次転写ベルト61は、図中矢印Cに示す向きに走行する。トナー像が二次転写された転写紙Pは、二次転写ベルト61の外周面に静電的に吸着した状態で、二次転写ベルト61の走行に伴って搬送される。そして、転写紙Pは、分離ローラ63に巻き付いた二次転写ベルト61の部分の曲率によって二次転写ベルト61の外周面から分離し、二次転写ベルト61の転写紙搬送方向下流側に配置されている搬送ベルト17によって更に転写紙搬送方向下流側へ搬送される。そして、転写紙Pが定着装置18を通る際に、転写紙P上のトナー像が熱と圧力の作用により転写紙Pに定着される。定着装置18を通過した転写紙Pは、排紙部に設けられた排紙ローラ対19を通って機外に排出される。
また、トナー像を二次転写した後の中間転写ベルト51上に付着する転写残トナーは、ベルトクリーニング装置20によって除去される。本実施形態におけるベルトクリーニング装置20では、ウレタン等で形成されたブレード形状のクリーニングブレード21を用いており、そのクリーニングブレード21を中間転写ベルト51の走行方向に対してカウンタ方向から当接させている。なお、ベルトクリーニング装置20には適宜様々な種類のものを用いることが可能であり、例えば、クリーニング装置を静電式のものとしてもよい。
次に、二次転写ベルト61を備えた二次転写装置60におけるベルト寄り規制手段の構成及び動作について説明する。
本実施形態における二次転写装置60のベルト寄り規制手段は、二次転写ベルト61を張架する一方の支持ローラである分離ローラ63の回転軸を傾斜させることで、二次転写ベルト61のベルト寄り範囲を所定の規制範囲内に規制する軸傾斜手段としての軸傾斜機構で構成されている。
図2は、組み付け直後における二次転写装置60の軸傾斜機構の構成を、分離ローラ63の軸方向から見たときの模式図である。
図3は、ベルト寄り規制後における軸傾斜機構の構成を、分離ローラ63の軸方向から見たときの模式図である。
本実施形態の分離ローラ63は、その回転軸63aの両端を、それぞれ別個の回転軸支持アーム64に支持されている。各回転軸支持アーム64は、それぞれ、二次転写ローラ62の回転軸62aの各端部に対して回動自在に取り付けられており、二次転写装置60のフレーム68に一端が固定されたアームスプリング66によって、図2時計回り方向に付勢されている。二次転写ベルト61にベルト寄りが生じていない組み付け直後の状態においては、アームスプリング66の付勢力により、フレーム68に回転軸支持アーム64が突き当たった位置で、回転軸支持アーム64の回動位置が保持される(図2)。
また、各回転軸支持アーム64は、図2及び図3に示すように、分離ローラ63の回転軸63aを軸受けする軸受部65を、回転軸支持アーム64の回転中心から径方向にスライド可能に支持している。軸受部65は、回転軸支持アーム64に対し、テンションスプリング67により、回転軸支持アーム64の回転中心から径方向に径方向外側に向けて付勢されている。これにより、分離ローラ63は、常に二次転写ローラ62から離れる方向への付勢力を受け、分離ローラ63と二次転写ローラ62とに張架される二次転写ベルト61に所定のテンションを付与することができる。
図4は、二次転写装置60の軸傾斜機構70の構成を、分離ローラ63の回転軸63aに沿って切断した切断面で示した模式図である。
分離ローラ63には、分離ローラ63と軸受部65との間の回転軸63a上に、軸方向変位部材を構成するベルト寄り検知部材71及び軸傾斜部材72が設けられている。ベルト寄り検知部材71は、二次転写ベルト61の端部と接触するフランジ部71aを備えている。二次転写ベルト61がベルト幅方向へ移動して二次転写ベルト61の端部がフランジ部71aに当接すると、矢印Fの方向に力を受けて、ベルト寄り検知部材71は分離ローラ63の回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動する。ベルト寄り検知部材71が回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動すると、ベルト寄り検知部材71に対して回転軸63aの更に外側には配置されている軸傾斜部材72も回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動する。一方、二次転写ベルト61はフランジ部71aから矢印F’の方向に反力を受けるので、二次転写ベルト61の分離ローラ63と二次転写ローラ62との間に位置する箇所(分離ローラ63および二次転写ローラ62に接触していない箇所)においてしわが発生する。
