JP2001341506A - 扁平空気入りタイヤ - Google Patents
扁平空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JP2001341506A JP2001341506A JP2000166671A JP2000166671A JP2001341506A JP 2001341506 A JP2001341506 A JP 2001341506A JP 2000166671 A JP2000166671 A JP 2000166671A JP 2000166671 A JP2000166671 A JP 2000166671A JP 2001341506 A JP2001341506 A JP 2001341506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- rubber layer
- carcass
- pneumatic tire
- tread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 扁平空気入りタイヤにおいて、サイド部の剥
離やクラック等の発生を防止する。 【解決手段】 カーカス10の巻上げ端P3をベルト層
9の近傍に配設し、ビードフィラー7の径外端P4をリ
ムプロテクタ18の突出端レベルLに配設する。サイド
部4は、ビード部5から径外方向に延伸してその径外端
P2がベルト層9の近傍に配設された第1ゴム層15C
と、トレッドゴム層16から径内方向に延伸して第1ゴ
ム層15Cの左右外側を覆い且つその径内端P1がビー
ド部5に至る第2ゴム層17とを備える。
離やクラック等の発生を防止する。 【解決手段】 カーカス10の巻上げ端P3をベルト層
9の近傍に配設し、ビードフィラー7の径外端P4をリ
ムプロテクタ18の突出端レベルLに配設する。サイド
部4は、ビード部5から径外方向に延伸してその径外端
P2がベルト層9の近傍に配設された第1ゴム層15C
と、トレッドゴム層16から径内方向に延伸して第1ゴ
ム層15Cの左右外側を覆い且つその径内端P1がビー
ド部5に至る第2ゴム層17とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車用、ラリー
用等として使用される空気入りタイヤに関し、特に、扁
平率が50%以下とされる扁平空気入りタイヤに有用に
採用されるものである。
用等として使用される空気入りタイヤに関し、特に、扁
平率が50%以下とされる扁平空気入りタイヤに有用に
採用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来の空気入りタイヤ101を
示している。この空気入りタイヤ101は、トレッド部
102からショルダー部103、サイド部104を経て
ビード部105へと至るカーカス110を備え、該カー
カス110の端部に、ビード部105に埋設されたビー
ドコア106及びビードフィラー107を内側から外側
へ巻き上げる折り返し部110Aを備え、前記トレッド
部102のカーカス外周側にベルト層109を備えたも
のとなっている。
示している。この空気入りタイヤ101は、トレッド部
102からショルダー部103、サイド部104を経て
ビード部105へと至るカーカス110を備え、該カー
カス110の端部に、ビード部105に埋設されたビー
ドコア106及びビードフィラー107を内側から外側
へ巻き上げる折り返し部110Aを備え、前記トレッド
部102のカーカス外周側にベルト層109を備えたも
のとなっている。
【0003】また、この空気入りタイヤ101は、横剛
性を高めて運動性能を向上するべく扁平化されたものと
なっており、この扁平化に伴ってサイド部104の径方
向長さが短くなり、リム112が路面に近づくようにな
ることから、ビード部105からタイヤ軸方向に突出す
るリムプロテクタ118によってリム112の径方向外
側を覆い、該リム112を保護するものとなっている。
性を高めて運動性能を向上するべく扁平化されたものと
なっており、この扁平化に伴ってサイド部104の径方
向長さが短くなり、リム112が路面に近づくようにな
ることから、ビード部105からタイヤ軸方向に突出す
るリムプロテクタ118によってリム112の径方向外
側を覆い、該リム112を保護するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、扁平化
された空気入りタイヤ101ではサイド部104の径方
向長さが短くなるため、該サイド部104の屈曲の大き
い部分(屈曲ポイントX)にカーカス折り返し部110
Aの巻上げ端P3が近づくこととなり、走行中等、サイ
ド部104の撓みに伴って折り返し部110Aの巻上げ
端P3が激しく動き応力が集中し易くなることから、サ
イド部ゴム層115の剥離やクラック発生を招来するも
のとなっていた。また、ビードフィラー107の径外端
P4も屈曲ポイントXに近づくために、同様に剥離等を
より促す原因となっていた。
された空気入りタイヤ101ではサイド部104の径方
向長さが短くなるため、該サイド部104の屈曲の大き
い部分(屈曲ポイントX)にカーカス折り返し部110
Aの巻上げ端P3が近づくこととなり、走行中等、サイ
ド部104の撓みに伴って折り返し部110Aの巻上げ
端P3が激しく動き応力が集中し易くなることから、サ
イド部ゴム層115の剥離やクラック発生を招来するも
のとなっていた。また、ビードフィラー107の径外端
P4も屈曲ポイントXに近づくために、同様に剥離等を
より促す原因となっていた。
【0005】他方、ラジアル配列のカーカスを有する空
気入りタイヤ101では、生タイヤを成形する際に、サ
イドゴム層115をカーカス110上に貼着したのち、
サイドゴム層115の端部を覆うようにトレッドゴム層
116を貼着する構造(トレッド・オーバー・サイドウ
