JP2016043886A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】サイド部の剛性がタイヤ径方向内側から外側にかけて段階的に変化する空気入りタイヤを提供する。【解決手段】第1カーカスプライ3の外側へ折り返された部分の端部31の位置はベルト4の内側であり、第2カーカスプライ30の外側へ折り返された部分の端部32の位置は、タイヤ幅方向断面上において、フレックスゾーンFZ内にあるトレッドゴムの端部60から、第2カーカスプライ30の折り返し前の部分に沿って、フレックスゾーンFZ内の該部分の長さの10%の距離内であって、トレッドゴムの端部60の内側を除く部分にあることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤの中には、2枚のカーカスプライがビード部を包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返され、そのうち1枚のカーカスプライがベルトの近くまで巻き上げられ、もう1枚のカーカスプライがビード部のタイヤ幅方向外側まで巻き上げられているものがある(例えば特許文献1参照)。このような空気入りタイヤでは、ビード部のタイヤ径方向外側の端部からベルト端までの領域の内側においてカーカスプライが3重になっているため、カーカスプライが1枚しかない空気入りタイヤや、カーカスプライが2枚あるがいずれもタイヤ幅方向外側まで巻き上げられていない空気入りタイヤと比較して、前記領域の剛性が高い。
特開2001−341506号公報
しかし、このような空気入りタイヤでも、前記領域の剛性はその他の領域の剛性と比較すると低く、またそのため、サイド部(タイヤ幅方向両側の部分)に剛性が急に変化する部分が存在して、その部分に応力が集中し易くなっている。そしてこのことが、空気入りタイヤの耐久性や操縦安定性の低下の原因となっている。
そこで本発明は、サイド部の剛性がタイヤ径方向内側から外側にかけて段階的に変化する空気入りタイヤを提供することを課題とする。
実施形態の空気入りタイヤは、ビードコア及びビードフィラーを包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返された第1と第2のカーカスプライを備え、前記第1と第2のカーカスプライの外側にベルトとトレッドゴムとを備える空気入りタイヤであって、前記第1カーカスプライの外側へ折り返された部分の端部の位置は前記ベルトの内側であり、前記第2カーカスプライの外側へ折り返された部分の端部の位置は、タイヤ幅方向断面上において、フレックスゾーン内にある前記トレッドゴムの端部から、前記第2カーカスプライの折り返し前の部分に沿って、フレックスゾーン内の該部分の長さの10%の距離内であって、前記トレッドゴムの端部の内側を除く部分にあることを特徴とする。
実施形態の空気入りタイヤでは、サイド部の剛性がタイヤ径方向内側から外側にかけて段階的に変化する。
実施形態の空気入りタイヤ1の幅方向右半断面図。 実施形態の空気入りタイヤ1の幅方向右半断面図。
(空気入りタイヤ1の構造)
以下の説明における「内側」や「外側」は、その方向が明記されていない場合は、第1カーカスプライ3や第2カーカスプライ30の面に垂直な方向に、タイヤの「内側」や「外側」であることを意味する。
また、各部材やその端部の位置関係は、空気入りタイヤ1を正規リムに装着して正規内圧とした場合の無負荷でのものである。ここで正規リムとは、JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、又はETRTO規格における「Measuring Rim」である。正規内圧とは、JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の「最大値」、又はETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」である。
実施形態の空気入りタイヤ1の基本的な構造は次の通りである。
実施形態の空気入りタイヤ1は、図1に示すように、ビードコア20及びそのタイヤ径方向外側のビードフィラー21を備える。
また、ビードコア20及びビードフィラー21を包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返された第1カーカスプライ3と第2カーカスプライ30を備える。接地面のタイヤ径方向内側においては、第1カーカスプライ3が第2カーカスプライ30より内側にある。外側に折り返された先の折り返し部では、第1カーカスプライ3が第2カーカスプライ30より外側になる。
接地面のタイヤ径方向内側でカーカス3の外側にはベルト層がある。本実施形態の場合、ベルト層は、内側の第1ベルト4とその外側の第2ベルト40とからなる。第1ベルト4は第2ベルト40より幅が広い。
ベルト層の外側には、ベルト補強層5が、ベルト層を完全に覆うように設けられている。従って、ベルト補強層5の端部50は、ベルト端41(ベルト層を構成するベルトのうち最もタイヤ幅方向に広いベルトの端部のことで、本実施形態では第1ベルト4の端部)よりも、タイヤ幅方向外側かつタイヤ径方向内側にある。
ベルト補強層5のタイヤ径方向外側には、トレッドゴム6が、ベルト補強層5を完全に覆うように設けられている。従って、トレッドゴム6の端部60は、ベルト補強層5の端部50よりも、タイヤ幅方向外側かつタイヤ径方向内側にある。
