JP2016035980A - レーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ励起光源に用いられるフラッシュランプに対するトリガ機構や冷却機構について、装置性能、信頼性、安全性を保ちつつ簡易化と低コスト化を実現する。【解決手段】このYAGレーザ加工装置は、チャンバ10、レーザ発振部12、レーザ励起部14、シマー回路15、トリガ電極16、トリガ回路18および制御部20を有している。トリガ電極16は、物理的にはチャンバ10の外近傍に配置され、電気的にはトリガ回路18の出力端子に接続され、チャンバ10との間にコンデンサCAを形成している。トリガ回路18より高電圧のトリガパルスTPがトリガ電極16に印加されると、トリガパルスTPの電圧がトリガ電極16、チャンバ10および楕円反射鏡筒25を介してフラッシュランプ28に印加され、フラッシュランプ28がそれまでの待機状態から点灯状態に移行する(つまりランプ点灯を開始する)。【選択図】図1

Description

本発明は、フラッシュランプの発する励起光を固体レーザ媒体に照射してレーザ発振を行うレーザ装置に関する。
一般に、固体のレーザロッドをレーザ媒体に使用し、フラッシュランプを励起光源に用いるレーザ装置(たとえばYAGレーザ)は、チャンバの中にレーザロッド(YAGロッド)とフラッシュランプとを並置し、フラッシュランプより発せられる励起光をレーザロッドの側面または周面に照射し、励起光のエネルギーで励起またはポンピングされたレーザロッドの両端面から出る所定波長の光を全反射ミラーと部分反射(出力)ミラーとの間で共振増幅して、出力ミラーよりレーザ光を取り出すようにしている。
この種のフラッシュランプは、直管形のガラス管の両端部に一対の電極(つまり陽極および陰極)を対向配置するとともに、発光の基となる希ガス(一般にキセノンガス)を封入している。そして、ランプの点灯を開始するときは、たとえばパルストランス等により構成される高電圧パルス発生回路より、ランプの陽極と陰極間に高電圧パルスを印加するか、あるいはランプの中または外近傍に配置されているトリガ電極に高電圧パルスを印加して、ガラス管に封入されているガスの絶縁を破壊する。こうしてガラス管内でガスの絶縁が破壊されると、主点灯回路から駆動電流がランプに供給されるようになり、ガスの放電または発光が継続する。ランプの点灯開始をよくするために、待機(レーザ未発振)中のランプに微弱な予備放電電流を流しておくシマー回路もよく用いられている。
上記のような各種フラッシュランプ点灯開始方式の中で、陽極と陰極間にパルス電圧を印加する方式は、ガスの絶縁破壊に必要な電圧パルスの電圧値が非常に高いため、大規模で高価な高電圧パルス発生回路を必要とするだけでなく、主点灯回路やシマー回路等も高電圧に耐えられるようにする必要がある。また、フラッシュランプ内でアーク柱が長くなったり、ガス圧が高くなったりすると、ランプの点灯性能が悪化するおそれがある。このため、アーク柱の長さ、ガス圧、トリガ電圧等を頻繁に調整しなければならない。
一方、ランプの中にトリガ電極を設けて、このトリガ電極に高電圧パルスを印加する内部トリガ方式も、高価なフラッシュランプを必要とする。
その点、ランプの外近傍にトリガ電極を配置して、このトリガ電極に高電圧パルスを印加する外部トリガ方式は、フラッシュランプやランプ周辺回路(高電圧パルス発生回路、主点灯回路等)が低コストのもので済むため、最も多く用いられている。
特開平7−183596号公報
通常、上記のような固体レーザ装置は、レーザの発振効率を高めるために、チャンバに冷却水を供給し、チャンバ内でフラッシュランプおよびレーザロッドを冷却水に晒すようにしている。この場合、従来の外部トリガ方式は、チャンバ内でトリガ電極も冷却水に晒されるので、トリガ電極からの漏電を防止するために、冷却水に絶縁性の高い純水を使用し、チャンバの材質に樹脂等の絶縁体を用いている。このため、チャンバに冷却水を供給する冷却装置は、水道水または工業用水から純水を得るために高価なイオン交換樹脂を備える必要がある。また、樹脂製のチャンバは、フラッシュランプおよびレーザロッドを安定に保持し、かつ冷却水の水漏れを防止するための加工が非常に難しく、製作コストが金属製のチャンバよりも高くついている。