JP5729547B2 - インク組成物及びインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
本発明に係るインク組成物の一態様は、
色材と、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内である側鎖を有するアルキルポリオール類と、を含んでなり、
1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まないことを特徴とする。
適用例1のインク組成物において、前記側鎖を有するアルキルポリオール類がアルキルジオール類であることができる。
適用例1又は適用例2のインク組成物において、前記側鎖を有するアルキルポリオール類の含有量が5質量%以上20質量%以下であることができる。
適用例1ないし適用例3のいずれか一例のインク組成物において、前記グリコールエーテル類中のアルキル基が分岐構造を有することができる。
適用例4のインク組成物において、前記アルキル基が2−エチルヘキシル基であることができる。
適用例1ないし適用例5のいずれか一例のインク組成物において、前記グリコールエーテル類の含有量が0.05質量%以上6質量%以下であることができる。
適用例1ないし適用例6のいずれか一例のインク組成物において、さらに炭素数が4〜8の範囲内である側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類を含むことができる。
適用例1ないし適用例7のいずれか一例のインク組成物において、さらにピロリドン誘導体を含むことができる。
本発明に係るインクジェット記録方法の一態様は、
被記録媒体上に適用例1ないし適用例8のいずれか一例のインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する第1工程と、
前記第1工程時又は前記第1工程後において前記被記録媒体を加熱して前記被記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる第2工程と、
を含むことを特徴とする。
適用例9のインクジェット記録方法において、
前記被記録媒体が、インク非吸収性又は低吸収性の被記録媒体であることができる。
本発明の一実施形態に係るインク組成物は、色材と、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内である側鎖を有するアルキルポリオール類と、を含んでなり、1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を実質的に含まないことを特徴とする。
本実施の形態に係るインク組成物は、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内であるグリコールエーテル類を含んでなる。本実施の形態に係るインク組成物は、前述のHLB値範囲を満たすグリコールエーテル類を含むことで、被記録媒体種の影響をあまり受けずに濡れ性・浸透速度を制御することできる。これにより、種々の被記録媒体、特にインク非吸収性又は低吸収性の被記録媒体に対して濃淡ムラが少ない鮮明な画像を記録することができる。
本実施の形態に係るインク組成物は、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内である側鎖を有するアルキルポリオール類を含んでなる。本実施の形態に係るインク組成物は、前述の沸点範囲を満たすアルキルポリオール類を含むことで、被記録媒体種の影響をあまり受けずに、インク組成物の濡れ性、浸透性、乾燥性を制御することできる。これにより、種々の被記録媒体、特にインク非吸収性又は低吸収性の被記録媒体に対して定着性に優れた画像を記録することができると共に、インクジェット記録用ヘッドのノズルの目詰まりを低減させることができる。
本実施の形態に係るインク組成物は、色材を含んでなる。色材としては、染料又は顔料が挙げられるが、耐水性、耐ガス性、耐光性等を有する観点から顔料であることが好ましい。
本実施の形態に係るインク組成物は、炭素数が4〜8(以下、「C4〜8」と略記することもある)の範囲内である側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類をさらに含んでもよい。C4〜8の側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類は、前述したグリコールエーテル類と相乗して、被記録媒体に対するインク組成物の濡れ性をさらに高めて均一に濡らす作用、及び浸透性をさらに高める効果を有する。そのため、インク組成物にC4〜8の側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類を含有させることで、さらにインクの濃淡ムラを低減させることができる。また、C4〜8の1,2−アルキルジオール類は、前述したグリコールエーテル類との相溶性に優れる。ここで「相溶する」とは、インク組成物を構成する各成分の中で、水を主溶媒としたインク組成において、前記グリコールエーテル類とC4〜8の側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類の混合物が完全に溶解するような、各材料とこれら各材料の比率との組み合わせを意味する。前記グリコールエーテル類との相溶性に優れるC4〜8の側鎖を有しない1,2−アルキルジオールをインク組成物中に含ませることで、インク組成物における前記グリコールエーテルの溶解性を高めることができ、インク保存安定性及び吐出安定性の向上を実現できる。また、インク組成中へ前記グリコールエーテル類の含有量を増量することが容易となるため、さらなる記録画像の品質の向上に寄与することを可能とする。