ビードフィラー21よりタイヤ幅方向外側の、第2カーカスプライ30との間には、サイド補強層8が設けられている。なお、サイド補強層8は、複数のスチールコード又は有機繊維コードがゴムに被覆された部材である。
また、タイヤ幅方向両側にはサイドウォール7が設けられている。本実施形態の場合、サイドウォール7のタイヤ径方向外側の部分は、トレッドゴム6のタイヤ幅方向外側の部分を外側から覆っている。
空気入りタイヤ1の幅が最大となる最大幅位置70は、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の中間付近にある。タイヤ幅方向の断面図において、最大幅位置70を通って内外に伸びる直線(図中では二点鎖線で示されている)から、ベルト端41を通って内外に伸びる直線(図中では二点鎖線で示されている)までの領域がフレックスゾーンFZである。ただし、フレックスゾーンFZには、最大幅位置70を通って内外に伸びる直線と、ベルト端41を通って内外に伸びる直線の部分は、含まれない。ベルト補強層5の端部50やトレッドゴム6の端部60は、このフレックスゾーンFZ内にある。
さらに、第1カーカスプライ3の内側にはインナーライナー9が設けられている。
以上の空気入りタイヤ1における各部材の詳細な位置関係は次の通りである。
まず、タイヤ幅方向外側へ折り返された第1カーカスプライ3の端部31は、ベルト下、すなわちベルト層の内側にある。従って、第1カーカスプライ3の端部31は、ベルト端41よりタイヤ幅方向内側にある。
また、タイヤ幅方向外側へ折り返された第2カーカスプライ30の端部32の位置は、タイヤ幅方向断面上で見ると、フレックスゾーンFZ内のトレッドゴム6の端部60から、第2カーカスプライ30の折り返し前の部分に沿って、フレックスゾーンFZ内の第2カーカスプライ30の折り返し前の部分の長さの10%の距離内にある。ここで、フレックスゾーンFZ内の第2カーカスプライ30の折り返し前の部分の長さとは、タイヤ幅方向断面上でのフレックスゾーンFZ内の第2カーカスプライ30の折り返し前の部分を表す曲線の該曲線に沿った長さである。なお、「10%の距離内」には10%の距離の位置が含まれる。また、トレッドゴム6の端部60から前記10%の距離内とは、トレッドゴム6の端部60を中心に、第2カーカスプライ30の折り返し前の部分に沿って、ベルト端41側へ前記10%の距離内と、最大幅位置70側へ前記10%の距離内とを含む意味である。ただし、第2カーカスプライ30の端部32は、トレッドゴム6の端部60の内側は避けて設けられる。なお、ベルト補強層5の端部50は、フレックスゾーンFZ内にあるが、トレッドゴム6の端部60から前記10%の距離内には無い。また、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80も、本実施形態ではフレックスゾーンFZ内にあるが、トレッドゴム6の端部60から前記10%の距離内には無い。
前記のように第2カーカスプライ30の端部32がトレッドゴム6の端部60の内側を避けて設けられるため、第2カーカスプライ30の端部32とトレッドゴム6の端部60との位置関係として、図1と図2で示す2つのパターンがある。図1は、第2カーカスプライ30の端部32が、ベルト補強層5の端部50よりタイヤ径方向内側で、トレッドゴム6の端部60よりタイヤ径方向外側にあるパターンを示している。図2は、第2カーカスプライ30の端部32が、トレッドゴム6の端部60よりタイヤ径方向内側で、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80よりタイヤ径方向外側にあるパターンを示している。なお、図1、図2において、この2つのパターンの違いを明確にするため、トレッドゴム6の端部60と第2カーカスプライ30の端部32との距離を離して示している。
また、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80の位置は、ビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22よりもタイヤ径方向外側で、第2カーカスプライ30の端部32よりもタイヤ径方向内側である。さらに、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80の位置は、第2カーカスプライ30の端部32からビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22までの距離の10〜80%の長さだけ、第2カーカスプライ30の端部32から離れていることが望ましい。本実施形態の場合は、上記のように、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80は、フレックスゾーンFZ内にあり、従ってタイヤの最大幅位置70よりタイヤ径方向外側にある。サイド補強層8のタイヤ径方向内側の端部の位置は、図示する実施形態では、ビードコア20のタイヤ幅方向外側である。ただし、サイド補強層8のタイヤ径方向内側の部分は、ビードコア20の内側へ折り返されていても良い。
なお、ビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22は、タイヤの最大幅位置70よりもタイヤ径方向内側である。