また、軸傾斜部材72の傾斜面72aには、回転軸63aの軸方向外側から、固定部材であるフレーム68の当接部68aが当接している。このとき、当該軸傾斜部材72が設けられている分離ローラ63の回転軸63aの端部は、軸受部65を介して、アームスプリング66によって付勢されている回転軸支持アーム64に支持されているため、図4中上側に向かう付勢力を受けている。そのため、ベルト寄り検知部材71のフランジ部71aに二次転写ベルト61の端部が当接していない状態であれば、アームスプリング66の付勢力により、軸傾斜部材72の傾斜面72aの下端に連続している被ストッパ面72bに、フレーム68のストッパ面68bが当接する位置で、軸傾斜部材72の傾斜面72aとフレーム68の当接部68aとの当接位置が規制される。すなわち、フレーム68の当接部68aが軸傾斜部材72の傾斜面72aの下端部分に当接した状態で保持される。
この状態から、二次転写ベルト61がベルト幅方向へ移動する力を受けて、ベルト寄り検知部材71及び軸傾斜部材72が回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動すると、軸傾斜部材72の傾斜面72aに沿ってフレーム68の当接部68aが相対的に移動する。これにより、軸傾斜部材72の傾斜面72aとフレーム68の当接部68aとの当接位置が傾斜面72aの上側へ変位する。その結果、二次転写ベルト61が移動する方向の軸方向端部側における分離ローラ63の回転軸63aの端部は、図5に示すように、アームスプリング66の付勢力に抗して押し下げられる。このとき、二次転写ベルト61が移動する方向とは逆側の分離ローラ63の回転軸63aの端部は、二次転写ベルト61の端部がベルト寄り検知部材71のフランジ部71aに接触していないため、図4に示すように、フレーム68の当接部68aが軸傾斜部材72の傾斜面72aの下端部分に当接した状態で保持されている。したがって、二次転写ベルト61が移動する方向とは逆側の分離ローラ63の回転軸63aの端部は、他端側に対して相対的に押し下げられた状態となり、その回転軸63aは傾斜することになる。
このようにして分離ローラ63の回転軸63aが傾斜するにつれて、二次転写ベルト61のベルト幅方向への移動速度が次第に遅くなり、最終的には、二次転写ベルト61がベルト幅方向逆向きに移動するようになる。その結果、二次転写ベルト61の幅方向位置が徐々に戻され、二次転写ベルト61は、ベルト寄りが収束する幅方向位置で安定走行することができる。これは、二次転写ベルト61のベルトよりが逆向きに生じる場合でも同様である。
ここで、分離ローラ63の回転軸63aを傾けることによりベルト寄りを戻すことができる原理について説明する。
図6は、二次転写ベルトにおけるベルト寄りについての説明図である。
二次転写ベルト61を剛体であると仮定し、分離ローラ63に進入する前の二次転写ベルト61上の任意の一地点(ここではベルト端部上の地点Eとする。)に注目する。2つのローラ62,63に張架されている二次転写ベルト61が完全に水平あるいは平行な状態であれば、分離ローラ63に進入する直前の二次転写ベルト61上の当該地点Eと、分離ローラ63から抜けた直後の二次転写ベルト61上の当該地点Eに対応する地点E’との間では、分離ローラ63の回転軸方向における位置にズレが生じることはない。この場合、二次転写ベルト61にベルト寄りは発生しない。
一方、分離ローラ63の回転軸63aが二次転写ローラ62の回転軸62aに対して傾いている場合、その傾斜角をαとすると、二次転写ベルト61上の当該地点Eは、分離ローラ63の周面に沿って移動する間に、図6に示すように、およそtanα分だけ分離ローラ63の回転軸方向へ変位する。したがって、分離ローラ63の回転軸63aを、二次転写ローラ62の回転軸62aに対して傾斜角αだけ傾ければ、二次転写ベルト61を分離ローラ63の回転にあわせて、二次転写ベルト61のベルト幅方向位置をおよそtanα分だけ移動させることができる。
二次転写ベルト61の寄り量(ベルト幅方向への移動速度)は、傾斜角αに比例する。すなわち、傾斜角αが大きければ大きいほど、二次転写ベルト61の寄り量は増していき、小さければ小さいほどベルト寄り量は減少する。したがって、例えば、図5に示すように、二次転写ベルト61が図5中右側に寄ろうとするベルト寄りが生じている場合、このベルト寄りによって軸傾斜部材72が分離ローラ回転軸方向へ移動して分離ローラ63の回転軸63aが図中下側へ下がることで、二次転写ベルト61を図5中左側へ戻そうとするベルト寄りを生じさせることができる。そして、二次転写ベルト61にもともと生じていたベルト寄りと、分離ローラ63の回転軸63aが傾いたことで発生する二次転写ベルト61の逆向きのベルトよりとが釣り合う位置に、二次転写ベルト61のベルト寄りを収束させることができる。この釣り合い位置で走行している二次転写ベルト61に対し、さらにどちらか一方へのベルト寄りが生じた場合でも、そのベルト寄りに応じて分離ローラ63の回転軸63aが傾くことで、再び、二次転写ベルト61のベルト寄りは、別の釣り合い位置で収束する。