ォール構造;以下TOS構造という)と、逆に、サイド
部ゴム層によってトレッド部ゴム層の左右端部を覆う構
造(サイドウォール・オーバー・トレッド構造;SOT
構造)があり(例えば、特公昭60−44133号公報
等参照)、このうち、TOS構造の扁平タイヤでは、図
4で示したように、タイヤ外面に露出するトレッドゴム
層116とサイドゴム層115との接合点P1が屈曲ポ
イントXに近づき、その結果、接合点P1を起点として
のクラックが発生し易くなっていた。
気入りタイヤ101では、生タイヤを成形する際に、サ
イドゴム層115をカーカス110上に貼着したのち、
サイドゴム層115の端部を覆うようにトレッドゴム層
116を貼着する構造(トレッド・オーバー・サイドウ
ォール構造;以下TOS構造という)と、逆に、サイド
部ゴム層によってトレッド部ゴム層の左右端部を覆う構
造(サイドウォール・オーバー・トレッド構造;SOT
構造)があり(例えば、特公昭60−44133号公報
等参照)、このうち、TOS構造の扁平タイヤでは、図
4で示したように、タイヤ外面に露出するトレッドゴム
層116とサイドゴム層115との接合点P1が屈曲ポ
イントXに近づき、その結果、接合点P1を起点として
のクラックが発生し易くなっていた。
【0006】また、以上のことからTOS構造で且つ扁
平な空気入りタイヤの場合では、カーカス折返し部11
0Aの巻上げ端P3、ビードフィラー107の径外端P
4、及びトレッドゴム層116とサイドゴム層115の
接合点P1が互いにサイド部4において接近することと
なるために、より応力が集中し易くなって上記問題が顕
著に現れるものとなっていた。本発明は、扁平空気入タ
イヤにおいて、サイド部ゴム層の剥離やクラック等の損
傷を好適に防止して耐久性の向上を図ることを目的とす
る。
平な空気入りタイヤの場合では、カーカス折返し部11
0Aの巻上げ端P3、ビードフィラー107の径外端P
4、及びトレッドゴム層116とサイドゴム層115の
接合点P1が互いにサイド部4において接近することと
なるために、より応力が集中し易くなって上記問題が顕
著に現れるものとなっていた。本発明は、扁平空気入タ
イヤにおいて、サイド部ゴム層の剥離やクラック等の損
傷を好適に防止して耐久性の向上を図ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、トレッド部2からサイド部4を経てビー
ド部5に至るカーカス10を備え、該カーカス10の端
部に、前記ビード部5に埋設されたビードコア6を内側
から外側へと巻き上げる折り返し部10Aを備え、前記
トレッド部2における前記カーカス10外周側にベルト
層9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記折
り返し部10Aの巻上げ端P3を、前記ベルト層9の近
傍に配設していることを特徴とするものである。
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、トレッド部2からサイド部4を経てビー
ド部5に至るカーカス10を備え、該カーカス10の端
部に、前記ビード部5に埋設されたビードコア6を内側
から外側へと巻き上げる折り返し部10Aを備え、前記
トレッド部2における前記カーカス10外周側にベルト
層9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記折
り返し部10Aの巻上げ端P3を、前記ベルト層9の近
傍に配設していることを特徴とするものである。
【0008】このような構成によって、折り返し部10
Aの巻上げ端P3がサイド部4から外れ、屈曲ポイント
Xから遠ざけられるため、巻上げ端P3の動きによる応
力集中を回避してサイド部4の損傷を防止できるものと
なる。また、上記構成に加えて、前記ビードコア6の径
方向外側にビードフィラー7を備え、前記ビード部5
に、リム12の径方向外側近傍を覆うリムプロテクタ1
8をタイヤ軸方向外側に突出して備えている場合、前記
ビードフィラー7の径外端P4を、前記リムプロテクタ
18の突出端レベルLと略同一レベルに配設するのが好
ましい。
Aの巻上げ端P3がサイド部4から外れ、屈曲ポイント
Xから遠ざけられるため、巻上げ端P3の動きによる応
力集中を回避してサイド部4の損傷を防止できるものと
なる。また、上記構成に加えて、前記ビードコア6の径
方向外側にビードフィラー7を備え、前記ビード部5
に、リム12の径方向外側近傍を覆うリムプロテクタ1
8をタイヤ軸方向外側に突出して備えている場合、前記
ビードフィラー7の径外端P4を、前記リムプロテクタ
18の突出端レベルLと略同一レベルに配設するのが好
ましい。
【0009】これによって、ビードフィラー7の径外端
P4がサイド部4から外れた位置に配設され、サイド部
4の損傷を防止できるとともに、前記リムプロテクタ1
8は、タイヤ軸方向外側に突出して肉厚が増大されるこ
とから高剛性で撓みも小さくなるため、このリムプロテ
クタ18により前記径外端P4の動きを規制して周囲と
の剥離等を防止する。本発明は、トレッド部2からサイ
ド部4を経てビード部5に至るカーカス10を備え、該
カーカス10の端部に、前記ビード部5に埋設されたビ
ードコア6を内側から外側へと巻き上げる折り返し部1
0Aを備え、前記ビード部5に、リム12の径方向外側
近傍を覆うリムプロテクタ18をタイヤ軸方向外側に突
出して備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記折
り返し部10Aの巻上げ端P3を、前記リムプロテクタ
18の突出端レベルLと略同一レベルか又は径内側に配
設していることを特徴とするものである。
P4がサイド部4から外れた位置に配設され、サイド部
4の損傷を防止できるとともに、前記リムプロテクタ1
8は、タイヤ軸方向外側に突出して肉厚が増大されるこ
とから高剛性で撓みも小さくなるため、このリムプロテ
