JP2015176023A - ベルト搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

ベルト搬送装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルト部材に外乱が発生して駆動負荷が増加した場合にも、駆動ローラでベルト部材に寄り移動が発生しにくいベルト搬送装置を提供する。
【解決手段】ステアリングローラ3は傾動自在に支持されて中間転写ベルト1を自律ステアリングする。駆動ローラ2の上流側の近接した位置に配置された二次転写前ローラ4は、少なくとも表面にゴム材料を含む。これにより、感光ドラム111が中間転写ベルト1に当接した際にステアリングローラ3に発生するベルト寄り量が少なくなって寄り移動が収束するまでの時間も短くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動ローラによって駆動されるベルト部材がステアリングローラによってステアリングされるベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
駆動ローラによって駆動されるベルト部材がステアリングローラによってステアリングされるベルト搬送装置を備えた画像形成装置が広く用いられている。像担持体に担持されたトナー像を一次転写部で転写され、二次転写部へトナー像を搬送して記録材に転写させる中間転写ベルトは、ベルト搬送装置の一例である。
ベルト搬送装置におけるステアリングには、種々の方式が実用化されている。
特許文献1には、ベルト部材の寄り位置をセンサで検知してアクチュエータやモータを作動させてステアリングローラを傾動させる強制ステアリング方式のベルト搬送装置が示される。特許文献2には、両端部をばね部材で付勢されたステアリングローラがベルト部材の寄り位置に応じて突き出し方向に傾動するステアリング方式のベルト搬送装置が示される。
特許文献3には、回転軸線方向の中央部を回動自在に支持されたステアリングローラがベルト部材の寄り位置に応じた摩擦力のトルクバランスによって自律的に傾動する自律ステアリング方式のベルト搬送装置が示される。
特開平9−169449号公報 特開2001−146335号公報 特表2001−520611号公報
ステアリングローラを用いてベルト部材の寄り位置を一定に制御するベルト搬送装置では、ベルト部材にベルト張力が変化する等の外乱が発生するたびに、駆動ローラでベルト部材の寄り移動が発生していることが判明した。
後述するように、像担持体とベルト部材とが接離可能に構成されている場合、像担持体とベルト部材とが当接した瞬間に、駆動ローラでスリップが発生してベルト部材に寄り移動が発生していた。
本発明は、ベルト部材に外乱が発生して駆動負荷が増加した場合にも、駆動ローラでベルト部材に寄り移動が発生しにくいベルト搬送装置を提供することを目的としている。
本発明のベルト搬送装置は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を張架して駆動する駆動ローラと、前記ベルト部材を張架してステアリングするステアリングローラと、前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記駆動ローラよりも上流側で前記ベルト部材を張架して前記ベルト部材に従動して回転する従動ローラと、を有するものである。そして、前記従動ローラは、少なくとも表面にゴム材料を含む。
本発明のベルト搬送装置では、従動ローラの表面にゴム材料が存在してベルト部材に対する静止摩擦力が大きいため、従動ローラがベルト部材を介して駆動ローラで発生するベルト部材の搬送方向の傾きや搬送方向に直角な方向の寄り移動を規制する。このため、ベルト部材に外乱が発生して駆動負荷が増加した場合でも、駆動ローラでベルト部材に寄り移動が発生しにくい。
画像形成装置の構成の説明図である。 中間転写ユニットの構成の説明図である。 中間転写ベルトの張架機構の説明図である。 中間転写ベルトが感光ドラムに当接している状態の説明図である。 中間転写ベルトが感光ドラムから離間している状態の説明図である。 ステアリング機構の斜視図である。 ステアリングローラの端部の構成の説明図である。 ステアリングローラの摺動リングの位置の説明図である。 二次転写前ローラの構成の説明図である。 実施例の二次転写前ローラにおける寄り移動収束時間の説明図である。 比較例の二次転写前ローラにおける寄り移動収束時間の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置101は、中間転写ベルト1の下向き面に沿ってプロセスカートリッジの画像形成部110Y、110M、110C、110Bkを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部110Yでは、感光ドラム111Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト1に転写される。