JPH11204861A - 固体レーザ発振器 - Google Patents
固体レーザ発振器Info
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- JPH11204861A JPH11204861A JP10006824A JP682498A JPH11204861A JP H11204861 A JPH11204861 A JP H11204861A JP 10006824 A JP10006824 A JP 10006824A JP 682498 A JP682498 A JP 682498A JP H11204861 A JPH11204861 A JP H11204861A
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- Japan
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- excitation lamp
- solid
- lamp
- excitation
- laser rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 励起用ランプの交換が容易な固体レーザ発振
器の提供。 【解決手段】 レーザロッド３に平行に設けた管状の励
起ランプ５と、該励起ランプと前記レーザロッドとを包
囲する集光反射鏡１９（ａ，ｂ）とを有する固体レーザ
発振器１において、前記集光反射鏡を励起ランプ側とレ
ーザロッド側とに分割可能に設け、該レーザロッド側の
集光反射鏡を箱体７内に装着し、前記励起ランプ側の集
光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して着脱可能に
設けたことを特徴とする固体レーザ発振器。
器の提供。 【解決手段】 レーザロッド３に平行に設けた管状の励
起ランプ５と、該励起ランプと前記レーザロッドとを包
囲する集光反射鏡１９（ａ，ｂ）とを有する固体レーザ
発振器１において、前記集光反射鏡を励起ランプ側とレ
ーザロッド側とに分割可能に設け、該レーザロッド側の
集光反射鏡を箱体７内に装着し、前記励起ランプ側の集
光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して着脱可能に
設けたことを特徴とする固体レーザ発振器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は固体レーザ発振器に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は、従来の固体レーザ発振器のレー
ザ媒質励起部分を示したもので、レーザ媒質の両側に配
置して共振器を構成する反射鏡部分は図示省略してあ
る。
ザ媒質励起部分を示したもので、レーザ媒質の両側に配
置して共振器を構成する反射鏡部分は図示省略してあ
る。
【０００３】図７を参照するに、固体レーザ発振器１０
０のレーザ媒質励起部分は、上部が開放した箱体１０１
の内部に固体レーザ媒質からなるレーザロッド１０３を
水平に設け、このレーザロッド１０３を励起する管状の
励起ランプ１０５を近接した位置に平行に配置した構成
となっている。
０のレーザ媒質励起部分は、上部が開放した箱体１０１
の内部に固体レーザ媒質からなるレーザロッド１０３を
水平に設け、このレーザロッド１０３を励起する管状の
励起ランプ１０５を近接した位置に平行に配置した構成
となっている。
【０００４】前記レーザロッド１０３の両端部は、箱体
１０１の側壁に支持された中空のロッドホルダー１０７
に支持してあり、ロッドホルダー１０７はフランジ１０
８を介して箱体１０１に水密に固定してある。
１０１の側壁に支持された中空のロッドホルダー１０７
に支持してあり、ロッドホルダー１０７はフランジ１０
８を介して箱体１０１に水密に固定してある。
【０００５】前記レーザロッド１０３の周囲には、レー
ザロッド１０３を冷却するためのガラス管１０９が同軸
に配置してある。そして、このガラス管１０９の内部に
レーザロッド１０３の周囲を冷却するための冷却水が図
示しない冷却水供給装置から給水される様になってい
る。
ザロッド１０３を冷却するためのガラス管１０９が同軸
に配置してある。そして、このガラス管１０９の内部に