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するものであり、レーザ発振部周りの機構について、特にレーザ励起光源に用いられるフラッシュランプに対するトリガ機構や冷却機構について、装置性能、信頼性、安全性を保ちつつ簡易化と低コスト化を実現するレーザ装置を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明のレーザ装置は、固体レーザ媒体を有する光共振器と、前記固体レーザ媒体に励起光を照射するための外部トリガ方式のフラッシュランプを有する励起部と、前記固体レーザ媒体と前記フラッシュランプとを対置して収容する導電性のチャンバと、前記チャンバの外に配置され、前記チャンバとの間にコンデンサを形成するトリガ電極と、前記フラッシュランプの点灯を開始するために前記トリガ電極に高電圧のパルスを印加するトリガ回路とを有する。
上記の装置構成においては、トリガ回路より出力された高電圧のパルスは、トリガ電極およびチャンバを介してフラッシュランプに管壁の外から印加される。ここで、トリガ電極とチャンバとはコンデンサによって容量結合されている。高電圧のパルスがフラッシュランプに管壁の外から印加されると、ランプ内ではカソード電極付近でキセノンガスの絶縁が破壊され、ガス分子が電離する。そうすると、ガス分子の電離から発生した電子がアノード電極に向かいながらガス分子と衝突して次々と電離または励起を拡大させ、電子の雪崩現象が起きて放電が開始し、フラッシュランプが点灯する。フラッシュランプより発せられた励起光は固体レーザ媒体を励起し、励起された固体レーザ媒体より所定の光軸方向に出た一定波長の光が光共振器の中で反射を繰り返して増幅されたのちレーザ光として出力される。
本発明の好適な一態様においては、トリガ電極とチャンバとの間に誘電体が挟まれる。好ましくは、チャンバを載せて支持するための絶縁性のベースの上面とチャンバの底面との間にトリガ電極および誘電体を挿入する。このようにトリガ電極とチャンバとの間に誘電体を挟むことにより、上記コンデンサの静電容量を著しく増大させて、高電圧パルスの電圧降下を小さくし(つまり、フラッシュランプに外から印加される分の電圧を大きくし)、放電性能を向上させることができる。
別の好適な一態様において、トリガ電極は、面状の板またはシートの形体を有し、チャンバの下面の1/2以上の面積を有する。また、誘電体は、面状の板、シートまたは薄膜の形体を有し、チャンバの下面の1/2以上の面積を有する。
別の好適な一態様においては、チャンバ内で固体レーザ媒体およびフラッシュランプが冷却水に晒される。本発明においては、固体レーザ媒体およびフラッシュランプを冷却水に晒して収容するチャンバの中にトリガ電極を設けずに、フラッシュランプを外部トリガ方式により点灯させることができるので、チャンバ内の漏電を解消することができる。このことにより、イオン交換樹脂を通さない水道水または工業用水を冷却水に使用することができる。
別の好適な一態様においては、トリガ電極が誘電体の中に封入される。この構成によれば、メンテナンス等でチャンバの周囲に冷却水がこぼれても、トリガ電極を冷却から保護し、トリガ電極周りの漏電を防止することができる。
本発明のレーザ装置によれば、上記のような構成を有することにより、レーザ発振部周りの機構について、特にレーザ励起光源に用いられるフラッシュランプ用のトリガ機構や冷却機構について、装置性能、信頼性、安全性を保ちつつ簡易化と低コスト化を実現することができる。
本発明の一実施形態におけるYAGレーザ加工装置の全体の構成を示すブロック図である。 上記YAGレーザ加工装置における要部(チャンバ周り)の構成を示す正面から見た一部切り欠き縦断面図である。 上記YAGレーザ加工装置における要部(チャンバ周り)の構成を示す側面から見た縦断面図である。 実施形態におけるチャンバ周りの構成の一変形例を示す縦断面図である。
以下、添付図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。

[装置全体の構成]
図1に、本発明の一実施形態におけるYAGレーザ加工装置の全体の構成を示す。このYAGレーザ加工装置は、主な構成要素として、チャンバ10、レーザ発振部12、レーザ励起部14、シマー回路15、トリガ電極16、トリガ回路18および制御部20を有しており、レーザ加工用のパルスレーザ光LBを単発または所定の繰り返し周波数で発振出力するように構成されている。