本実施の形態に係るインク組成物は、ピロリドン誘導体をさらに含んでもよい。これを含んだインク組成物は、特にポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなるフィルム系のインク非吸収性の被記録媒体を用いた場合、インク組成物の小滴を付着させた際の濡れ拡がりが均一となって、ベタ画像においても濃淡ムラや滲みの少ない、くっきりとした鮮明な画像が得られるという特性を有する。その理由は定かではないが、ピロリドン誘導体の分子骨格構造に含まれるピロリドン構造がフィルム系の被記録媒体に対する親和性が高いため、それを含むインク組成物においてもフィルムに対する濡れ性が向上するものと推察される。また、ピロリドン誘導体は前記グリコールエーテル類やアルキルポリオール類との相溶性にも優れているため、本実施の形態に係るインク組成物は優れた保存安定性及び吐出安定性の両立が可能となる。さらにピロリドン誘導体は乾燥後には皮膜成分として機能するため、記録された画像の耐擦性向上にも寄与する。
本実施の形態に係るインク組成物は、界面活性剤をさらに含んでもよい。インク組成物に界面活性剤を含有させることにより、被記録媒体上に均一に濡れ拡がる作用が付与される。これにより、濃淡ムラが少ない鮮明な画像を記録することが可能となる。
本実施の形態に係るインク組成物は、樹脂粒子をさらに含んでもよい。インク組成物に樹脂粒子を含有させることにより、被記録媒体上に耐擦性に優れた画像を形成することができる。特に塩化ビニルやポリプロピレン等のインク非吸収性又はインク低吸収性の被記録媒体上に該樹脂粒子を含んでなるインク組成物を用いて記録する場合、後述するインクジェット記録方法における第2工程(乾燥工程)を経ることで、さらに耐擦性に優れた画像が得られる。その理由は、後述するインクジェット記録方法における第2工程(乾燥工程)において、当該樹脂粒子がインクを固化させ、さらにインク固化物を被記録媒体上に強固に定着させる作用を有するためであり、加熱によってこの作用をより高めることができるからである。特に本実施の形態に係るインク組成物には、該樹脂粒子は微粒子状態(すなわち、エマルジョン状態又はサスペンジョン状態)で含有されていることが好ましい。樹脂粒子を微粒子状態で含有することにより、インク組成物の粘度をインクジェット記録方式において適正な範囲に調整しやすく、また保存安定性・吐出安定性を確保しやすい。
本実施の形態に係るインク組成物は、水を含んでなる。水は、前記インク組成物の主となる媒体であり、後述する第2工程(乾燥工程)において蒸発飛散する成分である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射又は過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、顔料分散液及びこれを用いたインク組成物を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができるので好適である。
本実施の形態に係るインク組成物には、さらにその特性を向上させる観点から、以上に述べた構成成分の他に、必要に応じて浸透溶剤、保湿剤、防腐・防かび剤、pH調整剤、キレート化剤等を添加することができる。
インク組成物のpHは、中性ないしアルカリ性であることが好ましく、7.0〜10.0の範囲内であることがより好ましい。pHが酸性であると、インク組成物の保存安定性及び分散安定性が損なわれることがある。また、インクジェット記録装置内のインク流路に用いられている金属部品の腐食等の不具合が発生しやすくなる。pHは、前述したpH調整剤を用いて中性ないしアルカリ性に調整することができる。
本実施の形態に係るインク組成物は、前述した材料を任意な順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。ここで、色材は、あらかじめ水性媒体中に均一に分散させた状態に調製した上で混合した方が、取り扱いの簡便さ等から好ましい。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法は、被記録媒体上に前述のインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する第1工程と、前記第1工程時又は前記第1工程後において前記被記録媒体を加熱して前記被記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる第2工程と、を含むことを特徴とする。以下、各工程について詳細に説明する。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法における第1の工程は、インクジェット記録方式で、被記録媒体上に前述したインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する工程である。