画像形成部110Mでは、感光ドラム111Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト1に転写される。画像形成部110C、110Bkでは、それぞれ感光ドラム111C、111Bkにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト1に転写される。
中間転写ベルト1に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2へ搬送されて記録材Sへ二次転写される。記録材Sは、記録材収納部151内のリフトアップ装置152上に積載される。分離ローラ153は、リフトアップ装置152上の最上位の記録材Sを1枚ずつに分離して、レジストローラ155へ送り出す。レジストローラ155は、中間転写ベルト1のトナー像にタイミングを合わせて記録材Sを二次転写部T2へ送り込む。
二次転写ローラ156は、駆動ローラ2に内側面を支持された中間転写ベルト1に当接して二次転写部T2を形成する。二次転写ローラ156に正極性の直流電圧が印加されることで、中間転写ベルト1上のトナー像が記録材Sへ二次転写される。
四色のトナー像を二次転写された記録材Sは、定着装置158で加熱加圧を受けて表面に画像を定着される。定着装置158は対向する定着ローラ159および加圧ローラ160が形成するニップで所定の加圧力と熱量を与えて記録材S上にトナー像を溶融固着させる。定着ローラ159は、内部に熱源となるヒータを備える。加圧ローラは、定着ローラ159に向かって付勢されている。
ベルトクリーニング装置50は、中間転写ベルト1にクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト1の表面の転写残トナーを回収する。
片面印刷では、定着装置158を通過し排紙反転ローラ161に搬送された記録材Sはそのまま排紙トレイ162上に排出される。一方、両面印刷では、記録材Sは、排紙反転ローラ161によるスイッチバック動作を行うことで先後端を入れ替え、両面搬送装置164へと搬送される。その後、分離ローラ153より搬送されてくる後続の記録材とタイミングを合わせて、再給紙パス165から給紙搬送パス154に合流し、二次転写部T2へと搬送される。裏面(2面目)の画像形成プロセスは、先述の表面(1面目)と同様なので説明は省略する。
(画像形成部)
画像形成部110Y、110M、110C、110Bkは、現像装置114Yで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、画像形成部110Yについて説明し、他の画像形成部110M、110C、110Bkに関する重複した説明を省略する。
画像形成部110Yは、感光ドラム111Yを囲んで、帯電装置112Y、露光装置113、現像装置114Y、一次転写ローラ115Y、ドラムクリーニング装置116Yを配置している。感光ドラム111Yは、アルミニウム製シリンダの外周面に感光層を形成しており、所定のプロセススピードで回転する。
帯電装置112は、感光ドラム111Yを一様な負極性の電位に帯電させる。露光装置116は、感光ドラム111Yの表面に画像の静電像を書き込む。現像装置114Yは、トナーを感光ドラム111Yに移転させて静電像をトナー像に現像する。
一次転写ローラ115Yは、中間転写ベルト1を押圧して、感光ドラム111Yと中間転写ベルト1の間に一次転写部を形成する。一次転写ローラ115Yに正極性の直流電圧が印加されると、感光ドラム111Yに担持された負極性のトナー像が中間転写ベルト1へ転写される。ドラムクリーニング装置116Yは、感光ドラム111Yにクリーニングブレードを摺擦させて、感光ドラム111Yの表面に付着した転写残トナーを除去する。
(中間転写ユニット)
図2は中間転写ユニットの構成の説明図である。図3は中間転写ベルトの張架機構の説明図である。
図2に示すように、中間転写ユニット102は、中間転写ベルト1及びその支持機構を画像形成装置(101:図1)から引き出して一体に交換可能な交換ユニットである。中間転写ユニット102は、ユニット後側板103Rとユニット前側板103Fとの間に掛け渡した複数のローラに中間転写ベルト1を張架して組み立てられている。中間転写ベルト1は、駆動カップリング6から駆動入力された駆動ローラ(2)の搬送力によって矢印V方向に搬送される。