クタ18により前記径外端P4の動きを規制して周囲と
の剥離等を防止する。本発明は、トレッド部2からサイ
ド部4を経てビード部5に至るカーカス10を備え、該
カーカス10の端部に、前記ビード部5に埋設されたビ
ードコア6を内側から外側へと巻き上げる折り返し部1
0Aを備え、前記ビード部5に、リム12の径方向外側
近傍を覆うリムプロテクタ18をタイヤ軸方向外側に突
出して備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記折
り返し部10Aの巻上げ端P3を、前記リムプロテクタ
18の突出端レベルLと略同一レベルか又は径内側に配
設していることを特徴とするものである。
【0010】このような構成によって、折り返し部10
Aの巻上げ端P3がサイド部4から外れ、屈曲ポイント
Xから離れた位置に配設されるようになるため、この巻
上げ端P3の動きによる応力集中を回避してサイド部ゴ
ム層の損傷を防止できるものとなる。また、巻上げ端P
3を、高剛性で撓みの小さいリムプロテクタ18の突出
端レベルLと略同一レベルか又は径内側に配設すること
で、リムプロテクタ18又はリム12による保持力によ
って巻上げ端P3の動きを規制でき、その周囲のゴム層
の剥離やクラック等を防止できるようになる。
Aの巻上げ端P3がサイド部4から外れ、屈曲ポイント
Xから離れた位置に配設されるようになるため、この巻
上げ端P3の動きによる応力集中を回避してサイド部ゴ
ム層の損傷を防止できるものとなる。また、巻上げ端P
3を、高剛性で撓みの小さいリムプロテクタ18の突出
端レベルLと略同一レベルか又は径内側に配設すること
で、リムプロテクタ18又はリム12による保持力によ
って巻上げ端P3の動きを規制でき、その周囲のゴム層
の剥離やクラック等を防止できるようになる。
【0011】また、上記の場合も、前記ビードコア6の
径方向外側に備えたビードフィラー7の径外端P4を、
前記リムプロテクタ18の突出端レベルLと略同一レベ
ルに配設するのが好ましい。本発明は、トレッド部2か
らサイド部4を経てビード部5に至るカーカス10を備
え、前記トレッド部2のカーカス10外周側にベルト層
9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記サイ
ド部4に、前記ビード部5から径外方向に延伸する第1
ゴム層15Cと、前記トレッド部2におけるトレッドゴ
ム層16から径内方向に延伸して前記第1ゴム層15C
の左右外側を覆い且つその径内端P1がビード部5に至
る第2ゴム層17とを備えていることを特徴とするもの
である。
径方向外側に備えたビードフィラー7の径外端P4を、
前記リムプロテクタ18の突出端レベルLと略同一レベ
ルに配設するのが好ましい。本発明は、トレッド部2か
らサイド部4を経てビード部5に至るカーカス10を備
え、前記トレッド部2のカーカス10外周側にベルト層
9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記サイ
ド部4に、前記ビード部5から径外方向に延伸する第1
ゴム層15Cと、前記トレッド部2におけるトレッドゴ
ム層16から径内方向に延伸して前記第1ゴム層15C
の左右外側を覆い且つその径内端P1がビード部5に至
る第2ゴム層17とを備えていることを特徴とするもの
である。
【0012】これによれば、第2ゴム層17は、その径
内端P1がビード部5に至るように延伸され、タイヤ外
面に露出する第1ゴム層15Cと第2ゴム層17との接
合点(すなわち、第2ゴム層の径内端P1)が、サイド
部4から外れた位置に配設されることとなるため、前記
接合点P1を起点としてのサイド部4のクラック発生を
防止できるものとなる。上記の場合、前記第2ゴム層1
7の径内端P1よりも径方向外側に、タイヤ軸方向外側
に突出してリム12の径方向外側を覆うリムプロテクタ
18を一体に形成するのが好ましく、これによって、リ
ム12のガードが好適になされるとともに、第2ゴム層
17の径内端P1もガードされるようになる。
内端P1がビード部5に至るように延伸され、タイヤ外
面に露出する第1ゴム層15Cと第2ゴム層17との接
合点(すなわち、第2ゴム層の径内端P1)が、サイド
部4から外れた位置に配設されることとなるため、前記
接合点P1を起点としてのサイド部4のクラック発生を
防止できるものとなる。上記の場合、前記第2ゴム層1
7の径内端P1よりも径方向外側に、タイヤ軸方向外側
に突出してリム12の径方向外側を覆うリムプロテクタ
18を一体に形成するのが好ましく、これによって、リ
ム12のガードが好適になされるとともに、第2ゴム層
17の径内端P1もガードされるようになる。
【0013】更に、前記第1ゴム層15Cの径外端P2
を、前記ベルト層9の近傍に配設するのが好ましく、こ
れによって、タイヤ内面側の第1,第2ゴム層15C、
17の接合点(第1ゴム層15Cの径外端)P2もサイ
ド部4から外れた位置に配設されるようになり、該接合
点P2を起点としてのサイド部4のクラック等が防止さ
れる。本発明は、トレッド部2からサイド部4を経てビ
ード部5に至るカーカス10を備え、前記ビード部5に
ビードコア6及びビードフィラー7を備え、前記カーカ
ス10の端部に、前記ビードコア6及びビードフィラー
7を内側から外側に巻上げる折り返し部10Aを備え、
前記トレッド部2におけるカーカス10外周側にベルト
層9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記サ
イド部4に、前記ビード部5から径外方向に延伸する第
1ゴム層15Cと、前記トレッド部2におけるトレッド
ゴム層16から径内方向に延伸して前記第1ゴム層15
Cの左右外側を覆う第2ゴム層17とを備え、前記折り
返し部10Aの巻上げ端P3、ビードフィラー7の径外
端P4、第1ゴム層15Cの径外端P2、及び第2ゴム