本実施の形態に係るインクジェット記録方法における第2の工程は、前記第1工程時及び前記第1工程後の少なくとも一方において、被記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる工程である。第2工程を組み込むことにより、被記録媒体上に付着させた前記インク組成物中に含有される液媒体(具体的には、水、グリコールエーテル類、アルキルポリオール類、C4〜8の1,2−アルキルジオール類)が速やかに蒸発飛散して、前記インク組成物中に好ましく用いられるピロリドン誘導体及び/又はポリマー粒子の皮膜が形成される。これにより、インク吸収層を有しないプラスチックフィルムのようなインク非吸収性の被記録媒体上においても、濃淡ムラが少ない高画質な画像を短時間で得ることができる。また、前記インク組成物中に好ましく用いられるピロリドン誘導体及び/又はポリマー粒子の皮膜を形成させることで被記録媒体上にインク乾燥物が接着するため画像が定着する。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
3.1.1.顔料分散液の調製
本実施例で使用するインク組成物は、色材として水不溶性の顔料(カーボンブラック:C.I.ピグメントブラック7)を使用した。顔料をインク組成物に添加する際には、あらかじめ該顔料を樹脂分散剤で分散させた顔料分散液を用いた。
上記の「3.1.1.顔料分散液の調製」で調製された顔料分散液を用いて、表2〜3に示す材料組成にてブラック色の材料組成の異なるインク組成物を調製した。各インク組成物は、表2に示す材料を容器中に入れ、マグネチックスターラーにて2時間混合撹拌した後、孔径5μmのメンブランフィルターにて濾過してゴミや粗大粒子等の不純物を除去することにより調製した。なお、表2〜3中の数値は、全て質量%を示し、イオン交換水はインク全量が100質量%となるように添加した。また、表3に示した比較例6のインク組成物は、特開2008−101192号公報に記載されているインク組成例に準じて作製した。
・BYK−348(ビックケミー・ジャパン株式会社製、シリコーン系界面活性剤)
・サーフィノールDF110D(日信化学株式会社製、アセチレングリコール系界面活性剤)
・FS−300(DuPONT社製、フッ素系界面活性剤)
・Joncryl1535(BASFジャパン株式会社製、スチレン−アクリル系エマルジョン(Tg:50℃、41%分散液))
・AQUACER515(ビックケミー・ジャパン株式会社製、ポリエチレンワックスエマルジョン(35%分散液))
3.2.1.インク組成物の保存安定性
表2〜3に示した各インク組成物を、各々サンプル瓶内に密封して60℃環境下にて2週間放置した。放置後のインクの粘度変化、及びインク成分の分離・沈降・凝集状況を観察することにより、インク組成物の保存安定性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表4に示す。
A:調製直後の粘度と比較して変化率が±5%未満
B:調製直後の粘度と比較して変化率が±5%以上±10%未満
C:調製直後の粘度と比較して変化率が±10%以上±20%未満
D:調製直後の粘度と比較して変化率が±20%以上
A:インク成分の分離・沈降・凝集が無い
B:インク成分の分離・沈降・凝集のうちのいずれかがわずかに見られる
C:インク成分の分離・沈降・凝集のうちのいずれかが明確に見られる
D:インク成分の分離・沈降・凝集のうちのいずれかが著しい
表2〜3に示した各インク組成物を、インクジェット記録方式のプリンターであるインクジェットプリンター(製品名「PX−G930」、セイコーエプソン株式会社製、ノズル解像度:180dpi)のヘッド内に充填した。充填後、ノズルチェックパターンを印刷して充填不良・ノズル目詰まりのないことを確認してから、プリンターヘッドのキャップを外した状態(すなわちヘッドノズル面が乾燥しやすい状態)にして、25℃/40〜60%RHの環境下で一週間放置した。放置後、必要に応じてクリーニング動作を行ってノズルチェックパターンを印刷してノズルの吐出状況を観察することで、インク組成物のインクジェットヘッドの目詰まり性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表5に示す。
A:クリーニング動作が3回以内で、全ノズルからインク組成物が正常吐出された
B:クリーニング動作が4回〜6回の範囲内で、全ノズルからインク組成物が正常吐出された
C:クリーニング動作が7回〜10回の範囲内で、全ノズルからインク組成物が正常吐出された
D:全ノズルからインク組成物が正常吐出されるまでにクリーニング動作が11回以上必要、あるいはクリーニング動作を11回以上行っても正常吐出されないノズルがあった