図3に示すように、中間転写ベルト(1)は、テンションローラを兼ねたステアリングローラ3、二次転写対向ローラを兼ねた駆動ローラ2、二次転写前ローラ4、及びステアリング後ローラ5に張架されている。ここで、張架するとは、巻き付き角度を持って当接して中間転写ベルト(1)の輪郭を支持していることを言う。ステアリング後ローラ5と二次転写前ローラ4の間に、4個の一次転写ローラ115が配置されているが、4個の一次転写ローラ115は、中間転写ベルト(1)を張架していない。
ステアリングローラ3、二次転写前ローラ4、ステアリング後ローラ5には駆動は与えられておらず、中間転写ベルト1の搬送に従動して回転する。中間転写ベルト1の搬送方向に関して、二次転写前ローラ4は、駆動ローラ2の上流側に配置される。ステアリングローラ3は、駆動ローラ2の下流に配置される。ステアリングローラ3の下流にステアリング後ローラ5が配置される。
駆動ローラ2は、外周部が導電性EPDMゴム材料にて形成されている。中間転写ベルト1にテンションローラ(ステアリングローラ3)による張力が付与された状態で駆動ローラ2が十分な摩擦力を発揮して中間転写ベルト1を搬送可能とするためである。駆動ローラ2の外周面の初期静止摩擦計数μは、1.0〜1.5である。
中間転写ベルト1に沿った二次転写前ローラ4から駆動ローラ2までの距離は、駆動ローラ2からステアリングローラ3までの距離よりも短いので、駆動ローラ2と二次転写前ローラ4が、記録材Sが二次転写部T2へ突入する短いベルト面を形成する。このため、記録材Sの二次転写部T2への進入が安定して、転写に伴う画像不良が低減されている。また、ステアリングローラ3を駆動ローラ2から遠い位置に配置しているので、ステアリングローラ3が傾動した際のベルト面のねじれが二次転写部T2を通過する記録材Sへ影響しにくくなっている。
以上説明したように、駆動ローラ2は、無端状のベルト部材の一例である中間転写ベルト1を張架して駆動する。ステアリングローラ3は、中間転写ベルト1を張架してステアリングする。従動ローラの一例である二次転写前ローラ4は、中間転写ベルト1の回転方向におけるステアリングローラ3よりも下流側であって駆動ローラ2よりも上流側で中間転写ベルト1を張架して、中間転写ベルト1に従動して回転する。二次転写ローラ156は、中間転写ベルト1を介して駆動ローラ2に圧接する。駆動ローラ2は、中間転写ベルト1に担持されたトナー像を記録材へ転写するための二次転写内ローラを兼ねている。
(中間転写ベルトの着脱動作)
図4は中間転写ベルトが感光ドラムに当接している状態の説明図である。図5は中間転写ベルトが感光ドラムから離間している状態の説明図である。図4、図5中、(a)は全体図、(b)は二次転写部付近の拡大図である。
図4の(a)に示すように、中間転写ユニット102は、一次転写ローラ115、二次転写前ローラ4、及びステアリング後ローラ5を一体に昇降して中間転写ベルト1を感光ドラム111に対して当接/離間させる。
画像形成装置101が画像形成する時、一次転写ローラ115、二次転写前ローラ4、及びステアリング後ローラ5が下降して、中間転写ベルト1を感光ドラム111に当接させる。画像形成時の中間転写ベルト1は、感光ドラム111に押し付けられている。
図4の(b)に示すように、二次転写前ローラ軸受20は、二次転写前ローラ4を回転可能に支持する。二次転写前ローラ軸受20は、図3に示すユニット後側板103R及びユニット前側板103Fにそれぞれ設けられた軸受回動軸29により回動自在に支持され、引張バネ23により反時計方向に付勢されている。
離間スライダ24は、図示しない離間カムにより駆動されて矢印D方向に移動可能である。離間スライダ24が右方向に移動しているとき、離間スライダ24の軸受押込み部25に対して二次転写前ローラ軸受20の当接時接触部21が当接して二次転写前ローラ4を下方に位置させて、中間転写ベルト1を感光ドラム111に当接させる。
離間アーム27Bkの押込みボス28は、図3に示すユニット後側板103R及びユニット前側板103Fにそれぞれ設けられたアーム回動軸30Bkにより回動自在に支持されている。一次転写ローラ115Bkは圧縮バネ31により下方に付勢されている。離間スライダ24が右方向に移動しているとき、離間アーム27Bkの押込みボス28は、アーム押込み部26から離間しているので、一次転写ローラ115Bkは、離間アーム27Bkからの影響を受けずに下方へ移動する。一次転写ローラ115Bkは、圧縮バネ31に付勢されて、中間転写ベルト1を挟んで感光ドラム111Bkに圧接している。図4の(a)に示す他の一次転写ローラ115Y、115M、115Cも、同様に感光ドラム111と当接する位置に移動している。