レーザロッド１０３の周囲を冷却するための冷却水が図
示しない冷却水供給装置から給水される様になってい
る。
【０００６】前記励起ランプ１０５の両端部の電極１１
１は、前記箱体１０１の内部に立設したランプ支持体１
１３の上端に設けた電極１１５に着脱可能に設けてあ
る。そして、この電極１１５に励起ランプ１０５を駆動
する電源１２１が接続してある。
１は、前記箱体１０１の内部に立設したランプ支持体１
１３の上端に設けた電極１１５に着脱可能に設けてあ
る。そして、この電極１１５に励起ランプ１０５を駆動
する電源１２１が接続してある。
【０００７】また、励起ランプ１０５の周囲には、励起
ランプ１０５を冷却するためのガラス管１１７が同軸に
配置してあり、そして、ガラス管１１７の内部に前記冷
却水供給装置から冷却水が給水される様になっている。
ランプ１０５を冷却するためのガラス管１１７が同軸に
配置してあり、そして、ガラス管１１７の内部に前記冷
却水供給装置から冷却水が給水される様になっている。
【０００８】前記レーザロッド１０３と励起ランプ１０
５の周囲には、励起ランプからの光を反射させると共に
レーザロッド１０３に集光するための上下一対の集光器
１１９（ａ，ｂ）が設けてある。
５の周囲には、励起ランプからの光を反射させると共に
レーザロッド１０３に集光するための上下一対の集光器
１１９（ａ，ｂ）が設けてある。
【０００９】前記箱体１０１には、レーザ媒質励起部へ
外部からの塵埃の侵入、あるいは、内部から外部への光
の漏洩を防ぐための蓋部材１２３が着脱可能に設けてあ
る。
外部からの塵埃の侵入、あるいは、内部から外部への光
の漏洩を防ぐための蓋部材１２３が着脱可能に設けてあ
る。
【００１０】なお、前記レーザロッド１０３には、Ｎｄ
−ＹＡＧ（ネオジウム- ド−プ・イットリウム・アルミ
ニウム・ガーネット）の結晶を円形のロッドに形成した
ものが使用されている。
−ＹＡＧ（ネオジウム- ド−プ・イットリウム・アルミ
ニウム・ガーネット）の結晶を円形のロッドに形成した
ものが使用されている。
【００１１】上述の如き従来の固体レーザ発振器１００
において、レーザロッド１０３を励起ランプ１０５で励
起することにより、共振器の間にレーザ発振が生じてレ
ーザ光が出力される様になっている。
において、レーザロッド１０３を励起ランプ１０５で励
起することにより、共振器の間にレーザ発振が生じてレ
ーザ光が出力される様になっている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】前記固体レーザ発振器
１００において、励起ランプ１０５を交換する場合に
は、「（１）蓋部材１２３を開ける。（２）集光器１１
９ａを外す。（３）励起ランプ１０５を電極１１５から
取り外す。（４）ガラス管１１７から励起ランプ１０５
を引き抜く。（５）新たな励起ランプをガラス管１１７
に挿入する。（６）励起ランプをガラス管１１７と共に
電極１１５に取り付ける。（７）集光器１１９をを装着
する。（８）蓋部材１２３を取り付ける。」という８工
程もの動作が必要であるという問題がある。
１００において、励起ランプ１０５を交換する場合に
は、「（１）蓋部材１２３を開ける。（２）集光器１１
９ａを外す。（３）励起ランプ１０５を電極１１５から
取り外す。（４）ガラス管１１７から励起ランプ１０５
を引き抜く。（５）新たな励起ランプをガラス管１１７
に挿入する。（６）励起ランプをガラス管１１７と共に
電極１１５に取り付ける。（７）集光器１１９をを装着
する。（８）蓋部材１２３を取り付ける。」という８工
程もの動作が必要であるという問題がある。
【００１３】また、集光器内部、ランプの表面およびガ
ラス管表面などは全て手を触れて汚染してはならない部
分であるので、励起ランプの交換は非常に神経を使う作
業になる。
ラス管表面などは全て手を触れて汚染してはならない部
分であるので、励起ランプの交換は非常に神経を使う作
業になる。
【００１４】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、励起用ランプの
交換が容易な固体レーザ発振器を提供することである。
成されたものであり、本発明の課題は、励起用ランプの
交換が容易な固体レーザ発振器を提供することである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項１に記載の固体レーザ発振器は、レーザ
