JP2016035953A - 電子回路部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの低減が可能で且つはんだの膜厚を容易に確保可能な電子回路部品を提供する。
【解決手段】電子部品A、Bの配置に対応した回路パターンを形成するリードフレーム1と、インサート成形によりリードフレーム1の一部が内部に配置された樹脂部材2と、を備え、樹脂部材2には、電子部品A,Bの配置位置に電子部品A,Bの大きさに応じた凹形状のランド31、32が形成され、ランド31、32の底面には、複数の端子部40〜57が配置され、端子部40〜57は、リードフレーム1の一部分が電子部品A、Bに電気的に接続可能に樹脂部材2から露出して形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子回路部品に関する。
電子回路は、主に、例えばコンデンサ、ダイオード、及びIC等である電子部品(電子素子)と、電子部品が実装される回路パターンが設けられた電子回路部品と、で構成されている。電子回路部品は、導体(例えばめっきやリード材)により回路パターンが形成された基板部品ともいえる。電子回路部品としては、例えばプリント基板、パターンめっき付き樹脂、及び銅材リード部品が挙げられる。
パターンめっき付き樹脂は、例えば特開2003−204179号公報に記載されている。また、電子部品の銅材リード部品(コネクタ端子)への実装については、例えば特開2003−28890号公報に記載されている。プリント基板やパターンめっき付き樹脂は、銅箔やめっきによる配線形成が必要であり、製造コストの面で課題がある。一方、銅材リード部品は、リード材により予め配線が形成されているため、製造コストの低減が可能となる。
特開2003−204179号公報 特開2003−28890号公報
しかしながら、上記のような従来の銅材リード部品では、配線上に電子部品を固定する際、はんだが広がりやすく、はんだに所望の膜厚を持たせることが困難となる。換言すると、従来の銅材リード部品では、設計が意図するはんだフィレットが形成されにくいという課題がある。はんだの膜厚の確保は、高温と低温が繰り返えされることによる熱衝撃に耐えるためにも必要である。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、製造コストの低減が可能で且つはんだの膜厚を容易に確保可能な電子回路部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子回路部品は、電子部品(A、B)の配置に対応した回路パターンを形成するリードフレーム(1)と、インサート成形により前記リードフレームの一部が内部に配置された樹脂部材(2)と、を備え、前記樹脂部材には、前記電子部品の配置位置に前記電子部品の大きさに応じた凹形状のランド(31、32)が形成され、前記ランドの底面(Z)には、複数の端子部(40〜57)が配置され、前記端子部は、前記リードフレームの一部分が前記電子部品に電気的に接続可能に前記樹脂部材から露出して形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、配線部材として回路パターンが形成されたリードフレーム1が用いられているため、銅箔やめっきによる回路パターンの作成が不要であり、製造コストの低減が可能となる。また、樹脂部材にランドが形成されているため、はんだによる電子部品の端子と端子部の固定において、はんだがランド外に流れ出ることが防止される。これにより、はんだの膜厚を容易に所望の厚さで確保することが可能となる。なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第一実施形態の電子回路部品の構成を示す構成図である。 第一実施形態のランドを説明するための平面説明図である。 第一実施形態のランドを説明するための平面説明図である。 第一実施形態のランドを説明するための断面説明図である。 第一実施形態のランドを説明するための断面説明図である。 第一実施形態の電子回路部品の製造方法を説明するための平面説明図である。 第一実施形態の電子回路部品の製造方法を説明するための平面説明図である。 第一実施形態の電子回路部品の製造方法を説明するための平面説明図である。 第一実施形態の電子回路部品の製造方法を説明するための平面説明図である。 第一実施形態の電子回路部品の製造方法を説明するためのフローチャートである。 第二実施形態のランドを説明するための断面説明図である。 第二実施形態のランドの変形態様を説明するための断面説明図である。 第二実施形態のランドの変形態様を説明するための断面説明図である。 第三実施形態のランドを説明するための平面説明図である。 第四実施形態のランドを説明するための断面説明図である。 第四実施形態のランドを説明するための断面説明図である。 第一実施形態の第二アンカー部の変形態様を説明するための断面説明図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。また、説明に用いる各図は概念図であり、各部の形状は必ずしも厳密なものではない場合がある。
<第一実施形態>
