JPS6022627Y2 - レ−ザ発振装置 - Google Patents

レ−ザ発振装置

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Publication number
JPS6022627Y2
JPS6022627Y2 JP3274780U JP3274780U JPS6022627Y2 JP S6022627 Y2 JPS6022627 Y2 JP S6022627Y2 JP 3274780 U JP3274780 U JP 3274780U JP 3274780 U JP3274780 U JP 3274780U JP S6022627 Y2 JPS6022627 Y2 JP S6022627Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
metal wire
lamp
glass pipe
excitation
excitation lamp
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Expired
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JP3274780U
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English (en)
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JPS56134772U (ja
Inventor
憲 石川
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は励起ランプ励起によってレーザ発振を起すレ
ーザ発振装置に関する。
固体レーザ発振器において、励起用のフラッシュランプ
として直管形石英管内にキセノンガスやケリプトンガス
などの不活性ガスを封入したランプを利用している。
これらの放電発光開始のためにトリガーをランプの側壁
から与えるためにランプの周囲に金属線を巻回し、その
金属線にトリガー電圧パイプ電圧を印加することが行な
われている。
ところが、ランプは比較的装置の構成部品のなかでは短
時間で消耗するので交換が必要なものであり、これらの
ランプの交換の都度、金属線を巻回する必要がある。
したがって、ランプ交換に時間がかかり、さらに金属線
は、ニッケルなどの腐蝕しにくい材料を便々のでランプ
のコストアップにつながる。
さらに、管壁に密着する金属線が接触しているので管壁
の温度上昇が他の部分と比較して不均一になる。
一方、ランプの周囲に金属線を巻回しないで集光反射鏡
にトリガー電圧を印加し、放電をさけることも行なわれ
ているが、ランプの周囲は金属が非対称に配置されてい
るので、パルス放電電流が急に増大すると、ランプ内で
の放電が不均一になり、石英管は円周方向で不均一な温
度上昇をきたし、石英管の内部歪が大きくなって、放電
中に割れ、爆発が生ずることがある。
ランプが爆発を起すと、その衝撃で、近くの他のランプ
やガラスパイプなども割ってしまうことがあり、装置全
体の信頼性の低下は著しく、この装置の修復のための装
置の運転休止時間が長くなり実用上の支障となっている
この考案は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、励起ランプの放電発光時における励
起ランプの爆発などの現象を防止し、励起ランプの寿命
を延ばすことができるレーザ発振装置を提供しようとす
るものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例にもとすいて説明
する。
第1図中1,2は集光反射鏡3を形成する一対のブロッ
クで、これは絶縁性容器4.5に収納されている。
この絶縁性容器4,5間には気密01Jング6が介在さ
れ、水密に保持されている。
上記集光反射鏡3の中央部にはレーザロッド7が支持さ
れ、これにはガラスパイプ8が同心的に嵌合されている
このガラスパイプ8の外周面には第2図で示すように金
属線9がリング状に巻回されていて、これらの一端部は
リード線9aを介して上記集光反射鏡3に電気的に接続
されている。
さらに、レーザロッド7を内装したガラスパイプ8の両
側には一対の励起ランプ10゜11が平行に配設されて
いて、集光反射鏡3との間は冷却水が満たされている。
そして、これら励起ランプ10.11は第3図で示すよ
うに駆動電源12に接続されている。
また、上記金属線9と接続するリード線9aは集光反射
鏡3に接続したのちトリガー高圧パルス発生用トランス
13の2次側の一端に接続され、2次側の他端は上記励
起ランプ10.11の電極の一方に接続されている。
また、14は上記トリガー高圧パルス発生用トランス1
3の駆動源である。
このように構成されたレーザ発振装置は、励起ランプ1
0.11の周囲の電界が、集光反射鏡3とガラスパイプ
8に巻回した金属線9によって均一化され、励起ランプ
10.11の内部放電も一様になる。
すなわち、励起ランプ10.11の周囲はレーザロッド
7を内装するガラスパイプ8に巻回した金属線9と集光
反射鏡3との間にトリガー電圧が印加されるため、励起
ランプ10.11に金属線が直接巻回されたとほぼ同じ
効果が得られる。
したがって、励起ランプ10.11の交換時に、励起ラ
ンプ10.11を取り外してもガラスパイプ8の金属線
9はそのままガラスパイプ8上に残されるため、従来の
ように金属線9をその都度交換する必要がない。
この考案は以上説明したように、レーザロッドを内装す
るガラスパイプの外周に金属線を巻回し、この金属線と
集光反射鏡とにトリガー電圧を印加するようにしたから
、励起ランプの周囲に金属線を巻回することなく、励起
ランプの周囲の印加電界を均一化することができる。
したがって、励起ランプの内部放電も一様になり、内部
歪による放電中の爆発を未然に防止することができる。
しかも、励起ランプの交換の際に金属線をその都度交換
する作業が不要となり作業性を向上することができ、コ
ストダウンを図ることができる。
さらに、励起ランプに金属線を巻回しないで、ガラスパ
イプ、集光反射鏡でトリガー高圧印加を行なえるから、
電気的に同等な放電均一化作用ができ、冷却機能上から
は、励起ランプに直接接触せずに管壁には冷却水を流す
ことができるので、励起ランプ作用が低下することもな
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断
正面図、第2図は金属線を巻回したガラスパイプの斜視
図、第3図は概略的構成図である。 3・・・・・・集光反射鏡、7・・・・・・レーザロッ
ド、訃・・・・・ガラスパイプ、9・・・・・・金属線
、10,11・・・・・・励起ランプ、12・・・・・
・電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザロッドと、このレーザロッドを囲繞するガラスパ
    イプと、このガラスパイプの外周に巻回した金属線と、
    上記レーザロッドと並設された励起ランプと、上記ガラ
    スパイプおよび励起ランプを囲繞する集光反射鏡と、上
    記金属線と集光反射鏡とにトリガー電圧を印加する電源
    とを具備したことを特徴とするレーザ発振装置。
JP3274780U 1980-03-13 1980-03-13 レ−ザ発振装置 Expired JPS6022627Y2 (ja)

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JP3274780U JPS6022627Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13 レ−ザ発振装置

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JP3274780U JPS6022627Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13 レ−ザ発振装置

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JPS56134772U JPS56134772U (ja) 1981-10-13
JPS6022627Y2 true JPS6022627Y2 (ja) 1985-07-05

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ID=29628496

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JP3274780U Expired JPS6022627Y2 (ja) 1980-03-13 1980-03-13 レ−ザ発振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6411120B2 (ja) * 2014-08-04 2018-10-24 株式会社アマダミヤチ レーザ装置

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JPS56134772U (ja) 1981-10-13

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