ロッドに平行に設けた管状の励起ランプと、該励起ラン
プと前記レーザロッドとを包囲する集光反射鏡とを有す
る固体レーザ発振器において、前記集光反射鏡を励起ラ
ンプ側とレーザロッド側とに分割可能に設け、該レーザ
ロッド側の集光反射鏡を箱体内に装着し、前記励起ラン
プ側の集光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して着
脱可能に設けたことを要旨とするものである。
として、請求項１に記載の固体レーザ発振器は、レーザ
ロッドに平行に設けた管状の励起ランプと、該励起ラン
プと前記レーザロッドとを包囲する集光反射鏡とを有す
る固体レーザ発振器において、前記集光反射鏡を励起ラ
ンプ側とレーザロッド側とに分割可能に設け、該レーザ
ロッド側の集光反射鏡を箱体内に装着し、前記励起ラン
プ側の集光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して着
脱可能に設けたことを要旨とするものである。
【００１６】請求項２に記載の固体レーザ発振器は、請
求項１に記載の固体レーザ発振器において、前記励起ラ
ンプ側の集光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して
着脱可能な蓋部材に励起ランプ組立体として一体的に設
けたことを要旨とするものである。
求項１に記載の固体レーザ発振器において、前記励起ラ
ンプ側の集光反射鏡と励起ランプとを前記箱体に対して
着脱可能な蓋部材に励起ランプ組立体として一体的に設
けたことを要旨とするものである。
【００１７】したがって、請求項１、請求項２に記載の
固体レーザ発振器によれば、励起ランプ側の集光反射鏡
と励起ランプとを容易に交換することができる。蓋部材
と集光反射鏡および励起ランプなどからなる励起ランプ
組立体を別途用意しておけば、集光反射鏡および励起ラ
ンプなどの交換作業をより効率的に行うことができる。
固体レーザ発振器によれば、励起ランプ側の集光反射鏡
と励起ランプとを容易に交換することができる。蓋部材
と集光反射鏡および励起ランプなどからなる励起ランプ
組立体を別途用意しておけば、集光反射鏡および励起ラ
ンプなどの交換作業をより効率的に行うことができる。
【００１８】請求項３に記載の固体レーザ発振器は、箱
体内に設けたレーザロッドに平行に配置した管状の励起
ランプと、該励起ランプと前記レーザロッドとを包囲す
る集光反射鏡とを有する固体レーザ発振器において、前
記集光反射鏡を励起ランプ側とレーザロッド側とに分割
可能に設けると共に、前記箱体の開口を封止する蓋部材
を分割可能に設け、該蓋部材の一方の蓋部材に前記励起
ランプ側の集光反射鏡と励起ランプとを励起ランプ組立
体として一体的に設けたことを要旨とするものである。
体内に設けたレーザロッドに平行に配置した管状の励起
ランプと、該励起ランプと前記レーザロッドとを包囲す
る集光反射鏡とを有する固体レーザ発振器において、前
記集光反射鏡を励起ランプ側とレーザロッド側とに分割
可能に設けると共に、前記箱体の開口を封止する蓋部材
を分割可能に設け、該蓋部材の一方の蓋部材に前記励起
ランプ側の集光反射鏡と励起ランプとを励起ランプ組立
体として一体的に設けたことを要旨とするものである。
【００１９】したがって、請求項３に記載の固体レーザ
発振器によれば、励起ランプ側の集光反射鏡と励起ラン
プとを容易に交換することができる。また、この発明に
おいても、蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどか
らなる励起ランプ組立体を別途用意しておけば集光反射
鏡および励起ランプなどの交換作業をより効率的に行う
ことができる。
発振器によれば、励起ランプ側の集光反射鏡と励起ラン
プとを容易に交換することができる。また、この発明に
おいても、蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどか
らなる励起ランプ組立体を別途用意しておけば集光反射
鏡および励起ランプなどの交換作業をより効率的に行う
ことができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図１〜図３は本発明に係わる固体レ
