JP2016041809A - インク組成物及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも、色材と、HLBが4〜8と9〜20の水溶解性の異なる2種以上の式(1)で表されるポリシロキサン系界面活性剤と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内であるアルキルポリオール類と、を含んでなり、1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まず、インク非吸収性又は低吸収性の記録媒体に記録される、インク組成物、及びインクジェット記録方法によって記録が行われた記録物。
【選択図】なし
Description
本発明に係るインク組成物の一態様は、
少なくとも、色材と、水溶解性の異なる2種以上のポリシロキサン系界面活性剤と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内であるアルキルポリオール類と、を含んでなり、1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まず、インク非吸収性又は低吸収性の記録媒体に記録されることを特徴とする。
適用例1のインク組成物において、(a)の特徴を有する親油的ポリシロキサン系界面活性剤と(b)の特徴を有する親水的ポリシロキサン系界面活性剤とを含むことができる。
(a)HLB値が4〜8である、又は、下記式(1)においてRがメチル基である親油的ポリシロキサン系界面活性剤。
(b)HLB値が9〜20である、又は、下記式(1)においてRが水素原子である親水的ポリシロキサン系界面活性剤。
適用例1又は適用例2のインク組成物において、インク組成物中における、前記親油的ポリシロキサン系界面活性剤含有量/前記親水的ポリシロキサン系界面活性剤含有量の質量比が、1/20以上2/1以下であることができる。
適用例1ないし適用例3のいずれか一例のインク組成物において、インク組成物中における、前記親水的ポリシロキサン系界面活性剤含有量が前記親油的ポリシロキサン系界面活性剤の含有量よりも多いことができる。
適用例1ないし適用例4のいずれか一例のインク組成物において、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類を含むことができる。
適用例1ないし適用例5のいずれか一例のインク組成物において、前記アルキルポリオール類は、C4〜7の1,2−直鎖アルキルジオール類であり、C4〜7の1,2−直鎖アルキルジオール類の質量/前記グリコールエーテルとの質量の関係は、1/1超過20/1以下であることができる。
本発明に係る記録装置の一態様は、適用例1ないし適用例6のいずれか一例のインク組成物を記録することができる。
本発明に係る記録物の一態様は、適用例7のインクジェット記録方法によって記録が行われた記録物である。
少なくとも、色材と、水溶解性の異なる2種以上のポリシロキサン系界面活性剤と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内であるアルキルポリオール類と、を含んでなり、1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まず、インク又は低吸収性の記録媒体に記録される、ことを特徴とする。
本実施の形態に係るインク組成物は、色材を含んでなる。色材としては、染料又は顔料が挙げられるが、耐水性、耐ガス性、耐光性等を有する観点から顔料であることが好ましい。このような顔料としては、顔料としては、無機顔料および有機顔料を使用することができ、それぞれ単独又は複数種混合して用いることができる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタンおよび酸化鉄の他に、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法等の公知の方法によって製造されたカーボンブラックが使用できる。また、前記有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等を含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料等)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレート等)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック等が使用できる。
前記顔料をインク組成物に適用するためには、顔料が水中で安定的に分散保持できるようにする必要がある。その方法としては、水溶性樹脂および/又は水分散性樹脂等の樹脂分散剤にて分散させる方法(以下、この方法により処理された顔料を「樹脂分散顔料」と記載する)、水溶性界面活性剤および/又は水分散性界面活性剤の界面活性剤にて分散させる方法(以下、この方法により処理された顔料を「界面活性剤分散顔料」と記載する)、顔料粒子表面に親水性官能基を化学的・物理的に導入し、前記の樹脂あるいは界面活性剤等の分散剤なしで水中に分散および/又は溶解可能とする方法(以下、この方法により処理された顔料を「表面処理顔料」と記載する)等が挙げられる。本実施の形態に係るインク組成物は、前記の樹脂分散顔料、界面活性剤分散顔料、表面処理顔料のいずれも用いることができ、必要に応じて複数種混合した形で用いることもできるが、樹脂分散顔料が好ましい。