第一実施形態の電子回路部品は、図1、図2、及び図3に示すように、リードフレーム1と、樹脂部材2と、を備えている。リードフレーム1は、導電性の平板配線であって、実装される電子部品A、Bに対応した回路パターンを形成している。リードフレーム1は、例えば導電性をもつ合金板を型抜き成形して形成された回路形成部材である。リードフレーム1の一部は、インサート成形により樹脂部材2内部に配置されている。リードフレーム1は、複数のリード線部11で構成されている。リード線部11は、電子部品A、Bと外部とを接続する配線を構成する。リードフレーム1は、後述するが、端子部40〜57を含んでいる。
樹脂部材2は、樹脂で形成され、インサート成形によりリードフレーム1の一部が内部に配置されている略直方体状の基板形成部材である。樹脂部材2には、電子部品A、Bの配置位置に電子部品A、Bの大きさに応じた凹形状のランド31、32が形成されている。換言すると、樹脂部材2は、平板状の基板形成部位21と、複数のランド31、32と、を備えているといえる。図1において、説明のために樹脂部材2内部のリードフレーム1が破線で表されている。
ランド31、32は、側面(内側面)Yと、底面(内底面)Zと、を備えている。第一実施形態において、電子部品Aはコンデンサ又は抵抗であり、電子部品Bはパッケージに封入されたICである。ランド31は電子部品Aを収容可能な大きさに形成され、ランド32は電子部品Bを収容可能な大きさに形成されている。
以下、説明において、樹脂部材2の電子部品A、Bが配置される側を上方と称し、その反対側を下方と称する。また、当該上下方向に直交する平面方向の一方向を前後方向と称し、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向と称する。なお、「上方」、「前方」、又は「左方」は「一方」に置換でき、「下方」、「後方」、又「右方」は「他方」に置換できる。また、樹脂部材2の上面は表面といえ、下面は裏面ともいえる。
ランド31、32の底面Zには、リードフレーム1の一部分である複数の端子部40〜57が配置されている。端子部40〜57は、ランド31、32の底面Zにおいて、リードフレーム1の一部分が電子部品A、Bに電気的に接続可能に樹脂部材2から露出して形成されている。ランド31、32の形状は、上方から見て矩形状(角が丸いものも含む)である。
ランド31、32は、図4及び図5に示すように、対向する側面Yの離間距離が、底面Zから開口側(上方)に向かうほど大きくなるように形成されている。第一実施形態において、当該離間距離は、上方に向かって徐々に大きくなっている。なお、図4は、端子部40、41が配置されたランド31を前後方向及び上下方向に延伸する平面で切断した断面の一部を概念的に表した図である。また、図5は、ランド32を前後方向及び上下方向に延伸する平面で切断した断面の一部を概念的に表した図である。また、平面説明図とは、上方から見た概念図を意味する。
ランド31は、電子部品Aに応じて、上方から見て長方形状に形成されている。ランド31の底面Zには、1つのリード線部11の一部である端子部40と、別のリード線部11の一部である端子部41が配置されている。端子部40、41は、表面(上面)が露出するように、互いに離間して、ランド31の底面Zに埋め込まれている。上方から見て、端子部40はランド31の左端部に配置され、端子部41はランド31の右端部に配置されている。端子部40、41は、電子部品Aの端子に応じた位置に配置されている。
図4に示すように、端子部40、41を含むリード線部11の一部における前後方向の幅は、ランド31の短辺の幅(前後方向の幅)よりも大きい。つまり、端子部40、41の平面方向の両側面(前方側面及び後方側面)には、樹脂部材2内で平面方向に延伸した第一アンカー部6が形成されている。第一アンカー部6は、樹脂部材2内に埋め込まれている。第一アンカー部6は、端子部40、41の前方側面から前方に延伸する前方アンカー部61と、端子部40、41の後方側面から後方に延伸する後方アンカー部62と、を備えている。
電子部品Aは、ランド31内に配置される。電子部品Aの各端子は、対応する端子部40〜49にはんだにより固定される。他のランド31に配置された端子部42、43の構成は、端子部40、41と同様の構成である。また他のランド31に配置された端子部44〜49の構成は、端子部40〜43に対して前後と左右が入れ替わっている点を除いて、端子部40〜43と同様の構成である。つまり、端子部44〜49は、対応するランド31内の前後の端部に配置されている。端子部44〜49の平面方向の両側面(左方側面及び右方側面)には、第一アンカー部6(左方アンカー部61及び右方アンカー部62)が形成されている。
ランド32は、電子部品Bに応じて、上方から見て正方形状に形成されている。ランド32の底面Zには、端子部50〜57が配置されている。端子部50〜57は、それぞれ対応するリード線部11の一端部である。端子部50〜57は、対応するリード線部11の一端部の表面が露出するように、ランド32の底面Zに埋め込まれている。
端子部50〜57は、長方形状に形成され、電子部品Bの端子に応じた位置に配置されている。端子部50〜57は、互いに離間して、正方形状の一辺に対して2つずつ並列して配置されている。電子部品Bは、ランド32内に配置される。電子部品Bの8つの端子は、それぞれ対応する端子部50〜57にはんだにより固定される。