このように、本実施形態における二次転写装置60の軸傾斜機構70によれば、二次転写ベルト61のベルト幅方向への移動量に応じた傾きを分離ローラ63の回転軸63aに与えることで、二次転写ベルト61のベルト寄りを早期に収束させることができる。しかも、分離ローラ63の回転軸63aを傾かせるための駆動力には、二次転写ベルト61がベルト幅方向へ移動する力を利用するため、モータ等の駆動源を必要としない簡易な構成で実現できる。
次に、軸傾斜部材72の構成について説明する。
図7は、本実施形態における軸傾斜部材72の斜視図である。
本実施形態の軸傾斜部材72は、円筒形状本体の外周面に傾斜面72aをもつ突起部が形成された構成となっている。傾斜面72aは、円筒形状本体の中心軸を中心とした円錐形の周面の一部をなすように形成された曲面で構成されている。
このように傾斜面72aを曲面で構成している理由には2つある。1つ目に理由は、分離ローラ63の回転軸63a回りに軸傾斜部材72が僅かに回転するような事態が生じても、分離ローラ63の傾き角が変化しないようにするためである。2つ目の理由は、フレーム68の当接部68aとの接触を点接触に近付けて、その接触点における摩擦を軽減して、二次転写ベルト61の端部とベルト寄り検知部材71との当接圧を低減し、二次転写ベルト61の端部の劣化を抑制して二次転写ベルト61の寿命を延ばすためである。なお、本実施形態において、傾斜面72aの回転軸63aに対する傾斜角度βは30°であり、軸傾斜部材72の材質はPOM(ポリアセタール)としているが、これに限られるものではない。
二次転写ベルト61の外周面や内周面の端部には、ベルト寄り検知部材71との当接による曲げ応力が繰り返し作用する。二次転写ベルト61の耐久性を特に重視する場合には、二次転写ベルト61の外周面や内周面の端部にベルト一周にわたって補強テープを貼り付けてもよい。
また、本実施形態においては、軸傾斜部材72の軸方向外側への移動を一定範囲内に制限している。具体的には、軸傾斜部材72の軸方向外側端面72cがフレーム68の軸方向ストッパ面68cに当接することで、それ以上の軸方向外側への軸傾斜部材72の移動が制限される。なお、軸傾斜部材72の軸方向外側への移動を制限する部材は、フレーム68の軸方向ストッパ面68cに限らず、例えば、回転軸支持アーム64や、軸受部65などであってもよい。
本実施形態の分離ローラ63及び二次転写ベルト61の具体構成の一例を以下に示す。
分離ローラの外径:φ15
分離ローラの材質:アルミ
二次転写ベルトの材質:ポリイミド
二次転写ベルトのヤング率:3000[MPa]
二次転写ベルトのMIT耐揉試験による耐折回数:6000回
二次転写ベルトの厚み:80μm
二次転写ベルトの線速:352[mm/s]
ベルトテンション:0.9[N/cm]
なお、MIT耐揉試験による耐折回数測定方法としては、JIS−P8115に準拠する。測定条件としては、幅15[mm]のサンプルに対して、荷重[1kgf]、屈曲角度135度、屈曲速度175回/分の条件にて測定した。
本実施形態においては、二次転写ベルト61の外周面に接触した状態で走行する中間転写ベルト51も無端ベルト状部材である。そのため、中間転写ベルト51も、二次転写ベルト61と同様、ベルト寄りが発生し得るため、そのベルト寄りを規制するベルト寄り規制手段が設けられている。
中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としては、二次転写ベルト61のベルト寄り規制手段である軸傾斜機構70を用いることができる。ベルト寄り規制手段に軸傾斜機構70を用いた中間転写ベルト51において、耐久性を特に重視する場合には、中間転写ベルト51の外周面や内周面の端部にベルト一周にわたって補強テープを貼り付けてもよい。この補強テープとしては、幅6[mm]、厚み0.025[mm]程度のPETなどで構成したテープを用いるのが好ましいが、これに限定されるものではない。また、中間転写ベルト51のベルト幅と同じかこれよりも広い二次転写ベルト61を採用し、中間転写ベルト51の外周面に貼り付けた補強テープに二次転写ベルト61の外周面が接触しながら両ベルト51,61が走行する構成を採用する場合、その補強テープのバリ面が接着面側(ベルト面側)となるように貼り付けるのがよい。そうすれば、中間転写ベルト51や二次転写ベルト61の幅方向への移動に対して補強テープのバリが抵抗にならないようにすることができる。
