JP2000216461A - 固体レ―ザ発振器 - Google Patents

固体レ―ザ発振器

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JP2000216461A
JP2000216461A JP1609699A JP1609699A JP2000216461A JP 2000216461 A JP2000216461 A JP 2000216461A JP 1609699 A JP1609699 A JP 1609699A JP 1609699 A JP1609699 A JP 1609699A JP 2000216461 A JP2000216461 A JP 2000216461A
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Japan
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laser
container
excitation lamp
power supply
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JP1609699A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kagiwada
義人 鍵和田
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起用ランプの交換時に感電などの危険がな
く、かつ短時間で交換が可能な固体レーザ発振器の提
供。 【解決手段】 レーザ容器3内にレーザロッドと該レー
ザロッドを光励起する励起ランプ7とを設けた固体レー
ザ発振器1において、前記励起ランプ7の両端部の端子
15を着脱可能に装着した一対のソケット11を前記レ
ーザ容器の蓋部材9に設け、該蓋部材でレーザ容器を封
止した状態において、前記ソケットに接触して給電する
給電子17をレーザ容器内に設けたことを特徴とする固
体レーザ発振器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体レーザ発振器に
関する。さらに詳細には保守管理を容易にした固体レー
ザ発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7は従来の固体レーザ発振器の
概略構造を示したものであり、図6は平面図、図7は図
6のVI-VI線における断面図である。
【0003】図6、図7に示す如く、レーザ容器101
内にレーザ媒質として、固体レーザ媒質のロッド(例え
ばNd−YAGのロッド、以後レーザロッドと略称)1
03が設けてあり、このレーザロッド103のそばに、
直管形の励起ランプ105がロッドに平行に設けてあ
る。
【0004】上述の励起ランプ105の両端のソケット
107は、端子109に着脱自在に装着してある。ま
た、端子109は導線を介して励起用電源111に接続
してある。
【0005】また、レーザロッド103と励起ランプ1
05の周囲には、励起ランプ105の光を効率的にレー
ザロッド103へ集光するための反射鏡113が設けて
ある。レーザ容器101は蓋部材115で密閉してあっ
て、レーザ容器内部は循環する冷却水で満たしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き構成の固体
レーザ発振器において、励起ランプ105を交換する必
要があるときには、まず、励起用電源111を切ってか
ら、レーザ容器101の蓋部材115を取り外し、次い
で、励起ランプ105のソケット107を手に持って端
子109から取り外すことになる。
【0007】しかし乍ら、電源を切ってから直ちに作業
を行うのは、電源内のコンデンサに電荷が残存している
ため感電の危険性がある。そのため、電源を切ってから
コンデンサの電荷が放電抵抗を介して完全に放電される
までの充分な時間を置いてから作業を行う必要がある。
更に安全を考慮して、アース棒でコネクター部をアース
して安全を確認してから作業を行うのが普通である。
【0008】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、励起ランプの交
換時に感電などの危険がなく、かつ短時間で交換が可能
な固体レーザ発振器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として請求項1に記載の固体レーザ発振器は、レーザ容
器内にレーザロッドと該レーザロッドを光励起する励起
ランプとを設けた固体レーザ発振器において、前記励起
ランプの両端部の端子を着脱可能に装着した一対のソケ
