JP6268569B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
本プリンタに、その本体筐体内に配置された4つの感光体1a,1b,1c,1dが設けられている。各感光体上には互いに異なる色のトナー像がそれぞれ形成される。具体的には、これらの感光体1a,1b,1c,1d上に、ブラックトナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びイエロートナー像がそれぞれ形成される。なお、本実施形態における各感光体1a,1b,1c,1dはドラム状に形成されているが、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光体を用いることもできる。
本実施形態における二次転写装置60のベルト寄り規制手段は、二次転写ベルト61を張架する一方の支持ローラである分離ローラ63の回転軸を傾斜させることで、二次転写ベルト61のベルト寄り範囲を所定の規制範囲内に規制する軸傾斜手段としての軸傾斜機構で構成されている。
図3は、ベルト寄り規制後における軸傾斜機構の構成を、分離ローラ63の軸方向から見たときの模式図である。
分離ローラ63には、分離ローラ63と軸受部65との間の回転軸63a上に、軸方向変位部材を構成するベルト寄り検知部材71及び軸傾斜部材72が設けられている。ベルト寄り検知部材71は、二次転写ベルト61の端部と接触するフランジ部71aを備えている。二次転写ベルト61がベルト幅方向へ移動して二次転写ベルト61の端部がフランジ部71aに当接すると、その力を受けて、ベルト寄り検知部材71は分離ローラ63の回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動する。ベルト寄り検知部材71が回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動すると、ベルト寄り検知部材71に対して回転軸63aの更に外側には配置されている軸傾斜部材72も回転軸63aに沿って軸方向外側へ移動する。
図6は、二次転写ベルトにおけるベルト寄りについての説明図である。
二次転写ベルト61を剛体であると仮定し、分離ローラ63に進入する前の二次転写ベルト61上の任意の一地点(ここではベルト端部上の地点Eとする。)に注目する。2つのローラ62,63に張架されている二次転写ベルト61が完全に水平あるいは平行な状態であれば、分離ローラ63に進入する直前の二次転写ベルト61上の当該地点Eと、分離ローラ63から抜けた直後の二次転写ベルト61上の当該地点Eに対応する地点E’との間では、分離ローラ63の回転軸方向における位置にズレが生じることはない。この場合、二次転写ベルト61にベルト寄りは発生しない。
図7は、本実施形態における軸傾斜部材72の斜視図である。
本実施形態の軸傾斜部材72は、円筒形状本体の外周面に傾斜面72aをもつ突起部が形成された構成となっている。傾斜面72aは、円筒形状本体の中心軸を中心とした円錐形の周面の一部をなすように形成された曲面で構成されている。このように傾斜面72aを曲面で構成している理由には2つある。1つ目に理由は、分離ローラ63の回転軸63a回りに軸傾斜部材72が僅かに回転するような事態が生じても、分離ローラ63の傾き角が変化しないようにするためである。2つ目の理由は、フレーム68の当接部68aとの接触を点接触に近付けて、その接触点における摩擦を軽減して、二次転写ベルト61の端部とベルト寄り検知部材71との当接圧を低減し、二次転写ベルト61の端部の劣化を抑制して二次転写ベルト61の寿命を延ばすためである。なお、本実施形態において、傾斜面72aの回転軸63aに対する傾斜角度βは30°であり、軸傾斜部材72の材質はPOM(ポリアセタール)としているが、これに限られるものではない。
分離ローラの外径:φ15
分離ローラの材質:アルミ
二次転写ベルトの材質:ポリイミド
二次転写ベルトのヤング率:3000MPa
二次転写ベルトのMIT耐揉試験による耐折回数:6000回
二次転写ベルトの厚み:80μm
二次転写ベルトの線速:352mm/s
ベルトテンション:0.9N/cm
なお、MIT耐揉試験による耐折回数測定方法としては、JIS?P8115に準拠する。測定条件としては、幅15mmのサンプルに対して、荷重1kgf、屈曲角度135度、屈曲速度175回/分の条件にて測定した。
中間転写ベルトの材質:ポリイミド
中間転写ベルトのヤング率:3000MPa
中間転写ベルトのMIT耐揉試験による耐折回数:6000回
中間転写ベルトの厚み:60μm
中間転写ベルトの線速:352mm/s
ベルトテンション:1.3N/cm
次に、本実施形態における一構成例(以下、本構成例を「構成例1」という。)について説明する。
図8(a)は、本構成例1において、組み付け直後におけるベルト寄りが発生していない状態を示す説明図であり、図8(b)は、中間転写ベルト51及び二次転写ベルト61が互いに逆向きに最大のベルト寄りが発生している状態を示す説明図である。
次に、本実施形態における他の構成例(以下、本構成例を「構成例2」という。)について説明する。
図10は、本構成例2において、組み付け直後におけるベルト寄りが発生していない状態を示す説明図である。