また、表面処理顔料としては、親水性官能基として、−OM、−COOM、−CO−、−SO3M、−SO2NH2、−RSO2M、−PO3HM、−PO3M2、−SO2NHCOR、−NH3、−NR3(但し、式中のMは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム又は有機アンモニウムを表し、Rは、炭素数1〜12のアルキル基、置換基を有していてもよいフェニル基又は置換基を有していてもよいナフチル基を示す)等が挙げられる。これらの官能基は、顔料粒子表面に直接および/又は多価の基を介してグラフトされることによって、物理的および/又は化学的に導入される。多価の基としては、炭素数が1〜12のアルキレン基、置換基を有していてもよいフェニレン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基等が挙げられる。
本発明において、樹脂分散剤は水不溶性樹脂であっても良い。水不溶性とは、例えば25℃の水100gに対する溶解度が1g未満である樹脂をいう。水不溶性樹脂の構造は特に限定されないが、好ましい例を2つ挙げる。
本実施の形態に係るインク組成物は、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内であるアルキルポリオール類を含んでなる。本実施の形態に係るインク組成物は、前述の沸点範囲を満たすアルキルポリオール類を含むことで、記録媒体種の影響をあまり受けずに、インク組成物の濡れ性、浸透性、乾燥性を制御することできる。これにより、種々の記録媒体、特にインク非吸収性又は低吸収性の記録媒体に対して定着性に優れた画像を記録することができると共に、インクジェット記録用ヘッドのノズルの目詰まりを低減させることができる。
本発明による水系顔料インク組成物は、HLB値が異なる2種以上のポリシロキサン系界面活性剤を含有する。
で表される一種又は二種以上の化合物を含んでなることが好ましい。さらに、上記式(1)の化合物において、Rは水素原子又はメチル基を表し、aは2〜11の整数を表し、mは20〜70の整数を表し、nは2〜5の整数である一種又は二種以上の化合物を含んでなることである。がより好ましい。さらにまた、上記式(1)の化合物において、Rは水素原子又はメチル基を表し、aは9〜13の整数を表し、mは2〜4の整数を表し、nは1〜2の整数である一種又は二種以上の化合物を含んでなることがより好ましい。
本実施の形態に係るインク組成物は、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類を含んでなることが好ましい。本実施の形態に係るインク組成物は、前述のHLB値範囲を満たすグリコールエーテル類を含むことで、記録媒体種の影響をあまり受けずに濡れ性・浸透速度を制御することできる。これにより、種々の記録媒体、特にインク非吸収性又は低吸収性の記録媒体に対して濃淡ムラが少ない鮮明な画像を記録することができる。
HLB値=7+Σ[1]+Σ[2] ・・・・・(2)
(但し、[1]は親水基の基数を表し、[2]は疎水基の基数を表す。)
下記の表1に、代表的な親水基および疎水基の基数を例示する。
本実施の形態に係るインク組成物は、樹脂粒子としてポリマー粒子を含有する。インク組成物に樹脂粒子を含有させることにより、記録媒体上に耐擦性に優れた画像を形成することができる。特に塩化ビニルやポリプロピレン、ポリエチレン等のインク非吸収性又はインク低吸収性の記録媒体上に該樹脂粒子を含んでなるインク組成物を用いて記録する場合、後述するインクジェット記録方法における第2工程(乾燥工程)を経ることで、耐擦性に優れた画像が得られる。その理由は、後述するインクジェット記録方法における第2工程(乾燥工程)において、当該樹脂粒子がインクを固化させ、さらにインク固化物を記録媒体上に強固に定着させる作用を有するためであり、加熱によってこの作用をより高めることができるからである。
本実施の形態に係るインク組成物は、水を含んでなる。水は、前記インク組成物の主となる媒体であり、後述する第2工程(乾燥工程)において蒸発飛散する成分である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、顔料分散液およびこれを用いたインク組成物を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができるので好適である。
本実施の形態に係るインク組成物には、さらにその特性を向上させる観点から、以上に述べた構成成分の他に、必要に応じて浸透溶剤、保湿剤、防腐・防かび剤、酸化防止剤、pH調整剤、キレート化剤等を添加することができる。
また、本発明によるインク組成物は、上記成分に加えて、溶解助剤を含んでなることが好ましい。