図5の(a)に示すように、中間転写ユニット102では、二次転写前ローラ4及び一次転写ローラ115が感光ドラム111から離れた状態に持ち上げられると、中間転写ベルト1が感光ドラム111から離間する。中間転写ユニット102は、画像形成を待機している本体待機状態、画像形成しない期間、メンテナンスで中間転写ユニット102やプロセスカートリッジを取り外す際、起動期間中等、中間転写ベルト1を感光ドラム111から離間させる。
図5の(b)に示すように、離間スライダ24は図示しない離間カムに駆動されて左方向に移動しているため、離間スライダ24の軸受押込み部25に対して二次転写前ローラ軸受20の離間時接触部22が当接している。離間時接触部22は、当接時接触部21よりも低く形成されているため、二次転写前ローラ4は上方に位置して中間転写ベルト1を感光ドラム111から離間させる。
また、離間スライダ24が左方向に移動しているため、アーム押込み部26によって離間アーム27Bkの押込みボス28が左方向に押されて離間アーム27が反時計方向に回動する。これにより、一次転写ローラ115Bkは、中間転写ベルト1から離間する位置に上昇している。図5の(a)に示す他の一次転写ローラ115Y、115M、115Cも同様に上昇して中間転写ベルト1から離間している。
なお、ここでは、中間転写ベルト1が全ての感光ドラム111対して当接/離間する実施の形態を説明したが、中間転写ベルト1は、必ずしも全ての感光ドラム111に対して当接/離間する必要はない。例えばブラックの感光ドラム111Bkに対して中間転写ベルト1が常時当接し、その他の感光ドラム111Y、111M、111Cに対して中間転写ベルト1が離間する構成で実施の形態を組み立ててもよい。
ところで、中間転写ベルト1を感光ドラム111に当接/離間させると、駆動ローラ2の駆動力に大きな外乱が作用して中間転写ベルト1が寄り移動する。中間転写ユニット102では、駆動ローラ2に大きな摩擦力が作用して、駆動ローラ2の傾きに影響を及ぼしている。中間転写ベルト1を感光ドラム111に当接/離間させると、駆動ローラ2に作用する摩擦力が変化して、駆動ローラ2の傾きが変化し、中間転写ベルト1を寄り移動させる。このとき、寄り移動がオーバーシュートすると寄り移動が収束するまでの時間が長くなる。
そこで、実施の形態1では、駆動ローラ2の上流側にゴム材料をコートした二次転写前ローラ4を配置して、図10に示すように、寄り移動のオーバーシュートを少なくして寄り移動が収束するまでの時間を短くしている。
以上説明したように、回転体及び像担持体の一例である感光ドラム111は、中間転写ベルト1の回転方向におけるステアリングローラ3よりも下流側であって二次転写前ローラ4よりも上流側に配置されて中間転写ベルト1に当接可能である。接離機構の一例である離間スライダ24は、中間転写ベルト1と感光ドラム111とを接離させる。
(ステアリング機構)
図6はステアリング機構の斜視図である。図7はステアリングローラの端部の構成の説明図である。図8はステアリングローラの摺動リングの位置の説明図である。図6中、(a)は全体図、(b)は回動中心部の説明図である。図8中、(a)は実施例、(b)は比較例である。
図3に示すように、中間転写ユニット102は、回転軸線方向の両端部の摩擦力のバランスによりステアリングローラ3が自動的に傾動して中間転写ベルト1の寄り移動を収束させる自律ステアリング方式のステアリング機構を採用している。自律ステアリング方式のステアリング機構は、ステアリングローラを傾動させるためのアクチュエータが不要である。
図6の(a)に示すように、ステアリングローラ3の回転軸線方向の中央部は、中間転写ベルト1に従動して回転する従動ローラ7である。従動ローラ7の両端部に非回転で中間転写ベルト1を摩擦する摺動リング8が連結されている。摺動リング8は、サイド支持部材9と嵌合している。
サイド支持部材9は、テンションバネ(圧縮バネ)10によって矢印PT方向に付勢されているため、ステアリングローラ3は、中間転写ベルト1の内周面に対して矢印PT方向にテンションを付与するテンションローラとしても機能する。サイド支持部材9と回動プレート11とは、ステアリングローラ3の両端部を支持するコの字型の支持台を構成する。回動プレート11は、フレームステー12に設けられた軸受け14によって矢印S方向に回動自在に支持されている。
図3に示すように、フレームステー12は、中間転写ユニット102の筐体を構成する部材であり、ユニット前側板103Fおよびユニット後側板103Rの間に掛け渡されている。
図6の(b)に示すように、フレームステー12の中心部には軸受け14がスナップフィット係合により固定されている。回動プレート11に一端がカシメられたステアリング軸15は、軸受け14によって回動自由に支持されている。ステアリング軸15の他端に嵌め込まれたスラスト抜け止め部材18は、ステアリング軸15のスラスト方向の移動を規制している。