層17の径内端P1を、サイド部4から外れた位置に配
設していることを特徴とするものである。
を、前記ベルト層9の近傍に配設するのが好ましく、こ
れによって、タイヤ内面側の第1,第2ゴム層15C、
17の接合点(第1ゴム層15Cの径外端)P2もサイ
ド部4から外れた位置に配設されるようになり、該接合
点P2を起点としてのサイド部4のクラック等が防止さ
れる。本発明は、トレッド部2からサイド部4を経てビ
ード部5に至るカーカス10を備え、前記ビード部5に
ビードコア6及びビードフィラー7を備え、前記カーカ
ス10の端部に、前記ビードコア6及びビードフィラー
7を内側から外側に巻上げる折り返し部10Aを備え、
前記トレッド部2におけるカーカス10外周側にベルト
層9を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、前記サ
イド部4に、前記ビード部5から径外方向に延伸する第
1ゴム層15Cと、前記トレッド部2におけるトレッド
ゴム層16から径内方向に延伸して前記第1ゴム層15
Cの左右外側を覆う第2ゴム層17とを備え、前記折り
返し部10Aの巻上げ端P3、ビードフィラー7の径外
端P4、第1ゴム層15Cの径外端P2、及び第2ゴム
層17の径内端P1を、サイド部4から外れた位置に配
設していることを特徴とするものである。
【0014】このような構成により、サイド部4におけ
る応力集中を防止して損傷等を防止できるようになる。
る応力集中を防止して損傷等を防止できるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明は、扁平率が50%以下の
扁平空気入りタイヤに有用に採用されるものであって、
第1実施形態にかかる空気入りタイヤ1の右半分の断面
を示す図2において、この空気入りタイヤ1は、トレッ
ド部2と、該トレッド部2の左右両側部にショルダー部
3を介して径内方向に連設されるサイド部4と、該サイ
ドウォール部4の径内端に連設されるビード部5とを備
えており、ビード部5には環状のビードコア6が埋設さ
れ、このビードコア6の径方向外側には硬質ゴムよりな
る楔形状のビードフィラー7が設けられている。
を参照して説明する。本発明は、扁平率が50%以下の
扁平空気入りタイヤに有用に採用されるものであって、
第1実施形態にかかる空気入りタイヤ1の右半分の断面
を示す図2において、この空気入りタイヤ1は、トレッ
ド部2と、該トレッド部2の左右両側部にショルダー部
3を介して径内方向に連設されるサイド部4と、該サイ
ドウォール部4の径内端に連設されるビード部5とを備
えており、ビード部5には環状のビードコア6が埋設さ
れ、このビードコア6の径方向外側には硬質ゴムよりな
る楔形状のビードフィラー7が設けられている。
【0016】前記トレッド部2からショルダー部3、サ
イド部4を経てビード部5に亘る範囲で、これらの内側
にはカーカス10が配設されており、該カーカス10の
左右端部には、ビードコア6及びビードフィラー7を内
側から外側へと巻き上げる折り返し部10Aを備えてい
る。このカーカス10によって左右ビードコア6が互い
に連結されるようになっている。カーカス10の内側に
はインナーライナー8が設けられ、トレッド部2の内部
でカーカス10外周側にはベルト層9が配設されてい
る。
イド部4を経てビード部5に亘る範囲で、これらの内側
にはカーカス10が配設されており、該カーカス10の
左右端部には、ビードコア6及びビードフィラー7を内
側から外側へと巻き上げる折り返し部10Aを備えてい
る。このカーカス10によって左右ビードコア6が互い
に連結されるようになっている。カーカス10の内側に
はインナーライナー8が設けられ、トレッド部2の内部
でカーカス10外周側にはベルト層9が配設されてい
る。
【0017】前記カーカス10は、ラジアル配列をなす
ナイロン、ポリエステル、スチール等のコードにより形
成された1乃至2以上のカーカスプライから構成され、
前記ベルト層9は、スチール等のベルトコードをタイヤ
赤道線に対してやや傾けて配列した2枚以上のベルトプ
ライから構成されている。図1に示すように、前記ビー
ド部5には、リム12のビードシート12Aに嵌着され
る着座部15Aと、この着座部15Aから径方向外側に
延伸してリム12のフランジ部12Bに沿う立ち上がり
部15Bとを有して断面L字形に形成されたアブレージ
ョンゴム15が設けられている。
ナイロン、ポリエステル、スチール等のコードにより形
成された1乃至2以上のカーカスプライから構成され、
前記ベルト層9は、スチール等のベルトコードをタイヤ
赤道線に対してやや傾けて配列した2枚以上のベルトプ
ライから構成されている。図1に示すように、前記ビー
ド部5には、リム12のビードシート12Aに嵌着され
る着座部15Aと、この着座部15Aから径方向外側に
延伸してリム12のフランジ部12Bに沿う立ち上がり
部15Bとを有して断面L字形に形成されたアブレージ
ョンゴム15が設けられている。
【0018】前記トレッド部2におけるトレッドゴム層
16は、その左右外端部に径内方向に延伸する延長ゴム
層17を一体に接合して備えており、他方、アブレージ
ョンゴム15は、立ち上がり部から更に径外方向に延伸
する延長ゴム層15Cを有している。アブレージョンゴ
ム15における延長ゴム層(第1ゴム層)15Cは、サ
イド部4において、その左右外側がトレッドゴム層16
における延長ゴム層(第2ゴム層)17によって覆われ
ており、したがって、この第1,第2ゴム層15C,1
7によって2層構造のサイド部4が構成されるようにな
っている。
16は、その左右外端部に径内方向に延伸する延長ゴム
層17を一体に接合して備えており、他方、アブレージ
ョンゴム15は、立ち上がり部から更に径外方向に延伸
する延長ゴム層15Cを有している。アブレージョンゴ
ム15における延長ゴム層(第1ゴム層)15Cは、サ