これを含んだインク組成物は、特にポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなるフィルム系のインク非吸収性の記録媒体を用いた場合、インク組成物の小滴を付着させた際の濡れ拡がりが均一となって、ベタ画像においても濃淡ムラや滲みの少ない、くっきりとした鮮明な画像が得られるという特性を有する。
インク組成物のpHは、中性ないしアルカリ性であることが好ましく、7.0〜10.0の範囲内であることがより好ましい。pHが酸性であると、インク組成物の保存安定性および分散安定性が損なわれることがある。また、インクジェット記録装置内のインク流路に用いられている金属部品の腐食等の不具合が発生しやすくなる。pHは、前述したpH調整剤を用いて中性ないしアルカリ性に調整することができる。
本実施の形態に係るインク組成物は、前述した材料を任意な順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。ここで、色材は、あらかじめ水性媒体中に均一に分散させた状態に調製した上で混合した方が、取り扱いの簡便さ等から好ましい。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法は、記録媒体上に前述のインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する第1工程と、前記第1工程時又は前記第1工程後において前記記録媒体を加熱して前記記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる第2工程と、を含むことを特徴とする。以下、各工程について詳細に説明する。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法における第1の工程は、インクジェット記録方式で、記録媒体上に前述したインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する工程である。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法における第2の工程は、前記第1工程時および前記第1工程後の少なくとも一方において、記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる工程である。第2工程を組み込むことにより、記録媒体上に付着させた前記インク組成物中に含有される液媒体の一部又は全部が速やかに蒸発飛散して、前記インク組成物中に含まれる平均粒子径が200nm以上で、かつ熱変形温度が100℃未満の第1ポリマー粒子の皮膜が形成される。これにより、インク吸収層を有しないプラスチックフィルムのようなインク非吸収性の記録媒体上においても、濃淡ムラが少ない高画質な画像を短時間で得ることができるとともに、樹脂による皮膜が形成されることで記録媒体上にインク乾燥物が接着して画像が定着する。
記録媒体としては、所望に応じてどのようなものを用いてもよい。その中でも、本実施の形態に係るインクジェット記録方法では、普通紙の他インク非吸収性又は低吸収性の記録媒体を好適に用いることができる。なお、本明細書において「インク非吸収性及び低吸収性の記録媒体」とは、「ブリストー(Bristow)法において接触開始から30msec1/2までの水吸収量が10mL/m2以下である記録媒体」を示す。このブリストー法は、短時間での液体吸収量の測定方法として最も普及している方法であり、日本紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)でも採用されている。試験方法の詳細は「JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法2000年版」の規格No.51「紙及び板紙−液体吸収性試験方法−ブリストー法」に述べられている。
16−1.顔料分散液の調製
上記で調製された顔料分散液を用いて、表3〜5に示す材料組成にてブラック色の材料組成の異なるインク組成物を調製した。各インク組成物は、表3〜5に示す材料を容器中に入れ、マグネチックスターラーにて2時間混合撹拌した後、孔径10μmのメンブランフィルターにて濾過してゴミや粗大粒子等の不純物を除去することにより調製した。なお、表3〜5中の数値は、全て質量%を示し、イオン交換水はインク全量が100質量%となるように添加した。なお、界面活性剤種については表2に示した。
なお、表中、StAc−EMはスチレンアクリル共重合体樹脂エマルジョン、PGはプロピレングリコール、12BDは1,2−ブタンジオール、12PDは1,2−ペンタンジオール、12HDは1,2−ヘキサンジオール、3Me13BDは3−メチル−1,3−ブタンジオール、Glyはグリセリン、EHDGはジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、EHGはエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、BTGはトリエチレングリコールモノブチルエーテル、TEAはトリエタノールアミン、PVCはポリ塩化ビニル、PPはポリプロピレンを示す。
[評価1.記録物の濃淡ムラ評価]