ーザ発振器の第一の実施の形態であり、図１は正面図、
図２は図１におけるＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図、図３
はＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図である。なお、図１
〜図３に示す固体レーザ発振器において、レーザロッド
（固体レーザ媒質）の両側の適宜な位置に配置して、光
共振器を構成するための反射鏡は本発明の要部に関係し
ないので図示省略してある。
によって説明する。図１〜図３は本発明に係わる固体レ
ーザ発振器の第一の実施の形態であり、図１は正面図、
図２は図１におけるＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図、図３
はＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図である。なお、図１
〜図３に示す固体レーザ発振器において、レーザロッド
（固体レーザ媒質）の両側の適宜な位置に配置して、光
共振器を構成するための反射鏡は本発明の要部に関係し
ないので図示省略してある。
【００２１】固体レーザ発振器１は、固体レーザ媒質か
らなるレーザロッド３と、このレーザロッドを励起する
ためのフラッシュランプまたはアークランプなどの励起
ランプ５を有している。なお、レーザロッド３には、例
えば、Ｎｄ−ＹＡＧ（ネオジウム- ドープ・イットリウ
ム・アルミニウム・ガーネット）などの固体レーザ媒質
からなるロッドが用いられている。
らなるレーザロッド３と、このレーザロッドを励起する
ためのフラッシュランプまたはアークランプなどの励起
ランプ５を有している。なお、レーザロッド３には、例
えば、Ｎｄ−ＹＡＧ（ネオジウム- ドープ・イットリウ
ム・アルミニウム・ガーネット）などの固体レーザ媒質
からなるロッドが用いられている。
【００２２】前記固体レーザ発振器１は、円筒状のレー
ザロッド３と励起ランプ５とを収容する長方形の箱体７
を備えている。この箱体７は一面（図３の左側面）が開
口していて、この開口部９には蓋部材１１が着脱可能に
設けてある。
ザロッド３と励起ランプ５とを収容する長方形の箱体７
を備えている。この箱体７は一面（図３の左側面）が開
口していて、この開口部９には蓋部材１１が着脱可能に
設けてある。
【００２３】前記レーザロッド３の両端部には、中空管
状のロッドホルダ１３がそれぞれ取付けてある。このロ
ッドホルダ１３は、箱体７の長手方向の両側壁に設けた
レーザロッド取付け穴１４を貫通していて、箱体７の外
部に突出したロッドホルダ１３の両端部に嵌合させたフ
ランジ部材１５を介して箱体７に水密状態に装着してあ
る。
状のロッドホルダ１３がそれぞれ取付けてある。このロ
ッドホルダ１３は、箱体７の長手方向の両側壁に設けた
レーザロッド取付け穴１４を貫通していて、箱体７の外
部に突出したロッドホルダ１３の両端部に嵌合させたフ
ランジ部材１５を介して箱体７に水密状態に装着してあ
る。
【００２４】また、前記レーザロッド３の外周には、ガ
ラス管支持部材８ａに支持されたガラス管１７ａがレー
ザロッド３と同軸に設けてある。そして、このガラス管
１７ａの内部にはレーザロッド３を冷却するための冷却
水が冷却水供給装置（図示省略）から供給される様に設
けてある。なお、ガラス管支持部材８ａは前記箱体７内
部に適宜に固定してある。
ラス管支持部材８ａに支持されたガラス管１７ａがレー
ザロッド３と同軸に設けてある。そして、このガラス管
１７ａの内部にはレーザロッド３を冷却するための冷却
水が冷却水供給装置（図示省略）から供給される様に設
けてある。なお、ガラス管支持部材８ａは前記箱体７内
部に適宜に固定してある。
【００２５】さらに、前記ガラス管１７ａの周囲には励
起ランプ５からの光をレーザロッド３に導く集光反射鏡
１９ａが前記箱体７内部に適宜に固定してある。この集
光反射鏡１９ａは、後述の励起ランプ側の集光反射鏡１
９ｂと一対となって集光反射鏡１９を形成するものであ
る。上述の集光反射鏡１９（ａ，ｂ）の内面の反射面に
は金メッキを施した金属またはセラミックスを用いるの
が望ましい。
起ランプ５からの光をレーザロッド３に導く集光反射鏡
１９ａが前記箱体７内部に適宜に固定してある。この集
光反射鏡１９ａは、後述の励起ランプ側の集光反射鏡１