イド部4において、その左右外側がトレッドゴム層16
における延長ゴム層(第2ゴム層)17によって覆われ
ており、したがって、この第1,第2ゴム層15C,1
7によって2層構造のサイド部4が構成されるようにな
っている。
【0019】第2ゴム層17はサイド部4に配設される
関係上、耐磨耗性等が要求されるトレッドゴム層16と
は異なる性質(屈曲性等)のゴム材料により形成される
が、これら16,17は、生タイヤ成型の際に予め一体
に接合されたものとなっており、而して、本実施形態の
空気入りタイヤ1は、サイド部ゴム層(ここでは第1ゴ
ム層15Cを指す)をトレッド部ゴム層(ここでは第2
ゴム層17を指す)で覆うように構成したTOS(トレ
ッド・オーバー・サイドウォール)構造を呈するものと
なっている。
関係上、耐磨耗性等が要求されるトレッドゴム層16と
は異なる性質(屈曲性等)のゴム材料により形成される
が、これら16,17は、生タイヤ成型の際に予め一体
に接合されたものとなっており、而して、本実施形態の
空気入りタイヤ1は、サイド部ゴム層(ここでは第1ゴ
ム層15Cを指す)をトレッド部ゴム層(ここでは第2
ゴム層17を指す)で覆うように構成したTOS(トレ
ッド・オーバー・サイドウォール)構造を呈するものと
なっている。
【0020】前記第1ゴム層15Cは、その径外端P2
が前記ベルト層9の端部近傍でトレッドゴム層16の内
側に配設されており、これに対し、第2ゴム層17はそ
の径内端P1がビード部5に至り、さらに、ビード部5
において、第2ゴム層17の径内端P1のやや径方向外
側には、タイヤ軸方向外側に突出してリム12の径方向
外側近傍を覆うリムプロテクタ18が一体に形成されて
いる。なお、前記アブレージョンゴム15は、リムプロ
テクタ18の内側部分では、厚肉に形成され、サイド部
4における第1ゴム層15C部分では径方向外側にいく
に従い漸次薄肉となるように形成されており、他方、第
2ゴム層17は、屈曲ポイントXの側方部分においては
薄肉に形成され、これより径方向外側部分で厚肉に形成
されている。これによってサイド部4における屈曲性を
確保しながら、ビード部5側及びショルダー部3側(ト
レッド部2側)の剛性を確保しているのである。
が前記ベルト層9の端部近傍でトレッドゴム層16の内
側に配設されており、これに対し、第2ゴム層17はそ
の径内端P1がビード部5に至り、さらに、ビード部5
において、第2ゴム層17の径内端P1のやや径方向外
側には、タイヤ軸方向外側に突出してリム12の径方向
外側近傍を覆うリムプロテクタ18が一体に形成されて
いる。なお、前記アブレージョンゴム15は、リムプロ
テクタ18の内側部分では、厚肉に形成され、サイド部
4における第1ゴム層15C部分では径方向外側にいく
に従い漸次薄肉となるように形成されており、他方、第
2ゴム層17は、屈曲ポイントXの側方部分においては
薄肉に形成され、これより径方向外側部分で厚肉に形成
されている。これによってサイド部4における屈曲性を
確保しながら、ビード部5側及びショルダー部3側(ト
レッド部2側)の剛性を確保しているのである。
【0021】上記構成の空気入りタイヤ1においては、
扁平化によってサイド部4の径方向長さが短くなってい
るにも関わらず、タイヤ外面側の第1,第2ゴム層15
C、17の接合点(第2ゴム層17の径内端)P1が、
サイド部4から外れた位置(屈曲ポイントXから離れた
位置)に配設されているため、サイド部4の撓みに伴う
応力集中が抑制されて接合点P1を起点としたクラック
等の発生が防止されている。更に、接合点P1がリム1
2の近傍に配設されて該リム12によって保持されるこ
とによってもクラック等の発生が防止される。
扁平化によってサイド部4の径方向長さが短くなってい
るにも関わらず、タイヤ外面側の第1,第2ゴム層15
C、17の接合点(第2ゴム層17の径内端)P1が、
サイド部4から外れた位置(屈曲ポイントXから離れた
位置)に配設されているため、サイド部4の撓みに伴う
応力集中が抑制されて接合点P1を起点としたクラック
等の発生が防止されている。更に、接合点P1がリム1
2の近傍に配設されて該リム12によって保持されるこ
とによってもクラック等の発生が防止される。
【0022】また、前記接合点P1は、リムプロテクタ
18の突出端よりも径内側に配設され、このリムプロテ
クタ18とリム12とによってガードされることとなる
ため、外部との接触に起因したクラック等の発生も防止
できるものとなっている。タイヤ内面側の第1、第2ゴ
ム層15C,17の接合点(第1ゴム層15Cの径外
端)P2も、ベルト層9の近傍位置に配設されることに
よってサイド部4から外れた位置に配設されるため、該
接合点P2を起点としたサイド部4のクラック発生を防
止できるものとなっている。
18の突出端よりも径内側に配設され、このリムプロテ
クタ18とリム12とによってガードされることとなる
ため、外部との接触に起因したクラック等の発生も防止
できるものとなっている。タイヤ内面側の第1、第2ゴ
ム層15C,17の接合点(第1ゴム層15Cの径外
端)P2も、ベルト層9の近傍位置に配設されることに
よってサイド部4から外れた位置に配設されるため、該
接合点P2を起点としたサイド部4のクラック発生を防
止できるものとなっている。
【0023】前記カーカス10における折り返し部10
Aは、サイド部4を超えて径外方向に延伸するととも
に、その径外端P3がベルト層9近傍のトレッドゴム層
16内側に配設されており、他方、ビードフィラー8の
径外端P4は、前記リムプロテクタ18の突出端の径方
向レベルLと略同一レベルに配設されている。したがっ
て、カーカス折り返し部10Aの巻上げ端P3はサイド
部4から外れた位置に配設されるようになり、この巻上
げ端P3の動きによるサイド部ゴム層の損傷を防止でき
るものとなる。
Aは、サイド部4を超えて径外方向に延伸するととも
に、その径外端P3がベルト層9近傍のトレッドゴム層