記録媒体としてインク吸収性の上質紙(商品名「55PW8R」、リンテック株式会社製)、低吸収性の印刷本紙(商品名「PODグロスコート」、王子製紙株式会社製)、インク非吸収性のポリプロピレンフィルム(商品名「SY51M 2.6mil.PPWhite TC RP37 2.2mil.HIGH DENSITY WHITE」、UPM RAFLATA社製、以下「SY51M」と略記する)を使用した。また、インクジェット記録方式のプリンターとして、紙案内部に温度が可変できるヒーターを取り付けたインクジェットプリンター(製品名「PX−G930」、セイコーエプソン株式会社製、ノズル解像度:180dpi)を用いた。
A:duty80%以上でも濃淡ムラが認められなかった。
B:duty70%まで濃淡ムラが認められなかった。
C:duty60%まで濃淡ムラが認められなかった。
D:duty60%以下でも濃淡ムラが認められた。
表3〜5に示した各インク組成物を、各々サンプル瓶内に密封して60℃環境下にて2週間放置した。放置後のインクの粘度変化により、インク組成物の保存安定性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表3〜5に示す。
A:調製直後の粘度と比較して変化率が±5%未満。
B:調製直後の粘度と比較して変化率が±5%以上±10%未満。
C:調製直後の粘度と比較して変化率が±10%以上±20%未満。
D:調製直後の粘度と比較して変化率が±20%以上。
表3〜5に示した各インク組成物を、インクジェット記録方式のプリンターであるインクジェットプリンター(製品名「PX−G930」、セイコーエプソン株式会社製、ノズル解像度:180dpi)のヘッド内に充填した。充填後、ノズルチェックパターンを印刷して充填不良・ノズル目詰まりのないことを確認してから、プリンターヘッドのキャップを外した状態(すなわちヘッドノズル面が乾燥しやすい状態)にして、25℃/40〜60%RHの環境下で一週間放置した。放置後、必要に応じてクリーニング動作を行ってノズルチェックパターンを印刷してノズルの吐出状況を観察することで、インク組成物のインクジェットヘッドの目詰まり性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表3〜5に示す。
B:クリーニング動作が4回〜6回の範囲内で、全ノズルからインク組成物が正常吐出された。
C:クリーニング動作が7回〜10回の範囲内で、全ノズルからインク組成物が正常吐出された。
D:全ノズルからインク組成物が正常吐出されるまでにクリーニング動作が11回以上必要、あるいはクリーニング動作を11回以上行っても正常吐出されないノズルがあった。
評価1と同様にして、記録物を印字後、室温(25℃)環境下の実験室にて5時間放置した後で、記録面を学振型摩擦堅牢度試験機(製品名「AB−301」、テスター産業株式会社製)を用いて、荷重200g下、綿布にて10回擦ったときの記録面の剥がれ状態や綿布へのインク移り状態を確認することにより定着性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表3〜5に示す。
B:10回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた。
C:10回擦り終わる前にインク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた。
Claims (8)
- 少なくとも、色材と、水溶解性の異なる2種以上のポリシロキサン系界面活性剤と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内であるアルキルポリオール類と、を含んでなり、1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まず、インク非吸収性又は低吸収性の記録媒体に記録される、インク組成物。
- インク組成物中における、前記親油的ポリシロキサン系界面活性剤含有量/前記親水的ポリシロキサン系界面活性剤含有量の質量比が、1/20以上2/1以下である、請求項2に記載のインク組成物。
- インク組成物中における、前記親水的ポリシロキサン系界面活性剤含有量が前記親油的ポリシロキサン系界面活性剤の含有量よりも多い、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のインク組成物。
- デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類を含む、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のインク組成物。
- 前記アルキルポリオール類は、C4〜7の1,2−直鎖アルキルジオール類であり、
C4〜7の1,2−直鎖アルキルジオール類の質量/前記グリコールエーテルとの質量の関係は、1/1超過20/1以下である、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のインク組成物。 - 請求項1ないし6のいずれか一項に記載のインク組成物を記録する記録装置。
- 請求項7に記載のインクジェット記録方法によって記録が行われた、記録物。
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