以上をまとめると、各部材の端部のタイヤ径方向内側から外側にかけての並び順は、ビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22、タイヤ最大幅位置70、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80、トレッドゴム6の端部60と第2カーカスプライ30の端部32のうちいずれか一方、トレッドゴム6の端部60と第2カーカスプライ30の端部32のうちの他方、ベルト補強層5の端部50、ベルト端41、となる。
(効果)
上記の通り、タイヤ幅方向断面上で見ると、第2カーカスプライ30の端部32が、トレッドゴム6の端部60を基準にして、第2カーカスプライ30の折り返し前の部分に沿って、フレックスゾーンFZ内の該部分の長さの10%の距離内にある。このように、第2カーカスプライ30の端部32は、限定された範囲内にあるため、他の部材の端部に接近しない。ここでの他の部材の端部とは、具体的には、フレックスゾーンFZ外に位置しているビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22、フレックスゾーンFZと接するベルト端41、フレックスゾーンFZ内に位置しているが前記10%の距離内には無いベルト補強層5の端部50である。このように、サイド部において、各部材の端部が一致しないため、剛性がタイヤ径方向内側から外側にかけて段階的に変化している。そのため、サイド部に剛性が急に変化する部分が無く、そのような部分に応力が集中してセパレーションが生じる等の問題を防ぐことができ、耐久性の低下を防ぐことができる。また、第2カーカスプライ30の端部32からベルト補強層5の端部50までの領域を剛性が低い領域として確保しながらも、その領域から離れるに従って段階的に剛性が高くなるようにして、サイド部全体としては剛性が高められている。そのため、空気入りタイヤ1は、耐久性や乗心地の良さが確保された状態で、操縦安定性が向上したものとなっている。
ところで、トレッドゴム6の端部60はセパレーションが生じやすい部分である。また、第2カーカスプライ30の端部32は応力が集中し易い部分である。従って、第2カーカスプライ30の端部32がトレッドゴム6の端部60の内側にあると、第2カーカスプライ30の端部32に集中した応力によりトレッドゴム6の端部60からセパレーションが生じるおそれがある。しかし上記の空気入りタイヤ1では、第2カーカスプライ30の端部32がトレッドゴム6の端部60の内側を避けて設けられているため、セパレーションが生じにくく、耐久性が高い。
また、第2カーカスプライ30の端部32が、上記の範囲内で、かつ、ベルト補強層5の端部50よりタイヤ径方向内側で、トレッドゴム6の端部60よりタイヤ径方向外側にあれば、サイド部において第2カーカスプライ30が2重になっている領域が広くなる。そのため、サイド部の剛性が高い領域が広くなり、操縦安定性が向上する。
また、第2カーカスプライ30の端部32が、上記の範囲内で、かつ、トレッドゴム6の端部60よりタイヤ径方向内側で、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80よりタイヤ径方向外側にあれば、サイド部において第2カーカスプライ30が2重になっている領域がやや狭くなる。そのため、サイド部の剛性が低い領域が広くなり、乗心地が向上する。
また、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80が、ビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22よりもタイヤ径方向外側で、第2カーカスプライ30の端部32よりもタイヤ径方向内側にあるため、サイド補強層8を含めて考えても、剛性がタイヤ径方向内側から外側にかけて段階的に変化していることになる。従って、サイド部に剛性が急に変化する部分が無く、空気入りタイヤ1の耐久性の低下を防ぐことができる。
また、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80の位置が、第2カーカスプライ30の端部32からビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22までの距離の10〜80%の長さだけ、第2カーカスプライ30の端部32から離れていれば、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80が第2カーカスプライ30の端部32やビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部22に接近し過ぎることがない。そのため、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80付近で剛性が急に変化することを防ぐことができ、空気入りタイヤ1の耐久性を向上させることができる。
(実施例)
表1に示す実施例及び比較例の空気入りタイヤの性能を調査した。
実施例1の空気入りタイヤは、第2カーカスプライ30の端部32が、上記実施形態で示されている範囲内のうち最もベルト端41側にあるものである。実施例2の空気入りタイヤは、第2カーカスプライ30の端部32が、上記実施形態で示されている範囲内のうち最も最大幅位置70側にあるものである。比較例1〜3の空気入りタイヤの特徴は表1に記載の通りである。