被記録媒体としてインク低吸収性の印刷本紙(商品名「PODグロスコート」、王子製紙株式会社製)、インク非吸収性のポリプロピレンフィルム(商品名「SY51M 2.6mil.PPWhite TC RP37 2.2mil.HIGH DENSITY WHITE」、UPM RAFLATA社製、以下「SY51M」と略記する)を使用した。また、インクジェット記録方式のプリンターとして、紙案内部に温度が可変できるヒーターを取り付けたインクジェットプリンター(製品名「PX−G930」、セイコーエプソン株式会社製、ノズル解像度:180dpi)を用いた。
A:duty80%以上でも濃淡ムラが認められなかった
B:duty70%まで濃淡ムラが認められなかった
C:duty60%まで濃淡ムラが認められなかった
D:duty60%以下でも濃淡ムラが認められた
まず、前記「3.2.3.記録物の濃淡ムラ評価」の場合と全く同様にして、各種被記録媒体上に画像を記録した。その後、室温(25℃)環境下の実験室にて5時間放置した記録物の記録面を学振型摩擦堅牢度試験機(製品名「AB−301」、テスター産業株式会社製)を用いて、荷重200g下、綿布にて10回擦ったときの記録面の剥がれ状態や綿布へのインク移り状態を確認することにより耐擦性を評価した。その評価基準を以下に示すと共に、その評価結果を表8及び表9に示す。なお、表8は被記録媒体として印刷本紙(PODグロスコート)を使用した場合の評価結果を示すものであり、表9は被記録媒体としてポリプロピレンフィルム(SY51M)を使用した場合の評価結果を示すものである。
A:10回擦ってもインク剥がれ・綿布へのインク移りが認められなかった
B:10回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りがわずかに認められた
C:10回擦った後インク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた
D:10回擦り終わる前にインク剥がれ又は綿布へのインク移りが認められた
Claims (9)
- 色材と、デービス法により算出されたHLB値が4.2〜8.0の範囲内である分岐アルキル基を有するグリコールエーテル類を0.05質量%以上6質量%以下と、1気圧下での沸点が180〜230℃の範囲内である側鎖を有するアルキルポリオール類と、を含んでなり、
1気圧下での沸点が280℃以上のアルキルポリオール類を1.0質量%以上含まないことを特徴とする、インク組成物。 - 前記側鎖を有するアルキルポリオール類がアルキルジオール類である、請求項1に記載のインク組成物。
- 前記側鎖を有するアルキルポリオール類の含有量が5質量%以上20質量%以下である、請求項1又は請求項2に記載のインク組成物。
- 前記グリコールエーテル類の分岐アルキル基が2−エチルヘキシル基である、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のインク組成物。
- 前記分岐アルキル基を有するグリコールエーテル類が、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールモノイソヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノイソヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノイソヘキシルエーテル、エチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、トリエチレングリコールモノイソヘプチルエーテル、エチレングリコールモノイソオクチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソオクチルエーテル、トリエチレングリコールモノイソオクチルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ−2−エチルペンチルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルペンチルエーテル、エチレングリコールモノ−2−メチルペンチルエーテル、及びジエチレングリコールモノ−2−メチルペンチルエーテルよりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1ないし請求項3のいずれ
か一項に記載のインク組成物。 - さらに炭素数が4〜8の範囲内である側鎖を有しない1,2−アルキルジオール類を含む、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のインク組成物。
- さらにピロリドン誘導体を含む、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のインク組成物。
- 被記録媒体上に請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のインク組成物の液滴を吐出して画像を形成する第1工程と、
前記第1工程時又は前記第1工程後において前記被記録媒体を加熱して前記被記録媒体上の前記インク組成物を乾燥させる第2工程と、
を含む、インクジェット記録方法。 - 前記被記録媒体が、インク非吸収性又は低吸収性の被記録媒体である、請求項8に記載のインクジェット記録方法。
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