本構成例2も、前記構成例1と同様、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としてリブ規制手段を採用し、二次転写ベルト61のベルト寄り規制手段として軸傾斜機構70を採用したものである。また、本構成例2でも、中間転写ベルト51の外周面におけるベルト幅方向両端部領域に補強テープ82がベルト一周にわたって設けられている。ただし、本構成例2においては、二次転写ベルト61のベルト幅方向両端部間領域内に、中間転写ベルト51の外周面両端部領域に設けられた2つの補強テープ82の段差が収まるように構成されている。そして、本構成例2では、補強テープ間距離X1と、二次転写ベルト61のベルト幅Y1と、最大相対位置ズレ量Z1との関係が、Y1>X1+Z1の関係となるように構成されている。
次に、本実施形態における更に他の構成例(以下、本構成例を「構成例3」という。)について説明する。
図11は、本構成例3において、組み付け直後におけるベルト寄りが発生していない状態を示す説明図である。
本構成例3は、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としてステアリング方式のものを採用し、二次転写ベルト61のベルト寄り規制手段として軸傾斜機構70を採用したものである。本構成例3では、二次転写ベルト61の外周面におけるベルト幅方向両端部領域に補強テープ82がベルト一周にわたって設けられている。また、本構成例3においては、二次転写ベルト61の外周面両端部領域に設けられた2つの補強テープ82の段差(補強テープ82のベルト中央側端部と二次転写ベルト外周面との段差)間領域内に、中間転写ベルト51のベルト幅方向両端部が収まるように構成されている。そして、本構成例2では、中間転写ベルト51のベルト幅X2と、補強テープ間距離Y2と、最大相対位置ズレ量Z2との関係が、Y2>X2+Z2の関係となるように構成されている。
次に、本実施形態における更に他の構成例(以下、本構成例を「構成例4」という。)について説明する。
図12は、本構成例4において、組み付け直後におけるベルト寄りが発生していない状態を示す説明図である。
本構成例4は、前記構成例3と同様、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としてステアリング方式のものを採用し、二次転写ベルト61のベルト寄り規制手段として軸傾斜機構70を採用したものである。また、本構成例4でも、二次転写ベルト61の外周面におけるベルト幅方向両端部領域に補強テープ82がベルト一周にわたって設けられている。ただし、本構成例4においては、中間転写ベルト51のベルト幅方向両端部間領域内に、二次転写ベルト61の外周面両端部領域に設けられた2つの補強テープ82の段差が収まるように構成されている。そして、本構成例4では、中間転写ベルト51のベルト幅X2と、補強テープ間距離Y2と、最大相対位置ズレ量Z2との関係が、X2>Y2+Z2の関係となるように構成されている。
同様に、中間転写ベルト51のベルト寄り規制手段としても、リブ規制手段、ステアリング方式、軸傾斜機構70等を採用してもよいし、これらの手段を組み合わせて採用してもよい。
(態様A)
複数の支持ローラ等の支持回転体にそれぞれ張架されていて互いの外周面が接触した状態で走行する中間転写ベルト51及び二次転写ベルト61等の2つのベルト状部材と、前記2つのベルト状部材ごとに設けられ、当該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動するベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制するガイドリブ81や軸傾斜機構70等のベルト寄り規制手段とを備え、前記2つのベルト状部材のうちの少なくとも一方のベルト状部材の外周面上にベルト走行方向へ延びる段差(補強テープ82のベルト中央側端部とベルト外周面との段差)が存在する画像形成装置において、前記2つのベルト状部材間におけるベルト幅方向の相対的な位置関係は、該2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記少なくとも一方のベルト状部材の前記段差をまたいで他方のベルト状部材の端部又は該他方のベルト状部材に存在する前記段差がベルト幅方向へ相対的に移動することのない関係となっていることを特徴とする。
これによれば、ベルト寄り規制手段によってベルト寄り範囲が所定の規制範囲内に規制されている場合、一方のベルト状部材の外周面上の段差をまたいで、他方のベルト状部材の端部が当該一方のベルト状部材に対してベルト幅方向へ相対移動することがない。よって、ベルト寄りが発生しても、当該一方のベルト状部材の外周面上に存在する段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様Aにおいて、前記段差は、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上におけるベルト幅方向両端部領域にそれぞれ存在することを特徴とする。
前記段差がベルト幅方向両端部領域に存在している場合でも、ベルト寄り発生時に、一方のベルト状部材の外周面上に存在する段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様Bにおいて、前記相対的な位置関係は、前記2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上における段差間領域内に、前記他方のベルト状部材におけるベルト幅方向の両端部又は両段差が常に収まる関係であることを特徴とする。