図3及び図5に示すように、端子部50〜57のランド32中央側の端部(辺側でない平面方向の一端部)には、それぞれ当該端部から下方(裏面側)に延伸した第二アンカー部7が設けられている。第二アンカー部7は、対応するリード線部11の先端部を下方に曲げることで形成されている。第二アンカー部7は、樹脂部材2内に埋め込まれている。第一実施形態では、第二アンカー部7の形状は、直方体状に形成されている。なお、第一実施形態では、第二アンカー部7と端子部50〜57のなす角θがおよそ90°であるが、当該角度θは90°に限られない。換言すると、第二アンカー部7は端子部50〜57に対して直角方向(θ=90°)に曲げられて形成されているが、当該曲げ方向は直角方向以外、すなわち0°<θ<90°、又は90°<θ<180°であっても良い(図17参照)。
このように、リードフレーム1は、端子部40〜57と、第一アンカー部6と、第二アンカー部7と、回路の配線を構成する配線部分と、で構成されている。端子部40〜57は、リードフレーム1の一部分が電子部品A、Bに電気的に接続可能に樹脂部材2から露出したものである。
ここで、電子回路部品の製造方法の一例について説明する。図6に示すように、まず、導電性板状部材(例えば銅板や合金板)から例えば型抜き成形等により複数のフープ状リードフレーム9(図6では1つ)が形成される。フープ状リードフレーム9は、リードフレーム1の外側端部が1つの環状部材(枠状部材)91により一体に連結された形態の部材である。そして、図7に示すように、フープ状リードフレーム9の一部が樹脂にインサート成形され、同時に又はその後にランド31、32が形成されて、樹脂部材2が形成される。なお、図7の樹脂部材2上の丸印は、1つのランド31とランド32の大まかな位置を表している。
そして、図8に示すように、電子部品A、Bがはんだにより樹脂部材2(ランド31、32)に実装される。最後に、図9に示すように、環状部材91がリードフレーム1から分断されて電子回路部品が形成される。まとめると、図10に示すように、電子回路部品の製造方法は、フープ状リードフレーム成形工程S1と、樹脂部材成形工程S2と、実装工程S3と、分断工程S4と、を含んでいる。実装工程S3と分断工程S4の順番は反対であっても良い。
第一実施形態の電子回路部品によれば、配線部材としてリードフレーム1が用いられている。リードフレーム1により予め回路パターンが構成されているため、銅箔やめっきによる配線パターンの作成が不要であり、製造コストの低減が可能となる。また、第一実施形態によれば、樹脂部材2にランド31、32が形成されているため、はんだによる電子部品A、Bの端子と端子部40〜57の固定(実装工程S3)において、はんだがランド31、32外に流れ出ることが防止される。これにより、はんだの膜厚を所望の厚さで確保することが可能となる。また、実装工程S3では、例えばランド31、32内にはんだを流し込むことで足り、膜厚の確保は容易である。
また、第一実施形態では、端子部40〜57に対して、第一アンカー部6及び第二アンカー部7が樹脂部材2内に埋め込まれている。このため、端子部40〜57に対してアンカー効果が発揮され、端子部40〜57の浮きの発生が抑制される。
<第二実施形態>
第二実施形態の電子回路部品は、第二アンカー部7の形状の点で第一実施形態と異なっている。したがって、異なっている部分について説明する。第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。図11〜図13は、ランド32を左右方向及び上下方向に延伸する平面で切断した断面の一部を概念的に表した図である。
図11に示すように、第二実施形態の第二アンカー部7には、内部が樹脂部材2の一部で充たされた貫通孔7aが形成されている。これにより、第二アンカー部7によるアンカー効果が大きくなり、端子部50〜57の浮きの発生がさらに抑制される。
また、第二実施形態の変形態様として、図12及び図13に示すように、第二アンカー部7は、フック形状に形成されている。フック形状は、平板部位に、浮きに対して引っ掛かりとなる部位(凹部及び凸部の少なくとも一方)が形成されている形状である。図12に示すように、第二アンカー部7には、凹部が設けられても良い。図13に示すように、第二アンカー部7には、凸部が設けられても良い。これらの構成によっても、第二アンカー部7によるアンカー効果が大きくなり、端子部50〜57の浮きの発生がさらに抑制される。
<第三実施形態>
第三実施形態の電子回路部品は、第二アンカー部7が端子部50〜57の一部に設けられている点で第一実施形態と異なっている。したがって、異なっている部分について説明する。第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。
図14に示すように、第二アンカー部7は、端子部51、53、55、57に設けられている。換言すると、端子部50、52、54、56には第二アンカー部7が設けられていない。ランド32の対向する2辺の各辺において、少なくとも1つの端子部50〜57に第二アンカー部7が設けられている。第三実施形態では、ランド32の4辺の各辺において、第二アンカー部7が1つの端子部51、53、55、57に設けられている。