図7に示すように、従動ローラ7の両端にはローラ軸16が圧入により固定されている。ローラ軸16は、両端の摺動リング8に設けられた軸受け部によりに回転自在に支持される。このため、中間転写ベルト1が回転するとき、従動ローラ7はベルト内周面と一体に回転して摺擦しない。
一方、ステアリングローラ3の両端部の摺動リング8は、中間転写ベルト1の両端部に対して摺動している。このため、中間転写ベルト1に寄り移動が発生すると、寄り移動した側の摺動リング8を回転方向に移動させる力が反対側の摺動リング8を回転方向に移動させる力よりも大きくなって、ステアリングローラ3が自律的に傾動する。
図8の(a)に示すように、中間転写ベルト1の幅は、従動ローラ7の回転軸線方向の長さよりも広く、摺動リング8の外側の端面の間隔よりも狭い。中間転写ベルト1の寄り移動が収束した状態では、中間転写ベルト1と摺動リング8の重なり幅Wは、両端部の摺動リング8で等しくなる。中間転写ベルト1に寄り移動が発生しても、中間転写ベルト1はいずれか一方の摺動リング8と重なって摺擦する。中間転写ベルト1が寄り移動を収束させる過程では、常に少なくとも一方の摺動リング8が中間転写ベルト1に摺動している。ステアリングローラ3が両端部の摺動抵抗のバランス差を検知して、こまめなステアリング動作を実行する。このため、ステアリングローラ3の傾動角度の時間変化に大きな変動が生じない安定したステアリング動作が実現されている。
これに対して、図8の(b)に示すように、中間転写ベルト1の幅が従動ローラ7の幅よりも狭い比較例の場合、中間転写ベルト1に寄り移動が発生した際に、摺動リング8に中間転写ベルト1が重なるまではステアリングローラ3が傾動しない。摺動リング8に中間転写ベルト1が重なった時点で急に両端部の摺動抵抗のバランス差を検知して大きな傾動角度が形成される。このため、急激なステアリング動作に陥り易い。
以上説明したように、支持機構の一例であるステアリング軸15は、ステアリングローラ3を傾動自在に支持する。ステアリングローラ3は、回転軸線方向の両端部に中央部よりも中間転写ベルト1の回転抵抗を高めた領域を有する。このため、ステアリングローラ3は、自律的に傾動して中間転写ベルト1をステアリングする。
(ステアリングローラの仕様)
図7に示すように、摺動リング8には、テーパー角φが設定されてテーパー形状が形成されている。本実施例では、テーパー角φ=8°である。
摺動リング8の表面の中間転写ベルト1に対する静止摩擦係数μs=0.3程度で、従動ローラ7の表面の中間転写ベルト1に対する静止摩擦係数μstr=0.1よりも大きい。
なお、静止摩擦係数の測定は、中間転写ベルト1の周方向が長辺となるように切り出した長辺200mm×短辺75mmの図示しない試験片を用いて行う。試験片を図示しない測定台の上に設置し、試験片の短辺側をまたぐように表面を摺動リング8もしくは従動ローラ7と同じ材質で製作した図示しない測定用ローラで挟み込み、試験片と測定用ローラの間に10N(1kgf)の荷重を加える。測定用ローラを回転させることで、試験片が長辺方向に引っ張られる力を測定し、静止摩擦係数を求める。
摺動リング8の材質は、摺動性を有するポリアセタール(略号:POM)などの樹脂材料を使用している。樹脂材料には、中間転写ベルト1との摩擦帯電による静電的な弊害を考慮して導電性フィラーを混合して導電性を付与してある。
中間転写ベルト1は、ポリイミドを基層とする樹脂ベルトであって、引張弾性係数E=18000N/cm程度である。引張弾性係数Eが大きくて伸びにくい中間転写ベルト1に生じる大きな引張り応力を、従動ローラ7の摩擦係数μstrを低くすることでステアリングローラ3の傾動量に有効に変換できる。
ステアリングローラ3は、自律的な傾動によって、中間転写ベルト1に生じる歪みを常に開放している。このため、中間転写ベルト1が無理な負荷を受け続けながら搬送されなくて済む。その結果、自律的なステアリング制御が実現できるだけでなく、中間転写ベルト1の破断や変形も防止できる。
実施の形態1によれば、ステアリングを行うためにアクチュエータもモータも制御する必要が無いため、複雑な制御アルゴリズムが不要である。センサ、アクチュエータといった電気部品が不要になって、部品コスト、配線コストを削減できる。
実施の形態1によれば、中間転写ベルト1の両端部に寄り移動を規制するためのリブを取り付ける必要が無い。リブの無い中間転写ベルト1を使用するため、リブによる画像形成装置の高速化の限界が存在しない。リブの貼り付け精度に関わる検査・管理コストが不要である。
なお、摺動リング8は、従動ローラ7の回転方向において回転しないように固定されている構成には限らない。摺動リングが従動ローラ7よりも大きな回転抵抗を作用しつつ回転する構成であってもいい。また、図8の(b)に示す比較例の構成でも、原理的には、摺動抵抗のバランスを利用したステアリング動作は可能である。