ットを前記レーザ容器の蓋部材に設け、該蓋部材でレー
ザ容器を封止した状態において、前記ソケットに接触し
て給電する給電子をレーザ容器内に設けたことを要旨と
するものである。
【0010】請求項2に記載の固体レーザ発振器は、レ
ーザ容器内にレーザロッドと該レーザロッドを光励起す
る励起ランプとを設けた固体レーザ発振器において、前
記励起ランプの両端部の端子を着脱可能に装着した一対
のソケットと該一対のソケットに隣接する給電子とを前
記レーザ容器内に設け、前記レーザ容器の蓋部材でレー
ザ容器を封止した状態において、前記ソケットと給電子
とに接触してこの間を電気的に導通させる接触子を該蓋
部材に設けたことを要旨とするものである。
【0011】請求項3に記載の固体レーザ発振器は、レ
ーザ容器内にレーザロッドと該レーザロッドを光励起す
る励起ランプとを設けた固体レーザ発振器において、前
記励起ランプの両端部の端子を着脱可能に装着した一対
のソケットを前記レーザ容器内に設け、前記レーザ容器
の蓋部材でレーザ容器を封止した状態において、前記ソ
ケットに接触して給電する給電子を該蓋部材に設けたこ
とを要旨とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0013】図1、図2は本発明に係わる固体レーザ発
振器の第一の実施形態を示したものである。図1、図2
を参照するに、固体レーザ発振器1の励起部は、上面が
開放した箱形のレーザ容器3内に固体レーザ媒質(例え
ばNd−YAG)の結晶で製作したレーザロッド5を設
け、この固体レーザ媒質を光励起するためのフラッシュ
ランプの如き励起ランプ7がレーザロッド5に平行に設
けてある。
【0014】前記励起ランプ7は、前記レーザ容器3の
蓋部材9からレーザ容器3の内方へ垂設したソケット1
1に励起ランプ7の両端の端子15を介して着脱自在に
装着してある。なお、蓋部材9はボルトなどの締結部材
(図示省略)によってレーザ容器3に着脱可能に取付け
てある。
【0015】前記レーザ容器3を蓋部材9で封止した状
態において、前記ソケット11の下端部は、レーザ容器
3内に設けた給電子17に接触した状態になる様に設け
てある。ソケット11は導電性の材質で製作してあっ
て、電源からの電流が給電子17を介して励起ランプ7
に供給できる様に設けてある。
【0016】なお、給電子17は励起ランプ駆動用の電
源19に導線21を介して接続してあり、また、前記蓋
部材9とソケット11とは電気的に絶縁してある。
【0017】前記励起ランプ7とレーザロッド5の周囲
には、励起ランプ7からの光を効率的にレーザロッド5
に集光するための反射鏡23が設けてある。また、励起
ランプ7とレーザロッド5は共にガラス管25の中に挿
通してあり、このガラス管内に励起ランプ7とロッドを
周囲から冷却する冷却水が循環供給される様に設けてあ
る。
【0018】上記構成において、励起ランプ7の光によ
って励起された固体レーザ媒質(レーザロッド5)から
誘導放出されたレーザ光は、レーザロッド5の前後に配
置される図示省略の光共振器によって増幅されて出力さ
れる。
【0019】また、励起ランプ7を交換する場合には、
図3に示す如く、蓋部材9をレーザ容器3から取り外し
て、蓋部材9共に励起ランプ7を上方へ引き出して、励
起ランプ7と電源との導通を遮断した状態において交換
作業を実施することができる。
【0020】したがって、電源内のコンデンサの残存電
荷によって感電することがなく、また、コンデンサの残
存電荷の放電を待たずに直ちに交換作業ができるので作
業能率が向上する。
【0021】図4は第二の実施形態を示したものであ
る。なお、第一の実施形態と同一の部品は同一の符号を
付しその説明を省略する。
【0022】第二の実施形態においては、レーザ容器3
に給電子17とソケット11を隣接して設け、前記レー
ザ容器3の蓋部材9でレーザ容器を封止した状態におい
て、前記給電子17とソケット11に接触してこの間を
電気的に導通させる接触子27を蓋部材9に設けたもの
である。なお、接触子27と蓋部材9とは電気的に絶縁
してある。
【0023】上記構成において、励起ランプ7を交換す
る場合には、蓋部材9をレーザ容器3から取り外して、
蓋部材9共に接触子27を上方へ引き出して、励起ラン
プ7と電源との導通を遮断した状態において交換作業を
実施することができる。
【0024】したがって、第一の実施形態と同様に、電
源内のコンデンサの残存電荷によって感電することがな
く、また、コンデンサの残存電荷の放電を待たずに直ち
に交換作業ができるので作業能率が向上する。
【0025】図5は第三の実施形態を示したものであ
る。また、第一の実施形態と同一の部品は同一の符号を
付しその説明を省略する。
【0026】第三の実施形態においては、レーザ容器3