レーザ発振部12は、YAGロッド22と、このYAGロッド22を挟んでロッド軸方向で対向配置される一対のミラーつまり全反射ミラー24および部分反射(出力)ミラー26とを有している。ここで、全反射ミラー24と出力ミラー26は光共振器を構成している。レーザ励起部14は、YAGロッド22に励起光を照射するためのフラッシュランプ28と、このフラッシュランプ28にランプ点灯または発光用の駆動電流を供給するための主点灯回路またはレーザ電源回路30とを有している。
チャンバ10は、導体からなる分解可能かつ密閉可能な容器として構成されており、レーザ発振部12のYAGロッド22とレーザ励起部14のフラッシュランプ28とを並置して収容している。この実施形態では、チャンバ10の中に、YAGロッド22およびフラッシュランプ28を取り囲み、フラッシュランプ28から放射された光(励起光)を内壁面で反射する導体たとえば銅製の楕円反射鏡筒25が設けられている。この場合、YAGロッド22およびフラッシュランプ28は、楕円反射鏡筒25内の一対の楕円焦点軸上にそれぞれ配置される。楕円反射鏡筒25は、チャンバ10に対して、好ましくは近接しており、さらに好ましくは物理的かつ電気的に接続または結合されている。このように楕円反射鏡筒25とチャンバ10が接続または結合されていることにより、帯電部分とランプの距離が短くなるので、ランプの点灯が容易になる。チャンバ10には冷却装置32より配管34を介して一定温度の冷却水が循環供給され、チャンバ10の中でYAGロッド22およびフラッシュランプ28は冷却水に晒されるようになっている。この実施形態では、冷却装置32はイオン交換樹脂を備えてはおらず、水道水または工業用水をそのまま冷却水に用いている。
主点灯回路30は、フラッシュランプ28を点灯駆動するための電力を蓄積するコンデンサ36と、たとえば単相交流電源38からの商用交流を直流に変換してコンデンサ36を所定の電圧に充電する充電回路40と、コンデンサ36とフラッシュランプ28との間に接続されたスイッチング素子たとえばトランジスタ42と、このトランジスタ42をスイッチング駆動する駆動回路44とを有している。
フラッシュランプ28が主点灯回路30よりパルス波形のランプ駆動電流IRの供給を受けてパルス点灯すると、フラッシュランプ28の発する光のエネルギーでYAGロッド22が励起され、YAGロッド22の両端面より軸方向に出た一定波長の光が光共振器ミラー24,26の間で反射を繰り返して増幅されたのちパルスレーザ光LBとして出力ミラー26を抜け出る。出力ミラー26より抜け出たパルスレーザ光LBは、適当なレーザ伝送系(図示せず)を介してレーザ加工部(図示せず)へ送られ、そこで被加工物(図示せず)に照射される。
シマー回路15は、本装置に電源が入っていて、パルスレーザ光LBが発振出力されていない間の待機中にフラッシュランプ28に予備放電用のシマー電流Isを供給するように構成されている。
トリガ電極16は、物理的にはチャンバ10の外近傍に配置され、電気的にはトリガ回路18の出力端子に接続され、チャンバ10との間にコンデンサCAを形成している。トリガ回路18より高電圧のトリガパルスTPがトリガ電極16に印加されると、トリガパルスTPの電圧がトリガ電極16、チャンバ10および楕円反射鏡筒25を介してフラッシュランプ28に印加され、フラッシュランプ28がそれまでの待機状態から点灯状態に移行する(つまりランプ点灯を開始する)ようになっている。トリガ回路18は、たとえばパルストランス等の昇圧回路を有し、10kV以上の尖頭値を有する高電圧のトリガパルスTPを出力するように構成されている。
このような外部トリガ方式によるフラッシュランプ28の点灯開始を安定確実に行うためには、トリガ電極16とチャンバ10との間に形成されるコンデンサCAの静電容量を可及的に大きくすることが望ましい。本実施形態では、後述するように、レーザ発振部またはチャンバ10周りの分解または組立ておよびメンテナンス性に支障を来たさない範囲でトリガ電極16とチャンバ10との対向面積を可及的に大きくするとともに、両者(10,16)の間に誘電体17を挿入することにより、該コンデンサCAの静電容量を可及的に大きくする工夫をしている。