また、中間転写ベルト1の材質はポリイミドに限定されるものではない。同等の引張弾性係数を有し、伸びにくい材質を基層に有するベルトであれば、他の樹脂材料あるいは金属材料であっても構わない。同様に、従動ローラ7の材質についてもμstr≦μsであれば他の材質であっても構わない。
(外乱発生時の寄り移動)
自律ステアリング方式の中間転写ユニット102では、ステアリングローラ3を傾動させる原動力を、摺動リング8と中間転写ベルト1の摩擦力に頼っている。そのため、ステアリングローラ3に発生させることができるステアリングトルクの大きさは、アクチュエータやモータを用いる強制ステアリング方式に比べて小さい。
強制ステアリング方式であれば、PID制御やPD制御を行って強制的に寄り移動のオーバーシュートを抑制したり、寄り移動を短時間で収束させたりすることが可能である。しかし、自律ステアリング方式の中間転写ユニット102では、寄り移動の発生から遅れてステアリングローラが傾動するため、寄り移動のオーバーシュートが発生し易く、寄り移動を短時間で収束させることも難しい。
すなわち、アクチュエータやモータを使用しない中間転写ユニット102では、中間転写ベルト1に大きな張力がかかった状態ではステアリングローラ3を傾動させる力が不足して十分なステアリング角度を得ることができない。十分なステアリング角度を得ることができないため、発生したベルトの寄り移動を収束させるまでの時間が長くなる。特に、感光ドラム111の当接によって中間転写ベルト1の張架状態が変化した場合、複数の張架ローラの位置と傾きとで規定される中間転写ベルト1の寄り収束位置が変化する。加えて、駆動ローラ2は、二次転写内ローラを兼ねているので、駆動ローラ2の摩擦力が大きく、二次転写ローラ156の加圧力の影響もあって駆動ローラ2に傾きが発生している。駆動ローラ2の傾きは、駆動ローラ2の負荷の変化に伴って変化するので、中間転写ベルト1の寄り移動の収束位置ずれが大きくなる。
そこで、実施の形態1では、駆動ローラ2の上流側にゴム材料をコートした二次転写前ローラ4を配置して、図10に示すように、寄り移動のオーバーシュートを少なくして寄り移動が収束するまでの時間を短くしている。
(二次転写前ローラ)
図9は二次転写前ローラの構成の説明図である。図10は実施例の二次転写前ローラにおける寄り移動収束時間の説明図である。図11は比較例の二次転写前ローラにおける寄り移動収束時間の説明図である。
図9に示すように、二次転写前ローラ4は、金属軸32の外周部にゴムスリーブ34を接合している。金属軸32は外径φ12mmのステンレス(SUM)材が使用されている。外周部のゴムスリーブ34は、駆動ローラ2に使用されているものと同じ導電性エチレンプロピレンゴム(EPDM)を使用し、厚さは0.5mmである。金属軸32の両端部33F、33Rは、図4の(b)に示すように、二次転写前ローラ軸受20に回転自在に支持させるために、外径φ9に切削加工されている。
ここで、中間転写ベルト1とSUM材の静止摩擦係数が0.1であるのに対して、中間転写ベルト1と導電性EPDMの静止摩擦係数は1.0〜1.5である。二次転写前ローラ4は、表面にゴム材料をコートする加工によって、金属軸32の表面の中間転写ベルト1に対する摩擦力を高めている。
なお、中間転写ベルト1とSUM材の静止摩擦係数、及び、中間転写ベルト1と導電性EPDMの静止摩擦係数の測定は、中間転写ベルト1の周方向が長辺となるように切り出した長辺200mm×短辺75mmの図示しない試験片を用いて行う。試験片を図示しない測定台の上に設置し、試験片の短辺側をまたぐように表面を導電性EPDMもしくはSUM材で製作した図示しない測定用ローラで挟み込み、試験片と測定用ローラの間に10N(1kgf)の荷重を加える。測定用ローラを回転させることで、試験片が長辺方向に引っ張られる力を測定し、静止摩擦係数を求める。
ただし、二次転写前ローラ4の表面の摩擦力を高める方法は、金属軸32の外周面に導電性EPDMを接合させる方法には限らない。天然ゴム、SBR、シリコンゴム、ウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴム、IR、BR、NBR及びCRを挿入、貼付、コート、埋め込み、塗装する方法でもかまわない。
二次転写前ローラ4の表層がゴムである実施例と、二次転写前ローラ4が従来の金属ローラである比較例とで、感光ドラム111が離間から当接に移行した際の寄り移動とその収束過程とを比較した。比較例は、二次転写前ローラ4の表面材料以外は、同一構成、同一条件下である。