16内側に配設されており、他方、ビードフィラー8の
径外端P4は、前記リムプロテクタ18の突出端の径方
向レベルLと略同一レベルに配設されている。したがっ
て、カーカス折り返し部10Aの巻上げ端P3はサイド
部4から外れた位置に配設されるようになり、この巻上
げ端P3の動きによるサイド部ゴム層の損傷を防止でき
るものとなる。
【0024】また、リムプロテクタ18は、タイヤ軸方
向に突出することにより肉厚が増大され剛性が高められ
ていることから、該ビードフィラー8の動きを規制して
周囲との剥離等を防止できるようにしている。図3は、
本発明の第2実施形態を示すものであり、本実施形態で
は、カーカス折り返し部10Aにおける巻上げ端P3
が、リムプロテクタ18の突出端と略同一レベルLに配
設されたものとなっており、その他の構成は上記第1実
施形態と同様であるため、同一符合を付して詳細な説明
を省略する。
向に突出することにより肉厚が増大され剛性が高められ
ていることから、該ビードフィラー8の動きを規制して
周囲との剥離等を防止できるようにしている。図3は、
本発明の第2実施形態を示すものであり、本実施形態で
は、カーカス折り返し部10Aにおける巻上げ端P3
が、リムプロテクタ18の突出端と略同一レベルLに配
設されたものとなっており、その他の構成は上記第1実
施形態と同様であるため、同一符合を付して詳細な説明
を省略する。
【0025】本実施形態では、折り返し部10Aの巻上
げ端P3が、サイド部4から外れた位置で、肉厚増大に
より剛性が高められたリムプロテクタ18の突出端レベ
ルLと略同一レベルに配設されることから、巻上げ端P
3の動きによるサイド部4の応力集中を抑制して損傷等
を防止するだけでなく、リムプロテクタ18及びリム1
2の保持力によってその動きを規制することで、周囲の
ゴム層の剥離や損傷を防止できるようになっている。ま
た、前記巻上げ端P3は、リムプロテクタ18の突出端
レベルLよりも径内側に配設してもよく、これによっ
て、巻上げ端P3がよりリム12に近づくことから、該
リム12による保持力でより確実に動きを抑えることが
可能となる。
げ端P3が、サイド部4から外れた位置で、肉厚増大に
より剛性が高められたリムプロテクタ18の突出端レベ
ルLと略同一レベルに配設されることから、巻上げ端P
3の動きによるサイド部4の応力集中を抑制して損傷等
を防止するだけでなく、リムプロテクタ18及びリム1
2の保持力によってその動きを規制することで、周囲の
ゴム層の剥離や損傷を防止できるようになっている。ま
た、前記巻上げ端P3は、リムプロテクタ18の突出端
レベルLよりも径内側に配設してもよく、これによっ
て、巻上げ端P3がよりリム12に近づくことから、該
リム12による保持力でより確実に動きを抑えることが
可能となる。
【0026】本発明は、上記実施形態に限ることなく適
宜設計変更可能である。
宜設計変更可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
イド部における損傷を防止して耐久性の向上を図ること
ができる。
イド部における損傷を防止して耐久性の向上を図ること
ができる。
【図1】本発明の第1実施形態にかかる空気入りタイヤ
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図2】タイヤ右半分を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態にかかる空気入りタイヤ
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図4】従来例にかかる空気入りタイヤの右半分を示す
断面図である。
断面図である。
1 空気入りタイヤ 2 トレッド部 4 サイド部 5 ビード部 6 ビードコア 7 ビードフィラー 9 ベルト層 10 カーカス 10A 折り返し部 12 リム 15C 第1ゴム層 17 第2ゴム層 18 リムプロテクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60C 15/06 B60C 15/06 B
Claims (8)
- 【請求項1】 トレッド部(2)からサイド部(4)を
経てビード部(5)に至るカーカス(10)を備え、該
カーカス(10)の端部に、前記ビード部(5)に埋設
されたビードコア(6)を内側から外側へと巻き上げる
折り返し部(10A)を備え、前記トレッド部(2)に
おける前記カーカス(10)外周側にベルト層(9)を
備えている扁平空気入りタイヤにおいて、 前記折り返し部(10A)の巻上げ端(P3)を、前記
ベルト層(9)の近傍に配設していることを特徴とする
扁平空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記ビードコア(6)の径方向外側にビ
ードフィラー(7)を備え、前記ビード部(5)に、リ
ム(12)の径方向外側近傍を覆うリムプロテクタ(1
8)をタイヤ軸方向外側に突出して備え、前記ビードフ
ィラー(7)の径外端(P4)を、前記リムプロテクタ
(18)の突出端レベル(L)と略同一レベルに配設し
ていることを特徴とする請求項1に記載の扁平空気入り
タイヤ。 - 【請求項3】 トレッド部(2)からサイド部(4)を
経てビード部(5)に至るカーカス(10)を備え、該
カーカス(10)の端部に、前記ビード部(5)に埋設
されたビードコア(6)を内側から外側へと巻き上げる
折り返し部(10A)を備え、前記ビード部(5)に、
リム(12)の径方向外側近傍を覆うリムプロテクタ
(18)をタイヤ軸方向外側に突出して備えている扁平
空気入りタイヤにおいて、 前記折り返し部(10A)の巻上げ端(P3)を、前記
リムプロテクタ(18)の突出端レベル(L)と略同一
レベルか又はこれより径内側に配設していることを特徴