これらのタイヤの、操縦安定性、乗心地、耐久性を調べた。操縦安定性については、225/40ZR18 92Yのサイズのタイヤを車両(排気量2リットルの国産セダン)に付けて運転し官能評価した。実施例1、2、比較例2、3の結果を、比較例1の結果を100とする指数で表した。指数が大きいほど操縦安定性が良い。乗心地については、225/40ZR18 92Yのサイズのタイヤを車両(排気量2リットルの国産セダン)に付けて運転し官能評価した。実施例1、2、比較例2、3の結果を、比較例1の結果を100とする指数で表した。指数が大きいほど乗心地が良い。耐久性については、FMVSS139準拠のドラム耐久性試験により調べた。実施例1、2、比較例2、3の結果を、比較例1の結果を100とする指数で表した。指数が大きいほど耐久性が高い。
結果を表1に示す。実施例1及び2の空気入りタイヤの操縦安定性、乗心地、耐久性は、比較例1の空気入りタイヤのそれらと同等以上であった。一方、比較例2の空気入りタイヤは比較例1の空気入りタイヤよりも操縦安定性が低く、比較例3の空気入りタイヤは比較例1の空気入りタイヤよりも耐久性が低かった。以上より、上記実施形態の空気入りタイヤ1の効果が確認できた。
Figure 2016043886
(変更例)
上記実施形態では、折り返し部において外側になる第1カーカスプライ3の端部31がベルト下にあり、折り返し部において内側になる第2カーカスプライ30の端部32がフレックスゾーンFZの上記の領域にあるが、各端部の位置はこの逆でも良い。すなわち、折り返し部において外側になる第1カーカスプライ3の端部31がフレックスゾーンFZの上記の領域にあり、折り返し部において内側になる第2カーカスプライ30の端部32がベルト下にあっても良い。
また、タイヤ構成部材の数は上記実施形態における数に限定されない。例えば、第1カーカスプライ3及び第2カーカスプライ30の他に、さらにカーカスプライがあっても良い。また、ベルト層には、第1ベルト4と第2ベルト40の他に、さらに別のベルトが含まれていても良い。
また、サイド補強層8は、ビードフィラー21に接していなくても良く、例えば第1カーカスプライ3よりタイヤ幅方向外側にあっても良い。
また、上記実施形態では、サイドウォール7のタイヤ径方向外側の部分が、トレッドゴム6のタイヤ幅方向外側の部分を外側から覆っているが、この関係は逆でも良い。すなわち、トレッドゴム6のタイヤ幅方向外側の部分が、サイドウォール7のタイヤ径方向外側の部分を外側から覆っていても良い。
また、サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部80は、フレックスゾーンFZよりタイヤ径方向内側、すなわち最大幅位置70又は最大幅位置70よりタイヤ径方向内側にあっても良い。
1…空気入りタイヤ、20…ビードコア、21…ビードフィラー、22…ビードフィラー21のタイヤ径方向外側の端部、3…第1カーカスプライ、30…第2カーカスプライ、31…第1カーカスプライ3の端部、32…第2カーカスプライ30の端部、4…第1ベルト、40…第2ベルト、41…ベルト端、5…ベルト補強層、50…ベルト補強層5の端部、6…トレッドゴム、60…トレッドゴム6の端部、7…サイドウォール、70…最大幅位置、8…サイド補強層、80…サイド補強層8のタイヤ径方向外側の端部、9…インナーライナー、FZ…フレックスゾーン

Claims (4)

  1. ビードコア及びビードフィラーを包む形でタイヤ幅方向内側から外側に折り返された第1と第2のカーカスプライを備え、前記第1と第2のカーカスプライの外側にベルトとトレッドゴムとを備える空気入りタイヤであって、
    前記第1カーカスプライの外側へ折り返された部分の端部の位置は前記ベルトの内側であり、
    前記第2カーカスプライの外側へ折り返された部分の端部の位置は、タイヤ幅方向断面上において、フレックスゾーン内にある前記トレッドゴムの端部から、前記第2カーカスプライの折り返し前の部分に沿って、フレックスゾーン内の該部分の長さの10%の距離内であって、前記トレッドゴムの端部の内側を除く部分にあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ幅方向の部分にサイド補強層を備え、
    前記サイド補強層のタイヤ径方向外側の端部の位置が、前記第2カーカスプライの外側へ折り返された部分の端部よりタイヤ径方向内側で、前記ビードフィラーのタイヤ径方向外側の端部よりタイヤ径方向外側である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ベルトの外側にベルト補強層を備え、
    前記ベルト補強層の端部は前記ベルトの端部よりもタイヤ径方向内側にあり、
    前記第2カーカスプライの外側への折り返し部の端部の位置が、さらに、前記ベルト補強層の端部よりタイヤ径方向内側で、前記トレッドゴムの端部よりタイヤ径方向外側である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第2カーカスプライの外側への折り返し部の端部の位置が、さらに、前記トレッドゴムの端部よりタイヤ径方向内側である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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