図10に示すように、二次転写前ローラ4をゴム被覆ローラで構成した実施例では、中間転写ベルト1の初期位置と寄り移動の収束位置の差であるステアリング移動量が小さく、寄り移動の収束位置に到達して寄り移動が収束するまでの時間も短い。これに対して、図11に示すように、二次転写前ローラ4を金属ローラで構成した比較例では、中間転写ベルト1の初期位置と寄り移動の収束位置の差であるステアリング移動量が大きく、寄り移動の収束位置に到達して寄り移動が収束するまでの時間が長い。このように、二次転写前ローラ4の表面材料の効果が実験的に確認された。
中間転写ユニット102では、駆動ローラ2の摩擦力が大きいため、駆動ローラ2が中間転写ベルト1の寄り収束位置の変動を引き起こす大きな要因となっている。中間転写ユニット102では、駆動ローラ2が二次転写内ローラを兼ねているため、二次転写ローラ156の加圧力が作用して二次転写ローラ156に傾きが発生して、中間転写ベルト1の寄り収束位置の変動を引き起こす大きな要因となっている。
このような構成に対して、駆動ローラ2の上流に摩擦力の大きい二次転写前ローラ4を配置することで、中間転写ベルト1の位置変動を低減することができる。中間転写ユニット102では、駆動ローラ2の上流に摩擦力の大きい二次転写前ローラ4が配置されているので、二次転写前ローラ4の摩擦力によって中間転写ベルト1の位置変動を低減できる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1では、二次転写前ローラ4は、少なくとも表面にゴム材料を含む。あるいは、二次転写前ローラ4は、表面の摩擦力を高める加工が施されている。あるいは、二次転写前ローラ4は、表面の静止摩擦係数が1.0以上である。そして、二次転写前ローラ4から駆動ローラ2までの中間転写ベルト1に沿った長さは、ステアリングローラ3から二次転写前ローラ4までの中間転写ベルト1に沿った長さよりも短い。このため、二次転写前ローラ4と駆動ローラ2との間に中間転写ベルト1が強固に保持されて二次転写前ローラ4における寄り移動の発生を抑制する。
駆動ローラ2の上流に位置する二次転写前ローラ4の少なくとも表層をゴムで形成したので、中間転写ベルト1の収束位置までの寄り移動量が小さくなり、寄り移動の収束までに要するステアリング時間も短縮される。装置本体に中間転写ベルトユニット102が初めて取り付けられた初期動作においても、中間転写ベルト1の寄り移動が収束するまでの移動量が少なくなって、寄り移動が収束するまでのステアリング時間も短くなる。これにより、ステアリングに伴う寄り移動が収束する前に画像形成を実行する場合、中間転写ベルト1の寄り移動によって発生する各色トナー像の重ね合せ誤差が軽減される。
これにより、ステアリングに伴って中間転写ベルト1が寄り移動している間に画像形成を開始する場合の、出力画像の色ズレが小さくなる。あるいは、ステアリングに伴う寄り移動が収束するまで画像形成を待機させている場合、画像形成の開始時間を早めることができる。駆動ローラ2の駆動力に大きな外乱が作用しても中間転写ベルト1に発生する寄り移動が少なくて済むため、中間転写ベルト1の寄り切りに対する外乱のマージンアップが可能となる。
一般的に、複数の張架ローラに張架されたベルト部材は、ローラの外径精度や各ローラ間のアライメント精度などによって、走行駆動時にいずれかの端部方向に寄ってしまう。駆動ローラの上流側に摩擦抵抗の大きいアイドルローラを配置することで、駆動ローラとアイドルローラとの間にベルト部材の安定した張架面を形成することで、ステアリングローラに発生するベルト寄り量を少なくすることができる。ステアリングローラに発生するベルト寄り量が少なくなれば、寄り移動を収束させるためにステアリングローラに設定する傾動角も小さくなる。
<その他の実施の形態>
実施の形態1では、感光ドラム111が中間転写ベルト1から離間する実施形態を説明した。しかし、感光ドラム111が中間転写ベルト1から離間しない実施形態でも、中間転写ユニット102のユニット組立状態と装置本体に取り付けられた状態との間で本発明の画像形成装置を実施できる。
実施の形態1では、タンデム型中間転写方式の画像形成装置の実施形態を説明した。しかし、その他の電子写真方式の画像形成装置(プリンタ、複写機、FAX、印刷機など)でも本発明の画像形成装置は実施できる。
実施の形態1では、中間転写ベルトの実施形態を説明した。しかし、ベルト加熱方式、ベルト搬送方式の定着装置、記録材搬送ベルト、転写ベルトにおいても本発明のベルト搬送装置は実施できる。
実施の形態1では、駆動ローラ2が二転対向ローラを兼ねる実施形態を説明した。しかし、駆動ローラ2が二転対向ローラとは別の独立した部材である実施形態でも本発明のベルト搬送装置は実施できる。