第三実施形態によっても、第一実施形態同様、製造コストの低減が可能で且つはんだの膜厚を容易に確保することができる。また、ランド32の対向する2辺の各辺において、少なくとも1つの端子部50〜57に第二アンカー部7が設けられているため、浮きの発生が抑制される。また、IC(電子部品B)の端子配列の都合上、すべての端子部50〜57に第二アンカー部7を設けられない場合に、第三実施形態は有効である。また、第三実施形態の第二アンカー部7の形状について、第二実施形態を適用しても良い。
<第四実施形態>
第四実施形態の電子回路部品は、第一アンカー部6及び第二アンカー部7が設けられていない点で第一実施形態と異なっている。したがって、異なっている部分について説明する。第一実施形態と同じ符号は、第一実施形態と同様の構成を示すものであって、先行する説明が参照される。図15は図5に対応する図であり、図16は図4に対応する図である。
図15及び図16に示すように、第四実施形態の端子部40〜57には、第一アンカー部6及び第二アンカー部7が設けられていない。これによっても、第一実施形態同様、製造コストの低減が可能で且つはんだの膜厚を容易に確保することができる。また、第二アンカー部7がないため、より容易にリードフレーム1を製造することができる。ただし、浮きの抑制に関しては、第一実施形態のほうが優れている。
また、端子部40〜57は、例えば表面と先端側面のように、表面(上面)に加えて表面以外の面が露出していても良い。端子部40〜57は、表面と、対向配置された先端の側面との2面が露出するように配置されていても良い(図15参照)。
<その他>
本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、ランド31、32の側面Yは傾斜していなくても良い。ただし、上記実施形態のように、側面Yが、上方側(開口側)ほど開口面積が拡大するように傾斜していることで、電子部品A、Bの配置作業は容易となる。また、ランド31、32の平面形状(上方から見た形状)は、矩形状に限らず、電子部品に応じて円状でも他の多角形状でも良い。電子部品A、Bの種別や態様も上記実施形態に限られない。また、ランド31、32内において、端子部(40〜57)のサイズや数は、実装される電子部品のサイズや端子数に対応するように設定されても良い。つまり、端子部(40〜57)は、電子部品の種別・態様に応じてランド31、32内に配置可能である。
また、図17に示すように、端子部50〜57と第二アンカー部7とのなす角θは、90°でなくても良い。これによっても、アンカー効果が発揮される。つまり、第二アンカー部7は端子部50〜57の先端から下方(裏面側)に延伸していれば良い。また、図17に示すように、例えば当該角度θを100°〜150°に設定することで、リードフレーム1の加工性やインサート成形性においてより有利となる。
リードフレーム1は、例えば、IC部品に用いられる銅材、アロイ材、又はコバール材で形成されても良い。リードフレーム1は、はんだ付け性を向上させるため表面処理(例えばすずめっき等)が施されていることが好ましい。樹脂部材2の樹脂は、例えば、一般にICパッケージに用いられるエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂であっても良く、低コストで製造したい場合、射出成形可能な熱可塑性樹脂であっても良い。本実施形態の電子回路部品は、例えば加速度センサやECU(電子制御ユニット)に用いることができる。
1:リードフレーム、 2:樹脂部材、 31、32:ランド、
40、41、42、43、44、45、46、47、48、49:端子部、
50、51、52、53、54、55、56、57:端子部、
6:第一アンカー部、 7:第二アンカー部、 Z:底面

Claims (5)

  1. 電子部品(A、B)の配置に対応した回路パターンを形成するリードフレーム(1)と、
    インサート成形により前記リードフレームの一部が内部に配置された樹脂部材(2)と、
    を備え、
    前記樹脂部材には、前記電子部品の配置位置に前記電子部品の大きさに応じた凹形状のランド(31、32)が形成され、
    前記ランドの底面(Z)には、複数の端子部(40〜57)が配置され、
    前記端子部は、前記リードフレームの一部分が前記電子部品に電気的に接続可能に前記樹脂部材から露出して形成されていることを特徴とする電子回路部品。
  2. 前記リードフレームは、少なくとも1つの前記端子部に対して、前記端子部の平面方向の両側面に樹脂部材内で平面方向に延伸した第一アンカー部(6)を備える請求項1に記載の電子回路部品。
  3. 前記樹脂部材において前記ランドの開口側を表面とし反対側を裏面とすると、
    前記リードフレームは、少なくとも1つの前記端子部に対して、前記端子部の平面方向の一端から前記裏面側に前記樹脂部材内で延伸した第二アンカー部(7)を備える請求項1又は2に記載の電子回路部品。
  4. 前記第二アンカー部には、内部が前記樹脂部材の一部で充たされた貫通孔(7a)が形成されている請求項3に記載の電子回路部品。
  5. 前記第二アンカー部は、フック形状に形成されている請求項3に記載の電子回路部品。
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