また、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としては、中間転写ベルト51の内周面側のベルト幅方向両端部にガイドリブを形成し、ベルト寄りが発生したときにガイドリブが支持ローラの端面に当接することで、ベルト寄りを規制するリブ規制手段を用いることができる。ただし、リブ規制手段を用いる場合、ガイドリブとベルト内周面との境界付近に働く曲げ応力によって当該境界付近にベルト亀裂等の損傷が生じやすい。そのため、当該境界付近における中間転写ベルト51の外周面や内周面上にベルト一周にわたって補強テープを貼り付けるのが好ましい。この補強テープとしては、幅6[mm]、厚み0.025[mm]程度のPETなどで構成したテープを用いるのが好ましいが、これに限定されるものではない。この場合も、必要に応じて、補強テープのバリ面が接着面側(ベルト面側)となるように貼り付けるのがよい。
また、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としては、ベルト幅方向端部の位置をセンサで読み取り、中間転写ベルト51を張架する1つの支持ローラ(ステアリングローラ)の軸端部をモータで変位させてステアリングローラの回転軸を傾かせて、ベルト寄りを戻す方向に中間転写ベルト51を幅方向へ移動させるステアリング方式のベルト寄り規制手段を採用してもよい。このベルト寄り規制手段は、ベルト端部を接触させてベルト寄りを規制する構成を採らないので、ベルト端部にかかる負荷が少なく、ベルトを長寿命化できるというメリットがある。
本実施形態の中間転写ベルト51の具体構成の一例を以下に示す。
中間転写ベルトの材質:ポリイミド
中間転写ベルトのヤング率:3000[MPa]
中間転写ベルトのMIT耐揉試験による耐折回数:6000回
中間転写ベルトの厚み:60[μm]
中間転写ベルトの線速:352[mm/s]
ベルトテンション:1.3[N/cm]
本実施形態において、中間転写ベルト51及び二次転写ベルト61は、それぞれベルト幅方向へ移動するため、ベルト幅方向における中間転写ベルト51と二次転写ベルト61との相対位置ズレ量は、中間転写ベルト51及び二次転写ベルト61がベルト幅方向逆向きにそれぞれ最大変位したときに最大となる。したがって、いずれか一方しかベルト寄りが発生しない構成と比べて、相対位置ズレ量が大きいため、いずれか一方のベルト外周面に補強テープを設けた場合、その補強テープによる段差が相手側のベルト端部に引っ掛からないようにすることが重要となってくる。
上述したように、軸傾斜部材72の軸方向における移動量がある値までになるよう規制するため、フレーム68にストッパ部材72a、72bを設けている。図8に示すように、軸傾斜部材72は、二次転写ベルト61の両端に設けられている各軸傾斜部材72の軸方向外側端面72cと、対応するフレーム68の軸方向ストッパ面68cとの隙間Za、Zbだけ軸方向にそれぞれ移動可能である。軸傾斜部材72が軸方向に動いた分だけ分離ローラ63を傾斜させることができる。二次転写ベルト61のベルト幅方向への最大移動量は、二次転写ベルト61の両端に設けられている各軸傾斜部材72の軸方向外側端面72cと、対応するフレーム68の軸方向ストッパ面68cとの隙間Z1a,Z1bの和に相当する。
ここで、本実施形態の特徴部である、二次転写ニップ部周辺における構成要素の配置について説明する。
図9は、同プリンタの二次転写ニップ部周辺における概略構成について示す図である。図9において、二次転写ベルト61が二次転写ローラ62によって中間転写ベルト51に押し付けられている部分が二次転写ニップ部Dである。二次転写ニップ部Dにある二次転写ベルト61の部分とベルト進行方向下流側で隣接し、かつ中間転写ベルト51と接触している二次転写ベルト61の部分(以下、「接触部分M」という)が存在する。
二次転写ベルト61がベルト寄り検知部材71に当接すると、二次転写ベルト61にしわが発生することがある。しかし、接触部分Mには中間転写ベルト51によって張力が及ぼされるため、接触部分Mは引き伸ばされた状態になる。接触部分Mにしわが生じなければ、二次転写ニップ部Dの近傍に、二次転写ベルト61の外周面と転写紙Pとの間において絶縁破壊による放電を起こさせる微小空間が生じることはない。これにより、絶縁破壊による放電に起因する画像欠陥も生じない。