とする扁平空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記ビードコア(6)の径方向外側にビ
ードフィラー(7)を備え、該ビードフィラー(7)の
径外端を、前記リムプロテクタ(18)の突出端レベル
(L)と略同一レベルに配設していることを特徴とする
請求項3に記載の扁平空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 トレッド部(2)からサイド部(4)を
経てビード部(5)に至るカーカス(10)を備え、前
記トレッド部(2)のカーカス(10)外周側にベルト
層(9)を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、 前記サイド部(4)に、前記ビード部(5)から径外方
向に延伸する第1ゴム層(15C)と、前記トレッド部
(2)におけるトレッドゴム層(16)から径内方向に
延伸して前記第1ゴム層(15C)の左右外側を覆い且
つその径内端(P1)がビード部(5)に配設された第
2ゴム層(17)とを備えていることを特徴とする扁平
空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 前記第2ゴム層(17)の径内端(P
1)よりも径方向外側に、タイヤ軸方向外側に突出して
リム(12)の径方向外側近傍を覆うリムプロテクタ
(18)を一体に形成していることを特徴とする請求項
5に記載の扁平空気入りタイヤ。 - 【請求項7】 前記第1ゴム層(15C)の径外端(P
2)が前記ベルト層(9)の近傍に配設されていること
を特徴とする請求項5又は6に記載の扁平空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項8】 トレッド部(2)からサイド部(4)を
経てビード部(5)に至るカーカス(10)を備え、前
記ビード部(5)にビードコア(6)及びビードフィラ
ー(7)を備え、前記カーカス(10)の端部に、前記
ビードコア(6)及びビードフィラー(7)を内側から
外側に巻上げる折り返し部(10A)を備え、前記トレ
ッド部(2)におけるカーカス(10)外周側にベルト
層(9)を備えている扁平空気入りタイヤにおいて、 前記サイド部(4)に、前記ビード部(5)から径外方
向に延伸する第1ゴム層(15C)と、前記トレッド部
(2)におけるトレッドゴム層(16)から径内方向に
延伸して前記第1ゴム層(15C)の左右外側を覆う第
2ゴム層(17)とを備え、 前記折り返し部(10A)の巻上げ端(P3)、ビード
フィラー(7)の径外端(P4)、第1ゴム層(15
C)の径外端(P2)、及び第2ゴム層(17)の径内
端(P1)を、サイド部(4)から外れた位置に配設し
ていることを特徴とする扁平空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000166671A JP2001341506A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 扁平空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000166671A JP2001341506A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 扁平空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341506A true JP2001341506A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18669954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000166671A Pending JP2001341506A (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 扁平空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001341506A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321448A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2006341705A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2007038917A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2010143285A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
WO2013157241A1 (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2016043886A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
US20180178591A1 (en) * | 2016-12-28 | 2018-06-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
KR20190077462A (ko) | 2017-04-17 | 2019-07-03 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 공기입 타이어 |
CN111114209A (zh) * | 2018-10-31 | 2020-05-08 | 韩国轮胎与科技株式会社 | 轮圈装配性得到提高的轮胎 |