これによれば、前記構成例1及び前記構成例2で説明したとおり、一方のベルト状部材の外周面上に存在する段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様Bにおいて、前記相対的な位置関係は、前記2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記他方のベルト状部材におけるベルト幅方向の両端部間領域又は両段差間領域内に、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上における両段差が常に収まる関係であることを特徴とする。
これによれば、前記構成例3及び前記構成例4で説明したとおり、一方のベルト状部材の外周面上に存在する段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記段差は、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面に補強テープ82等の補強用シートを設置することによって生じる段差であることを特徴とする。
これによれば、ベルト状部材の損傷等を抑制するために補強用シートをベルト外周面に設置しても、その段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様Eにおいて、前記補強用シートは、そのバリ面がベルト外周面側となるように、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面に設置されていることを特徴とする。
これによれば、2つのベルト状部材が幅方向への相対移動するときに補強テープのバリが抵抗になることがない。
前記態様A〜Fのいずれかの態様において、前記2つのベルト状部材のうちの一方又は両方に対応する前記ベルト寄り規制手段は、当該ベルト状部材の内周面に形成したガイドリブ81が該ベルト状部材を張架している支持回転体の規制端面に当接することで、該ベルト状部材のベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制するリブ規制手段を含むことを特徴とする。
これによれば、リブ規制手段の特徴を生かしたベルト寄りの規制を実現できる。特に、ベルト寄り規制手段としてリブ規制手段を採用する場合には、そのベルト外周面側に補強用シートを設置したり、ベルト厚みを部分的に増大させたりしてベルト強度を補強することがある。このとき、ベルト外周面側に段差が生じる場合があるが、この場合でも、その段差が他方のベルト部材のベルト幅方向端部に引っ掛かることが抑制される。
前記態様A〜Gのいずれかの態様において、前記2つのベルト状部材のうちの一方又は両方に対応する前記ベルト寄り規制手段は、当該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を受けて該ベルト状部材を張架している支持回転体の回転軸を傾斜させることで、該ベルト状部材のベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制する軸傾斜機構70等の軸傾斜手段を含むことを特徴とする。
これによれば、支持回転体の回転軸を傾斜させるための駆動力には、ベルト寄りによってベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を利用するため、モータ等の駆動源を必要としない簡易な構成で、ベルト寄り規制手段を実現できる。
前記態様Hにおいて、前記軸傾斜手段は、前記支持回転体(二次転写ローラ62等)の軸端部に設けられ、当該ベルト状部材(二次転写ベルト61等)がベルト幅方向へ移動する力を受けて該支持回転体の回転軸62aに沿ってベルト幅方向一端側へ変位するベルト寄り検知部材71及び軸傾斜部材72等の軸方向変位部材と、該軸方向変位部材に対して該ベルト幅方向一端側から当接するフレーム68の当接部68a等の固定部材とを有し、該軸方向変位部材及び該固定部材の少なくとも一方が他方に当接する当接面が傾斜面72aで構成されており、該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を受けて該軸方向変位部材が該傾斜面に沿って該固定部材に対して相対移動することにより前記支持回転体の前記軸端部が変位することで、該支持回転体の回転軸を傾斜させることを特徴とする。
これによれば、当該ベルト状部材のベルト幅方向への移動量に応じた傾きを支持回転体の回転軸に与えることができ、当該ベルト状部材のベルト寄りを早期に収束させることが可能である。
前記態様Iにおいて、前記軸傾斜手段は、前記支持回転体の回転軸が所定の最大傾斜角を超えて傾斜しないように前記軸方向変位部材の前記ベルト幅方向一端側への移動を阻止するストッパ部材(フレーム68の軸方向ストッパ面68c)を有し、前記所定の規制範囲は、前記軸方向変位部材の前記ベルト幅方向一端側への移動が前記ストッパ部材によって阻止されたときの当該ベルト状部材のベルト幅方向位置によって規定されることを特徴とする。
これによれば、支持回転体の回転軸が所定の最大傾斜角を超えて傾斜することがないので、安定したベルト寄り規制を実現できる。
11 一次転写ローラ
51 中間転写ベルト
52 テンションローラ
53 駆動ローラ
54 斥力ローラ
55 入口ローラ
60 二次転写装置
61 二次転写ベルト
62 二次転写ローラ
63 分離ローラ
64 回転軸支持アーム
65 軸受部
66 アームスプリング
67 テンションスプリング