側に前記ソケット11を設け、蓋部材9側に前記給電子
17を設けたものである。前記レーザ容器3の蓋部材9
でレーザ容器を封止した状態において、前記給電子17
とソケット11に接触してこの間を電気的に導通させる
ものである。
【0027】上記構成において、励起ランプ7を交換す
る場合には、蓋部材9をレーザ容器3から取り外して、
蓋部材9共に給電子17を上方へ引き出して、励起ラン
プ7と電源との導通を遮断した状態において交換作業を
実施することができる。
【0028】したがって、第一の実施形態と同様に、電
源内のコンデンサの残存電荷によって感電することがな
く、また、コンデンサの残存電荷の放電を待たずに直ち
に交換作業ができるので作業能率が向上する。
【0029】
【発明の効果】請求項1、請求項2または請求項3の発
明によれば、励起ランプ7と電源との導通を遮断した状
態において交換作業を実施することができる。
【0030】したがって、電源内のコンデンサの残存電
荷によって感電することがなく、また、コンデンサの残
存電荷の放電を待たずに直ちに交換作業ができるので作
業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる固体レーザ発振器の第一の実施
の形態を説明する図(平面図)。
【図2】本発明に係わる固体レーザ発振器の第一の実施
の形態を説明する図(側断面図)。
【図3】第一の実施の形態における固体レーザ発振器の
励起ランプ交換時の説明図。
【図4】本発明に係わる固体レーザ発振器の第二の実施
の形態を説明する図(側断面図)。
【図5】本発明に係わる固体レーザ発振器の第三の実施
の形態を説明する図(側断面図)。
【図6】従来の固体レーザ発振器の概略構造図(平面
図)。
【図7】従来の固体レーザ発振器の概略構造図(図6の
VII-VII断面)。
【符号の説明】
1 固体レーザ発振器 3 レーザ容器 5 レーザロッド 7 励起ランプ 9 蓋部材 11 ソケット 15 端子 17 給電子 19 電源 21 導線 23 反射鏡 25 ガラス管 27 接触子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ容器内にレーザロッドと該レーザ
    ロッドを光励起する励起ランプとを設けた固体レーザ発
    振器において、前記励起ランプの両端部の端子を着脱可
    能に装着した一対のソケットを前記レーザ容器の蓋部材
    に設け、該蓋部材でレーザ容器を封止した状態におい
    て、前記ソケットに接触して給電する給電子をレーザ容
    器内に設けたことを特徴とする固体レーザ発振器。
  2. 【請求項2】 レーザ容器内にレーザロッドと該レーザ
    ロッドを光励起する励起ランプとを設けた固体レーザ発
    振器において、前記励起ランプの両端部の端子を着脱可
    能に装着した一対のソケットと該一対のソケットに隣接
    する給電子とを前記レーザ容器内に設け、前記レーザ容
    器の蓋部材でレーザ容器を封止した状態において、前記
    ソケットと給電子とに接触してこの間を電気的に導通さ
    せる接触子を該蓋部材に設けたことを特徴とする固体レ
    ーザ発振器。
  3. 【請求項3】 レーザ容器内にレーザロッドと該レーザ
    ロッドを光励起する励起ランプとを設けた固体レーザ発
    振器において、前記励起ランプの両端部の端子を着脱可
    能に装着した一対のソケットを前記レーザ容器内に設
    け、前記レーザ容器の蓋部材でレーザ容器を封止した状
    態において、前記ソケットに接触して給電する給電子を
    該蓋部材に設けたことを特徴とする固体レーザ発振器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005236030A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ光出射方法とその装置
JP2006147986A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Keyence Corp レーザー加工装置
CN114122870A (zh) * 2021-11-02 2022-03-01 北京卓镭激光技术有限公司 一种激光器及更换光源件的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005236030A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ光出射方法とその装置
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