実施の形態1では、自律ステアリング方式のステアリング機構を有する実施形態を説明した。しかし、アクチュエータ、モータを用いてステアリングローラを傾動又はスラスト移動させる強制ステアリング方式のステアリング機構を備えた実施形態でも本発明のベルト搬送装置は実施できる。
実施の形態1では、二次転写前ローラ4の表面の静止摩擦係数を高める加工として、ゴムシートの被覆を採用した。しかし、表面の静止摩擦係数を高める加工は、その他の種々の加工を選択できる。表面にスプライン加工、リング溝加工、摩擦粒子のコーティング等を行って接触圧力を高める加工も採用できる。
1 中間転写ベルト、2 駆動ローラ、3 ステアリングローラ
4 二次転写前ローラ、5 ステアリング後ローラ、15 ステアリング軸
32 金属軸、34 ゴムスリーブ
110Y、110M、110C、110Bk 画像形成部
111 感光ドラム、115 一次転写ローラ、156 二次転写ローラ

Claims (8)

  1. 無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を張架して駆動する駆動ローラと、
    前記ベルト部材を張架してステアリングするステアリングローラと、
    前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記駆動ローラよりも上流側で前記ベルト部材を張架して前記ベルト部材に従動して回転する従動ローラと、を有し、
    前記従動ローラは、少なくとも表面にゴム材料を含むことを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を張架して駆動する駆動ローラと、
    前記ベルト部材を張架してステアリングするステアリングローラと、
    前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記駆動ローラよりも上流側で前記ベルト部材を張架して前記ベルト部材に従動して回転する従動ローラと、を有し、
    前記従動ローラは、表面の摩擦力を高める加工が施されていることを特徴とするベルト搬送装置。
  3. 無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を張架して駆動する駆動ローラと、
    前記ベルト部材を張架してステアリングするステアリングローラと、
    前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記駆動ローラよりも上流側で前記ベルト部材を張架して前記ベルト部材に従動して回転する従動ローラと、を有し、
    前記従動ローラは、前記ベルト部材に対する表面の静止摩擦係数が1.0以上であることを特徴とするベルト搬送装置。
  4. 前記従動ローラから前記駆動ローラまでの前記ベルト部材に沿った長さは、前記ステアリングローラから前記従動ローラまでの前記ベルト部材に沿った長さよりも短いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  5. 前記ステアリングローラを傾動自在に支持する支持機構を有し、
    前記ステアリングローラは、回転軸線方向の両端部に中央部よりも前記ベルト部材の回転抵抗を高めた領域を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  6. 前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記従動ローラよりも上流側に配置されて前記ベルト部材に当接可能な回転体と、
    前記ベルト部材と前記回転体とを接離させる接離機構と、を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のベルト搬送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のベルト搬送装置と、
    前記ベルト部材の回転方向における前記ステアリングローラよりも下流側であって前記従動ローラよりも上流側に配置されて前記ベルト部材に当接可能な像担持体と、
    前記ベルト部材と前記像担持体とを接離させる接離機構と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記ベルト部材を介して前記駆動ローラに圧接する二次転写ローラを備え、
    前記駆動ローラは、前記ベルト部材に担持されたトナー像を記録材へ転写するための二次転写内ローラを兼ねていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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