図10は、ベルト寄り規制のために分離ローラ63を傾けたときの、接触部分Mの状態について説明する図である(図10(a)はベルト寄り規制前の状態、図10(b)はベルト寄り規制後の状態を示す)。接触部分Mの幅は、ベルト寄り規制の際に分離ローラ63を傾斜させることによって変化する。
図10(a)に示すベルト寄り規制前の状態において、接触部分Mの幅がQ1であったとする。図10(b)に示すベルト寄り規制後の状態では、分離ローラ63が傾斜することにより二次転写ベルト61の位置が下方に移動すると、接触部分Mの幅はQ1よりも短いQ2になる(Q1>Q2)。ベルト寄り規制後の状態においても上記画像欠陥の発生を抑えるためには、接触部分Mの幅Q2がゼロ以上(例えば、1[mm]程度)になるように斥力ローラ54の配置を決めるようにする必要がある。望ましくは、ベルト寄り規制後の状態において、接触部分Mの幅Q2が2[mm]以上になるようにする。
[変形例]
次に、本実施形態における二次転写ベルト機構の構成、および二次転写ニップ部周辺の構成要素の配置の一変形例について説明する。
図11は、本変形例における二次転写ベルト機構の構成、および二次転写ニップ部周辺の構成要素の配置の一例を示す概略構成図である。
二次転写ベルト61は、二次転写ローラ62、分離ローラ63および吸着ローラ80に張架されている。いずれかのローラ(支持回転体)が駆動ローラとなって回転駆動することで、二次転写ベルト61は、図中矢印Cに示す向きに走行する。トナー像が二次転写された転写紙Pは、二次転写ベルト61の外周面に静電的に吸着した状態で、二次転写ベルト61の走行に伴って搬送される。
そして、転写紙Pは、分離ローラ63に巻き付いた二次転写ベルト61の部分の曲率によって二次転写ベルト61の外周面から分離し、二次転写ベルト61の転写紙搬送方向下流側に配置されている搬送ベルト17によって更に転写紙搬送方向下流側へ搬送される。二次転写ベルト61のベルト寄りを規制するため、図2〜7を用いて説明したように、分離ローラ63の回転軸は傾斜可能なように構成する。なお、吸着ローラ80の回転軸を傾斜可能に構成してもよい。
図11において、二次転写ベルト61が二次転写ローラ62によって中間転写ベルト51に押し付けられている部分が二次転写ニップ部Dである。二次転写ニップ部Dにある二次転写ベルト61の部分とベルト進行方向下流側および上流側で隣接し、かつ中間転写ベルト51と接触している二次転写ベルト61の部分(以下、「接触部分M’」という)が存在する。接触部分M’には中間転写ベルト51によって張力が及ぼされるため、接触部分M’は引き伸ばされた状態になる。
よって、ベルト寄り検知部材71との当接によって二次転写ベルト61にしわが発生しても、接触部分M’にはしわが及ばない。接触部分M’にしわが生じなければ、二次転写ニップ部Dの近傍に、二次転写ベルト61の外周面と転写紙Pとの間において絶縁破壊による放電を起こさせる微小空間が生じることはない。これにより、絶縁破壊による放電に起因する画像欠陥も生じない。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
トナー像を担持する回転可能な中間転写ベルト51などのトナー像担持体と、前記トナー像担持体にトナー像を形成する中間転写装置50などのトナー像形成手段と、転写紙Pなどの記録材を担持搬送するための二次転写ベルト61などのベルト状部材と、前記ベルト状部材を回転させるための分離ローラ63などの支持回転体と、前記ベルト状部材を前記トナー像担持体に押し付ける二次転写ローラ62などの押付部材と、トナー像を転写するための転写電界形成手段と、前記ベルト状部材がベルト幅方向の一端に移動したときにベルト状部材の端面と当接するベルト寄り検知部材71などの当接部材とを有する画像形成装置において、前記ベルト状部材の、前記押付部材によって前記トナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するように、前記トナー像担持体および前記押付部材に対する前記支持回転体の相対位置を決める。