９ｂと一対となって集光反射鏡１９を形成するものであ
る。上述の集光反射鏡１９（ａ，ｂ）の内面の反射面に
は金メッキを施した金属またはセラミックスを用いるの
が望ましい。
【００２６】前記蓋部材１１の内側には、励起ランプ５
からの光を前記レーザロッド３の方に反射する集光反射
鏡１９ｂが取付けてある。そして、この集光反射鏡１９
ｂと同軸に励起ランプ５が設けてある。この励起ランプ
５は、励起ランプ５の両端部の電極部２１を挿入するソ
ケット２２に装着してある。ソケット２２は前記蓋部材
１１の内側に取付けてある。そしてソケット２２には、
導線２３を介して励起ランプ駆動用の電源２４が接続し
てある。
からの光を前記レーザロッド３の方に反射する集光反射
鏡１９ｂが取付けてある。そして、この集光反射鏡１９
ｂと同軸に励起ランプ５が設けてある。この励起ランプ
５は、励起ランプ５の両端部の電極部２１を挿入するソ
ケット２２に装着してある。ソケット２２は前記蓋部材
１１の内側に取付けてある。そしてソケット２２には、
導線２３を介して励起ランプ駆動用の電源２４が接続し
てある。
【００２７】上記励起ランプ５の外周には、レーザロッ
ド部と同様なガラス管１７ｂが励起ランプ５と同軸に設
けてある。このガラス管１７ｂの両端部は前記蓋部材１
１の内側に設けたガラス管支持部材８ｂに固定支持して
ある。
ド部と同様なガラス管１７ｂが励起ランプ５と同軸に設
けてある。このガラス管１７ｂの両端部は前記蓋部材１
１の内側に設けたガラス管支持部材８ｂに固定支持して
ある。
【００２８】したがって、前述の集光反射鏡１９ｂ、励
起ランプ５およびガラス管１７ｂなどは、前述の箱体７
に対して着脱可能な蓋部材１１に励起ランプ組立体２５
として一体的に設けられている。そして、集光反射鏡１
９ａ，１９ｂは互いに対向する開口部を有し、図３にお
いて集光反射鏡１９ｂを右方に移動させて集光反射鏡１
９ａに当接させた状態において、励起ランプ５の光がレ
ーザロッド３に集光される集光反射鏡１９が形成される
様になっている。
起ランプ５およびガラス管１７ｂなどは、前述の箱体７
に対して着脱可能な蓋部材１１に励起ランプ組立体２５
として一体的に設けられている。そして、集光反射鏡１
９ａ，１９ｂは互いに対向する開口部を有し、図３にお
いて集光反射鏡１９ｂを右方に移動させて集光反射鏡１
９ａに当接させた状態において、励起ランプ５の光がレ
ーザロッド３に集光される集光反射鏡１９が形成される
様になっている。
【００２９】なお、前記ガラス管１７ｂの内部にも励起
ランプ５を冷却するための冷却水が前記冷却水供給装置
（図示省略）から供給される様に設けてある。
ランプ５を冷却するための冷却水が前記冷却水供給装置
（図示省略）から供給される様に設けてある。
【００３０】上記構成の固体レーザ発振器１を作動させ
るときは、励起ランプ組立体２５を箱体７の開口部９に
装着すれば、レーザロッド側の集光反射鏡１９ａと励起
ランプ側との集光反射鏡１９ｂとが密接して一つの集光
反射鏡１９を形成する。この状態において、励起ランプ
５を点灯させてレーザロッド３を励起すれば、光共振器
（図示省略）間においてレーザ発振が生じる。
るときは、励起ランプ組立体２５を箱体７の開口部９に
装着すれば、レーザロッド側の集光反射鏡１９ａと励起
ランプ側との集光反射鏡１９ｂとが密接して一つの集光
反射鏡１９を形成する。この状態において、励起ランプ
５を点灯させてレーザロッド３を励起すれば、光共振器
（図示省略）間においてレーザ発振が生じる。
【００３１】励起ランプの交換は、励起ランプ組立体２
５を箱体７から取外し、別に用意しておいた励起ランプ
組立体２５を装着する。なお、取外した励起ランプ組立
体２５に新しい励起ランプを取付けて、その励起ランプ
組立体２５を装着する様にしても構わない。
５を箱体７から取外し、別に用意しておいた励起ランプ
組立体２５を装着する。なお、取外した励起ランプ組立
体２５に新しい励起ランプを取付けて、その励起ランプ
組立体２５を装着する様にしても構わない。
【００３２】図４〜図６は、本発明に係わる固体レーザ
発振器の第二の実施の形態であり、図４は正面図、図５
は図４におけるＶ−Ｖ線に沿った断面図、図６はＶＩ−
ＶＩ線に沿った断面図である。また、第一の実施の形態
と同様に光共振器を構成するための反射鏡は図示省略し
てある。なおまた、第二の実施の形態において、前記第