68 フレーム
68a 当接部
68b ストッパ面
68c 軸方向ストッパ面
70 軸傾斜機構
71 ベルト寄り検知部材
72 軸傾斜部材
72a 傾斜面
72b 被ストッパ面
72c 軸方向外側端面
81 ガイドリブ
82 補強テープ
Claims (10)
- 複数の支持回転体にそれぞれ張架されていて互いの外周面が接触した状態で走行する2つのベルト状部材と、
前記2つのベルト状部材ごとに設けられ、当該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動するベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制するベルト寄り規制手段とを備え、
前記2つのベルト状部材のうちの少なくとも一方のベルト状部材の外周面上にベルト走行方向へ延びる段差が存在する画像形成装置において、
前記2つのベルト状部材間におけるベルト幅方向の相対的な位置関係は、該2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記少なくとも一方のベルト状部材の前記段差と他方のベルト状部材の端部又は該他方のベルト状部材に存在する前記段差とのベルト幅方向における隙間がゼロ以上である関係となっていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記段差は、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上におけるベルト幅方向両端部領域にそれぞれ存在することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
前記相対的な位置関係は、前記2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上における段差間領域内に、前記他方のベルト状部材におけるベルト幅方向の両端部又は両段差が常に収まる関係であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
前記相対的な位置関係は、前記2つのベルト状部材に前記所定の規制範囲内のベルト寄りが発生しても、前記他方のベルト状部材におけるベルト幅方向の両端部間領域又は両段差間領域内に、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面上における両段差が常に収まる関係であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記段差は、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面に補強用シートを設置することによって生じる段差であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
前記補強用シートは、そのバリ面がベルト外周面側となるように、前記少なくとも一方のベルト状部材の外周面に設置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記2つのベルト状部材のうちの一方又は両方に対応する前記ベルト寄り規制手段は、当該ベルト状部材の内周面に形成したガイドリブが該ベルト状部材を張架している支持回転体の規制端面に当接することで、該ベルト状部材のベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制するリブ規制手段を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記2つのベルト状部材のうちの一方又は両方に対応する前記ベルト寄り規制手段は、当該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を受けて該ベルト状部材を張架している支持回転体の回転軸を傾斜させることで、該ベルト状部材のベルト寄りの範囲を所定の規制範囲内に規制する軸傾斜手段を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
前記軸傾斜手段は、前記支持回転体の軸端部に設けられ、当該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を受けて該支持回転体の回転軸に沿ってベルト幅方向一端側へ変位する軸方向変位部材と、該軸方向変位部材に対して該ベルト幅方向一端側から当接する固定部材とを有し、該軸方向変位部材及び該固定部材の少なくとも一方が他方に当接する当接面が傾斜面で構成されており、該ベルト状部材がベルト幅方向へ移動する力を受けて該軸方向変位部材が該傾斜面に沿って該固定部材に対して相対移動することにより前記支持回転体の前記軸端部が変位することで、該支持回転体の回転軸を傾斜させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
前記軸傾斜手段は、前記支持回転体の回転軸が所定の最大傾斜角を超えて傾斜しないように前記軸方向変位部材の前記ベルト幅方向一端側への移動を阻止するストッパ部材を有し、
前記所定の規制範囲は、前記軸方向変位部材の前記ベルト幅方向一端側への移動が前記ストッパ部材によって阻止されたときの当該ベルト状部材のベルト幅方向位置によって規定されることを特徴とする画像形成装置。
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