主制御部20は、CPU(マイクロコンピュータ)を含んでおり、プログラムメモリに格納している各種プログラム(ソフトウェア)にしたがって装置各部の動作、特にシマー回路15、トリガ回路18、主放電回路30(充電回路40、駆動回路44)、冷却装置32等の動作および装置全体のシーケンスを制御し、タッチパネルやディスプレイ等を含む操作盤(図示せず)を介してユーザ(作業員、保守員等)と情報(設定値、モニタ情報等)をやりとりする。

[実施形態におけるチャンバ回りの構成]
以下に、図2および図3につき、このYAGレーザ加工装置における要部の構成、特にチャンバ10回りの構成を説明する。図2は正面から見たチャンバ10回りの一部切り欠き縦断面図、図3は側面から見たチャンバ10回りの縦断面図である。
チャンバ10は、厚板状の絶縁体からなる台座(ベース)50の上に複数のボルト52で固定される上面の開口した下部チャンバ部材10Lと、この下部チャンバ部材10Lの上に被さるようにして着脱可能に取り付けられる下面の開口した上部チャンバ部材10Uとで構成される。本実施形態において、下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uは、導体であるステンレスからなり、図3に示すように、それぞれの開口部およびフランジ部54L,54Uを上下に突き合わせ、Oリング56を介して液密かつ分解可能に結合される。
なお、下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uは、ステンレス以外の導体、たとえばアルミニウム、銅、真鍮等の金属を用いて形成することができる。また、樹脂の表面に金属メッキを施すことで形成することもできる。
図3において、下部チャンバ部材10Lの内側には、コ字状の下部保持部材58Lを介して下部半楕円反射鏡筒部材25Lが固定され、この下部半楕円反射鏡筒部材25Lの内側にYAGロッド22が取り付けられる。一方、上部チャンバ部材10Uの内側には、コ字状の上部保持部材58Uを介して上部半楕円反射鏡筒部材25Uが固定され、この上部半楕円反射鏡筒部材25Uの内側の所定位置にフラッシュランプ28が取り付けられる。下部半楕円反射鏡筒部材25Lおよび上部半楕円反射鏡筒部材25Uは、上下一体に合わさって断面楕円形の楕円反射鏡筒25を形成する。この楕円反射鏡筒25内の長手方向に延びる一対の楕円焦点軸上に、YAGロッド22およびフラッシュランプ28がそれぞれ配置される。
下部保持部材58Lおよび上部保持部材58Uは、たとえばステンレスまたはアルミニウム等の導体で構成されている。下部楕円反射鏡筒部材25Lおよび上部楕円反射鏡筒部材25Uは、内壁面が金メッキされた導体板たとえば銅板で構成されている。図示の構成例における下部楕円反射鏡筒部材25Lおよび上部楕円反射鏡筒部材25Uは、下部保持部材58Lおよび上部保持部材58Uを介して下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uにそれぞれ電気的に接続されている。
チャンバ10の中で、下部チャンバ部材10Lの開口部と上部チャンバ部材10Uの開口部とはガラス板60で仕切られている。このガラス板60により、下部チャンバ部材10Lの内側でYAGロッド22の周囲に冷却水を流す冷却水通路と、上部チャンバ部材10Uの内側でフラッシュランプ28の周囲に冷却水を流す冷却水通路とが分離される。また、フラッシュランプ28の交換やメンテナンス等の際に万が一フラッシュランプ28のガラス管が壊れても、ガラスの破片がガラス板60の上に留まり、YAGロッド22側には及ばないようになっている。
下部チャンバ部材10Lの下面は平坦面に形成されている。台座50と下部チャンバ部材10Lとの間には、トリガ電極16と誘電体17が重なって挿入されている。トリガ電極16は、面状の板またはシートの形体を有する導体からなり、台座50の上面に載置または貼付され、台座50を貫通する導体65を介してトリガ回路18(図1)に接続されている。誘電体17は、面状の板、シートまたは薄膜の形体を有する任意の絶縁体であり、たとえばPC(ポリカーボネート)からなり、トリガ電極16の上面に載置または貼付され、下部チャンバ部材10Lの下面に密着している。なお、誘電体17としては、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PPS(ポリフェニレンスルファイド)、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、またはポリイミドといった絶縁性を有する材料を用いることもできる。