一の実施の形態と同一の部品には同一の符号を付しその
詳細な説明を省略する。
発振器の第二の実施の形態であり、図４は正面図、図５
は図４におけるＶ−Ｖ線に沿った断面図、図６はＶＩ−
ＶＩ線に沿った断面図である。また、第一の実施の形態
と同様に光共振器を構成するための反射鏡は図示省略し
てある。なおまた、第二の実施の形態において、前記第
一の実施の形態と同一の部品には同一の符号を付しその
詳細な説明を省略する。
【００３３】この第二の実施の形態の固体レーザ発振器
は、励起ランプ組立体の着脱方向が第一の実施の形態と
相違している以外は第一の実施の形態とほぼ同一であ
る。
は、励起ランプ組立体の着脱方向が第一の実施の形態と
相違している以外は第一の実施の形態とほぼ同一であ
る。
【００３４】図６を参照するに、固体レーザ発振器３０
の集光反射鏡１９はレーザロッド側の集光反射鏡１９ａ
と励起ランプ側の集光反射鏡１９ｂとに分割可能に設け
ると共に、箱体７の開口３１封止する蓋部材３３も分割
して設けてある。
の集光反射鏡１９はレーザロッド側の集光反射鏡１９ａ
と励起ランプ側の集光反射鏡１９ｂとに分割可能に設け
ると共に、箱体７の開口３１封止する蓋部材３３も分割
して設けてある。
【００３５】上記レーザロッド側の集光反射鏡１９ａは
箱体７内部に装着され、集光反射鏡１９ａ側の開口３１
は蓋部材３３ａで封止してある。励起ランプ側の集光反
射鏡１９ｂは、蓋部材３３ａで封止されない残余の開口
部に着脱可能な蓋部材３３ｂに取付けてある。
箱体７内部に装着され、集光反射鏡１９ａ側の開口３１
は蓋部材３３ａで封止してある。励起ランプ側の集光反
射鏡１９ｂは、蓋部材３３ａで封止されない残余の開口
部に着脱可能な蓋部材３３ｂに取付けてある。
【００３６】図４〜図６に示す様に、蓋部材３３ｂには
励起ランプ５が、この蓋部材３３ｂに設けた前記ソケッ
ト２２を介して取付けてある。また、この励起ランプ５
の外周には、蓋部材３３ｂに設けたガラス管支持部材８
ｂに支持されたガラス管１７ｂが設けてある。そして、
このガラス管の周囲には、蓋部材３３ｂに取付けた集光
反射鏡１９ｂが取付けてある。
励起ランプ５が、この蓋部材３３ｂに設けた前記ソケッ
ト２２を介して取付けてある。また、この励起ランプ５
の外周には、蓋部材３３ｂに設けたガラス管支持部材８
ｂに支持されたガラス管１７ｂが設けてある。そして、
このガラス管の周囲には、蓋部材３３ｂに取付けた集光
反射鏡１９ｂが取付けてある。
【００３７】上述の如く、蓋部材３３ｂには、集光反射
鏡１９ｂと励起ランプ５などが励起ランプ組立体３５と
して一体的に設けてある。この、励起ランプ組立体３５
は、前述の箱体の開口３１内を、集光反射鏡１９ａと集
光反射鏡１９ｂとの分割面に平行方向に移動可能であ
る。
鏡１９ｂと励起ランプ５などが励起ランプ組立体３５と
して一体的に設けてある。この、励起ランプ組立体３５
は、前述の箱体の開口３１内を、集光反射鏡１９ａと集
光反射鏡１９ｂとの分割面に平行方向に移動可能であ
る。
【００３８】上記構成の固体レーザ発振器３０を作動さ
せるときは、励起ランプ組立体３５を箱体７の開口部３
１に装着すれば、レーザロッド側の集光反射鏡１９ａと
励起ランプ側との集光反射鏡１９ｂとが密接して一つの
集光反射鏡１９を形成する。この状態において、励起ラ
ンプ５を点灯させてレーザロッド３を励起すれば、光共
振器（図示省略）間においてレーザ発振が生じる。
せるときは、励起ランプ組立体３５を箱体７の開口部３
１に装着すれば、レーザロッド側の集光反射鏡１９ａと
励起ランプ側との集光反射鏡１９ｂとが密接して一つの
集光反射鏡１９を形成する。この状態において、励起ラ
ンプ５を点灯させてレーザロッド３を励起すれば、光共
振器（図示省略）間においてレーザ発振が生じる。
【００３９】励起ランプ５の交換は、励起ランプ組立体
３５を箱体７から取外し、別に用意しておいた励起ラン
プ組立体３５を装着する。なお、取外した励起ランプ組
立体３５に新しい励起ランプを取付けて、その励起ラン
プ組立体３５を装着する様にしても構わない。
３５を箱体７から取外し、別に用意しておいた励起ラン
プ組立体３５を装着する。なお、取外した励起ランプ組
立体３５に新しい励起ランプを取付けて、その励起ラン
プ組立体３５を装着する様にしても構わない。