ベルト状部材が当接部材に当接すると、ベルト状部材にしわが発生することがある。押付部材によってトナー像担持体に押し付けられているベルト状部材の部分と隣接するベルト状部材の部分をトナー像担持体に接触させることで、上記隣接するベルト状部材の部分は、トナー像担持体によって張力が及ぼされるため引き伸ばされた状態になる。よって、当接部材との当接によりベルト状部材にしわが発生しても、上記隣接する部分にはしわが及ばない。これにより、しわによる微小空間が生じないので、絶縁破壊による放電も起きず、この放電に起因する画像欠陥も生じない。
(態様B)
態様Aにおいて、前記押付部材を前記支持回転体が兼ねている。
(態様C)
態様AまたはBにおいて、前記当接部材を前記支持回転体に設けた。
(態様D)
態様A〜Cにおいて、少なくとも一以上の前記支持回転体は、回転軸を傾斜させることが可能な分離ローラ63などの傾斜支持回転体である。
(態様E)
態様Dにおいて、前記傾斜支持回転体の傾き加減にかかわらず、前記ベルト状部材の、前記押付部材によって前記トナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するようにする。
ベルト寄り規制のために傾斜回転体を傾けると、傾斜支持回転体の傾き加減によって、押付部材によってトナー像担持体に押し付けられているベルト状部材の部分と隣接しトナー像担持体に接触するベルト状部材の部分の幅が変化する。傾斜支持回転体の傾き加減にかかわらず、ベルト状部材の、押付部材によってトナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するようにすることで、当接部材との当接によりベルト状部材にしわが発生しても、上記隣接する部分にはしわが及ばない。
(態様F)
態様Eにおいて、前記傾斜支持回転体が最大傾斜角を越えて傾斜しないように前記傾斜支持回転体の傾斜角を規制する軸傾斜部材72などの規制部材を有している。
規制部材が、傾斜支持回転体の傾斜角を規制するので、傾斜支持回転体の回転軸が所定の最大傾斜角を超えて傾斜することがなく、ベルト蛇行の発生を最小限に抑えた安定したベルト寄り規制を実現できる。
50 中間転写装置(トナー像形成手段)
51 中間転写ベルト(トナー像担持体)
60 二次転写装置(転写手段)
61 二次転写ベルト(ベルト状部材)
62 二次転写ローラ(押付部材)
63 分離ローラ(支持回転体)
71 ベルト寄り検知部材(当接部材)
P 転写紙(記録材)
特開平3−279137号公報 特開平3−288743号公報

Claims (6)

  1. トナー像を担持する回転可能なトナー像担持体と、
    前記トナー像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
    記録材を担持搬送するためのベルト状部材と、
    前記ベルト状部材を回転させるための支持回転体と、
    前記ベルト状部材を前記トナー像担持体に押し付ける押付部材と、
    トナー像を転写するための転写電界形成手段と、
    前記ベルト状部材がベルト幅方向の一端に移動したときに前記ベルト状部材の端面と当接する当接部材とを有する画像形成装置において、
    前記ベルト状部材の、前記押付部材によって前記トナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するように、前記トナー像担持体および前記押付部材に対する前記支持回転体の相対位置を決めることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記押付部材を前記支持回転体が兼ねていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記当接部材を前記支持回転体に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一の画像形成装置において、
    少なくとも一以上の前記支持回転体は、回転軸を傾斜させることが可能な傾斜支持回転体であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記傾斜支持回転体の傾き加減にかかわらず、前記ベルト状部材の、前記押付部材によって前記トナー像担持体に押し付けられている部分と隣接する部分が前記トナー像担持体に接触するようにすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記傾斜支持回転体が最大傾斜角を越えて傾斜しないように前記傾斜支持回転体の傾斜角を規制する規制部材を有していることを特徴とする画像形成装置。
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