図示の構成例では、誘電体17を挟んでトリガ電極16と下部チャンバ部材10Lの下面との間に上記コンデンサCAが形成される。このコンデンサCAに十分大きな静電容量を持たせるためには、トリガ電極16および誘電体17の面積が下部チャンバ部材10Lの下面の面積の1/2以上であるのが好ましく、図3に示すようにトリガ電極16および誘電体17が下部チャンバ部材10Lの外(横)にはみ出る構成も好ましい。なお、フラッシュランプ28の点灯性を重視すれば、トリガ電極16を金属フィルムのような可撓性の材料で構成し、誘電体17を間に介して、上部チャンバ10Uと下部チャンバ10Lを含むチャンバ10全体を覆う構成とすることが望ましい。しかしながら、メンテナンス性、安全性、コスト等を考慮して、本実施形態のように、チャンバ10のひとつの面に対して、できるだけ面積の広いトリガ電極16を近接させることが実用的に最も望ましい構成である。
また、トリガ電極16と下部チャンバ部材10Lとの間のギャップ間隔つまり絶縁体17の厚さも物理的強度に支障が生じない限りで小さい(薄い)ほど好ましく、たとえば〜2mmの厚さに選ばれる。
図2において、フラッシュランプ28は、たとえばキセノンフラッシュランプであり、たとえば内径10mmの石英ガラス製直管(ガラス管)の両端部に円柱形状のカソード電極66およびアノード電極68(図1に図示、図2では図示省略)を配置し、キセノンガスを封入している。カソード電極66およびアノード電極68は、フラッシュランプ28の両端から軸方向外側に延びる絶縁被覆電線70,72にそれぞれ電気的に接続されている。絶縁被覆電線70,72の端には、着脱可能な接続端子を構成する舌部74,76がそれぞれ取り付けられている。
フラッシュランプ28は、上部チャンバ部材10Uの両端にボルト78により着脱可能に取り付けられるランプ押え80にその両端部をOリング82を介して保持される。
YAGロッド22はたとえば直径8mmの丸棒の形体を有し、その両端部が筒状のレーザロッドホルダ84に保持される。そして、レーザロッドホルダ84は、下部チャンバ部材10Lの両端にボルト86により着脱可能に取り付けられるロッド押え88にOリング90を介して保持される。
下部楕円反射鏡筒部材25Lおよび上部楕円反射鏡筒部材25Uは、両端部にて下部保持部材58Lおよび上部保持部材58Uにそれぞれ保持され、ボルト92,94により下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uに固定される。
下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uには、下部楕円反射鏡筒部材25Lおよび上部楕円反射鏡筒部材25U内の冷却水通路をチャンバ10の外の配管34(図1)に接続するための流路96が機械加工により形成されている。この流路96の出口付近にはメッシュフィルタ98が設けられる。上部チャンバ部材10Uの上面には、流路96から気泡を抜くためのキャップ100が取り付けられる。
この実施形態では、下部チャンバ部材10Lおよび上部チャンバ部材10Uの材質がステンレスまたはアルミニウム等の金属であるため、チャンバ10内に液密な流路74を形成する機械加工や、下部保持部材58L、上部保持部材58U、レーザロッドホルダ52等の部品加工、取付け、組立て等を簡単かつ高精度に行うことができる。

[実施形態におけるトリガ機構の作用]
以下に、この実施形態のYAGレーザ加工装置においてフラッシュランプ28の点灯を開始するためのトリガ機構の作用を詳細に説明する。
制御部20は、パルスレーザ光LBを発振出力しない期間中は、主点灯回路30をオフ状態に保ち、シマー回路15を通じてフラッシュランプ28に予備放電用のシマー電流Isを流し続ける。そして、パルスレーザ光LBを発振出力する時に、トリガ回路18に所定の尖頭値を有する高電圧のトリガパルスTPを出力させる。
トリガ回路18より出力されたトリガパルスTPは、トリガ電極16、誘電体17、チャンバ10、保持部材58L,58U、楕円反射鏡筒25および冷却水を介してフラッシュランプ28に管壁の外から印加される。ここで、チャンバ10、保持部材58L,58Uおよび楕円反射鏡筒25は互いに電気的に接続され同電位であり、トリガ電極16とチャンバ10(下部チャンバ部材10L)とはコンデンサCAによって容量結合されている。上記のように、コンデンサCAの静電容量が非常に大きいので、トリガパルスTPのコンデンサCAにおける電圧降下は小さい。このため、トリガパルスTPの電圧の大部分が楕円反射鏡筒25とカソード電極66との間に印加される。