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000166671A patent/JP2001341506A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321448A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
JP4537890B2 (ja) * | 2005-05-20 | 2010-09-08 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2006341705A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2007038917A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
JP2010143285A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
US10427472B2 (en) | 2012-04-18 | 2019-10-01 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
JP2013220786A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
CN104245365A (zh) * | 2012-04-18 | 2014-12-24 | 株式会社普利司通 | 充气轮胎 |
WO2013157241A1 (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-24 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP2016043886A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
US20180178591A1 (en) * | 2016-12-28 | 2018-06-28 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic tire |
JP2018103956A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
US10864781B2 (en) * | 2016-12-28 | 2020-12-15 | Toyo Tire Corporation | Pneumatic tire |
KR20190077462A (ko) | 2017-04-17 | 2019-07-03 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 공기입 타이어 |
DE112018002044T5 (de) | 2017-04-17 | 2020-01-16 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
CN111114209A (zh) * | 2018-10-31 | 2020-05-08 | 韩国轮胎与科技株式会社 | 轮圈装配性得到提高的轮胎 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6594504B1 (ja) | タイヤ | |
JP6594505B1 (ja) | タイヤ及びタイヤの製造方法 | |
JP2007161242A (ja) | 改良された高速性能を備えたタイヤ、およびその製造方法 | |
JP2020079041A (ja) | タイヤおよびタイヤの製造方法 | |
JP6582105B1 (ja) | タイヤの製造方法 | |
JP6582104B1 (ja) | タイヤの製造方法 | |
JP2020083044A (ja) | タイヤ | |
JP2001341506A (ja) | 扁平空気入りタイヤ | |
EP1938959A1 (en) | Tire with composite ply structure and envelope turnup | |
JP2000335207A (ja) | 空気入りタイヤ | |
CN109955654B (zh) | 充气轮胎 | |
JP3897513B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JPH1170802A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2001018619A (ja) | ビード部耐久性にすぐれる空気入りタイヤ | |
JP3026736B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2009090974A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4317295B2 (ja) | 空気入りタイヤ及びその製造方法 | |
JP2978472B1 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7419047B2 (ja) | タイヤ | |
CN109955660B (zh) | 充气轮胎 | |
JP7238232B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP7324133B2 (ja) | タイヤ | |
JP7219081B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP4344040B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2024033511A (ja) | 空気入りタイヤ |