【００４０】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項１、請求項２に記載の発明によれば、励起ランプ側の
集光反射鏡と励起ランプとを容易に交換することができ
る。蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどからなる
励起ランプ組立体を別途用意しておけば、集光反射鏡お
よび励起ランプなどの交換作業をより効率的に行うこと
ができる。
項１、請求項２に記載の発明によれば、励起ランプ側の
集光反射鏡と励起ランプとを容易に交換することができ
る。蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどからなる
励起ランプ組立体を別途用意しておけば、集光反射鏡お
よび励起ランプなどの交換作業をより効率的に行うこと
ができる。
【００４１】請求項３に記載の発明によれば、請求項１
の発明と同様に励起ランプ側の集光反射鏡と励起ランプ
とを容易に交換することができる。また、この発明にお
いても、蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどから
なる励起ランプ組立体を別途用意しておけば集光反射鏡
および励起ランプなどの交換作業をより効率的に行うこ
とができる。
の発明と同様に励起ランプ側の集光反射鏡と励起ランプ
とを容易に交換することができる。また、この発明にお
いても、蓋部材と集光反射鏡および励起ランプなどから
なる励起ランプ組立体を別途用意しておけば集光反射鏡
および励起ランプなどの交換作業をより効率的に行うこ
とができる。
【図１】本発明に係わる固体レーザ発振器の第一の実施
の形態を示す正面図。
の形態を示す正面図。
【図２】図１におけるＩＩ−ＩＩ線に沿った断面図。
【図３】図１におけるＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面
図。
図。
【図４】本発明に係わる固体レーザ発振器の第二の実施
の形態を示す正面図。
の形態を示す正面図。
【図５】図４におけるＶ−Ｖ線に沿った断面図。
【図６】図４におけるＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図。
【図７】（ａ）〜（ｃ）は従来の固体レーザ発振器のレ
ーザ媒質励起部分を説明する説明図。
ーザ媒質励起部分を説明する説明図。
１、３０ 固体レーザ発振器 ３ レーザロッド ５ 励起ランプ ７ 箱体 ８（ａ，ｂ） ガラス管支持部材 ９、３１ 開口部 １１ 蓋部材 １３ ロッドホルダ １５ フランジ部材 １７ａ、１７ｂ ガラス管 １９ａ、１９ｂ 集光反射鏡 ２１ 電極部 ２２ ソケット ２３ 導線 ２４ 電源 ２５、３５ 励起ランプ組立体 ３３（ａ，ｂ） 蓋部材
Claims (3)
- 【請求項１】 レーザロッドに平行に設けた管状の励起
ランプと、該励起ランプと前記レーザロッドとを包囲す
る集光反射鏡とを有する固体レーザ発振器において、前
記集光反射鏡を励起ランプ側とレーザロッド側とに分割
可能に設け、該レーザロッド側の集光反射鏡を箱体内に
装着し、前記励起ランプ側の集光反射鏡と励起ランプと
を前記箱体に対して着脱可能に設けたことを特徴とする
固体レーザ発振器。 - 【請求項２】 前記励起ランプ側の集光反射鏡と励起ラ
ンプとを前記箱体に対して着脱可能な蓋部材に励起ラン
プ組立体として一体的に設けたことを特徴とする請求項
１に記載の固体レーザ発振器。 - 【請求項３】 箱体内に設けたレーザロッドに平行に配
置した管状の励起ランプと、該励起ランプと前記レーザ
ロッドとを包囲する集光反射鏡とを有する固体レーザ発
振器において、前記集光反射鏡を励起ランプ側とレーザ
ロッド側とに分割可能に設けると共に、前記箱体の開口
を封止する蓋部材を分割可能に設け、該蓋部材の一方の
蓋部材に前記励起ランプ側の集光反射鏡と励起ランプと
を励起ランプ組立体として一体的に設けたことを特徴と
する固体レーザ発振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006824A JPH11204861A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固体レーザ発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10006824A JPH11204861A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固体レーザ発振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11204861A true JPH11204861A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11648978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10006824A Pending JPH11204861A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 固体レーザ発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11204861A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006142362A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Keyence Corp | レーザー加工装置 |
| JP2013179108A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Japan Atomic Energy Agency | 固体レーザー装置 |
| WO2015040965A1 (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-26 | 富士フイルム株式会社 | レーザチャンバ、固体レーザ装置、及び光音響計測装置 |
| JP2016035980A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 株式会社アマダミヤチ | レーザ装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01281781A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-13 | Nec Corp | 固体レーザ用集光器 |
| JPH04148577A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-21 | Kunitada Tanaka | レーザ発振装置 |
| JPH05259539A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | 固体レーザ装置 |
| JPH06260701A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-16 | Miyachi Technos Kk | レーザ発振装置 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006824A patent/JPH11204861A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
| JPH01281781A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-13 | Nec Corp | 固体レーザ用集光器 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2015060856A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 富士フイルム株式会社 | レーザチャンバ、固体レーザ装置、及び光音響計測装置 |
| JP2016035980A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 株式会社アマダミヤチ | レーザ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041228 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060425 |