楕円反射鏡筒25とカソード電極66との間には冷却水とランプ内部のガスが介在している。ここで、冷却水の比誘電率は80以上であり、大気中の比誘電率(1)に比して格段に大きい。つまり、冷却水の中でフラッシュランプ28の外近傍に楕円反射鏡筒25を配置する場合は、大気中でフラッシュランプ28の外近傍に楕円反射鏡筒25を配置する場合に置き換えると両者間のギャップ間隔を1/80以下に短縮する効果(フラッシュランプ28の管壁に楕円反射鏡筒25を殆ど接触させるのに等しい効果)が得られる。したがって、大気中でフラッシュランプ28の点灯を開始させる一般の外部トリガ方式と同等にトリガパルスTPの電圧をフラッシュランプ28内のガスに印加することができる。
これにより、ランプ28内ではカソード電極66付近でキセノンガスの絶縁が破壊され、ガス分子が電離する。そうすると、ガス分子の電離から発生した電子がアノード電極68に向かいながらガス分子と衝突して次々と電離または励起を拡大させ、電子の雪崩現象が起きて放電が開始する。さらにシマー回路15からのシマー電流により、グロー放電を継続させる。
なお、本発明者は、この実施形態のYAGレーザ加工装置において、トリガパルスTPの電圧(尖頭値)として従来の一般的な値である16kV,17.4kV、19.4kV、21.8kV、22.2kV、24.2kVの各場合を選定してフラッシュランプ28の点灯具合を検査したところ、いずれの場合にもフラッシュランプ28が安定確実に点灯することを確認した。
制御部20は、上記のようにトリガ回路18にトリガパルスTPを出力させてフラッシュランプ28の放電を開始するのにタイミングを合わせて、主放電回路30の駆動回路44を制御してスイッチング素子42をオンさせる。これにより、主放電回路30よりフラッシュランプ28にパルス波形の主電流つまりランプ励起電流IRが供給され、フラッシュランプ28より同じパルス波形の励起光が発生される。フラッシュランプ28より発せられた励起光は、楕円反射鏡筒25の内壁で反射したり、ガラス板60を透過して、YAGロッド22の側面に入射し、YAGロッド22を励起する。そして、上記のように、励起されたYAGロッド22の両端面より軸方向に出た一定波長の光が光共振器ミラー24,26(図1)の間で反射を繰り返して増幅されたのちパルスレーザ光LBとして出力ミラー26を抜け出る。
上記のように、この実施形態のYAGレーザ加工装置においては、YAGロッド22およびフラッシュランプ28を冷却水に晒して収容するチャンバ10の中にトリガ電極を設けずに、フラッシュランプ28を外部トリガ方式により点灯させることができるので、チャンバ10内部におけるトリガ電極からの漏電を根本的に解消することができる。したがって、冷却装置32は、純水を生成するための高価なイオン交換樹脂を備える必要はなく、水道水または工業用水をそのままチャンバ10に供給することができる。また、チャンバ10の材質にステンレスやアルミニウム等の金属(導体)を使えるので、チャンバ10の機械加工や付属部品の加工、取付け、組立て等を簡単かつ高精度に行える。このことにより、フラッシュランプ28に対するトリガ機構や冷却機構について、装置性能、信頼性、安全性を保ちつつ簡易化と低コスト化を実現することができる。
さらに、この実施形態では、トリガ電極16を絶縁性の台座50とこの上に固定される下部チャンバ部材10Lとの間に配置するので、トリガ電極16とチャンバ10との間に静電容量の十分に大きなコンデンサCAを得ることができるだけでなく、チャンバ10の内部または周りの部品交換やメンテナンスの際にトリガ電極16が邪魔になることは全くない。このことも、実用上の大なる利点である。

[他の実施形態または変形例]
上記実施形態では、フラッシュランプ28の発する励起光をYAGロッド22に向けて反射させる楕円反射鏡筒25をチャンバ10の内側に設けた。この場合は、上記のように楕円反射鏡筒25がトリガパルスTPをフラッシュランプ28に管壁の外から印加する外部トリガ方式において終端トリガ電極の機能を兼ねる。しかし、楕円反射鏡筒25を省くことも可能である。その場合は、チャンバ10(たとえば上部チャンバ部材10U)がフラッシュランプ28の外近傍に位置して終端トリガ電極として機能するように、フラッシュランプ28をチャンバ10の内壁に近接して配置すればよい。
図4に示すように、チャンバ10周りの構成の一変形例として、トリガ電極16の上面および下面を絶縁性の台座50および板状誘電体17で覆うだけでなく、トリガ電極16の全側面も絶縁体102で囲む構成を採ることができる。このようにトリガ電極16を絶縁体で密封することで、メンテナンス等でチャンバ10の周囲に冷却水がこぼれても、トリガ電極16を冷却水との接触ないし漏電から保護することができる。
また、取り扱いは上記実施形態よりも不便になるが、トリガ電極16をチャンバ10の下面以外の任意の面に対向させて配置する構成も可能である。その場合も、トリガ電極16とチャンバ10の対向面との間に誘電体を介在させる構成が好ましい。
本発明は、上記実施形態におけるようなYAGレーザ加工装置の他にも任意の固体レーザ装置に適用可能である。
10 チャンバ
10U 上部チャンバ部材
10L 下部チャンバ部材
12 レーザ発振部
14 レーザ励起部
16 トリガ電極
17 誘電体
18 トリガ回路
20 制御部
22 YAGロッド(レーザロッド)
24 全反射ミラー
25 楕円反射鏡筒
25U 上部半楕円反射鏡筒部材
25L 下部半楕円反射鏡筒部材
26 部分反射(出力)ミラー
28 フラッシュランプ
30 主点灯回路(レーザ電源回路)
32 冷却装置
50 台座

Claims (12)

  1. 固体レーザ媒体を有するレーザ発振部と、
    前記固体レーザ媒体に励起光を照射するための外部トリガ方式のフラッシュランプを有する励起部と、
    前記固体レーザ媒体と前記フラッシュランプとを並べて収容する導電性のチャンバと、
    前記チャンバの外に配置され、前記チャンバとの間にコンデンサを形成するトリガ電極と、
    前記フラッシュランプの点灯を開始するために前記トリガ電極に高電圧のパルスを印加するトリガ回路と
    を有するレーザ装置。
  2. 前記トリガ電極と前記チャンバとの間に誘電体が挟まれている、請求項1に記載のレーザ装置。
  3. 前記チャンバを載せて支持するための絶縁性のベースを有し、
    前記ベースの上面と前記チャンバの底面との間に前記トリガ電極および前記誘電体が挿入されている、
    請求項2に記載のレーザ装置。
  4. 前記トリガ電極は、面状の板またはシートの形体を有し、前記チャンバの下面の1/2以上の面積を有する、請求項3に記載のレーザ装置。
  5. 前記誘電体は、面状の板、シートまたは薄膜の形体を有し、前記チャンバの下面の1/2以上の面積を有する、請求項3または請求項4に記載のレーザ装置。
  6. 前記チャンバの中で前記固体レーザ媒体および前記フラッシュランプを取り囲み、内壁面が前記励起光を反射する導電性の反射部材を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  7. 前記反射部材は、導電性の楕円反射鏡筒を有し、
    前記固体レーザ媒体および前記フラッシュランプは、前記楕円反射鏡筒内の一対の楕円焦点位置にそれぞれ配置される、
    請求項6に記載のレーザ装置。
  8. 前記反射部材は、前記チャンバに電気的に接続されている、請求項7または請求項7に記載のレーザ装置。
  9. 前記チャンバ内で前記固体レーザ媒体および前記フラッシュランプを冷却水に晒して冷却する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  10. 前記冷却水は、イオン交換樹脂を通さない水道水または工業用水である、請求項11に記載のレーザ装置。
  11. 待機中の前記フラッシュランプに予備放電電流を供給するシマー回路を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のレーザ装置。
  12. 前記トリガ電極は、誘電体の中に封入されている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のレーザ装置。
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